ポリフェノール-腸内細菌叢の相互作用と脳の神経調節

　アロニア果汁はあらゆる果汁の中でポリフェノール含量が最も高く、様々な健康効果が注目されている果汁ですが、私はアロニア果汁を発酵乳と一緒に摂ることをお勧めしています。紹介する論文によって、ポリフェノールの吸収を高め生理機能を発揮するために乳酸菌やビフィズス菌と一緒に摂取すると効果的であることがわかります。
　ポリフェノールは腸内細菌により代謝され、代謝産物が血液－脳関門を通過して脳に達し、アルツハイマー病など加齢に伴う認知機能障害を防ぐ効果に注目が集まっています。今回は腸内細菌叢とポリフェノールの相互作用とその代謝物の脳の健康に果たす役割について紹介します。PCの方はこちらを、モバイルのかたはこちらをクリックして、和訳した論文をお読みください。

ヨーグルト、チーズ、ケフィアに由来する生物活性ペプチドの心臓保護効果

乳酸発酵を伴う乳製品は、発酵の過程で様々な生物活性ペプチドを生じます。今回はヨーグルト、チーズ、ケフィアに由来する生物活性ペプチドの心臓保護効果について紹介します。
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画像は、ヨーグルト製造プロセス中の心臓保護ペプチドの生成を示しています。