ホームメイド・ケフィアを好きな方のために

ホームメイド・ケフィアをこれから始めたい方、すでに始めている方のブログです。ケフィアについての感想や質問をお書き下さい。

100名様にホームメイド・ケフィアをプレゼント!

2006年01月31日 20時15分20秒 | Weblog
毎月、ホームページでプレゼントを企画しています。
2月は、ホームメイド・ケフィア1箱(4パック入り)を100名様にプレゼントします。
ヨーグルトを食べているが、ケフィアを食べたことのない方、チャンスです。
いろいろな会社からケフィアを販売されるようになりましたが、他社のケフィアを食べていて、ホームメイド・ケフィア(弊社の商標です)を食べたことのない方は、ぜひ食べ比べてみて下さい。
ホームメイド・ケフィアの美味しさに納得されるはずです。
ケフィアといえば、やっぱりローゼルのホームメイド・ケフィアです。
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「ヨーグルト神話」に疑問を感じる新谷先生の著書に、疑問を感じます。

2006年01月24日 19時26分14秒 | Weblog
新谷弘実著「病気にならない生き方」と言う著書が非常に良く売れていました。
著者は「ヨーグルト神話」に疑問を感ずるこれだけの理由という見出しを設けて、「ヨーグルトに含まれる乳酸菌が生きたまま腸に届いたとしても、そこで腸内バランスを良くする働きがなされることがないと考えています。では、なぜヨーグルトに「効果」を感じる人が多いのでしょうか。その理由の一つに「乳糖」を分解するエンザイムの不足が考えられます。乳糖というのは乳製品に含まれる糖分のことですが、これを分解するエンザイム「ラクターゼ」は、年齢を経るごとに減少していきます。」「乳糖はヨーグルトの中にもたくさん含まれています。そのため、ヨーグルトを食べると、エンザイム不足から乳糖をきちんと消化しきれず、その結果として消化不良を起こします。つまり、ヨーグルトを食べると、軽い下痢を起こす人が多いということです。この軽い下痢によってそれまで腸内に停滞していた便が排出されたのを「乳酸菌のおかげで便秘は治った」と勘違いしてしまっているというわけです。」と述べています。
著者は牛乳を飲むと下痢をするいわゆる乳糖不耐症のことを述べているようですが、著者が乳酸菌について正しく理解をしておれば、このような間違った見解を述べないであろうと思います。乳酸菌が乳糖をラクターゼ(ガラクトシダーゼ)によってグルコースとガラクトーズに分解して乳酸を作ることを乳酸発酵と呼びます。つまり乳酸菌はラクターゼを持っているのです。ヨーグルトを食べると乳糖の消化不良で下痢を起こすのではなく、腸内で乳酸菌のもつラクターゼによって乳糖の消化を助けているのです。
さらに著者は「もしあなたがヨーグルトを常食しているなら、便やガスの臭いが強くなっているはずです。これは腸内環境が悪くなってきている証拠だと思って下さい。くさいのは、毒素が腸内で発生しているからです。」と述べています。しかし、ホームメイド・ケフィアを食べた人々は一様に「便やおならの臭いが少なくなった」と言います。このことは著者の見解とは違って、ホームメイド・ケフィアに含まれる乳酸菌が生きたまま腸に達して乳糖を乳酸発酵によって乳酸に変え、腸内を酸性に保って腐敗菌の繁殖を抑えていることを示しています。
著者はまた、「人間の腸にはもともと乳酸菌がいます。こうしたもともといる菌を「常在菌」といいます」と述べ、ヨーグルトの乳酸菌が有効ではなく、もともといる「常在菌」こそ有効であるように述べています。この「常在菌」はビフィズス菌であり、ビフィズス菌は腸内腐敗を防ぐ善玉菌であることは周知の事実です。私達は大学へ研究委託して、ホームメイド・ケフィアを食べるとビフィズス菌が増え、腸内の腐敗産物が少なくなるという報告をいただいています。

さらに新谷先生の別の著書「胃腸は語る」の中で、「イラン国境近くのコーカサス地方には、百歳以上の人たちがたくさんいる長寿村として有名な村があり、自家用ヨーグルトが長寿の秘訣として宣伝されています。ところがその長寿の人たちのインタビューの中でヨーグルトを食べている人はいなかったという記事が1998年3月14日付きのニューヨークタイムスに書かれていました」と述べています。
私はこの記事に疑問を感じ、ニューヨークタイムスの同日付けの記事を検索してみました。その記事にはコーカサスの人々は、ヨーグルトを食べていないがサワーチーズを食べていると記載されています。つまり、コーカサスの人々の食べている発酵乳をヨーグルトと呼んでいないだけで、乳製品を食べていないわけではないのです。サワーチーズはおそらくフレッシュチーズすなわち熟成させていないチーズの意味で、牛乳を乳酸発酵させた新鮮な発酵乳と思います。発酵乳は地方によって名前が異なり、ヨーグルトはブルガリア、トルコ地方の発酵乳のことです。コーカサスでは発酵乳をヨーグルトと呼ばないのは当然のことです。もしニューヨークタイムスの記者がケフィアと言う名前を知っておればサワーチーズと書かないでケフィアと書いただろうと思います。

最近、ホームメイド・ケフィアの愛好者から新谷先生の著書を読んで、多くの質問が寄せられています。私は著者の乳酸菌に対する理解の不足が、ヨーグルトなかんずくケフィアについて消費者の間に誤解を拡げるのではないかと危惧しています。


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ケフィアはケフィア、ヨーグルトはヨーグルトです。

2006年01月19日 21時02分31秒 | Weblog
ケフィアとヨーグルトは同じだと思っていませんか?
同じ発酵乳でもケフィアはヨーグルトと違います。
大きな違いは、次の2点です。
1)ケフィアの発酵適温は25℃、ヨーグルトの発酵適温は45℃です。
2)ケフィアは酵母が生きている(酵母と乳酸菌で発酵するケフィア、乳酸菌だけだ発酵するヨーグルト)。
その他にも風味とか乳酸菌の種類なども違いますが、決定的な違いは上の2点です。
ヨーグルト用の発酵器を買って、ケフィアを発酵できないと困っている人がいます。ケフィアとヨーグルトの違いを知っておれば、ヨーグルト用の発酵器を買うことはなかったでしょう。
また、酵母が生きているケフィアはスーパーで買うことが出来ません(酵母が作る炭酸ガスで容器が膨れるからです)。ヨーグルトは何処でも買うことが出来ます。ケフィアとヨーグルトを同じだと思っていると、なぜケフィアは家庭で発酵させなければならないのか理解できないことでしょう。
ケフィアヨーグルトという広告を見かけますが、ケフィアの正しい普及のためには困ったことです。ケフィアはケフィア、ヨーグルトはヨーグルトです。

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ホームメイド・ケフィアの整腸効果

2006年01月14日 16時21分59秒 | Weblog
「ホームメイド・ケフィア摂取による腸内細菌叢および腐敗産物への影響」について大学に委託研究した結果を、ホームページで公開しています。コーカサスの長寿村伝説に科学の光をあて、ホームメイド・ケフィアを食べると乳酸菌が生きたまま腸に達してお腹を守る働きをすると同時に、お腹の中の善玉菌の代表ビフィズス菌を増やす働きのあることがわかりました。
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花粉症の委託研究結果を公開しました

2006年01月13日 19時42分50秒 | Weblog
本日、ホームページを更新しました。大阪大学医学部で行った委託研究の結果を公開しています。花粉症の人を対象として血清中の免疫抗体を測定した実験は初めてです。花粉症の季節を迎える前に、ホームメイド・ケフィアを食べ始めると、花粉症を予防できる可能性が示唆されています。
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発酵乳パワーか、大相撲が面白い

2006年01月11日 17時13分16秒 | Weblog
昨年の朝青龍の全場所優勝はすごい記録でした。
その強い朝青龍を倒したブルガリア出身の琴欧州が今場所から大関になり、今年朝青龍を最初に倒したのがグルジア出身の黒海。大相撲はすっかり国際化しました。
ブルガリアはヨーグルトの発祥の地、コーカサス山麓のグルジアはケフィアの故郷、いずれも発酵乳のよく食べられている国です。やっぱり発酵乳パワーはすごいですね。消化吸収しやすい良質のタンパク質は、強靭な筋肉を作るのに役立つのでしょうか。
朝青龍をはじめモンゴル勢の活躍はすごいですが、モンゴルも乳文化の国で発酵乳をよく食べられています。ちなみモンゴルの英雄ジンギスカンは、クーミスとよぶ発酵乳(馬乳酒)をスタミナ源としてヨーロッパまで遠征したといわれています。
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ホームメイド・ケフィアは、今年満15歳になりました。

2006年01月04日 17時28分45秒 | Weblog
新年、明けましておめでとうございます。
ホームメイド・ケフィアは、今年満15歳になりました。
1991年8月、大阪市衛生研究所の夏季講習会がメルパルクホールで開かれ、その会場でホームメイド・ケフィアのデモンストレーション(試食および説明)をさせていただいたのが、ホームメイド・ケフィアが産声をあげたときでした。
夏季講習会には全国から1000人近い栄養士の方が参加されていましたが、皆様ホームメイド・ケフィアに大変興味を持たれ、殆どの方がステックパックのサンプルをお持ちになりました。
思い返すと、その日から数日間は眠られぬ夜を過ごすことになりました。私自身は何回もテストして間違いなく発酵できることを確認していましたが、持ち帰られたサンプルで牛乳を発酵させるのは私ではありません。発酵させるのは皆様初めての方ばかりですし、どんな環境で発酵させるのかもわかりません。デモでは発酵のさせ方をよく説明をしたつもりですが、十分理解されたかどうか不安です。ひょっとして牛乳が腐ったりしないだろうかと、サンプルを配った日から数日間は気が気でありませんでしたが、幸いに牛乳が腐ったという電話は1件もありませんでした。そればかりか数日後から大変うまく出来たのでもっとサンプルを欲しいと言う電話がかかるようになりました。ホームメイド・ケフィアのデモは大成功でした。
同じ年の10月に京都の国際会議場で、日本栄養士会の全国大会が開かれ、大阪市衛生研究所併設の栄養学校の先生の紹介で、その会場で「ホームメイド・ケフィア」を販売させていただくことになりました。商品としてのケフィア菌が日本で最初に発売されることになった記念すべき日でした。牛乳を発酵させたケフィアを試食していただきながら、ステックパック10本入りの「ホームメイド・ケフィア」1箱1000円で販売したのですが、長い行列が出来るくらい大人気でした。全国から京都の国際会議場に集まって来られた栄養士の方々が、小さくて軽い「ホームメイド・ケフィア」を手ごろなおみやげ物として数箱もまとめて買ってくださり、お持ち帰りになってお友達に配られたのが「ホームメイド・ケフィア」が全国に拡がるきっかけになりました。お陰様でそれ以来、愛用者の方々のご紹介で(いわゆるクチコミで)日本全国に多くの方に愛用者が拡がりました。
大した宣伝もなしに(弊社は新聞やテレビで宣伝していません)、全国にホームメイド・ケフィアの愛用者の輪が拡がってきましたのは、偏に「ホームメイド・ケフィア」をご愛用いただいている皆様のご支援の賜物と感謝しています。
今年もよろしくご支援ご愛顧をお願いいたします。



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