実は、わたしが密かに確立をもくろむ理論がある。
今日は、サイトの更新もできなかったことだし、つなぎとして、その理論(現段階は仮説)を発表しよう。
同じものを食べている両者は似てくる。
ということである(いてっ、何か飛んできた)。
いやいや、怒ったりせずに、ちょっとわたしの話を聞いてほしい。
ときどき電車やエレベーターのなかで、年配のご夫婦を見ていると思うのだが、ものすごく似ているケースが多い。雰囲気が近い、というより、とにかくそっくりなのである。
その点、年齢が若くなると、いくら一緒にいてもちっとも似ていない。確か志賀直哉の『網走まで』ではなかったかと思うが、両親と子供の三人連れを見ていると、父親と子供は似ている、母親と子供も似ている、なのに両親はちっとも似ていないので驚く、といった内容の記述があったように記憶しているが、血のつながりがない場合、十年、二十年程度ではだめなのだ。
一緒にいると似てくるんだろうか。
もうひとつ、わたしには疑問があった。
映画やアメリカドラマで見る日系アメリカ人というのは、両親ともに日系であっても、日本に在住している日本人とは顔がずいぶんちがう。
これはなぜなんだろう。
ハワイ在住の日系人も、混血でなくても、どこかちがう感じがする。
わたしは以来、さまざまな場面において、観察を繰り返し、検討を重ねてきた(含嘘)。
そこで、あるとき以下のような文献を読んだのである。
中島らもがどこかで書いていたのだが(典拠となるべき本は発見されなかった)、かつて中島らもが家で飼っていたウサギに、エサとしてドッグフードを与えていたのだそうだ。すると、性格の荒い、毛もごわごわしたウサギになった、とあった。
ここでわたしは一種の仮説を立てた。
これはイヌ化したウサギとは言えまいか。
つまり、ドッグフードを食べることによって、ウサギはイヌに似てきたのである。
アメリカにいる日系人の顔が日本人とちがうのは、アメリカ型の食事を取っているせいではあるまいか。
年配の夫婦が似ているのは、同じ食事を取っているせいではあるまいか。
さらに、わたしの推測を裏付けるサイトも発見した。
昨日もちょっと紹介した caveさんの「偏屈の洞窟」のキンギョを、ちょっと見ていただきたい。
http://www.j-cave.com/aquarium/kingyo/kin18.html
中央にいる30cmを超えるキンギョ、キンギョというより、コイそっくりではあるまいか。
この時期、caveさんはコイのエサを与えていらっしゃったのだ。
そうしてその子供たちにしても。
http://www.j-cave.com/aquarium/kingyo/kin31.html
はっきり言って、ウチのキンギョとは全然顔がちがう。
ただ、最近ではコイのエサからキンギョ用に変えられたらしい。
http://www.j-cave.com/aquarium/kingyo/kin46.html
このページにその記述がある。
そうなると、キンギョの顔も変化していくのだろうか。
わたしの仮説を裏付けるためにも、このcaveさんのサイトはこれからも目が離せないのである。
明日にはサイト更新する予定です。
キンギョネタはもういい、とお考えの方は、つぎの新しい連載にご期待ください。
それじゃまた。
今日は、サイトの更新もできなかったことだし、つなぎとして、その理論(現段階は仮説)を発表しよう。
同じものを食べている両者は似てくる。
ということである(いてっ、何か飛んできた)。
いやいや、怒ったりせずに、ちょっとわたしの話を聞いてほしい。
ときどき電車やエレベーターのなかで、年配のご夫婦を見ていると思うのだが、ものすごく似ているケースが多い。雰囲気が近い、というより、とにかくそっくりなのである。
その点、年齢が若くなると、いくら一緒にいてもちっとも似ていない。確か志賀直哉の『網走まで』ではなかったかと思うが、両親と子供の三人連れを見ていると、父親と子供は似ている、母親と子供も似ている、なのに両親はちっとも似ていないので驚く、といった内容の記述があったように記憶しているが、血のつながりがない場合、十年、二十年程度ではだめなのだ。
一緒にいると似てくるんだろうか。
もうひとつ、わたしには疑問があった。
映画やアメリカドラマで見る日系アメリカ人というのは、両親ともに日系であっても、日本に在住している日本人とは顔がずいぶんちがう。
これはなぜなんだろう。
ハワイ在住の日系人も、混血でなくても、どこかちがう感じがする。
わたしは以来、さまざまな場面において、観察を繰り返し、検討を重ねてきた(含嘘)。
そこで、あるとき以下のような文献を読んだのである。
中島らもがどこかで書いていたのだが(典拠となるべき本は発見されなかった)、かつて中島らもが家で飼っていたウサギに、エサとしてドッグフードを与えていたのだそうだ。すると、性格の荒い、毛もごわごわしたウサギになった、とあった。
ここでわたしは一種の仮説を立てた。
これはイヌ化したウサギとは言えまいか。
つまり、ドッグフードを食べることによって、ウサギはイヌに似てきたのである。
アメリカにいる日系人の顔が日本人とちがうのは、アメリカ型の食事を取っているせいではあるまいか。
年配の夫婦が似ているのは、同じ食事を取っているせいではあるまいか。
さらに、わたしの推測を裏付けるサイトも発見した。
昨日もちょっと紹介した caveさんの「偏屈の洞窟」のキンギョを、ちょっと見ていただきたい。
http://www.j-cave.com/aquarium/kingyo/kin18.html
中央にいる30cmを超えるキンギョ、キンギョというより、コイそっくりではあるまいか。
この時期、caveさんはコイのエサを与えていらっしゃったのだ。
そうしてその子供たちにしても。
http://www.j-cave.com/aquarium/kingyo/kin31.html
はっきり言って、ウチのキンギョとは全然顔がちがう。
ただ、最近ではコイのエサからキンギョ用に変えられたらしい。
http://www.j-cave.com/aquarium/kingyo/kin46.html
このページにその記述がある。
そうなると、キンギョの顔も変化していくのだろうか。
わたしの仮説を裏付けるためにも、このcaveさんのサイトはこれからも目が離せないのである。
明日にはサイト更新する予定です。
キンギョネタはもういい、とお考えの方は、つぎの新しい連載にご期待ください。
それじゃまた。
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