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萌木の村~清里 山野草ガーデン~

2015-08-08 | ガーデンツアー
八ヶ岳南麓に沿ってのどかな眺めを満喫しながら車を走らせます。
ドライバーは日だまりさん。
連日ありがとうございました。


バブル世代の私たちには
何かと郷愁を誘う場所、清里。
駅前のメルヘンの世界には感慨深いものがありました。



萌木の村
自然に囲まれた観光スポット



ガーデンデザイナーのポールスミザー氏が手がけた、
清里の自然に適した植物だけで作られたナチュラルガーデンがあるということで
ゆる山女子会は庭花会に変身。
期待して訪れました。


まだ駐車場に着く前から、外の植栽に釘付け!
テンションマックスです。

アナベルとスカビオサ?
もう、ここから好きでたまらないナチュラル感









モルダナ




グラス類も雑草もナチュラル感漂う


まだ、入り口にも辿り着いていません(笑)

夏らしい大きなルドベキア


三尺バーベナ


奥には巨大なフジバカマも。




猫額庭と共通した花があると
それだけで嬉しくなってしまう。

この百日草好きだなあ。


マリーゴールドも背が高い。


すごく長いヒモゲイトウ


ちょっとした木の下や崖にも
ナチュラルに植栽が施してある。

好きだなー


演出


ダリアや千日紅も可愛いね。



さて、ここからが本題。
山野草ガーデンです。

木陰のホスタ達




まさに山


地面を這う草


風知草も涼しげ


オミナエシ、猫額庭にもありますよ~


気負わなくて良い懐かしさ


自然の心地よさ


山里の民家の庭先みたい






ミソハギ?


色々な葉っぱが美しい。








アケビいいな。やっぱり植えなきゃ。


ルドベキアマキシマ

2メートルはあるでしょうか。
青緑色の葉と元気な花色、印象的で好きです。


この石組みの花壇
なんて懐かしいのでしょう。
(追記:ピンクの穂は、カライトソウだそうです。)

私たち姉妹のまさに原風景です。

この石組みも新しく組んだのだそうです。

イングランド人のポールスミザー氏に
なぜこの郷愁が分かるのか。
気持ちは一緒です。





ま、こちらが勝手に思い出とリンクさせてるんですけどね。

別の季節も見てみたい。


北横岳の坪庭でうまく撮れなかった
キバナヤマオダマキ



ここで会えてよかった。

山野草が咲き乱れる森の中


ここでもドウダンツツジがさやさや


組み合わせの妙


アストランチア
また挑戦してみよう。


アストランチアとノラニンジンのコラボ


キリンソウ

昨日、坪庭にも咲いていました。

白のモルダナも素敵ね。



オオバコのグランドカバー




アルケミラモリス















ポールスミザー氏の庭を見て
なんだか自分の目指す庭が
はっきりしたような気がします。

もともと猫額庭は実家から持ち帰った
母の山野草から始まっています。

植物も庭主も心地いい庭
姉達と庭を通じて母を想う場所


萌木の村から見える険しい山々
(何アルプスか分かりません…)


帰りに産直野菜売り場で
とれとれの、それこそさっきおばちゃんがもいできてくれた(私もおばちゃんだけど)
トウモロコシとバジルを買って帰りました。


車の中はバジルのいい匂い


大人の夏休み
満喫できました!





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4 コメント

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ポールスミザーの庭 (mauve)
2015-08-13 08:37:45
あのちょっと気持ち悪いねと言ってた、ピンクの猫じゃらしみたいなのは、カライトソウだそう。すごく丈夫なんだって。(「ポールスミザーの気持ちがスーッとラクになる生きるヒント」より)
ポールスミザーの植物、自然に対する強~い愛情を感じるお庭だったね。イギリス人も日本人も、同じ地球人のひとりなんだなって思います。
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カライトソウね。 (笹百合)
2015-08-13 09:01:51
ありがとう。ググってみたら、山野草なんだってね。残念なのは雨に当たるとペシャンと寝てしまい見栄えが悪くなること、って私たちが見たのはそのタイミングだったのね。色も褪せてしまってました。
私の庭づくりのバイブルのひとつ「日陰をいかす庭づくり」にもポールスミザー氏が書いてました。ちょっと長くなるけど…。

「その中にいると心がゆったりとして、気持ちが良くなれる庭。しかも手入れは最小限ですむ、そんな魅力的な庭づくりを紹介しましょう。その秘密は、自然をお手本にすること。野山を歩いて自然と親しくなればなるだけ、庭づくりの腕も上がるに違いありません。」

納得です。私の本当の意味の庭づくりのバイブルは母の庭です。母のちょっとした言葉です。
それを姉達と共有しながら庭を造り母を思い出しているんだと、今回確信できました。
迷走してきた庭づくりでしたが、今回の山・庭ツアーで、迷いが吹っ切れた感じがします。
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森への回帰 (ミナヅキ)
2015-08-13 21:11:04
山(森)と花と庭をポール スミザーが繋いでくれたね。
笹百合さんのお母様は、とっくに気づいていたのでしょうね。
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Re:森への回帰 (笹百合)
2015-08-13 22:49:33
気づいてたかどうかは分からないけど、自分の好きな山野草を庭に集めて楽しんでた。
居心地がよかったんだね。
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