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苗場山 山小屋泊登山 その5 天空の楽園

2022-07-21 | ゆる山登山・ハイキング
高層湿原とは高い場所にある湿原、という意味ではなく
枯死した植物が腐らずに残る泥炭の堆積具合の違い」だそうです。
いずれ、尾瀬もこの苗場の湿原も草原に変わってしまうそうです。

苗場山は第Ⅳ期の噴出物によって9合目から山頂までは平らな地形が続いています。そこには約700haの高層湿原が広がっていて約3000箇所の池塘が点在しています。堆積物の調査からこの池塘は、約7000年前から形成されたもので、その背景には多雪化があったと考えられています。
苗場山麓ジオパークより

もともと、苗場山に来たかったのは、この高層湿原に惹かれたから。
生きているうちにこの湿原に会えてよかった。
となると、釧路湿原にも行ってみたいかな。

雲海と一緒に記念撮影
左側の雲が切れてるあたりが谷川岳だそうです。


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

小板橋ガイドについて昨日とは逆方向に散策開始

Photo by 好日山荘おとな女子登山部

Photo by 好日山荘おとな女子登山部

空の青と雲の白
雲海
草の緑
池塘に映った空


何もかもが美しくて
ついついこの世のものとは思えなくなる。
天国みたい、と思わず呟く人も。



 







昨夜あの泊まった山小屋
空の青のグラデーションが素敵



Photo by 好日山荘おとな女子登山部





ワタスゲがふわふわに乾いているところには
とうとう会えませんでした。











チングルマは散った後も可愛いね



Photo by 好日山荘おとな女子登山部

雪だ!




絶対に転ばないようにしよう!


この先にも道も山も続いているんですね。



7:32
ここで引き返します。




Photo by 好日山荘おとな女子登山部

ここまで下ってきたのですが
当然上って戻るわけで、息が切れるわけで…
この後の道中のことを考えると少し気分が沈みます。


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

8時過ぎ
山小屋に戻ってトイレを済ませザックを背負って
いざ!その前に小板橋ガイドにお願いして
岩塩を分けていただきました。
塩を舐め舐め、頑張るぞー!!
これからはいつも携帯します。


重いザックを背負うと少し気まで重くなる…
この先の厳しい下りと登りを考えると。。。
いつまでもここにいたい、
という気持ちの表れかもしれません。


Photo by 好日山荘おとな女子登山部


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

Photo by 好日山荘おとな女子登山部

Photo by 好日山荘おとな女子登山部

Photo by 好日山荘おとな女子登山部

Photo by 好日山荘おとな女子登山部


自分の足で登ったものだけが感じることのできる
景色、空気、鳥の囀り、風の音、花の癒し、達成感
どんなにきつくてもその苦行を忘れてしまう。
そんな景色に出会えてよかった。
天気が良くてよかった。
登ってきてよかった。


次こそゴール!
下山するまでが登山です。
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