一人時間

庭・猫・娘・私の時間

PARIS 6th(8月7日)SHORT TRIPジヴェルニーその1

2016-08-29 | 2016 UK・France
イギリスではコッツウォルズ
フランスではモン・サン・ミッシェル
ロンドンやパリからちょっと足を延ばしただけで
緑豊かな田園田舎風景が広がる。

そしてパリからの
最後のSHORT TRIPは
「印象派の巨匠モネが愛した花と光にあふれる楽園ジヴェルニー」

パリ・サン・ラザール駅からルーアン方面行きの列車でヴェルノン下車(約50分)。ジヴェルニー行きのバスで約20分。



今日の花ちゃん
日差しが当たる場所よくわかってるのよね。
私がいても部屋に来てくれるようになりました。

白い家具によく似合ってるよ〜(*^_^*)
9:30にアパルトマンを出発しました。
花ちゃん、行ってきまーす!
毎日お留守番ばっかりでごめんねー。
(花ちゃんは見知らぬおばさんがいないから嬉しいかもね。)


【サン・ラザール駅】10:33発11:21着予定
ここからフランス国鉄SNCFに乗り換えます。



乗車券の予約も購入もいつも友人任せなので
こういうことも幼稚園児並み。
やってみる?ってやらせてもらったの(笑)

明らかに緊張してるし^_^;



11:45バス発→ジヴェルニー
往復8ユーロでした。

とーちゃーく‼️

バス停からモネの家まで歩きます。

ジヴェルニーはセーヌ川下流の緑豊かで静かな村

画家クロード・モネが晩年を過ごした場所です。

端から端まで歩いても数十分程度の小さな村

モネの邸宅がメインの観光スポットです。

いつものように何気ないものに気を取られ
村の中心部に向かって歩いていきます。















真夏だけど花はかなり残ってます。

そんなに珍しいものではなく、おなじみのものが生き生きと。





やっと到着モネの家!(右側)
すごい行列です!
前の四人組は韓国人のWカップルでした。

10分待っても列が全く進まない。

どうしたもんじゃろの〜と思い始めたその時!

「はーい、この辺りから20名(?だったっけ?うろ覚え)こっちについて来なさーい (in English)」
という声が…。
ついて行ったのは私達が最後。前のWカップルはそのまま列に残りました。


どこに行くのかな?

面白がる。

何とここは!

どうも裏口みたい。普段は使われてないそうですね。

日曜日であまりの観光客の多さに、一部裏口から入れてもらえたようです。
ラッキー‼️ついてる‼️

チケット売り場の方は日本人だとわかると
日本語で送り出してくれました。忘れたけど^_^;

モネの邸宅には庭園と蓮池がありますが
裏口から入るとまず道路の下をくぐって
蓮池から見学できるようです。



周りを取り囲む小川に導かれます。



日本的ね。


庭園の外の羊さん。のどか。

水も澄んでます。

竹林、好きなのね。

いよいよですよ。



「水の庭

池に架かる太鼓橋がモネの日本趣味をうかがわせる水の庭。柳が影を落とす水面には睡蓮の花が…。光によってさまざまに表情を変える情景は、まさにモネの絵そのままの世界。」



うわ。。。。。








この橋からの眺めを友人が撮ってくれています。
ここに貼れないのが残念。

ここは睡蓮の池の左端の橋
池のほとりをぐるりと歩いていきます。
予告しておきますが
この後、睡蓮、とにかく睡蓮です。





























持ってきた帽子を、今日初めて被りました。
涼しいけど日差しは眩しい!









美しいしだれ柳
モネが日本を意識しこだわり抜いて作った庭園






睡蓮池の右端の太鼓橋の上から撮りました。

















池の手前にまわりこみます。

先ほどの太鼓橋あたりを眺めます。






最初に並んでた時に前にいたWカップルにここで遭遇。写真を撮ってもらいました。

人物暗いけど。マダム達にはちょうどいいけどね^_^;





物珍しい花というより、みんなお馴染みの花





ピンボケしたけどホトトギス
この名前が現地ではど忘れして出てこなかった。





最初に来た左端の橋の上には、藤の花が咲いていました。

ここからぐるっと引き返し

反対周りでもう一度池のほとりをゆっくり歩いて
次の庭園に向かいました。



うつろいゆく水辺の光
咲き誇る睡蓮
心にしっかりと染み込ませました。
実際のモネの絵は明日、オランジュリー美術館で。

池のほとりの各所で、友人が動画を撮っています。
ご希望の方にはLINEなどでお送りしますね。
海外の言葉がいくつか飛び交い外国感満載です。
なーんて、そんなに読者もいないくせに(笑)


色彩あふれる花の庭園は次回に。

PARIS 5th(8月6日)サン・ジェルマン・デ・プレ界隈

2016-08-29 | 2016 UK・France
午後からは
「作家達に愛されたセーヌ左岸の象徴」
「知識人や芸術家ゆかりの地」
「パリ屈指のブティック街」
なんだかオサレなサン・ジェルマン・デ・プレ散策です♡


アベス駅を13時過ぎに出たので
そろそろお腹がすく頃です。
マビオン駅を降りて…


【レオン・ド・ブリュッセル マビヨン店】

ベルギー名物のムール貝専門店

この値段で鍋いっぱい食べられるんだって!期待!

平日だとデザートも付くみたい。

私は友人の勧めに従いクリーム味を注文
陽気な若者のギャルソンがテーブルについてくれました。


席から見える通り

この看板はロール式。次々と変わります。

ノートルダム寺院のそばで見たセーヌ川の浜辺のことが書かれてました。



ベルギービールでかんぱーい‼️

この写真は、隣に座っていたハイソなカンボジア人夫妻の旦那様が撮ってくださいました。
ご主人はパリ?ドイツ?奥様はオーストラリアだったかな??とにかく離れて暮らしてらして、日本にもいたことがあるそうです。
教養があってお互いを尊敬し合っているような、とにかく上品なご夫妻でした。
このすべての情報は友人が英語でやり取りしたもの。
私はポカーンとして聞いていました^_^;ダメね。

ま、とにかくかんぱーい!


嬉しくて仕方ない(笑)





ワンパターンのポーズもいい加減にせーよ、という感じですが…。

このポテトも一人分!

友人を見習いなさい。



さっさと食べなきゃね(笑)

こうやって貝の殻で掴んで食べるのよ。(友人に教わった)

また食べたくなってきた…

スープも美味しかった〜〜

もちろん完食です。
フランスパンにつけて最後の最後まで食べつくしました(*^_^*)
日本にあればいいなあ、と探しましたが、
昔はあったみたいなんだけど今はないんですって。
残念!似た感じでいいからまた食べたい!
家で真似出来ないものかな?
ムール貝って普通に日本のスーパーで売ってるの???
やたらテンションの高いギャルソンに変な日本の知識を聞き、ハイタッチして店を出たのでした(笑)
ちなみにパリのカフェのオーダー&支払いは
すべてテーブルで。カード払いも簡単です。チップはお釣り程度。サービスによって現金で置きます。
担当のお調子者ギャルソンのエプロンはチップでジャラジャラいってました。



【サン・ジェルマン・デ・プレ教会】
の向かいで1873年より営業を続ける老舗カフェ
「レ・ドゥー・マゴ」
20世紀の有名作家が根城にした文学カフェなんですって。





で、こちらがパリ最古の教会
サン・ジェルマン・デ・プレ教会です。
「542年に修道院の一部として造られた。
576年にパリ司教の聖ジェルマンを埋葬し、現在の名称に。6世紀の円柱やゴシック様式の丸天井、ロマネスク様式のアーチなどを鑑賞できる。」


一歩中に入れば静寂の世界…。

今までの教会とは違う落ち着きを感じました。



ここはですね、パリ1安いと言われるドラッグストア

沢山外に殿方がお待ちでしょ。
中はもうすごい大行列。

皆さんブランド物の化粧品を買いまくりです。
ブランド物に疎い私は、マルセイユ石鹸をあるだけ買いました。(買い占め^_^;)
足りないので、今度入荷する月曜日にまた来ることに。日本で買うよりは破格値です。
石鹸を前に話してたら、いきなり日本語で話しかけられた!旅行者の(←お前もだろ)女の子で何を買ったら良いのか迷ってたみたいです。
パリにも例によって中国人・韓国人観光客は山のようにいるのですが不思議なことに日本人は区別がなんとなくつきます。日本人はパリジャンに好かれてるらしいですよ。


【サン・シュルピス教会】
「ノートルダム大聖堂に次ぐ、パリで2番目に大きな教会。ネオクラシック様式の堂々たる建築」



「ダヴィンチ・コード」の重要な舞台として登場します。小説の中で「ローズ・ライン」と呼ばれた日時計があるそうですが、見なかったわ。
もう一度読み直そう。実家に本がありました。
















世界最大級のパイプオルガン





この教会に入る前に印象的なことがありました。
入り口に座ってた物乞いのおじさん。
パリではあちこちで見かけます。
家族だったり犬連れだったり。
地下鉄にも乗り込んできていろんなことを訴え缶を差し出します。
タクシーの窓に赤ちゃん連れで近づきお金を求める女性も。

サン・シュルピス教会では横を通りかかった女性が、自分の持っていたパンの紙袋をすっと何も言わず彼の前に置いて教会に入って行きました。
彼のために用意してきたのか、たまたま持っていたので渡したのか分かりません。
さりげない施しが日常的にあちこちで行われています。施しをするのは当たり前、という感覚でしょうか。ここでは、自己責任なんて言葉はどこにも見られません。
キリスト教の教えでしょうか。
困った人を見かけると若い子もすぐに手を差し伸べている姿を沢山見かけました。席を譲ること、重い荷物を持ってあげること、戸を開けておくこと、声をかけること、当たり前のこと、身体に染み付いていること。日本の道徳教育について、らしくないけどちょっと考えさせられました。
教会を出たら、男性が同じ場所で座ったままパンをモグモグ食べていました。



パリの街角を散歩









バイクもオシャレね。



サン・シュルピス駅近くのシーザの像のある通りを入ります。
【ポアラーヌ本店】
創業200年の老舗パン屋さん



カンパーニュが有名で
新宿伊勢丹と日本橋高島屋にも週に1度空輸されているんですって。きっとものすごくお高くなってるんでしょうね。

特にポアラーヌのクッキーは、芸能人御用達で知る人ぞ知る、パリ土産の定番なんですって!
本当に素朴で飽きのこない味。友人にもらったクッキーは娘達も大喜びで食べました。特に海外のお菓子が嫌いな長女(香料が嫌なんだって)も、大満足でポリポリ食べました。

田舎パンやクッキーならラファイエットやモノプリでも売っていました。↓

袋入りでカジュアルっぽいけど、そんなにお安くはありません。
でもとにかく素朴で美味しいの!



【ル・ボン・マルシェ】
エレガントな左岸マダム御用達の世界最古のデパートですって。
なんで外観を撮らなかったのでしょう…。
お土産を買いました。

高級デパートでも果物や野菜はこんな感じで陳列
買うのが楽しくなりますよね。




【奇跡のメダイ教会】
写真魔の私がなぜか一枚もこの教会を記録に残していないのは何故なんでしょう。
ボンマルシェの近くにひっそりと佇む美しい教会でした。

中に入ってミサの様子も少し見させていただきました。

「名前が世界中に知れ渡るきっかけになったのは、もちろんこの「奇跡のメダイユ」の存在。1830年、修道女カタリナ・ラブレがマリア様からお告げを受けて作ったメダイユ。その2年後にパリでコレラが流行し、このメダイユを人々に配ったところ、コレラが激減したとされ、その後、メダルを手にした人に奇跡が起こる、幸福が訪れると広まって、恵みをもたらす「奇跡のメダイユ」が世界中で有名になった、というわけです。」

パリのパワースポットとも言われるこのメダイ教会。パワスポ好きの友達に、幸福を分けたいと思っています。メダイの画像は訳あって後日。



セープルバビロン駅を17時
に出てヴォロンテールまで戻りました。

地下鉄の中の様子。
下向きの画像はあまりにも老婆すぎて
お見せできないけど、地下鉄の雰囲気ね。笑

持ってるトートはもちろんロンドン柄。
ロンドンで買いたかったけど、お買い物に行けなかったので、パリで日本の半額近くで買ったのよ。ふふふ。



そろそろ帰国までの残りの日数も見えてきたので
特大のショッピングバックを抱えて近くのモノプリ・スーパーへ。大量のお土産やこちらで気に入った調味料やシャンプーなどを買い込みました。

こちらのカゴ
車が付いてて便利です。

セルフレジでカード支払い。
パリはカード支払いが簡単で大体どこででも使えます。






パリの路地と坂道とそぞろ歩きと教会と買い物と美味しい食事と見知らぬ人との会話。
眩しい日差しと爽やかな風。
何気ないようでこれぞパリ、という1日でした。
マダームと呼ばれるのも慣れてきました。ふふふ