元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

蟄居する日々

2020年05月09日 | 日記
●4月15日(水)

 とある福祉施設の法人の臨時理事会。この間の経緯について理事長から説明を受けて意見交換。よくわからんところがあるし、さて、もうすこし様子を見ることになった。

 夕方、吉田山を散歩。愛宕山に沈む夕陽が美しい。陽はまた昇るかな。

 さて、このところいろいろな本を寝る前に読むのが多くなってきた。
昨年、「吉田の森」で古本市を開催したときに、近所の知人が西村京太郎の推理小説、十津川警部が主人公の列車や名所を舞台にした作品をたくさん寄付してくれたので、活字の大きなものから読み始めた。

     <市バスも減便、百貨店も休業に>

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都市交通局は14日、市バスと市営地下鉄の一部路線を20日から減便や運休すると発表した。そらそうでしょl空気を運んでいるようなもの。この数年、市バスも地下鉄も観光客の増大で経営は順調で、混雑化対策のために増便して対処して、黒字になっていたがすべてパア!他の民間バスや叡山電車もどうなるのか。
 高島屋と大丸も今日から当面の間、食料品フロアを除いて全館を臨時休館することを決めた。友人も自宅待機になったという。
 京都伊勢丹は12日から全館休業に入ったばかり。京の百貨店は「休業ドミノ」となった。

●4月14日(火) 

    <吉田山の散歩が日課>

 この2,3日天気がイマイチだったので、日課となっている散歩をしなかったが、今日は、雲一つない青空の吉田山。ちょっと風が強かったが散歩。吉田山の里山を再生する会の清瀬会長と遭遇。桜の赤ちゃん?を発見しては、踏まれないように即席の籠で印をつけています。桜守さんです。
 なお4月19日は第3日曜日で定例の吉田山の里山を再生する会の活動日です。屋外でもあるのでマスクをしながら作業をする予定です。

   <わが青春時代とアサヒグラフ>

事務所では、1971年72年頃の「アサヒグラフ」をスキャン。71年の錦帯橋でのラブインや凧揚げの時、そして72年2月の反戦喫茶「ほびっと」の開店の時の原稿を僕が寄稿しているのだ。女優のジェーン・フォンダが、ドナルド・サザーランドらと一緒に沖縄やイワクニ、そして京都でも公演したFTAショーも懐かしいしいし、京都は三条河原での「橋の下大学」の記事もあったりで、青春時代を思い出した。これで、ほぼ、べ平連関係の資料のスキャン終わったかな。

コロナ関係では、新型コロナ感染拡大防止や経済対策強化を京都市が国に要望書を出し、また堀川病院の院内感染者が出始めている。医療関係者も危険にさらされながら、日々、奮闘されているのだ。ほんとうにご苦労様です。

●4月13日(月)
 
   <児童文学作家 越水利江子さんのこと>

曇天、寒し。このところ、本を寝る前とかに、よく読む。
今日は、友人の児童文学作家・越水利江子さんの「風のラブソング」を読む。彼女とは30年ほど前に出会っていて、昨年、わが「吉田の森」で古川豪のライブをした時にも来てくれた。
 「風のラブソング」は1993年に文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、日本児童文学者協会新人賞受賞を受賞していたのか、初期の作品。少女・小夜子が成長していく物語。彼女自身が育ったいくつかの場所が、なんとなくわかり、また昭和の時代の人々の暮らしがなつかしく思い出せる。
 その後、彼女はいくつもの作品を書いているが、昨年出版された長編の「ガラスの梨 ちいやんの戦争」は、彼女の少女の頃の自叙伝でもあり、とりわけお母さんの大阪大空襲などの戦争体験が強烈な記憶として描かれている。これからもがんばっていろいろと書いてほしい。

     <安倍首相、自宅で犬と戯れる?>

ところで、コロナのことで、安倍首相が、シンガーソングライターの星野源さんの楽曲「うちで踊ろう」の動画にあわせ、自宅で犬を抱いて、読書をしている姿がツイッターで流れ、「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています」などと外出の自粛を呼び掛けているという。テレビで面白おかしく取り上げられているが、笑うね!家にいるんやったら医療現場にでも行って関係者に激励にでも行ったらどうや!アホか!

●4月12日(日)

 春の嵐。終日、雨。家で蟄居。
 
    <高橋鉄雄著「京都市動物園飼育係ものがたり」>

 高橋鉄雄さんから頂いた「京都市動物園飼育係ものがたりースパイホール」を読む。三重県出身、小学校の時に田舎でメジロを飼った時から始まり、高校卒業後、京都市動物園に奉職。以来、45年間、ゾウ以外の飼育を担当されて、鷲などの鳥類やゴリラ、カモシカ、バイソン、ライオン、キリン、カバ、オラウータンやタヌキなどの飼育の苦労、悲喜こもごも、ご自分で描かれた挿絵と写真も楽しく、16のエピソードで、終章は、鶯で「鶯に勝る声なし春の山」で締めくくられている。
 彼の動物たちへの愛情にあふれた眼差しと付き合い?に感動するとともに抱腹絶倒の場面も。そして動物たちの生態を知ることができる学習書でもあります。 高橋さん、ありがとうございました!
 なお「スパイホール」とは動物の様子を見る「のぞき穴」のことだそうです。
 
夜は、このところ焼酎で晩酌。肥りすぎに気を付けないと。食後の皿洗いは日課になりました。

●4月11日(土)

 アメリカでの死亡者2万人を超える。トランプ大統領、大統領選挙をこの秋に控えて、経済だけを重視して犠牲者ことを気にしてない様子。

    <京都市、公園など封鎖!>

 京都市は、公共施設の大規模な利用停止に踏み切った。公園や運動場など屋外施設も多数含まれる。市は「密集すれば、感染のリスクがある。不要不急の外出を控えてもらうためでもある」と理解を求めるが、利用者からは「これまでは屋外は大丈夫とされていたのに」と困惑の声が上がっている。と京都新聞。
 子どもの楽園などの閉鎖は必要か。子供たちの気分転換のためにも開けといたらいいやないですか。吉田山を山頂公園を閉鎖したら、怒るで!
 
 ところで、久しぶりに参加呼びかけがあった国民民主党府連の幹事会が延期に。その他、諸団体や地域での予定されていた会議なども全部中止に。手帳はほぼ真っ白。

 宅急便で、動物園 京都市動物園で長年飼育係を勤められた友人の高橋鉄雄さんから「京都市動物園飼育係ものがたりースパイホール」(京都新聞出版センター)が送られてきた。高橋さんは、1965年(昭和40年)三重県の高校卒業後、京都市動物園の飼育係に。以来2010年に退職されるまで「飼育45年・一筋の道」を歩んでこられた。「朝粥の会」でも楽しいお話を聞かしていただいたし、写真展に伺ったこともある。読むのが楽しみです。

      <タコとケンタロー>

夜、久しぶりにタコとケンタローへ。持ち帰って家で。自粛ムードで家族連れも少ないし、学生さんも少ないしピンチ。テークアウトできます。ぜひ電話で注文してくださいね。みなさんの応援お願いします!電話075-771-4736ですよ。
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