元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

歳末恒例の消防団回り    12月25日ー28日

2015年12月30日 | 日記
●12月28日(月)
 
   <児童福祉センター 児童相談所を視察>

 10時過ぎ、この間、教育福祉委員会で話題になっているので、二条城の西にある京都市児童福祉センターを視察に。仕事納めの多忙な時に申し訳ない。
 このセンターは、児童相談所と発達相談所があり、こどもたちの様々な心配や不安の相談に乗り、助言、指導、判定、治療、訓練などの支援を行う機関。院長らから相談の種類や現状をお聞きする。障害の相談ごとが8千件ほどと圧倒的に多いが、児童虐待の相談が1300件ほどあるという。この10年で千件ほど増えているのです。その要因は、家族関係や経済的貧困、親の心身の不安定な家庭環境の要因が大きく影響していると思われるが、暗澹たる思い。
 緊急避難の場所としての一時保護所も狭くて、スタッフのみなさんもたいへんです。色々とご苦労をお聞きする。第二児童センターも伏見に開設された。子育てで悩んでおられるみなさん、ぜひご相談に。なお児童相談所の全国共通ダイヤルは「189」だそうです。

 午後は、西陣病院に。親父の見舞いと主治医の先生と面談。つい3日前にも先生と話をしたが、今回はいささか貧血の症状が起きたので輸血をしました、という報告を了解。随時、病状と対応について丁寧に説明をしていただけることに感謝。後は親父の生命力にかかっていると思う。

   <消防団回り4日目> 

 夜は、消防団鞍馬消防団まわり4日目。今夜が最後。今夜のチームは3人なので中型タクシーにて署長や区長に同行。
 養正から修二、修学院から北上、市原野、静原、鞍馬を激励に。静原では以前の消防分団長さんらOBの方とご挨拶。また鞍馬では火祭りのお礼も。
 西川団長、各分団でそれぞれの地域の特徴をよく御存知で、例えば鞍馬では水の神さん貴船神社、火の神さん由岐神社の話をされるので感心した次第。この日までの火災件数は昨年と同様の22件。このまま年が明けて欲しいね。
 消防団、消防署のみなさん、ご苦労様です。ありがとうございます。4日間で24分団回った!貫徹したぞ!呉越同舟、皆さんお疲れさんでした。暖かい歳末で楽でした。そして今日の〆は吉田神社参道南のチッパーで熱燗とおでんで。

 なお、慰安婦問題について日韓政府が合意したというニュース。今後まだ課題はあるようだが、一定の評価はしておきたい。これで日韓関係が少しでも好転することを願う。

●12月27日(日)

 午前中はNHKで「将棋の日」の番組を見る。2人の棋士がチームとなって対局するリレー将棋と次の一手名人を決める対局とを見る。ぼくも次の一手を考えながら熱心に見たよ。会場の倉敷は大山名人の出身地、記念館に行ったこともあるなあ。ヘボ将棋、王より飛車を可愛がり。息抜きにパソコンで将棋をするが、誰か教えてください。
 
 午後は、事務所で資料を読んだり、整理をしたり、来年のスケジュールを手帳に書いたりで右往左往。
 
   <消防団回り 3日目>

 夜は、消防団回り3日目。左京区役所に行って、北岡、隠塚、そして国本議員と一緒にジャンボタクシーに、
 まずは大原に。地域の人が多く出られていた。雪が舞う寒い時もあるが、今年はほんとに穏やかな歳末激励。次に八瀬、旧小学校が解体されて更地になっていました。それから上高野、岩倉南、明徳を回って最後は岩倉北の分団を激励に。夜も遅くなって冷え込んできて、いつものように岩 倉北分団では猪汁をご馳走になりました。温まりました。
 
 そして、10時過ぎからこの3日間一緒に呉越同舟、一緒に回った国本、北岡、隠塚議員に加えて、前市会議員の大西均さんと桜井君が合流して忘年会。昨年同様に盛り上がった。勇退した大西均さんは、老人ホームを建てて理事長さん。そしてこの春惜敗した桜井君は捲土重来を期してがんばってる。わいわいと楽しい夜でした。

●12月26日(土)
 
    <市長選挙に向けて選対本部発足式>
 
 土曜日。11時から「未来の京都をつくる会」の事務所で自民、公明、民主の国会、府市会議員が揃い選対本部発足式。場所は堀川御池を東へ行ったところ。自民党の事務所の隣の隣。立石本部長が挨拶されて、自民、民主、公明の国会議員の挨拶に、門川市長が3選目必勝に向けて決意表明。
 京都党の村山議員が出馬を断念したので、共産党の女性候補者と一騎打ちになる。なお元府会議員で京都社民連代表だった三上隆さんが出馬を表明されているが、85歳という高齢でもあり、母体もないことから、仮に出馬されたとしても泡沫候補であることは間違いない。
 年明けから、京都は市長選挙モード。そやけど寒いし、低投票率で盛り上がらんやろね。油断大敵。1月24日(日)が告示、2月7日(日)が投票日。門川3選に向けてぼくも気合を入れてがんばろ!
 
 昼ごはんは熊野神社交差点「はとや食堂」でうどん定食。うどんと御飯と一品ついて680円。昔からの馴染み。

    <迦陵園のクリスマス会>

 午後は下鴨の児童養護施設迦陵園のクリスマス会。京都高野川ライオンズクラブとしてクリスマス会に行ったのはもう15年ほど前かな。先日、施設長さんにお会いしたので参加させてもらった。応援している知人が2、3人。前原議員も来られていました。
 幼児や中学生の園生やスタッフが、歌などを披露。そして、沖縄プロレスの覆面被ったエイサー8選手が特別出場!子どもたちも大喜び。ぼくはプロレスの味方です。子どもたちにチャンピオンベルトを見せて激励して絵本も読み聞かせ。プロレスの味方であるぼくは、彼と握手。うれしいね。子どもたちが健やかに育つことを祈ります。

 その後、大原の里づくりにがんばって来られた和田野さん宅を訪問。つもるお話が色々と。引きこもりの少年や青年が集える合宿所を作りたいと夢を語られる。応援しようと思う。

   <消防団回り2日目>

 夜は区長、消防団長、消防署長らと消防団まわり二日目。新洞消防分団から始まって、川東、聖護院、岡崎、錦林東山、そして最後は銀閣寺前の浄楽消防分団。昨年までは、一部路上や歩道上に張り出して、訓示が述べられていたが、今年からは学校の敷地内や器具庫の中での査閲に改善された。岡崎ではいつもながら自主防災会の人や各種団体のみなさんが30人ほど集まり消防団を応援。みなさんご苦労様です。
 これぞまさに京都の地域力。前原議員も一緒でした。マメさに脱帽。今年は風も吹くことなく雨も雪も降らずに暖かいので助かる。
 
 散会後、とある若い友人からタコとケンタローにいますと電話。走らざるを得ない。しばし飲んでから帰宅したら、また同志社総合政策科学研究科の後輩になる西村仁志夫妻がタコケンにいますよ、とメール、また出かけて行きました。毎晩、飲んでるよ。

●12月25日(金)

 暖かいクリスマス。金曜日なので今年最後の公園体操。体操の後は、近衛広場の落ち葉などみんなで清掃活動。これで新年も気持ちよく迎えられる。

 昼、弟らと西陣病院に。主治医の先生と懇談。この日曜日におふくろらと相談した結果として、点滴だけに頼るのではなくて、アイスクリームでも食べさせてあげたいと先生にお願いする。リスクはあるけれどひとつの選択肢として決めた。ベッドに横たわる親父は、息も荒くしんどそうだが、先生曰く、まだまだパワーがありますよ!ようがんばってるよ。

    <左京保育懇談会>

 午後は左京の議員と保育園園長会と保育士会の役員さんと懇談会。始まりの時は議員全員が揃わなかったが、最後には8人全員が揃いよかった。ぼくが世話人ということで進行役。
 新制度の課題、子育て支援ステーションの役割とその苦労。保育士不足と処遇改善、安心・安全の保育、気になる子どもたちの増加及び保護者支援関連、など説明があり意見交換。また2年前から左京福祉事務所の所長にも参加してもらい、左京の待機児童のことや入所状況の説明をしてもらってきたが、今回はこの4月から赴任された田中福祉部長に説明をしてもらう。またこの11月市会で決議した保育士の確保の決議についても意見交換。要は問題は、処遇が悪いこともあり人材不足なのである。どの園も四苦八苦されている様子。ご苦労様です。

   <消防団回りが始まる>

 夜は、今日から4日間に渡り年末恒例の消防団回り。呉越同舟、国本議員の手配のジャンボタクシーで移動。まずは、北白川、養徳、松ヶ崎、下鴨、葵、そして最後は吉田の順番で左京区長、西川消防団長、村林署長らが激励の挨拶。今年は暖かい!自主防災会や各種団体のメンバーが集まっているとこやない分団も。今までのところ昨年と同数の22件。わが地元の吉田では女性団員さんたち手作りのにゅう麺で温まる。そして〆は吉田の神輿仲間の「村屋」というディープな飲み屋でほっと一息。

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東京、監査委員協議会、教育福祉委員会など   12月20日ー24日

2015年12月30日 | 日記
●12月24日(木)

    <教育福祉委員会>

 今日はクリスマスイブだというのに、市会はもちろん関係ないが、昨日水曜日が休日だったので木曜日だけと教育福祉委員会が開催。

 保健福祉局は、生活保護法による指定医療機関の指定取り消しについて報告。とある右京区の歯科医院が生活保護受給者に係り診療報酬を架空請求をしていたという事案。もちろん指定取り消しになった。
 続いて、第3期京都市ホームレス自立支援等実施計画」の素案の策定に係る市民意見募集について報告。ぼくも挙手して、5年前だったか、空き缶の抜き取り禁止条例を制定した時にホームレスの支援が大きな議論になったこと、またリーマンショックの直後のテント村のことなど触れながら、近年はホームレスへの支援が行きとどき人数も減ったことを評価しつつ、民間団体との連携も含めて今後の方向について質疑。
 
    <村山議員を参考人招致を決定>

 で、大きなトピックスは、自民党の委員から。迦陵園の施設長の逮捕の事案に係り、児童相談所の資料が流出した問題で、10月の総括質疑で、この事案について質疑をした村山議員を参考人として招致したいという提案。各会派の招致への対応については、共産と京都党が反対。もちろんぼくは賛成で自民と公明も賛成多数で可決。

 なおこの日の委員会で、京都党の大津議員から10月22日の委員会での質疑において、ぼくが議事進行をかけて質疑を中断させて、その後も議事録の削除を求めてきたが、議事録の削除に応じる旨の発言があった。当然だと思うよ。

 過日くらし環境委員会でNPO法人の不適切な会計処理問題で関係者ある大西ケンジ議員が参考人として招致されたが、まれなケースなのだ。さて1月6日に委員会が開催されることになるが、さてどんな展開になるかな。

 一般質問では、外国人への医療支援やマイナンバー制度と介護保険のことなど。 

 教育委員会は報告案件なし。一般質問ではキャッチボールのことや定番になった京北の統合小中一貫教育問題についてなど。

    <新教育委員会制度について質疑>

 ぼくは、いちど質問をしようと思っていたのだが、この4月から新しい教育委員会制度になったことについて質疑。
 議員なる前から教育委員会の傍聴を求めてきたことや教育委員会役割などについてウンチクを傾けながら、この4月から教育長と教育委員長が一本化されたこと、総合教育会議の設置とこの間の会議の様子。また議事録などが公開されて透明性が確保されてきたこと。首長と教育長の教育委員会の役割などを質疑しながら、一方で、教育の政治的中立性の必要性を訴える。
 教育に関して横暴な首長が誕生した時、その首長の意向で、学校教育が中立性を失ったらたいへんなことになるとぼくは憂慮しているのです。

 いつもは教育福祉委員会、夕方まで質疑をしているが、今日は早く終わってホットとした。

    <「京都市手話言語条例(仮称)」の制定に向けて>

 でも終わってからは、昼休み時間には、手話への理解と普及の促進に関する啓発等を目的とする「京都市手話言語条例(仮称)」の制定に向け,同条例制定プロジェクトチームによる京都市聴覚障害者協会のみなさんと条例について要望をお聞きして意見交換した。
 それを受けて各会派の代表によるプロジェクトチームが開催されて、この間、練られてきた案に対して、どう対応するか、また今後の日程として案ができた時点で、市民意見を募集することなどを決める。引き続き,プロジェクトチームにおいて協議を行っていくことになる。手話を覚えよう!

 夜は、クリスマスイブ。カミサンとマリア教会でのミサに。息子もカブスカウトで世話になったし、FB友達も教会関係者も多いので気楽な気持ちで参加。聖歌を聴きほっこり。ありがとう。

 そして仕上げは、隣りの人間国宝の「嵐まる」に。プロボクサー世界チャンピオンの多田悦子選手らと遭遇。楽しい夜になりました。デカい鯛が出てきて驚いたよ。おやじのことを少し忘れて、楽しいクリスマスイブになりました。

●12月23日(水)
 
 天皇誕生日で休日。昼前、吉田神社で相談ごと。

   <京大病院南病棟竣工式> 

 午後は、京都大学医学部附属病院に新しく誕生した南病棟の完成式典。
 先日、向かいの聖護院八ッ橋本店の屋上からヘリの発着を見せていただいたが、式典とテープカットの後、病棟内を見学させてもらう。まずは最上階に上がって見る東の方向を見ると吉田山や黒谷の塔も見えて、我が家近くの風景が望めるのがうれしい。
 その後、門川市長や福山議員に山極京大総長らとともに各階の病室や手術室、リハビリ室などを見学。一緒に行っていた藤田副市長は「入院患者や家族のニーズに最大限配慮した素晴らしい施設に、早く入りたい、ずっと入っていたいと言う感嘆の声も((笑))」と感想をフェイスブックに書いているが、実際、ぼくも含めて家族やご近所のひとや友人がいつかはお世話になるであろうと思う。立派な病棟ができて安心だ。

 夜は八瀬でとある会社の忘年会。この1年色々とご苦労されたが、みなさん元気で何よりです。来年は良き年になりますように。
 なお叡山電鉄の八瀬駅はイルミステーション。行きは、クリスマス仕立ての車両でした。楽しいね。イルミネーションは1月31日まで。

●12月22日(火)
 
    <監査委員協議会>

 朝9時半から監査委員協議会。監査事務局は市役所の向かいのビル。今日の案件は、毎月行われる例月出納検査(10月分)。一般会計、水道、下水道、自動車、地下鉄事業の月々の出納の報告。また昨年以前に行われた定期監査、工事監査、外郭団体など財政援助団体、行政監査において、当時に監査委員が指摘した事案に対して、対象となった局が対応したか、どう是正されたという報告。
 説明を受けて委員から意見を述べ、その措置結果を公表するというのがパターン。また包括外部監査制度が確か15年ほど前に導入されたが、弁護士や公認会計士に委託されて監査されて指摘された事案に対する措置の報告も。みっちり3時間余、協議をしたのです。
 その後、議員団室で色々と資料の整理や来客応対。
 
 そして夕方には四条河原町の画廊「マロニエ」にての花背在住の漆芸家の川勝英十津さんの句読展。オープニングレセプションに乱入。前原議員も来場。川勝さんは花背に住まれ工房を作られて20年以上かな。昔、「ゲリラ」というスナックで出会った人。この春の選挙の時もご挨拶に行ったのです。漆塗りの酒冷器が面白い。

●12月21日(月)
 
   <東京へ 民主党本部にて>

 この春以降、何回目かな、朝9時前の新幹線で東京へ。
 12時には国会近くの民主党本部に。国会前はあの夏の頃の熱気はなく閉会中で閑散としている。本部の組織委員会のメンバーと全国地方自治体議員フォーラムの今後の運営と自治体議員局の活性化について、副代表の大渕健新潟県議とともに協議。 来年5月に全国フォーラムを開催すること、自治体議員局会議を2月に開催することなどを決めて、これからの民主党の動向について、本部の動きなどを聞く。維新や他の野党との共闘や解党的出直し論や名称変更など色々な意見が交錯しているみたいですね。
 年明け1月30日には党大会が開催されるらしいが、そこで岡田代表がどういう方針を出すのかが注目されるし、夏の参議院選挙に向けてなんらかの動きが加速するに違いない。ただ国会議員のみなさんに言いたいのは、全国に我々自治体議員が2千人いることを忘れてもらったら困りまっせ。

    <国立新美術館で野田睦美さんの作品を見る>

 会議が終わり、衆議院会館の前原誠司事務所と泉ケンタ事務所に立ち寄り、秘書さんらに挨拶して、六本木の国立新美術館に。その巨大な建物にびっくりや。
 目的は、「未来を担う芸術家ーDOMANI明日展」に出店している京都市立芸術大学出身の染織造形作家の野田睦美さんの作品を鑑賞に。彼女が在学中にとあることで知り合い、その後も応援している。フランスに留学してその成果がさらにいい作品を生み出していると思う。がんばってね!
 
 夕暮れ時、虎ノ門の中華屋さんでホッピーを飲みながら、友人の某記者とわいわい。民主党は、来年夏の参議院選挙で焼け野原になりますよ、というのが彼の説。そうならんように願うのみ。
 新橋駅で彼と別れて、時間が多少あったので、ふとパチンコ屋に。1時間ほどで大勝利でした!無事に11時過ぎに帰京。

●12月20日(日)

    <高校駅伝を応援>

 今日は、京都の冬の風物詩、駅伝シーズンの幕開け。午前中は、テレビで全国高校女子駅伝を見る。立命館宇治もがんばったが、広島の世羅高校が優勝。
 続いて午後は男子駅伝。テレビ中継で御所の辺りを走っているのを見て、東山通の近衛でいつものようにご近所の人と応援。広島の世羅高校が独走。黄色く染まっていた銀杏並木もだいぶ落葉していたが、晴天も空の下、宝ヶ池の折り返し点に向けて疾走する選手たちを応援して、いちど事務余に戻り一息ついて、また近衛に。
 世羅高が復路も独走。洛南高も10位前後で駆け抜け桂高校もがんばっていた。応援するぼくの姿がNHKの中継でも映ったらしい。結果は男子も世羅高校が優勝。おめでとう!

    <親父のこと>
 
 駅伝応援した後、嵯峨野のケア付き住宅にいるおふくろの部屋に。弟二人もきて、病状が悪化している親父の現状や今後の治療のことについて話し思いを聞く。過度な治療はしないで自然にというのがぼくの思い。覚悟はしておかないとね。その後、病院に親父を見舞う。点滴でなんとか永らえている。骨が浮かびあがってきて小さくなったなあ。生命力がまだあるし、最後まで苦しまないように看取ることにしたい。
 
 そして夜は、タコとケンタローでの上野円さんのラ・フエとコトのライブ。パリでハープの演奏者として留学してもしていた彼女とクラリネットのけんたろさん。たこ焼き食べながら、楽しいライブした。

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師走、なんやかんやで忙しいね    12月12日ー19日

2015年12月30日 | 日記
●12月19日(土)

    <大原地域水道・公共下水道整備事業完了記念碑除幕式と記念式典>

 土曜日の朝、大原に。「大原地域水道・公共下水道整備事業完了記念碑除幕式と記念式典」。まずは冷たい雨が降る中、古知谷の浄水場での記念碑の除幕式、門川市長も参加して三千院の門主さんが書かれた記念碑が除幕され、施設を見学。敷地内にはソーラーパネルも設置されてます。大原では、簡易水道として地元の組合が長年管理してきたが京都市に移管されて改修工事が行われてきて、ようやく安全な水道水が供給されるようになった。もう10数年前か、請願のことで地元のみなさんと相談したこともあり感慨無量。
 それから大原学院の体育館に場所を移し記念式典が開催。地元のみなさんの長年の要望事項であった下水道事業もようやく完成。お祝いの餅つきも。ぜんざいも美味しかった。舞台では、こどもたちが、大原の水を売り出そうと発表も。水洗化がされたのはまだ半分ぐらいの所帯かな。これからが課題。

    <「未来の京都 公共政策・社会問題研究会」「安保・憲法・政治について」
 
 午後は、「未来の京都 公共政策・社会問題研究会」の3回目。3人の学生さんが集まってくれて、「安保・憲法・政治」について討論。
 戦後直後に生まれて憲法が身に沁みついているぼくと平成生まれの彼らとは、いささかの断絶感があるが、9条や自衛隊など彼らなりにリアリティをもっていることは理解できた。また選挙権が18歳からになることは、若い世代がこれからどう政治を見るのか、またかかわって行くのか見守りたい。次回は、京都市長選挙について議論をすることにします。ぜひ初めての人も来てね。
 
    <日韓親善協会 忘年会>

 夜は、日韓親善協会の忘年会。この1年の活動報告などが行われた後、朝鮮通信使の研究者である仲尾宏さんから2017年に、「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会」を京都で開催する予定と報告。
 京都市も参画しているNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会が、約400年にわたって行われた日韓親善友好の歴史的資産である「朝鮮通信使」を支えた「誠信の交隣」の精神を広く普及啓発するため,毎年,朝鮮通信使にゆかりのある都市において,朝鮮通信使再現行列や記念講演及び文化交流会等を実施するという。大いに協力したい。

 ちょっと早い目に退席して、下鴨のラーメン屋「塩見屋」に。
30年ほど前、京都イングリッシュセンターで英語を勉強していた和田あゆみさんのライブ。会うのは20年ぶりぐらいかな。パワーある女性で熱唱。フェイスブックで再会して、今夜のライブを知って馳せ参じたのです。で塩見屋の大将と彼女はバンド仲間だとか。面白いね。

●12月18日(金)

   <近衛広場で公園体操と清掃活動> 

 金曜日の朝は、近衛広場で公園体操。桜の木の葉が散り始め落ち葉が積もる。また椿の赤い花が咲き乱れている。もう初冬。リーダーの中川さんとコンビの杉本さんが毎週指導員として活躍。参加者は30人ほど。最後に「今日の日はさようなら」を民生委員さんの指導で手話で唄うのだが、覚えられないなあ。
 
   
   <議長に市会改革推進委員会で決まったことを報告>  

 昼過ぎ、市会改革推進委員会の正副委員長と議長室に。津田議長と大道副議長に、委員会で検討してきた結果を報告。〇情報発信の強化・SNSによる情報発信、・市会ホームページにおける市民意見受付フォームの設置、・議長記者会見の実施、政務活動費の公開の在り方、議長候補者による所信表明の場の設置などこの間、委員会で協議してきて各会派が合意できた案件について実施することになるのです。詳しくは京都市会HPをご覧くださいね。
 
 午後は、来週開催される監査委員協議会の報告案件について監査事務局から資料をもらい簡単な説明も。
 
   <京大病院新棟にヘリポート>

 2時過ぎには、京大病院新病棟は完成して、屋上にはヘリポートが設置されて、その発着訓練を見学に。左京消防署の配慮で向かいの聖護院八ッ橋さんの本社ビルの屋上で見学できることに。
 知人の社員さんたちと待つこと20分ほど。南の空からヘリが飛んできて一度旋回して今度は東山を背景に屋上に無事に着陸。見ていると建物の屋上の端にボックス状の建物が突如現れる。なんじゃこれは、とびっくり、実はこれは患者さんを載せるエレベーターで、ボンドエレベーターという優れものの新兵器なのです。つまり屋上に建屋があると航空法でヘリポートの設置ができないので、日頃は、建物の中に隠れているのだね。ヘリの音はさすが大きいが、緊急用のヘリポートとして、大いに活用されて命を救う拠点になることを期待しています。
 
 夜は、西京極にある福祉事業所「加音」の忘年会。職員や理事ら15人ほどが焼き肉を食べながらこの1年を振り返り懇談。若いスタッフが結婚を発表。いいなあ。がんばってね。ここのオリジナル製品「においとりますえ」は、靴の臭いにおいをとる脱臭効果があり、売れています。来年もみなさんがんばってね!

●12月17日(木)

   <児童養護施設「迦陵園」を訪問>

 午前中、下鴨の児童養護施設「迦陵園」を訪問。かつて高野川ライオンズクラブの奉仕活動としてクリスマス会にプレゼントを持っていったり、新日本プロレスの選手を連れて慰問に行って以来、久しぶりの訪問。
 この間、施設長が児童福祉法違反で逮捕されて以来、教育福祉委員会で話題になっているので施設長と懇談。相談されていた内容の資料が児童相談所の職員から流出した可能性があり当該の職員は懲戒処分も受けた。その資料と思われるものを手に委員会で質疑がされたので、個人のプライバシー侵害の問題もあり、10月の委員会でぼくは議事進行をかけた。どのように運営されているのか、子どもたちの様子などお聞きする。京都市は、特別監査に入り報告書も提出されて、事件以来、立て直しに努められているが、何よりもこどもたちを守ることが大切だとぼくは思う。

 今日のお昼ゴハン。百万遍西入るのユニオンさん。紅茶がついて700円!美味かった

 午後は、烏丸高辻の仏光寺さんに。とある相談ごと。お庭などを見学させていただく。境内には京都造形芸術大学とのコラボで、D&DEPARTMENT KYOTOなるショップとカファがあり、いささかびっくり。お寺さんも色々と知恵を出されているんですね。
 
 夕方は、きょうと教組の役員と教育委員会との懇談会に同席。2017年から京都市の教員の給与が京都府から京都市に移管されることになるので、その問題点などについて勉強。

 また自治労京都市職傘下の現業評議会の定期大会にて挨拶。清掃や土木事務所など技能労務職の職員の組合。この間、試行的に新規採用がされたが、市会でも色々と議論があって新規の職員の採用が凍結されているが、公共サービスとして、ぼくは新規採用も必要だと思っている。しっかりと市民に喜ばれる仕事をしてほしいね。
 
 夜、事務所には鴨沂高校の後輩で友人の美術の教師が来所。四方山話。
 また、新日本プロレス共同企画のH君。1月19日火曜日KBSホールでメキシコからルチャドールたちが参戦する大会があるのでチケットを持参。彼とも長い付き合いになったな。新日本プロレス、このところ棚橋やオカダ人気で、上向いてきてよかった!

●12月16日(水)

 午前中の来客はコムペイジの牧野君。地域ウエッブサイト「左京ライフ」の新年を飾る記事のことや今後の運営について打ち合わせ。開設して4年ほど経つ。一日500ぐらいのアクセスがあって嬉しいが、課題は多い。

 今日の午後は、堀川中立売にある京都インターナショナルスクールの冬の発表会。劇や踊りなど可愛いこどもたちが練習の成果を披露。また各国の正月の迎え方など説明。彼らの英語は、ほぼ理解できたかな。

 その後、親父の見舞いに行って、久しぶりにケア付き住宅におふくろの様子を見に。親父が入院して3カ月ほど経つので、気落ちもありだいぶ弱気になっている感じ。89歳か。

   <人権擁護委員のみなさんと忘年会>

 夜は人権擁護委員のみなさんの忘年会に呼ばれる。ほほえみ広場にて手話で歌われたメンバーが中心。この4年間、人権擁護委員として色々と経験させていただいて、また新しい出会いがあり感謝です。この本会議で代表質問した原稿をみなさんにコピーしてお渡しする。
 そしてこの日の出し物は、松尾法務局長の手品。いやはや愉快な局長さんです。法務局の役人さんとしては異色の人ですね。また手話通訳の人も来られて条例制定のことなどもお話して喜んでいただいた。人権擁護委員としての任期はきれたけれど、今後も応援に行きますよ。

●12月15日(火)

 朝から夕方まで家でテレビを見ながらうつらうつら。鬼の攪乱。

   <同志社校友会 クリスマスパーティ>

 夕方、元気になって、同志社交友会のクリスマスパーティに。
 市役所の関係者でつくる同志社クローバー会のメンバーと卓を囲む。讃美歌を唄い大谷総長の挨拶の後、同志社出身の議員が壇上にあがって挨拶させてもらう。府会議員だった田淵、武田、佐川先輩が引退して、ぼくが最長老。自民、京都、維新の若手の議員が5人かな。福山参議院議員も同志社出身。
 壇上では、この1年活躍した山岳部や体育会の選手たちが表彰され、恒例の大抽選会。400人ほどの参加者で盛り上がる。抽選会ではメロンをゲット!運が強いな。されど後輩の女史にメロンを挙げてお酒と交換。最後は、応援団の演武とチェアリーダーの華麗な踊りで幕。楽しいひと時でした。

●12月14日(月)

   <民主党2区総支部 朝の街宣>

 今朝は久しぶりに早起き。民主党2区総支部の月イチ街宣を三条大橋で。前原総支部長、北岡、隠塚議員に久しぶりに島内研君も。彼は、今地下鉄の駅務員として仕事をしているそうで、まあ元気そう。
それぞれがこの1年を振り返り、また2月に行われる市長選挙や夏の参議院選挙での福山哲郎議員の必勝を願って演説。自動車から手を振って応援してくれるひともいて嬉しいね。

 散会後、鴨川をブラブラ北上。水鳥たちの楽園。モーニングは久しぶりに東一条のクラークハウス。
 
 そして、ちょっと吉田神社に立ち寄ると吉田幼稚園の可愛い園児達が、来年の干支である大きな三猿の絵馬を奉納。若い神主が「申(さる)年」は、「伸びる」年ということで子どもたちに説明をしてたよ。もういくつ寝るとお正月かな?

 午後は、事務所で雑用と来客は、左京区の保育園園長会の役員さんら。峰先生や内山先生が役員だったけれど、新たに中村先生が会長になられて新役員さんが挨拶に来られて左京区選出の議員との保育懇談会について打ち合わせ。懇談会を再開して4年目ぐらいかな。この4月の選挙で新人2人当選しているので、日程調整をすることに。

 夕方、西陣病院に親父を見舞いに。看護士さんに歯磨きをしてもらってました。ちょっと顔色は良くなってきたかな。いつもの雄たけびは収まってきているが、さてどこまで快復するのか。

 そして遅めの晩ご飯は、久しぶりに銀閣寺のてっぺんで中華そばと半ちゃん焼き飯。満腹だあ!

●12月13日(日)
 
 昼前NHKの将棋を見る。ぼくはヘボ将棋も長いことしてないが、テレビで対局を見るのは趣味。
 
    <民主党京都府連で門川市長が決意表明>

 午後は、京都駅のホテルで民主党京都府連の選対会議に常任幹事会に幹事総会に懇親会と夕方8時前まで缶詰。
 選対会議では京都市長選挙や八幡市長選挙のことが話題に。
 常任幹事会では、国会情勢の報告等の後、春に開催される大会のことなども。
 その後の幹事総会では民主党京都府連として推薦決定した門川大作京都市長も登場して決意表明。ぼくは自治体議員ネットワークの代表幹事としてこの間の活動などを報告。
 6時からは懇親会。この4月に初当選した議員や勇退した田淵府会議員らと懇談。
 
 民主党は、この1年、海江田代表から岡田代表に交代。統一自治体選挙では府市会議員選挙では議席数を減らしたものの宇治市などでは善戦してなんとか持ちこたえた。支持率は一向に浮上しないなかで、一強他弱の国会情勢の中で、これから野党再編、共闘など先行きは不透明だが、ともかく踏ん張らんとね。ぼくが閉会の一本締め。

●12月12日(土)

    <学校用務研究会の「防災研修」>

 毎年12月の土曜日には、京都市学校職員労働組合、学職労のメンバーが中心で、植田委員長、安芸書記長、安田副委員長ら女性陣が頑張っている京都市学校用務研究会の「防災研修」が元有済小学校で、学校の体育館が避難所になることを想定しての防災研修会が開催される。
 今回は、福島から避難されてきた障がい児のお母さんが震災の体験を踏まえて避難所などでの障がい児者への対応のことなど当時を思い出しながら講演されて涙ぐむ人も。講演の後は、簡易トイレづくりやバケツでお湯を沸かしたり、避難所の間仕切りの作り方などグループに分かれて作業。島根県からも管理用務員さんたちが視察に来られてました。みんながんばってね!
 
 昼ごはんは、日頃お世話になっている親戚の者と会食。諸々の話。

    <水と緑を守る会のメンバーと再会>

 そして、午後は、水と緑を守る会のなつかしいメンバーと懇談。ぼくが議員になった頃、1990年代前後、残土埋め立ての大見総合公園計画や大文字山やポンポン山ゴルフ場計画や小倉山のトンネル残土埋め立て、八丁平の林道計画など京都の自然環境破壊問題が大きな課題になっていて、水と緑を守る会が結成された。その時のメンバーが久々に集まって、暴走する安倍政権や安保法制問題について何かできないかと懇談。

    <市長選挙戦に向けて「未来の京都をつくる議員連盟」の総会、>

 それから、「未来の京都をつくる議員連盟」の総会。とあるホテルにて民主党、自民党、公明党の府市会議員が揃って、この日に行われた門川市長の出馬表明を受けて、議員連盟を発足。
 山岸議員が司会で、各会派の団長が挨拶。議員連盟の会長は津田議長。そして門川市長ももちろん登場して、決意表明。市長選モードにスイッチが入りました!8年前はぼくも民主の議員団の責任者として、挨拶をした記憶があるが、今回は一兵卒で気楽かな。されど京都党や維新の第3極が候補者を立てたら、ちょっとヤバいよ。引き締めないと。

 夜は、カミサンと娘と付き合っている彼とで中華料理で会食。彼氏に会うのは2回目。彼は、仕事中に指先が機械に巻き込まれて、指先が切断されるという事故に会ったというが、切断された指先が幸運にも縫合されて元通りになったという。現代医療の技術革新にびっくり。改めて今後のことやご家族のことを聞く。真面目な青年で好感が持てる。花嫁の父になるのはいつかな。食事が終わって、娘たちは二人で出かけて行った。頼むよ!

 その後、吉田剣鉾保存会のメンバーの「ひとはな」での忘年会にかろうじて間に合い、しばし、京都造形大学の剣鉾女子や先輩や今年デビューした剣鉾仲間と一献。来年も剣鉾がんばろうね!

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12月です。11月市会など諸々の日々   12月3日ー11日 

2015年12月27日 | 日記
●12月11日(金)

    <本会議 補正予算や意見書など可決 11月市会終わる>

 11月市会集中審議の会期末。10時から本会議。開会冒頭、ちょっとしたハプニング。傍聴席から、「市長は高浜原発再稼働中止を表明しろ!!」と大きな野次が。やまない野次に、議長が傍聴人に退場を命じる一幕も。
本会議では、付託されていた議案について常任委員会と予算特別委員会委員長報告があり、淡々と簡易評決や起立表決で補正予算を含め35件の議案が可決。
 意見書では、共産党の議員が討論に立ったりしたが以下の意見書を可決。
・ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書
・文化庁の京都移転をはじめとする政府関係機関の地方移転の実現による地方創生の一層の促進を求める意見書
・マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等、自治体の負担軽減を求める意見書
・大学の機能強化を求める意見書
  がそれぞれ可決。

「保育士等の確保対策を求める決議」の要旨を載せておきます。
 「新規採用の募集をしても応募がない」,「資格は持っていても保育園(所)に就職しない」,「新規採用された職員が早期退職する」など,保育現場での保育者不足は深刻な問題となっている。職員を確保することができないために,障がいのある子どもや年度途中の入園ができない保育園(所)があるなどの実態は,保育者の確保なしには多くの入園希望に応えることができないことを示している。略。給与引上げなど,業務責任の重さに見合った処遇の改善なしには保育者不足が解決しないことは明らかである。職員の安定した継続確保は急務である。よって京都市においては,保育に関わる職員の専門職にふさわしい処遇の改善も含め,多様な保育人材の確保策を早急に講じるよう求める。
 
 昼休みには、伏見工ラグビー部が3年ぶりかに全国大会の出場を決めたので市役所玄関で激励会。来年春には、洛陽工と統合、工学院高校として新たに出発する。がんばって!
 
 昼からは手話条例制定に向けてプロジェクトチームの会議。教育福祉委員会のメンバーの各会派の代表が集まり、全会派一致して議員提案で制定をすることに向けて今後の日程などを確認。
 
    <市会改革推進委員会  開かれた市会に向けて>  

 それから市会改革推進委員会。
 この5月から毎月一回委員会を開催してきて議員同士の議論を積み重ね、また過日の他都市調査を踏まえながら、ようやく目途がついてきた。
 (1)情報発信の強化では、SNSによる情報発信として、市民意見受付フォームの設置やフェイスブックでの発信もすることを確認。
 (2)投票率向上に向けた取組については、過日、「京都から発信する政策研究交流大会」での「京都市会議員と直接話をしよう」のコーナーに参加した委員やぼくも有意義だったと感想。今後、子ども議会のことなど検討することも。

 (3)議会報告会・意見聴取会の実施については、わが会派から中野洋一議員が具体的な開催方法も提案するが、ぜひ前向きになってほしいね。
また議長記者会見の実施や政務活動費の公開、議長候補者による所信表明の場の設置なども実施する方向に。
 11月市会もまあ色々あったけど、ほぼ順調に終わったなあ。
ちょっと風邪気味で締めはタコとケンタローでにんにく入りタコ焼。美味かった!

●12月10日(木)

 明日が11月市会の会期末の本会議になるので各会派は議員会を開催して、意見書や決議に対して最終調整が図られる。紛糾する議案もなく淡々と時間が過ぎて、ほぼ予定どおり、2時過ぎから各常任委員会が、そして3時からは本会議場で予算特別委員会が開催されて討論結了。
 
    <同志社中学生が議長と懇談>

 午後4時には、同志社中学校の3年生たちが社会の勉強の一環として、「京都市地下鉄定期券のICカード化及び他の交通機関(阪急・JR)の定期券との併合利用可能のICカード化の早期実現の要望書」を津田議長に提出。自民吉井理事、公明湯浅理事、民主隠塚理事も同席してしばし懇談。
 この間、縁があって、一緒に交通局に地下鉄のことを勉強に行ったりしたのですよ。地下鉄と京阪、近鉄とは2017年には実現するよ。阪急とJRは、もうちょっと時間がかかるかな。なんとか彼女たちの思いを請願や陳情ではなかったけれど議長に伝えることができてほっとした。孫みたいで、可愛いね。ご苦労さんでした。


 夜は、京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会の第2回実行委員会。参加チームで抽選会に諸般の打ち合わせ。実行委員長の小林先生のご尽力に敬服。来年3月5日6日にこども体育館をメイン会場に行われます。応援のほどよろしくお願いします。

●12月9日(水)

 今朝は議員会の前に錦林小学校に。児童文学作家の今関信子さんが子どもたちに講演。校長室で「永遠に捨てない服が着たい」の主人公である岡部達平君とも久しぶりに会いしばし懇談。今関さんのパワフルな講演に子どもたちも熱心に聞いていました!

 議員会では、昨夕までに提出された各会派からの意見書と決議について意見交換。調整役の山本ひろふみ議員の報告を聞きながら随時議論。共産党から出されてきた保育行政に関する決議に対してどうするか、などが話題に。また手話言語条例の案についてぼくからも報告。補正予算や議案については賛成することに。

    <友人を見舞う>

 議員会のあと、時間ができたので、とある病院に小学校からの友人の見舞いに。この夏、自宅で倒れて入院して以降、いちど退院したので秋には励ましに自宅に行き、ケアマネさんとも相談していたが、その後、また自宅で転倒して再入院した。2か月ほど会っていなかったが、認知が進んでいるようで、今では住所も分からず、ぼくの名前も思い出せない様子。食堂で食事をする彼にしばし付き合ったが、55年来の付き合いになる友人の姿に、眼もうつろで、もう可哀そうでならない。快復を祈るのみ。
 
●12月8日(火)

 11月市会も会期末を控えて今日から議員会。まずは諸々の報告案件など。そして補正予算についてや付託されていた議案についての各委員会での審議の内容と問題点を挙げて、各議案についての態度を決めたり、また意見書をどうするかなど。そして2月の市長選挙に向けての方向性がだいぶ固まってきたので、今後の見通しや日程なども話題に。そして京都党がどうするか、また大阪市長選挙で維新候補が勝利したのでその動向も話題に。大阪のようにはならないと思うけれど、しっかりした対応をしないと共産党に漁夫の利もあるので警戒が必要。もうすこし見守るかな。
 
 昼休み、ギャラリーヒルゲートにての「丸木位里・俊・スマ・ひさ子四人の絵画展」。京都市立美術館で「原爆の図展」が開催されたのは、確か1984年だったかな。あれから30年です。ぼくは2度目の市会議員選挙に落選した後、中央市場で働いている頃。京都の市民運動が成功に向けて大いにがんばった!
 
    <中井さんを偲ぶ会>

 夜は、東山の中野洋一議員の後援会会長をされていた中井さんが過日亡くなったので偲ぶ会が開催された。前原選挙の時はいつも先頭に立って街頭行動にも来られていたし、ぼくも祇園のスナックでご一緒したこともあった。昨年来、体調を崩されていたが、帰らぬ人となった。中野洋一議員の京都での親代わりの存在だったのではないかな。弔辞が読まれた後、ひとりひとりが小さな盃にお酒を入れて遺影の前にある大きな器にそのお酒を献酒してお別れをする。
いい感じの偲ぶ会でした。心よりご冥福をお祈りいたします。


●12月7日(月)

    <吉田神社 社務所の竣工式>

 いささか二日酔い。委員会は交通水道消防とまちづくり委員会があったけれどぼくはなし。
 朝10時から吉田神社の社務所の竣工式。
 この3月に着工された社務所が見事に新築になりました。以前の趣を残しながら、耐震にも強い、木造の建屋でええかんじ。風呂なども設置されて、節分の時の巫女さんらの宿泊も十分可能になった。澤井宮司さんの決断に敬意を表します。社殿で厳かに神事が行われた後は、都ホテルに場所を移し、工事関係者や神社総代や氏子講社の役員さんらが揃ってお祝いの会。これで節分も新しい社務所になり気持ちよく迎えられます。
 
    <べ平連とベトナム通信> 

 午後3時過ぎには、事務所の来客は立命館大学の女子学生。10数年前にぼくの事務所にインターンとしてきていた当時学生だった某君がゼミの先生だとか。べ平連のことを論文に書くとかで、わが青春時代のことを話す。
 特に、ぼくも編集長をしていた「ベトナム通信」のことを彼女はよく読み込んでいて、色々と当時のことを思い出しながら、色々なエピソードを話す。今年は戦後70年、そしてベトナム戦争が終わって40年か、夏には鶴見先生も亡くなり色々とぼくに話を聞きに来た人が多かったなあ。「ベトナム通信」を改めて読み返してみると、最近は、あかんけど、当時はぼくもええ文章を書いてなあ。
 
 夜は、京都市交響楽団の音楽家労組の恒例の定期大会の後の懇親会に。もう20年ほどの付き合い。財団化されて、人気も上がってきた。世界に通じる交響楽団員としてこれからもガンバって!

●12月6日(日)

 日曜なのに朝8時から民主党京都府連の常任幹事会。眠たい。迫ってきた京都市長選挙で門川市長の3選目指して、民主党として推薦する手続きをすることを決定。その他、来年2月に行われる八幡市長選挙のことなども話題に。

 散会後、鴨川河川敷をチャリンコで走っていると桜が咲いてる。そして水鳥の楽園。心が癒されるよ。

 <吉田学区防災の集いーふれあい餅つき大会>
     
 10時過ぎにはわが母校第四錦林小学校グランド体育館での「吉田学区防災の集いーふれあい餅つき大会」。グランドでは起震車や小型消防車で子どもたちが遊びながら防災を学び、餅つき大会や豚汁の配給。そして体育館内では避難所の設営の訓練なども。吉田の自主防災会の取組は実のレベルが高いし、多くの住民が参加して防災意識も高い学区だとぼくは誇りに思っている、みなさん、ほんまにご苦労様。

  <市会議員と話そう!>

。午後は、京都駅前キャンパスプラザでの「京都から発信する政策研究交流大会」。3時半からの学生企画の「京都市会議員と直接話をしよう」のコーナー。市会改革推進委員会のメンバー、わが会派の中野洋一ら9人が参加。ぼくも見学に。
 寺田委員長らの挨拶の後、グループに分かれて一人づつ議員の議員を囲む形で学生さんたちとポストイットを使って、議員や政治へのイメージを書きこんだからそれぞれのテーブルで話し合い、そして各テーブルから学生がまとめの報告。なかなか面白い。18歳選挙権も実現するが、議員へのイメージは悪いなあ。なんとかしないかんね。

 夜は、民主党2区総支部常任幹事会の忘年会を兼ねた懇談会。昨年の総選挙、そしてこの春の府市会議員選挙、そしてこの間の前原発言について、そして今後の民主党や政局の動きについて、一献傾けながらワイワイ。この1年、仲間もみなさん、お疲れ様でしたあ!

●12月5日(土)

   <民主党2区総支部 定期大会>

 今日は土曜日。今日は午後から「ホテル平安の森」で、民主党京都府第2区総支部の定期大会。大会に先立ち、議員らをメンバとする常任委員会で議案を確認してから幹事会を開いて、それからが定期大会。
 東山の中井さんが亡くなったので黙祷してから、前原総支部長が挨拶。民主党の今後の在り方についても言及。来賓には、府連から泉会長、福山参議院議員、連合から山本副会長。そしてぼくが幹事長として、この1年の活動報告。
 光陰矢のごとし、1年前は想定外の解散総選挙で前原必勝に向けて必死の時であった。その後、2月に定期大会を開催して府市会議員選挙にがんばろう!と決意したところであるが、山科区では府市会議員がゼロになったことなど報告。そして活動方針では、京都市長選挙、そして夏の参議院議員選挙福山哲郎議員の再選を勝ち取ろうと方針を述べて、満場一致で承認される。されど問題は民主党の先行きが不透明なこと。イマイチ気合が入らんが、愚直にがんばるか。
 
 その後、岡崎公園に。今日から大宮交通公園から移設された市電が、「岡崎市電コンシェルジュ」として案内所がオープン。午前中はイベントも開催されたようだが、子どもたちや観光客が車内に入ってはしゃいでいた。平安神宮の大鳥居をバックにした懐かしい市電も絵になるよ。案内係の人たちご苦労様です。
 
   <久多、広河原、花背の消防分団を激励>

 夕方は、久多、広河原、花背の消防分団を激励に行くべく、大原経由国道367号花折トンネルを抜けて、梅の木から久多に山岳ドライブ。
 久多の消防器具庫の前にはたき火がたかれていたが、まだ暖かい。村山、国本議員に区長、左京消防署長、西川左京消防分団長さんらとともに激励。女性団員さんたちが作っていただいたトチ餅のぜんざいが絶品です。
 今年は雪もなく能見峠を越えて花背のふるさと森都市交流センターへ。大きな施設の中で、広河原と花背消防団を激励。お土産にいただいたのが、広河原で収穫されたトウモロコシで作られた山椒味のポップコーン。ビールのつまみに最高です。花背峠の気温は3度でした!ともあれ左京は広い。豊かな自然の北山の谷間にいくつかの集落があるが、これから冬将軍の到来。
消防団のみなさんのご奮闘を!無事に10時過ぎに帰宅。

●12月4日(金)

    <教育福祉委員会>

 10時から教育福祉委員会。まずは付託されていた児童館などの指定管理者の指定について質疑。とある株式会社も手をあげていたが、選定委員会では、点数が足らず、多くは以前からの管理者がそのまま引き継ぐことになる。共産党の委員からは、注文も多い。
 
 そして、報告案件はまずは、児童養護施設迦陵園の入所児童虐待疑い事案に係る個人情報流出疑い事案の調査について。児童相談所の職員の130人の職員を調査したところ、ひとりの職員が浮上。組合交渉や忘年会などでもその職員は、パソコンからデータを盗み見て、この事案について話題にしていたらしい。あってはならないこと。停職3日の懲戒処分ということにしたと報告。ぼくも挙手して、過日の委員会でこの資料を基に質疑した大津委員に事実関係も問いながら質疑。その時の資料は、現在弁護士に預けているとのこと。
 またひとつの争点としては、公益通報に当たるのか、どうかということだが、当局の考え方は、公益通報には該当せず、との判断。児童相談所などでの面談の資料を流出させたことは、許されないことだし、それをどこで手に入れたのか知らないが、委員会でそれをもとに質疑をするというのは、言語道断だとぼくは考えている。

 その他の報告案件は、「マイナンバー制度の独自利用事務導入に向けた基本的な考え方」
11月13日に執行されテレビでも流されたが、「いわゆるごみ屋敷対策に係わる行政代執行の実施について」、
 「生活保護受給者向精神薬転売容疑による逮捕事案について」
 「健康長寿のまち京都市民会議の設置今後の取り組みについて意見募集」
 「健康長寿のまち、京都食育推進プランの策定について」
 「京都市動物愛護行動計画改定案に関する市民意見の募集」について報告があり、各委員が質疑。

 請願については、「向島の近鉄に敬老乗車証使用拡大」「保育学童保育制度の充実」のいづれも留保。

 一般質問でも保育行政のこと、八瀬の特別養護老人ホームの閉鎖のことも話題に。
 
 教育委員会の付託されていた「太秦小学校の増築工事請負契約」は質疑なし。「全員制の中学校給食」の請願も留保。一般質問は例によって京北小中一貫教育のことなど。着地点はどうなるかな。案件が多くて終わったのがなんと午後7時前か。疲れたで。
 終わって外へ出たら、京都ホテルのイルミネーションが輝いてた。もうクリスマスや。
 
 その後、もうこの間のハードな日々で体もクタクタ、ギシギシしてたので、整体に。体をほぐしてもらう。やれやれ。久しぶりに友人とお好み焼きで一献、そして〆は、八文字屋。甲斐さん、元気やな。ジャズシンガーの国貞雅子さんと遭遇。明日は金沢の「もっきりや」でライブとか。

●12月3日(木)

 10時から補正予算を審議する予算特別委員会。ぼくは第2小委員会。保健福祉局は、民間保育所整備事業、小規模保育整備助成。
 ぼくは保健福祉局と質疑。10月段階で市内では83人の待機児童、左京区では29名。左京ではこの春、岩倉や下鴨に新たに保育園が設置されて来春には旧区役所前駐車場にも「あおぞら保育園」もできる。子育て支援に京都市はこの間、保育行政を充実させてきたが、29年に児童数がピークを迎えるといわれているが、その後の運営のことや保育士さんの確保なども課題。

 都市計画局とは、「まちの匠の知恵を生かした京都型耐震リフォーム支援事業」の補正予算について各委員が質疑。午後2時過ぎには散会。

 散会後、事務所に戻り来客対応。一般社団法人「Com aquaコムアクア」の渡邉先生と河合さん。「水の環 水につながる 水でつながる」をテーマにシンポジウムなどを開催されてきた。来春に琵琶湖疏水をキーワードにシンポジウムを企画しようと懇談。 

 また前原事務所の斎藤所長とは、5日に開催する民主党2区総支部の定期大会に向けての議案書などの詰め。

    <左京区 人権講演会>

 夜は京都市国際交流会館で左京の人権講演会。なんとぼくのカミさんが、区長とともに挨拶。講演は「ニュースの裏側からみた人権問題」と題して読売テレビの高岡達之さん。テレビでの高岡さんを見たことがないが、壇上から客席に降りてきて、またキーワードを書いた画用紙を見せながら、海外での取材経験など交えながら、大阪弁で熱弁。「自分を大事に」が締めの言葉。人権というとどうしても重苦しくなるが、明るく楽しく考えることも必要。

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今期最初の代表質問   12月1日・2日 

2015年12月18日 | 日記
●12月2日(水)
 
    <本会議 代表質問>

 10時から代表質問の本会議。自民は、山本、下村、田中が、共産は西野、平井が、公明は曽我、国本議員が登壇して休憩。
 3時12分からぼくが8期目初めての登壇。その後、京都村山、維新豊田議員が登壇して終わったのは、5時前かな。

    <ミモロの写真展>

 本会議終了後、四条室町角「ギャラリーちいさいおうち」での「ネコのミモロのクリスマス ~京都案内写真展&クラフト展~」に。5年程前の時代祭の行列の時に、人形「ネコのミモロ」とその親?の小澤誉子さんに出会って以来、FBでの友達になって、写真展には毎年行っている。手芸家らとのコラボが面白い。ミモロの煎餅もあったりして、その発想に脱帽。写真も四季折々の京都の風景と「ミモロ」の可愛い姿が、いいのです。

    <鈴木マサホの代表質問>

ちょっと長文だけど、代表質問の原稿を貼りつけておきましょう。
なお京都市会ホームページから動画で見ることができますよ。興味ある方、ぜひご覧くださいね。

<2015年12月2日 鈴木マサホ代表質問要旨>

○門川市政2期8年の総括,評価と課題について、
○「私たちが目指す京都市像」と未来の京都のための課題について、
○岡崎地域とロームシアター京都の今後について、
○疏水サミットの開催について(要望)を第一質問にして、一旦降壇。

市長らの答弁の後、第2質問として、

人権をキーワードに
〇人権擁護委員の役割と行政の連携及び人権思想の啓発について、
〇ヘイトスピーチ対策について、
〇共生社会を目指した障害者差別解消法の取組について、
〇犯罪被害者支援について質疑をしたのです。

  以下、その原稿です。

 民主都みらい京都市会議員団を代表して質問をします。左京区選出の鈴木マサホです。8期目、最初の代表質問になります。

 さて門川市長、貴方とは、長い付き合いになりました。私が初当選したのが、昭和62年お互いまだ30代。当時貴方は教育委員会の係長でしたか。あれから30年近く、ともに昭和の終わりから平成時代を京都市の教育の充実、市民の福祉の向上など市政の発展のために駆け抜けてきました。

 さて、平成20年桝本市長の退任を受けて、当時教育長だったあなたに白羽の矢が立ち、薄氷の勝利でしたが、見事、当選されました。
 一期目は職員の不祥事、同和行政の終結後の在り方、リーマンショック、O157問題、地下鉄の膨大な赤字問題、財政の健全化など行財政改革に果敢に立ち向かわれ、現地現場主義を掲げて、市民との共汗、政策の融合を掲げて1期目で成果を上げて、2期目も当選を果たされました。

 今年は2期目、最後の仕上げの年であります。この4年間については、先の9月市会の決算特別委員会の総括質疑で民主・都みらい議員団として安井勉団長がこの4年間のマニフェストの実現の評価と課題を述べました。
この間、「はばたけ未来へ!京プラン」実施計画の総仕上げを行うため積極的に取り組まれました。財政事情が大変厳しい中、保育所待機児童ゼロの2年連続達成、過去最高となる観光客誘致、市バス・地下鉄の利便性向上と経営健全化、「歩くまち・京都」、新景観政策、ごみ減量や空き家・ごみ屋敷対策、京都動物愛護センターなど府市協調の推進、ロームシアター京都、動物園の再整備など岡崎地域の活性化など様々な取組が力強く推進されました。

 しかし、様々な課題があることも事実です。本市経済は、外国人観光客の大幅増などから明るい兆しはあるものの、中小零細企業は収益が改善せず、非正規雇用は拡大するなどなお厳しい状況が続いています。一方で少子高齢化社会はますます進展し、さらに自然災害への対策が急がれるなど、本市の財政需要は増すばかりです。また、市民理解が十分に得られていない政策もあり、市民評価につながっていないものがあるのも事実です。そのため、市民とより真摯に向き合うとともに、行財政改革をなお一層積極的に推し進めることが求められています。

 私たち、議員団は、以上のように、門川市政の取組を評価するとともに課題があると考えています。
まずは、2期8年間の総括をお聞きします。何ができて、何ができなかったか、反省すべきことはなにかです。いかがでしょうか?お答えください。

 そして年が明ければ直ぐに市長選挙が控えています。私たちは、以上のような現状認識を踏まえ、「私たちが目指す京都市像」を策定しました。
私たちが支援する京都市長候補には、今後4年間に取り組むべき以下の8つの政策方針を理解の上、実現に向けた努力を求めるものです。 
 ① 安定した雇用と、誰もが住みやすさを実感できるまちづくり
 ② 都市格を高め、人・もの・情報が集まる活気あるまちづくり
 ③ 地産地消・循環型のまちづくり
 ④ 真の共汗により市民力が発揮できるまちづくり
 ⑤ 一人一人のいのちとこころが大事にされるまちづくり
 ⑥ どんな災害にも強いまちづくり
 ⑦ 誰もが「歩くまち・京都」を楽しめるまちづくり
 ⑧ 行財政改革による将来負担の少ない京都市づくり

 市長選挙に向けて策定した向こう4年間の「私たちが目指す京都市像」の政策方針をベースに、重点18項目 要望82の合計100項目の予算要望をとりまとめ、昨日12月1日に提出したところです。私たちの思いを最大限尊重し、平成28年度予算に反映されることを望むものです。 
 そこでお尋ねします。未来の京都のために、課題は何か、どういう政策が必要と考えられているか、お答えください。

 さて、22年2月の本会議で私の質問に答えて、岡崎地域活性化プロジェクトの立ち上げを表明され、以降、岡崎地域活性化ビジョンの策定、京都岡崎魅力づくり推進協議会が設立、地元岡崎自治連の協力などで京都岡崎レッドカーペット、ハレ舞台など多彩な事業が進められてきました。
 そして、この1年、岡崎はさらに変わりました。動物園には4頭の象がラオスから搬入されました。関西ラオス友好協会などご尽力された方々に敬意を表します。21年度から順次整備が進み、この11月グランドオープン、神宮道の歩行空間も9月に供用が開始、小型のループバスも走りはじめ、この12月にはなつかしい市電が総合案内所としてオープンします。また、岡崎一帯が国の「重要文化的景観」に選定、地元の議員として嬉しい限りです。
 そして、ロームシアター京都がいよいよ正月1月10日に「こけら落とし」を迎えます。私も運営委員の経糸の会では、来年5月22日にロームシアターで障害のある人もない人も楽しんでいただける第16回「ヒューマンふれあいコンサート」を開催する予定です。市長もぜひお越しください。

 今後は美術館の再整備計画が進みますが、世界に名だたる一大文化ゾーンになることを期待しています。岡崎地域の今後の課題は何か、またロームシアターを市民に親しまれると同時に、世界に誇れる音楽の殿堂、また劇場としてどのように運営していくのか、発信していくのかお答えください。

 そして、琵琶湖疏水通船復活試行事業が実施され始めました。課題もあるかと思いますが、疏水の歴史を学ぶとともに、新たな観光資源として大津京と平安京を結ぶロマンが実現しました。評価するものです。今後、疏水の歴史を振り返り、また今後の活用を語る疏水サミットを開催されてはいかがでしょうか。要望しておきます。
 ここまでで第一質問を終わります。

 第2質問に入ります。

 さて、次に「人権」をキーワードに、いくつかの課題について質疑をします。

 平成23年5月市会で同意を得て、同年10月から青木芳香議員ら各会派の議員7人のみなさんとともに法務省から委嘱されて人権擁護委員を拝命、今年9月末まで、この4年間、啓発活動や電話相談などに取り組んでまいりました。
この10月から京都市会から8人の委員が新たに委嘱されて活動を始められますが、参考になればと思います。お聞きください。
 人権擁護委員とは、人権の侵害がないか見守り、相談相手になり、適切な処置を講ずることによって救済を図り、また、人権思想の普及高揚にも努めるのが役割で、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある人を市町村長が推薦し、法務大臣が委嘱した方々で、ボランティアです。
 活動の一つに人権の花運動があります。人権の花運動とは、秋に小学校や保育園に「水仙の球根」を持って行き、春の水仙の花が咲く頃、感謝状を持っていき、児童生徒にお友達と仲良くしましょうと人権のお話をします。生命の尊さを実感し、豊かな心を育み、優しさと思いやりの心を体得してもらおうということです。
 電話相談では、常設の相談と「子どもの人権110番」や「女性の人権ホットライン」や「高齢者・障害者の人権あんしん相談」があります。
 電話が鳴ると緊張します。お年寄りや子供たち、女性、障害のある人、家族やご近所とのトラブルやパワハラ、セクハラなど電話の向こうの人の悩み事を電話でお話を聞くだけのこともあれば、弁護士会など他の機関を紹介したり、時に人権侵犯事案であれば、問題の解決を図ります。お話を聞いてアドバイスをして、感謝されるとほっとすることもあります。
 街頭での啓発活動では、「人KENまもる君とあゆみちゃん」のゆるきゃらに入ったこともあります。子どもたちが寄ってきて握手をしてくれたり修学旅行生が記念撮影してくれたりで、楽しかったですよ。
 さてこれらの取り組みをして、思ったことは人権擁護委員と法務局、各行政の連携です。京都市としてどう連携を深めるのか、お尋ねします。
 また京都市では人権文化推進計画を策定、様々な課題に取り組んでいます。この後、ヘイトスピーチ、障害者の人権、犯罪被害者の人権について触れますが、まずは人権思想の啓発について市長のお考えをお尋ねします。


 次に「人権」のことで由々しき事案が発生しています。ヘイトスピーチです。
法務大臣をして、「ヘイトスピーチが議論になっており、その中には「殺せ」などといった過激な内容が含まれる場合もある。こうした行為は人々に不安感や嫌悪感を与えるだけでなくて、差別意識を生じさせることにもつながりかねない。一人一人の人権が尊重される社会を実現するという観点からは、甚だ残念なことです。こういった差別のない社会の実現に向けた啓発活動に一層積極的に取り組んでいきたい。」と発言をし「ヘイトスピーチを許さない」というポスターも作られています。
 京都市会でも平成26年12月の市会で「ヘイトスピーチ(憎悪表現)被害に対する意見書」を採択しています。
その趣旨は、「近年、日本ではヘイトスピーチが大きな社会問題となっている。国連人種差別撤廃委員会では、日本政府に対し毅然と対処するよう勧告するなど、国際社会からも厳しい指摘がなされている。2009年の京都朝鮮第一初級学校に対する襲撃事件では、本年(平成26年)12月9日の最高裁決定により、高額の損害賠償を認めた大阪高裁判決が確定した。ヘイトスピーチは、在日韓国・朝鮮の人々に対する社会的排除と暴力であり、決して許されるものではない。中略、今後、更に人権、文化を尊重し、人々が対等で平等に安心して生活することができる環境を充実させ、及び発展させることが望まれる。よって国におかれては、ヘイトスピーチ被害に対し、有効な調査及び対策を検討するよう求める。」というものであり、京都府議会でもほぼ同様の意見書が今年3月に採択をされています。
四条などでこのデモに遭遇したことがありますが、怒りを覚えます。

 今年10月には、「京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会」から提案がされています。
その趣旨は、被害を受けた生徒たちへの支援・救済を強く求め、その後もヘイトスピーチが繰り返されていて、外国人や民族的マイノリティを排除しようとする動きを看過することはできない。多文化共生都市としての誇りをもって排外的な動きに対処を求めて、次のよう提案がされています。
 〇こどもたちの精神・身体のケアを充実するための公的な施策、〇民族教育に関する理念や施策をあらためて確立されること
 〇相談機関の設置と学校など教育の場における実態調査。〇京都市長が「ヘイトスピーチを許さない自治体宣言」を行うこと。〇市民との対話を重ねながら、人種差別を撤廃するための条例を制定することなどが提案されています。

 1978年に世界文化自由都市宣言を発している京都市の市長として、教育委員会時代から人権の大切さを訴えて来られた市長として、ヘイトスピーチをどう考えるのか、どう対処されるのか、お答えください。またこれらの提案について、どう考えられますか。お答えください。

 次に障害者の人権についてお尋ねします。去る2012年11月本会議で、総合支援教育やバリアフリーのまちづくりなど障害福祉に絞って質疑をして、共生のまちづくりを訴えてきました。今期も教育福祉委員会に所属して、この秋には、ほほえみ広場、白杖安全デーなどに参加してきました。

 京都市は「ほほえみプラン」を推進していますが、国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、「障害者差別解消法」が制定され、来年28年4月1日に施行されます。
 この法律は、差別を解消するための措置として、行政機関と事業者に「不当な差別的取り扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」を義務付け、各行政機関には「対応要領」を定めること、また、事業者には、事業活動や採用等において、国が定める「対応指針」を守ることを、それぞれ求めています。
「社会的障壁」をいかに取り払うかが大切です。行政機関としての京都市の取り組みも必要ですが、事業者や市民に対する啓発など課題は大きい。

 現在、京都市障害者施策推進審議会において議論もされていますが、障害を理由とする差別の解消に向けて、法の趣旨を踏まえて、共生社会の実現に向けて市民も京都市も一体となって積極的な取り組みを求めます。

 4月からの施行に向けて、京都市として取組をどう進めるのか、市長の決意と推進のための計画についてお答えください。
 なお、平成26年5月市会で、「手話言語法」制定を求める意見書」を採択していますが、今般議員提案で手話言語条例を制定しようと準備が始まったところです。政令指定都市では2番目になりますが、全会派一致して制定に向けて努力しょうではありませんか。
 
 次に人権問題として犯罪被害者支援について述べます。
 先日、犯罪被害者週間ということで市役所玄関でパネル展も行われたところです。
 京都では、大谷實同志社総長らの尽力により、平成 10 年に「京都犯罪被害者支援センター」が設立、平成16年犯罪被害者等基本法制定を受けて、京都市では、23年の2月に犯罪被害者支援等条例を制定しました。
 この条例は、行政、市民、事業者、民間支援団体が協力して、社会全体で犯罪被害者の支援に取り組み、安心して暮らすことができる地域社会の実現を図っていくのが目的です
条例では、市民責務として、被害者等が置かれている状況及び支援の必要性についての理解を深め、名誉又は生活の平穏を害することのないよう十分に配慮するとともに、犯罪被害者等を地域社会で孤立させないよう努めなければならないものとされています。
 京都市の相談窓口として、「公益社団法人 京都犯罪被害者支援センター」が担い、「相談・連絡・調整」の一元化を図り、総合的に支援する仕組みになっています。また生活資金の給付等の日常生活への支援、一時的な住居の提供、精神的被害からの回復に向けた心のケアの充実、さらに観光旅行者などへの支援も条例に書かれています。
 そこでお尋ねします。条例制定以後、京都市としてどう取り組んできたのか、お答えください。被害にあわれた方を温かく支える地域社会にしなければなりません。時には過剰なマスコミ報道も見受けられますが、人権問題としての、市民への啓発なども必要です。、今後の課題についてどう対処されるのか、お聞かせください。

 ところで、養護施設の施設長が女児に対する児童福祉法違反で逮捕されました。施設長の行為は断罪されるものです。
 この事案について、9月市会の決算特別委員会の総括質疑や教育福祉委員会で児童相談所から、当事者とのやり取りの資料が示されて、質疑がされました。
 資料の流出は由々しき問題あり、相談者の個人情報の守秘義務がまずは第一義に考えるべきなのに、公益通報の正当性を主張して、質疑をされたのは、誠に遺憾なことだと断じざるを得ません。
 また、当施設の運営について特別監査結果報告書が出されていますが、施設に対する指導や支援等、当局には引き続き取組を求めるものです。
 それぞれ、指摘ないし要望しておきます。

以上です。」



12月1日(火)

 今日からもう12月。師走です。1年は早い!
10時から、この市会で補正予算など上程されていた議案を委員会付託をすることを決める本会議。その後、予算特別委員会の正副委員長などを決める。

     <手話条例の制定に向けて>

  終了後、京都市聴覚障害者協会からの要望を踏まえ,この間、教育福祉委員会の西村委員長が座長で自民、公明の代表の議員と民主のぼくとで協議を重ねてきた手話への理解と普及の促進に関する啓発等を目的とする「京都市手話言語条例(仮称)」の制定について,共産、京都、維新の代表を加えて全会派の代表による第1回目の協議が行われました。プロジェクトチームとして今後、素案を元に各会派で協議をして、2016年来春の2月市会での議員提案による制定を目指し,条例案を検討していくことなどを確認。
 
     <予算要望を提出>

 午後は、この間、民主・都みらい京都市会議員団として作成してきた2016年度の予算編成に対する予算要望書を門川市長に提出。
 市長応接室に市長と3人の副市長、行財政局長らが同席。作成に担当の山岸議員が説明。2月には市長選挙もあることから、議員団として作成した「私たちが目指す京都市像」を示しながら、重点18項目、要望82項目、合計100項目。重点項目の中には「ゲストハウス等運営に対してのルール作りと条例化」も新たな重点項目に。
30分ほど懇談。
 
 その後、西陣病院に親父を見舞いに行く。病院の近くで火災。消防車が泊まり臭いが漂っている。親父は病室で酸素マスクをつけてだいぶ苦しそう。この冬を越せるか、どうか、覚悟を決める。
 
 事務所に戻ってからは明日の本会議での質問の最終チェック。持ち時間22分。1ページ300字で大きな活字にした原稿を読む作業。メモだけでノー原稿でやりたいのはやまやまだけどね。

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11月も終わり    11月26日ー30日

2015年12月16日 | 日記
公共政策・社会問題に関心のある学生諸君集まれ!!

<安保・憲法・政治について討論会>

12月19日(土) 午後1時30分~3時30分

・会場 カルチャーガーデン吉田の森(鈴木マサホ事務所内)
  
~討論会を通じて君の意見を発表し議論しましょう~

主催 未来の京都 公共政策・社会問題研究会
代表    鈴木マサホ (京都市会議員8期目)
事務局長   真下仁志(株式会社住菱総合政策研究所代表)

(応募締切日)12月17日(金)
  FAX 075-761-5591かメールで申し込んでください。
<問い合わせ>
鈴木090―1717―1116
E-mail:suzuki@masaho.com

・公共政策、社会問題に関心があり、活発に議論できる男女の大学生、院生。

―――――――――申し込み用紙――――FAX 075-761-5591    
(フリガナ)
氏 名:       生年月日:    (  才)性別:男 女
住所 (〒  -   )                   
TEL: - -         E-mail:
所属大学名:        学 部:        回生・院生:


●11月30日(月)
 
 月曜日、市会の委員会などはなしで、2日に代表質問をするので、原稿の点検。いちど読み上げて見るが、字数が多すぎて、22分の制限時間では読み上げられそうにない。いかにしていらない形容詞を削るか、また簡略化するか、いつもの悩み。
 
    <去年の今頃は衆議院選挙だった!>   

 午後は、民主党2区総支部の定期大会を土曜日に開催するので、前原事務所の斎藤君に来てもらって、2区の幹事長として議案書をどうするかを協議。
 愕然としたのだが、ちょうど1年前は衆議院選挙の真っただ中だったのだ。想定外の解散で、前原誠司再選に向けて寒い中を走り回っていたなあ。光陰矢のごとし、1年は早い。毎年2区の大会は11月か12月に開催しているのだが、前回の大会は、衆議院選挙も終わり海江田代表の辞任、そして岡田代表に決まった後に変則的に今年の2月に開催した。その大会では4月の府市会議員選挙に頑張ろうと決意をしたのだが、山科ではゼロという結果に終わったのだ。
 またつい先日には前原議員の解党的出直しという考えが新聞などにも報道されたことや市長選挙の対応について議案書にどのように書くのか思案のしどころ。悩むね。なんやかんや言いながらメモを作り4日までには議案書を作らねば。
 
 そして夜には、代表質問の完成稿をほぼ仕上げてほっと一息。
 明日から12月。もう師走だっせ。えらいこっちゃ。それにしても今年は暖かいね。

●11月29日(日)

 この3週間ほどちょっとハードだったので、ちょっとバテ気味。無理せんと昼過ぎまで休息。

     <市長選挙のこと>

 午後、民主党京都府連で京都市長選挙対策委員会。民主・都みらい議員団が作成した「私たちが目指す京都市像」を示しながら、門川市政の4年間の総括と今後の方針について協議。文面の修正も行うこともあるが、「私たちが目指す京都市像」の項目を載せておこう。
①安定した雇用と、誰もが住みやすさを実感できるまちづくり
②都市格を高め、人・もの・情報が集まる活気あるまちづくり
③地産地消・循環型のまちづくり
④真の共汗により市民力が発揮できるまちづくり
⑤一人一人のいのちとこころが大事にされるまちづくり
⑥どんな災害にも強いまちづくりの取組み
⑦誰もが「歩くまち・京都」を楽しめるまちづくり
⑧行財政改革による将来負担の少ない京都市づくり
 議員団としても推薦をする方向でほぼ固まったので後は、党内手続きをどうするかなども議論。
 
     <京都政経交流会> 

 夜は、KSK京都政経交流会の例会。門川市長が観光政策について講演。気合が入ってたよ。会長の清水三男さんは、大の門川ファン。京都では唯一のヘリポートを伏見に作り、ご自身も現在ヘリコプターのライセンスを取る準備をされているとか。
 お元気な人です。清水さんから、市長に感謝状の贈呈式も。その趣旨は、景観条例や四条通の歩道拡幅が今後は観光都市として評価をされるとして功績をたたえる感謝状。近くで見ていた人曰く、市長は涙目だったという。
 また福山哲郎参議院議員も登場して国政報告。ぼくも〆の挨拶をさせていただきました。鴨沂高校の15期生の熊谷さんと近藤さんもこの会のメンバーで、二次会にも呼んでもらい久しぶりにカラオケ。
楽しい晩秋の秋の夕べ。

●11月28日(土)

     <左京区総合防災訓練>

 土曜日。朝、岡崎中学校で左京の総合防災訓練。このところ左京の防災訓練は参加型でこどもたちも楽しめるような工夫がされている。挨拶の後、防災体操をして、みんなでバケツリレー。ミニ消防車の子どもたちの試乗や起震車の体験はもちろんのこと、学生ボランティアによる「イザ!カエルキャラバン」に、定番の担架づくりや応急手当、土嚢体験コーナーにジャッキアップゲームにPTAのみなさんによる紙芝居など多彩な催し。岡崎学区の自主防災会を中心に新洞、錦林東山学区の住民が中心でした。関係者のみなさん、ご苦労様でした。
 
     <みやこめっせでイベント色々>

 その足で、近くの「みやこメッセ」に。高齢者を中心にした健康まつり「市民すこやかフェア」、こどもたちの「やんちゃフェスタ」環境をテーマにした「エコまちフェスタ」、それに「消費生活フェスタ」も同時開催。「やんちゃフェスタ」では、京都市学校給食労働組合のみなさんが手弁当で学校給食の試食コーナーも。美味かった!
消費生活フェスタでは、ゆるきゃら「ジンケンあゆみちゃん」も登場して人権擁護委員のみなさんも頑張っておられました。ご苦労様です。
 
     <未来の京都 公共政策・社会問題研究会>

 午後1時半からは、わが事務所にて、第2回「未来の京都 公共政策・社会問題研究会」。京都大学の学生さんが来てくれて、テーマは教育について意見交換。学校の在り方やいじめのことなども話題になったが、アフリカはガーナに学校をつくるためにがんばっている学生と伏見で要生活保護所帯の中学生をボランティアで家庭教師をしている学生の体験話を実に興味深かかった。次回は、「安保・憲法・政治」とテーマを決めて討論することにした。ぜひ我こそはと思う諸君、来たれ。大いに語ろう!
   
     <チェルキオの会> 

 夜は、2か月にいちどに開催されるご近所の方とのサロン「チェルキオの会」代表の中尾勇さんを中心にワインを飲みながらわいわい。今夜のゲストは京大総合博物館の新しい館長の岩崎奈緒子さん。日本史の教授で経歴を聞けば、ユニークな方でした。第四錦林小学校の前校長の木下先生や現校長の綿越先生もメンバーです。来年もどうぞよろしく。チェルキオのマスターの福井君は自転車で転倒して骨折してこの一年ほど苦労してきたが、ようやく快復した様子。パンも美味いよ!


●11月27日(金)

    <11月市会始まる>
 
11月市会の始まり。提案説明の本会議。5500万円の民間保育所整備助成、1700万円の小規模保育整備助成、4800万円の耐震リフォーム助成の合計1億2000万円の補正予算と、条例の改正など5件、太秦小学校の体育館建設の契約の締結など5件、児童館など指定管理者の指定に関する13件、市道の認定・廃止に関する2件、損害賠償の額の決定に関する5件、円山公園の不法占拠者に対する訴えの提起等その他の議案4件の35件。もめる議案はなさそう。
 淡々と短時間で終わりました。

    <市会改革推進委員会> 

 終了後、市会改革推進委員会。過日、他都市調査で堺市議会、神奈川県議会、横浜市会、鳥取県議会で、それぞれの議会改革の取組を説明を聞き意見交換をしてきたが、それらを参考にして、情報発信の強化 、投票率向上に向けた取組、政務活動費の公開の在り方、議長候補者による所信表明の場の設置、議会報告会・意見聴取会の実施について委員同士で議論。課題は色々とあるけれど、大筋、合意できそうになってきた。
 
    <とある相談ごと>

 午後4時には、八瀬のとある有料老人ホームに。大学時代の先生の奥さんが入居されていたが、この秋に閉鎖するということで、入居者の方やご家族の方が数人集まっておられて、閉鎖までの経過や退去された後の暮らしについてお話をお聞きし、またその法人の放漫経営の実態もお聞きする。高額な入居費を支払い老後の終の棲家として、入居されていた方が返還金も支払われるかどうかも含めて途方に暮れられている様子。弁護士と相談されることなどアドバイス。
 比叡山の登るケーブルカーの駅前では、ライトアップされていて幽玄な雰囲気で名残りの紅葉。売店も出ていてだし巻き、買ったよ。
 それから、親父を見舞いに西陣病院に。かなり体調が悪化していて、点滴をして酸素マスクをつけて苦しそうに息をしている。ちょっとヤバいかな、と覚悟をする。

●11月26日(木)

    <代表質問に向けて色々と> 

 昨夜11時前に気仙沼から無事に帰宅。今日は朝から議員会。予算要望のとりまとめと「私たちが目指す京都市像」の文案についての検討とぼくの代表質問の内容について意見交換。夕方、5時前には質問要旨を提出しないかんので点検。いつもながら字数が多すぎて、大胆に削除して、なんとか予定していた時間には議事係の担当者に提出できてほっとひと息。後は、いちど読みあげてみて、調整しようと思う。

    <韓国 晋州市の市長表敬訪問>
 
 その間を縫って、手話言語条例の制定に向けてプロジェクトチームの打ち合わせもあり、さらに、3時前には、韓国は京都市とパートナーシティの晋州市からイ・チャンヒ市長らが表敬訪問に。京都市会の日韓議員連盟の役員として同席。2012年秋にぼくは、仲尾宏さんらと晋州市の市役所を訪問して門川市長のメッセージを手渡しているので、その時の写真など見せながら懇談。3年ぶりの再会でした。カムサハムダ!
 
    <京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会実行委員会>

 夜は、左京区役所の会議室で京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会の実行委員会。来年3月に実施するが19回目になる。小林先生が実行委員長で各学校のクラブの顧問の先生やスポーツ少年団の指導者が揃っての打ち合わせ。少人数のライオンズクラブになったのでたいしたことはできないが、子どもたちの笑顔が嬉しくて、青少年育成事業としてみんなで頑張っているのです。

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仙台と気仙沼に   11月18日ー25日

2015年12月12日 | 日記
●11月25日(水)

<宮城県気仙沼市にて>

 9時過ぎの仙台発の東北新幹線でまずは一ノ関に。遠くの山は雪化粧。ここはみちのく。大船渡線の2両編成のデイーゼルカーに乗り換えて1時間20分ほど気仙沼着。

 宮城県議でこの秋の選挙に出馬せずと決断された内海太先輩が駅に迎えに来ていただいた。市議から始まって40年余。民主党地方自治体議員フォーラムの代表もされていたが、ぼくにバトンタッチされた。ぼくが気仙沼に来るのは4年ぶり。
 東日本大震災の年の秋、石巻、女川から気仙沼に、諸岡さんと車で入って以来。駅前から内海さんの車に乗せていただく。出会う人出会う人に内海さんは車中から挨拶。さすが40年余のキャリア。知り合いがほんまに多いな、2011年3月11日。大津波が襲った漁港や魚市場、そして凄まじい火災の光景をテレビで見ていたのを思い出していた。あれから4年。街も港も復興してきた。
 内海さんは、御親戚を16人、そして多くの友人支持者を津波でなくされたという。
 昼ごはんは、お寿司。絶品、最高!ご馳走になりました。
 
 それから市役所に。公務多忙ななか、菅原市長にも面会できました。ありがとうございました。そして復興状況について説明してくれた担当の小野寺さんは、今年の春の京都マラソンに参加してくれて、2時間40分だったか、もちろん完走した本格的なランナー。ぼくはゴール付近で門川市長と居たのですよ、と話が弾んだ。嬉しい出会いです。
 
 忘れてはならない記憶として被害状況を記しておく。死者1,359人(内訳:直接死1,031人、関連死108人、行方不明者220人)
 住宅被災棟数: 15,815棟(平成26年3月31日現在)、被災世帯数: 9,500世帯(平成23年4月27日現在・推計)
 
 復興計画について説明を受けた後、内海さんの車でサンマ船が並ぶ漁港や市街地など回って、区画整理事業として造成が進む道路を陸前高田の「奇跡の一本松」のところまで車で連れて行っていただく。山を削ってベルトコンベアーを作って防潮堤の建設などが進んでいる海岸沿いに「奇跡の一本松」があった。横には青少年施設の建物の残骸がそのまま残されていた。どんよりと寒々とした空と海を見上げながら、犠牲になった人々のご冥福を祈り、復興を祈念したのです。

 気仙沼駅までの帰途、内海さんのお家に立ち寄り、作家・小中陽太郎さんの本をいただく。小中さんとはべ平連の時代に出会い、それ以降も何回かお会いしているが、内海さんとも大変親しい間柄であることを知り、びっくり。
 
 あれから4年余、気仙沼は色々と課題はあれど、復興計画は着実に進んでいるし、市民も元気になってきたと思う。駆け足であったが有意義な時間でした。内海太さん、どうぞお元気で!ありがとうございました。
 
 気仙沼駅を5時前の列車で一ノ関駅に。そこから東北新幹線で東京まで2時間ちょっと。東京駅で乗り換えて京都駅に着いたのは10時過ぎ。陸奥とも近くなったなあ。また機会があれば、行きたいね。

●11月24日(火)

     <政令指定都市政策協議会役員会で仙台に>

 連休明け、民主党政令指定都市協議会の役員会で仙台に。我ながら京都を留守にして、このところアチコチに行ってるね。仙台着は午後3時過ぎ。

 少し仙台の街を散策して4時から会議。横浜市会の森敏明新会長のもとで初の会合、川崎市の山田益男市議が幹事長で色々な事務や会計など担ってもらっている。活動報告や今後の方針を協議。で、ぼくが全国自治体議員フォーラムの代表になったので、政令指定都市の副会長を降りることにして、京都市会は山岸議員に副会長を交代してもらうことになった。

 思えば10数年、ぼくは役員をしてきているが、今は全国で20の政令指定都市がある。民主党が政権を奪取する前後は、名古屋や横浜、大阪、神戸など多くの民主党の議員が会派を作っていたが、名古屋は河村市長の減税なんとかに、横浜は「みんな」や「維新」に。大阪、神戸、堺は「維新」に敗北して議員の数も半分ぐらいになった。大阪は壊滅状態。京都は13人から7人だ。残念なこと。ここからどう巻き返せるのかな。
 
 仙台は、東日本大震災の年に混乱がそれなりに収まった秋に市会議員選挙が行われたが、それから4年、選挙が終わったところ。なんとか踏みとどまったそうでよかった。安孫子雅浩議員が副議長に就任。会議の後、地産地消の居酒屋さんで懇親会。勇退された渡辺元議員も参加してわいわい。仙台名物牛タンもでたが、新名物セリ鍋が最高でした。

●11月23日(月・休)

 毎年、23日は左京ふれあいウォークなのだが、今年は、吉田神社での収穫を祝う新嘗祭に。粛々と行われました。

 それから修学院の関西セミナーハウスの紅葉まつり。今年の紅葉はイマイチ。枯れて落ちた感じだと庭を手入れしている人の説明。同志社の神学部の先生であった故竹中正夫先生のアジアのキリスト教の絵画の展示も。いつもは好天の下、外国人による野点が屋外で行われるのだが、今年は雨が降りそうだったので室内で。これもちょっと残念でした。
 
 午後は、事務所に篭ってひたすら原稿書き。持ち時間は22分。一分で300字ちょっと読むので、7000字弱の字数にならないといけないのだけど、なんと1万字近い。いつものことだが書き過ぎるのだ。さてここから校正して大胆に切らんと。まあほぼ目途がついたので一安心。
 
 夜は愚息が奄美から帰って来たので弟夫婦も交えて会食。木屋町下がるの河豚料理専門の店でフグのフルコース!なんと!愚息が支払いを。親孝行な奴です。親の顔がみたい!

●11月22日(日)

 日曜日、午前中、左京区役所での左京歯科医師会の「歯の広場」。FB友達の藤田直哉先生や高校時代の同級生の歯科衛生士も紙芝居などでいつものように奮闘。がんばってるよ。

     <インクルーシブ教育を考えるシンポジウム>

 午後は、千本北大路の佛教大学での「インクルーシブ教育を考えるシンポジウム」。ともに学びともにくらす社会を目指して。浜田寿美男先生の講演。浜田先生に会うのはほんま久しぶり。瀬戸内海の島の出身だとか、子どもの頃の話から始まって、地域でこどもたちが生きる力をどう育んでいけるのか、そんな話。自立生活センターの矢吹さんやトライアングルの佐々木さんらもスピーチ。ぼくもこの間の福祉のこと、インクルーシブ教育のことなど委員会での発言してきたことなど披露させてもらった。またお母さんたちの発言には心をうたれました。


     <在日外国人教育セミナー>

 第一部で退出して、次に国際交流会館での「在日外国人教育セミナー」。テーマは、京都の外国籍教員の任用問題の解決に向けて。
 中島智子さんとも久しぶりに会い、なんといっても在日コリアンの若い友人の教員が元気いっぱいがんばっている姿を見て、そして話を聞いて嬉しくなった。思えば、京都会館で1993年だったか、研究集会を開催して、色々と学び、また外国人教育基本方針の策定のことなど思い出しながら、ぼくも簡単な話をする。「任用の期限を附さない常勤講師」とうことで、主任になれないとか、微妙な問題があるようで、改善の方法を見出したいね。
 
 そして夜は、十二提灯子供みこし保存会の直会(なおらい)。巡行も無事に終えて、会計報告をして、反省点など意見交換。今年でもう25回目ぐらいかな。剣鉾仲間や京都造形大学の女子大生、そしてお手伝いいただいたご近所のみなさんに感謝。来年も頑張らなくっちゃ〜

●11月21日(土)
 
 土曜日、午前中は教育相談。一件。悩みは深いね。
 
     <民主党政経セミナー>

 午後は、民主党京都府連の政経セミナー。今までは政治資金パーティということで、講演の後は別室に移って立食のパーティ形式でやっていたが、今年は、政経セミナーと名称も変えて、メイン講演に同志社神学部出身の佐藤優氏による講演。「今、求められる知性」。佐藤優氏は、御存じのとおり元外務省のラスプーチンと呼ばれた人。最近はライターとして、色々な本を出版されている。パリのテロと中東のシリアのこと、北方領土問題など。その情報量の多さに驚く。同志社の先輩ですよ、と講演後に名刺交換。
 そして、各国会議員がスピーチ。翌日の京都新聞には、前原議員と福山議員の発言について「温度差」というような書き方がされたが、実際は、参議院選挙の候補者になる福山議員が主役で「立ち向かう志」と熱弁。たくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました。

     <ほろ酔いの夕べ> 

 そして夜は、毎年、この季節のわがカルチャーガーデン吉田の森で恒例の「ほろ酔いの夕べ」。ワイン片手に宮原春彦さんのライブ。女性限定です。宮原さんはシャンソンから何から何まで歩くジュークボックス、レパートリーが広い。何でも歌える人。20人ほどの参加者。久しぶりに会う人や初めて来てくれたメンバーなどで和気藹藹。我が家のお隣さんたちがスタッフでお手伝いしてくれました。パスタが美味しかったよ。で、ぼくはというと階下のライブを聞きながらパソコンに向かって原稿書きにいそしむ夜でした。


●11月20日(金)

     <11月市会始まる> 

 今日は議員会。11月市会の議案について勉強会。会期は12月11日までの15日間。各局30分ずつの時間で議案について説明と簡単な質疑。
 補正予算は、5500万円の民間保育所整備助成、1700万円の小規模保育整備助成、4800万円の耐震リフォーム助成の合計1億2000万円。条例の制定・改正に関する5件、契約の締結の関する5件、児童館など指定管理者の指定に関する13件、市道の認定・廃止に関する2件、損害賠償の額の決定に関する5件、訴えの提起等。横大路の南部クリーンセンター第二工場の建て替えに関する電気設備工事、衛生設備工事、空調設備工事の工事契約議案や円山公園内の不法な施設に対して損害賠償の請求などが話題になりそう。

 その後、議員会ではぼくの代表質問の原稿についての意見交換、また予算要望や市長選挙を控えて「私たちの目指す京都市像」の文案などについて協議も。
 
 夜は、以前から約束していた日中友好協会のメンバーの友人らと秋の夜長、串カツで一献交わしながらワイワイ。されど飲み過ぎることなく、ほどほどにして事務所に戻って代表質問の原稿書き。

●11月19日(木)
 
 10時から議員会。議題は、予算要望についてとぼくの代表質問の項目などについてなど。予算要望については山岸議員が中心になってまとめてくれることになった。各委員会での議論や前年度の予算要望の実現度を点検しながら作成することになる。

 昼は、監査委員として例月出納検査の報告を受ける。

 午後には、下鴨神社にて左京農産物共進会。即売と褒賞授与式。左京で農業を営んでいる人たちが自慢の収穫した野菜のいわば品評会。いつもの顔ぶれが来られている。即売会では、立派な大根や白菜などが即売。
糺の森の木々が色づき始めていました。

 3時過ぎには役所に戻り、京都市の聴覚障害者協会のみなさんの要望を受けて、津田議長から発議で手話言語条例の議員提案について協議を始めることに。教育福祉委員会の各会派代表が集まりプロジェクトチームを作って準備を始めることに。
 
 夕方から、代表質問の原稿を書き始めるために資料を読んだりしながら、原稿を書き始める。代表質問をしようと思うと長年の経験があってもそれなりにがんばらんと。議員団にも図らないといけないので必死のパッチ。深夜2時頃までかかって大筋の草案を書き終える。

●11月18日(水)
 
    <代表質問の準備を始める> 

 東京で2日間に渡った議員フォーラムでいささかバテ気味。されど12月2日に今季初めての代表質問をするので、その準備にかからなくては。ひとつの質問の柱は、人権擁護委員のこの4年間の経験を踏まえて、「人権」をキーワードに人権啓発のこと、ヘイトスピーチのこと、障害者差別解消法のこと、犯罪被害者のことなどを質問しようと思う。で、早速、各局の担当者に資料の請求をしたり、現状を聞き始める。それと2月の市長選挙を巡って、門川市政の総括と京都市政の課題、それから岡崎地域の活性化のことをテーマにしようとメモを作り始める。

    <地元吉田にも「民泊」か>
 
 午後、とある友人から電話。近所のマンションが外国人の旅行者を泊める「民泊」になると業者がマンション住民にビラを配ってるし、直ぐに来てくれと連絡あり。ちょうど事務所にいたので走る。ご近所住民が集まって会議中。京都市内でこの間、逮捕者も出したりして、また色々と市会でも取り上げられ始めたが、旅館法や消防法など法的な規制もあるにはあるが、大きな問題。外国からの観光客が増えるのはいいものの、さて、どう対処するか。


 夜は、高野川沿いのとんかつの店「羅生門」にて、ボジョレー ヌヴォー、ワインの夕べ。店主の森田さんは大学の先輩。お元気です。ぼくはユイハート福祉まつりの実行委員長の石井岩吉さんと経糸の会の杉村さん、鴨沂高校の先輩の木村正さんらとおっさん4人で福祉のことを喋りながらワインと美味しい料理で秋の夜長を堪能。

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民主党地方自治体議員フォーラム    11月14日ー17日

2015年12月05日 | 日記
●11月17日(火)
 
   <民主党地方自治体議員フォーラム 2日目>

 9時半から「民主党の農業政策について」、「格差是正社会について」、「18歳選挙権の実現に向けて」をテーマに3分科会が開催。ぼくは、18歳選挙権の実現に向けての分科会に参加。18歳選挙権の実現に向けて努力された武正議員と中川正春議員に山尾志桜里議員が講演、会場からの意見や質問に答えたやり取りも。いかに学校での取り組みなど「主権者教育」を確立するのか。240万人の有権者が参議院選挙から増えることになるという。対応を考えねばならないね。
 
 昼前に分科会は終わり、その後、弁当を食べながら各ブロック代表と政令指定都市政策協議会の役員らで構成する自治体議員局の会議。この1年休眠状態だったので、なんとかこれから活発な活動をしようということで意見交換。

 午後1時過ぎに解散。中央線に乗って久しぶりに喧騒の街、新宿に。しばし散策した後、南口にあるルミネ1の地下に。姪っ子が店長してる東京ミルクチーズ工場のコーナーを訪問。ちょうど姪っ子もいてくれてクッキーをお土産に。がんばってますよ。
 5時過ぎの新幹線に乗り、帰京。2泊3日の東京でした。

●11月16日(水)

  <民主党地方自治体議員フォーラム 総会と研修会> 
  
 朝、ホテルの部屋から富士山がうっすらと見えて、青空の下に大東京のビル街が。異国に来た感じ。日頃は食べない朝食も景色を見ながらブルジョア気分でゆったりと。
 9時からは、本部のスタッフと宮城県議の内海太世話人代表と打ち合わせ。10時から各ブロックの世話人が集まり、総会と研修会の日程や役割分担を決めて、そして内海代表世話人の勇退を受けて、不肖、鈴木が代表世話人になることを了承してもらう。その後、各都道府県の代表も集まった会でも改めて確認された。
 
 そして1時から民主党全国地方自治体議員フォーラムの総会と研修会の本番。全国の自治体議員、500人の参加者。内海代表や本部の組織委員長の武正議員と佐々木議員が主催者挨拶の後、世話人副代表の不肖、鈴木が活動報告と方針を提案。そして代表の内海宮城県議の勇退を受けて代表世話人になりました!みなさん、よろしくね〜。副代表には、大渕健新潟県議が就任。父と息子みたいな感じです、と挨拶。

 総会の後は、気鋭の政治学者、中島岳志北大大学院准教授が「リベラル保守という構想―安倍政治に対峙するために」と題して講演。元来の保守主義者である中島氏は、歯切れの良い話しっぷり。亡くなった鶴見俊輔先生ともご縁があり、講演後に挨拶させてもらう。
 そして岡田克也代表も来られて、野党とのこと、共産党とのことなど含めて、民主党の今後の動向について講演。テレビ局の取材も多かったが、慎重な発言。長妻代表代行は、民主党のこれまでの取組と目指す社会について講演。多少の意見が会場からも出されたが、紛糾することなく、このしんどい状況からでもなんとかがんばろう!ということです。

 6時からは懇親会。枝野幹事長ら国会議員も20人ほど駆けつけて意見交流。ぼくと大渕県議が司会で滞りなく終わりました。4、5年前ならその時々の代表と記念写真を撮る光景があちこちで見られたが、この2年ほどは、そんな光景はあまりないな。
 赤坂見附の繁華街の居酒屋で山井、泉ケンタ議員を囲んで京都からの参加者と懇親会。若手は二次会に行ったようだが、ぼくは明日の分科会もあるので早々に退散。

●11月15日(日)

 日曜日、雨も上がり暑いぐらい。吉田山清掃があったが、今回はパス。昼前、毎年この時期に開催される修学院の修光学園のバザーに行って、うどんを食べて、クッキーなど購入。同世代の森昇先生が亡くなってもう3年かな。何人かの友人等にも会えて懇談。

 それから、昼下がり市役所前での白状デー。「誰もが安心して歩ける福祉のまちづくり」の実現を願う視覚障害者のみなさんが主人公。「白杖見たら声かけて、何かお手伝いしましょうか」がテーマ。市長らが挨拶。小春日和のなかでの集会とパレードでした。
 
 2時過ぎには、地元の真如堂に。お十夜の結願の大法要。境内には、テントも立ち、中風封じとタレコ止めの十夜粥とおでんの蛸が名物。お坊さんたちが10数人行列されるのもいいね。紅葉も色づき始めている季節。青空にそびえる三重の塔と紅葉が綺麗でしたよ。

 3時からは民主党京都府連で常任幹事会。政経セミナーのこと、来年春に開催する定期大会のこと、京都市長選挙のことが話題。前原議員の「解党出直し」発言について泉会長から説明があり、意見交換も。

    <同志社大学院、総合政策科学研究科20周年>

 午後5時半にはブライトンホテルに。同志社大学院総合政策科学研究科創設20周年記念の懇親会。ぼくは一期生。早いものでもう20年か。46歳の時、阪神大震災の春に開講。伊多波ゼミで原書も読んだし、必死に勉強したなあ。また後期博士課程にも行きたいなあ。
 当時の同窓生やなど総政会のメンバーや先生方とも久しぶりに再会。中小路長岡京市長も来てたよ。元総政会会長としてひとこと挨拶も。

 中座して8時過ぎの新幹線で、またまた東京へ。東京駅から中央線で四ツ谷まで。ホテルニューオオタニに着いたのは11時過ぎ。イルミネーションが輝いている。もう師走や。
 明日から、民主党全国自治体議員フォーラムの総会と研修会だあ。頑張らなくっちゃ。

●11月14日(土)

     <ユイハート福祉まつり>

 どんよりと曇った土曜日。今日は国際交流会館の前庭にて「ユイハート福祉まつり」。石井岩吉さんが実行委員長として準備から大活躍。今回で6回目。テンダーハウス、工房ソラ、あおい苑、誕生日ありがとう運動、LPWなど福祉施設の作品の展示、バンド演奏、タコとケンタローのタコ焼きにオカリナ教室にお茶席も。
 午前中は、まだ雨も降らずになんとか天気も持ったので、紅葉を見に行楽客も入場してくれたけれど、午後になると雨がしとしと降り始め3時頃には本降りに。無情の雨です。それでも各施設やお茶席の着物姿の女性陣も頑張ってました。そしてびしょびしょになりながらテントの片づけなど。いやはやご苦労さんでした。
 
 一風呂浴びてから、夕方は安井勉議員の友人で中国からの来客と懇談。お父さんは日本の大学院で学び、日本語ももちろん流暢だ。娘さんを同志社大学に留学させたいといこうとでアドバイス。政府間では、いまだ険悪な関係だが、市民交流が大切。日中友好に寄与したいね。
 
 今日の〆は、吉田神社参道近くのチッパー。亜耶ちゃん、来年五月に華燭の典とか。おめでとう!

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