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元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

2016年 回顧

2016年12月31日 | 日記
 
    ■2016年 回顧 ■
 
 ちょうど1年前の大晦日は、親父を見舞いに病院に行っていた。なんとか年が越せたものの1月16日に旅立った。享年96歳の生涯に幕を閉じた。寒い中だったが、多くの方にご参列いただき、しめやかに見送ることができた。
 
 1月末から京都市長選挙が始まり、演説会の開催や寒風吹きすさぶなか、門川がんばれ!と奮闘。2月7日投票日。門川市長、相手候補に大差をつけて圧勝!3期目の当選!
 
 2月中旬、親父の看病で疲れていたことや葬儀も無事に終わたので、カミサンと奄美大島に。とりわけ与論島では、美しい海に感動して、町長さんらに歓待していただき、また愚息とも飲めてカミサンとの休暇を楽しむことができた。
 
 2月下旬から3月下旬まで京都市会2月予算市会。ぼくもプロジェクトチームの一員として議論してきた「手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」が議員提案で制定。
 予算市会後、議員団で横浜・会津若松など他都市調査。
 
 民主党は民進党として再出発。そして3区の自民党議員が不倫騒動で辞職。補欠選挙になり泉ケンタ議員が立候補。4月12日告示、4月24日が投票日。事前の朝立ちから宣伝カーに乗り、伏見はもとより向日市や長岡京市も駆け回り、連日左京から伏見の選挙事務所に行ったり来たり。結果は、おおさか維新の会の候補者に圧勝して、繰り上げ当選で北神圭郎元衆議院議員も返り咲いて万事めでたしメデタシ。

 5月は、東京で民進党の地方自治体議員フォーラムの総会と研修会が開催。内海宮城県議が勇退されたので、ぼくが代表に就任。全国1600人の自治体議員の代表になったのです。
 
 5月22日にはこの1月にオープンしたロームシアタ―で経糸の会主催の「ヒューマンふれあいコンサート」も大成功。
 
 下旬から5月市会。補正予算など可決。

 そして6月22日公示、7月10日が投票日の参議院選挙。福山哲郎議員の4期目の当選に向けてフル回転。トップ当選を果たせなかったが、民進党への風が吹かないの中、唯一近畿で議席を確保!ほっとした。
 
 ぼくにとって6月は、小学校時代からの友人の井口悟君をあの世に見送り、ちょっとつらい日々でもあったのです。
 
 8月は、議員団で名古屋、長野、金沢市を他都市調査、また教育福祉委員会で札幌、函館、仙台を他都市調査。仙台で一行と別れて女川町、石巻などを訪問。震災後の復興を視察。また下旬には、政令指定都市の研修会で福岡市にも行った。
 
 下旬には岡田代表の辞任を受けて、民進党の代表選挙、蓮舫議員が出馬を表明する中で、わが2区総支部長の前原誠司議員が立候補を表明。京都の民進党の議員が総力で前原議員の当選に向けて近畿や関東の自治体議員を訪問して、オルグ活動。ぼくが陣頭指揮。蓮舫候補の二重国籍問題が浮上したものの、前原候補は敗北。残念。

 9月中旬から10月下旬まで27年度の決算審議が中心の市会。

 そして、10月30日から11月8日帰国で、「省エネルギーと再生可能エネルギーによる持続可能な地域社会の実現を」をテーマにデンマークに海外行政視察。
 首都コペンハーゲンやオーフス市、サムソ島やロラン島を訪問。先進的な取り組みを学び実に有意義でした。そして11月市会が25日から12月9日まで、11月30日には今期2度目の代表質問。加えて、議員団の予算要望づくりもありもう四苦八苦。
 
 ところで民進党の蓮舫代表になって、地方自治体議員フォーラムの代表として本部常任幹事会の常任幹事を受けることになりました。さらに自治体議員局の会議もあり、11月から市会の公務がない時は、隔週で会議が開かれるので、東京日帰りが、5回かな。ハードになりました。地方自治体議員の声を本部に届けるべく、責任重大です。
 
 この1年振り返れば、親父の死去、それにまつわる諸般のこと、民主党が民進党として再出発したこと、市長選、3区の補欠選挙、参議院選挙に、加えて代表選挙。まさに選挙、選挙で明け暮れた。またデンマークに海外行政視察に行けたことも大きな経験。
 
 なおニュースで印象に残っているのは、相模原の障害者施設への襲撃事件、あってはならないこと、許されない!広島カープの25年ぶりの優勝、リオ・オリンピックの様々なシーン。オバマ大統領のヒロシマ訪問。そしてアメリカの大統領にトランプ氏がなったことは予想外で、さてこれからアメリカの民主主義はどうなるのか、世界はどうなるのか、憂慮する。
 
 この1年、ぼく自身は風邪もひかずに健康に過ごせてよかったが、残念なことは、喪中ということで剣鉾をさせなかったこと。来年は復活する。心配ごとは、90歳になるおふくろのこと。
 ともあれ、2017年も元気に頑張ろう!みなさん今年はお世話になりました。新しい年もどうぞよろしく。

 

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歳末 消防団周り  12月25日ー31日

2016年12月31日 | 日記
●12月31日(土)

 今日は大晦日。この1年、みなさんお世話になりました。
昼前、カミサンと生協へ買い物に付き合う。偶然、前原後援会の役員さんにばったり。またおせち料理を取りに行き、また過日、青山で購入したジャケットを取りに行ったり、夕方には眼鏡市場からも連絡があり、新しい眼鏡も取りに行く。そして「ひとくち日記」を書き込み、2016年の回顧録も書く作業。紅白歌合戦には、北島三郎や小林幸子も出演しないようだけど、まあ一杯飲んで、新年を迎えることにしますか。みなさん、よい年になりますように。

●12月30日(金)
 
   <おふくろのこと、そして親父のこと>

 午前中、ちょっとゆっくり。昼前、おふくろが住んでいるケア付き住宅から連絡。また貧血でダウンしたとか。昼、とりあえず、嵯峨野に走り、おふくろを見舞う。いつもは食堂で食事をするのだが、言ったら部屋で食事中。丼物を半分ぐらい食べ終えていたので、一安心。
 しばし、部屋でテレビを見ながら一緒に過ごす。
 
 帰途、近くの広沢の池に車を走らす。冬の愛宕山や嵯峨野風景、そして水が少なくなっている広沢の池に水鳥が舞うのを見ながら、ちょうど1年前、おやじが病院に入院していて、正月を迎えるころができるか、心配していたことを思い出していた。
 年が明けて1月16日に親父は病院であの世に旅立った。あれから1年、今度はおふくろを見守ることになるなあ。
 
   <経糸の会 餅つきと忘年会>

 午後4時過ぎ、松ヶ崎の杉村宅に。ヒューマンふれあいコンサートを主催する「経糸の会」のメンバーらが集まり餅つきと忘年会。この1年、お疲れ様でした。静岡名物、黒ハンテンなどのおでんをつつきながらワイワイ。久しぶりに和田野さんにも会えて一献交わす。ヒューマンふれあいコンサートは来年はお休みです。

●12月29日(木)

     <ふたたび一村和幸さんと>

 昼前の事務所への来客は、元豊中市会議員の一村和幸さん。1月14日(土)に開催する「未来の京都 公共政策・社会問題研究会」の報告をしてくれるので、その打ち合わせ。彼は、消費者運動としてよつば連絡会などにかかわり、また市民派の豊中市議として活躍してきた。
 今では「学遊」というNPO法人を立ち上げて、シニア・若者・大学生・保護者などが集まり、乳幼児から高校生までの「学」や「遊」のさまざまな支援を行っている子どもクラブで、営利を目的にしている塾ではなくて、子どもたちの将来を真剣に考え、成績の良い生徒も悪い生徒もしっかりと受け止めて、学習計画や遊び計画を立てています。学習支援では、優秀なサポーターに協力して頂き、全国トップクラスの英語や数学の授業も行っている。という。瓢箪から駒、このたびわが地元吉田でも居場所づくりとして立ち上げを計画している。次回の研究会では、そんな実践の経験と夢を語ってもらう。ぜひご参加ください。1月14日(土)午後2時から鈴木事務所です。
 
 午後から夜にかけて、ひたすらサボってきた「ひとくち日記」の打ち込みや資料整理など。

●12月28日(水)

   <この冬初めの雪化粧>

 初雪かな?大文字山も薄化粧。前を行く滋賀ナンバーの車、屋根には5センチほどの積雪。

 朝9時から民進党京都府連の選挙対策会議。
 2019年の統一自治体選挙に向けて各総支部の現状を意見交換。
とりわけ、京都北部の5区と京都市内の北、上京、中京、山科、南、下京、右京に民進党の市会議員がいないのでどうするか。これが大きな課題。まだ早いと言えば早いが、公募も含めて今から候補者擁立に向けての作戦を立てなければいけないね。
 
 帰ってから親父の本を整理して百万遍の吉岡書店に持ち込み、また事務所の資料の整理などなんやかんや。
 
    <消防団周り 4日目>

 夜は、左京区役所を午後7時に出発して呉越同舟、消防団まわり4日目。今夜が最終日。大原は1度、寒い。今朝の雪が屋根に残っていました。八瀬、上高野、岩倉南、明徳、岩倉北消防団を区長、左京消防署長、消防団長と激励に。岩倉北分団では猪汁を御馳走になり温まってよかった!みなさん、お疲れ様。これにて消防団周りもおしまい。今年は比較的暖かくて助かった。この1年、左京の火災件数は22件、昨年に比べて同じ。66日間、無火災とのこと。素晴らしい。これも消防団のみなさんのおかげです。

●12月27日(火)
   
 午前中、デンマーク海外行政視察団の報告書作成のために打ち合わせ。また過日、有志のメンバーで東松島市のディスカバリーセンターの科学地球儀を視察に行った報告も。とある建設会社の社長が自力で設置したという。予想していたより購入金額などが高いが、京都での設置を検討研究してみる価値はある。

    <市会改革推進委員会主催の高校生との意見交換会>

 午後1時からは、市会改革推進委員会主催の高校生との意見交換会。

 以下は、京都市会HPから引用。
「12月27日火曜日に,市立高校生34名と市会改革推進委員である議員15名とで「議員と話そう!京都市立高校生と京都市会議員による意見交換会」を開催しました。
 意見交換会では高校生と議員が6つのグループに分かれ,「観光政策」をテーマにディスカッションを行い,グループごとに様々な提案が発表されました。また,市会議場における議員への質問タイムでは,多くの質問が行われ,大いに盛り上がりました」
 
 本会議場に場所を移して質問タイムも。高校生氏からなかなか手厳しい質問も。寺田委員長、タジタジの感あり。
 ぼくの友人の娘さんも参加してましたよ。みんな事前学習もこなして、素晴らしい議論と提案でした。未来の京都を担うのは、彼らです。がんばってね!
 
    <消防団周り 3日目>

 夜は、呉越同舟、左京消防団まわり3日目。新洞、川東、聖護院、岡崎、東山、浄楽分団をまわる。南部はぼくも知り合いが多い。みなさんがんばてます。そしてとある居酒屋で左京の議員、前職のメンバーも加わって有志で忘年会。党派を超えてワイワイガヤガヤ。毎年恒例の行事になりました。

●12月26日(月)

  午後、ロームシアタ―で京都市スポーツの殿堂スポーツ賞表彰式。フェンシングの太田雄貴選手は欠席でしたが、車いすマラソンの寒川進選手、マラソンの野口みずき選手に認定証を藤田副市長から認定書の授与、また中高生や大学や社会人の選手でがんばった選手たちの表彰式も。

 それからカミサンと北白川の青山にてジャケットやズボンを購入。そして眼鏡市場で検査をしてもらう。ぼくは乱視でパソコンに向かうときは以前から眼鏡をかけているが、ちょっと度が合わなくきている。この1月には運転免許の更新もあるので、ちょうどよかった。新しい眼鏡ができたらお見せしましょうね。

  <消防団まわり二日目>

 夜は呉越同舟、左京の有志の議員と消防団まわり二日目。養正、修学院第二、修学院、市原野、静原、鞍馬分団へ。今年の冬はまだ暖かいからホカロンなし。みなさん、ご苦労様です。写真はないけど、前原議員も一緒でした。
鞍馬からの帰り、同僚と別れて元田中叡電前の「めんてい」で熱燗飲んでほっこりしてたら、タコケン一一行が忘年会の帰りだとかで乱入。

●12月25日(日)

 日曜日、京都の駅伝シーズン到来。まずは全国高校駅伝。東大路を駆け抜ける復路の選手たちをいつものように近衛で応援。がんばれー。優勝は、岡山倉敷高校。京都の洛南は8位。

    < 京野菜フェスティバル>

 昼ごはん、岡崎公園での京野菜フェスティバル。京野菜九条ネギラーメンバトルで東京のラーメン。イマイチや。また丹後の肉マン。これはボリューム満点、美味かった!京都府が主催で梅小路公園で開催されていたが岡崎では初開催。山城のJAなど府内の店も多く出店。またB級グルメの出店も。岡崎公園ではほぼ毎週週末に何らかのイベントが開催されていて楽しいよ。
 
 それから嵯峨野のおふくろの様子を見に。食堂で立ちくらみして倒れたという連絡があり、急遽訪問。怪我はしてないのでほっとしたが、どうやら貧血らしい。ベッドに座っていたが、ちょっと心配。しばし様子を見る。なにせ90歳だし、さてどうするか。
 
    <消防団周りの初日> 

 夜は、今日から4日間に渡って左京区長、署長、消防団長、そして呉越同舟、左京の議員の有志で一台のジャンボタクシーに乗って消防団激励巡視に。7時過ぎから北白川分団、養徳分団、松ヶ崎分団、葵分団、下鴨分団、そしてラストは地元吉田。自主防災会のメンバーも歳末警戒に。ご苦労様です。左京の火災件数は現在22件。60数日無火災とか。みなさん、火の用心!火の用心!
 毎年歳末になると消防団周りをしている。20年前まではみかん箱などを持って回ったものだが、今はそんなことはしなくなった。呉越同舟、ジャンボタクシーで回り始めてもう4年ぐらいかな。ずいぶん楽になった。

 消防団周りで体も冷え切っていたので、昨夜は、わが町内の剣鉾仲間の平安湯に。クリスマスイルミネーション風呂で暖まりました。ホワイトクリスマスをイメージして日替わり湯は濁り湯。京都新聞にも載っていました。来年のクリスマスには、ぜひみなさん行ってね!入浴料は430円ですよ。

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12月も半ば、あわただしい日々 12月18日ー24日 

2016年12月31日 | 日記

●12月24日(土)
 8時30分から民進党京都府連常任幹事会。朝も早くからで眠たい眠たい。まあ、色々とありますよ。

    <ハラールネットワーク京都のおせち料理教室>

 終わってから、三条通の京都料理学校へ。ハラールネットワーク京都のおせち料理教室。先生は京都料理学校の小川洸先生。インドネシアから来ている留学生らムスリムの生徒さん。アルコールなしのみりん、醤油など使ったハラール対応の調味料で、棒だらとえび芋の炊き合わせ、ごまめくるみ煮、たたきごぼう、 えびのうま煮、鶏肉柚はちみつ焼、そして白味噌の京風雑煮。なんと6品にチャレンジです!早くも正月気分!

 夕方は、事務所で弟らと会議。今期は順調に行っているようで何より。

 夜はクリスマスイブ。カミさんが温泉旅行に行ったので、久しぶりに娘と加茂大橋東の焼肉屋へ。たまには娘と食事もいいものだ。この店は、新日本プロレスの京都大会のスポンサーになっているようで大将と話が弾んだ。メリークリスマス。
 
●12月23日(金)
  
   <近衛広場で公園体操と落ち葉集め>

 毎週金曜日の朝は公園体操。雨も上がり、30人程の参加者。広場の木々も落葉して、寒椿が咲き始めている。季節の移り変わりを思う。今日は歳末でもあるので、で落ち葉を集めて袋に着詰める。20袋ほどの落ち葉をぼくの車に乗せて、近くの白河総合支援学校に運ぶ。農園の肥料になるのです。久しぶりに汗を流しました。
 
  <京都府立京都学歴彩館の竣工式>
  
 午後は、府立大学の農園跡に竣工した京都府立京都学歴彩館の竣工式。今まであった総合資料館が老朽化してきたので新築された。
 府立大学の構内とつながるそうで、植物園、コンサートホール、そしてこの歴彩館と北山が文化・学術ゾーンとして、府民市民に親しまれたらいいね。ホールもなかなかいいですよ。
京都に関する様々な文書や写真資料、歴史民俗資料等を探している方はぜひご活用ください。展示室では「府所蔵品にみる『京焼・美の探訪』展」や岡田俊一氏作の「源氏物語絵図屏風(びょうぶ)展」が開催されています。

 夜は、友人の会社の忘年会で八瀬に。叡山電鉄八瀬駅ではイルミネーションがきれいでしたよ。ビンゴゲームなどで盛り上がった。社長!元気になってくださいよ!

 三条河原町の下がるのライブハウスでの馬場さんがリーダーのライブ「E.YAZAWA TRIBUTE ACT STAND UP. YAZAWA NIGHT 17th」に。仕事に音楽活動にがんばるバンちゃん!元気一杯。ロックンロールで盛り上がった。帰途、友人ととあるパブ風の店でウイスキー飲んだらまわった!

●12月22日(木)
 
 朝、おふくろを嵯峨野のケア付き住宅にカミサンと迎えに行き主治医の病院での月に一度の定期検査に。血圧など図ってもらい薬をもらう。多少血圧が低いのが気になる。寒さもあるのか、ちょっと元気がないなあ。
 近所のスーパーでカミサンと弁当を買って、おふくろと共にケア付き住宅の食堂で一緒に昼ごはん。広い食堂には、この住宅に住んでいる高齢者の人々が黙々と食事をしている。おふくろは隅のほうのいつもの席が決まっていて、そこで食べている。ぼくとカミサンは持ち込んだ弁当を一緒に食べながら、その様子を見る。今日はラーメンだったけれどだいぶ残している。食がますます細くなってきているのか。部屋に戻って、元気づけてしばし話すが、ちょっと心配だね。
 
 夕方、事務所にはパソコンのメンテに高橋さんが来てくれる。
 それから資料整理。

 ニュースは、新潟県糸魚川市での大火災。強風にあおられて次々に飛び火して大火災になった。無残な惨状。時としてフェーン現象で日本海側の都市は大火災に見舞われる。幸い避難勧告が行き届いて死者はおられないようだが、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

●12月21日(火)

   <教育福祉委員会>

10時から今年最後の教育福祉委員会。
まずは保健福祉局から。報告事項は、
(1)開智幼稚園の認定子ども園移行に係る整備・運営法人の選定、
(2)精神障害者保健福祉手帳の等級の誤交付に係る調査
(3)「京都市貧困家庭の子ども・青少年対策に関する実施計画(骨子)」(案)については、7人の委員が質疑

 請願審査は、児童館未設置学区エリアへの子育て機能の充実・拡充
審査結果は、継続審査。そして「食の安全・安心デーの制定」については全委員が賛成して採択となりました。

 一般質問では、共産党の議員が過日開催した左京の議員と保育園関係者との懇談会で話題になった保育士確保のことで質問したので、ぼくも関連して、就職フェアなどの効果などについて質疑してその他の取り組みなど資料要求。

保健福祉局に続いて教育委員会。
報告事項は、伏見工業高校跡地に計画されている「『新定時制単独高校の創設に係るワーキンググループ』まとめ(案)」に関する市民意見募集の実施についてと京北地域小中一貫教育校検討協議会の進ちょくについて。京北は右京区なので常に右京選出の議員が質問するのです。

 そして一般質問では、ぼくも挙手して、学校給食の民間委託に対して質疑。いわゆる現業職の採用が京都市では中止になって、給食調理員の正規職員の採用がなくなり、民間に委託され始めているのだが、今まで周辺部の7校が委託されていたのだが、来年から百々小学校など5校に拡大されることになった。その問題点と課題について質疑。ぼくは給食調理員としてがんばっている友人が何人かいるけれど、こどもたちの安全な給食のために、民間委託には極力すべきではないと考えている一人。
 
 なんやかんやで今日も委員会は午後6時を回っていた。みんな熱心に議論するのですよ。お疲れ様でした。
 
    <民進党府連常任幹事会>

 散会後、民進党京都府連の常任幹事会に。ほぼ議論が終わったところので、先日開催された資金集めのパーティの決算報告など。自治体議員局のことなど発言する時間もなし。問題は、京都駅前での野党共闘ということで演説会が開催されるのだが、そこには民進党の某国会議員が来るということで、「非自民・反共産」を明確にしている京都府連には、連絡もないということで怒りの声。地域事情も知らずに、けしからん!また1区の衆議院選候補者の選定を巡って色々と議論がされたのかな。
 
 午後7時過ぎから近くの居酒屋で府連の忘年会。途中退席して、以前から約束していた友人とお好み焼で忘年会。

●12月20日(火)

 手帳を見たら今日の予定は浄土寺の吉田歯科に予約が入っているだけ。久しぶりに時間がある日。昼前、吉田歯科に行ってゴリゴリと歯石をとってもらう。そしてとある友人宅に挨拶に行ってからは事務所に籠って、ひたすら山のような資料の整理。捨てるに限る。

   <ひとくち日記のこと> 

 また長いことサボっていた「ひとくち日記」を、とりわけデンマーク海外行政視察から始まって、随時FBに書いていることを参考にしながら11月分を打ち込む作業。継続は力なり、とぼくは思っている。日頃は三日坊主に終わるけれど、この「ひとくち日記」は、もう10数年書き続けているからここで止めるわけにはいかんのだよ。読んでいただいているみなさん、ありがとう!

●12月19日(月)

    <大阪へ 民進党近畿ブロック会議> 

 昼、京阪電車に乗って久しぶりに大阪に。大阪は谷町にある民進党大阪府連に。大阪は、維新にやられて大阪市会には民進党の議員はゼロ、府議会は1人。市町村議員もガタ減り。ほんまにたいへん。
 今日は、公務多忙なか、藤野奈良県議らも来てもらい、滋賀、奈良、大阪、和歌山、兵庫の事務局のメンバーを中心に集まってもらって、
近畿ブロックの研修会の開催について打ち合わせ。先だって、ぼくから近畿ブロックの代表として参加している自治体議員局のことや蓮舫代表になって本部常任幹事会に参加し始めたことなどを報告。色々と意見交換。たまには近畿ブロックで集まらんと。
 
 散会後、大阪城をぶらぶら。長いこと来てないなあ。中国からからかな、大勢の観光客がいてはりました。京橋で串カツでも食べて帰りたかったが、以前から約束していたグループとの会合があったので京阪で帰る。
 
     <下鴨神社 マンション建設問題について>

 午後6時半には、事務所への来客は下鴨神社が計画しているマンション建設問題について、知人の紹介で女性が3人。御陰通から南に前は駐車場になっていたところを「式年遷宮」の費用捻出が目的で3階建て8棟、99戸の和風高級分譲マンションを建設する計画ですでに着工もされている。
 下鴨神社は、世界遺産に登録されており、そのバッファゾーン(緩衝地帯)内にあり、建設に反対している市民グループもある。
 実はこの間、誰もぼくのところにはこの問題で話に来た人はいなかった。「糺の森」の中なら大問題だろうけれど、以前から駐車場になっているところでもあり、完成したときの予想図を見たこともあるが、それなりに植栽されて奇異な建物には見えないと、ぼくは思っている。
 京都の風景を醸し出す神社の森は、寺町通の御所の東に
梨の木神社の前にマンションが建設されたが、さて、神社の運営の資金繰りと景観をいかに考えるか、それが今後の課題でもあるのかな。彼女たちの思いは理解すれど、裁判も行われていることで、その結果を待つしかない。そんな話をした。

●12月18日(日)

    <國枝克一郎元議員の「ぼくの82歳の自分史」>
 
 日曜日だというのに、昼前の新幹線で民進党自治体議員局の会議に参加するために東京へ。
車中、國枝克一郎先輩から贈呈いただいた自伝、「ぼくの82歳の自分史」を読む。
 國枝さんは自民党の先輩議員だが、飲みによく飲みに連れて行ってもらった。議論好きで、お酒も好きで党派も年代も越えて好きな議員さんだった。今出川通にLRTを走らせる計画にも努力されて、ぼくも応援していた。
 引退されてからは、奥さんの介護でご苦労されている が、その合間に、少年時代から日通の労組の専従職員だったときのことや国際会館の立ち上げから、市議当選してから衆議院選挙に出て負けたときのこと、桝本市長選挙のことなど赤裸々に、時には裏話まで書かれている。 一気に読みました。
 富士山が綺麗でしたよ。

    <東京へ 自治体議員局の会議>

 日曜日だから国会周辺は閑散としている。もちろん民進党本部も休み。されど北海道から九州までの各ブロックの代表が集い、自治体議員局の会議。新潟の大渕県議が事務局長役で進行をしてくれて代表として挨拶。話題は政務活動費のこと。各議会によって差はあるが、各議会で公開がどのようにされているのか、あるいは今後どう公開に努めるのか、を議論。
 また全国都道府県議会議長会が、地方議員のなり手不足が大きな問題になっているなどとして、「年金制度を時代にふさわしいものとすることが、人材確保につながっていく」と法整備を求めたことについても意見交換。そして5月には東京で全国の地方自治体議員フォーラムを開催することなどを協議。今年最後の東京でした。
日帰りは疲れるねえ。

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宇治市長選挙など  12月10日ー17日

2016年12月31日 | 日記
●12月17日(土)

  <民進党京都2区総支部定期大会>

 土曜日、朝はホテル平安の森で民進党京都2区総支部の常任幹事会、幹事会を開いて議案書を確認してから、定期大会。朝早くからたくさんの党員、サポーターに来てもらい感謝。前原誠司総支部長は、代表選挙の時に政策として掲げた「みんながみんのためにーAll for All」のことにも触れて挨拶。解散総選挙の時期についても言及したが、どうやら年明けはなさそう。
 その後、ぼくが幹事長として今年一年の活動報告、民主党から民進党に、市長選、3区の補欠選挙、参議院選挙そして代表選挙と駆け抜けた。ハードな1年でした。そして、活動方針を提起。民進党にはいまだ厳しい風が吹いているけど、常在戦場、来るべき総選挙では必勝を期す!
 
   <未来の京都公共政策社会問題研究会「吉田学区の地域力」>

 午後は、「未来の京都 公共政策社会問題研究会」の研究会。「吉田学区の地域力」として、柿阪正夫さんが「祭りがつくる地域のきずな」、福井武司さんが「地域で防災、安全なまちづくり」、辻村哲夫さんが「第四錦林小学校でのビオトープづくり」、守時一夫さんが「剣鉾復活について」報告していただき、15人程の参加者といろいろと意見交換しました。吉田の地域力はスゴイいですよ!
 まとめて冊子にしますよ。乞うご期待。

 夜は、河原町のもつ鍋やで議員団忘年会。7人の精鋭でわいわい。
まあ楽しい仲間ですよ。これからもがんばろかいな。

●12月16日(金)

 二日酔い。公園体操もさぼる。中川さん、すみません。昼前、コムペイジの牧野君、来所。ぼくが主宰している地域コミュニティサイト「左京ライフ」の今後の展開について喋る。ちょっと最近サボっているなあ。せっかくだからまた更新しよう。

    <バディウォーク京都のこと>

 午後の来客は、京都ニンジャムキッズの武田みどりさんと音楽家の鈴木キヨシさん。
この10月に岡崎公園でのダウン症の子供たちやママパパを中心にたくさんの人が参加して賑やかにバディウォーク京都が開催された。
 京都ニンジャムキッズはダウン症の子どもを持つ若いパパとママたちが集まりで。 メンバーそれぞれがジャムセッションのように音を奏でて楽しく愉快な時間を共有することを目指し、 ダウン症、障害者、そうでない人たちと楽しい時間を過ごそうと、パレードや演奏会などのイベントを無事に終えることができた。
 前日がもし雨だったら時代祭が延期になって、ちょっと心配だったけれど、両日ともに晴天でよかった!よかった!その報告と来年のことなども含めて懇談。鈴木キヨシさんとは、昨年から付き合いが始まったが、盆踊りの復活など色々とおもろいことを企画しているオッチャン。お互い、がんばろう!

夕方は、解放センターで解放・人権政策確立要求京都市実行委員会に。差別解消法が施行されたのは運動の成果。民進党を代表して、これからも人権問題の解決のために共にがんばろうと、挨拶。
その後、明日の民進党2区総支部大会の諸々の打ち合わせ。

●12月15日(木)

   <百万遍の手づくり市> 

 毎月15日は百万遍の知恩寺境内での手づくり市。もう30年。主宰者の臼井さんらが友人。今では観光バスもくるほどの人出で賑わっている。久しぶりの手作りの帽子屋さんを訪ねて冬用の鳥打帽を購入。ちょっと小さいけれどまあいいか。臼井さんも元気で何よりだ。

 昼前、未来の京都公共政策社会問題研究会の相棒、真下仁志さん来所。17日に開催する研究会の打ち合わせ。
 
    <わが青春、ボヘミアンレポートとジェーン・フォンダのFTAショー>

 午後は、大阪は近畿大学の外交史を専攻している研究者の香田直さん。なんと彼女は、立教大学のべ平連関係の資料から、ぼくが1972年かな、23歳の時に友人らに送っていた「ボヘミアンレポート」を見つけて取材に来てくれました。いやあ、恥ずかしい。
 ちょうどそのとき、ベトナム戦争に反対して俳優のジェーン・フォンダや渋いドナルド・サザーランドがFTAショーと名乗って、沖縄や岩国、横田などで米兵を相手に日本を回った。ぼくは沖縄や岩国で彼らに付き合い、また京都では同志社の学生会館でもそのイベントが開催されたのだ。まさにわが青春。その時の5日間の記録をぼくは冊子にしていたのだ。
 香田さんはそのレポートを読んでくれていて、また当時の映像をユーチューブで見せてくれて、当時の話を聞き出そうとしてくれた。もう記憶にもないこともあったけれど、いやはや研究対象にいまではなっているのだ。べ平連や脱走米兵のこと、沖縄でのこと、ブラックパンサー(黒豹党)のことなど当時のことなどタイムスリップして喋った。
 疾風怒涛のわが青春の時に書いたものをちゃんファイルしておかないと。そしていつかは自伝を書こうかな。香田さん、ありがとう!
 
   <左京保育懇談会>

 午後4時から、アピカルイン京都で恒例になった左京保育懇談会。
左京保育園園長会、保育士会の役員さんと左京区役所福祉部長田中さんにも来ていただいて左京選出の8人の議員と懇談会。中村会長の挨拶のあと、田中部長からは区役所に4月から設置される「子どもはぐくみ室」のことなど報告してもらい、議員との意見交換。ぼくは急用ができて途中20分ほど中抜けしたが、世話人としてなんとかできた。

 隠塚議員がFBにアップしていたので、それをコピペしておきます。
「今日はこの時期恒例の左京区保育懇談会が開催されました。
この間、保育園として要望してきたことが、幾つも実現してきたと冒頭に中村園長会会長よりお礼のご挨拶があり、今年の要望・意見としては保育士確保への協力が強く求められました。若い人にとって魅力が感じられない現実にどう向き合うかが問われていることを実感しました。」
 
    <同志社校友会京都支部のクリスマスパーティ>

6時過ぎには、同志社校友会京都支部のクリスマスパーティに。
 毎年、同志社出身の議員や市の職員さんらと同じテーブルでワイワイ。礼拝が終わった後だったが、、大谷総長らの挨拶のあと、議員が壇上に上がって挨拶させてもらう。井上与一郎議員が先輩、森田、豊田、森川,森かれん議員らが同志社出身。そして抽選会では漬物が当たりました。なおわが事務所の隣の中村さんが司会。散会後、司会事務局の同志社出身の課長らと「しるら」で二次会。ちょっと酔っぱらったな。

●12月14日(水)

   <元豊中市議 一村和幸さんと>
 
 昼前、事務所への来客は元豊中市会議員の一村和幸さん。
かつて革新議員連盟などで一緒したことがあったが、「未来の京都 公共政策・社会問題研究会」にこの秋から参加してくれて再会を果たした。「学遊」というNPO法人を立ち上げ、コミュニティサロンをつくり、学び、遊び、なんでも相談など、集い、交流の場を京都はわが地元吉田でも実践できたらと熱い思いを持ってくれている。
うれしい話。1月14日(土)午後2時から、研究会で彼の話を聞きますよ。ぜひお越しください。

   <北山 芹生で来春イベント> 

 午後は、市役所近くの喫茶店で、大相撲京都場所の事務局長の荻野さんと佐々木慶子さん。来春、貴船口から峠を越えたところにある北山の山里、芹生で宇崎竜堂さんを招いてイベントをしたい、という相談。いやあ楽しい話。芹生峠の近くには鴨沂高校山岳部の時によく行った北山荘もあり、なつかしい。今は右京区になっている。早速、片山京北所長に連絡も。ぜひ成功させましょう!
  
    <左京小学生バレーボール大会実行委員会>

 夕方、左京区役所で京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会実行委員会。抽選や当日の運営などについて打ち合わせ。今年は参加チームが少なくなったのがちょっと残念。小林先生が手際よく運営されて、また長く実行委員をされている指導者もおられるので安心。3月4日5日に開催されます。記念すべきだ20回大会です。
 
 なお、銀閣寺のお料理屋さんのおかみさんが急逝されてのお通夜。ぼくより若い。心よりご冥福をお祈りいたします。

●12月13日(火)

 小雨降る寒い朝。月イチの民進党2区総支部の街頭演説。久しぶりに早起き。わが地元の熊野神社交差点で前原議員、北岡府会議員とともに朝の街頭演説。寒いよ!激励していただいた方も多くて、うれしいね、がんばろう!交差点角の恒村医院さんが、建て替えられるのか、空き地になっていました。わが祖母がお世話になった先生です。
 またいつもモーニングセットでお邪魔する喫茶店「にき」さんも閉店。残念です。お隣の「ボンベル」さんは、まだ健在。
 しばしくつろいで温まって事務所に戻ったら、来客は、とある縁で知り合った友人がお歳暮ということで、名酒久保田の満寿をもって挨拶に来てくれました。毎年ありがとう!うれしいね!感謝、感謝!
 そして京都駅へ。新幹線に飛び乗って、いざ東京へ。腹ごしらえは名古屋駅ホームで「きしめん」。いいね!

   <民進党常任幹事会>

 午後3時から、国会衆議院議員第二会館で民進党常任幹事会。三回目の出席。年金カット法案やカジノ法案の対応についてやりとりがありました。

 以下は、民進党本部のHPから
ーーー蓮舫は冒頭のあいさつで、「いよいよ明日が会期末となり、まさに大詰め。年金カット法案、われわれは現段階でも政府の説明不足という点は納得していない。ただ参院での審議、われわれの仲間の質疑を通じてようやく政府が一時的に賃金がマイナスになることも踏まえた形での試算を年内に公表することを明言した。ようやくだ。衆院ではずっと否定したものをようやく認めた。こうしたこともあり、付帯決議で政府が暴走しないような歯止めをかける。その部分での質疑を通じて本日の委員会採決を認めることにした。他方で今日も内閣委員会でカジノ、IR法案の質疑が行われている。違法性の阻却、ギャンブル依存症への対策、ほぼ質疑者と答弁がすれ違ったままで、やはり国民の不安の声に納得できるしっかりした答弁は返ってきていない。明日は会期末。当然もう時間がないというのが一般的な常識ではないか。廃案にぜひ追い込んでいただきたいと思っている」「政府・与党が立法府の品位を汚すようなことをやってくるとは思わないが、仮にそうした手段が取られた場合には、民進党としてはあらゆる手段を通じて国民の声にしっかりと向き合う対応を取っていく」と述べた。

 報告事項では、野田佳彦幹事長が(1)市民連合との意見交換会の再開(2)拉致問題対策本部の構成(3)鳥インフルエンザ対策本部の構成――について報告した。榛葉賀津也参院国会対策委員長は、年金カット法案、カジノ法案についての参院での取り組みの現状を報告した。
 協議事項では、馬淵澄夫選挙対策委員長が次期衆院総選挙(小選挙区)の新たな候補者公認内定と次期東京都議会議員選挙候補者の第2次公認について提案し、了承された。
 
 感想をひとつ。詳しくは書かないが、各常任の幹事のやり取りを聴いているといわゆるカジノ法案IR法について衆議院と参議院とではその取り組み方にちょっと温度差があるんやね、と。
  今のところ、ぼくは発言してないけれど、年明けには発言もしますよ。


 散会後、参議院会館の福山事務所に立ち寄って、ご本人としばし懇談。まあ色々あるよね。
 
 国会議事堂前から丸の内線で東京駅に出て、八重洲口のヤンマービルの京都市の東京事務所に立ち寄り所長らスタッフにご挨拶。そして京都館に立ち寄り、改めて京都の伝統工芸品の質の高さに感心。
 晩御飯は、新幹線で深川めしと京都館で買った伏見の酒、山本本家の純米大吟醸「松の翠」でほっこり。

●12月12日(月)
 
 11月市会も終わり、なんやかんやとあわただしかった日々もようやく一段落かな。

     <「いのちの花カフェ・羊角湾」>

 昼前、叡電元田中近くの「いのちの花カフェ・羊角湾」に。宮田さよ子さんと久しぶりに会う。宮田さんは、看護師の経験を生かして尊厳ある終末をと有料老人ホームを「花の家」を創設。介護の先駆者。このたびカフェをオープン。「羊角湾」とは彼女の郷里、天草の海の名前だとか。年明けに、この場所で、左京選出の市会議員と懇談会を開催したいということで相談。ぼくは1月12日かな、話に行きます。名物「花カレー」をいただきながら母親のことなども話題に。いつかはお世話になるかも。
 
     <映画「東学農民戦争」>

 午後は、事務所で資料整理など。来客は、映画「東学農民戦争~唐辛子とライフル銃』の上映案内のチラシをもって島津さんが来所。
1894年朝鮮半島で起こった甲午農民戦争(東学農民革命)を掘り起こすドキュメンタリー映画。前田憲二監督によるインタビューと関連する史跡の紹介などらしい。興味ある人はぜひ行ってあげてください。1月14日( 土)11時から京都駅前キャンパスプラザ京都、前田監督の講演もあるそうですよ。

 夜、久しぶりに浄土寺の吉田歯科に。いつものようにゴリゴリと歯石をとってもらう。快感です。

●12月11日(日)

   <おふくろさん、 卒寿90歳の誕生日>

 今日はおふくろの90歳の誕生日。卒寿です。大正15年1926年生まれ。親父が今年の1月に亡くなって、ケア付き住宅で独り暮らしなので、たまにはご機嫌伺いにいかんと。弟夫婦らと鍋を持ち込んで、ビールで乾杯。難聴なので会話するのも大きな声で喋らんと。まさに昭和から平成の時代を生き抜いた人。ぼくとは違い、おとなしく慎ましやかで、人見知りする性格かな。20年ほど前は、ライトハウスに出向いて民話の語りや点訳もしていたけれども
最近は、もうあまり外出もしたくない様子。もうちょっと頑張ってほしいね。

 夕方は、久しぶりに家でゆっくりと過ごす。

 そして11時頃だったか、宇治市長選挙の速報。山本正候補、2000票ほどの差をつけて、自民、公明の推薦した大島候補に勝利!よかった!よかった!大島さん、お疲れさんでしたね。

●12月10日(土)

 土曜日、昼前、みやこめっせに。―「障害者差別解消法」の理念と実現に向けて就学前から卒業後までをつなぐー「はぐくみ情報展」に。
総合支援学校のコーナーや天才アートの展示、福祉機器などのブースも。白河総合支援学校のパンは大人気、長蛇の列でしたるでした

 また京都市PTAフェスティバルも。おやじの会のみなさんら関係者が大活躍。静原小学校のみなさんの「みたらしドッグ」は美味しかったよ。

  午後の来客は、元町内に住んでいた友人。仕事場での悩み相談ごと。まあ色々と相談ごとがありますよ。
 
    <宇治市長選の応援に>

 そして、宇治に。宇治市長選挙、最終日。JR宇治駅まえでの山本正候補の街頭演説にかろうじて間に合う。民進党の宇治市議はもちろんのこと6区の議員に京都市議団や府議団なども応援に。戦況は混沌としているのかな。最後の踏ん張りどころ。山井議員、福山議員も宣伝カーに乗り込み最後のお願いに。民進党挙げての応援。しばし山本事務所で選対メンバーと話した後、山岸議員を乗せて帰途の途中、山本候補の選挙車に出くわし、しばし木幡地域を伴走。
 夕焼けが綺麗でしたよ。なんとしても山本候補には勝ってほしいね。

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京都市会11月市のこと 12月1日ー9日

2016年12月31日 | 日記
●12月9日(金)

   <11月市会本会議、補正予算など可決>

 10時から本会議。請願審査ではくらし環境委員会に付託された2件、教育福祉委員会に付託された1件、交通水道消防委員会に付託された1件、いずれも共産党の議員が紹介議員の請願はすべて不採択。その後、各委員会委員長から審議された内容について報告があり、予算とその関連議案合計11件が、一部は賛成多数をもって、いずれも可決。条例の制定や改廃に関する35件もすべて可決、
 追加提案された人事案件21件については、全て全会派一致で可決、なお、人権擁護委員の推薦についての議案の時、ぼくは本会議から退席(除斥)。なぜならカミサン、鈴木悦子が人権擁護委員に推薦されていたのですよ。いやはや照れますよ。
また京都市教育委員会委員に未生流笹岡の若きお家元、笹岡隆甫さん(本名笹岡隆平さん)が任命されました。

 意見書では「駅ホームにおける転落事故防止対策の強化を求める意見書」と「安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書」の2件が可決されました。残念ながらわが民進党議員団が提案した「いわゆる年金カット法案の撤回等を求める意見書」については、否決されました。トホホ。

 こうして15日間に渡る11月市会も閉会。

    <妙満寺跡の発掘調査現場>

 市会本会議終わり、昼から市役所の北側の妙満寺跡の発掘調査現場を見学に。妙満寺跡、豊臣秀吉によって築かれた寺院街。昭和43年に岩倉に移転。安土桃山時代からの遺構、祖師堂跡、1864年禁門の変で焼失したという建物跡や焼けた土など地中から出てきているのです。埋蔵文化財研究所の労働組合の委員長に説明してもらいました。ご苦労様です。そしてありがとう!
 
 その後、議員団室に来客は自閉症のお子さんがいるお母さんが、グループホームを建設したいという相談ごと。保健福祉局の担当者に来てもらい、その手続きなど説明をしてもらい懇談。
 夕方、事務所への来客は前原事務所の斎藤所長。17日に民進党2区総支部の定期大会を開催するのでその議案書案作り。
 民主党から民進党に、そして市長選、3区の補選、福山参議院選、そして前原総支部長が出馬した代表選。ほんまに選挙、選挙の一年やった。まいったね!年明けに解散総選挙とか言われているが、もう勘弁してよ!

●12月8日(木)
 
 11月市会、明日が会期末の本会議。意見書の調整もなんとか終わり、その他紛糾することもなく、午後、淡々とまずは常任委員会が、そして本会議場では予算特別委員会が開催されて、各会派が補正予算や議案について態度表明をして討論結了。

 その後、付帯決議について調整が図られたが、僕の提案した決議については、賛成を得られず、委員長報告の中で会派の意見として議事録に残ることになった。ちょっと残念。

 なお昼休み、ゼスト御池では鳥取県の観光キャンペーン中でした。
 
 夜は、友人と一献傾ける予定だったが、友人が体調不良で延期をしたが、予約をしていたので熊野事神社はメキシコ料理の居酒屋エルラティーでラムを一杯飲んで帰宅。

●12月7日(水)
 
 10時から議員会。補正予算や付託された各議案については賛成することに決定。そして昨日の夕方に他会派から提出されてきた意見書についての対応を協議。意見書調整の担当は中野、天方議員。
 断続的に意見書調整が行われて、随時進捗状況について報告があり、その都度、対処や方向性を決めていく。いつものやりとり。また付帯決議も書き終えて、ぼくは他会派の教育福祉委員会のメンバーと折衝も。なんやかんやで夕方まで議員会。
 晩御飯。久しぶりにタコとケンタローでぶっかけたこ焼きうどん。中は伊勢うどんだよ!これぞ粉もんの親玉?

●12月6日(火)

 11月市会も大詰め。今日は朝から議員会。理事から今後の日程など報告の後、補正予算や付託されていた議案についていつものよいに予算特別委員会の各分科会や常任委員会での議論や問題点が報告があり、慎重に審議。
 また夕方、5時までには意見書や決議を提出しないといけないので、その対処について議論。結果、ぼくは、こども若者はぐくみ局が創設されることと区役所の保健センターと福祉事務所が組織再編、統合されることについて付帯決議をつけるうことを提案。文書を作成することに。
 その他、諸々の案件を議論、意見交換しながら、なんやかんやで夕方まで議員団室に。

 散会後、夜はJP労組、日本郵政グループ労働組合の京都簡保支部の支部長らと懇親会。ちょっと飲みすぎたかな。
 事務所に帰ったら、プロレスのファンの若い友人の剣鉾女子からおじいちゃんが作ったという白菜と大根の差し入れ。おおきに!

●12月5日(月)

   <宇治市長選挙の応援に>

 月曜日、今日の委員会はオフ。昼前、宇治市の市長選挙の応援に。現職の山本正候補は、府議の時代に民主党京都府連の幹事長も歴任。4年前の選挙で初当選。
 今回の相手候補は自民、公明が推薦する元京都市幹部の大島仁さんと共産党の候補。大島さんとは現役時代にたまに飲んだこともあるが、自民党の事務局長になってからはさすがに一緒になったことはない。なかなかの強敵だ。
 宇治の商店街にある山本事務所では、矢野元宇治市議らと話した後、候補者が食事休みということで急遽、選挙車に乗り、山本正候補をよろしくとマイクを持つ。服部市議の先導者で明星地区から山のほうに入って紅葉がきれいな山里の志津川近辺をマイクを持つ。
 今年は、京都市長選、3区の補欠選挙で泉ケンタの候補の応援、そして参議院選挙と選挙イヤー。宣伝カーで知らないところを走るもの楽しいよ。
 およそ1時間、がんばったぞ!
 
 4時過ぎには京都に戻り、平安神宮横の武道センターに。新日本プロレス京都大会。新日本共同企画の冨野さんらとはもう20数年の付き合い。ぼくはプロレスン味方です。試合は見れず、残念!1月15日にKBSホールでメキシコからルチャドールがやってきますよ。チケットご入用の方は、ご連絡を!

     <左京は山間部の消防団まわり>

 午後6時、事務所から車で367号線、大原、途中、花折トンネルを抜けて梅の木経由1時間で久多に。左京区長らと消防分団を激励。栃餅のぜんざいが美味しかった。そして能見峠をカーチェイス。広河原と花背分団にも。夜の山岳ドライブ。今年は暖かかった。消防団のみなさん、ご苦労様です。

●12月4日(日)

 日曜日、午前は第四錦林小学校での恒例の吉田学区の防災の集い。
体育館では避難所の運営訓練を各町内のみなさんが参加して、救命訓練など実践。そしてグランドでは、お餅つきや給食班から豚汁がふるまわれて懇親も。自主防災会か消防団のみなさん、ご苦労様です。

    <フォークこと大平雅之君をしのぶ会>

 午後はこの九月に亡くなった友人,フォークこと大平雅之君を偲ぶ会。享年64歳。立命のべ平連や現科研のメンバーら元?活動家が集結。大平雅之君は、プランニングRという印刷屋さんを細々と営みながら、イラン革命や中東情勢について興味を持っていた。
 彼の遺品が公開されたのだが、ぼくの1999年4期目の選挙ポスターが彼の仕事場に残されていたのです!びっくり仰天。当時の髪ふさふさのポスターを見て、我ながらこんなに変わるものか!とわれながら愕然!おおきに。
 
 散会後、この6月に亡くなった小学校時代からの友人井口悟君の子息と近所の居酒屋で久しぶりに再会、彼の思い出話をしながら一献。倒れて1年余か、子息は親父の介護を仕事しながら、よくやった!わが友が先立つのはつらいなあ。彼らの分まで生きんとね。

●12月3日(土)

    <京都市学校用務研究会の防災研修会>

 土曜日。朝九時から京都市学校用務研究会の防災研修会。「劇団あしたの会」のみなさんが手話劇で熱演。管理用務員さんたちが熱心に手話について学んでいました。毎年、この研究会には参加しているが、この春、手話条例が制定されたこともあり、タイムリーで、みなさん熱心に芝居や講演を聴き、手話の練習に取り組んでました。
 司会や進行など世話人はみんな女性、がんばってるよ!

   <気候ネットワークのシンポジウム>

 午後は、同志社大学での気候ネットワークが主催のシンポジウム「2016年パリ協定と排出ゼロを目指す市民が進める温暖化防止」。「パリ協定時代の世界と市民」と題して、気候行動ネットワークの代表ワエル・フマイデンさんが講演。
トークセッション「パリ協定を実現するための社会のルール」。高村ゆかりさん(名古屋大学大学院)、山岸尚之さん(WWFジャパン)、 平田仁子(気候ネットワーク)がやり取り。デンマークで見聞してきたことを思い出しながら聞いてました。

 夜は、音楽家労組の福原さんに誘われていた裏寺にある沖縄料理の店「琉楽」での忘年会にとある組合の役員さんと乱入。11月市会もひと段落したので沖縄の夜を堪能。

●12月2日(金)

    <教育福祉委員会


11時市会も終盤、教育福祉委員会。
まずは保健福祉局から付託された議案について説明があり質疑。
◎京都市指定通所介護事業所等における宿泊サービスの事業の人員,設備及び運営の基準等に関する条例の制定
◎京都市老人いこいの家条例を廃止する条例の制定
◎京都市中央斎場整備工事(火葬炉改修工事)請負契約の締結について
◎児童館など指定管理者の指定について
報告事項では、
●違法な「民泊」の適正化等に向けた衛生課業務等の集約化に伴う体制等について
●請願・陳情審査は、
◎「児童館未設置学区エリアへの子育て機能の充実・拡充」については、継続審査に。
◎食の安全・安心デーの制定については、初めての議論で継続審査に。
福祉・公衆衛生を守り向上させる保健医療施策の検討の陳情についても質疑。
一般質問には、10人が挙手。

 続いて教育委員会関係では、
◎京都市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について
◎京都市立西大路小学校増築工事請負契約の締結について
●請願審査では、「全員制の中学校給食の実施」について審議があり、結果は不採択に。中学校給食の実施を求めている維新の会も不採択に反対したよ。

 一般質問では、西院近くの小学校内の駐輪場設置についても議論がありました。
終わったのは、午後7時。この3週間はキツカッタ!
委員会の終了後、東山二条のたこ焼き屋「親指小指」の後の焼きとり屋「鶏ひさ」でほっと一息。

●12月1日(木)

 今日から12月。5時過ぎまで補正予算を審議する予算委員会。

 ぼくは第二分科会。保健福祉局、建設局、都市計画局、教育委員会が所管する11月補正予算に関連する質疑。ぼくは副主査ということで主査の横に座り、主査がトイレに行くときなど進行役になるのです。
同僚の山本ひろふみ議員のブログから例によってコピペ。
【保健福祉局】
・臨時給付金(経済対策分)支給事業 63億3500万円
・保育補助者雇上げのための貸付事業の充実 5210万円
・社会福祉施設における防犯対策強化事業 3億7500万円
・民間保育所等整備助成 1億5960万円
・「民泊」対策その他の衛生課業務等の集約化、及び子ども若者はぐくみ局創設に関する改修等 2400万円
・介護基盤整備助成債務負担行為設定(29年度8億2670万円)
・給与改定に連動した委託料、補助金の増額 2100万円
・京都市大日山墓地における墳墓の改葬の誤りによる損害賠償 130万円
【都市計画局】
・駅等のバリアフリー化の推進 1億円
・市営住宅維持修繕 8億5400万円
・市営住宅ストック総合活用事業 1億8100万円
【建設局】
・都市河川整備 6億6300万円
【教育委員会】
・給与改定 1億1200万円
やはり、質疑は、こども若者はぐくみ局の設置に関する件が多かったように思います。組織の改編・融合もありますが、区役所での配置換えも市民生活に直結した大きな変更になります。また、これを機会にあれもこれもという要望も上がっているのも事実です。
市民生活、こどもの未来を第一に考える必要があります。
その他、保育士の確保や、臨時福祉給付金などについて質疑が行われました。
都市計画局では、西院駅のバリアフリー化の一年前倒し実施の補正予算が提案されています。国の経済対策の一環ですが、西院駅は地下駅でありながら、改札口が一カ所しかなく、電車が往来するときの風も強烈で、かねてから地元や利用者から要望が出ていたものが、平成31年度に完成することになります」。

 今日の委員会は17時に終了。以上。

 外に出たら、ホテルのイルミネーション。もうすぐクリスマス。
夜は、京都市交響楽団の自治労音楽家労組の懇親会。この春、亡くなったトランぺッターの間憲司さんをしのびながら、杯を酌み交わしました。初代代表の藤原さんはお元気で何よりでした。


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京都市会 代表質問に立つ! 11月27日ー30日

2016年12月24日 | 日記
● 11月30日(水)
 10時から代表質問の本会議。
 まずは自民から山本、下村、平山議員が、共産は加藤、 森田議員が、公明は日置、湯浅議員が、そして3時の休憩時間後、ぼくが今期2度目の登壇。持ち時間、22分2本勝負 
以下が質問項目です。
◎29年度予算編成にあたって
◎「みんなごと」とは
◎「子ども若者はぐくみ局」の創設について
 ○こども若者はぐくみ局、創設の決意
 ○区役所の保健福祉センターの設置と保健センターの集約化について
 ○区役所、区政の在り方について
◎介護予防・日常生活支援総合事業について、
◎健康長寿のまち・京都の取り組みについて
  ここまで質問して、市長らが答弁に続いて、もういちど登壇して第2質問。
◎「省エネルギーや再生可能エネルギーによる持続可能な地域社会の実現」のための京都市会海外行政調査団の報告と昼の時間に緊急提言した内容にも触れて、
 ○エネルギー戦略と地球温暖化対策についての今後の京都市の取組について
 ○住民参加で再生可能エネルギーのモデル地域を
 ○地球儀型の投影システム「サイエンス・オン・ア・スフィア」の設置について答弁を求め、
 ○高野パチンコ店出店計画撤退後のまちづくりについてと○高野川北泉橋計画について要望事項。40秒ほど時間が余った。

   <省エネルギーや再生可能エネルギーによる
        持続可能な地域社会の実現に向けた緊急提言書>
 
 なお正午から、デンマークにおいて省エネルギーや再生可能エネルギーによる先進的な取組を調査した京都市会海外行政調査団のメンバーとともに「省エネルギーや再生可能エネルギーによる持続可能な地域社会の実現に向けた緊急提言書」を門川市長に提出。
 今回の緊急提言書の提出は,調査で得られた経験や知見が,今般検討されている京都市地球温暖化対策計画の改定や,次年度以降の本市環境関連施策に反映されるよう,帰国後早急に行ったものです。
 緊急提言書では,
1多様な視点から環境教育をより一層拡充すること,
2住民参加による地域活性化・地域再生の視点を持った制度を構築すること,
3京都府や近隣自治体,企業等と連携し,持続可能な地域社会を構築すること,
 以上の3点を要望しています。

 夜は、京都駅前で民進党京都府連の自治体議員ネットワークの総会と政策調査委員会の議員研修会。本部の政務調査委員会の大串博志衆議院議員がTPPや年金問題などについて講演いただきました。
 京都駅前には羅城門の模型が。同世代で先の町議選で再選された原田周一宇治田原町議を囲んで二次会。
 
 このひと月はキツカッタあ!デンマークへの行政調査、予算要望のとりまとめ、代表質問の原稿作り、そして東京日帰りが3回。充実した日々だったけれど、ちょっとオーバーワークや。
 明日から12月、もう師走ですがな。

●11月29日(火)

 10時から本会議。まちづくり委員会に付託されていた請願「原発事故避難者の無償住宅支援継続の要請」については、意見書をすでに提出しているので、共産党の議員が討論に立ったが、請願は不採択。また補正予算など委員会に付託の動議があったが、30分ほどで散会。
本会議の後、色々打ち合わせ。

     <東京日帰り 民進党常任幹事会>

 2時前の新幹線で国会衆議院議員会館での午後5時からの民進党の常任幹事会に。地方自治体議員の代表として二回目の参加。福山、山井議員も常任幹事です。

 以下は、民進党のHPから
―――蓮舫代表は冒頭のあいさつで、同日午後の衆院本会議での与党による年金カット法案の採決強行について「すべての国民に関わる大きな問題が、わずか19時間の審議で強行的な採決。いったい将来の年金額がいくらになるのか、この試算も明らかにされないまま、こういう行動に出たことに対して強く抗議したい」「国民に不都合なことが知られる前に強行採決を繰り返す総理、今の内閣、与党の姿勢にはまったく納得がいかない」などと厳しく批判した。
報告事項では、野田佳彦幹事長が、高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が青森・新潟両県で見つかったことを受け、党として同日朝、玉木雄一郎幹事長代理を責任者とする情報連絡室を設置したことを報告した。
 協議事項では、馬淵澄夫選挙対策委員長が、次期衆院総選挙(小選挙区)候補者の公認内定と推薦について提案し、承認された。―――

 年金法で国会は緊迫していると思っていたが、常任幹事会は報告事項などあったが、特に協議事項もなく、アッケなく散会した。
 
 隔週の火曜日に開催されることになっているが、京都市会本会議や委員会のない時は、出席して、しばし様子を見ながら、そのうち発言もしますよ。

 散会後、新橋の立ち飲み屋の焼き鳥で民衆の酒、ホッピー飲んで11前には帰京。明日は本会議の代表質問なので早々に就寝。午後3時15分頃から代表質問に立ちます!気合い入れてがんばります。

●11月28日(月)
 
 午前中、議員団会議。僕の代表質問の原稿について、同僚の議員の意見を聞いて、修正個所も。それに持ち時間が22分ということで、字数にすれば6千字程度がゆっくり読める範囲なのだが、7千字ほどもあっていちど読み上げてみると時間も足らない。えらいこっちゃということで原稿を着る作業を夕方までかかってどうにか仕上げた。
 またデンマークの海外行政調査団の報告と科学的地球儀のこと設置の検討や明日の昼に調査団として市長に緊急提言をするので、調査団のメンバーにも原稿案を示して了解してもらう。
まあ色々とありましたが、なんとか代表質問を仕上げたのです。
 
 夜は、事務所への来客は、左京区保育園連盟の園長会の役員さん。いつもこの時期に行っている左京選出の議員との懇談会について打ち合わせ。来年四月から、子ども若者はぐくみ局が創設されて、区役所には「子どもはぐくみ室が設置されることになるのだが、その経緯と組織体制なども説明して、次第や日程調整を検討。いちおうぼくが世話役です。

●11月27日(日)

   <「朝粥の会」「岡崎・丸太町に住んだ幕末期の二人の女性歌人>

 雨の日曜日。
 朝は第60回の「朝粥の会」。

 僕の自宅の町内にお住いの(近世女性史研究家・桂文庫主宰、近世女性史研究家の柴桂子さんが、「岡崎・丸太町に住んだ幕末期の二人の女性歌人―平和論者 太田垣蓮月と女隠密・中山三屋―」についてお話を伺いしました。聖護院の京大病院のところに、彼女の庵があったとか、興味あるお話でした。そういえば、蓮月荘というアパートがあって友人が住んでいたな。

    <ハラールネットワーク京都   作家・佐藤優さんの講演会>

 午後、商工会議所でハラールネットワーク京都が主催の作家・佐藤優さんの特別講演会。雨の中、たくさん方が来られました。「ムスリムと京都のおもてなし」と題しての講演。トランプ大統領誕生のお話も。門川市長、前原誠司議員にもご挨拶いただきました。佐藤優さんは、同志社の神学部出身で、錦林小学校近くに下宿していたとか。

 翌日の京都新聞には写真入りで下記の記事が載っていました。
―――「イスラム教徒を意味する「ムスリム」と京都のおもてなしについて考える特別講演会が27日、京都市中京区の京都商工会議所で開かれた。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が世界情勢とともにイスラム圏の文化事情を解説し、国際観光都市として京都がムスリムの受け入れ体制を整える重要性を訴えた。
 佐藤氏は、豚肉を使わないなどイスラムの戒律に従った「ハラル」対応の飲食店がパリやロンドン、ニューヨークなど世界の主要都市で整っているのに対し、「日本は対応が遅れている」と指摘。大勢の外国人観光客が訪れる京都は「最も先駆的に取り組まなければならない」と述べた。
また、人権など基本的な価値観が共通するインドネシアやマレーシアといった非アラブ諸国と、神権が主流の中東諸国が存在することを踏まえ、「イスラム世界は1枚の絵では描けない。差異を理解し、食を通じて交流する多文化共生のモデルを京都で築いてほしい」と呼び掛けた。
 次期米大統領にドナルド・トランプ氏が就くことにも触れ、「今後は日米でムスリムのビジネスが膨らむだろう」と予想。「トランプ氏が掲げる米国第一主義で米国の利益にならない中東への介入を減らす結果、イスラム諸国との緊張が和らいでいく」と話した。
 講演会は京都ハラールネットワーク協会(中京区)が主催。観光事業者や市民など約200人が聞き入った。――――以上京都新聞の記事です。
 
 この間、この講演会の準備を応援してきたぼくとしては、たくさんの方にご参加いただいて、ほっとした。スタッフの皆さん、お疲れ様でした。そして佐藤優さん、ありがとうございました。
 
    <ほろ酔いの夕べ>
    
 夜は、わがカルチャーガーデン「吉田の森」では、女性限定の「ほろ酔いの夕べ」。「ら・フエとコト」の上野円さんのハープと森健太郎さんのクラリネットのアコーデオン。フルート奏者の川瀬千佳江さんも最後に飛び入り。参加していた女性のみなさん、楽しまれていました。女性限定なので、ぼくは、代表質問の最後の仕上げ。ああシンド。

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11月市会始まる   11月21日ー26日

2016年12月24日 | 日記
●11月26日(土)

 朝、市原のとある障害者施設での理事会に。ちょっと深刻な問題が起きたので、その対応について論議。これを機に、前向き改善できたらいいのだが。

   <未来の京都。公共政策社会問題研究会 生涯現役!シルバー世代が街づくりを> 

 午後は、「未来の京都 公共政策社会問題研究会」の2期目の「地域力と団塊世代のこれから―」第3回目。テーマは、「生涯現役!シルバー世代が街づくりを行うー膳所駅前商店街の活性化を事例としてー」で報告者は、膳所駅前商店街理事長・日本ビーコム代表取締役の戸所新太郎さん。
 大津は平野地区のまちづくりのことを中心に話していただき、またインターネットの活用やボランティアの在り方など、実践を伴ったアイデアもありたいへん参考になる話。元豊中市会議員の一村さんも参加して、色々と話が弾む。司会は真下仁志さん。われら団塊、シルバー世代、もうひとふんばりするぞ!

 <民進党京都府連「新たな躍進を誓って 京のつどい」>
 
 午後5時前にはリーガロイヤルホテルでの民進党京都府連、「新たな躍進を誓って 京のつどい」。政治資金パーティ。来賓は、山田知事に門川市長。門川市長からはぼくが民進党本部の常任幹事に自治体議員を代表して常任幹事に就任したことの披露もしてもらった。会場は、ほぼ満員でそれなりの雰囲気。各総支部の議員が順番に壇上に上がって挨拶。6区は多いが、市内一区の議員は少なくてさみしい。「国民とともに進める政治」。京都の民進党は元気ですよ!
 民進党の集いの後、駅前のリド飲食店街に、昭和の時代にタイムスリップ。

 ニュースはキューバのカストロ元首相、90歳で死去。1970年、ぼくはキューバにサトウキビ刈りに行った時、革命広場で100万人の民衆を相手に長い演説をしているカストロ首相の姿を見た。わが青春の思い出。

●11月25日(金)
   
    <11月市会の議案提案説明の本会議>

 10時から本会議。門川市長と藤田副市長から補正予算やその他の議案,
こども若者はぐくみ局の創設や老人いこいの家条例を廃止、円山公園条例の制定、中央斎場整備工事(火葬炉改修工事)請負契約の締結、西大路小学校増築工事請負契約の締結、京都市環境保全活動センター、勧業館、児童館など指定管理者の指定、市道路線の認定や市道路線の廃止について提案説明。
 
 終了後、市会改革推進委員会。京都市会基本条例の検証・評価をこれからすべく論点整理など。また他都市の議会で行われている取り組みの報告など。
 これまで、市会改革推進委員会では、この間、京都市会基本条例を制定して、委員会傍聴、広報、広聴についてなど議論してきて、改革に取り組んできた。また他都市でも条例を制定して点検なども行われてもいる。これらを参考にして京都市会としても点検することになる。
 午後は、議員団室でなんやかんや。
 夜は、事務所でもなんやかんや。

●11月24日(木)

 11時から議員会。ほぼ出来上がった代表質問の原稿について同僚議員と意見交換。ほぼ丸ということで、最後の修正をして京都市会のルールで夕方5時前に議事係に提出。ともかく一息つきました。
 
    <水球オリンピック代表竹井昂司選手の話>

 夕方は、左京区役所での京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会の実行委員会。簡単な打ち合わせのあと、特別企画として、実行委員長の小林先生の司会で水球のオリンピック選手竹井昂司選手の講演。
 竹井選手は、修学院小学校、修学院中学校そして水球の強い鳥羽高等学校、日本体育大学を卒業して水球全日本代表ポセイドンジャパンのメンバーでハンガリーのプロチームに在籍したこともあるという京都が生んだ水球のイケメン選手。子供の頃は踏水会で始めて水球一筋。少年時代やリオオリンピックでのことなどハニカミながらのお話。この12月からわが母校鴨沂高校の女子の水球部の指導にあたるとか。うれしい話です。
 
 それから9時前には、経糸の会の運営委員会。この5月に開催したヒューマンふれあいコンサートの決算報告など。来年は休憩ですよ。

●11月23日(水・休)
 
 ちょっとバテ気味で、左京区民ふれあいウオークには参加できず残念。

 昼すぎ、植物園北門での「京都SeeL(シール)フェア」に。
 喫茶店や麺類、中華、クリーニングなどの組合のみなさんによる生活に欠かせないサービスを提供する生活衛生業が集まって年に一度開催する消費者との交流イベント。昨年までは平安女学院で開催されていたが、今年は植物園に会場が移った。友人のうどん屋やクリーニング組合の役員さんらに挨拶。

 それから修学院は関西セミナーハウスのもみじまつり。野点でお抹茶をいただき散策。いつもは、鮮やかに赤、黄色と山を彩るのだが、色もあせて今年は晩秋の風景でした。
 
   <十二提灯こども神輿保存会の直会>

 夕方は、わが事務所で十二提灯こども神輿保存会の直会。今年は春に親父を送っているので、神さんごとには参加しないということで、当日の巡行などはできなかったが、いちおう裏方で手伝いもした。
 今年はご近所の依田さんを中心に巡行していただき、事故もトラブルもなく、無事に終えられてよかった。感謝です。会計報告などしたあと、わいわい。いつもながら剣鉾仲間が頑張ってくれました。僕は代表質問の最終仕上げもあるので深酒はせず。

●11月22日(火)

    <東京へ 民進党自治体議員局>

 朝、新幹線で東京へ。先週に続いて東京日帰り。今日は富士山が綺麗に見えました。気持ちがうれしくなるね。

 昼過ぎ、民進党の本部での民進党自治体局の会議。午後1時から5時まで。北海道から九州までの各ブロックの代表者と政令指定都市協議会の役員らがメンバーで、自治体議員局長は、同志社の総合政策科学研究科の同窓の田島一成議員。常任幹事会の幹事になったことや政務活動費の公開のこと、今後のこと活動のことなど協議。全国1600人の自治体議員のために何ができるか、課題は多いが、がんばってみよう。

 会議の後、江田憲司代表代行に自治体議員の仲間と一緒に食事して、9時前の新幹線で帰京。まるで国会議員みたいでしょ。

●11月21日(月)

    <予算要望を提出>

 朝9時に市長応接室に。民進党京都市議団として門川市長に対して2017年度予算編成に当たり、この間、作成してきた予算要望を提出。
 山岸団長の挨拶のあと、担当してきたものとして、ぼくが市長らに、16の政策的な重点項目を中心に説明。施策に対する要望は75項目、各行政区の地域要望は25項目。これにてようやく一段落。昼の時間には市政記者室に出向いて記者さんに簡単な説明。

 10時からは議員会が開かれて、11月市会に提案された補正予算や議案などについて各局から説明があり簡単な質疑。

 今回提案された議案は条例の改正や制定に関する45件の議案と、総額148億6500万円の補正予算。
補正予算は、国において、今年度の第二次補正予算が成立したことを受けて、一億総活躍社会の着実な実現、防災・老朽化対策の推進として、137億6910万円と、子育て支援、高齢者福祉施策の充実として1億8360万円、給与費補正その他として9億1230万円で構成されています。
 大きな課題は、こども若者はぐくみ局の創設に伴うこと。
 
 議員会では、ぼくの代表質問の案文を巡って、色々と同僚議員から指摘もあり、さてどうするか悩みながら、夜は、事務所にてひたすら代表質問の原稿書き。いつもながら字数がオーバーするなあ。

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民進党本部常任幹事会に初参加  11月14日ー20日

2016年12月24日 | 日記
●11月20日(日)

 日曜日。朝、吉田山を美しくする会主催の年に2回の清掃作業と里山の手入れ。紅葉が綺麗でした。ボーイスカウトや第四錦林小学校の児童に消防団、そして吉田の住民にロータリークラブの人たちが頑張っています。

     <近衛中学校で避難所運営訓練>

 10時過ぎには、近衛中学校の体育館に。震度7弱の地震が発生という想定で、吉田の本町、上大路、中大路、下大路、二本松、近衛町の住民による避難所運営訓練。何回も事前の打ち合わせもあり担当の方を中心に、レイアウトづくり、情報物資班、管理班、保健衛生班、要配慮者班、食糧班に分けて、紙筒での間仕切り組立、段ボール箱でベッドづくり、ポータブル水洗トイレの操作、車イスの操作、AEDの訓練、アルファー米の炊き出しなどの実践訓練。みなさん熱心ですよ。これぞ吉田の地域力。

 散会後、修学院離宮近くの修光学園での修光まつり。修光学園は、障害のある方の就労及び生活支援事業を展開 地域で支えあい共に生きる社会を目指していて、創設30年ほどかな。カレーやうどんをいただきながら、知人らと利用者が制作した陶芸作品などを見て秋のひと時を過ごしました。

 帰途、神楽岡のアートゾーンでの田中直子展に。彼女の描く巨木は迫力がある。今回も沖縄のガジュマルやネパールの菩提樹が力強くキャンパスに描かれてました。

     <鴨沂高校同窓会19期会> 

 午後、4時過ぎには、京大時計台にあるレストラン、ラトゥールで第34回目になる鴨沂19期会の同窓会。今回は同級生の京都大学大学院思修館館長の川井秀一君の講演もあり、80人程の参加者。
 ぼくらは、1964年(昭和39年東京オリンピックの年)入学。1967年(昭和42年卒業)の19期会。ジュリーこと沢田研二さんも同級生だよ。卒業してからなんと半世紀、50年や!
久しぶりに会う旧友たちと盛り上がりました!

 二次会は聖護院のジャズ喫茶ザックバラン。福田秀行さんらのライブにわが同期生のピアニストの四柳君が飛び入りでセッション。盛り上がったよ!

●11月19日(土)
 
 昼前、事務所でパソコンに向かっていると揺れました。地震です。
京都は震度3、震源地の和歌山では震度4とか。京都で震度3は久しぶりかな。ビビりました。
 
   <民進党京都府連 常任幹事会>

 午後、民進党京都府連で前原総支部長を囲んで2区総支部の常任幹事会。続いて、府連の常任幹事会。諸々の報告や協議事項など。12月4日に告示される宇治市長選挙に出馬する現職の山本正市長が挨拶に。山本さんは宇治市会議員、府会議員を長年勤め、民主党京都府連の幹事長も歴任。相手は、自民・公明が推す元京都市役所の幹部であった大島さんと共産党の候補者。頑張ろう!

 民進党の会議のあと、夕方、市役所前での日本酒サミット。雨が降らなくて良かったね〜わが地元、左京区は吉田の松井酒造さん、完売。また友人の子息ががんばっている「富翁」もよろしくです。

 夜は、ひたすら代表質問の原稿書き。

●11月18日(金)

 11月市会の議案発送の日。
 正午から各委員会の正副委員長会議。委員会の日程などを決める。
 また議案について担当者から説明など。

 そして、11月30日に代表質問に立つので、質問項目についてメモを作り、担当者とやりとりも始める。持ち時間は22分。がんばるかな。
 
    <天才アート展>

 一段落して堀川御池ギャラリーで天才アート展に。特定非営利活動法人 障碍者芸術推究機構が主催。
「障碍のある人の表現能力,特に美術的な内容について注目されるようになってきました。そして作品としての価値やクリエイターとしての能力についても評価が高まっており,日本でも各地で先進的な取組が進んでいます。
 京都においても,いくつかの福祉施設などで取組が進められていますが,まだまだ少数で,結果として多くの才能が埋もれています。また,養護学校や総合支援学校卒業後,制作の場がなく断念せざるを得ない状況にあります。
 当機構は,こうした表現・制作に興味関心・能力のある人たちが,伸び伸びと活動に打ち込める場を恒常的に確保し,その作品などの展示と,創作過程や作品の評価研究・デザイン活用研究などを行うことを目的とします。さらに,それらの成果の公開を通して,障碍のある人が持つ高い創造力とその芸術性の社会的認知を高め,広く世界の芸術の発展にも寄与することを目的とします。
 そしてこうした事業を通して,障碍のある人の多様な余暇活動や,作品の販売・デザイン化による本人の能力を生かした新たな就労形態のあり方を開発し,より豊かな自立と社会参加の形によるノーマリゼーション社会の実現を目指します。」という趣旨。
 毎年、見に行っています。のびのびとしたそれぞれの作品にいつも感動します。

 夜は、寸暇を惜しんで、代表質問の原稿書き。デンマークでの視察のことも報告して、ロラン島で見た科学的地球儀を京都でも設置するよう研究検討をしてほしいと質問に入れることにしよう。

●11月17日(木)

   <未来の京都 公共政策社会問題研究会の打ち合わせ>

 朝、山科の真下仁志さんの事務所に。大津は膳所商店街の理事長の戸所さんとミーティング。昨年の秋に立ち上げた「未来の京都 公共政策社会問題研究会」の第2期として団塊の世代、シルバー世代を中心に地域力をテーマにこの秋は、研究会の2期目を始めたのだが、3回目として、戸所さんに大津の膳所商店街や平野地区のまちづくりについて報告をしてもらうことになったので、その打ち合わせ。「生涯現役!シルバー世代が街づくりを行うー膳所駅前商店街の活性化を事例としてー」とタイトルして話してもらうことになった。
 
 昼には、議員団室で予算要望作成チームの隠塚、山本議員と僕の作った案について議論と精査。

     <三菱電気京都製作所を視察>

 そして、JRで長岡京市へ。長岡京市の三菱電気京都製作所を視察。省エネで便利な先進的なスマートハウスENEDIAハウスや太陽光発電を活用する電気自動車を「走る蓄電池」として活用できるスマートV2Hやいろいろな業務用機器のショールーム、生産ラインを見学。色々と勉強になりました。
 かつては2千人を超える従業員がいたというが、中国などに生産拠点を移して、少なくなったとのこと。デンマークで再生可能エネルギーなど環境問題を視察してきたところなので、タイムリーな視察だった。電機連合の役員をしていた友人とも再会できてよかった。
 
 そして夕方、予算要望の最後の仕上げで議員会を開いて、最終の手直しをして、ようやく完成だ!
 
     <門川市長のこと> 

 その後、市長らと議員団との年に一度の懇談会。この1年を振り返れば、2月が市長選挙だったのだ。我々も応援して3期目の当選を果たした門川市長は、日々休むことなく、元気に京都市政のかじ取りを担っている。
 今日は、ちょっと風邪気味で、声が出なくなったということだったが、「たまには休んだら」とぼくはアドバイスするが、週末でも色々な会に出かけて行って市民と対話をしている。 細い体だがお酒もよく飲むしタフな人です。市長から、ぼくの民進党本部の常任幹事会幹事就任について激励の言葉をいただいてうれしかったよ。色々と議論もしたが、もう出会って30年を超えるね。くれくれも体調には気を付けて。
 予算要望もできたので同僚と二次会も。

●11月16日(水)

 午前中、事務所への来客は、水道局の部長。地域水道が全面的に水道局に移管されて、料金体系が変わるのでその報告に。左京区では大原や鞍馬、静原が対象地域です。

 午後は、事務所に籠って、デンマークから帰ってから、予算要望づくりの仕上げで、議員団のスタッフの涼君とメールや電話でやり取りしながら、どうにか目途が立った。
 議員団会議で図って、最終修正して、21日には市長に提出することになっているので、各議員が書いた文章を整理したりで、それなりにがんばりました。夜は、前原事務所の斎藤所長と2区総支部の常任幹事会のための打ち合わせも。

●11月15日(火)

   <民進党本部常任幹事会に初参加>

 今日は地方自治体議員の代表として、民進党本部の常任幹事会に参加。昼前、新幹線で東京へ行く途中、名古屋駅の新幹線ホームのきしめんで腹ごしらえ!

 午後2時過ぎに国会は衆議院会館に着いて。まずは前原事務所、泉ケンタ事務所、山井事務所に挨拶。

 そして衆議院第2議員会館の地下の会議室での民進党本部の常任幹事会に地方自治体議員の代表として初参加。蓮舫代表の横には野田幹事長。安住議員などが執行部の三役。
 冒頭の蓮舫代表の挨拶はテレビが取材に。蓮舫代表からぼくの紹介があり、地方自治体議員の代表として初めての参加です。
 全国の1600人を超える地域で頑張っている自治体議員の声を届けたいとあいさつ。これも昨年来、地方自治体議員フォーラムの代表世話人に就任しているので、お鉢が回ってきたのです。京都市会で本会議や委員会などないときは、できるだけ参加しようと思っています。みなさん、どうぞよろしく!

 会議の模様を見守りました。今後ともよろしくお願いしますねー。 京都の国会議員では、福山哲郎議員が幹事長代理で、そして山井和則議員は、国会対策委員長として国会の状況を報告も。以下は、民進党のHPにアップされている常任幹事会の模様です。

    <第20回常任幹事会を開催>

ーーー蓮舫代表は冒頭のあいさつで、「今の内閣の言葉の使い方を心配している。法務大臣や官房長官が『差別だ』と言っている用語をいまだに沖縄担当相は『差別ではない』と、沖縄の方に寄り添わない発言を繰り返していることにものすごい違和感を感じている。昨日竹下国対委員長は『衆院でのTPP採決は強行採決だった』と率直に認めたが、参院での委員会で総理は『自民党は結党以来強行採決を考えたこともない』と、まさに自分の都合のいいように言葉を使っているのに私たちは非常に憤りを感じる。やはり言葉を適切にていねいに使って現実に向き合う政治が必要だ」と表明した。
 また、今年の通常国会に野党4党共同で提出して継続審議になっている「長時間労働規制法案」について「バージョンアップして野党共同で提案する。まさに電通の事件がもう二度と繰り返されないようにという声が高まっている」と述べた。政府が同日午前の閣議で南スーダンへの自衛隊員のPKO活動に駆けつけ警護の任務を付与したことには「今の南スーダンの状況の流動性を考えたとき慎重になるべき判断が本当になされているのか」と懸念を表明したうえで、「各国PKO活動の特に救急救命体制と比較して、わが国の自衛官の命を守る体制はものすごくぜい弱だ。この部分は政府に強く対応を取ってもらうよう望む」として、同日、「自衛隊員救急救命法案」を国会提出することを明らかにし、「政府自らが動くことがないのであれば、われわれの法案を速やかに審議して自衛隊員の安全を確保するべきだと提案したい」と述べた。
 
 地方自治体議員フォーラム(党規約第30条1項に定める地方自治体議員団)の推薦を受けて、党規約9条4項2号に定める代表指名の常任幹事として常任幹事会に出席することになった同フォーラムの世話人代表である鈴木正穂京都市会議員が蓮舫代表から紹介された。
 
 報告事項では、野田佳彦幹事長が、急性白血病で3日に死去した故・日比健太郎名古屋市会議員の問題提起を受け継いで、骨髄ドナー登録推進の活動を「日比プラン」として党を挙げて推進していくことを報告した。
 報告承認事項では、野田幹事長が、民進党事務局規程を改訂し、党職員が骨髄ドナーとなる場合に7日の特別休暇を有給で付与することなどを報告し、承認された。
 協議事項では、馬淵澄夫選挙対策委員長が次期衆院総選挙(小選挙区)候補者の新たな公認内定を提案し、了承された。ーーー

 時間にして30分ほどかな。散会後、蓮舫代表にも挨拶。

 それから担当者と今後のことなど打ち合わせして、散会後、それなりに緊張していたので、喉も乾いていたので、新橋で串焼きとホッピーで一息。
 7時過ぎの新幹線で帰京。この常任幹事会、隔週の火曜日に開催されるとのこと。日帰りはきついけど、できるだけ参加するぞ!

●11月14日(月)

 久しぶりに早起き。民進党京都府第2区総支部の月イチの合同街宣活動を洛北高校前交差点。もちろん前原誠司衆議院議員も一緒で、皆で皆を支え合う社会、「All for All」の理念を実現させるために頑張るぞ!出勤途上の知り合いが車から手を振ってくれるとうれしいね。
 
 午前中、事務所への来客はとある障害福祉施設の友人。この間の諸問題について意見交換。なんとか問題を改善して、よき方向に向かってほしいね。激励する。
 今日のお昼ごはん。久しぶりに北山ラーメンてっちゃんでカレーラーメン。美味かった!開店して30年。この12月3日に閉店されます。お疲れ様。
 
 午後は、民進党のパーティ券の購入をお願いに回ったり、夕方は、議員団室で雑務。夕方、とある相談は、とあるお寺の庫裡をゲストハウスにできないかという相談。いやはや色々と相談ごとがありますよ。

 夜は、事務所で予算要望の作成作業や、11月30日の本会議で代表質問に立つのでその原稿書きの準備でメモづくりも。

 このところテレビでは、韓国の朴大統領の退陣を求めて100万人とかの大規模なデモの映像が流れる。昔は機動隊と激しくやりあっている光景をよく見たが、整然とローソクを掲げて大きなイベントのような雰囲気。韓国も変わったものだ。それにしても朴大統領の周辺には祈祷師もどきの女史がいて、利権をむさぼっていたとか。

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帰国後の日々 深夜11時前まで委員会  11月9日ー13日  

2016年12月24日 | 日記
●11月13日(日)

 朝、高野の障害者スポーツセンターでの電動車いすサッカーフレンドリーサンガカップの大会。大阪、奈良、福井、滋賀からもチームが参加。ソニックの河前君や和馬君らみんなたくましくなりましたね。
 
 それから、左京区役所で左京歯科医師会の主催の「歯のひろば」。
 いつもお世話になっている吉田歯科医のご子息やFB友達の藤田先生らとあいさつ。高校時代の同級生の新見さんも元気で活躍。若いパパママと子供たちで賑やかでした。

    <同志社ホームカミングデー>

 昼過ぎは、我が母校の同志社のホームカミングデー。好天に恵まれて卒業生がキャンパスを散策し、またゼミなどでも同窓会も。ぼくは1968年文学部文化学科文化史西洋史専攻入学、学生時代色々とあったので卒業したのはなんと9年かかったあ!1977年に卒業。それから議員になって3期目1995年阪神大震災の年、同志社に総合政策科学研究科が開講して社会人入学の一期生。修了は1998年でした。

 で、今日は、同志社学友会倶楽部主催の藤原史郎さんの「差別なき地平への歩みー高校教師として何ができたのか」という講演会に。全国外国人教育研究会などで出会った神学部卒の先輩。尼崎の高校での在日コリアン生徒との交流について、ビデオを見せながらのお話。なつかしい諸先輩にも出会えた。そのあと、総政会の部屋に行ったら終わったあとで、会長の久保さんと挨拶して早々に帰宅。

 久しぶりに我が家で夕食。

●11月12日(土)

 土曜日。昼すぎ、我が家から徒歩1分、白河総合支援学校の創立40周年と地域感謝祭。和太鼓の演奏などもあり、美味しいパンや農園で収穫された野菜の販売もあり、地元の住民も参加して賑やかでした。
 
 それからロームシアターでの「京都から日本の未来を展望する」のシンポジウム。ジェフ・バーグランドさんと山極京大総長とのやりとりが愉快でした。ロビーでは天才アートの作品の展示も。

 そして夕方は大相撲京都場所の実行委員会。立浪親方(元小結旭豊関)も来られて、山田義秀・高江洲昌平の沖縄の島唄の演奏も。とりは、今枝徳蔵さんの相撲甚句。来年は10月15日(日)に京都場所が開催されることも決まりましたよ!実行委員長の桝本元市長もお元気でした。

●11月11日(金)
 
 昼すぎまでダウン。午後、税理士の友人と四方山話。

 夕方、連合京都市内地協の総会がラポールにて。来賓の挨拶等。

    <泡盛同好会>

 その足で、泡盛同好会、錦秋の集い。毎年11月11日に開催されている。会長は門川市長。沖縄とゆかりのある檀王法林寺さんのご住職がいまは世話人をされているが、始めたのは松田明さん。もう亡くなって何年たつのかな。ゼスト御池の沖縄物産展も閉められて残念。
 今年も沖縄の酒造組合のはからいで、泡盛の女王も花を添えて、沖縄と泡盛を満喫!公務多忙な中、福山議員も飛び入り。島唄やエイサー、沖縄ポップスなど盛り上がり、会場いっぱいに踊りましたよ。ぼくが沖縄に行ったのは1969年夏のこと。もちろん復帰前。あれからもう半世紀近くになるなあ。

●11月10日(木)

    <アメリカ大統領にトランプ!>

 アメリカの大統領に予想を覆して、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプが当選。ヒラリー・クリントン候補が勝利すると思っていたが、びっくり仰天。移民を排斥したする言動を繰り返している人物が、大統領なんて、信じられない。アメリカの民主主義はこれからどうなるのか。マスコミも予想が外れて慌てているね。TPPにも反対しているのに日本の国会ではTPP賛成で可決。さて日本との関係はどう動くのか。

    <予算要望づくり>

 昼から時差ボケか疲れかぼーとしながら予算要望づくり。議員団の予算要望作成チームのリーダーということで、各行政区の地域要望や政策的な重点項目、また各施策の項目を点検しながら、前年度分から削除する項目や修正したり、また新たに項目を起こしたり。また前文も書かないといけないので、ちょっとたいへん。しんどい体にムチ打ってパソコンに向かう。

 夕方、近所の「ひげ床」さんで、デンマークで伸ばし始めた髭を整えてもらう。ぼくは海外視察など行くと髭を剃るのが邪魔くさくて、無精ひげを伸ばす。しばらく伸ばしたままで行こうかな。

●11月9日(水)

   <教育福祉委員会 深夜11時前まで!>

 時差ボケもなんのその、昨日、デンマークから帰国した翌日なのに教育福祉委員会。
まずは教育委員会から報告事項。

 (1)「京都市学校施設マネジメント基本計画(案)」の策定及び市民意見募集の実施について報告があり、委員から質疑もあり。
 請願審査は、共産党系の婦人団体が毎年、請願を出してくる「全員制の中学校給食の実施について。各委員が賛成反対の立場で議論。継続審査に。
 一般質問は、7人かな。もう眠たいけど忍の一字。

 保健福祉局からは、報告事項として、市長選挙の時の門川候補の公約でもあったこどもはぐくみ局のこと。子ども若者はぐくみ局(仮称)の創設に係る所管業務等の検討について報告と質疑。ぼくも質疑をしました。
 以下、報告事項が山ほど。
 ◎障害者24時間相談体制構築モデル事業における個人情報の紛失について、◎本市市営墓地における無縁改葬時の誤改葬について
 ◎障害者支援施設「わかば」に対する特別監査実施結果について、
 ◎障害福祉サービス事業所「輪舞(ロンド)」及び「交流広場ライフアート」の指定取消処分について、
 ◎)精神保健指定医の指定取消し処分について、
 ◎京都市におけるホームレス支援施設の今後のあり方について、
 ◎貧困家庭の子ども等に係るアンケート調査結果(速報)について、
 ◎「京都市児童福祉法に基づく事業及び施設の人員,設備及び運営の基準等に関する条例」 等の改正に関する市民意見募集について、
 ◎「京都市における介護予防・日常生活支援総合事業の実施内容」について
 ◎宿泊サービスの提供に係る本市のルールの明確化に向けた取組について、
 ◎違法な「民泊」の適正化等に向けた衛生課業務等の集約についてと合計11件の報告と質疑があり、もうたいへん。

 さらに請願・陳情審査として、ぼくも紹介議員になっている「児童館未設置学区エリアへの子育て機能の充実・拡充」の請願についても議論。結果は継続審査。
 陳情案件の「国の待機児童解消に向けて緊急的に対応する施策に係る丁寧な議論」についても議論もありました。
 時差ボケもなんのその。終わったのは深夜11時前。
 もうヘロヘロ。勘弁してよ!ギブアップや!

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京都市会海外行政調査でデンマークに 10月31日ー11月8日

2016年12月16日 | 日記

京都市会海外行政調査でデンマークに
 
 10月31日(月)から11月8日(火)帰国の日程で、寺田団長、山岸副団長ら11人のメンバーと京都市会海外行政視察団の一員としてデンマークに行ってきました。テーマは「省エネルギーや再生可能エネルギーによる持続可能な地域社会の実現」で、ハードで実りのある視察でした。遅ればせながら、簡単な日程や視察先、内容などを記しておきます。
調査団として、春には報告会を開催し報告書を作成します。

●11月8日(火)

    <無事に帰国>
 
 ほぼ予定通り、10時30分成田空港着、バスで羽田空港へ移動して午後2時の飛行機で伊丹空港着。無事に帰京。16度とかでポカポカ陽気。暑いよ。家に帰ったのは、5時前だったか。
 再生可能エネルギーへの急転換の現状をデンマークで見てきたので脱原発依存と地球温暖化の両方の着実な取組みを進めている京都市の環境政策に対して具体的に提言すべきことは多い。
 リオデジャネイロでの地球サミットが開催されたのは 1992年、地球規模で考えて地域で行動する 「Think Globally、 Act Locally」と言われ始めた。1997年にはCOP3が京都で開催、京都議定書が発効された都市であり、環境先進都市を目指して、京都市では、例えば、バイオ燃料によるごみ収集車や市バスの運行をはじめ課題に挑戦してきた。
 2011年東日本大震災での福島原発の大事故を踏まえて京都市会で可決された決議を背景に「省エネルギーの推進」、「再生可能エネルギーの飛躍的な普及拡大」を図るべく「京都市エネルギー政策推進のための戦略」を策定、地球温暖化対策とともに取り組みを進めてきている。今まで環境問題や市民共同発電などについて発言提案し、京都も取り組みが進んできているが、今回のデンマークの視察を契機に、ともに京都での政策を進めたいと改めて決意をした次第。
 なお調査団として、報告書を作成して、かつ本会議場で報告会も開催する予定です。こうご期待!

●11月7日(月)

    <コペンハーゲンから帰国の途>

 デンマークの滞在もいよいよ最終日。
 小雪が舞う寒い朝。コペンハーゲン市役所の分庁舎で、CO₂削減20%を4年前倒しで達成したエネルギー政策の取組みについて調査。またアメイジャーリソースセンターでは、ごみを焼却して発電する施設や新しい焼却場には屋上に人口スキー場を計画しているという現場を見せてもらう。

 そして、午後1時にはコペンハーゲン空港に。
 あわただしい日々でした。空港では回る寿司屋があって久しぶりにみそ汁も。
 ようやくほっと一息。午後4時前のスカンジナビア航空で一路帰国の途に。
 映画を見たり熟睡したりで、快適な空の旅で帰国の途に。

●11月6日(日)

   <コペンハーゲンにて>

 デンマーク6日目。日曜日だけど、休むことなく、バスでコペンハーゲン市郊外のユニークなデザインのロスキレ焼却所や巨大な洋上風車など見学。橋を渡ればスエーデン。デンマークはバイキングの末裔が建国した地。バイキング博物館も見学。有名な人魚姫はバスから。新都心のオレスタッド地区でランチ。街を行くとどこも自転車道路が整備されていて、颯爽と自転車で行きかう市民がうらやましい。
 
 少しばかり古い街並みを散策した後、夕方、オーフス大学の富岡次郎助教授と「エネルギー先進国であるデンマークでの暮らしについて住民の立場から」として懇談。富岡助教授は、福島原発の事故後、海外に行こうということで家族でデンマークに移住。オーフス大学で日本語を教えているとのこと。環境問題だけではなくて、医療や福祉、教育のことなどデンマークの社会のことについていろいろと話していただいた。

●11月5日(土)

   <ロラン島にて>

 朝はなんと5時半起床。ホテル出発6時30分。暗闇です。フェリーでおよそ1時間半。北海を対岸に渡り、カロンボーから高速道路で昼過ぎ、小雨降る南部のロラン島へ。世界で最も環境的に長続きする自治体として名をはせている島。
 ヴィジュアル気候センター(Visual Climate Center Lolland)にて、昼食。美味しかった!科学的地球儀で地球の温暖化の説明を受けて、サークル形式の市民持ち込みのリサイクルセンターや巨大風車、クヌセンルン農園なども見学。

 衝撃は、ヴィジュアル気候センター(Visual Climate Center Lolland)での巨大な地球儀、地球儀型の投影システム、NOAA(アメリカ海洋大気庁)が制作した巨大な「サイエンス・オン・ア・スフィア(略称:SOS)」。地球の温暖化で北極の氷河がいかに小さくなってきているのか、また海流がどのように変化しているのか、日本は今、亜熱帯気候に変わりつつあるか、などが色々なデーターでその様子がわかる地球儀ですが、3・11東日本大震災の直後に起きた福島原発の事故により、放射性物質セシウムがいかに地球を覆っていったか、風向きが、太平洋に向かっていたので救われたことも、わかりましたが、映し出されて時、いささかのショックでありました。
 この地球儀は、日本では唯一宮城県東松島市のディスカバリーセンターに設置されているのですが、京都でも設置したら教育的効果はあると思ったのです。
 暗くなってからロラン島をバスで出発して午後7時前コペンハーゲンに。長い一日でした。

●11月4日(金)

    <サムソ島にて>

 朝、オーフス市を8時にバスで出発。フェリーでおよそ1時間、住民参加のエネルギー自給の島。サムソ島に。着いて早速、藁を燃料にした地域暖房の施設や風力発電を見学してエネルギーアカデミーに。テレビ電話で代表の方とエール交換。代表は伊方原発に行っている時でした。
 サムソ島は、人口4千人の小さな島で、食肉工場が廃止になるという島の経済の危機に見舞われたときに、島民が相談しあって、何回も説明会を開催しながら、風力発電の設置や地域で再生可能エネルギーの島の未来を図ろうとした。
 市会議員でもある方から、説明を受けて島内を視察した。10年かけ2007年にエネルギー100%自給を達成した経緯や住民合意までの経過を聴き、役所までの太陽光発電や電気自動車の状況や施設見学では、牧場での藁や木質チップや太陽熱を利用した地域熱供給の仕組みなどを聴取。また風力発電を見学。島面積114㎢のこの島には地上11機、洋上10機の風力発電機があり、島の電力を全てまかなっているのです。
 協同組合的なコミュニティの力で、住民が風車建設に投資をして、それが還元されるのです。また島内には、ゴルフ場もあり、これもエコゴルフ場として農薬をまかずに運営されているということ。
 風力発電においても企業が運営するのではなくて、島民が株をもって運営して、その余剰電力などで利益を生む。また牧場でとれる藁を熱の供給源として、地域暖房、寒い冬も住民の生活を豊かにし、村役場前に、ソーラーパネルの太陽光発電が設置されて充電機を使っている電気自動車が職員の足となり、フェリーの燃料もいづれはバイオガスプラントで製造するメタンも燃料とする予定だという。
 再生可能エネルギーの活用を住民の力で決定して、投資もして還元もされるという、なによりも住民参加、協同組合的なコミュニティの力、によるものの大事さを学んだのである。

 島内をバスでほぼ1周。暗闇の中の畑、牧場?のなかにあるヒュッテ風の小さなホテルで一泊。なにやら古いお屋敷風のところでの分かれての宿泊でした。

 空港の免税店で買った日本酒とサムソ島の名物ジャガイモで作られた焼酎をみんなで飲んで爆睡。

●11月3日(木)

   <オーフス周辺を視察>

 オーフス市の朝、ホテルでレンタサイクルを借りて朝のサイクリング、港が大工事中。サドルが高くて怖かった。
 視察は、オーフス市周辺のアファルズ廃棄物エネルギーセンターで、「カーボンニュートラル」な廃棄物。ごみ焼却による熱を地域の冷暖房への供給含めたエネルギー利用の現場調査。
またエネルギー・サービス・オーフス(Energy Service Aarhus)で、再生可能エネルギーについて専門的な助言を行なっている組織による市民主導のエネルギー行動の啓発について調査。
 そして車中でランチボックスの昼ごはん。

 午後は、エクサギー社製のバイオガスプラントで、残飯や糞尿などを活用してバイオガス発生の取組について調査。田舎でした。ゴミ焼却場や酪農国として牛糞を活用したバイオガスプラントなどを視察。
 ホテルに戻ったのは6時過ぎ。いささか疲れました。

●11月2日(水)

     <オーフスにて>

 デンマーク第二の都市、オーフス市の朝。同行していたKBS京都の園田記者が寺田団長にインタビューのリハーサル。簡単な機材で京都に中継されるのには驚いた。市役所にて、寺田団長から市長に親書が渡されて、9時から低炭素社会に向けた取り組み、2030年までにカーボンニュートラル(出るCO₂と吸われるCO₂の量が一緒)のまちを目指している取組状況を調査。その後、バスで、牧場が広がる郊外に出て小型風車を生産している企業、バイキングウインドを視察。南米の電気のない寒村にて小型風車で電力を作り村人に喜ばれたビデオなど見て、小型風力が有する可能性について調査。
 昼ごはんは、車中で硬いパンのサンドイッチ。

 さらにハスン(Hadsund)という地域の熱供給システムで、小規模地域における地域暖房のあり方について調査。デンマークは地域暖房で家庭の暖房を賄っているのですよ。日本では札幌などで普及していますね。

 夕方、ホテルに帰還。静かなまちで夜散策しても安全なまち

●11月1日(火)

    <コペンハーゲンにて> 

 朝食後、外に出ると気温は3度。寒い!自転車で通勤する人の数に圧倒される。
 10時前、まずは、「State of Green」(デンマーク官民共同で運営されている機関)とデンマーク産業庁の担当者からデンマーク国内において2050年100%再生可能エネルギー達成の取組状況や風力発電のことについてお聞きする。ちなみに2014年の電力生産の構成は:再生可能エネルギー56%(風力:40.6、廃棄物バイオガスバイオマス:15.6、太陽光:1.9)、石炭34.4%、天然ガス6.5%、石油1%。原子力発電はないのです。風力発電について調査。
 バスの中でサンドイッチが昼食。
 午後は、デンマーク地域熱供給協会で、熱供給の取組みと状況について調査。それから高速道路で、およそ4時間、夕焼けが綺麗な、デンマーク第二の都市オーフス市に午後6時ごろ着。
 食事の後、まちを散策。百貨店などはもうクリスマスモード。運河の横にある学生たちが多いパブで美味しいビールで一服。

●10月31日(月) 

    <成田からコペンハーゲンに>    

 京都駅八条集合5時25分、眠たいよ!
 5時40分の空港バスで伊丹空港へ、伊丹空港発7時50分で成田空港着が9時過ぎ。出発まで時間があったが、12時30分のスカンジナビア航空で成田発。
 およそ11時間のフライト。順調な空の旅で映画を見たり食事をしたり、グッスリ眠って、コペンハーゲン着は、午後4時過ぎ。
 ヨーロッパは15年ぐらいかな。中心地の近くのホテルで投宿。近くのレストランで夕食後、ハロウィンで盛り上がっていたコペンハーゲンの歴史あるチボリ公園を少しだけ散策。
寒い!
 デンマークは1970年代前半のオイルショックを契機に、2050年までに石油や石炭を使うのを止め、風力、廃棄物バイオガスバイオマス、太陽光発電など再生可能エネルギー100%を国家目標として取組みを進めている、人口500万人、九州ほどの面積に、北海に接した酪農の国。



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