元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

本会議に委員会、     5月17日ー21日

2013年05月31日 | 日記
  泡のないビールのような時期遅れの「ひとくち日記」です。ご笑覧くださいね。

●5月21日(火)

 朝、7時前に起床。眠たい!山科駅に走る。すでに北神けいろう参議院候補が松下真蔵議員や藤川剛前市会議員、そして左京から応援の北岡、隠塚、島内議員に、山科の前原後援会のメンバーらが揃いビラ配り。もう本番並みや。通勤で急ぐ人に声をかけるが、反応はイマイチ。8時半までがんばった!

     <くらし環境委員会>

 10時前に市役所へ。10時から「くらし環境委員会」。委員会に付託されていた議案を審議する。
 まずは文化市民局。「個人市民税の控除対象となる特定非営利活動法人に対する寄付金を定める条例の制定」。NPO活動団体への寄付金についての税の控除をするためにNPO法人を市会として認定をするもの。今回は、ひきこもりやアスペルガーの人などの支援をしている「ノンラベル」と古建築や古材の保存と活用などを促進している「古材文化の会」が、審査委員会の答申を受けて対象団体として市会に提案された。
 ぼくは、これは「新しい公共」の考え方の元、民主党政権時代の成果でもあることを表明して質疑。約800のNPO法人があり、寄付の文化を創出することや市民参加の大切さ、現在申請中の法人の数や今後の見通しなど質疑。2年以上の活動や会員数など条件があるが、指定された団体に例えば1万円を寄付した場合、確定申告をすれば、所得税が3200円、住民税が800円で合計4000円の控除が受けられるようになります。今後、監査のことや取り消しのことなど確認したが、今後、申請団体は第3者委員会で審議された後、市会に提案、議決されて対象団体になる。
それから、「京都市区の所管区域条例の一部を改正する条例の制定」については、左京区は 岩倉洛北第二地区土地区画整理事業が終結して換地処分で岩倉南小学校周辺の町名が変更になります。この間の地元説明の経過や今後の日程について左京の議員として色々と確認。新しい町名、三笠町も誕生しますよ。
それから、西京極の体育館改修工事請負契約については各委員らが質疑。
 続いて、理事者報告では、京都会館再整備に伴う賑わいスペース事業プラン策定について報告がある。解体が終わった京都会館は、いよいよ埋文調査が始まり、新築工事に向けて準備が進んでいるが、二条通に面した会議棟は外観を変えることなく、ブック・カフェにするという提案。レストラン、ラウンジ、レンタサイクル、インフォメーションセンターにして中庭をイベントもできるようにするというプランをカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)が提案、委託運営することになる。2016年3年先の1月に会館の予定。
 またしょうもないイチャモンをつける連中がいるのかな。地元自治会の人らにしっかり説明するように要望。
それから、市民が残したい「京都をつなぐ無形文化遺産」制度の創設についてと「京都マラソン2013」の総括・検証、決算見込み及び経済効果についての報告も。今年は悪天候だったが、大きなトラブルもなく経済効果も大きかったという。来年は2月中旬に開催予定とのこと。時間がかかったので、一般質問はなし。

 環境政策局からは、「京都市ごみ収集業務のあり方検討委員会の設置ついて」報告。5年前の職員不祥事事件に端を発してまち美化事務所の業務など見直しが進み、同時に、有料指定袋の導入やプラスティック類の分別収集やまごころ収集が始まり、まち美化事務所も11箇所から7箇所に改編、258班から188班、民間への委託率を26パーセントから44パーセント、職員を999人から595人に削減、94億円から54億円に人件費も削減された。凍結されていた技能労務職員の採用については議論が分かれているが、災害時のことを考えれば、民間委託がすべていいというわけではないとぼくは考えている。検討委員会での審議を見守りたい。

 請願審査は、北区の議員が紹介議員になっている鴨川河川敷きにおける公衆トイレの設置について議論。北山橋から柊野までトイレがないということで困っているので、設置をしてほしいという請願。鴨川は京都府が管理しているのでそう簡単なことではない、と当局の説明。とりあえず留保に。

     <交通安全基本条例の制定を議員同士で質疑>

 環境政策局との質疑が終わり、ぼくも提案者の一人になっている議員提出議案 京都市交通安全基本条例の制定について質疑が始まったのは午後5時40分から。文化市民局と建設局の担当部局は同席していたが、基本は委員同士の審議。
 くらし環境委員会に属していない議員も入り、提案者を代表して寺田議員が提案説明。趣旨は、昨年の亀岡と祇園の暴走車による事故を受けて、二度と悲惨な事故を起こさないように、安全な市民生活の実現に寄与するために条例を制定して、基本理念に、人命の尊重をうたい、歩くまち・京都憲章にもとづき、歩行者や自転車 公共交通を優先するまちづくりをめざし、市及び市民(事業者、観光旅行者)の責務や道路交通環境の整備や交通安全教育の推進、交通安全計画の作成などを定めるもの。
 全国300の市町村でで条例されている。提案者ではない共産党の山中議員が道路交通法や交通安全対策基本法との関連、また個人情報の保護のことなど淡々と質問。それに対して、この間、条例化の作成にがんばってきたわが議員団の青木芳香議員、寺田議員、吉田議員らが的確に答弁したのは実に立派でした。ごくろうさん!

●5月20日(月)

    <予算特別委員会 補正予算を審議>

 10時から補正予算を審議する予算特別委員会は開催。ぼくは第一小委員会の委員。
 
 行財政局とは、基金特別会計の1億800万円の財政調整基金の取り崩しについての質疑。経済対策の効果や理科教育材料の購入がどう関係するのかなど5人の委員が質疑。

 文化市民局からは、国の地方消費者行政活性化交付金3200万円を消費者教育推進法に基づく消費者教育啓発の推進に啓発の印刷物や講座、相談員の増員、相談窓口の周知広報に充てると説明があり、ぼくは2年前の「ふるさと牧場」の詐欺事件による被害者に対して、鈴木の名前を語って、被害者にまた金を振り込ませようとした2時被害者詐欺事件に巻き込まれたことを説明して、警察との連携や「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺「母さん助けて詐欺」の被害から守る方策などについて質疑。当時、毎日放送のニュースにも出たんやで!ほんまにびっくりしたよ!

 産業観光局は、国の緊急経済対策の京都府の基金を活用した「起業支援型地域雇用創造事業」についての説明。説明が不十分で質疑がかみ合わないところも。11事業で3億8千万円を予算化して  103人の雇用を図るという。「人材育成型ソーシャルビジネス等育成事業」「海外観光宣伝における新規市場研究」これは、東南アジアやイスラム教徒の誘致を図るためにハラールツーリズム勉強会を開くなど、京都文化交流コンベンションビュローに委託する。森林病虫害から京都三山を守る対策事業は、この5年ほど前から東山などナラ枯れ マツ枯れ対策が話題になってきたのでその対策として森林整備隊により、1200万円で4人を雇用、伐採技術研修して伐採危険枯死木処理などをする。東山についてはだいぶ改善されたようだ。ぼくは、このナラ枯れ対策のことも議論した。要は国の補正予算をどう効果的に活用するかが、知恵の見せ所。
 夕方は、とある有料老人ホームの建築のことで相談ごと一件。夜は、事務所で明日のくらし環境委員会で質疑をするために議案説明資料を読みメモづくり。

●5月19日(日)

     <左京消防分団総合査閲>

 朝、8時過ぎ木野の京都精華大学グランドへ。毎年この時期に行われている左京消防分団総合査閲に。
 左京の27の消防分団が日頃の訓練の成果を披露する日。天気は曇り空で暑くなくてよかったが時折砂塵が舞い上がる。奥園左京副区長が挨拶のデビュー。今年の京都市総合査閲に左京代表で出場するのは、大原分団。原田分団長の指揮のもと整列して手帳を出し行進する通常点検を機敏に見事に披露。修学院と鞍馬は人数も多くてド迫力。
 小型動力ポンプを使い、ホースを延長して取り組む操法訓練もたいへん。親しい消防団のみなさんと挨拶をして最後の署長講評まで見学。ほんまにご苦労さんです。消防団員として島内研府議、桜井、とがし議員もがんばってました。

     <北神けいろう事務所 事務所開き>

 午後1時からは、河原町御池下るのバス停のところのかつては書店だったビルに北神けいろう事務所が構えられたので事務所開き。
 間口は狭いが中は広い。前衆議院議員ということで門川市長等ら市町村の首長さん、各種団体、後援会関係者に民主党の国会、府市会議員らが勢ぞろい。そして堀場雅夫さんも応援団としてユニークな応援の弁。この10年地道に努力をしてきたし、実績のある北神さんをなんとしても当選させないと。陣地はできた。維新に負けてたまるか!

 その後、四条河原町には海江田代表も駆けつけて、小雨降る中、街頭演説。まちを歩く人も少しは立ち止まって手を振ってくれる人が、ちょっと増えたかな。海江田代表は、安倍政権の経済対策など批判しつつ、生活者の立場を鮮明にして、参議院選挙に臨む決意を表明。もちろん北神候補も気合の入った演説でした。気合だ!
 
 その後、民主党京都府連の常任幹事会と選挙対策本部の事務局長会議。世論調査では、自民が圧倒的に独走しているが、今のところ民主は、維新とどっこいどっこいとのこと。風がどう吹くのかわからんが、手足のない維新に対抗して競り勝つには、われわれが10数年培ってきた地域での活動を正々堂々と訴えることで勝機を見いだせると確信している。今後の日程など確認して必勝を誓う。

 夜はNPO法人「あったかサポート」の交流会。社会保険労務士、労組OB、中小企業者、大学関係者に自治体議員らの集い。理事長の澤井勝さんらに挨拶。北神候補も飛び入りで挨拶に。彼は会場内を回っていても大柄で身長180センチを超えるのでよく目立つ。ええことや!夜は、明日の予算委員会での質疑のために資料を読む。

●5月18日(土)

 朝9時前、近くのファミリーマート前の近衛広場に。雑草が生えてきて小木も茂ってきたので街路樹サポーター「近衛ひろば・みどりの会」として、ご近所のみなさんと恒例の草引き。年に2、3回実施している。この広場の整備のことで、ご近所との調整で左京土木事務所の関係者と苦労したのは、もう20年ほど前のことか、色々な思い出のあるところ。この1年前から公園体操の場所になって活用もされ、春には桜も見事に咲いてええ広場になった。およそ40袋が積み上げられました。また盆前に実施カナ。

 ええ汗を流した後、西京極球場近くの福祉事業所「加音」の総会に。この地に作業所が開設されて7年ほどかな。家主さんの理解を得ていまでは2階も活用できて20人ほどの自閉症の青年らが通所して、紙器加工,金具成形,縫製,大学清掃,文具組立、そして竹林から作られた京竹炭を使用した、消臭グッズ「にほひとりますえ」がヒット商品になった。北村正樹・雅子夫妻ががんばって運営も順調の様子。決算や事業報告、また予算や事業計画が承認される。成年後見人のことなども話題に。

 午後は、誘われている行事もあったが、事務所にて雑務。まずは、民主党の党員・サポーターの登録の締切が迫っているので、前年度の名簿を見ながら、「落ち目の民主党ですが、継続をお願いします」と電話作戦。ほとんどの人が快く了承していただいて感謝です。
 
 それから、市会改革推進委員会が依頼して、議員報酬のことについてご意見を出していただく駒林良則立命館大学法学部教授の「京都市会議員活動実態アンケート調査」の回答書きに没頭。わが「ひとくち日記」を再読しながら、3月4月の2か月間の日々の24時間を3時間ごとに分けて何をしていたのかを記入する。
 もちろん3月は定例市会中で、夜の9時まで委員会があったり、議会活動で日々が過ぎているが、市会の会期が終わって4月でも朝から晩までなんやかんやしているなあ。我ながらよう動いているよ。駒林先生、ぜひぼくの「ひとくち日記」読んでみてくださいな。

 夕方、新風館のパタゴニアへ。南川良三郎さんにお会いして、嵐山渡月橋での小水力発電設置のご苦労や左京での可能性について、また河川法との関係など小水力発電のことを勉強させていただく。今後色々と模索をしたいね。

●5月17日(金)

      <代表質問の本会議>

 5月市会定例会。テレビ中継のある本会議の一般質問。自民から中村、津田、桜井、昼の休憩を挟んで共産の西野、樋口議員が質問を終えて、わが民主は、ぼくと同期の小林あきろう議員が登壇すると、橋村新議長に代わって隠塚新副議長が議長席に座り見守る。
 
 あきろうさんは、冒頭、この6月に臨時市会が開かれて議案になる市職員の給与削減と橋下、石原の慰安婦問題発言にひとこと触れて、例によって、得意の分野、文化・芸術の発展、バイオディーゼル燃料化事業についていつものようにウンチクを傾けた後、新ネタでゼスト御池の現状と今後の課題について(ゼスト御池、リニュアルされたようやく活気がちょっと出てきたかな)、また過日議員団で視察に行った洛陽工業高校のことを話して伏見工業高校との再編のことを淡々と演説していたら、大ベテランがどうしたのか、時間制限のベルがなり、最後の質問は尻切れトンボ。

 続いて山科区選出の1期目の松下真蔵君が2度目の代表質問。過日ドイツなど市会海外視察団の一員として見聞してきたことを報告して、再生エネルギーによる自立社会の実現に向けてエネルギー自立地区の実証実験と環境先進都市の目標設定について時間を割き、最後に生活保護の不正受給者対策について質問。前回の彼の質問の時は野次が飛んだが、今回は議場も静かでした。その後、公明の日置、湯浅議員が淡々と質問して午後4時半頃閉会。

      <高野パチンコ店出店問題についての市長答弁>

 この本会議で、高野のパチンコ店出店問題について自民党の左京選出の桜井議員に対して、市長は下記の様に答弁した。要旨を書いておく。
 「地域住民の思いを受けた請願が全会派一致で採択されており、私としても同感であり、強く共鳴している。現行法制度上、建設は可能だが、住民の思いを最大限尊重して、事業者に対して交通の安全や周辺環境との調和など検討をするよう強力に指導してきた。
 現在中高層条例に基づき調整会議を行っているが厳正な立場で対応する。まちづくり条例については、事業者の説明責任の明確化などの課題が明らかになり、これらの問題を解決するために検討委員会を立ち上げ条例の改正に向けた検討を進めたい(要旨)」という市長答弁は、実に意義のある内容だ。
 住民の声を受け、また左京区選出の議員が、市長への面談も含めて要請したことを正面から受け止めてくれた、と思っている。パチンコ店出店を計画している業者さんよ!出店計画を撤回しなはれ!
 
     <橋下大阪市長の発言について女性議員が抗議の表明>

 さて、維新の会の橋下大阪市長が、先日13日に従軍慰安婦問題での発言について、わが民主・都みらい議員団の唯一の女性議員、青木芳香議員や共産と無所属の女性議員11人が連名で「女性だけではなく国民の人格や人権、そして尊厳を深く傷つけるものです。これらの発言が市民の人権を守り抜くべく公人によるものであるということに私たちは大きな衝撃を受けています。すべての市民の人権を擁護する立場の京都市会議員として、また国際平和を望む1人の女性として、ここに橋下徹大阪市長に対する抗議の意を表明します」という文書を作成、夕方記者会見した。芳香議員、がんばりましたよ!

 夜、8時過ぎ日曜日の左京消防分団の査閲に向けて練習に励む地元の第四錦林小学校グランドでの吉田消防分団、養正小学校グランドでの養正消防分団を激励に。仕事の後、ほんまにご苦労様。とてもぼくなんかにできないこと。

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正副議長交代  5月15日ー16日  

2013年05月19日 | 日記
●5月16日(木)

     <正副議長交代!橋村議長 隠塚副議長に>

 10時から本会議。5月定例市会では、正副議長が交代するのが恒例。議長が2年在任したことも過去にはあったり、一昨年のようにちょっとした事案があって就任2か月で辞任した議長もあったが、このところ正副議長は1年交代が通例。まずは、大西議長が辞職の挨拶。議会からの情報発信に努めてきたことや児童の議場見学会の実施、また二元代表制として議会の存在を高めたことに自負心があると挨拶。同じ左京選出の議員で同世代として労いましょう。投票用紙が配られて、自民の伏見区選出の橋村芳和議員が53票で当選。無効は15票。第80代議長に就任。
 それからわが民主の山岸たかゆき副議長が辞職して、投票の結果、共産の北山議員が15票。山岸議員、ご苦労さんでした!わが民主は左京区選出の隠塚功議員が53票で第88代副議長に就任。実直な挨拶でした。
 ぼくが副議長をしていたのは、5期目の4年目の年、2006年のことだからもう7年前か。第81代だった。選挙前に副議長になったら落選するというジンクスが、京都市会にあったが、案の定、多少有頂天になっていたので、選挙には38票差で惜敗。その2か月後、奇跡の繰り上げ当選をして今があるのだが、くれぐれもご注意を!今回の正副議長の就任については会派の人数が同数とかだと大いにもめるが、何の問題もなしに行われてよかったね。コンビでがんばってや。

 その後、補正予算を予算特別委員会に、その他の議案を各常任委員会に付託する動議が出されて、週明けの各委員会で審議されることに。そして監査委員の選任が行われて、自民の前議長の大西議員と公明の久保議員が、京都市の選挙管理委員には、国枝克一郎元議員らは留任、民主の推薦していた山口幸秀元議員に代わって宇都宮壮一元議員が選任され、山科、西京区以外の各行政区の選挙管理委員も各議員会で決定されていた委員が選出。なお水防組合の議会の議会の議員も選出されました。散会後、例によって本会議場で予算特別委員会の正副委員長の互選も。

 午後相談ごと一件 融資のことで相談ごと一件。

    <小水力利用推進協議会>

 夕方、市民環境研究所において、関西広域小水力利用推進協議会のメンバーの会合に顔を出す。昨年秋の総会に参加して小水力発電に興味を持った。この春、疏水記念館で伏見工業高校の生徒たちが実証実験している様子を見にも行き、また過日、市民協働発電に関わっているメンバーらからも話を聞きその実情や今後の見通しを聞き、例えば大原や八瀬、鞍馬や貴船などわが左京のどこかで、可能性があればいいなあと思っていたところ。
 関西広域小水力利用推進協議会会長の黒田末寿先生をはじめ参加者と初顔合わせ。この間の経過や課題など色々と拝聴する。まあ最初の一歩かな。実現に向けてどんな協力ができるか、考えてみたい。今後ともよろしくお願いします。

 会議の途中、ちょっと抜けて第三錦林小学校グランドでの浄楽消防分団と錦林東山分団の総合査閲に向けての訓練を激励に。ちょっと肌寒い中での最後の仕上げ。ご苦労様です。

●5月15日(水)

 朝7時前起床、2区総支部として決めている朝の街頭行動で熊野神社交差点に。二日酔い気味かな、昨日、張り切り過ぎたのか、その余韻で声が出ない。演説は、島内府会議員と副議長就任で張り切っている隠塚議員に任せて、黄色の北神・前原2連ポスターを持ちながらぼんやり。

 その足で、久しぶりに百万遍は知恩寺での手づくり市へ。快晴で今日は葵祭の巡幸の日で、観光バスも来ていてびっくり。新緑の境内には、400店の全国からの出店者と買い物客で大賑わい。わが友人たちが20数年かけて育ててきた手づくり市。今や天神さん、弘法さんの市に肩を並べている。梅小路公園でもやってますよ。
 で、ぼくは主催者の友人らに挨拶して、夏用のハンティング帽を購入。夏の陽射しを遮るにはちょうどいいのだ。また可愛い動物のイラストを描く齊藤尚子ちゃんもいたので挨拶。がっばってるね。

      <京都市会議会基本条例説明会の打ち合わせ>

 1時から、市会改革推進委員会のメンバーが集まり「京都市会議会基本条例説明会」開催に向けての打ち合わせ。市会事務局が準備してくれたパワーポイントを見て、また日程や市民にどう知らせるか全体で協議して、その後3班に分かれて司会者や説明者、受付係りなど決める。
 ぼくは6月1日(土曜日)午後1時30分から3時半まで丸太町堀川上る「ルビノ堀川」で開催される会の市会の役割などを説明する担当者になりました。
 なお5月30日(木)は伏見区の呉竹文化センターで午後7時から、6月2日(日)午後7時から京都駅前キャンパスプラザで開催されます。
 この説明会の試みは、議会基本条例制定に向けての一里塚です。会派や政党、個人の議員が開催する演説会や議会報告会ではなくて、各委員が責任を分担して市会改革推進委員会で練り上げてきた条例の骨子を説明してご意見を聞くという、京都市会にとって画期的なことなのです。成功させたいと思っています。申し込み不要です。ぜひ来てや!

 夜は、6月2日の左京消防団査閲に向けて錦林小学校グランドで訓練をしている聖護院消防分団と岡崎消防分団の激励に。聖護院分団は、同級生の吉川文一分団長から若い宮本分団長に。長いことご苦労さま。

      <吉田東通の夜市、開催に向けて>

 帰途、近くの食堂で、「タコとケンタロー」の小田君らが集まり、この8月31日に企画している「吉田東通の夜市」の実行委員会。吉田東通とは、丸太町通は錦林小学校を来たに上がるわが事務所の前の道。ぼくの小さなころは盆踊りも行われていたのを記憶しているが、ケンタロー君からアイデアが出された時から、ご近所の方に説明に行ったり、なんやかかんやで相談に乗ってきた。去年は近所の人たちも店を出し、ハープや沖縄民謡のライブもあり、懐かしのちんどん屋もパレードして子どもたちも夏休みの最後を楽しんでました。今年で3回目の開催になる。若いメンバーも元気いっぱい。京大の阪上先生らも応援団。ぜひお楽しみに。

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京都・ケルン姉妹都市50周年 剣鉾を差す!5月11日ー14日

2013年05月18日 | 日記
●5月14日(火)

     <5月市会定例会本会議 永年議員表彰>

 5月市会定例会の始まり。10時から本会議。会期は5月28日までの15日間。冒頭、永年在職議員の表彰が行われる。わが民主の今枝議員、共産の北山議員、自民の富議員が在職30年。いつも和服姿の今枝議員が最年長ということで代表して挨拶。白い扇子を広げたで、一瞬、相撲甚句をするのかな、と思ったが、書いた文章を読み上げて、大好きな京都市政に貢献できたことを「髭の徳さん」らしいユニークな挨拶でした。ぼくも次の選挙に勝ったら表彰をされるのかな?

     <補正予算や議員提案「京都市交通安全基本条例」が上程>

 市長からこの市会に上程された補正予算など21件の概略の提案説明の後、塚本副市長から詳細な説明が加えられた。
 今回の補正予算は、新政権の経済対策による財源財源で、 消費者教育・啓発の推進(地方消費者行政活性化事業)3200万円、障害福祉施設スプリンクラー整備助成1650万円、理科教育のための観察・実験物品の整備2億円など2億5100万円の一般会計補正予算。
 雇用対策事業特別会計の補正予算として、ものづくり系企業人材育成事業に9000万円、「人材育成型」ソーシャルビジネス等育成事業 7500万円 、海外観光宣伝における新規市場研究 900万円 など、3億800万円で雇用を図り、その他、国民健康保険特別会計の補正予算など。
 また特定のNPOに寄付をした場合、市民税控除の対象になるNPO法人を条例で指定する条例や、左京区に岩倉地域における町名の変更をする条例、市道の認定や廃止、訴えの提起など。

 そして自民党の吉井議員が、この間、各会派で調整をされてきた「京都市交通安全基本条例」の提案説明も。昨年の亀岡、そして祇園での車の暴走による事故を二度と起こさないために、市や事業者の責務などを明記した条例で、この数年では、自転車安心安全条例、清酒の普及条例に続く議員提案の条例になるのか。共産、京都党以外の自民、民主、公明、無所属の48人の議員が提案したことになる。ぼくもそのうちの1人です。

     <京都・ケルン姉妹都市50周年記念式典 剣鉾を差す!>

 午後からは海外行政調査の報告会があったが、ぼくは残念ながらケルン・京都市姉妹都市50周年記念式典の歓迎で剣鉾を差す準備のために、報告会は欠席。
 午後1時には吉田神社は大元講社の建物に飾ってある剣鉾を出して今宮社にて無事の巡幸を祈る神事。唐車、新松、扇の3本と女性用の剣鉾を三台の台車に載せていざ出陣。京大前から旧白川通を通って荒神橋のドイツ文化センターに。ぼくは車にハッピなど積み込んで同行。
 雲ひとつない五月晴れ、鴨川を吹きぬける薫風が気持ちいいが、ちょっと暑い!2時過ぎから津田会長の指揮で、狭い敷地なので、注意しながら三回ほどリハサール。汗が噴き出る。第四錦林小学校の剣鉾クラブと和太鼓クラブの児童たちに、ゆるきゃらの「どすえちゃん」も歓迎に来てくれる。国際化推進室のスタッフと打ち合わせ。5時過ぎにはユルゲン・ロータース・ケルン市長の一行や門川大作市長や正副議長も到着。

 5時30分、津田会長が挨拶と説明、そして今回の歓迎をする縁を作ってくれたわが町内在住のドイツはケルン出身のトラウデンさんが通訳。そして子どもたちのふれ太鼓が鳴り響いて、いざ本番。
 月原君と高校生の日和君が先頭を、そして新松に続いてぼくが扇の鉾を河村君から渡してもらい、市長の前でヨタヨタしながらもなんとか差せました。冷や汗もの。その後、近衛中学校の女子生徒と京都造形芸術大学の女子学生、そして最後に、第四錦林小学校児童による子ども剣鉾がみんなの拍手の中、巡幸。そして市長らを囲んで記念撮影。子どもたちにとっても素晴らしい経験になったと思います。
 ケルン市長ら一行のみなさんに喜んでもらえればよかった。京都市の関係者はもとより、保護者やご近所の方にもたくさん応援に来ていただきました。感謝です。ダンケシェーン!

 それから撤収の作業。和太鼓を四錦小に運び、また剣鉾を台車に載せて神社まで運んで一段落。着替えてドイツ文化センターに引き返してレセプションに。ちょうど清酒で乾杯の時、渇いたのどにドイツビールが美味かった!しばし関係者にお礼をして、鳥居前の「チェルキオ」にて剣鉾仲間の直会に合流。女子大生も楽しかったようで喜んでました。気持ちよく酔っぱらいました。
 
 蛇足です。5年前、2009年5月5日の「ひとくち日記」にぼくは次のように書いている。
 「2009年5月5日(水)夜は、吉田神社での剣鉾の練習に行くも雨で中止。残念だ!ドイツから来日して、わが町内に住み京大で外国語を教えているトラウデンさんは、昨年から剣鉾の練習を始めた外国人として初の剣鉾差しだ。彼の出身は京都と姉妹都市のケルン。17,8年前、ケルンにぼくは行ったことがあるが大聖堂が記憶に残る。確か2013年が姉妹都市締結50周年になるのかな?50周年を記念して市民文化交流として剣鉾をケルンで差そう!と、話が盛り上がった」。

「ケルンで差そう!」という夢は残しておいて、まあ少しは夢をかなえたかな。

●5月13日(月)

     <朝の街頭行動>

 早起きして7時半に三条京阪へ。民主党2区総支部の街頭行動。五月晴れの朝の太陽に照らされて、わが総支部長の
前原議員が演説を始めていて、参議院候補の北神圭朗さんと交互に通勤客に対して演説。修学旅行生に人気やな。ビラを配るが、以前より受け取ってくれる人がちょっと増えた。前原議員と同級生だという東山の中島さんがサングラス姿の愛犬JIN君と北神・前原の黄色いポスターを持って応援に。いつもながらご苦労さんです。

 仁王門の喫茶店でモーニング。午前中の来客は、「古都さんぽ洛北」の井上さん。新しい観光ツアーを企画したということで相談に。産業観光局の担当者を紹介しようと思う。

      <交通局へ 地下鉄のこと>

 午後、御池通を天神川まで走る。サンサ右京の交通局へ。営業推進室の担当者とヒューマンふれあいコンサートのポスターを地下鉄の各駅に掲示のお願いに。
 24年度の地下鉄の1日当たりの旅客数は、地下鉄については,対前年度比5千人増,過去3年間では,トータル1万2千人の増で33万9千人。駅中ビジネスの「Kotochika(コトチカ)京都」の開業,京都市公営交通100周年という節目の年をむかえ,記念事業を積極的に展開してきたことや,「歩くまち・京都」の公共交通優先の取組を積み重ねてきたことにより,旅客数が順調に推移し,今年は同志社の烏丸キャンパスもできたことでさらに増える見通し。みなさん、ご利用のほどよろしく!
 出口次長や鈴木部長らに市バス運転手のマナーも向上しているよと、激励。されど事故を起こしたらアカンで!区役所にも立ち寄り桐澤新区長にも挨拶。帰りがけ、職員のみなさんが全員起立して見送ってくれたのにはびっくりしました。今までなかったこと。区役所も変わってきたね。

 事務所に戻ると、同志社の総合政策科学研究科で一緒して、鴨沂高校の1年後輩でもあり親しくしている友人が訪ねて来てくれる。元気でよかった。京都市政のこと、選挙のこと、道州制のことなど色々と喋る。

 夕方には、わがホームページのことでビー・プロジェクトの高橋美充さんが来てくれて、色々と指導をしてもらう。公職選挙法の改正で、選挙でインターネットの利用が解禁になるので、より効果的な活用を図りたいと思っている。
 ちなみにぼくのブログ「ひとくち日記」は毎日100人前後がアクセスしていただいている。そして全国には180万人のブログ開設者がいるようだが、ランキングは1万1000位ぐらい。たくさんのみなさんに読んでいただいているようで感謝です。

●5月12日(日)

 五月晴れ!9時前、岩倉東グランドで左京体育振興会主催の左京区民ソフトボール大会。今年は12チームとかで例年より少ない。優勝したら京都市大会に出場する。わが吉田はエントリーしていたが急遽棄権とのこと。残念。高城左京区長や体振の役員さん、選手のみなさんご苦労様。
 午後1時前、近くの聖護院の須賀神社・交通神社の神幸祭に。黒い塗の御鳳輦(ごほうれん:神輿)が立派です。巡幸の無事を祈って神事が行われて、ぼくも玉串奉天をさせてもらう。

     

     <吉田氏子講社 春の大祭 剣鉾を差す!>


 神事が終わって吉田神社に急ぐ。近衛中学校の吹奏楽部の演奏が終わったところで、急いで剣鉾を差すためにハッピを着込み、草鞋を履いて準備。かろうじて間に合った。
 雲一つない空に向けて剣鉾を差す。初夏の陽射しが眩しい!ちょっとヨタヨタしたけれど何とか差せた。冷や汗がタラタラ。大人の剣鉾の後、近衛中学校の女子生徒、京都造形芸術大学の女子学生、そして第四錦林小学校児童による子ども剣鉾も無事に巡幸。ところで、ぼくが剣鉾の練習を始めたのは、確か2008年の夏前だったと思う。59歳の手習いだった。あれから5年か。上達はしないけれど、仲間に支えられてなんとか続けている。継続は力なり。そのうち鈴の音も綺麗になるかな。70歳まではやるで!
 終わった頃にちょうど北神圭朗参議院候補が到着、わが地元の吉田の面々を紹介して挨拶と握手。彼は25年前かな、アメリカから帰国して京大法学部で学んだ。「学生時代、吉田山に散歩に来たり、昼寝に来てました」と懐かしそう。みなさんと親しく話せてよかった。がんばろう!
 
 その後、和太鼓演奏などが続いたが、ぼくは聖護院に走り、須賀神社の巡幸を見守りに。巡幸も終わりがけだったが、3基の剣鉾が差され、各町内ごと10基ほどのこども神輿が暑い陽射しの中、行列。可愛いお稚児さんたちもたいへんやね。友人たちに挨拶。祭の掛け持ちはたいへんや。

 はたまた吉田神社に戻り、テントや椅子の撤収を手伝い第四錦林小学校に運び込みが終わってからようやく直会(なおらい)。冷たいビールがもう最高!

 飲むのはほどほどにして山科へ。鴨沂高校時代からの友人、横浜から平松が来るということで高鍬宅に悪友どもが集う。
神戸に住む西尾茂君も来ていて、20年ぶりぐらいか!いやあ、懐かしい。元気でなにより。青春時代に戻って、喫茶「シャンクレール」のことや地下食堂のこと、また親の介護や子供らのことを遅くまでペチャクチャ。持つべきものは友!友よ、ありがとう!

●5月11日(土)

      <京都市学校職員労働組合定期大会 飛び出しん坊や>

 雨の土曜日。予定していた近衛広場の草引きは順延。10時に京都市学校職員労働組合定期大会。植田寿恵委員長が堂々とご挨拶。彼女の気持ちの入った挨拶はいつ聴いても素敵ですよ。書記長も書記次長も副委員長もみんな女性。がんばってるよ。北神圭朗参議院候補らも挨拶に。
 過日、学校管理用務員研究会の研修会で制作された「飛び出しぼうや・ガール」のことや災害避難所で活用されるトイレ制作のことなに触れて、ぼくも激励の挨拶をさせてもらった。写真は、その看板と彼女達。


      <飯館村 写真展>

 昼前、ウィングス京都での福島県飯舘村の酪農家長谷川健一さん撮影による写真展「飯舘村~つながろう!京都から福島へ~」に。原発事故の直後のバスに乗り住民が避難する光景から、あれから2年、今の飯館村の写真が展示されていました。ぼくが飯館村に入ったのは、11年秋のこと。いつになったら住民は安心して暮らせるのだろうか?市民環境研究所の石田紀郎さんが受付に。久しぶりに会いました。

 午後1時過ぎ、明日の吉田氏子講社春の大祭、そして14日のケルン・京都市姉妹都市50周年で披露する剣鉾巡行について打ち合わせ。4時前には、ようやく雨も上がり境内で最後の練習。京都造形芸術大の歴史遺産学科文化遺産コースと文化財保存修復コースのキャピキャピの女子大生や近衛中学校の女子生徒も剣鉾を差す練習。賑やかです。ぼくも最後の調整で、5回ほど差すが、相変わらずヨタヨタ。本番が不安やな。

      <鉄人・小橋建太 引退>

 夜、メモを見ながらこの数日の「ひとくち日記」を書いて更新する作業。帰宅して、ニュースを見ていたらプロレスラー、鉄人・小橋建太が引退試合を終えてからのインタビュー。何度も負傷しながら復活を遂げて、さらに腎臓がんまで患いながら奇跡のカムバック。京都は福知山の出身。最後にムーンサルトを決めたという。武道館に詰めかけたファンに惜しまれながら、第二の青春を歩み始める。お疲れさまでした!

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民主党地方自治体議員フォーラム 5月7日ー10日

2013年05月11日 | 日記
●5月10日(金)

     <民主党地方自治体議員フォーラム2日目>

 民主党地方自治体議員フォーラム2日目。朝9時から細野豪志幹事長の講演と意見交換会。山本ひろふみ議員のブログを掲載しておきます。
 「講演では民主党の綱領や、国政においてなかなか話が進まない社会保障改革、議員定数の削減、分権改革などの問題点について指摘がありました。引き続き、新設された自治体局の局長であります古本議員から、自治体局の役割や、機能について報告がありました。
 
 引き続き同志社大学院ビジネス研究科教授であり、エコノミストでもあります、浜矩子氏による講演。
テーマは「グローバル時代の浦島太郎」。アベノミクスを「アホノミクス」と揶揄されながら、5つの大罪として、
・浦島太郎型公共事業、・円安神風型輸出立国、・相棒つぶし型金融大緩和、・ゆきすぎた市場との対話、・デフレ下のバブル経済 を挙げられ、 アベノミクスでは景気は回復しない。まずすべきなのは賃金と金利をあげること、成長よりも分配に重きをおき包摂度をあげること。 民主党には政権交代直後の鳩山首相の所信表明演説を忘れないでいただきたい。などのお話しをいただきました」。
 
 以下は、ぼくの感想。細野幹事長は、エースの風格が出てきた感じ。浜教授の派手な衣装と染めた髪にもびっくりしたが、面白かった!
 アベノミックスを「アホノミックス」と名付けてケチョンケチョンに日銀と安部政権の経済政策のその正体を暴露して、聞いてるぼくは溜飲を下げた。会場からの質問にもメモを取らずに応えるのにもびっくりしました。株があがった、バブル再来だと喜んでる皆さん、気を付けなさいよ。機会があれば、同志社に聴講に行ってみよう。
 昼前、無事に自治体議員ファーラムも終わり、四谷辺りをブラブラ。午後2時前の新幹線で帰京。
 京都は雨模様。予定していた剣鉾の練習は中止になったので、夕方は、二条城北の福祉会館で「ヒューマンふれあいコンサート」の開催を来月に控えての「経糸の会」の実行委員会。
 50人ほどの実行委員のみなさんが集い、当日のスケジュールや運営方法など打ち合わせ。参加者全員で「手のひらを太陽に」を手話で唄う練習。手話ではこのように表現するのか、と思いながらぼくもやってみました。ぜひご参加ください。6月8日(土)午後2時半から京都コンサートホールです。李広宏さんが歌います。障がいのある人もない人も楽しめるコンサートですよ。

●5月9日(木)

   <民主党地方自治体議員フォーラムに参加。世話人副代表に>

 朝、ホテル40階の見晴らしのええとこで東京の街をみながらゆっくり朝食。ブルジョア気分!10時から民主党地方自治体議員フォーラムのブロック代表世話人会。ぼくは近畿ブロックの代表。
 日程や報告内容、方針案、司会者など役割分担、それから役員人事などについて協議。それを受けて各都道府県の代表が参加する世話人会でこれら諸々のことを確認。

 昼休みには、ホテル周辺を散歩。清水谷公園はなつかしいところ。東京で初めてベ平連のデモに参加したのは1968年だったか、その後、東京に行くとこの清水谷公園に集まって今は亡き作家の小田実さんを先頭に日比谷公園や銀座に向けてのデモの出発地点になっていた。
 小田さんが亡くなって6年ぐらいかな。今の世の中に対して、さぞ天国で怒っておられることだと思う。そんなことを思いながら散策した。

 午後1時から総会。民主党本部を代表しての主催者挨拶は、京都出身の組織委員長の玉置一弥さん。ちょっと会場がシラケルてヒンシュクものの挨拶。世話人代表の埼玉県草加市議の大ベテラン新井貞夫さんは、今回で退任されるが、熱い挨拶をされました。
 その後、世話人副代表の北海道道議の勝部議員が、活動報告と今後の方針を述べた後、新代表の内海太宮城県議と副代表を拝命したので、ぼくも登壇して挨拶させてもらいました。長いこと議員をやってると、こういう役職も回ってくるのですなあ。
 ところで、資料によると民主党が結党された99年には1800名でスタート、12年2月には2700人になったが、この3月では前年比300人の減。2年先の統一自治体選挙でどんなことがあっても生き残らないと! 

 引き続き講演の一部として、北海道大学の山口二郎教授による「民主政治の危機をどう凌ぐのかー政治を諦めないための処方箋ー」と題された講演。
 一緒に参加した山本ひろふみ議員は、自分のブログにその講演趣旨を次のように書いています。そのまま転載します。
「アベノミクスは矛盾だらけ、市民にお金が回ってこないのは明白。二大政党制の一翼を担うのは民主党でしかない。政策と選択のずれ。昨年の総選挙で棄権にまわった10%の市民をどう呼び覚ますのか?
政治は理論闘争だけでは成立しない。 民主党の統治能力、組織運営はメディアの不公平な報道を割り引いても未熟だった。この教訓を生かさなければならない。 市民とのコミュニケーションが本質的に出来るのは民主党。 今、必要なのは誠実さ。誠実さとは自分の職務を全うすること。 民主党がもう一回政権をとった時から、日本の政党政治ははじまる。などの内容に勇気をいただきました」。
 ぼくが気に入ったフレーズは「誇りを失うな!おたおたするな!」です。ええこと言ってくれはりました!

 第二部の講演は、宮城県選出の参議院議員で民主党政調会長の櫻井充議員による参議院選マニフェストについての説明と意見交換。現在、夏の参議院選挙に向けてマニフェストの策定作業が行われていて、現段階では未定稿だが、個別政策検討項目(案)が示されて、会場からの参加者と意見交換。6月中旬には確定されるとのことだが、憲法問題や経済対策、雇用対策、原発、TPP問題、とりわけ医師出身でもあるので医療関係などの質問にも誠実に意見交換がされて好感が持てた。
 課題は、いかに自民党に対して有権者の共感を呼ぶ憲法問題を含めて政策の対抗軸をどう示すかだ。今後の作業を見守りたい。

 研修会の最後は、本会議も終わったところで、海江田万里代表が駆けつけて挨拶。昨年12月の代表就任以来、党の綱領を採択した党大会を経て、その間、全国行脚をされてきて、厳しい政治状況が続いているが、舵取り役をなんとかこなされてきた。演説に迫力はイマイチないが、都議選と参議院選挙に向けて精いっぱい頑張るという思いは伝わったかな。組織改正をして、「自治体局」を新設したことと、都道府県連を強化して自治体議員が参加しやすい体制を整備したことなどの思いが語られました。


 午後6時過ぎから懇親会。ぼくと四国ブロック世話人の渡部昭松山市議とで司会。海江田代表のガンバローの音頭でスタート。国会議員も何人か駆けつけて来て、各テーブルで懇談。この数年、その時々の代表の周りに人が集まって記念写真を撮る光景が彼方此方で見られたが、ちょっと今年は参加者も少なかったし寂しかったなあ。されど、ぼくは辻元清美議員と久しぶりに再会できて何よりでした。8時前には散会。


 2次会は居酒屋で京都からの参加者と京都選出の山井府連会長、泉ケンタ議員、松井孝治議員と福山、前原議員は秘書さんが代理で参加してくれて懇親会。松井議員は、秋から某有名大学の教授となり公共政策などを教えるらしい。見事な転身。聞けば、12年前の3歳だった子息とを抱いたポスターだったが彼も高校生になったとか。時は過ぎるものだね。山井議員は、テレビ局の政治的な動きについて裏話をしてくれたり、ケンタ君とはわが愚息の話をしたりで、日頃京都ではゆっくり話せないことでワイワイ。感謝。

●5月8日(水)

    <5月市会定例会始まる>

 5月市会定例会が昨日告示されたので、午前9時30分から議員会。新任の山本ひるふみ理事から、今後の日程など諸々の案件が報告。会期末は、5月28日までの15日間。5月17日(金)がテレビ中継のある本会議の代表質問。

 10時から午後4時前まで、各局を呼び込んでの補正予算や上程された議案の勉強会。新政権のもとでの経済対策の財源5億5千万で消費者啓発、障害者福祉施設のスプリクラ―整備助成、理科教育のための備品整備、雇用対策で企業人材育成、京北地域の資源発掘事業、森林対策、旬野菜の普及事業、特定屋内広告物検討調査、交通モビリティマネジメント事業などで雇用を促進する補正予算。
 また国民健康保険事業特別会計で歳入不足を補う繰り上げ充用に13億円余、また基金特別会計では、市民や財団からの寄付を動物愛護や教育振興基金への積み立てをする議案も。その他、西京極ハンナリースアリーナの改修工事契約議案、市道路線の認定、廃止など。左京区に関係するのは、岩倉の土地区画整理が終わって町名変更の議案もありますよ。全部で合計21件の議案です。
 なお昨年秋以来、各会派の代表が調整してきた議員提案による交通安心安全条例も陽の目を見ることとなりました。くらし環境委員会で質疑をされることになるのでぼくも勉強しなおそう。勉強会の後、この市会で代表質問する小林、松下両議員から質問の要旨が説明されて解散。

     <東京へ 恵比寿のFURANO VITA (フラノヴィータ)>

 午後5時過ぎの新幹線で東京へ。午後8時過ぎ恵比寿駅に降り立つ。何年振りやろか。西口近くのFURANO VITA (フラノヴィータ)に。北海道は富良野食材を使った居酒屋。オーナーは、この夏、7月28日に「真夏の都大路を走ろう!「GREAT EARTH 京都ライド2013」を企画しているDeporte Inc.(デポルテ)の坂口弥寿久君。先日打ち合わせで京都で会ったときに店を開いたと聞いていたので立ち寄った。坂口君は京都精華大学出身で学生時代は暴れていて、「クラブメトロ」でもバイトをしていたとかで、出会って5年ほどか。元気な奴です。
 可愛い女性スタッフが作る富良野のジャガイモコロッケ、ソーセージ、オムライスと富良野ワインに、石垣島のアースライド泡盛も飲んで、英気を養いました。宮古島のトライアルロンで、150キロ自転車に乗り、マラソンを完走したこれまたチャーミングな可愛い藤岡久子さんを祝う会などあって盛り上がっていた。
夜11時過ぎに投宿。ぐっすり寝ました。

●5月7日(火)

     <連休明け 朝の街頭行動>

 連休はいささかのんびりしていたが、今日は久しぶりの早起き。7時30分に銀閣寺前交差点に。民主党2区総支部として夏の参議院選挙に向けて朝の街頭行動を週二回することにしたので、今日がスタート。眠たい。
 北岡、島内府会議員と隠塚市議とぼくの4人が交互にマイクを握る。2区幹事長としてサボるわけにはいかないよ。哲学の道の桜並木の新緑も美しく朝の薫風に吹かれて気分もまあまあ。通勤途上のドライバーから時にはクラクションを鳴らして応援してくれる人もいるが、反応はイマイチ。左京では知名度が低い北神圭朗前衆議院議員の名前を知ってもらうべく、これから必死のパッチで頑張らねば。根無し草の維新に負けてたまるか!

 昼前、JRの長岡京駅でタクシーに乗って水垂のメガソーラーがある直ぐ近くの安井議員の大邸宅に。この4月から民主・都みらい議員団長ということで彼は張り切っています。同僚が揃い奥さんの手料理と焼き肉で庭にてバーベキュー。新緑の西山が綺麗でした。団長、がんばってや。軽くビールを飲んで、JRで神戸は三ノ宮で下車して神戸市役所に。

      <政令指定都市政策協議会役員会で神戸に> 

 神戸市役所は30階建ての高層ビルでその27階が民主党の議員団室。海が見える絶好の眺望。会議室で、政令指定都市政策協議会で札幌、仙台、横浜、川崎、大阪、北九州から副会長が集まり役員会。
 今後の日程として、総会は7月末に北九州で開催することに決定。また20政令指定都市の自治体議員団として、民主党本部に設置された自治体局への要望事項などをまとめて申し入れることに。また役員人事は前島神戸市議さんが会長として、こがゆ横浜市議には幹事長、山田川崎市議に副幹事長として留任してもらって今後も奮闘してもらうことなど決定。
懇親会には参加せずに帰京。

 吉田神社で剣鉾の練習に馳せ参じる。京都造形大学の女子学生諸君が張り切って練習。ぼくも負けじとがんばるが、足が未だ蹴り上げられないしヨタヨタ歩きで鈴が上手に鳴らない。ライトに照らされての練習。夜空を見上げると伊丹空港に向かう飛行機の明かりが見える。継続は力なり、もうちょっとがんばろう!

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かくして大型連休は終わり  5月4日ー6日

2013年05月06日 | 日記
●5月6日(月)

     <京都電動蹴球団sonic>

 連休最後の日。昼過ぎ高野の京都市障害者スポーツセンターに京都電動蹴球団sonicと「リュートスター滋賀」の練習試合を見に行く。
 「電動車椅子サッカー 」とは、1チーム4人の選手が、電動車椅子の足台部分に装着したフットガードや電動車椅子の側面をうまく使いながら、直径約33cmのサッカーボールを時には電動車椅子を回転させたり、前後にボールを押し込んだりしながら、ゴールを狙う競技。
 SONIC 代表の吉村伸さんは、フェイスブック友達。息子さんの和馬君はボーイスカウト24団 のメンバー。河前雄也君は第四錦林小学校時代からの顔なじみ。今は大学生。久しぶりに応援に行ったが、みんなたくましくなったなあ。
サンガから寄贈されたユニフォームが似合っていたよ!

 夕方から事務所にて雑務。ホームページのことなど友人に色々と教えてもらう。

 連休もこれにておしまい。ちなみに連休中、テレビで見て印象に残った映画3本。「スリーパーズ」は、舞台はニューヨーク。4人の少年たちが少年院で看守から性的虐待と受けて心の傷を負い、その復讐をするストーリー。ロバート・デ・ニーロの神父、成長して地方検事役ブラッド・ピット、ぼくの好きなダスティン・ホフマンがアル中の弁護士役。
 イギリス映画『ブリッツ』も面白かった。『トランスポーター』のジェイソン・ステイサム主演のサスペンス。警官殺しの殺人鬼と対決。それからデンゼル・ワシントンがボクサーに扮した映画「ザ・ハリケーン」。無実の罪によって30年間も投獄された黒人ボクサー、ルービン・“ハリケーン”・カーター。彼がその疑いを晴らすまでの波乱に満ちた半生描いた映画。ボブ・ディランの歌が流れてジーンと来ました。
 ぼくは、夜、映画を見るのが好きやね。
 明日から、日常また忙しくなりそうや。

●5月5日(日)

     <らーめん はらだ>

 昼過ぎ、チャリンコで一乗寺へ。まずは、わが小学校時代からの友人、原田恒男君がこの初春に開店した「らーめん はらだ」に。さっぱりした雑味のない豚骨ラーメンと焼き飯とから揚げのセットで腹ごしらえ。満腹だ!
 高校卒業した後、下関の水産市場で魚箱を売る仕事をしていたが、その後九州ラーメンの店も出店、その時の味をぜひ故郷の京都で広めたいと決意。人生流転の後、色々な人の支援があって開店した。団塊の世代の再挑戦!ぜひ行ってやってください。

     <八大神社の神幸祭>

 今日は、一乗寺は宮本武蔵で有名な八大神社の神幸祭。下一乗寺地区の御旅所である地蔵本公園で神輿を見て、詩仙堂の横にある八大神社に。前原後援会の戸川さんが神輿の頭領。カッコええやん。
 ぼくは剣鉾の皆さんの応援に。ここの剣鉾は、京都市登録の無形民俗文化財になっている。五月晴れの空の下、比叡山の山麓の緑を背景に剣鉾の剣先が美しく輝き、鈴の音が響く。子どもたちの剣鉾も巡行して賑やかな祭りで、これぞ京都の地域力。
 この間、文化庁の委託で剣鉾さんの調査に携わってきた京都市の文化財保護課の福持さんとも出会って挨拶したら、同行されていたのは同志社の民俗学研究会の先輩の長谷川さんという方でした。暫し剣鉾仲間と喋って、チャリンコで東山に向かう。

 今日はチャリンコおじさん。観光客で賑わう円山公園などを通って、渋滞する車を尻目に、東山は本多山は日吉高校近くの京都国際学園に。1970年代半ば、韓国学園の移転問題ではいささか紛争があったところ。体育館では「京都オリニナル・クンチャンチ」という高校生による文化祭?サムルノリやチャンゴや舞踏などがあったのだが、ぼくが着いたときは、すでに終わっていた。最後のコーラスだけ聞くことができた。韓国民団の団長さんらに挨拶して、帰路につく。

 帰途、安井金毘羅宮にある第四錦林小学校の校長先生だった海原清子さんが京町家を活用したギャラリーと茶房の「風の倶楽部」に。時代と国境を越えて 猫が集合する「猫町家デ猫祭」が開催中。ビールを飲んで一服。
 ぼくは実は猫がそれほど好きではないのだが、絵画・版画・絵本・陶磁・写真・工芸・骨董等など店内は猫ずくし。5月26日まで開催中です。ネコ大好きな人、行って見たら?火曜定休だそうです。
 当番で来ていた松ヶ崎在住のイラストレーター岡田千夏さんの可愛いイラストの葉書を購入。お父さんはぼくの知り合いでした。中浜稔さんの墨絵の猫の絵に描かれていた文章がよかった。「オゴルナ、オコルナ、ナマケルナ、アセルナ、クサルナ、シリゾクナ、まだまだこれからや」。ええでしょう!

 夜テレビでは、長嶋茂雄さんと松井選手の国民栄誉賞受賞のニュース。長嶋さんは、ぼくらの時代のヒーローだけれど、なんで松井選手もやね、と発表当時疑問に思っていた。安倍首相が96番のユニフォームで始球式の主審役。これまたなんや、第96代首相だからだとか言ってるが、憲法第96のことをひっかけたという説もあるようだ。自分の人気取りに使うなんて姑息ではないか、と思う。

●5月4日(土)

     <大豊神社の剣鉾と神幸祭>

 11時過ぎ大豊神社の神幸祭を見に永観堂に。五月晴れの元、わが剣鉾の師匠たちが神輿の前を剣鉾を差して巡幸。鈴の音が響き、招きの剣先が東山を背景に映える。大豊、粟田、八大の剣鉾差しのメンバーに交じってわが吉田剣鉾保存会のエース柿阪君が奮闘!ほんまによう頑張る。
 神輿も復活して7年ほどになるのかな、お昼は錦林の福祉センターで手作りの冷やしうどんを御馳走になって、錦林車庫の横にある特別養護老人ホーム「花友しらかわ」の中庭に車イスに乗ったお年寄りたちが待ち受ける中、剣鉾と神輿が入っていく。ええ感じでした。


     <久しぶりの大文字登山>

 それから巡幸から離れて、ふと思い立って、銀閣寺から大文字山に。
 昨年夏の送り火以来かな。ゆっくりしたペースでほぼ休むことなくほぼ40分ほどで火床に着く。鴨沂高校山岳部時代、夏山合宿の前には、走って登ったものだが、今はとても無理。
 近頃、観光客や子ども連れも多いなあ。どんよりとした曇り空だったが、京都の街を見下ろす。雲の合間から陽が差し、また京都駅の方は、雨が降っている様子が分かる。煙草を一服。煙草が美味い!30分ほどのんびり過ごして、膝が笑うこともなく30分ほどで観光客で賑わう銀閣寺門前に下山。
 今年は電線地中化の工事に着手される予定。いつものように橋のたもとの酒屋で缶ビールで喉を潤s。


     <ネコのミモロの京都案内写真展> 

 それから神宮道の「ぎゃらりー唯心」での「ネコのミモロの京都案内写真展」に。
 昨年秋の時代祭で出発前、装束を着て待機しているとき、小さなネコの縫いぐるみを持った女性がぼくらにその縫いぐるみネコを持たして写真撮影。変な人やなあ、と思いつつ名刺を交換したらこの節分にも来てくれて、またまた縫いぐるみと撮影。
 このネコの縫いぐるみが、「ミモロ」というのだ。で彼女、小原誉子さんの「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」というブログは、面白い!1万枚以上の写真からセレクトしたミモロのかわいさ満載の写真を展示されていた。

 帰途、家の近くの「タコとケンタロー」でたこ焼きとビールでほっこり。この8月末に第3回となる「吉田東通の夜店」の開催準備状況と、また9月には左京ミュージックフェスティバルを企画しているとかで、相談に乗る。

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5月です! 5月1日ー3日

2013年05月05日 | 日記
●5月3日(金)

   <蹴上浄水場 つつじ満開?>

 大型連休の後半、昼過ぎ、カミサンと我が家から散歩がてら岡崎から新緑がまぶしいインクラインを抜けてツツジのシーズンで一般公開されている蹴上浄水場へ。偶然、国際交流会館の柴田館長と出会い世界歴史都市会議のことやベトナムのことなど話しながらのんびりとツツジを見ながら散歩。
 ちょっと寒かったので、ツツジ爛漫ではなかったが、一番高いところでカミサンと薫風に吹かれながら、握り飯で遅いランチ。ソーラーも設置されていたよ。東山と北山の景色が最高でした。水道局の職員のみなさんご苦労さん。

 夕方は、銀閣寺近くの浄土寺の閑静な住宅地にある「盛華亭」で某新聞社の記者と紹興酒を飲みながら参議院選挙のこと、民主党のこと、京都市政のこと、かつての同和行政のことなど四方山話。二次会は銀閣寺交差点にある「すいれん」でアナゴの刺身を肴に焼酎を飲みながらワイワイ。この「すいれん」の店主は、民社党の元市会議員であった上倉哲郎さんのお孫さん。剣鉾仲間でもあるのです。


   <ぼくは断固護憲派だ!>

 ところで今日は憲法記念日。ぼくは断固とした護憲派!だ。
 戦後生まれの1949年(昭和24年)生まれの団塊の世代として、まさに憲法の「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」を拠りどころとして育ち、今もぼくの行動規範になっている。
 それを、風向きがよかったことで政権を取ったからと調子に乗って安倍首相が改憲に向けて、維新の会と悪乗りして発議要件を「2分の1」に引き下げることを主張している。その本性を現し始めてきている。けしからん!
「第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」
 公明党の山口代表は、「憲法96条はすべての議員の3分の2以上の賛同がなければ、改正を発議することができないという高いハードルを定めている。憲法の大事な性格を考えれば、高いハードルを保っていくことが必要だ」と訴え、96条の先行改正に疑義を唱えた、と新聞記事。ええこと言ってるやないですか。民主党の国会議員のみなさん、しっかりせえよ!

●5月2日(木)

   <市民協働発電とは>

 
 昼は事務所で雑務。夕方、「市民協働発電制度」と「小水力利用発電」について、市民エネルギー京都の伊東君と関西広域小水力利用推進協議会の事務局の里中さんと懇談。
 11年の本会議代表質問で脱原発依存社会を目指して、再生エネルギーとして太陽光発電の里親制度の提案をしたが、その後、京都市として「市民協働発電制度」が創設された。「びっくりエコ発電所」と「市民エネルギー京都」の2つの運営主体が,西京高校、山科まち美化事務所と京北の道の駅で,太陽光発電設備の設置をして出資者の募集も終わった。その間の経過や今後の見通しなどについて話を聞く。

   <小水力発電とは>

 また昨年秋の関西広域小水力利用推進協議会の総会には参加し、またこの春、疏水記念館で伏見工の生徒たちが取り組んだ実証実験も見に行ったが、あらためて小水力の発電の歴史や協議会の取り組みや今後の動きや可能性について色々と議論。
 京都では嵐山の渡月橋で実施されているが、例えば左京は八瀬、大原、静原、鞍馬などでの可能性などについて、またそのシステムなどについても説明を受ける。そう簡単に前に進むとは思わないが、ぜひ実現させたいね。
 協議会の設立趣旨に、「いつまでも化石燃料や原子力発電に依存せず、エネルギー資源の多様化、分散化の必要性とともに、再生可能エネルギーの徹底した利用へ舵をきろうと、世論は盛り上がりをみせています。政府も再生可能エネルギーの利用を推進するため、2012 年7月に固定価格買取制度をスタートさせました。
 再生可能エネルギーの中でも特に、水力は自然の水循環の過程で利用できるクリーンな エネルギーです。自然環境や地域社会に大きな影響を及ぼすダムなどの巨大な構築物を伴う大規模水力発電と異なり、身近かな水流のエネルギーを使う小水力発電は、ヒューマン スケールで環境改変も少ない、自然との調和を図りやすいエネルギー利用手段です。ま た、小水力の利用法は電力に限りません。小水力の利用は、地元の新たな産業として大きな可能性を秘めています。
 関西一円、福井、三重は豊かな水源を擁しており、過去において各地で小水力利用を行 なっていた実績もあり、大きなポテンシャルを有しています。私たちは、原発依存度が最も大きい関西だからこそ、地域の特性を生かした地産地消型の小水力利用を進めることに より、持続可能な社会の構築を目指します。同時に自然に生かされ、地域の歴史やコミュ ニティを大切にする「足るを知る」社会への転換を図りたいと考えています。
このような考えにより、住民、行政、企業、研究機関等が連携して、地域のために、地域が自主的に行う小水力利用の推進を図る場として、以下の4点を重視した関西広域小水力利用推進協議会を設立いたします。
1)関西2府4県及び、福井県・三重県において、地域のために小水力利用を行う事業主体が円滑かつ効率的に事業を実施することができるよう「支援」する
2)NPO法人、企業、官公庁、学校など、小水力利用に関心を持つあらゆる組織の人たちや個人が自由に情報交換を行う「場」を提供する
3)小水力利用により「地域社会の自立や強化」に貢献する
 4)自治体等と連携しつつ、支援制度の創設や小水力利用の普及など社会基盤の強化を働きかけることができる「発信力」を持つ、と書かれている。
 ぜひ協力したいね。このことも今後、「くらし環境委員会」で議論していきたいね。

●5月1日(水)

 今日から5月、桜の季節は過ぎて新緑の季節。季節は巡るのが早く感じますね。

 昼前、百万遍の近くの飛鳥井公園に。地元養正学区の自主防災会会長さんから器具庫の公園内の設置について相談を受けているので、現地を改めて確認のために見に行く。色々な相談がありますよ。今後、建設局のみどり管理事務所と折衝しようと思う。
 川端警察署にも立ち寄り京大の歩道の自転車通行の規制のことなど担当者と諸々の相談ごと。
 午後、議員団室にて、とある人の紹介でマンションと景観政策のことなどで懇談。

     <楽しみな「剣鉾」調査>

 それから市役所前のビルにある文化市民局文化財保護課の担当者とこの間進められてきた剣鉾の調査のその成果などについて懇談。
 3年前か、文化庁の「地域伝統文化総合活性化事業」の採択をうけて、22年秋から「京都の民俗文化総合活性化プロジェクト」として大学の先生や学生たちの参加でチームが作られて、京都市内の祭りで披露される剣鉾の調査が始まった。京都市登録の無形民俗文化財として鞍馬火祭、一乗寺八大神社、西院春日神社、嵯峨祭、梅が畑平岡八幡宮の剣鉾の5件が登録されているのだが、わが吉田の今宮社や大豊神社や粟田神社、須賀神社などでも剣鉾が差される。
 ぼくが60歳前の手習いで剣鉾を差し始めても7年ぐらいかな。国民文化祭のパレードでも第四錦林小学校の児童とともに先頭を巡幸したのはうれしい体験だったが、その後もまったく上達はしないが、この調査の成果を期待している1人。
 映像もたくさん撮影されて、また成果物として1000ページを超える資料の作成の準備が進んでいるようだ。民俗学的にも貴重な資料になるだろう。楽しみですよ。くらし環境委員会でいずれ議論もしたいと思う。
 なお5月14日、ケルン市との姉妹都市50周年で吉田の剣鉾保存会と第四錦林小学校児童により剣鉾を披露する予定。ぜひ見に来てください。

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大型連休前半 4月27日ー30日

2013年05月02日 | 日記
4月30日(火)

10時に議員団室に。6月8日に開催する「ヒューふれあいコンサート」の成功に向けて、教育委員会と保健福祉局の担当者と主催団体の経糸の会の事務局長の杉村紳爾さんと懇談。趣旨を説明して、ご協力をお願いする。

昼過ぎ、国際会館に。ロビーでeRikaさんこと小森えりかさんのバイオリンと鈴木愛子さんのピアノのミニ演奏会。国際会議や学会などで演奏されたらいいなあ。えりかさんのお母さんは、門川市長と同級生だとか。またぼくが初当選した頃の京都市の助役をされていた木下博夫さんが、建設省局長や阪神道路公団理事長など歴任され昨年4月から国際会館館長に就任されていて20年ぶりぐらいに再会。確か洛北高校、京大出身で京都にゆかりのある人。お元気でした。

夕方、身体障害者リハビリセンターのことで相談ごと。四条の壬生にある京都市身体障害者リハビリテーションセンターは,脳血管障害等の疾病や事故等を起因とする身体に障害のある市民の総合的なリハビリテーションを実施するため,他都市に先駆けて昭和53年に開設されたリハビリテーションの総合施設。「身体障害者更生相談所」,「附属病院」,「障害者支援施設」,「補装具製作施設」の4つの施設がある。
 この間、リハビリテーション行政を取り巻く医療や介護保険制度もできるなど時代背景も変わり、「第1回リハビリテーション行政の在り方検討専門分科会」も設置されて議論がされている。京都新聞は、「業務縮小」と報じたが、関係者から今後の在り方について色々な問題点が指摘されているようだ。この夏頃には、答申が出されるようだが、いちど現場視察をしてみようと思う。
 
●4月29日(月)

 今日もいい天気。昼、熊野神社の神幸祭に。川東学区の人の氏神さんでもあり川東消防分団の一員であるとがし議員も警備についてましたよ。ここのお祭りは、少年・少女による勤皇隊が巡行を盛り上げ、聖護院御殿内での奉納を初めて見せてもらいました。

 1時過ぎには吉田山の山頂にある竹中稲荷に。竹中稲荷講社春季大祭に。吉田神社の末社で、鳥居が並び大文字山が正面に見える。神事のあと、神賑行事奉納として民謡や詩吟の披露も。元市会議員の有吉節子さんも謳っておられました。お元気で何よりです。福引もありご近所の人としばし新緑の季節を楽しく過ごしました。

 4時過ぎには、難病で闘病生活を送っていた子どもさんが快復して学校に通えるようになったので、今後、学校生活をどうするか、相談ごと。色々と課題はあるが、丁寧に対応したいと思う。

 その後、事務所で雑務。大型連休の前半はこうして終わりました。

●4月28日(日)

 毎月第4週の日曜日は、吉田文化サロンと名を売ってわが事務所、カルチャーガーデン吉田の森で開催している「朝粥の会」の第35回。「福祉と唄の二重奏ーボランティアがつくるヒューマンふれあいコンサート」というテーマで、経糸の会事務局長の杉村紳嗣さんが話題提供。いつものメンバーら15人の方が参加。この6月8日(土)に京都コンサートホールで李広宏さんを招いて開催する「ヒューマンふれあいコンサート」への思い、
 障がいのある人もない人もともに生きている喜びを 一緒に楽しめるコンサートを一緒につくりませんか?と熱弁。
途中で抜けて、連合京都のメーデー会場の梅小路公園へママチャリで30分、好天に恵まれて会場は1万人を超える労組員で満杯。細田会長の主催者挨拶の後、山田知事、門川市長らの挨拶に続いて北神参議院候補が力のこもった決意表明。抽選会も行われ、家族連れは、水族館で楽しんでいた様子。与論島支援のコンサートも行われました。天気が良くて気持ちよかった!

 夜は、前原後援会のひとつ「誠会」の懇談会。戸川会長ら先の衆議院選挙で奮闘したメンバーに学生ボランティアの諸君も参加して盛り上がりました。ぼくが乾杯の音頭。沖縄から帰ってきた前原議員はリラックスした様子でみんなと親しく懇談。散会後、北岡議員らと二次会で久しぶりに痛飲。

 ニュースは、政府主催の「主権回復の日」式典のこと。1952年にサンフランシスコ講和条約が発効し、その結果、沖縄は米国の信託統治下に入れられ基地の島と化した日。ぼくは、学生時代
「4・28沖縄デー」として、沖縄解放!ベトナム反戦!を掲げてデモをしていた。1972年、長年の沖縄の人々の復帰運動の成果と願いがかなえられて日本に返還されたが、沖縄の人にとって、祝える気分の日ではない。式典に異議あり!だ。

●4月27日(土)

     <動物園、「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」竣工式>

 今日からゴールデンウイーク。昼、岡崎の動物園に。この間、動物園の再整備が着々と進められてきているが、今日は「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」の竣工式。過日は雨の中、「アフリカの草原」の竣工式が行われたが、今日は関係者の精進がよかったのか、快晴で新緑も綺麗。門川市長や京大の伊谷先生らがテープカット。
 小さな館だが、熱帯動物30種、カメやワニ、イグアナ、ニシキヘビ、コウモリなど南米やアフリカなどのは虫類やほ乳類を展示。太陽光を多く取り入れたところには、ナマケモノがいずれ住むという。爬虫類大好きな人はぜひ!
 ゴリラの親子やキリンとシマウマが一緒にいるところなど見ていると心が和むよ。今後、ゾウ舎の建て替えや東側の入り口にカフェレストランもできるし、飼育係のぼくの友人たちも生き生きとしているし、新たにできたデッキ上の2階から見る東山の風景は絶景ですよ。「近くて楽しい動物園」を目指している動物園に行ってください。
 

 夕方は、事務所にて一年間の政務調査費の個人分の支出を市会事務局に報告すべく、事務所家賃や水光熱費、議員レポートの印刷代や発送費、電話代、各種研修会参加費、調査旅費など議会活動に使った費用など領収書や資料を添付し、また按分して出納帳を作る作業。毎年この時期は、その作業に必死のパッチ。

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