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元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

2011年回顧 12月28日ー31日

2011年12月31日 | 日記

   明けましておめでとうございます。
   安心・安全で希望の年になりますように!


●12月31日(土)

    <2011年回顧>

 去年は雪でたいへんだったが今年は穏やかな大晦日。昼から、吉田神社境内で大祓式。祝詞を詠いながらこの1年を振り返った。

 2011年は、わが62年の生涯では、日本にとって、とてつもなく、たいへんな年だった。3・11の東日本大震災と原発事故。2万人を越える犠牲者に対して心より御冥福をお祈りしたい。
 そして原発事故で避難している人々や今も仮設住宅に住むなど、そのご苦労にお見舞いを申し上げたい。ぼくは、東北地方を2回訪問したが、その惨状を風化させることなく、記憶にとどめなければならないと思う。そして何よりも脱原発依存社会を目指さなければならないと確信している。
 
 そして民主党政権の迷走は腹立たしい。前原議員の外務大臣辞任も衝撃だったが、どじょうの野田政権に期待したもののスカッとしない。来年は解散総選挙になるのだろう。関西では大阪維新の会が旋風を巻き起こして、政界の台風の目になりそうだ。

 ぼくにとっては、なんと言っても震災の自粛ムードと民主党への逆風下であったが、多くの支援者に支えられて5115票を得て7期目の当選を果たせたことは大きな喜びであった。また、国民文化祭で第四錦林小学校の児童の子ども剣鉾と一緒にオープニングパレードで御池通を巡幸できたこともうれしいことだった。

 年が明ければ、京都は市長選挙だ。現職の門川市長再選に向けて頑張らなくっちゃ!そして1月13日が誕生日だが、63歳になる。体を鍛える年にしようと思う。そして何よりも安全・安心で希望のある年になることを祈りたい。みなさん、来年もよろしく!

●12月30日(金)

     <髭を剃るべきか、これが問題だ!>

 昼過ぎ、理髪店は行きつけの「ひげ床」へ。9月から伸ばし始めた髭をそるか、どうするか、これが悩みの種。クリスマスまでは伸ばします、と公言してきたが、ここは潮時か、と思いつつ、しばらくは、アゴ髭は剃って鼻の下だけは生やして様子を見ることにしよう。
 隣に座って一緒に散髪した人は友人の板金屋さんの西嶋さん。石巻へ被災者の仮設住宅の改修の応援に10日間ほど行ってきたという話。ご苦労様です。いつのように散髪の後は、肩を揉んでもらって楽になったよ。ありがとう。
 
 夕方、松ヶ崎の鶴山さん宅で恒例の経糸の会の忘年会。つき立ての餅を頂いて障がい者福祉について四方山話。酒を飲まずに事務所に戻って朝方まで「こぺる」の原稿書き。編集者の藤田敬一さんに、原稿を書く約束してしまったと多少後悔しながら、パソコンに向かう。なんとか草稿ができた。後は、肉付けをして正月明けにでも仕上げよう。

●12月29日(木)

     <こぺるの原稿書きで四苦八苦>

 事務所にこもって「こぺる」の原稿書き。同和行政を巡ってぼくが本会議で質疑して議事録や「京都市同和問題懇談会」の「意見具申」や「同和行政終結後の行政のあり方総点検委員会」の「報告書」を読み返しながら、ワードで打ち込み。
 来客は、解放同盟京都市協の宮崎議長。暫し解放運動の諸問題について議論。解放センターの垂れ幕が取り外されたことやコミュニティーセンターが廃止されて指定管理者による運営になったことや、地域のまちづくりのことなどについて意見交換。彼とも長い付き合いになったなあ。

 夜は、銀閣寺は市会議員の大先輩の故上倉哲郎さんのお孫さんの居酒屋「すいれん」で、選挙を手伝ってくれたウグイス嬢に、選挙スタッフだった友人の子息との見合い話が持ち上がって、釣書を渡して、一献傾けなる。
 何回も選挙をしているとぼくの選挙で出会い結婚したカップルが数組あるよ。縁結びになれたらええなあ。

●12月28日(水)

 昼、体操着のリサイクル運動に取組んでいる岡部達平君来所。児童文学の作家、今関信子さんが、岡部君が取組んでいる様々な環境教育のことを単行本にする準備をされてきたがいよいよ出版の運びになりそう。いい話やね。
 岡部君はこの春の選挙ポスターのデザイナーでもあり、鴨沂高校の後輩の好青年。感謝。

 夕方は、わが事務所でわが後援会の主だったメンバーに集まってもらって感謝の会。ビールでささやかに乾杯。そして年明けから始まる市長選挙の日程などを説明、また2月19日<土>には早春市政懇談会を開催することなど打ち合わせも。この1年、多くの友人らに支えられて7期目の当選を果たすことができた。感謝、感謝です。

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消防分団の激励に 12月23日ー27日

2011年12月28日 | 日記
●12月27日(火)

 コムページの牧野君来所。地域ウエッブサイトの打ち合わせなど。
 昼、小学校時代からの友人が来所、足裏を揉んでくれる。最初の痛みは痛烈。そのうち血が循環するのを感じることができて、和らぐ。楽になったよ。

     <消防分団激励 3日目>

 夜は、消防団回り。北部に行くのでぼくのノーマルタイヤでは凍結していたらやばいので、スタッドレスタイヤの車を持つ友人に運転手をお願いする。まずは7時半に市原野に。鞍馬分団は鞍馬神社の石段での激励、小雨が降り冷たい。地元の区長さんら団体長さんも参加。鞍馬分団は一番団員さんも多く、統率が取れている。
 鞍馬から静原、大原、八瀬と回り、上高野、修学院、修学院第二分団と、左京消防団長、署長、左京区長らと回り切ったら午後10時。寒かったが、積雪もなく、氷点下ではなく、また風も吹かなかったので、少し助かった。今年のここまでの左京区の火災件数は昨年比1件減の19件。消防団員さんのご苦労に心より敬意を表したい。ほんまにご苦労さま!3日間に渡った消防団周りもこれにて終了。

 元田中叡電前の「さかなやの跡の串かつ屋」で熱燗呑んでやっと温かくなった。

●12月26日(月)

     <未来の京都をつくる会、選対発足式>

 朝、目覚めたら雪が舞っている。寒いなあ。11時から四条烏丸下がるの「未来の京都をつくる会」の選挙対策本部発足式。
 自民、民主、公明の府市会議員が結集しての会。冒頭立石会長の挨拶のあと、市会の自民、民主、公明の団長、そして橋村事務長が気合の入った決意表明。
 4年前も雪の日が多かったが、今回も雪か。各部に分かれて簡単な打ち合わせ。民主、公明、連合京都のブースもあるが、いずれにせよ事務所全体は自民党のみなさんが仕切る前回と同様のパターン。年明けから本格稼動かな。

 午後は、久しぶりに左京区役所に行って山内区長らと民主・都みらい議員団として市長に予算要望をしたことについてなど話し込みに。新庁舎への交通アクセスの改善、吉田の区役所跡地のこと、地域体育館のこと、北部山間部の道路整備がその項目。

     <消防分団 激励2日目  寒いよ!>

 夜は、消防分団の激励の2日目。北白川、養徳、松ヶ崎では、消防少年クラブの小学生たちも寒い中、元気に整列。がんばるね。
 葵、下鴨、岩倉南、明徳、岩倉北消防分団を、昨夜同様、署長、分団長、区長に府市会議員らで回る。足裏、膝、腰、背中などにホカロンを貼り付けるが、冷たい。
 岩倉に入ると寒さは一段と厳しい。ジャンパーを着込んでいてもいいと団長が決断してくれたので、ちょっとは助かった。
 毎年の歳末行動だが、よう20年以上も続けているなあ。勇退された青木善男永年議員も一緒に回られることには頭が下がる。終わったのは、夜中の10時10過ぎ。
 家に戻ったら姪っ子が家族と一緒に遊びに来ていた。

●12月25日(日)

     <大原の朝市へ>

 朝、8時おっさん4人連れ立って大原の朝市へ。うっすら雪化粧。朝市に出向くのは久しぶり。里づくり協会の面々などに挨拶しつつ、地鶏や鯖寿司、同志社の総合政策科学出身の渡辺君が作った野菜などを購入。それからもともとの朝市会場では、ぼたん汁で温まり、志野ではドレッシングと栃餅など買う。この10年、大原の村おこしの動きも活発になったなあ、と思う。

     <男子高校駅伝を応援>

 午後は、全国男子高校駅伝。都大路を駆け抜けるランナーをテレビで見ながら、宝ヶ池の折り返し点から一乗寺を過ぎた頃にわが家近くの東山通近衛は吉田寮の前に出かけて応援。トップの広島世羅高校がダントツのトップで通過、47番目のラストの沖縄はコザ高校のランナーにも声援を送る。京都は、洛南高校ががんばった。
1月には全国女子駅伝が開催される。京都の駅伝シーズンの幕開け。

     <消防分団を激励に>

 夜は左京消防分団の歳末特別警戒の激励に、左京消防署長、消防分団長、左京区長らに左京選出の市会、府会議員も同行して回る。毎年恒例の歳末の風景。
 2、3日前までは暖かだったが、クリスマス寒波が到来。寒いよ!
 まずは地元の吉田から。自主防災委員さんらも集まっての激励。それから新洞、川東、聖護院、岡崎、東山錦林、浄土寺、養正と左京の南部の消防団を回る。新洞と養正分団は団員の数も少なくちょっと寂しい。歳末警戒に当たる消防分団員のみなさん、ご苦労様です。コートを吉田に忘れていたので、取りに戻って帰宅したら11時前。

●12月24日(土)

 昼、ふとテレビでWOWOWを見たら、映画「男はつらいよ」の第一作の上映が始まったところ。渥美清や倍賞千恵子が若々しい。1969年の作品。当時の浅草の風景などなつかしい昭和の時代の風景。最後まで観てしまう。
 ぼくが20歳の時か。当時、ぼくは一乗寺の京一会館は深夜映画で高倉健の網走番外地シリーズや藤純子の「緋牡丹博徒」のお竜さんを見たものだが、「男はつらいよ」も見直すのもいいものだ。

 その後、クリスマスイブだというの事務所に篭って、同和行政を巡って代表質問した時の議事録や市会決議文を読み返しながら、「こぺる」の原稿書きで四苦八苦。

●12月23日(金・休日)

 今日から歳末の3連休。鬼の撹乱か、調子がイマイチ。ちょっと熱っぽい。昨年の今頃は、選挙を控えて挨拶回りや、島内研君の府会候補への転出、公認問題でゴタゴタしてるときで、アタフタしていたとき。今年は穏やかな歳末。「こぺる」への原稿を書く気力もちょっとなくて、久しぶりに家でテレビを見ながらカウチポテト。テレビを見ながらぼんやり。

       <サンタクロース役になったよ>

 夕方、八瀬のリゾートホテルで大木工務店のクリスマスパーティ。寺田バレエの可愛いプリマドンナたちが「くるみ割り人形」を披露したあと、公務多忙中、ゲストに飛び入りできてくれた門川市長が挨拶。この夏、京都・キエフとの姉妹都市交流30周年記念事業で寺田バレエの高尾美智子さんと市長は一緒だった。
 オールディズのバンド演奏もあり賑やかなクリスマスパーティー。そして最後に、髭をはやしたサンタクロース役でぼくが登場。子どもたちが大喜びでした。それにしても主宰者の大木常勝さんは、やる気!元気!大木!と、ほんまに元気。元気をいただいた。

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今年最後の教育福祉委員会 12月19日ー22日

2011年12月24日 | 日記
●12月22日(木)

     <同和行政の資料を読み返す>

 「こぺる」に京都市の同和行政のことを書くべく、朝から事務所で資料の整理。1995年、藤田敬一さんと公開対談した時のテープを起こした原稿や、96年(平成8年)のぼくも委員だったが、京都市同和問題問題懇談会の「今後における京都市同和行政のあり方について(意見具申)」や2006年(平成18年)の「信頼回復と再生のための抜本改革大綱―不祥事の根絶に向けて」の資料などを読み返す作業。
 今回の市長選挙では同和行政が争点になっていないが、隔世の感。実際、京都市は大きく変わったなあ。年末までに書き上げよう。
 
 夜、クラブメトロのニックさんら来所。今後の運営について相談に。そして、議員レポート12年新春号の校正作業。

●12月21日(水)

     <今年最後の教育福祉委員会>

 10時から今年最後の教育福祉委員会。
 保健福祉局から「京都市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例(仮称)骨子案」について報告、地方分権の方向の中で、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が公布されたので、条例制定がされることになった。
 保育所など児童福祉施設の人員配置基準、居室面積、人権に直結する運営基準など。また省令では、「従うべき基準」「標準」「参酌すべき基準」があって、色々とややこしい。ともあれ京都の福祉の基準を下げることなく、各施設が運営されたらいいのだ。質疑では、市民意見の募集方法について、議論もあり福祉関係者はそれなりに周知されたとしても市民が意見を述べるのは少ないやろね。
 
 またもうひとつの報告案件は、「生活衛生関係営業の構造設備、衛生措置の基準等を定める条例骨子案」への市民意見の募集について。
 これも国の法律の公布により、都道府県から保健所設置都市、京都市に移譲されたことで、生活衛生関係営業とになる、理容師、美容師、旅館、公衆浴場、クリーニング業、興行場など法律に基づく衛生上必要な措置を条例化しようというもの。
 例えば、理容の場合、「手指は、客一人ごとに洗剤を用いて洗浄し必要に応じて消毒すること」なども骨子にあり、色々と細かいことまで書かれている。質疑では、町家を利用したゲストハウスのことなど京都特有のことについて、また意見募集のことでも議論。
 請願審査は、小学校までの子どもの医療費の無料化、学童保育所の設置(淀)、伏見区深草の児童館の設置。国民健康保険料の引き下げと、いずれも共産党議員が紹介議員の請願は留保になったが、国保料金の引き下げはいつも市長選挙前に出てくる。とり扱いを巡って意見交換のとき、ぼくは不採択にしたらいいと、ちょっと強く発言して他の委員を驚かしたが、結局は留保に。
 教育委員会は、一般質問のみ。体罰と京都府学校給食会の横領問題も話題に。
 前回の委員会は、午後9時前までかかったが、今回は3時に散会。

 夜は、とある相談ごと一件とささやかな忘年会。帰途、京阪丸太町駅にある「クラブメトロ」に立ち寄る。この春、親指小指の中尾雅美ちゃんのジャズコンサートをぼくが主催した若者文化を発信している場所。若者たちに交じって、ラム酒を呑みながら、今流行の音楽を聴く。青春時代にプレイバック。

●12月20日(火)
 
 昼前、浄土寺の吉田デンタルクリニックで歯石をとってもらう。もう20年ほどの付き合い。
 午後は、コムページの牧野君と府会議員島内研事務所に。下鴨神社近くのビルの三階。比叡山や愛宕山が見える見晴らしのいい広い立派な事務所。地域コミュニティサイトの説明など。また、とある支援者宅にお邪魔して、協力をお願いしつつインタビュー。色々と苦労話もお聞きする。夜は、明日の教育福祉委員会の配布資料など読む。

●12月19日(月)

     <市政相談、色々>

 昼過ぎ議員団室に。大元講社の役員さんたちと神楽岡墓地とわが先祖の墓のある吉田神葬墓地の管理問題について保健福祉局の生活衛生課の担当者と今後の運営について協議。過日宗教法人として認定されて、墓の管理体制を整えることになった。色々とアドバイスしてもらう。

 また、左京区は某学区の自治会の役員さんが来室。地域コミュニティー活性化推進条例について担当者を交えてその趣旨について説明。規約や運営や京都市の役割りなどについても協議。
 
 事務所への来所は障がい者の授産施設で作られた製品をみんさんに知らせるべく、この1月に聖護院で催しを開催したいと相談に。地元でのことであり協力することに。

 夜は、この春の選挙事務所近くの居酒屋「おかえり」で選挙スタッフ有志と鍋を囲んで忘年会。色んなエピソードがあったよね。当選できてほんまに感謝。

 ニュースは、北朝鮮の金正日総書記急死のニュース。69歳。3男の金正恩に世襲。北朝鮮はこれからどうなるのか、北朝鮮国内に混乱が生じるのか、権力移行は進むのか、ひいては東アジアに波乱が起きるのか、暫くの間、予断は許されない。

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民主党 門川市長を推薦決定  12月16日ー18日

2011年12月23日 | 日記
●12月18日(日)
  
 朝、8時過ぎから、近所は近衛広場の草引きの作業、毎年5月の連休頃と盆前、また秋の祭りの前、そして12月の4回か、20人ほどが集まり雑草をとり落ち葉を集めての清掃。

 10時過ぎには、「21世紀の左京区を考える有志の会の集い」の世話人会に参加。代表幹事は山岡景一郎さん。来春早々に門川市長を招いて、左京区の諸問題について、成人式の11月9日に「みやこめっせ」で開催することになった。ご参加のほどよろしく!

     <民主党京都府連ー門川大作市長を推薦決定>

 午後は、延々と民主党府連の会議。まずは選挙対策委員会。先の市長選挙対策委員会の決定を受けて、正式に門川大作現市長を推薦することに。またこの2月に行なわれる八幡市長選挙に市議4期目の長村善平さんを推薦することに決定。そうか八幡市も選挙やったのか。
 その後、常任幹事会と幹事総会と続く。いずれも自治体議員ネットワーク代表幹事として、来る2月に和歌山で開催される近畿ブロック自治体議員研修会について報告。
 幹事総会では、門川市長が推薦が決まったということで元気よく挨拶に。それぞれ議事は淡々と進み、5時に散会。
 懇談会には参加せずに、「新羅に集う人々の会」に参加。元毎日新聞記者の中村一成さんが、宇治は「ウトロ」のことを語った後、懇親会。乾杯してちょっとだけ鍋をつついて、次の会に。
 
 わが2区総支部長前原議員と左京、山科、東山の府市会議員7人が揃い忘年会。カニが美味かった!二次会にも行き、久しぶりに前原議員は楽しそうにノリノリで「群青」を唄ったよ。外務大臣辞任、代表選挙出馬、政務会長就任と、ほんまにこの1年たいへんな年やったね。某女史もハッスルハッスル。愉快な夜でした。

●12月17日(土)

 御所の迎賓館で日韓首脳会談が開催されるということで、朝からヘリコプターが御所の上空を舞い、都大路は警察の車両があちこちに。

      <こぺる合評会>

 午後、解放センターで「こぺる」合評会。
 9月号に寄稿された元京都市消防局職員の谷亜生さんが話題提供。同和問題との関わり、同和問題と消防行政、各支部との交渉の話、同和問題の担当者の精神的な負担、同和問題の解決の道などご自身の体験を交えてのざっくばらんな話。谷さんとも長い付き合いになったな。編集発行人の藤田敬一さんが司会をしながら、他の参加者も発言。

 ぼくが「同和行政と制度疲労―京都市議会での質問から」と題して「こぺる」に書いたのは1996年のこと。藤田さんからまた原稿を書いてよ、と言われているので久しぶりに合評会に出席して、頭の整理。
 振り返れば、「はこわい考」を藤田さんが出版したのは1987年の4月。ぼくが市会議員に初当選したまさにその年だったのだ。あれから25年、この2月の京都市長選挙では同和行政のことが、やっと争点にならなくなった、という点で、いささか感慨無量なのだ。この年末には原稿を書き上げるぞ!
 帰途、今出川通を御所に向かう、おそらく李韓国大統領を乗せた車列が走り去るのを見る。
 
 夜は、わが浄楽後援会のメンバーと忘年会。鴨沂高校の大先輩7期生の今岡公榮さんや前原後援会浄楽支部会長の中村廣さんらが集って、この春の選挙を振り返りながらワイワイ。寒い朝の街頭行動やビラ撒き、集会参加など牽引してくれて、ほんまにありがとう!感謝です。これからもよろしく!いささか痛飲。

●12月16日(金)

      <市会改革推進委員会ー定数是正は>

 午前10時から毎月一回開催されている市会改革推進委員会。京都市会の基本理念・あり方などについて討議がされた後、討論する市会を目指して、委員会における議員間討議の充実や府会議員が行なっているテレビでの政策討論会の開催、請願審議について、紹介議員・請願者による趣旨説明の制度化、執行機関の反問権・質問趣旨確認権の付与、議員の複数常任委員会への所属、また弾力的な会期設定などについて、時には市会事務局に他都市の議会の状況など質問しつつ、議員同士が自由に意見を述べる。合意形成には時間がかかる。
 また昨年行なわれた国勢調査での各行政区の人口確定値がしめされたので、議員定数についても初めて意見交換。上京区を1とすると西京区は1・53の一表の格差になる。議員1人当たりの人口は、上京が1万6653人、西京区は2万5496人。わが左京区は、1・13で18756人。上京に続いて数値が低い。現在の京都市会の定数は69人。
 より広範な多様な市民の声を反映させるために定数を削減は、反対だという意見もあれば、もう少し減らすべきという意見も交錯する。これからこの数字を基本に議論が進むことになる。次の選挙直前までなんやかんや議論になるだろう。

      <左京区保育園関係者と議員懇談会>

 委員会終了後、3時から左京区選出議員と左京保育園園長会と保育士主任会の役員さんとの懇談会。この20年余続いてきていたこの保育園関係者との懇談会も2年ほど中止になっていたが、この2月に再開。長老のぼくがこの間日程など調整してきたので進行役。
 コーヒーを飲みながら、保育現場のお話を聞く。待機児対策、アレルギー児に対する除去食づくりの苦労や学習困難児への配慮、職員の配置基準や加配のこと、またプール制の役割など、色々と懇談。子育て新システムが政府でも議論があるが、京都の保育行政は、民間に支えられてきている。地域の子育てステーションとしても保育園の役割りは大きいよ。

 夜は、今年色々とお世話になった、とあるグループの忘年会に呼ばれる。感謝、感謝のお礼のスピーチ。

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市会が終わって  12月13日ー15日

2011年12月19日 | 日記
●12月15日(木)

 朝から終日、議員レポート書き。
 午後、コムページの牧野君来所。市民参加型地域ウエッブサイトの今後の展開について打ち合わせ。協力者を募っていますよ。どんどん投稿してください。
 また相談ごとは、友人の義理の弟になる鴨沂高校の後輩。20年以上とある会社で真面目に仕事をしてきたが、この2年で給料も下がり定年後も嘱託として残れるかどうか、という深刻な相談。いざいというときは弁護士を紹介することもできるが、励ますことしかできないよ。

 夜は、毎年12月は15日に開催される同志社校友会京都支部のクリスマスパーティ。賛美歌を歌って開会。新しくハカリメーカーで有名なイシダの石田隆一さんが支部長に就任。この間、校友会を巡っては色々とあったのだが、正常化されてよかった。八田学長や大谷総長に挨拶。大先輩の細見吉郎副市長の音頭で市役所のクローバー会も設立されて、同志社出身の市職員のみなさんと一緒にテーブルを囲む。井上議長、共産党のとがし君、そして新人の京都党の江村さん、中島君も参加。壇上で自己紹介。残念ながら福引は当たらず。細見副市長に誘われて二次会もご一緒して四方山話。色々とご苦労されているなあ。

●12月14日(水)

 10時過ぎ、南禅寺門前の京都市国際交流会館に。韓国の作家、李恵順女史の花や仏像の東洋画と大学の先生でもある金圭範さんの草木染の共同展。韓国民団の団長さんらと一緒にテープカットのセレモニー。しばし懇談。
 それから疏水記念館に立ち寄ったり、街灯設置のことでとある町内会長さん宅を訪問したり、なんと3ヶ月ぶりに吉田デンタルクリニックで歯石を取ってもらったり、ウロウロ。
 事務所には、とある知人が尋ねてきて、お孫さんの進学のことで相談ごとも。
 
 夕方から事務所に篭って、議員レポートを新春に送付すべく、原稿を書き始める。10月市会の代表質問の要旨を中心に、9月市会と11月市会の報告と、事業仕分け、予算要望、また東北視察のことも書き込むことに。
 なんやかんやしていたら家に帰るのは、いつも10時頃か。その後テレビでニュースを見て、なんといってもアメリカのWWEのショーアップされたプロレス番組をぼんやり見ながら、一杯呑んで寝るのが常。

●12月13日(火)

 11月市会定例会が終わってほっと一息。昼前、演劇集団「笑いの内閣」の高間響君と市長室に。高間君は、来年1月に「ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争」と題した芝居の上演を準備している。
 ビラによれば、「3年前に京都の演劇界を震撼させた稽古場有料化問題を舞台化する。タイトルこそ<反対闘争>だが、演劇人には<芸術に税金を投入される意義があるのか>を問い、一般人には、演劇人の惨状を見せる社会派コメディだ!」と宣伝文句を謳っている。
 彼らは、東山青少年活動センターの有料化問題で仮装デモをしたり面白いことを試みた。ぼくもディベート劇にラッシャー鈴木を名乗って出演。有料化になって当然だ!と芝居(?)して、それまで反対していた聴衆を賛成にひっくり返し、MVPを獲得した。 彼は、市長選挙前なので、市長候補を招いて公開討論を企てたのだが、市長の参加要請を秘書課に申し入れ。彼らは最近稽古場として、旧隣保館の「いきいき活動センター」を利用している。ええこっちゃ!彼らのプロレス芝居も面白いが、高間君の脚本は社会派芝居として、権力を茶化してなかなか愉快だよ。
 
 午後は、事務所にて資料整理やさぼっていた日記書き。

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定例市会閉会、さあ市長選だ!12月9日ー12日

2011年12月13日 | 日記
●12月12日(月)

   <定例市会、会期末の本会議
     補正予算など可決>

 10時から11月市会定例会の会期末の本会議。まずは補正予算を審議した予算特別委員会委員長報告。大きな問題もなく全会派賛成して原案可決。京都市立芸術大学の公立大学法人化は共産党が反対したので起立表決で可決。
 教育福祉委員会で議論された議案については東山の小学校の統合に関する議案に共産党は反対。その他の議案は共産党も賛成。京都会館の再整備に係わる岡崎地域の都市計画用途地区の建築物の制限緩和については、共産は反対。

 
   <可決された意見書>   

 以下、「心の健康を守り推進する基本法(仮称)の法制化」「障害者総合福祉法(仮称)の早期制定」、「鳥獣被害防止対策の充実」の3本の意見書は全会派賛成で可決。 災害に強い日本の構築に向けた社会資本の整備を求める意見書は共産が高速道路のことで反対、
 国民生活の安心と向上を図る各種基金事業などの継続は、民主は反対したが、賛成多数で可決。
 「防災会議の女性委員の登用」、「障がい者からテレビを遠ざけない地上デジタル放送を求める意見書」は全会派賛成、「円高から中小企業を守る対策を求める意見書」は京都党が反対したがその他は賛成。立ったり座ったままでいたりでややこしいこと。
 共産党議員が討論に立ったものもあったが、野次も飛ぶこともなく、淡々と11時前には閉会宣言。
 終了後。各会派の部屋に市長らが挨拶に。いよいよ市長選挙に向けて動き出すことになる。拍手で送り出す。

   <技能労務職員の採用問題>

 その後、理事会が開かれて、京都党とみんな無所属の会から技能労務職員の採用を再開されることに反対する条例案が提出されたとのこと。市長選挙が終わって2月市会で正式に上程されることになる。
 そこで夕方急遽議員会を開催して、この技能労務職員の採用再開問題について、人事部長と環境政策局、建設局の担当部長らを呼んでその経過と課題について説明を聞く。 2006年(平成18年)に、職員不祥事問題が起きた時に、まち美化事務所など抜本的な見直しが行なわれ以来の採用を凍結してきた。今回は仙台市での採用も含めて、ごみ収集員や土木事務所職員の採用を若干名することになった。さて、これからどう展開するのか、注視したい。

 夜は、定例市会も終わったということで、フランス料理とワインで議員団恒例の反省会。市長選挙をがんばろう!と心合わせも。

●12月11日(日)

   <吉田学区自主防災訓練>

 地元吉田学区の自主防災訓練の日。朝、9時過ぎ、集合場所の家の近くの近衛広場に。下大路町東部の防災委員さんたち10人程と会場の第四錦林小学校に向かう。9月に予定されていたが台風で延期になっていた。
 10時前、校庭には450人ほどの参加者が集い、起震車の体験やAEDを使った救命訓練、また簡易な担架のつくり方などの講習。毎年12月に行われている「ふれあい餅つき大会」も兼ねて、豚汁も給食訓練として出された。防災委員や消防団のみなさん、ご苦労さん。

 ぼくは途中で抜けて、「未来の左京区をつくる有志の会」の世話人会で今後の日程を相談したり、弟が経営している鈴木マイクロの会議に出たりで慌ただしく過ぎる。

   <民主党市長選挙対策委員会>

 午後は、民主党京都府連の市長選挙対策委員会。民主・都みらい市会議員団で作業を進めてきた4年前の選挙のときに提示された「門川マニフェスト」の評価についてぼくが報告。また昨日の「未来の京都をつくる議員連盟」の総会のことや門川市長が民主党に推薦の依頼に来たことなどの報告があり、門川大作現市長を民主党府連として推薦する方向に固まる。
 しかし、問題は、自民、公明との相乗り候補になるので民主党の本部が推薦を決定するかどうかが、これはちょっと先行きわからんというところか。それと年明けの国会で与野党対決が予想されるが、国会議員は市長選挙にどう係わるのか、これもこれからの宿題。

 夕方、ぼくと幼稚園から小中高と同級生だった友人の奥さんが急逝されてお通夜に参列。享年60歳。心より御冥福をお祈りします。

    <国民文化祭オープニングパレードのビデオを見る>

 夜は、わが事務所で十二提灯こども神輿保存会の直会(反省会)。今年は好天に恵まれて無事に巡幸を10月にできた。世話をしてくれた20人ほどのメンバーが集まりワイワイ。国民文化祭のオープニングパレードで御池通を第四錦林小学校の児童の子ども剣鉾と一緒に3基の剣鉾を出してロイヤルボックスの前を一緒に巡幸したが、そのときのビデオを流した。今年の良き思い出だ。剣鉾を始めてちょうど4年か。まあなんとか様になってきたか。

●12月10日(土)

    <未来の京都をつくる議員連盟> 

 午前中はゆっくり。午後3時からブライトンホテルで「未来の京都をつくる議員連盟総会」。この間、2月の市長選挙に向けて、自民、民主、公明の市長の与党会派で色々と調整が続けられてきたが、門川市長が正式に出馬表明をする日。
 午後1時からは各種団体で結成された「未来の京都をつくる会」が総会を開き、続いて議員連盟が開かれた次第。市内選出の府会議員も参加して80人ほどの議員の集まり。会長には井上議長が就任、その後、市会の各会派の団長らが決意表明をして、山岸議員が「共産党の独善的な価値観と対決し、理解ある広範な市民と協働する」と力強く決議を読み上げた後、門川市長が登壇。
 4年間を簡単に振り返り、福祉や子育ての充実など、市民の暮らしを守り、経済の再生と雇用の創出、世界の文化首都を目指し、府市協調による二重行政の打破や財政構造の抜本改革を進めると挨拶。
 2月5日の投票日に向けてスタートを切ったということ。相手方の中村氏は、原発問題を争点にしようとしているが、原発立地市ではない京都では、どこまで争点になるのかな。京都党も擁立を見送り、大阪維新の会も関与しないと表明しているのでサプライズはなさそう。双方地味な候補者だし、寒い時だし、投票率も低いやろな。共産党の議員団も数が減ったし、過去のパワーもなさそうだし、現職が優勢なのは間違いないだろう。
 4年前には、ぼくは民主党の市長選挙の責任者として党内の国会議員や他会派との調整で苦労し、右往左往した。今回もがんばろう!
 事務所は、四条烏丸を下がったところに構えて、1月7日(土)の午後が事務所開きという日程。今後は当面、ビラ撒きやポスター貼りの活動をすることになる。

    <在日コリアンの送年会> 

 夜は、在日コリアンの左京在住者の送年会。共産、公明の府市会議員も参加して、子どもたちや一世の歌、またカヤグンの演奏に歌舞団の公演、そして何よりも楽しかったのは、大道芸人の「ちゃんへん」君のヨーヨーとディアボロとかいう道具を使った舞台。子どもたちが眼を輝かして見ていたのが印象的。

 事務所にちょっと立ち寄って、家に帰るとき夜空を見上げたらオリオン座の近くでお月さんが皆既月食が始まったところ、暫し、夜空を見上げて宇宙のショーを見る。

●12月9日(金)

    <意見書調整で大詰め>

 10時から議員会。ぼくは、山本議員と一緒に意見書の調整で右往左往。たかが意見書、されど意見書で、調整も押したり引いたり。随時議員会で状況を報告しつつ態度を決めていく作業。また付帯決議について議論したり、いつもの定例市会の会期末の風景。11本の意見書の最終調整も午後になって、自民、共産、民主、公明、京都党、みんな無所属の会も態度が決定していく。中には賛同を得られず取り下げられる意見書もあり。
 その結果、
「心の健康を守り、推進する基本法(仮称)」の法制化、障害者総合福祉法(仮称)の早期制定、鳥獣被害防止対策の充実、の3本は全会派賛成で共同提案。
 「災害に強い日本の構築に向けた社会資本整備」は、高速道路のミッシング・リンク(高速道路が未整備で途中でチョン切れているところ)の整備に共産党は反対して意見書にも反対との態度。
 「国民生活の安心と向上を図る各種基金事業などの継続」は、基金に対する考えが政権与党として民主は反対するも多数決で可決されることに。
 「防災会議に女性委員の登用」と「視覚障がい者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビ放送を求める意見書」「円高から中小企業を守る対策を求める意見書は賛成で可決されることに。
 大きな政治的な争点になる意見書もなくてまあ順調に行ったほうかな。
 従って、各議案について態度を表明する、討論結了の各委員会も順調に開催されて、6時前には市会運会委員会も開催されて、明日の本会議の日程について決まる。共産党から討論に立つことも表明される。紛糾することなく終わったよ。

    <がんばれ藤川剛君>

 夕方、藤川剛君を励ます会に。この春の選挙で落選。再起を期す彼を励まそうと、地元後援会や自治労や連合京都の労組メンバー、山科の前原後援会のメンバーなどが集い、激を飛ばす。現職で落選するのは、生活もかかってるしたいへん。地べたを這いつくばって頑張って欲しい。
 久しぶりに韓国料理の店「新羅」に立ち寄って自治労保健福祉支部の役員らと保健センターのあり方などについて懇談。

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市会会期末を控えて 12月6日ー8日

2011年12月11日 | 日記
●12月8日(木)

     <意見書の調整>

 10時から議員会。山本ひろふみ議員とぼくが意見書を調整する役。自民、共産、共産、また京都党、みんな無所属の会の担当者とああでもないこうでもないと合計11本の意見書を巡って論議。
 まずは、各会派提出した案について文言の訂正や趣旨の説明があり、一本づつ協議。「自治体クラウド」や「ミッシング・リンク」なる新語が出てきて、おじさんには理解できないよ。提出した会派の担当者からまったく違った説明もあり苦笑する場面も。
 夕方までかかって各会派の態度は概ね見えてきたが、文言修正を求めたりなんやかんや、時間がかかるのだ。

     <民主・都みらい議員団 市長への予算要望を提出>

 途中、午後3時からは、民主。都みらい議員団13人が全員が揃って市長第一応接室へ。3人の副市長や行財政局長らが同席するなかで、「2012年度京都市予算編成に対する要望書」を提出。山岸副団長が説明。
 原子力防災を含む災害対策など政策制度要望が16件、再生可能エネルギー設備の設置など予算要望が39件(内、重点項目10項目)、左京区役所跡地活用など各行政区の地域要望33件、合計88件となった。

●12月7日(水)

     <議員会で色々と議論>

 12日の会期末を控えて各会派は10時から議員会を開催。各委員会に付託されていた補正予算や議案についての審議の内容について各議員が報告し、問題点を整理。特に大きな問題はないので概ね賛成する方向に。
 ただし、議案ではないのだが、まち美化事務所職員や土木事務所職員の現業職の採用については、委員会でも議論があって、京都党が反対して決議を出すとか、出さないとか、また凍結の条例を提出するとかで、多少右往左往しているみたい。

 議員会では、11月に開催した「事業仕分け」の結果を受けてどう対応するのか、また明日提出する議員団の予算要望について、最後の点検も。また意見書の提出を巡って調整。
 障害者権利条約の批准と完全実施をめざす京都実行委員会から要請のあった「障害者総合福祉法の制定を求める国への意見書」の提出については、民主・都みらい議員団として提出することに。夕方5時には、各会派から意見書案が提される。自民党から1本、共産党から2本、公明党から7本の意見書案が出てくる。

     <クラブメトロのニックさん、来所>

 夕方、事務所にはクラブメトロのニックさんが来所。京都の若者文化、サブカルチャー、音楽文化を担うクラブメトロは、この春選挙前に中尾雅美ちゃんのジャズライブをぼくが主催したが、もう10年ほどの付き合い。運営の課題や京都の文化活動や風俗営業法のことなどについて懇談。がんばってよ!

●12月6日(火)

     <在日無年金問題の解決を目指す会・京都>

 市会定例会の会期末を控えて昨日と今日は常任委員会。今日は、交通消防委員会とまちづくり委員会。ぼくは所属していないので委員会はなし。午前中、事務所にて雑務。年明けになると色々と新年会などがありその案内がたくさん送られてきている。新しい市会手帳に日程を書き込み始める。

 午後は、市役所の委員会室で「外国籍市民高齢者・重度障害者特別給付金」の改善について、「在日無年金問題の解決を目指す会・京都」のメンバーらと保健福祉局の担当課長らと懇談の場に公明、共産の議員らと同席。本来なら国が給付すべきなのだが、制度の間にあって給付されない外国籍市民が存在する。各自治体が人道的救済の視点で独自に給付制度を設けているがその改善を求めた要望。わが先輩の京都造形大学客員教授の仲尾宏さんが説明して当事者らが手話通訳を介して問題点を訴える。

 夕方は、地域コミュニティサイトの今後の運営について北白川の「BANDA no Hana・万朶花」という居酒屋でコムページの牧野君らと懇談。ぜひアクセスして投稿してくださいね。ちょうどオーナーの女性がオーストラリアから帰京していて、インターネットでオーストラリアのウエストコーストの日本料理店と繋いでご主人とやりとり。電話代もいらん時代になったのか、とアナログ世代のぼくは驚くばかり。

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教育福祉委員会が夜の9時前まで 12月4・5日

2011年12月07日 | 日記
●12月5日(月)

    <午後9時前まで教育福祉委員会>

 定例市会もいよいよ終盤。各常任委員会が開催され付託されている議案など審議。ぼくが所属する教育福祉委員会では、まずは保健福祉局の所管する条例案などのついて審議。
 障害者自立支援法に移行するために、公設の障害者施設の名称変更などの障害者福祉サービス事業所及び支援施設条例の制定。また児童館4館の指定管理者の選定と府庁前にある梅屋小学校跡地にある京都市子ども保健医療相談・事故防止センターの指定管理に第二日赤病院が選定されたので、簡単にぼくは質疑。

 報告案件は、第5期京都市長寿すこやかプラン策定に向けての中間報告。各委員から色々と質疑があったが、介護保険制度が発足して10年余、団塊の世代がいよいよ高齢期になっていくので、団塊の世代の代表として、ぼくもウンチクを傾ける。30年余前に亡くなった祖母は、自宅介護でたいへんだったこと、わが両親の今後の介護のこと、そして自らの老後のことを真剣に考えないといけない時になってきた。「幸齢期」という造語が報告文書に出てくるが、わが団塊の世代の黄昏は、「幸齢期」を迎えることになるのか。いずれにせよ、これからは、「地域包括支援センター」の役割が大きくなる。ともあれ3年先にはぼくも65歳だ。高齢期世代だよ。

 それから、いつも市長選挙前に提出される、国民健康保険料の引き下げなど、共産党の議員が紹介議員の請願、小学校卒業までの子ども医療費の無料化、淀地区の学童保育所の設置、伏見区深草藤の森の児童館設置はいずれも留保に。
 一般質問は、市立保育所の見直し問題やアルゼンチンアリの駆除、動物愛護センターや成年後見人制度に食品の放射能汚染検査など延々質疑が続いて保健福祉局の質疑が終わったのは、なんと午後6時前。

 10分ほど休憩後、教育委員会との質疑。条例案は、京都市東山区の一橋、月輪、今熊野の3小学校が統合して東山泉小学校に。月輪中学校が小中一貫校として泉中学校になる条例。PTAなど地元団体との合意もあり大きな反対意見はなかったが、中学校の給食や駐車場問題なども話題に。
 ぼくは、工事請負契約議案について、質疑。委員会室に持ち込んでいるパソコンで、インターネットで公表されている9月15日の入札執行結果を見ながら、経過について質疑。予定価格は、26億円。ゼネコンを核にした共同企業体が8社が参加したが、総合評価一般競争入札の結果、低入札格委員会で精査されて無効になったのが5社で、結局23億円余で清水建設グループが落札。埋蔵文化の調査も必要。順調に工事が進むとして26年2月28日が竣工の予定とのこと。

 その後、教育条件の改善の請願とこどもたちへの放射能汚染防護対策、修学院小学校教育条件の改善の陳情2件は留保。それから一般質問もなんやかんやあり、終わったのはなんと午後9時前。もうぐったり。超勤手当てがほしいよ!

 晩飯は久しぶりに髭のマスターの元田中の串かつ屋、末弟と久しぶりに一献。

●12月4日(日)

   <斉藤勇樹君と岡田尚子さんの結婚パーティ>

 昼前、平安神宮での斎藤勇樹君と岡田尚子さんの結婚披露パーティに。聖護院在住の斉藤勇樹君の親父さんは、元郵政職員で、ぼくが20代前半大丸の配達のアルバイトをしているときから家を教えてもらい、その後、地元消防団員としてがんばっていたので長い付き合いになった。勇樹君と新婦の尚子さんとは、「炎の火」で出会った。
 彼女は、イラストデザイナーで可愛い動物のハガキを作っているので動物園のショップを紹介したことや、わが事務所のカルチャーガーデン「吉田の森」で個展をしたことなどにふれて、冒頭の主賓としてご挨拶。家族の絆、夫婦の絆を大切にした夫婦として船出してほしいとお祝いの言葉を述べる。
 お祝いの魚を飾るべく「まな板」を彼女の実家のある名古屋まで仕入れに行ったときのビデオが流れたり、和気あいあいの披露宴。親に対してお礼をいうとき、新郎が感極まって涙。ええ家族です。

 午後6時からはホテル平安の杜で友達を中心としたパーティの二次会。新郎の友人には、造園業の関係者が、新婦がバイトしていた「マーク」や今もしているという「こっこ」や「炎の火」などの居酒屋の友人らが大挙してお祝いにきて、長渕剛の「乾杯」を友人や家族がリレーで歌うビデオの映写。ぼくもワンフレーズ唄ったのが流れたよ。
 最後にそれぞれのお母さんが手紙の朗読。勇樹君、尚子さんお幸せに。
 ところでわが家の愚息と娘にええ人はいませんかね。

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市会本会議代表質問 12月1日ー3日

2011年12月06日 | 日記
●12月3日(土)

     <京都鴨沂会>

 朝10時半から鴨沂会館で社団法人京都鴨沂会の理事会。久しぶりの出席。今後の日程などが決まる。午後は、教養講座で「鴨川のアユは今後どうなるのだろうか?ーアユが喜び人も喜ぶ「いのち」とは何かを考えるー」と題して、川那部浩哉京大名誉教授が講演。川那部先生は鴨沂高校の大先輩。琵琶湖博物館の館長も務められた。日本の一番大きい湖はという質問から始まって、鮎の話についてウンチクを傾けられた。

     <民主党2区総支部定期大会>

 午後3時からは、民主党2区総支部の幹事会。春の選挙後初めてかな。総支部長の前原政務会長も公務多忙中、参加。ぼくが幹事長なので大会の議案となる活動報告、選挙総括と活動方針案について、会計の豊田府会議員が決算と予算について説明をして、少し議論があったが、了承してもらう。

 そして午後4時から2区総支部の大会。ちょうど一年前の大会は、府会候補の島内研君を市会候補にするということで、大紛糾し記憶に残る大会になったのだった。あれから1年、春の選挙では、民主党への逆風下、前原総支部長の外務大臣の辞任、東日本震災の自粛ムードの中での選挙で、藤川、東山の作島候補の落選は残念だったが、北岡、島内、鈴木、隠塚、中野、豊田、松下と7人の議員が左京、山科、東山に誕生してまあよかったという総括。また党員、サポーターも京都府内の6総支部ではトップでがんばったという評価。前原政務会長も地元ということで穏やかな表情。参加者から多少の意見はあったが、円滑な議事進行で、紛糾することもなく、ほっとした。

 夜は、吉田神社氏子講社役員会と忘年会。湯豆腐を食べながら、澤井宮司さんや鈴鹿講社長さんら吉田の長老のみなさんと会食。年が明ければすぐに節分だよ。

●12月2日(金)

    <補正予算を審議>

 補正予算を審議する普通予算特別委員会が二つの小委員会に分かれて開催。第一小委員会は篤志家が寄付した基金を動物園の整備に使うという議案。直ぐに終わったようだ。
 ぼくは第2小委員会。待機児童対策のための御池保育所の改修と右京区の市立西院幼稚園に公共施設活用型の保育園の分園を整備する予算と子ども手当ての減額の補正予算。質疑がそれぞれ行われるが、昼には終わった。  

 午後、議員会をまたまた開催して、予算要望について最後の調整。より大事な項目に絞る作業。各議員から提出されていた項目を最終的に絞る作業。なんやかんやいいながらようやく目途がついた。また事業仕分けの結果を受けて、予算編成でのポイントについて改めて議員団で整理。

    <保育園長さんと>

 夕方、左京区の某保育園長さんが来所。12月16日に予定している左京選出の議員との懇談会に向けて打合せ。保育連盟の要望を単に聞くだけでなく、議員との意見交換を中心に進めたいと思う。プール制とその後のこと、職員の処遇のこと、園の運営のしんどさ、幼児の虐待やアレルギー対策、地域子育て支援の役割、食品の放射能対策など保育園が抱える様々なことについてまずは2人で意見交換。
 わが家は、娘はペスタロッチ保育園で世話になったが、長男が生まれた頃、百万遍で「門前小僧」という共同保育をしていたことがある。なつかしいな。そんな経験も交えて懇談。

 国会では、沖縄防衛局長何某の沖縄県民の心情を逆なでする発言に端を発して、 一川防衛大臣が沖縄を謝罪に訪問。この大臣、防衛問題に素人でブータン国王のレセプションもサボったとか。野田政権、早くも苦境。

●12月1日(木)

    <京都市会本会議 代表質問>

 季節が巡るのは早い。今日から師走。穏やかな1日。 
 10時からKBS京都放送の中継のある各会派代表質問の本会議。自民から山本、下村、椋田議員が、昼から共産の倉林、河合議員が、わが議員団からは今枝団長が、休憩を挟んで公明は、谷口、湯浅議員がそれぞれ20分ほどの持ち時間で質問があり、市長らの答弁は15分ぐらいの持ち時間でやり取り。代表質問の項目一覧が傍聴者や議場の議員に前回本会議から配布されるようになった。

 各議員は、低価格入札、農林業振興、帰宅困難者、区役所の機能、地下鉄の可動式ホーム柵の設置や防災と耐震、焼却灰溶融炉、国民健康保険、介護保険、四条通り歩道拡幅、自転車安心安全条例について質疑があり、各議員はそれぞれ地元要望などを壇上で述べる。

 わが議員団の髭の今枝団長は、いつものように和服姿でメモだけ持って登壇。議員団の持ち時間34分の持ち時間を使って、門川市政4年の評価と今後の市政の課題、第一市場の活性化、梅小路公園、崇仁地区、先斗町の景観、栗尾トンネルのこと、仏教会のことなど、正面のテレビカメラを見ながらではなくて、市長らの方向を見ながらの質疑。時には、議場には笑いもあり、自由闊達な質問、今枝節が絶好調。

 市長選挙を控えて、各会派が激しく、野次合戦をするかと思いきや、共産党からもたいして野次も飛ばず。ウイットのある野次は議会の花といわれるが、淡々と進むのはいいが、ちょっとさみしいな。
 午後4時30分頃に散会。その後、議員団の予算要望項目について山岸副団長ら担当者が集まって午後7時前まで最後の調整。

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若狭で脱原発社会を考える 11月27日ー30日

2011年12月04日 | 日記

●「鈴木マサホの創ろう語ろう楽しもう
               京都・左京LIFE」
 http://sakyo-masaho.com/
市民参加型コミュニティサイトを立ち上げました!
 ご協力のほどよろしくお願いします。


●11月30日(水)

    <職員給与条例・住宅手当千円の減額 可決>

 10時から本会議。人事委員会の勧告に従って、京都市職員の住宅手当の削減について、経済総務委員長から審議の過程について委員長報告があった後、採決。共産党は反対。自民、民主、公明など他の議員は賛成多数で可決。散会後、本会議場で補正予算を審議すべく普通決算特別委員会の正副委員長と小委員会の委員長らの選任を淡々と。

 その後、議員会を開催、予算要望についてまたまた議論。ほんまに時間がかかるよ。午後4時過ぎには、議員会も終わり、わが地元の浄楽学区の後援会のメンバーに忘年会懇親会の案内を持って回る。

    <福島から安彦さん上洛>

 夜は、9月に福島に視察に行った際、飯館村に一緒に行った安彦(あびこ)染工場の安彦雅祐さんが上洛されたので、先斗町の「春神」という京料理の店で、柿阪君と3人で会食。
 わが後援会会長の柿阪さんは、京阪工業という染色機械の製造をされている会社社長なのだが、なんと!安彦染工場と取引があって、子息の剣鉾のわが師匠、柿阪君はトラックに機械を乗せて取り付けに行ったこともあり、安彦さんは若い時に京都の染工場に修行に来ていたということで、大いに盛り上がった。
 また福島の原発事故の影響や彼の住んでいる所がホットスポットの渡利地区でもあり除染のことなど深刻な話も。
 二次会で久しぶりに祇園は、来年2月に開店20周年を迎える「COCO」に立ち寄って一献。

●11月29日(火)

   <予算要望を作成>  

 10時から議員会。経済総務委員会は職員給与条例についての討論結了委員会がある。議員会では断続的に予算要望についての議論。百家争鳴、それぞれの議員の想いがあり調整に時間がかかる。ちょっと疲れてきたよ。
 合間に、午後2時からは明日の本会議の日程を確認する市会運営委員会が開催。なお教育福祉委員会委員長の高橋議員が辞任。後任に吉井議員がなるという。また議員団室への来客は、道路明示を巡って建設局との担当者と市民とのやり取りに同席。

 夕方は、京都駅のスバコのとある店でNPOのNPO法人「子どもの村を設立する会」の事務局の人らと懇談。虐待を受けた子どもたちのケアと自立支援を目的に設立され、親子間、家族内部では解決できない様々な問題に対して、相談や児童福祉に係わる人たちへの研修など、さまざまな支援をしているという。ご自身の子どもさんもイジメにあって苦労されたとのこと。

●11月28日(月)

   <終日、議員会>

 朝10時から議員会。この市会に上程され経済総務委員会で質疑された職員の住宅手当千円の削減する京都市職員の給与条例は、労使交渉も妥結したことで賛成することに。
 その後、夕方まで議員会。市長選挙に関連して、これからの4年間、実現に向けて努力をして欲しい政策として、「私たちが目指す京都市像」の作成についての議論。
 また毎年12月に提案している議員団の予算要望について、各議員から上がってきた施策や各行政区の地域要望項目についての精査。厳しい財政状況を考慮してのああでもない、こうでもないと、議論。一項目づつ文言の修正や各事業の現状、課題を精査しつつ議論するので時間がかかる。
 ぼくも担当だが、青木芳香議員が一生懸命その作業を担ってくれる。幼児を抱えて子育てもたいへんななかでよう頑張るよ。

 議員会の合間に、心の健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書を京都市会として提出して欲しいと関係者が来所。他会派の議員とともに懇談。
 今や、癌と循環器疾患と同じように自殺者も3万人を越えて、ウツや引きこもりなど精神疾患は大きな社会問題になってきている。会派を超えて意見書を出す方向で調整することに。夕方5時頃まで議員会は続いた。

 夜は、カミさんと一緒に娘が世話になっている長岡京市の「昴」に。色々と世話をしていただいている方と懇談。

●11月27日(日)
 
    <鈴木マサホ 研修旅行会 
      ー若狭で脱原発社会を考える1日ー>

 晩秋の秋晴れの日曜日。去年は選挙準備で慌ただしくて中止にしたが、「若狭で脱原発社会を考える1日」と題して、鈴木マサホ・バス研修旅行会」の日。今年で20回目。
 8時30分過ぎ東一条から明星観光バス2台で出発。湖西道路で琵琶湖は、高島の道の駅「藤樹の里」まで一号車に乗って、決算市会や原発問題や市長選挙のことなどを市会報告。ガイドさんは、春の選挙のときウグイス嬢で活躍してくれた橋本さん。
 
    <熊川宿を散策>

 2号車に乗り換えて喋っていたら、最初の訪問地は小浜の手前、若狭町は鯖街道の熊川宿。京都から18里だとか。国の伝統的建造物群保存地域に指定されていて古い町家が街道に面して残っていて水路もあり、番所も残り、伊藤忠商事の2代目社長の旧家もあり、軒下につるし柿が干してあり、秋の風情を感じながらみんなとブラブラ。色々と村おこしに取組んでいる様子が伺える。
 ぼくの友人の某女史が育ったところ、親戚の方の店を訪ねて木で作った来年の干支「龍」を購入して暫し懇談。

 それから20分ほどで小浜は海岸沿いの「サンホテルやまね」が昼食会場。少しビールを飲みながら懇親の場。魚が美味かったよ。わが後援会の重鎮の某氏、髭をそるべし、煙草を止めるべし!と苦言。いやはやまいった!

     <明通寺で中島哲演住職の講話> 

 ホテルの皆さんに見送られて、古刹、明通寺へ。紅葉真っ盛り。15年ぶりくらいの再訪。ご住職の中島哲演さんとは30年ほど前、「月刊地域闘争」の編集をしていた頃に出会っている。「原発設置反対小浜市民の会」として活動を続けておられ、ミニコミ誌「はとぽっぽ通信」は187号になる。70歳になられたというがお元気です。
 福島原発事故が明らかにしたこと、都市住民がいかに原発の電力を享受してきているのか、原発が存在しているところが過疎地で海辺にあり、立地差別があること、また被曝労働者のこと、食物連鎖のことなど原発による放射能汚染の怖さを訴え、若狭の原発を止めることが、美しい海を再生させ、安心して海の幸を味わい、若狭と関西が真に共存共栄していける道を開くと講話していただいた。
 国宝の本堂はちょうど改修工事中だったが、檜の木立にある国宝の三重塔に心が洗われた。

     <美浜原発PRセンター>

 それからバスは敦賀半島の美しい西海岸を走って美浜原発に。PRセンターを見学。福島原発事故のことには一切触れられずに、炉の模型などが展示されて原発の安全性をいまもPRしているのは、如何なものか。
 1586年の天正大地震で津波被害があったと古文書に書かれてる、という新聞記事があったが、誰が見ても大地震がきたら津波によって甚大な被害が及ぶのは自明のことだ。
 ちょっと先の白木にある高速増殖炉「もんじゅ」にも見に行きたかったが、もう夕暮れどきで、時間もなく行けなかったのは残念。日本海の夕焼けは綺麗だった。
 
 帰途、敦賀は日本海さかな街に立ち寄り各自買い物。たくさんの店舗が並び活気があった。名神で帰る予定だったが、渋滞情報で湖西道路、大原経由で帰京。東一条に午後8時30分頃に無事に帰着。
 
 夜のテレビニュースでは大阪市長選挙で橋下元知事が、府知事には松井一郎元府議が圧勝の報道。橋下・維新の会はどこに向かうのか。京都市長選挙に波及するのだろうか?

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民主党 京の集い 11月24日ー27日 

2011年12月01日 | 日記
●11月26日(土)

    <野外保育センターの落ち葉まつり>

 午後1時過ぎ、紅葉の綺麗な八瀬は比叡山のケーブルカーの駅から少し登ったところにある野外保育センターの「落ち葉まつり」に。日頃は保育園児たちが野外活動に集う施設だが、秋に毎年開催されている。豚汁とおにぎりを食してケーキとコーヒーで「こどもの園保育園」の園長先生と左京区選出の議員と園長会のみなさんとの懇談会の打ち合わせ。
 記念講演や表彰式もあったが、バス旅行会の打ち合わせや買出し、また民主党府連のパーティもあったので、早々に退出。

    <民主党京都府連 京のつどい>

 午後6時からリーガロイヤルホテルでの「民主党京のつどい」。政権交代から2年ちょっと。まあ色々と迷走したが、野田政権になったちょっと落ち着いた。
 各業界・団体、府内自治体の市長や幹部、連合京都の組合のみなさん、そして各議員の支持者など会場は立食で満員の千人を越える方々にご参加いただいた。
 衆議院議員山井会長の挨拶では、門川市長の2期目の出馬を意識した挨拶。門川市長もそれに応えた挨拶。正式な推薦決定は12月中旬になるかな。4年前のこの集いでは、福山会長が門川教育長を推薦すると打ち上げて、ちょっと波紋を呼んだのをぼくは思い出していた。
 民主党本部からは、大長老の藤井裕久元財務大臣が、イギリスのチャーチル元首相の言葉を引用して若い世代を育てることが、ステーツマンだと激。79歳か、かくしゃくとされているなあ。
 その後、国会議員、府市会議員が登壇して簡単な紹介。各応援団からは拍手。ご参加いただいたみなさん、ありがとう。スタッフのみなさんご苦労さん。さて来年のこの集い、どんな政治情勢の中で行われるかな?

●11月25日(金)

    <11月市会定例会、始まる>

 午前10時から11月市会定例会の冒頭の本会議。門川市長が概略を説明した後、星川副市長が補正予算と各議案について説明。
 補正予算以外は、京都芸大の法人化のこと、障害者自立支援法に移行することで諸施設の条例の改正、東山区の一橋、月輪、今熊野小学校と月輪中学校が小中一貫校として旧一橋小学校敷地に東山泉小学校と同じ名前の中学校を建設する条例と工事契約議案、また市道路線の廃止や児童館の指定管理者の指定、また人事委員会の勧告で京都市職員給与条例、住宅手当の減額などが議案。
 本会議は20分ほどで延会。その後、経済総務委員会が開催されて京都市職員の給与条例について審議された。

 午後から議員会。市長選挙に向けて「私たちが目指す京都市像」ということで、市長候補にこれから4年間取組むべき政策方針を策定するということで、素案に対して色々と議論。誰もが生活しやすいまちづくり、低炭素・循環型のまちづくり、災害に強い安心安全なまちづくり、文化首都京都の推進、行財政改革など8項目。
 また12年度に向けての予算編成に対する予算要望案についても議論。政策制度の要望、各局への要望、各行政区の課題など各議員が提出してきた項目などについて議論。たくさんの要望項目を出してきた議員もいれば、ちょっとだけの議員もいて、ああでもないこうでもない、と意見が出てもう疲れるよ。
 夜は、27日に予定している研修旅行会が近づいてきたので、レジメの作成。 

●11月24日(木)

 10時から市会運営委員会が開催。明日から始まる11月市会定例会の日程と明日の本会議の次第についての確認。
会期は12月12日までの18日間。また過日の市会改革推進委員会で合意された委員会での審査内容の事前告知とモニターテレビ視聴者への資料提供について了承された。


 午後、この間、市民からドブ板相談を受けていたことで左京土木事務所に。とある私道内の街灯の設置、京都大学の正門前近くの通行の安全確保のための石垣の角切り、また地元下大路町の道路陥没箇所の補修について、それぞれ要望に。直ぐにできること、時間がかかるもの、色々とあるがよろしく。

 その足で、下鴨神社での左京区農産物共進会に。左京区の農業従事者が丹精込めて作ったとれたての京野菜の即売会と授賞式。区長や左京選出の議員らも見学に。大原や八瀬、大原、静原の知り合いが出展。大根やカブ、ねぎや玉葱など区民が安い料金で購入できるとあって盛況でした。

 3時から京都府建設業協会の役員さんと、10月5日の本会議でぼくが公契約条例の制定について要望したことで懇談会。公共事業が減少していることで、建設土木業界の窮状を聞き、また入札制度の問題点や公契約条例が制定されるとなると、事務的な煩雑さの指摘や、また地元企業の育成など様々な課題について論議。自治労や連合京都は労働者の立場に立って条例の必要性を訴え、また川崎市ではすでに施行され、札幌市など制定の準備がされているが、今後、業界のみなさんとも論議をしていきたい。

 夜は、事務所にて議員団の予算要望を作成する作業。

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