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元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

民主党政令都市政策協議会  7月24日ー26日

2011年07月28日 | 日記
●7月26日(火)

      <政令指定都市議員の視察で岡崎を案内>

 政令指定都市政策協議会のメンバーの視察の日。朝9時過ぎ、ぼくはホテルで朝食をとって、わが議員団のメンバーと合流、3台のバスで視察先に同行。全国に誇る京都市消防活動総合センターのグループと、水族館が建設中の梅小路公園と産業技術研究所グループ、そしてわが選挙区の岡崎地域グループに3グループに分かれて各都市の議員が視察に。

 ぼくは車中マイクを握って崇仁から鴨川そして岡崎界隈を観光案内。徒歩で国際交流会館に立ち寄り姉妹都市コーナー見学と国際交流の説明。疏水記念館では、岡崎地域活性化プロジェクトと疏水の歴史の説明を担当者からしてもらう。さらに山県有朋ゆかりの無隣庵を見学。文化と自然豊かな岡崎界隈を各都市の議員に満喫してもらった。

 12時過ぎにバスは八条口に。車中、東山界隈を観光案内。ボランティ観光ガイドに登録をしようかな。他の二つのコースも到着。各コースを担当してくれた若手の議員諸君、京都市の関係者のみなさんに感謝。これにて民主党政令指定都市政策協議会の行事に幕がおりた。全国から参加していただいたみなさん、ご苦労さんでした。

      <弁護士会のシンポジウム> 

 午後は、池坊短期大学で開催されていた京都弁護士会主催の「あなたの身近に弁護士はいますか?」のシンポジウムに。京都府は、とりわけ北部地域の弁護士過疎地域の実情などを太田与謝野町長さんらがパネリストとなって、意見交換。ひまわり基金法律事務所の設置により過疎地域だったところに弁護士は増えて、来年11月にはひまわり基金法律事務所は役割を終えて終了するのだが、司法と自治体の連携など色々と議論がされて勉強になりました。

      <吉田剣鉾の練習>  


 夜は、吉田神社境内での剣鉾の練習に。この30日にわが地元の吉田夏まつりに第四錦林小学校の児童と共に剣鉾を披露することになっているので、その練習。剣鉾仲間と久しぶりに汗を流すが、なかなか上達せんよ。

●7月25日(月)

      <民主党政令指定都市政策協議会の開催> 

 民主党政令指定都市政策協議会の総会と研修会、さらに懇親会の日。
 昼前、会場のタワーホテルに。議員団のスタッフと若手議員に受付を任して12時30分から役員会、また1時30分から幹事会。北は札幌、南は福岡の19政令指定都市で堺と千葉は欠席だったが、17都市の幹事が揃う。

 この春の選挙では民主党の逆風下、横浜と川崎はみんなの党、名古屋は減税日本、大阪は維新の会にやられて惨敗や。大幅に議席が減った!各都市の自己紹介では景気のええ話はなしでした。総会では議員年金問題の今までの取り組みや今後の活動について承認。厳しい時代だけれど政令指定都市として連携してがんばろうということだ。


 研修会は、わが二区の前原議員に多忙な時、無理を言って講師をお願いした。テーマは、「日本の成長戦略と外交・安全保障」というタイトルで、政局のことには触れないで淡々と日本や各都市が進むべき道を講演。
 二人目の講師は、わが門川大作市長。「京都力を活かした新たな挑戦―地域主権時代のモデルを」と題して、コミュニティスクールのことなどにも触れながら、環境や観光、「ものがたりづくり都市」のことなど京都の取り組みについて熱弁を振るう。仙台の渡辺議員からは、震災直後からの仙台市への救援活動についての感謝の言葉もあった。

 参加者は我々京都も入れて総勢100人。総会後、地下鉄で国際会館駅へ。そして4台のマイクロバスに分乗して貴船は「栃喜久」の川床へ。唯一雨が心配だったが、日頃の精進がよかったからか、風情あふれる涼しい川床で全国からきた議員のみなさん大喜び。地鶏とまつたけのすき焼きで京都の夏を満喫してもらったよ。宿泊者が1人キャンセルになったので、家に帰らずホテルで一泊。

●7月24日(日)

       <大元講社 社務所竣工>

 10時過ぎ、吉田神社参道の祖霊社のところに大元講社の新築の社務所が竣工した。鍵の引渡式が挙行されるということでその準備をちょっとだけ手伝い。この建物に剣鉾も収納されることになる。

        <左京区民ふれあいまつり>

 11時から「みやこめっせ」で毎夏恒例の「左京区民ふれあいまつり」。いつものように大奈さんの司会で学生たちの「京炎そでふれ!」ダンスで開演。市長も当然来賓で挨拶。前原議員を筆頭に左京選出の府市会議員が揃う。

 消防署や医師会、歯科医師会、環境団体や消費者団体などのブースに、左京の障がい者の施設の作品など並ぶ。選挙後なので多くの人から高位当選でよかったですね、声をかけていただき感謝。

 下鴨中学校の吹奏学部の演奏や毎年出演しているヒャンハも一段と綺麗になって華やかな舞台。女性会のうどんやわがカミサンも手伝いをしている住みよい京都をつくる婦人の会のカレーに老人会のビールを飲んで満腹。暑い夏の日曜日、「みやこめっせ」は子どもたちも多くて左京区民で大賑わいでした。

         <岡崎で火災>
 
 昨夜午前1時ごろか、ぼくは寝かかっていたが、消防のサイレンがなっていた。朝刊を見ると岡崎で火災の記事、焼死者があったという。10年ほど前、とある相談ごとがあってお宅にお邪魔してお話を聞いていた人だった。左京消防署が調査をしているところだったが、ご家族の方にお悔やみとお見舞いに伺う。亡くなった方は、角川六次さん、享年90歳だったという。心より御冥福をお祈りいたします。今年の左京の火災件数は、前年度よりも多くなっている。残念だ。

          <前原誠司後援会 夏まつり>

 夕方、宝ヶ池のグランドプリンスホテルに。前原誠司議員の左京後援会恒例の夏まつり。後援会の役員さんたちが餅つきやビールコーナーに子どものゲームコーナーなど分担され、舞台では軽音楽の演奏や抽選会なども。松井議員もゲスト。ぼくと島内、隠塚議員が壇上で当選お礼の挨拶。

 前原議員は、献金問題で外務大臣を辞職したこと、また民主党政権が混迷していることなどお詫びの挨拶。そして、来るべき代表選挙には慎重を期すことなど披瀝し、会場の中を奥さんの愛里さんと各テーブルごとに挨拶回り。また舞台で歌も披露。ぼくも、700人ぐらいの参加者の熱気の中、「ありがとうございました」と各テーブルを回りお礼行脚。そして、最後は、いつもながら九谷和彦後援会幹事長の挨拶は気合が入っていて、場を引き締めるなあ。見事なものだ!

          <アレイダ・ゲバラさんに再会>

 その後、10時前、祇園祭の還幸祭の神輿が練り歩いている三条通に。お祭り大好きな門川市長も神輿を担いでいた。ほんまにようがんばる!

 キューバの革命家チェ・ゲバラの娘さんアレイダさんが入洛し講演をして、その後キューバパーティをしているということで、旧毎日新聞支局へ行くが、生憎終わったところ。仕切っていたのがミホプロジェクトと色々NPO活動で頑張っている太田航平君に出会う。この春の選挙に民主党公認で上京区から出馬する予定だった辞退をした。見事な決断だったよ!
 ところでアレイダさんは、キューバ大使館の参事官らともに近くのファミレスで食事中。4年前はぼくと中野綾子さんらが主催して京大会館で彼女を囲む会をしたが、それ以来。片言のスペイン語で挨拶。元気そうだ。

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民主党はどうなるか  7月22・23日

2011年07月24日 | 日記
●7月23日(土)

      <民主党府連常任幹事会>

 11時から月一回の民主党京都府連の常任幹事会。山井会長をはじめ松井、北神、小原、遅れて平議員が出席。向日市の選挙で二人の現職のうち1人落選ということで重苦しい雰囲気。
 国会対策をしている山井議員からは、自民、公明とのやり取りで苦労していることや解散の可能性などについて言及。それぞれの議員はニュアンスが違うが、菅首相退陣については大きな流れのようだな。さて民主党はどうなるのか!
 各委員会から報告もあり、ぼくは自治体議員ネットワークの総会開催のことを報告。また党員、サポーターの登録数の結果が報告されたが、某比例区で当選した某議員は、ごく少数しか集めていない。「これはなんだと!」日頃は温厚な!ぼくも久しぶりに切れた。
 
      <民主党政治スクール 講師は鳩山前首相> 

 午後、民主党政治スクールの第一講。受講生のほかに議員も聴講に。「地域の未来と原動力」とテーマで、講師は、鳩山前首相ということで、何を喋るのか興味があった。就任当時の所信表明で述べられた「新しい公共」ということについては新鮮味があったが、話は、退陣しない菅首相への泣き言、繰り言ばかりで、それに話しに覇気がないし、彼の時代は過ぎ去った感じやな。

      <堀江徹雄さんを偲ぶ会> 

 午後4時からは、堀江徹雄さんを偲ぶ会。鴨沂高校山岳部の先輩で、洛風林という帯屋さんの社長だった。この4月に亡くなった。享年67歳。
 岩倉幡枝に立派なギャラリーがあり、シルクロードなどで手に入れられたものなど飾ってあった。探険家ヘディンに憧れて山が大好きだった。北山の会の一員として崑崙山脈に行かれたのは2000年だったかな。会社関係の人や堀江さんの友人、知人、鴨沂高校14期の同窓生たちが集って思い出話。心より御冥福をお祈りいたします。梅棹エリオ君と40年ぶりかな、再会した。

      <聖護院の夏まつり>

 夜は、地元、錦林小学校で聖護院の地域ふれあい夏まつり。地元の各団体の人が一生懸命に運営されていて、いつものように、みたらし団子やカキ氷を食べながら談笑。左京エコまちステーションの面々もがんばっていた。

●7月22日(金)

      <民主党政令指定都市政策協議会を控えて>

 朝10時に議員団室に。来週25・26日に予定している民主党政令指定都市政策協議会について、若手の青木、片桐、松下議員の3人と議員団スタッフの中野君と打ち合わせ。ぼくはこの協議会の副会長ということで、いわば京都開催の実行委員長。

 北は札幌から南は福岡市の18都市の議員がおよそ100人参加するということで日程やホテルとの調整でこの間副幹事長の横浜市会のこがゆ議員と連絡を取りながら右往左往してきた。総会後の研修会の講師は前原議員と門川市長で、懇親会を貴船の川床でして、翌日は岡崎と梅小路と消防活動センターを3つのグループで視察をしてもらうことになった。雨が降ったらえらいこっちゃ!合間には31日(日)に企画している「脱原発社会を考える集い」の案内配布も。

      <経糸の会>

 夕方、とある焼肉店で経糸の会の運営委員会。春の選挙にでは色々と応援していただき、ぼくの祝勝会を兼ねての集まり。そこへ保健福祉局の某課長から電話。京都市内の某有名肉料理店で放射性物質に汚染された稲わらを食べた牛の肉が販売されていたという報告。笑い話ではないが、「ちょうど焼肉を食べているとだよ」と電話で応答。夏バテにはセシウム入りの焼肉だ!とみんな冗談を言いながらたいらげました。

 この経糸の会は、障がい者といっしょに音楽を楽しもうと、加藤登紀子さんや上条恒彦さんと野田淳子さんのコンサートを開催してきた。晩秋の頃にまた開催できたらいいなあ、と準備をしようかということになった。

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毎日放送VOICE、放映  7月20・21日   

2011年07月23日 | 日記
●7月21日(木)

       <毎日放送の反響>

 昨夕の毎日放送VOICEを見てくれた人からメールが少し。また近所を歩いていると、テレビを見ましたでと声をかけてくれる人も。関係者から電話などあるかな、と予測していたが、これはなくてほっとした。反響が大きければ記者会見でもしないかんかな、と思っていたが、しなくてもよさそう。

       <来客 相談ごと色々>

 午前の来客は、とあるマンションの住民のみなさん。バス停設置問題のことで相談ごと。また体操着のリサイクル問題に取組んでいる岡部達平君も経過報告に久しぶりに来る。午後には、とある新築住宅について景観条例上問題があるということで京都市から指導を受けているとのことで、某会社の担当者から経過や実情を聞く。わが事務所のフリースペースで、子どもたちの料理教室をして企画したいという同志社の総合政策化学研究科の女子学生が来所。終日、バタバタする。

       <後援会の会議>

 夕方は、わが後援会の主だったメンバーに集まってもらって、7月31日に予定している「脱原発を考える集い」の開催準備と、そして8月27日に予定している「議員活動25年目 鈴木マサホ・夏の市政懇談会」などについて相談会。会議の後は冷たいビールで原発や民主党の話。ぜひご参加下さいね。


●7月20日(水)

朝、60肩かと心配していたが、昨日のみどり鍼灸院の吉澤君の治療が効いたのか、肩の痛みが無くなっている。よかった!出勤途中、礼を言いに行く。

       <教育福祉委員会> 

 10時から教育福祉委員会。
 保健福祉局から報告案件は、国民健康保険証の個人カード化について。一所帯に国民健康保険証は一枚送付されていたが。11月からは各個人に一枚のカードで渡されることになる。同じ時に夫婦や家族が病院に行く時に不便な時もあったが、ちょっと便利になるかな?60万人がカードを持つことになるという。その内容や今後の配布方法について質疑もあった。

 一般質問では、稲ワラを飼料とした福島産の肉牛からセシウムが検出されたとのことで、京都での状況について質疑がある。答弁がはっきりしない所があり、多少ギクシャク。ヨウ素は検出されなかったが、セシウムは基準値からはかなり低いが検出されたとのこと。原発事故の影響は色々な所に波及し始めている。

 ぼくは一般質問で、「公園体操で転倒防止」の新聞記事が載っていたことを踏まえて、公園を介護予防に役立てることや健康づくりサポーター制度のことなどについて質疑をした後、冒頭に、議員の名前を悪用した詐欺行為のことで今夜のテレビニュースにぼくが出ることを言及した上で、成年後見人制度の現状や今後の取り組みについて質疑。

 午後2時過ぎ頃から教育委員会。報告案件はなしで、事前通告制での一般質問。自民党の議員が、この間の委員会で教科書採択の問題で執拗に質疑をしていた。共産党議員は、それに呼応して質疑をしていたが、今回はぼくも手を上げて、「教科書問題については右や左を問わず政治が介入すべきではない。教育委員会は粛々と採択すべき」と簡潔に教育委員会に述べる。教科書問題で、政治家が、ああでもない、こうでもないというのは、ろくなことがないというのがぼくの持論。
 その他、給食問題などの質疑があった。4時過ぎに委員会は解散。

 休み時間に「未来100人委員会」の委員になっている知人がきて、その委員会のやり方について苦情も聞く。実情について担当者にいっぺん尋ねてみたい。

        <毎日放送VOICEに登場!>

 夕方6時に家でテレビの前に座る。毎日放送のニュース番組VOICEの「現職市議が関与?新たな投資詐欺をマル調追跡!」を見る。
 2週間ほど前、取材を受けていたので、どんな映り方をするのか興味深々。「ある日、東京の人から岡本倶楽部にカミサンが投資をしていて被害にあって鈴木議員が云々」というところがわずか30秒ほど(もっと短かったかな?)、ちょっとだけぼくのコメントが写された。
 大阪の木下議員は、詐欺集団に電話をしているところが映り、もうひとりの京都市議は記者と電話でやりとり。記者が会社まで行くがもちろん架空の会社でオフイスはない。
 要は、ふるさと牧場や岡本倶楽部という投資詐欺の被害者に対して、議員の名前を悪用して、返還してもらえるとか、なんとか言って、またカネを巻上げようという新手の詐欺。卑劣なやり口。許せんよ!
 毎日放送のホームページでVOICEで検索して7月20日放映のところにそのやり取りの要旨が活字化されて掲載されている。ぼくの写真も載ってるよ。興味ある人は、ご覧下さい。

 そして、全国の被害者のみなさん、二次被害に会わないように、騙されないようにしてくださいよ!

       <キエフバレエを鑑賞>

 テレビを見終わって、京都会館第二ホールへ。京都・キエフ姉妹都市40周年記念「キエフバレエ・ウクライナ国立バレエー華麗なるクラシックバレエハイライト」の公演を鑑賞に。「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」の場面など美しいプリマドンナや男性ダンサーが躍動。とりわけ小学校のときにキエフへ留学した寺田宜弘さんが登場すると会場は割れんばかりの拍手。夏の夕べ、キエフのバレエを堪能した。
 なお8月21日(日)には、寺田バレエアートスクールとウクライナのダンサーによる「白雪姫」が京都会館で上演される。必見の価値ありです。チケットご希望の方はご連絡下さい。

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祇園祭と台風と  7月16日ー19日

2011年07月22日 | 日記
●7月19日(火)

       <60肩か!肩が痛いよ>

 台風接近。朝、目覚めたら手の上げ下げのときに痛みが激しい。寝違いか、ひょっとして六十肩か。これはいかん、と近くの聖護院の「みどり鍼灸院」へ。友人の子息、吉澤拓馬君がわが主治医。鍼はいややで!とぼく。「マサホさん、体がガチガチですよ」と左肩を中心に揉み解してくれる。夏まつりで剣鉾も差す予定だし、早いこと直したいよ。ローラにも乗ってちょっとリラックス。

その後、事務所で朝から雑務。色々な資料など読み返しながら整理。午後、豪雨による浸水が気になったので、以前から相談を受けていたお宅に伺い、側溝の水の流れ具合を聞きに行く。

       <事業評価システム論の講義>

夕方、同志社大学総合政策科学研究科の「事業評価システム論」の講義に。わが大学院時代の師匠、伊多波良雄先生と久しぶりに会う。
 今年の受講生は若い院生1人。彼は休むことなく講義に来ていたという。ぼくが講義を始めてもう15年になるのかな。体験的政策評価論と題して、監査委員のことや京都市の行政評価条例が制定されるまでの経緯や現状と課題。事務事業評価における学生サポーター制度のことなど1時間ちょっと喋る。と青年はとある自治体の採用試験を受けるとか、合格めざしてがんばれよ。

       <伊多波良雄教授らと> 

 講義終了後、事業評価システム論の講師で、伊多波ゼミの修了生、今年から大阪商業大学の教授になって張り切っている西嶋淳君と兵庫県庁の公園づくりのエキスパート橘俊光さんとぼくと3人が伊多波良雄先生を囲んで、いつものように魚料理の美味い「円亭」にて一献を傾ける。たまにこうして学究的な話をできるのがいいな。これからでも博士課程後期にぼくも行きたいなあ。外に出たら風はきつかったが、ほぼ台風は通り過ぎたのかな。

●7月18日(月)

       <なでしこジャパン 世界一>

 3連休の海の日。朝テレビを見たら「なでしこジャパン」がワールドカップでアメリカを破って世界一になったニュース一色。快挙だね。何回画面を見ても澤選手の蹴ったボールが、なぜゴールに入ったのか、神技ではないかと思った。

       <神楽坂に夜店を>  

 台風接近、雨が強くなってきた。夕方、タコとケンタローの店主が神楽坂界隈で計画している夜店のことで、相談ごと。彼は大津市石山の出身で、近くの商店街が夏まつりをするのを楽しみにしていたという。その記憶がこの地で夜店をすることを思いついたという。近辺のお酒屋さん文房具店や京大の学生の協力を得て、夜店を出したいという。聖護院や岡崎、吉田の近辺の町内会長さんなど理解を得る努力をすることなど提案して、ぼくは相談役になって協力をしようと返事。ただ当日は、ぼくの夏の市政懇談会を予定しているので参加できないのが残念だ。

        <大木工務店親睦会>


 夜は、住宅建設会社大木工務店の親睦会の集まり。寺田バレエの高尾美智子さんや平安女学院学長の山岡景一郎さんさんらが来賓。代表の大木常勝さんは若い時色々と苦労されたようだが、今では岩倉や上高野でこの不景気な時代に住宅建設に頑張っている。春の選挙でも応援団として大いに支援をいただいた。感謝のお礼を述べて挨拶。施主さんや工事関係者らも多く参加して、バンド演奏もあり、また66歳の誕生日でもあり、盛り上がっていた。

●7月17日(日)

        <祇園祭山鉾巡行 テレビ観戦>

 祇園祭、山鉾巡幸の日。いつもは市役所に行って議員団室で見ることが多いが今年は日曜日。KBS京都放送の中継をわが家で見る。連休でもあり人出が多い。

 5年前、副議長のとき、四条堺町の「くじ改め」のところに座っていたが大雨でたいへんだったことを思い出した。市長に向けて各鉾の代表が「くじ改め」の儀式をしている所や四条河原町の長刀鉾などの「辻回し」をしているところをテレビ観戦。今年は被災地の方も招待されて、祇園祭を楽しまれたという。

        <河野太郎議員の「脱原発In京都」>

 午後は「みやこめっせ」で「河野太郎とぎゃざりんぐしよう有志」が主催した自民党の衆議院議員、河野太郎議員の「脱原発In京都」の集会に。会場は予約した聴衆で満杯、暫し立ち見で彼の話を聞く。
 自民党の中で変人扱いされながら、核燃料サイクルや「高速増殖炉もんじゅ」の問題点などについて考えてきたなど講演。50年かけて原発を止める、というのが彼の結論だったと思うが、民主党の国会議員で原発や核燃料サイクルについて勉強している議員はいるのかな?わが市民運動仲間も多く参加していたが、守田敏也氏の冷静な司会にも好感が持てた。

        <日吉神社 夏まつりと祇園祭り神輿渡御>

 夕方、日吉神社の夏まつりへ。わが鴨沂高校の山岳部の先輩の臼井郁司さんら浄楽学区の日吉会のメンバーが頑張って模擬店やゲームコーナーで盛り上がっていた。
ビールと串かつが美味かった。

 それから祇園祭のもうひとつのハイライト、祇園石段下に神輿渡御という三基の神輿がそろう勇壮な行事の見学に。夕暮れ時、神輿担ぎが大好きな男たちがヒーローになるとき。この春府会議員に当選した平井としき君もがんばっていた。
  京都はこれから本格的な夏を迎えるのだ。

●7月16日(土)

       <3連休 宵山に>

今日から世間は三連休。されど午後から7月31日に予定している鈴木マサホ市政懇談会「脱原発社会を考える集い」の案内の準備など事務所に出て雑務。

 夕方、カミさんと祇園祭は宵山に。近年、宵山ではよく夕立で雨になることがあったが、今年は夕立もなく、久しぶりの土曜日ということもありものすごい人出。カミサン曰く、一緒に行くのは25年ぶりぐらい?!。

 烏丸通も四条通も歩行者天国。ずらっと並んだテキヤの夜店も大賑わい。博多ラーメンバーガーなどというB級グルメに感動。岩戸山のお囃子に知り合いがいるとのことで、御池から高辻通近くまで散策。人ごみに疲れた。鉾町の町衆のみなさん、ご苦労さんです。

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小林正明議長、辞任! 7月12日ー15日

2011年07月18日 | 日記
●7月15日(金)
 
      <小林正明議長、辞任!>

 京都市会にちょっとした地震。この5月に就任したてホヤホヤの小林正明議長(自民)が辞任を表明と読売新聞には大きな記事。在日外国人から5百万円を借りて提訴されたことに端を発して、資産公開条例にもとづいての報告をしていなかったということ。テレビカメラや新聞記者がウロウロ、午後、理事会で辞任を表明したという。8月2日に臨時市会が開催されて、新たな議長選出が行われることになる。不祥事で議長が辞任するのは前代未聞や!

      <市会改革委員会>

 バタバタする空気の中、10時から市会改革委員会。各会派から20人の委員が円卓を囲んでのやり取り。

 まずは交渉会派の基準と代表質疑における非交渉会派の取り扱いについて自民党、共産、民主、公明、京都党の順番で考え方について発言。京都市会では長年5人が交渉会派として認められてきたが、京都党は所属議員が4人ということで悩ましい問題。代表質疑については、認める方向になるのかな?1人会派については、現在無所属二人で会派を結成しているので大して議論にならず。本会議の発言の順番は、慣例で大会派順だが、小会派の悲哀でぼく自身がラストバッターで登壇したことも多いのでなんとかならんやろか?

 本会議における一般質問(個人質問)は、民主として概ね今まで通りでいいという意見が多いものの、ぼくが1期目、社会党を除名になって10ヶ月ほど無所属でいたが、年4回の定例市会のテレビ中継がされる前は、それでも質問ができたことなど過去の経過を踏まえて、より討論する議会として個人質問ができるようになった方がいいとウンチクを傾けた。

 市会事務局に対して答弁を求めることもあったが、議員同士が議論をするというのは、有意義だ。これぞ議会の活性化だ。会議録作成部数については、経費削減の視点で議論されたが、アナログ世代としては印刷物で残すことが大事だと思っている。

 午後2時から市会改革委員会は再開されて、名古屋市、さいたま市、会津若松市の議会基本条例について市会事務局からその概要や制定までの経過などを説明される。今後、議論されることになる。

 夕方まで議員団室にて、来週開催する政令指定都市政策協議会のことでホテルや関係者打ち合わせ。なにしろ100人の参加者で色々と手配がたいへんだ。

●7月14日(木)

       <市民参加型コミュニティサイトの立ち上げに向けて>

 午前中、事務所にはコムページの牧野君が来所。「鈴木マサホの創ろう語ろう楽しもうー京都・左京LIFE(仮称)」 という市民参加型コミュニティサイトを立ち上げの話。サンプルができたので早速、ぼくのホームページ上にアップした。サポーターになってくれる人を募集中。8月末の正式オープンに向けて本格的に準備をすることにした。ご協力のほどよろしくお願いします。

       <雲ゲ畑の京都バス廃止問題の行くへ>
       
 昼前、議員団室にて北区選出の片桐議員と一緒に雲ヶ畑への京都バスの廃止問題について、この間の京都市の取り組みについて、都市計画局の「歩くまち京都推進室」の担当者と水田交通政策監と経過や今後の方向性について懇談。高校時代には山岳部で北山を歩いたが、京都バスがその足だった。

 雲ヶ畑は人口も減り乗客数ががた減り。アンケートをとったり、地元との協議もされているようだが、京都バスは来年4月に廃止の意向だ。地元住民を中心に乗客増対策を含めて考えることも大事だと思うが、交通不便地域として他の交通手段や行政の援助も考えなければならないだろう。志明院の田中真澄住職も存続を願い、著名な文化人などに呼びかけて署名活動を始めるとのこと。

       <家庭動物相談所を視察>

 午後は、同僚の議員4人で、上鳥羽にある京都市家庭動物相談所に。昭和54年に現在地にオープンしたこの施設は、平成18年の改正動物の愛護と管理に関する法律の施行によって、因みに犬は200数頭、ネコは2千頭弱が毎年引き取られている。特にこの2,3年は殺処分を減少させて市民への譲渡することに力を注いでいる。犬房やネコの園舎などを見学。ちょうど獣医さんがネコの避妊手術を丁寧にしているところ。これは見るのはちょっと苦手やな。

 暑い中、獣医さんや飼育係の人は散歩にも連れて行かないかんし、動物の世話は盆も正月もないという。向かいの上鳥羽公園も見学。ローラースケート場が古ぼけた感じ。この公園でドッグランができたらいいなあという声も。

 夕方、事務所で色々と明日の市会改革委員会の資料など読んだり。

●7月13日(水)

       <貴船へ> 

 昼前、わが議員団のスタッフ中野涼君を伴って貴船は「栃喜久」に。この25日に予定している民主党政令指定都市政策協議会の総会と研修会終了後、清流流れる川床で京都の夏を堪能してもらおうとすき焼で懇親会を計画。19の政令指定都市から100人の参加者が来ることになり打ち合わせに。なにしろ大人数なのでちょっとたいへんかな。お世話になりますよ。

       <弁護士事務所で相談>

 午後は、寺町夷川法律事務所に小原健司弁護士を訪問。つい先日開所した所で、ランの花が一杯。この間の「岡本倶楽部」や「ふるさと牧場」に関係する悪徳商法の被害者に対して、ぼくの名前や他の市会議員の名前を悪用して、返還金がどうのこうのという「二次被害」騒ぎについて対処の相談に。もう許せんのだ!これ以上広がるなら告発などの法的な措置や記者会見を開くことも念頭において、今後のアドバイスをお願いする。

 夕方は、高野川ライオンズクラブの今年度の初例会に。親クラブの天神川ライオンスクラブのメンバーの方が多い。ぼくがメンバーになって10数年は経つのかな。左京小学生バレーボール大会だけは続けられたらいいなあ、と思っている。

       <災害ボランティア支援センターの研修会>

 7時過ぎからは、民主党京都府連での京都災害ボランティア支援センターの研修会。国会議員秘書や市会議員など30人ほどの参加者。参事の吉村雄之佑さんが、彼の今までの各災害におけるボランティア活動での多彩な経験を踏まえて、3・11以降の陸前高田などでの活動について、とりわけボランティアバスで参加する場合の注意点などが話された。ぼくは、いつかの時点で、現地に行きたいと思っているが、さてどうしようかな、と悩んでいるところ。

●7月12日(火)

      <動物園へ>

 午前中、聖護院在住のイラストレーター斎藤尚さんと一緒に動物園に。彼女の描いたパズル模様の動物たちの絵葉書が可愛いので、動物園のショップで販売できないか、と園長らと売り込みに。ショップは、NPO「京都市動物園ふぁみりー」が運営しているとのことで、午後、改めて動物園にお邪魔して理事長さんらにお会いする。

 ショップでは、動物イラストの絵葉書もなかったこともあるが、即決。キリンやカバや象等、彼女の製作した絵葉書がそのうち売られます。また秋には、わが事務所のカルチャーガーデン「吉田の森」にて彼女の個展を開催する予定です。なお京都市動物園は再整備計画が進行中。暑さで動物たちもグッタリいていたが、ぜひお出かけ下さい。

      <京都市住宅供給公社にて>

 午後は、住宅供給公社に。演劇集団「笑いの内閣」の高間響君が、仕事としてこの5月から始めた「ヤナルボックス」なるエレベーターに設置する防災グッズの紹介を兼ねてお邪魔する。
 エレベーターが故障や地震で止まって閉じこめられても、大丈夫なように充電式のラジオや水、非常食に簡易トイレなど詰め込んだアイデア商品なのだ。

 所内では、大震災による被災者の方の生活再建を支援するため,市営住宅の提供や民間住宅を借上げ,住宅を提供する「被災者向け住宅情報センター」が設置されて、電話での応対や窓口に来られた方への相談など忙しそうにされていた。ご苦労さんです。

      <環境問題研究会ー講師は「門川さん」> 

 夕方は、三条京阪近くの現代医学研究所・川合診療所での環境問題研究会に久しぶりに参加」。ぼくが話題提供をしたのは昨年10月だったかな。

 今日の講師は、門川大作さん。「京都力を活かした新たな挑戦」というタイトルで、特に環境政策について気楽な感じでお喋り。

 閑話休題。出席者の石田紀郎、槌田劭さんらは、門川市長が教育委員会の係長時代か、30年ほど前、「京都の水問題を考える会」を中心に「学校給食から合成洗剤を追放し、石けんの使用を求める」運動を展開して請願が82年1月に採択。その頃から丁々発止をしていた間柄。京都市学校給食労働組合の理解も得て82年7校で石けんを試行。92年には京都市の全小学校で石けんに切り替えられたのだ。

 ぼくも議員になる前、市民運動の一員としてこの石けん問題や教育委員会の傍聴問題や君が代問題で、当時の門川係長とやり合っていたのだよ。

 環境問題では、雲ゲ畑の志明院の住職、田中真澄さんも参加されていて、鹿や猪、猿のこと、鴨川のこと、ナラ枯れのこと、林業のこと、コンビニの24時間営業のこと、マイボトルのことなど話題は豊富。「門川さん」は、リラックスして缶ビールを飲みながらの二次会にも。

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ハンドサイクル初体験 7月9日ー11日

2011年07月15日 | 日記
●7月11日(月)
 
       <議員会ー小林議長のこと>

10時から議員会。まずはこの間の常任委員会の審議されたことに関して各議員が報告。6月20日に西京区で水道管の破損によるガス管損傷してガスが停止したという事態があったが、交通水道消防委員会で大いに議論になったという。また25日に予定している民主党政令指定都市協議会の総会開催についてのこと、また市会改革に関する考え方についても議論。
 そして突如振って湧いた小林正明議長(自民)が借りていた500万円の返還を巡って訴訟を起こされたという新聞記事が小さく載ったが、そのことについても理事から報告。さてこれからどのように推移するのか。ちょっとした火種だ。

       <鴨沂高校学校評議員会>

 午後2時からは、わが母校の鴨沂高校での評議員会に出席。山岸校長先生らから全日制と定時制の取り組みについて説明。全日制は、通学圏が2年前から大きく変わったことで、地域性が無くなったこと。学力向上フロンティア校に指定されて、NIE(教育に新聞を)に取組んでいることなどが、定時制については、不登校生も多く、また私学の授業料無償化により定数割れしていることなど課題も多くあることが指摘された。
 ぼくが卒業して44年経つのかな?校舎はそのままだよ。高校教育について教育福祉委員会で議論をしてみよう。

       <福祉工房P&Pとバリアフリー>

 4時過ぎには、伏見区は大手筋近くの竹田街道へ。ぼくが役員をしている福祉工房P&Pが街道筋に第二作業所をつくることになっているのだが、道路が狭隘で電信柱とか公衆電話ボックスが歩道にあって車イスでの移動が大変なのだ。バリアフリーに向けてわが同僚の伏見区選出の山本ひろふみ議員に動いてもらうようにお願いする。

       <向日市市議選ー陣中見舞い>

 その足で桂川を渡って向日市へ。この暑いのに市会議員選挙が告示された。民主党の現職の中村栄仁君と西口泰彦君が立候補。定数20人に23人の激戦らしい。民主への逆風の中、泉ケンタ事務所のメンバーや長岡京の市会議員らが応援に。各事務所へ栄養ドリンクをもって陣中見舞いに。暑い選挙はたいへんやね。向日市のみなさんよろしくね。

●7月10日(日)

       <上高野地域ふれあい広場>

 昼前、宝ヶ池はこどもの楽園前にある上高野防災会館に。宝ヶ池地域の環境を守る会主催の地域ふれあい広場に。上高野の葬儀場問題でがんばった人たちが焼きソバやゲームコーナーやバザーなど模擬店を出して、同志社のパスムシカというサークルの学生さんたちの演奏もあって子どもたちも大喜び。暑い暑い中、多くの住民が参加して地域の絆を深めた。

       <タンデムサイクリング兼ハンドサイクル体験会>

 同じ時間に宝ヶ池周辺では、タンデムサイクリング兼ハンドサイクル体験会がサイクリング協会主管し開催されていたので、そちらにも参加。風をきる喜び、そして友情の輪を広げ、さわやかな1 日を過ごそうと、京都市障害者スポーツセンターと京都府バイコロジーをすすめる会が主催。視覚障がい者や1人で自転車に乗ることが困難な人たちがボランティの人とタンデム自転車に乗って池の周囲を走るイベント。
 40年ほど前に山口県は津和野で乗って以来かな。サイクリング協会の守時会長と池を一周。公道では禁止されているという。
 また千葉から来られていた株式会社テレウスが開発した、普通の車イスの前にアダプター方式というらしいが、一輪の車を付けて、手で漕いで前に進むハンドサイクル(ハンドバイク)にぼくも試乗する。日頃、腕を使わないのでちょっと坂になるとつらいが変速ギアもあり必死に池を周回する。車イス駅伝で使用されるのはレーサー用といって高価なものだが、もっと簡易に付けられる。閉会式でひとこと挨拶させてもらった。熱中症か、帰ったらフラフラ。

●7月9日(土)

 真夏の陽射し。久しぶりに事務所に溜まっている資料を汗たらたらで整理。

         <豊田勇造と拾得>

 午後、丸太町大宮上るのライブハウス「拾得」に。学生時代からの友人、ブルースシンガー豊田勇造の62歳の誕生日コンサート。ライブの時間には行けないので、リハのときに酒を差し入れ。彼は60歳の還暦の時に円山音楽堂で6時間60曲を歌いきった。2年経ったが、元気や。タイと日本を行ったり来たり。 「拾得」は開店して来年で40年かな?テリーも風ちゃんとも久しぶりに顔を会わす。

         <中大路町町内会>

 夜は、事務所でわが町内、中大路町西部の町内会。地蔵盆の打ち合わせが中心。ぼくが生まれ育ったのは、今ある事務所のところ。ぼくは14代目なのだ。30年ほど前に今の建物になったが、昔は代々続く町家だった。土蔵もあったのだよ。
 昨年からわが事務所を開放して地蔵盆に使ってもらっている。冷房完備ということでお年寄りにも喜ばれている。子どもたちが喜ぶどんな催しをするか、ご近所のみなさんが相談会。

         <タコとケンタロー>  

 解散後、昨年秋に近所にオープンしたたこ焼き屋の「タコとケンタロー」に。わが事務所を南に下がったところに神楽坂というところがあるが、かつてはもっとたくさんの商店があって賑やかだった。このたこ焼きやさん、タコ黄門、タコイタリアン、タコ阪東、タコカバなど色々と面白いネーミングで麦酒のアテに最高。店主のケンタロー君が夜店をしたいと企画をもって相談に来たので協力をしたいと思っている。ちんどん屋さんを呼んだりするらしい。楽しみだよ。

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議員の名前を悪用した詐欺に騙されないで!7月4日ー8日

2011年07月10日 | 日記
●7月8日(金)
      
 梅雨明けかな、陽射しが眩しい朝、わが事務所前でガーデンニィングショップ「花結び」の金清雅美さんが初めて店を出して華やかになった。空間創研の元スタッフとかで立花さんの紹介。色々と人のつながりが面白い。
          
       <給食は安全かー原発事故の影響>

 午後は、学校給食の安全について教育委員会に過日要望書を提出した「お母ちゃんネットワーク」の女性陣が来所。チェルノブイリ原発事故から2年後、1988年7月の本会議でぼくが京都市会で初めて放射能汚染物質のことや核燃料輸送のことを質問したことや、この5月市会や教育福祉委員会でのやりとりについて説明をして、彼女たちの原発事故に対する不安を聞く。
 彼女たちの要望に対して、教育委員会の回答は、誠実にされているという印象。また学校給食の食材の放射能検査については、京都市のホームページで公表され始めたが、風評と安全・安心の間で子どもたちのことを思う母親たちの願いを大切にしたい。国の基準値をどう考えるかもこれからの課題だ。また長年市民運動に関わってきた一人として色々とアドバスも。

 その後、事務所ではコムページの牧野君とビープロジェクトの高橋美充氏とでコミュニティウエッブサイトの立ち上げについて協議も。

       <岡崎魅力づくり推進協議会の発足>  

 そして夕方は、岡崎地域エリアマネジメント組織の設立総会に。岡崎地域活性化ビジョンが過日策定されて、関係する諸団体によって「京都岡崎魅力づくり推進協議会」が設立され、いよいよ実施に向けて踏み出すことになった。代表は潮江美術館長で、秋には(仮称)あかりとアートのプロムナード事業を実施することなど事業計画も承認された。地元住民の理解と協力が大切で、若者や女性や団塊の世代を巻き込んで楽しくなるイベントを企画、実施して欲しい。


●7月7日(木)

       <脱原発を考える集いに向けて>  
 
 午前中、事務所に市民環境研究所の石田紀郎さんが来所。7月31日(日)午後4時からアピカルインで予定している「原発学習会ー脱原発を考える集い」のことで相談に乗ってもらう。彼の知り合いで原発問題について講演をお願いできる人にあたってもらうことに。石田さんとは「月刊地域闘争」や色々な市民運動の仲間であり、また25年前に初当選した時の参謀でもある。

       <京都創生フォーラム>

 午後は、京都創生推進ファーラムに。北野神社近くの上七軒の歌舞練場が会場。京都の花街らしい風情のある建物。「外から見る京都・内から見る京都」と題して映画作家で奈良育ちの河瀬直美さん、染色家で西陣育ち人間国宝の森口邦彦さんとカナダ人で茶道家のランディチャネル宗榮さん。雨にも関わらず会場はほぼ満員。文武両道のランディさんの話も面白かったが、河瀬さんが東日本大震災に関連して世界の映画監督に3分間?のメッセージ映画を製作してもらって9・11に吉野山で鎮魂の催しをしたい云々の話をされたのが印象に残った。


       <宣言から来年90周年>


 夕方は、解放同盟田中支部の定期大会。宣言がなされて来年が90周年、田中支部も同じ頃に結成されたという。ぼくも選挙のことと、学生時代にまだ高層住宅ができる前だが、近くの大丸配達所で配達をしていて地区の中を配達していたことを話した。旧隣保館がこの4月から「いきいき市民活動センター」と名前が変わり、指定管理者が運営しているが、地域住民がより利用しやすいようになって欲しいと思う。同盟にとって北区で平井としき君が府会議員に当選したのは久しぶりの喜びであろう。


●7月6日(水)

      <門川マニフェストの検証作業に向けて>
 
 午前中、議員団室分室にて青木芳香議員と08年の市長選挙のときに掲げられた門川市長候補の「未来の京都まちづくりマニフェスト」の検証作業を始めるべくミーティング。選挙のときのマニフェスト124項目の実現に向けて、「未来まちづくりプラン」の「政策推進プラン」が策定された。今後検証することになるが、その経過やそれぞれの進捗状況について担当者を交えて懇談。市民の声を反映できることも考えたい。ともあれ来年の2月が市長選挙だ。4年は早い。さて秋になれば色々と動き始めるのかな?

      <教育福祉委員会の実地視察・
          自立支援センターと中央保護所>

 午後は、教育福祉委員会の実地視察。高橋委員長以下、バスに乗って南区は上鳥羽の倉庫街にある自立支援センター・通称みなみ荘に。野宿生活者の自立を促すための施設。
 担当者から説明を受けながら倉庫の1階と2階にベッドひとつの居室やシャワールーム、食事をするスペースなどを担当者から説明を受けながら見学。これから暑いやろうな、とういうのが実感。京都市が財団法人ソーシャルサービス協会ワークセンターに委託をして運営されている。原則3ヶ月の入所期間。門限は6時。消灯は10時。現在11人の人が入所しているという。学生時代に釜が崎、あいりん地区のドヤ街に行ったことがあるが、そのときのことを思い出した。

 次に、東本願寺近くの中央保護所に。開所した頃に行ったが筑後15年かな、ちょっと老朽化してきている。この4月から福祉法人有隣協会が指定管理者になって運営されている。緊急一時宿泊施設として20名、生活保護法による更正施設として30名が定員。食堂でしばしタバコを吸いながら名古屋からきたという入所者とぼくは世間話。昨年は空き缶持ち去り禁止条例の制定を巡って野宿者の人権問題が大きな議論になった。この中央保護所は彼らを援助するひとつの施設である。

      <私鉄京都地区協議会>

 夕方は、私鉄京都地区協議会の総会。タワーホテルの関係者と政令指定都市議員協議会のことで打ち合わせも。私鉄に推薦された各議員が揃い1人づつ挨拶。わが左京にある明星観光バスや京都バス、叡山電鉄の親しい労組役員らと選挙のお礼をいい公共交通のあり方について懇談。
  
●7月5日(火)

 11時前議員団室に。とあることで、1時間ほど大阪から来たとあるメンバーらと話をする。いつか時期がきたらオープンにします。さて何の話かお楽しみに。

    <京都府警にー鈴木の名前を語った振込み詐欺>

 午後、京都府警に。昨夜、インターネットで検索したふるさと牧場和牛悪徳商法の二次被害?のことを書き込まれた記事を印刷して持参、担当者に岡本倶楽部のことも含めて議員の名前を語る詐欺行為について経過を報告しておく。警察もこのような事件についてはまだ知らないようだが、暫し様子をみて、弁護士とも相談して何らかの対処をぼくはしたいと腹を括っている。

    <白川総合支援学校サテライト>

 その後、養正学区の旧学習センターとよばれる施設を訪問。今は、白川総合支援学校のサテライトとして活用されていて、養正感謝祭「七夕の集い」の準備も終わっていたので近衛中学校の校長先生をされていた森田先生と懇談。庭づくりや苔玉や工作の達人。わが地元の近衛中学校のグリーンベルトもかつては綺麗だったが、校長が変わって今では手入れもされていないのが残念だ。なお旧学習施設の図書室は、今後地域にも開放されて活用されるとのこと。図書目録をデータ化するべく準備中とのこと。

 夕方、某新聞記者が、市政担当になって、まずは鈴木議員のところに行くように先輩に言われました、と来所。被災地への取材もしてきたという。来年の市長選挙のことや市政の課題についてウンチクを傾ける。

 夜は、吉田神社境内で久しぶりの剣鉾の練習。足がもたついた。この7月30日が吉田学区の夏まつり。子どもたちの剣鉾も披露される。

●7月4日(月)
   
     <有機野菜を販売開始>

 6月の第3週の月曜日からわが事務所前で、「やおひろ」という八百屋さんが有機野菜の販売を始めた。主宰者の稲田君とは10年以上前に出会っていて選挙前に偶然再会した。八百屋を始めたとのこと、わが事務所にとっても賑やかになるので駐車スペースを使って小さなテントを立ててお嬢さんが店番。雨模様で人通りも少なくてちょっと苦戦かな。廃油の回収も半年前から始めているよ。せひ立寄ってください。

 来客は、聖護院在住の斎藤尚さんというイラストレーター。「炎の火」のメニューなど書いているが、彼女の描いたパズル模様の動物は実に可愛い。秋にはカルチャーガーデン「吉田の森」で個展を開催することに決定。

 午後は、友人を北白川のバブテスト病院に見舞いに行ったり、先週は京都を留守にしていたので雑務が山積。

     <フットサルと音楽と>

 夕方、百万遍の「門」へ。京都でフットサルを広めた大橋昭氏の紹介で「ナウウエストワン」という音楽事務所の今西勝氏と一献を傾けて、京都の音楽文化や若者文化についてオッサン3人、ちゃんこ鍋でワイワイ。今西氏は高橋真梨子、杉田二郎、徳永英明の舞台を手がけていて、京都会館再整備の検討委員の1人。大橋昭氏はもうすぐ70歳だとういうが元気。彼が主宰して始めた「京都オープン フットサルフエスタ」は今年で13回目か。福山哲郎議員や泉ケンタ議員らと一緒にぼくも応援している。文化発信で、なにかもっと面白いことをしようよ!ということになった。

     <議員の名前を悪用した詐欺に騙されないで!>

 気分よく事務所に戻って、インターネットでとある事件のことを検索していたら、ぼくの名前が出て来たのだ!

 「ふるさと牧場返還請求について 数年前、母がふるさと牧場の和牛預託商法詐欺に ひっかかりました。 後日、電話がかかってきて、京都市会議員で民主党の鈴木マサホという方の奥様が被害に遭い、それで一緒に返還請求するとの電話でした」。これを二次被害というらしい。もうびっくりやな!ここでも使われたかと、唖然。

 実は、5月末に東京の知らない人から電話で、岡本倶楽部云々で、同じ趣旨の電話がかかってきて、なんのことやらわけもわからず、びっくりしたのだが、悪徳商法の儲け話に投資をした被害者に、議員の名前を語って、また振り込み詐欺をしようということらしい。電話してきた人には、騙されないでください、一切関係ありませんから、と返すが、怒り心頭!
 ぼくだけではなくて他の議員も名前を使われているらしい。もう許せんよ!被害者のみなさん!議員の名前を語った詐欺行為に騙されなでくださいよ!

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7月になりました 7月1日ー3日 

2011年07月07日 | 日記
●7月3日(日)

        <前外務大臣前原議員にウクライナ大使館のこと> 

午前中、久しぶりにNHKの将棋を見る。頭の体操になる。
午後、長年キエフとウクライナとの国際交流に尽力されている寺田バレエアートスクールの高尾美智子さんと一緒に前原事務所に。帰京していた前原議員と京都市とキエフ姉妹都市40周年記念事業のことなど在ウクライナ日本大使の理解を求める為に前外務大臣として尽力をお願いする。

        <民主党2区総支部常任幹事会>

 4時から同事務所にて二区総支部常任幹事会。幹事長のぼくが司会役。総支部長の前原議員は、来るべき代表選挙には慎重に構えると発言。この春の選挙で東山区から府会候補としてがんばった作島牧さんが新しい仕事も決まったので幹事を辞任するということを承認。また党員・サポーターの登録が終わりその結果報告。千人を越える多くの方が登録していただいた。京都府の6総支部でトップ。また原子力防災や放射能汚染の危険性についての政府の対処など議員から要望も。

 
         <府会議員 島内研君の会>

夕方は、岡崎の細見美術館で島内研君の後援会の集いに参加。噂では聞いていたが、なんと昨年秋には結婚をしていて、子どもも授かり奥さんと乳飲み子を連れての集まり。彼にとっては盆と正月とこどもの日が同時に来たみたい。府会議員としてしっかり勉強してシャッキトしてがんばらなあかんで!島内選挙をがんばった前原後援会のみなさんも集まり、彼に激を飛ばす。

●7月2日(土)

 
          <大原未来構想プロジェクト>

 午前中、事務所で送られてきた資料など読む。
 昼過ぎ大原は三千院近くの「農縁館」に。茅葺の民家を借りて同志社が校外施設として活用している。総合政策科学研究科(ぼくは1期生)の今里滋先生らソーシャルイノベーションコースのメンバーが集い、大原未来構想プロジェクト(仮称)。地元の大原里づくり協会の宮崎良一さんや同志社有機農業塾の長澤源一さん、また「オーハラーボ」と名づけた大原で有機農業を実践する渡辺雅人君らが報告。

 大原で朝市が始まったのは10年ほど前。今では「里の駅」も賑わいも見せて、京都の名店の料理人たちも来るし、時には観光バスも来る。環境を考えながら観光と農業による地域おこしが着々と進展してきているのだ。アイトワの森孝之さんやアミタの熊野英介さんも参加して、大原の未来を考えた。

 
          <連合京都中小交流集会>

 途中で抜けて、まちに戻り、4時前には「連合京都の中小(地域共闘)交流集会」に。国会議員北神圭郎さんの政府の中小企業対策の講演が終わったところ。京都府の取り組みについて上村崇府会議員が報告をした後、ぼくが京都市は産業観光局の中小企業対策を中心に、今年度予算の重点施策について、産業振興、伝統産業、観光産業など幅広く、多少、京都府と京都市の二重行政のことにもふれながら報告。懇親会にもちょっとだけ参加。

          <ふたたび大原で>

 京都バスに乗って大原へ戻る。寂光院近くの「草庵・わっぱ堂」での大原未来構想プロジェクト(仮称)の交流会に飛び込む。古い民家を活用して、地元産の野菜をふんだんに使った料理が美味しかった。新川達郎先生も来られていて盛り上がっていた。ぼくは、大見地区での夢の実現に向けての想いをしばし語った。帰途、赤垣屋でアミタの熊野英介と一献。3・11以降の日本の未来について想いを語る。

●7月1日(金)

          <奄美から伊丹へ>

 朝、名瀬からレンターカーで国道を奄美空港に。途中、大型スーパーにて黒糖焼酎など各種の土産を買い、空港に着いたのは昼前。もう2、3日ゆっくりしたかったが、そうも行かず。空港ビル内で簡単な昼食後、伊丹へ。

          <安井副議長就任祝い> 

 夕方、淀の安井副議長宅で議員団メンバーが集まり、副議長就任祝いのバーベキュー大会参加のためにモノレールに乗って門真経由京阪電車で淀駅へ。淀の地元住民長年の要望であった京阪高架化事業もほぼ終わったようだ。安井宅は旧水垂処分地の近くの旧家。13人の議員とスタッフら庭でビールを飲みながらワイワイ。ほろ酔い気分で京阪電車に乗って帰宅。
 体重計に乗ったらちょうど80キロ。肥ったよ。明日から、また右往左往する日常が始まるなあ。

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奄美大島旅日記  6月27日ー30日 

2011年07月06日 | 日記
●6月30日(木)
   
           <奄美大島 エコツーリズム>
 
 奄美大島滞在3日目。「観光ネットワーク奄美」の西條さんが迎えに来てくれる。今日は、金作原(きんさくばる)探検コースとマングローブカヌーのエコツーリズムを楽しむ1日。途中で大阪から船で来たという女性とぼくとカミサンの3人がメンバー。

 名瀬から40分ほどで東洋のガラパゴス、秘境・金作原の原生林に入る。途中、「はぶ」を取る棒が道沿いに置いてあるところや道路沿いにイジュという白い花のことなど丁寧な説明も。亜熱帯植物の原生林には羊歯が多い。とりわけヒカゲヘゴという巨大なシダ科の植物にはびっくり。ジェラシックパークや。
 空気が湿り、蝶が舞い、セミがいたるところで鳴き、また鳥の声も聞こえる。マングースを捕獲する罠もあったよ。

 昼食は名瀬に戻って、名物油ソーメン。

 そして午後は、住用町というところの山に自生している「藻玉(もだま)」なる木を見る。なんと!巨大な「えんどう豆」みたいなやつが大きな木の上に垂れ下がっているのだ。びっくりしたな。マメ科の植物らしいが、大きいのは1メートルにもなるという。奄美は亜熱帯植物の宝庫なのだ。

 そしてメインイベントは、マングローブをカヌーで散策。もちろん救命ジャケットを着込んで、最初はいささか緊張したが、パドルを操りながら、水辺に出て風に吹かれて進むと最高の気分。引き潮のとき、浅瀬には小さなカニが何百匹もウロウロし、また潮が満ち始めると、自然にカヌーは流れて上流に登っていく。
 マングローブの並木?の中を進むとジャングルに紛れ込み、別世界にタイムスリップしたような気分。いやはや楽しい時間でした。

             <奄美の島唄>
 
 奄美最後の夜は、愚息と待ち合わせて郷土料理の店「かずみ」へ。おかみさんが島唄の名手とかで、男性の島唄の歌い手さんがサンシンを引きながら楽しくライブ演奏をしてくれました。
 途中、愚息は、とある事件が発生して被疑者の接見に留置場へ走るということにもなったが、南の島での最後の夜は黒糖焼酎が気持ちよく回ったのでした。

 
             <弁護士たちの街角>
 
 なおその夜、この2月に東京はフジテレビで放映されたという「ザ・ノンフィクション・私はあきらめない。 弁護士たちの街角6 」というドキュメンタリーのビデオを見る。桜丘法律事務所の佐藤倫子弁護士が出産を控えながら、妊娠した女性被告の弁護活動を追いかけた秀作だが、諸先輩に教えられながら少年事件に関わる新人弁護士の愚息の活動も少し描かれていた。奄美に来てようやく一人立ちや。がんばれよ!

●6月29日(水)

             <加計呂麻島を探検>
 
 ゆったりした気分で久しぶりに親子3人で朝食。愚息はダイビングへ。ぼくとカミサンは、レンタカーで加計呂麻島探検のドライブ。10日ほど前に台風が来ていたので道路が荒れたままのところも。

 島の南側、安脚場(あんきゃば)の展望台から見る太平洋の水平線は見事。この地には、太平洋戦争のときの日本軍の弾薬庫や潜水艦を見張る場所だった。その戦跡が残っている。諸鈍という海岸沿いの集落は、「男はつらいよ」の撮影が行われたところで、南の島の木代表であるデイゴ並木は見事。於済という集落の海岸沿いにあるガジュマルの巨木も一見の価値ありで、海岸沿いの細い道を登りきったところの花富峠からみた東シナ海の眺望も素晴らしかった。
 4時間ほどの駆け足での加計呂麻島の探検ドライブ。

 昼食後、入江の奥にある特攻艇「震洋」の基地跡があり、レプリカが展示されて、またこの特攻隊の隊長だった文学者の島尾敏男文学碑を見て、フェリーに乗る。もうちょっとゆっくりしたかったなあ。

             <末広町法律事務所>


 古仁屋からは、いくつかのトンネルを越えて名瀬に戻る。愚息がこの4月から所長として赴任した奄美市役所近くのビルにある末広町法律事務所を訪ねる。女性職員さんたちにご挨拶。愚息は京都産業大学法科大学院で勉強して、2008年に奇跡的に司法試験に合格して、東京の桜丘法律事務所でお世話になった。そしてひまわり基金?の弁護士として奄美に赴任した次第。親馬鹿ですが、奄美のみなさん、相談ごとは末広法律事務所へ。夜は、愚息のアパートでカミサンの手料理。

 感動したこと、ひとつ。アパートの近くを夕暮れ時散歩していたら、帰宅途中の通り過ぎる中学生がひとりひとり「こんばんは」とぼくに声をかけてくれるのはびっくりしたよ。また各学校に土俵があるのもちょっと驚きだった。

●6月28日(火)

        <鹿児島から奄美大島へ> 

 朝、ホテルをチェックアウトのとき、支配人が昨夜のコップが欠けたことを詫びに。それで是とした。休暇村や音楽堂、「まほろばの里」など霧島高原をドライブして、九州最古、開業百年を超えるという木造駅舎「嘉例川駅」も訪ねて、11時過ぎ、鹿児島空港へ。

 スカイマークで種子島をみながら東シナ海を1時間ほどのフライト。奄美大島に降り立ったのは初めて。愚息が迎えに来てくれていた。ずーと雨が降り続いていたらしいが、梅雨明けか、陽射しが眩しい。
 サトウキビ畑が広がる道の道中、まずは奄美名物「鶏飯(けいはん)」を食す。鶏肉はもちろん、錦糸玉子やしいたけ、ねぎなどをご飯に盛って、そこに鶏のスープをかけて食べる。まあお茶漬けみたいなもの。

          <瀬戸内町と加計呂麻島>

 奄美大島は、北部は畑が広がっているが名瀬近くになると山が迫ってくる。愚息の運転で名瀬からいくつかのトンネルを抜けて奄美大島の南部、瀬戸内町は古仁屋港に。郷土資料館や海辺の展望台を散策。フェリーの桟橋、海の駅の建物内には、「男はつらいよ」シリーズの最終作品、「寅次郎虹の花」のセットで使われた椅子などが展示。

 古仁屋港からフェリーで30分弱、加計呂麻(かけろま)島に。遥か南の島に来たよ。「ダイビング&ペンション RIKI」が宿。ダイビング大好きな横浜から来た夫妻がオーナーで静かな海岸沿いのペンション。久しぶりに愚息と盃を交わす。貝が美味しかった!夜空を見上げると、満天に星空が輝き、さそり座を発見。黒糖焼酎が気持ちよく回った。

●6月27日(月)
   
       <奄美大島へ旧婚旅行?鹿児島で一泊>
 
 朝、カミさんと新幹線で大阪から一路鹿児島へ。途中タバコを吸いに喫煙室に行ったが、ゆったりした座席でほぼ居眠りをしながらの4時間。昼に鹿児島に着いた。

 鹿児島は委員会の他都市調査で行って以来3年ぶりか。レンタカーで城山へ登って桜島を見て、フェリーで桜島へ。展望台から海と溶岩を見ながら桜島を半周して、鹿児島湾を対岸に渡って、新燃岳の噴火のことを気にすることなく霧島温泉へ。愚息が手配してくれたホテルへ6時過ぎ投宿。

 源泉の湯煙があがり、霧がかかり始めた。カミサンとの旅行は10数年ぶりかな、記憶がない。新婚旅行も行ってないし、今回は愚息が手配をしてくれたが、まあ旧婚旅行みたいなもの。久しぶりに露天風呂に入って機嫌よく芋焼酎を飲んでいたら、コップが欠けて美味しい焼酎も不味くなった。

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