元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

選挙総括と友人を見舞いに東京へ 8月22日ー24日

2013年08月27日 | 日記
●8月24日(土)

 小雨模様の朝、事務所でパソコンを起動。お、ネットが繋がってる!落雷かなにかで不通になっていたのか、ともあれほっとした。

 9時前に、吉田神社の階段の北側にある今宮社に。今日は例祭。古くから木瓜大明神と称され、わが吉田の産土神さん。江戸時代、1800年代初期の文化13年に造営された社だそうだ。氏子講社長ら役員さんらと小雨降る中、玉串奉天。今年の神幸祭は、10月13日。ぼくは剣鉾を差す予定。

     <民主党府連常任幹事会 城陽市長選挙と参議院選挙総括>

 10時には民主党京都府連に。参議院選挙後、幹事総会が7月末に開催されたが、常任幹事会は初めて。全国幹事長会議などの報告が淡々とされる。10月6日に行われる長岡京市の市議会選挙には。現職の大伴、堤議員が公認、進藤、綿谷議員は推薦。高見君は出ないようだ。ぼくは自治体議員ネットワークの代表世話人として11月に予定している近畿ブロック自治体議員研修会の提案など簡単にする。来年の2月には府連の定期大会を開催することも決定。

 そしていささか議論があったのは。この9月1日告示、8日投票の城陽市長選挙。4年前の選挙では、現府会議員の酒井常雄さんが、市長選挙に立候補したが惜敗した。この間、6区総支部長の山井議員や八島城陽市議らが現職の橋本市長の対抗馬を模索してきたが、色々な経過の中で、自民党の府会議員の奥田敏晴氏が出馬を表明し、自民党籍を離れて民主党への推薦依頼があり、6区総支部として議論がされた結果、政策協定も締結済みとのこと。
 自民、公明、民主の枠組みで奥田氏を応援するという。色々な意見が出たが、やむにやまれぬ事情があるようだ。常任委員会としては概ね了解する意見が多かったが、ぼくも委員の選挙対策委員会で改めて議論をして最終決定することに。

 それから参議院選挙の選挙総括案が示された。「民主党は完全なる敗北」したとして、衆議院選挙以来、取り組んできた改革や党運営、国会での民主党への信頼が回復されるには足りていない現実が露呈したと言わざるを得ない、と冒頭に書かれていて、以降、北神候補を擁立して闘った選挙戦の経過や結果が書かれて、総括として、現実認識の甘さ、危機意識の欠如があり、多党化の中で埋没してしまったこと、など大いなる反省が必要。「再び、京都から」民主党は再生なるのか、今後の活動をどうするのか、真剣に考えていかないかんよ。

 今後、衆議院選挙で落選した各総支部長の活動はもとより、長岡京市議選をはじめ各選挙、そして再来年四月の統一自治体選挙をどう戦うのか、これからが正念場!ドン底から立ち上がらないと。重苦しい常任幹事会でした。ぼくも原点に戻って、頑張らなくちゃ!

     <中川六平君を見舞いに>

 散会後、京都駅に直行。わが友、ロッペイこと中川六平君の見舞いで新幹線で東上。中央線に乗り換えて武蔵境についたのは4時前。病院の待合室には、彼の職場のメンバーも見舞いに来ていた。
 食道がんであることがこの8月の初旬にわかり、月曜日から放射線治療を受けるという。随分痩せていたが、ぼくが思っていたより、顔色も良いし、元気そうだった。治療の関係で入れ歯を外していたので違和感があったが、相変わらず口は達者で、鶴見俊輔先生の本作りのことなど喋る。奥さんと会うのは久しぶりだった。
 
 ぼくが六平と出会ったのは1970年の春、同志社ベ平連の溜まり場で出会ったと書かれている。その後、彼は岩国で反戦喫茶「ほびっと」の初代マスターとして活躍、その時代の話を「ほびっと・戦争をとめた喫茶店」と題した本を講談社から出版したのは、2009年。その本には「マサホさん」として、ぼくのことも山ほど出てくる。ぼくらの20代前半の青春時代。わが友、ロッペイ。また飲もうよ!心より快復を祈る!
 
 六平の弟のカッペイ君こと基君も松本から見舞いに来ていたので、吉祥寺の駅近くで再会。彼は、ぼくが大丸の配達のバイトをしていた頃、出会っている。その後、彼は信州松本で児童書を中心とした「たつのこ書店」を運営。今も頑張っている。
 彼に会うのは、わが友、フォークシンガー豊田勇造の還暦コンサートが円山音楽堂であったとき、松本から来ていて出会っているので4年ぶりかな。ちょうど児童書の出版社で編集者だった人も一緒にキリンシティでビールを飲みながら3人で歓談。彼女は現役時代、京都にも来ていて、今江祥智さんや「こどもの友社」の今は亡き宅間英夫さんの思い出話などする。出会えてよかったです。もっとゆっくりしたかったが、9時前の新幹線で日帰り。家についたのは12時前。

●8月23日(金)

 朝9時半、毎週金曜日は近くの「近衛ひろば」で公園体操。猛暑なので参加者は20人ほど。大きな桜の木の下の日陰でリーダーの中川さんの指導で体操。女性陣が多い。最後は、いつものように「今日の日はさようなら」を手話で唄って、輪になって手をつなぐ。気持ちのいい汗を流しました。
 
 10時過ぎ久しぶりに市役所に。産業観光局の観光MICE推進室に出向き、31日の「吉田東通の夜市」に行灯を借りるために手続き。一基、200円ですよ!みなさんも地域の行事に活用できますよ!
 また保健福祉局の担当者と某保育園のことなどその後の経過などを聞く。議員団室にはたくさんの資料が山積み。それぞれに目を通す。

 事務所に戻り、来客対応。とある屋外広告物のことで懇談。問題解決が出来そうでよかった。
 またこの春、国際交流会館で開催した「福祉まつり」をこの秋に開催するということで京彩都の石井も来所。これで第3回目か。各福祉施設で作られたハートフル商品などの販売とお茶席やオカリナの演奏などを企画。また手伝いをしよう。ご協力のほど、よろしく。

 夕方、雷雨。近衛中学校のPTAのみなさんとパトロールに行く予定だったが、雨のため中止。

      <吉田東通り夜市、開催に向けて>

 近くの丸二食堂で「吉田東通の夜市」の実行委員会に。タコのケンタローの小田君や美容室「bizou」のスタッフなど10人ほどが集まって打ち合わせ。今年で3回目を迎える「吉田東通り夜市」は、8月31日(土)午後4時から9時。東山通近衛東入ルファミリーマート周辺から吉田東通を南に300mほどの間、わが事務所のある道が吉田東通り。
 近くのタコ焼き屋「タコとケンタロー」がオープンしたのは4年前?店主のケンタロー君の発案で「吉田東通り夜市」が1昨年から始まりました。ぼくは相談役です。ちんどん屋さんのパレード、音楽ライブ、大道芸、盆踊りなどのイベントとちびっこ広場。タコ焼き、から揚げ、生ビール、焼き鳥、小物販売など60店ほどが出店します。
 夏の終わり、また一段と楽しい夜になりそうです。いっらっしゃい!

 そのあと、事務所に戻ってパソコンに向かうとネットが繋がらない。メールもフェイスブックもわがひとくち日記も見られへん!お、潰れたんかな、と冷や汗がタラタラ。ひょっとして落雷かなにかでイカレタのかな。アタフタしてもしゃあない。帰って寝よ。

●8月22日(木)

 朝、事務所でまずはメールチェック。今までは市役所から諸々の資料はファックスで送られてきたが、この間、メールで送られてくるようになった。くらし環境委員会の視察で3日事務所を留守にしていたので、まずはメールのチェック。

 環境政策局からは、過日の委員会で報告のあった案件、まち美化事務所の職員がマンションにごみを不法投棄した事件、笑い話みたいなアホな事件。その職員は、在宅起訴されて簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたことが確認できたという報告資料。処分については次の委員会で報告されるのだろうが、また陳謝から始まるのかな。

 また市会事務局からは、市会改革推進委員会として有識者に意見をいただこうということでお願いしていた龍谷大学政策学部の土山希美枝さんから「京都市会の議員定数・報酬に関する意見」が添付されていた。議会の機能、議員の役割、代表制の機能などからの定数の在り方、また議員報酬についても会津若松市議会の例なども挙げながら、生活給としての歳費の在り方など20ページに及ぶ意見書。次回の委員会には、ご本人にも来ていただき意見交換がされる予定。それまでにじっくり読み込んでおこうと思う。

 事務所への来客は、市役所のある部長が来所。とあることで報告と対応について相談に。

       <ルネッサンス岡崎をめざして>

 また京都生涯教育研究所の冨士谷あつ子さんも来所。この9月29日に「みやこめっせ」で文化庁の「知となごみのまち京都・東山における文化遺産活用事業講座」として、「ルネッサンス岡崎をめざして」という講演会を企画されていて、いささかぼくも関わりがあるので、ぼくから見た、この間の京都会館の再整備や岡崎活性化プロジェクトについて経過や課題について冨士谷さんと懇談。パワーあふれる人ですよ。
 元歴史資料館館長の井上満郎さんの講演や寄田真美乃さんの尺八演奏、そしてこれからの岡崎について動物園園長らが、岡崎の活性化についてトークする企画。
 この秋も岡崎は、9月7・8日のレッドカーペットを皮切りに、マンガアニメフェア、岡崎ときあかり、学生祭典など多彩な行事が目白押し。岡崎に来てや!

 ニュースはヤンキースのイチロー、日米通算4千本安打の快挙。「スゴイ!」なあ!

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くらし環境委員会他都市調査、札幌、旭川、秋田に  8月19日ー21日

2013年08月23日 | 日記
●8月21日(水)

     <くらし環境委員会 他都市調査3日目 秋田県立美術館を視察>

 「くらし環境委員会」の他都市調査3日目の朝は秋田。秋田へ来たのは議員団の視察以来、3年ぶりか。
 駅近くの千秋公園の前の濠には睡蓮が満開!その正面のところに元日赤病院の跡地に「新県立美術館」が竣工したのは昨年6月。
 館内で秋田教育庁の課長から新美術館設立の経緯や基本方針などの説明を受ける。旧県立美術館も新しい美術館も平野政吉という資産家とフランスで生涯のほとんどを過ごした藤田嗣治画伯の出会いに始まるという。平野は藤田のいわばパトロンで、藤田は、1937年1937(昭和12)年に大壁画「秋田の行事」を描く。縦3.65m、横20.5mの巨大な絵。この壁画は県民の誇りであり、「美の国秋田」のシンボルとして新美術館に展示し、また県民参加型で秋田の文化力を発信しようとしている。
 20年に基本計画策定委員会が報告書を取りまとめ、安藤忠雄建築研究所が設計。22年12月に起工式が行われるが、東日本大震災の影響で3か月工事もストップ、昨年7月に暫定オープン。この9月28日には本オープンする。
 三角形をモチーフにした3階建ての建物。2階のラウンジから見る千秋公園を望む「水庭」には、夏の雲と青空が映り、見事な風景を見せている。この光景をぼんやり眺めるだけでもええなあ。
 また2階は大壁画「秋田の行事」を展示するところ。大きな大きな額が作られている最中。長さ20メートルの大壁画が飾られたら迫力はあるだろうと思う。また吹き抜けで螺旋階段があるエントランスもさすが安藤忠雄さんだと思ったが、館内を歩くとエレベーターはありバリアフリーは確保されているものの通路も狭く足の悪い人にちょっとしんどそうなところも。
 館内では一周年を記念して高名な写真家篠山紀信展「写真力」が開催中。「きんさんぎんさん」の笑顔から始まり、鬼籍に入った勝新やひばり、渥美清、三島由紀夫など、それから有名人の、吉永小百合やAKBに王貞治に宮沢りえなどの写真に歌舞伎役者、ぼくがびっくりしたのは、国技館の土俵に貴乃花と曙の横綱が立ち館内にすべての関取や幕下や行司、呼び出し、親方が並んだ大相撲の写真が一番興味深かった。エントランスには小野ヨーコとジョンレノンの写真。
 また安藤忠雄さんの設計した世界の美術館のパースなども展示された部屋もあり、市民参加ということでいえば、エントランスの吹き抜けに、小学生たちが共同で制作したながーく垂れ下がった作品も。子どもたちにも参加して盛り上げようということ。
 ともあれ、藤田嗣治画伯の「秋田の行事」をメインにしたこの美術館、これから秋田県民にどのように評価されるのだろうか。
 
 館内を出たらちょっと時間があったので睡蓮を見に行くと秋田名物ババヘラアイスを発見!要は、おばさんが、ヘラでアイスクリームをコーンにバラの花状に盛ったもの。美味しかったよ!夏の秋田の風物詩らしい。

 昼、秋田駅から空港バスで秋田空港に。午後1時過ぎのこれまたボンバルディアの50人乗りの小さな機に乗って伊丹へ。大揺れすることもなく無事に着陸。蒸し暑さにはもうまいった!

 夜は、とあるメンバーに、美人のイタリア人の英語の通訳をしてほしいと呼び出されて行くも、結局イタリア人は現れず。残念会ということで居酒屋でワイワイして帰宅。ひと雨降ったが、ほんま、京都の夏は暑いなあ!

●8月20日(火)

      <ペンギンが空を飛ぶ!旭山動物園を視察>

 朝、快晴の旭川。北海道の朝は涼しい!蒸し暑くなく汗も出ない。
 9時には駅前のホテルから小型バスで30分ほど、旭川の幹線道路は電線が地中化されていて気持ちがいい。小高い山裾に日本最北の旭山動物園があった。市の人口は、35万人。
 会議室にてまずは広報の担当者から、動物園の沿革や入場者の推移、運営の仕方、また園長や飼育員の思いを熱く語っていただいた。
 この旭山動物園は、1967年に開園、年間入園者は40万人から60万人ぐらい。90年代は、「市のお荷物」と呼ばれた時代もあったというが、パスポートの発行や動物とふれあえる施設の設置など市民サポーターなども発足。こども牧場、ととりの森から2000年になって「空を飛ぶ!」ペンギン館やほっきょくぐま館、アザラシ館、空中散歩で有名になった、おらんうーたん館など次々にオープン。テレビドラマにもなり、西田敏行さんが主演した「旭山動物園―ペンギンが空を飛ぶ!」は、ぼくも見たが、年間入場者は2007年に300万人を突破!

 ブームは去ったとはいえ、現在でも170万人の入場者があるという。入場料など歳入は13億円、歳出は12億円で黒字経営とのこと。ちなみに京都市動物園の入場者数は70万人。年間の運営費として2億円を支出しています。
 広報の担当者の説明で、動物のあるがままの姿を伝えること、すなわち「動物の通訳」になること、という言葉が印象に残る。飼育係りのスタッフも若く園内を歩くと、手書きの説明板など色々な工夫がされているのがよくわかる。そして園内に入ると、山の斜面を利用しているので見晴らしもいい。夏休中でもあるので、続々と家族連れが入園。
 行動展示という方法で、動物も観客も退屈しない展示だという。群れを成すオオカミが自然の森を歩く姿は、今まで見たことがない光景。トラにしても熊にしても林の中を悠然と目の前を通り過ぎていく。また「ペンギンが空を飛ぶ!」姿は、ほんまに飛んでるやないか、と思う。「もぐもぐタイム」とかであざらし館やほっきょくぐま館は長蛇の列で中へ入れなかったが、チンパンジーの家族が赤ん坊を抱きながら目の前で団欒?している姿は、ほほえましいね。それからレッサーパンダは吊橋の上を行き来して可愛いし子供も大人も大喜び。もっともっと時間があればよかった。駆け足であったが園内を見ての感想。まさに「命のぬくもり」「命の尊さ」が伝わってくる動物園でした。

 京都市動物園も開園100周年を過ぎてリニュアルが進行中。色々と動物の飼育も工夫されてきて、これからが楽しみ。頑張らなくっちゃ!
 
 昼、旭川駅からスーパーカムイで札幌経由新千歳空港へ。予定時間より離陸が遅れたが、4時過ぎ、ボンバルディアとか言う70数人乗りの小型機種で秋田空港へ。ちょっとだけ揺れがきついときもあったが、無事に着陸。空港バスで駅前のホテルに投宿したのは6時前。
 夕食は、郷土料理屋で秋田名物「きりたんぽ」「しょっつる」「稲庭うどん」に、お酒は「刈穂」。「穂」がついてて美味かった!

●8月19日(月)

      <くらし環境委員会で他都市調査、札幌へ>

 京都市会「くらし環境委員会」の他都市調査で北海道と秋田市へ。自民4人、共産3人、民主はぼくと委員長の天方議員と宮本議員。公明は3人、みんなの清水議員の議員が13人。市会事務局は2人、文化市民局の森川室長と環境政策局の瀬川部長の大部隊。
 朝6時50分、京都駅八条口集合。7時過ぎの伊丹空港行のバスに乗り、9時前の飛行機で10時40分新千歳空港着。車中も機中も居眠り。北の大地は、涼しい!空港から電車で札幌に。北海道に来たのは5、6年ぶりかな。昼飯は海鮮丼。

      <札幌市のごみ減量とごみ収集は>  

 午後1時過ぎ札幌市役所に。札幌市は人口190万人。京都より人口が多い!
 ごみ減量の取り組みとごみ収集業務の課題についてそれぞれ説明を受けて質疑。
 札幌は清掃工場の老朽化と埋立地のひっ迫に対応するために、ごみと焼却ごみ、及び埋め立て処分量の減量とリサイクル率(資源化)の向上を目指して「スリムシティさっぽろ計画」を策定。平成21年には「新ごみルール」として、家庭ごみを有料化(2円/㍑)、大型ごみも有料化戸別収集を、資源物として、びん・缶・ペットボトル、容器包装プラスティック、雑紙は透明袋に入れて出すのだが、無料だそうだ。そして春から12月にかけては「枝・葉・草」は4週間に一回の収集でこれも無料とのこと。
 この結果、廃棄ごみは30%の削減、資源物のリサイクルは15%向上したという。そしてこれらの努力により、清掃工場を一か所廃止して約470億円の節約をしたという。家庭ごみの収集の民間への委託は直営が3、委託が7の割合だという。要介護者などへは、玄関先においておくと収集するという「さわやか収集」を実施。感心したのは1年間のごみ収集カレンダーが作成されて各家庭に配布されていること。

 京都との違いは、市内4万2000か所に保管箱などを設置する「ごみステーション方式」を採用していて、戸別収集ではないこと。このゴミステーション方式は、不適正排出や周辺のごみの散乱、共同住宅でのルール違反などもあり、24年には「家庭ごみ収集方法などに関するあり方検討委員会も開催されて喧々諤々議論されている。戸別収集にすると委託費が約3倍の90億円になるとも報告されている。カラス対策にも色々と工夫されているが、どこの都市もゴミ収集には課題があるね。さて、狭い街路が多い京都では、ゴミ収集の現状の方法でいいのか、いちど議論するか。

 なお、空き缶持ち去り禁止のことについてぼくは質問したが、札幌では、21年に「アルミ缶等抜取り禁止条例」が制定されて、市長は違反者に対して収集運搬禁止命令を出して、禁止命令に違反した者は、20万円以下の罰金に処せられるという。京都は、罰金も課してないが、条例制定時、ホームレス対策など議論になったのかな、
 それから焼却灰溶融炉のことを某議員が聞いたが、白石清掃工場で稼働していた溶融炉は現在使用されていないという返事。京都の溶融炉は、竣工する前に契約解約だ!これから住友重工とどんな協議が進められるのか、委員会でも多みな議論になる。担当者による説明が終わった後、瀬川部長からは、過日、ごみを不法投棄して逮捕された京都市のまち美化職員のその後のことで報告もあり。担当部長もたいへんだあ。

 視察が終わり、民主党の札幌の大島議員に挨拶して、札幌から特急スーパーカムイに乗って旭川に。「カムイ」と聞くと、白土三平の「カムイ伝」を思い出したよ。約1時間20分で旭川駅。2年前に改築された駅は、木材が使われた立派な高架駅で驚きました。駅前も再開発中ですね。
 ホテルに投宿してから夕食。旭川名物「鮭ちゃんちゃん焼」とか、かぼちゃの団子を汁物にした「ペロンタン汁」など郷土料理を食す。
 日頃は他会派の議員と親しく喋ることはほとんどないが、呉越同舟、各議員の個性が発揮されて面白い。ラーメンも食べたかったが、減量中であきらめました。涼しい北海道の夜、つかの間の避暑地にいる気分の夜でした。

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お盆、大文字の送り火  8月12日ー18日

2013年08月18日 | 日記
●8月18日(日)

    <地蔵盆>

 今日18日は、わが事務所(生まれ育ったところ)の吉田中大路町西部とわが家のある吉田下大路町東部の地蔵盆が同時開催。朝8時に事務所に行ったら若い人たちがすでにテントを張ってくれてました。また近衛広場横の稲田さん宅から「野守地蔵」さんが冷房の効いたわが事務所内に鎮座。10時前には準備が整って、近所の子どもたちが集い、輪投げなどゲームに熱中。
 また同地時刻には、歩いて3分、我が家の前の路地にテントが張られて、吉田下大路町東部の地蔵盆も始まり、お色直しした「子持ち地蔵」の前で当番組のお母さんたちがビーズで一緒に子どもたちを遊んだり。一時期は、年寄りが多かったが、新築の家が建って若い家族が住みはじめて子どもたちも多くなって活気が出てきてよかった!

 去年は大雨が終わりがけに降り出して大慌てしたが、今年は今年は雨も降らず、テントなどの片づけも無事に終わり、缶ビールでお疲れさん。
 お世話されるみなさん、ご苦労様。子どもたちの成長を願う京都特有の行事「地蔵盆」は、日頃はあまり言葉を交わさないご近所の人と交流できるまたいい機会。これぞ京都の地域力です。京都の夏の風物詩。もう夏もそろそろ終わりですよ。


●8月17日(土)

    <閑話休題>

 朝刊には、楽天・田中投手が開幕17連勝、昨年来21連勝で新記録達成の記事。「神様・仏様・稲尾様」と言われた鉄腕・稲尾選手が活躍していたのは、ぼくが小学校3、4年かな。
 マー君もスゴイね。ふとあのハンカチ王子斎藤祐樹選手はどうしているのだろと思ったり。

 閑話休題。その1。朝のテレビ小説「あまちゃん」は、よく見る。アイドル目指すアキちゃんの成長ぶりも面白いが、元アイドル、薬師丸ひろ子と小泉今日子の絡みなんか特に面白いし、この前は「ハトヤマユキオ」の名前を突如出て、「じぇじぇじぇ」とびっくり仰天したが、実は歌手の橋幸夫だった。宮藤官九郎さんの脚本がテンポ良くて、脇役も面白いし飽きない。で、これから3・11の東日本本震災に遭遇することになるのだろうが、さてどうなるのやら。

 その2.夜、テレビで新日本プロレスの過去の試合を見る機会がある。今やまた参議院議員のセンセーに返り咲いたアントニオ猪木が、ムチャ元気な頃、ストロング小林との試合も最近見た。また往年の名スラー、ルー・テーズとカールゴッチが組んで、猪木・坂口とのタッグ戦もゴツゴツした試合だった。最近のプロレスは派手だが、殺気がないがないなあ。ぼくは力道山の時代からプロレスの味方です。
 
 明日は、わが事務所のある吉田中大路町西部と我が家のある下大路町東部の地蔵盆。
 まずは、家の前の下大路町東部の地蔵盆の準備でテント張りを手伝い、事務所から椅子を持っていく。
 それから今度は、近衛広場の横の稲田さん宅にある「野守地蔵」さんの前で、中大路西部の町内のみなさんと一緒に安寿さんに来ていただいてお参り。明日は、同時に開催されるのでどのように動くか、考えんといけないな。
 
 夜、7時前には国道367号を北上。八瀬の夏まつりに。小学校の新校舎の建設も順調に進んでいる様子。グランドには、やぐらが建てられ盆踊り。各種団体のメンバーによる焼きそばなどの模擬店。前原議員や高城左京区長らも参加。自治連の会長さんらに挨拶してノンアルコールビールで焼き鳥やフランクフルトを食して八瀬の知人らと小水力発電のことなども懇談。前原議員もこまめに地域をよくまわってるなあ。彼の原点やね。ぼくもボチボチ回って市政への要望などを聞くことにしよう、と思った。

 夜、家で焼酎飲みながら世界陸上の男子マラソン。公務員ランナー川内選手は、先頭集団から脱落。されどアフリカ勢の中で中本健太郎選手が大奮闘。5位入賞。ニューヒーロー誕生。見ごたえがありました。

●8月16日(金)

     <大文字の送り火>

 今日は大文字の送り火。今年も炎天下、午後2時に銀閣寺は八神社に集合してボーイスカウトなどボランティアのみなさんと熱中症を心配しながら喘ぎ喘ぎ登りました。
 砂防ダムのところから急坂を行くと心臓がパクパク。これはキツイ!ちょっと休んでは、ボチボチ歩いて千人塚でもまた一服。最後の150段の階段を何とか登り切っておよそ50分もかかってようやく火床に着く。
 すでに70数箇所の火床には、水や護摩木や薪束をリレー式で運ぶ作業が始まっていた。いつものように前原議員や隠塚議員や自民党の桜井議員も参加。ぼくも遅ればせながら、ボーイスカウトや東山高校生、わが吉田剣鉾保存会で剣鉾の練習をしている京都造形大学の女子学生らと一緒に列に入って作業を噴き出る汗を流して手伝う。

 例年なら作業が終了すると下山するのだが、今年はわが同級生の保存会の井上雅茂君の厚意で、午後8時に点火される送り火を見守ることにした。
 何十年ぶりかだ。午後5時前には、続々と保存会の家族が登ってこられて、蝉しぐれを聞きながら、各火床に薪と護摩木を積む作業。ポイントは枯れた松葉。
 6時頃には、雨がパラパラと降り心配したが、お湿り程度でちょっと涼しくなり、愛宕山に沈む夕日も美しい。各消防団の団員もジェットシューターを背負って結集、共産党のとがし君も来てたよ。


 日が暮れて7時半には弘法大師堂で読経があり、午後8時前には、京都タワーなど街の照明も消され、読経が終わり、ローソクから松明に灯が移されて、一斉に点火の声。
 
 真ん中の火床は、特に大きくその火の勢いは凄い!大師堂が今にも燃えんばかり。灼熱の暑さです。真夏の夜、京都の街にはフラッシュが光り、多くの市民と観光客がこの送り火に歓声をあげているのだろう。
 10分ほど暑さに耐えていると、右前方の松ヶ崎の山には「妙」「法」が、そして遥か向こうの暗闇の山裾に「舟形」、そして京都の街の向こうに「左大文字」が、そして最後に正面に「鳥居」の火が幽かに見える。
 勢いのあった目の前の火床もようやく収まり、保存会のご家族は、無病息災の祈念に燃えた薪を取り出してひと段落。

 ご精霊を送るこの行事は、40数軒の保存会のご家族、消防団、そしてボランティアの皆さんらがあってこそ続いている。ほんまにご苦労様です。大文字の送り火が終わればもうすぐ京都は秋ですな。
 帰途、某放送局のカメラクルーのライトの明かりを頼りに10時前、無事に下山。ビールが最高!これでぼくも無病息災でこの1年行けるやろ!
●8月15日(木)

 今日は終戦記念日。過去を反省して不戦を誓う日。安倍政権の右傾化を憂う。

 朝、神楽坂を上がったところにある「公安院」に。神楽坂の吉田神葬墓地には大正時代からの先代の祖先の墓があるのだが、それ以前の鈴木家の墓はもっと前の先祖の墓が朽ちかけながらある。
 30数年前に亡くなった祖母は、「お前は14代目だ」とよく言っていたが、藤原時代の墓だという説もある。ようわからんなあ。「公安院」のご住職も代替わり。いちど調べておいてもらおう。

 そして毎月15日は百万遍知恩寺での「手づくり市」。わが友人たちが初めて27年。猛暑にも関わらず大勢の人で賑わっていた。京都の新しい観光資源になったよ!手づくりの夏用のハンチング帽を購入。

 午後、トルコはイスタンブールから帰国した従兄弟の吉本一郎氏と3、4年ぶりに再会。中国は上海に長くいて、今年の春、フェイスブックでイスタンブールに居を構えたことを知り、京都市とイスタンブール市がパートナーシティの盟約を結び、門川市長が6月にイスタンブールに行くことを連絡したところ。
 その時は会えなかったが、ぜひ帰京した際、市長に会って今後の文化交流など事業を手伝いたいということで、公務多忙な中、ちょうど世界陸上のマラソンで銅メダルに輝いた福士加代子さんのスポーツ最高栄誉賞の授与式の後、市長応接室で懇談。
 イスタンブールの政治状況やオリンピック招致のことも話題になったが、日本の京都に来たいというイスタンブールの若者たちを招くことや京都の文化を発信することなど、話が盛り上がりました。
 機会があれば、「飛んでイスタンブール」に行きたいね。一週間ほど家族や友人と会いまたトルコに戻るという。お元気でね。
 
 夕方は、日が暮れてロシア料理の「キエフ」のビアガーデンにて某組合の役員と暑気払い。屋上は少し涼しい風が吹いていたが、下に降りたら猛烈な湿気。真夏日はいつまで続くことやら。

●8月14日(水)

 今日も気分は盆休み。されど事務所の資料の整理や高橋ビジュウさんに来てもらってネット環境の整備など。
 暑くて外をウロウロする気にもなれず、読書タイム。

      <田中正之著『生まれ変わる動物園 その新しい役割と楽しみ方』>

 京都市動物園の「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」がオープンしたときだったか、この4月に京都大野生動物研究センターの准教授を辞して、京都市動物園の「生き物・学び・研究センター長」に転身された田中正之さんからいただいた『生まれ変わる動物園 その新しい役割と楽しみ方』(化学同人・刊)を読む。

 田中さんは、京大霊長類研究所時代、2008年に京大と京都市が締結した「野生動物保全に関する教育及び研究の連携協定」に基づいて京都市動物園で常駐して研究されることになった。
 マンドリルとテナガザル、さらにチンパンジーにタッチモニターを導入して「お勉強」する姿が、面白おかしく書かれていて読んでいて笑う場面も。「何匹」とか「オス」「メス」と言わずに、「男性」「女性」とか「彼」とか「彼女」とか、また「何人」と言うのだね。何しろ霊長類「ヒト科」、「私たちの進化の隣人代表」というわけ。
 
 ゴリラやゾウやキリンが夜は何をしているのか、どんな寝方をするのか、バクやヤブイヌの出産、キリンの体重を図るとかゴリラが道具を使うとか、赤ちゃんゴリラ「元気」のこととか、愛情にあふれた飼育員の姿も生き生きと描かれている。
 そして、動物園には「種の保存」「教育・環境教育」「調査研究」「レクレーション」の役割があり、また京都市動物園は現在リニュアルが進行中だが、今後の方向性なども夢を語られている。

 ぼくは飼育係の友人たちもいるけれど、みなさんの今後の活躍に期待したいですね。そして動物園の飼育員を目指す若者にとどまらず、市民のみなさん必読の書ですよ。

●8月13日(火)
 
 朝10時前、空き家安全対策で相談を受けていたご近所のお宅に。昨日相談していた都市計画局の建築安全推進課の担当職員が現地を見に来てくれていた。素早い対応に感謝。
 
 10時半には議員団室に。神楽岡墓地とわが家の墓がある吉田神葬墓地を管理している大元講社の役員と司法書士さんと一緒に、今後の墓地の管理について保健福祉局の担当者と協議。
 もう4、5年ほど前からの案件で、元々は10数人の名義で共同墓地として届けが出ているのだが、宗教法人化したのでこの際、適正な管理ができるように測量調査なども進めてきた。

 昭和23年に施行された「墓地、埋葬等に関する法律」に従って各墓地は運営されているのだが、戦前は警察が許認可をしていて、それから京都府に移って、今では京都市の業務になっているという。色々と歴史はあるのですな。
 今後の宿題や問題整理も今後必要で、今しばらく時間がかかりそうだが、なにしろぼくもいつかは入る墓地だし、また大元講社の役員でもあるので、きっちりしたいと思っている。
 
 午後、気分は盆休み。家で久しぶりにゴロゴロしながら、テレビで映画三昧。
 「007 スカイフォール」や「ステルス」を見る。奇想天外な活劇などを見るのもいいよ。日曜日に見た水谷豊主演でNHKの朝ドラ「あまちゃん」の橋本愛も好演、「HOME愛しの座敷わらし」もいい映画だったな。

●8月12日(月)

     <市会改革推進委員会ー駒林良則教授の意見>

 お盆前の市会改革推進委員会。「京都市会における議員定数及び議員報酬に関する意見書」を過日提出していただいた立命館大学の駒林良則教授に委員会に来ていただいて、行政学者としての立場から、その論点について説明いただき意見交換。
 議員定数については各議会で自由に設定できるようになったことを前提に、他の政令指定都市と比較しても現在の69人は多すぎることはない。委員会数と11行政区数を加味して、仮に削減するとしても61人を下回らないことが望まれる。
 また議員報酬については、議員20人にアンケート調査をして。その公務時間を市長と比較すると議員は0.77で、一方、市長の給料月額と議員報酬を比較すると0.78で近似しており、妥当な水準であること、まとめとして、定数も報酬も、市民の理解が必要であるから、議会の活性化と一層の透明化が求められると結ばれた。

 委員会や本会議、議員会など議会での活動と議員として調査活動や地域などで市政懇談などその他の多様な活動にも理解をしていただいていて、ぼくもほぼ異論はない。ぼくはアンケート調査に回答する際、わが「ひとくち日記」を読み返して書いたが、我ながら議会活動はもちろんのこと、地域活動や市民相談などよう日々動いていると思ったのだ。
 次回の委員会では、二人の有識者からの意見を聴取して意見交換することに。午後は、議会基本条例骨子案について検討部会で論議され整理されてきた「市会の位置づけと役割」、また「議員の位置づけと役割」について文言などについて議論。条例制定に向けて一歩一歩の積み重ねです。

 散会後、議員団室で、とある保育所のことで担当者と懇談。また過日ご近所の住民から相談を受けていた倒壊のおそれのある危険な空き家対策について懇談。偶然にもこの8月末まで「京都市空き家の活用、適正管理等に関する条例(仮称)」の制定に向けて骨子案が示されて、市民意見(パブリックコメント)が募集中。
 全国の自治体でもこの間、空き家対策が取り組まれ始めたが、京都では78万戸も住宅があるが、14%の11万戸が空き家という。条例制定することによって、空き家の把握から所有者に対する指導や勧告、命令及び氏名の公表、過料の徴収そして行政代執行の対象にもしようという趣旨。個別案件については、建築安全推進課が対応しているので、担当者に見に行ってもらうように要望。早速、日程調整も。

 その後、とあるグランドの砂塵でアレルギーで困っているという市民相談を受けていたので、現地を見に行く。今年度予算で改修工事費がついているので、なんとか緩和できないか担当者と相談してみたい。またこの間体調を崩して生活困難に陥っている40年来の知り合いから相談にのったり、とかでバタバタ。

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ちょっと夏バテ気味  8月8日ー11日

2013年08月14日 | 日記
●8月11日(日)

    <墓参り>
  
 暑いね。朝9時前、我が家から徒歩3分、神楽坂を上がったところの吉田神葬墓地にカミさんと墓参りに。京都の街を見渡せるところ。祖父の時代に立てられた鈴木家の墓とそれ以前の先祖の朽ちかけている4基の墓石がある。(それ以前の墓は近くの公安院にある)。それぞれの墓を掃除してサカキを置き、線香をあげる。日和さんのお墓にも線香と煙草を供える。
 墓参りするようになったのはこの数年かな。いずれこの墓地にぼくも入ることになるのだなあ。なお、ぼくも役員をしている大元講社が管理、運営をしているのだが、色々と解決しなければならない課題もある。来週にでも保健福祉局の担当者に会って相談しよう。

     <上京総合庁舎の起工式>

 シャワーをして、さあ上京区総合庁舎の起工式に出かけようとしていたら某氏から電話。もう始まりますよ。11時からだと思い込んでいた。急いで会場のブライトンホテルに走る。市長の式辞は済んでいたが、豊田区長が経過報告をしているところ。かろうじて間に合いました。
 地元各種団体の代表者と上京区選出の府市会議員とくらし環境委員が出席。乾杯は、京都市産業技術研究所や佐々木酒造が共同研究で開発されたという麹糖化技術を用いた天然糖化飲料「白い銀名水」。もちろんノンアルコール飲料で、甘酒かヤクルトみたいな味。なにやらオモロイものでした。また会場には、福祉施設で作られたハートフル商品の販売や上京区のゆるきゃら「かみぎゅう」君もいましたよ。現在は元西陣小学校跡で仮庁舎で業務が行われているが、完成は来年の秋かな。元のところに総合庁舎ができます。
 
     <「今よりマシな日本社会をどう作れるか-経済学者の視野から」>

 午後は、ちょっと昼寝して読書の時間。経済学者の塩沢由典さんが編集グループSUREから出版した「今よりマシな日本社会をどう作れるか-経済学者の視野から」からを読む。塩沢さんは、京都ベ平連で出会った人。我が家の近くに下宿していて、反戦脱走米兵援助などで一緒だった。その後、経済学者として大阪市立大学経済学部教授などを経て現在は中央大学教授。
 作家の黒川創や中尾ハジメさんらが聞き役となってアベノミクスを種にして、経済学の諸学派の考え方、インフレのこと、景気低迷のこと、社会保障のこと、世界の経済動向、賃金問題、道州制、教育、またがれき処理、TPP、ベンチャービジネスのことなど、まさに「今よりマシな社会をどう作れるか」と経済学の素人が読んでも実にわかりやすく、現在日本社会が抱えている諸問題を解明する。
 「ひとことでいうならそれは能力の範囲で真面目に働きたいと思っている人が、まともな生涯を送れる社会を実現するような、まともな経済を目指すのか。それとも実体経済を離れてお金が動き回るような経済を目指すのか、今そのことが問わていると思われる」とあとがきに書かれている。この本をテキストにいちど勉強会が出来たらいいなあ、と思っている。
塩沢さん、ありがとうございました。
  
●8月10日(土)

 この間の猛暑で夏バテか、鬼の攪乱か、立ち上がれず。昼、そうめんを食べて、夕方まで爆睡。午後には、某労組の定期大会があったが、欠席してごめんなさいね。
 
 夕方、どうにか起き上がって、修学院近くの焼肉店で民主党2区総支部の議員会。前原総支部長を囲んで美味しい焼き肉食べてビール飲んで暑気払い。奉行は前原議員、手慣れた手つきであぶってくれました。元気出してがんばろう!ということ。前原議員は明朝のテレビ番組に出演するということで最終の新幹線で東京へ。タフですなあ。ぼくも焼き肉食べてちょっと快復しました。
 
●8月9日(金)

 今日はナガサキに原爆が投下された日。過日、議員団の視察で長崎を視察した際、平和公園に出向き平和祈念像や爆心地のレリーフをみてきたところ。あれから68年。あらためて反核・反戦を誓う日。

 そして今日は金曜日、朝9時半から近くの近衛広場での「公園体操」に久しぶりに参加。リーダーの中川さんを中心に、夏は陽射しが強いので参加者も20人ぐらい。桜の木が生い茂った陰でみなさんとともに気持ちのいい汗を流す。
 
 事務所への来客は、新たな観光ツアーを企画している友人。吉田神社とゼスト御池に出向き、その企画の説明をして場所の提供をお願いに同行する。

     <関西学生フットサルチャンピオンカップ>

 昼は、京都府立体育館での関西学生フットサルチャンピオンカップの開会式に。実行委員長の大橋昭さんとは長い付き合い。男子16チーム、女子7チームが参加。ハーフタイムショーとして産業大学の「京炎・そでふれ!咲産華」の元気な踊りや映画「おりん」にも出演したという女優の水木桜子さん。可愛かったよ!田中けんじ府会議員とぼくが来賓挨拶。同志社の卒業生として同志社チームがんばれとエールを送る。ボランティアで京都府マッサージ師会のメンバーが選手にマッサージを実施。ぼくもしてもらいラッキー。ちょっと楽になった。
 
 夕方の来客は、某保育園のこと。色々な相談を受けます。
 
      <京都の景観と屋外広告物>
 
 夜は、京都府広告美術協同組合の懇談会に。ぼくと田淵府会議員が顧問。思い起こせば、6年前か、新景観条例で屋外広告物の規制が厳しくなるというとき出会って以来、色々と議論してきた。四条や河原町通りのケバイ広告物が取り除かれて街がきれいになったと思いませんか?
 とりわけ今年度は、市内全域の屋外広告物の総点検と是正指導をするということで、多くの嘱託職員を雇用してローラー作戦を敢行中。京都のまちに似合う品格のある優良な広告物の創造が求められている。児玉理事長らと懇談。また都市計画局の担当部署のメンバーも参加していたので、散会後、居酒屋で政策実現に向けての苦労話や熱い思いを聞く。がんばってや!

●8月8日(木)

 午後議員団室に。まずは、環境政策局の担当者から空き缶持ち去り時の職員対応マニュアル作りの進行状況について懇談。過日、ちょっとした事案があり、委員会でも質疑をしたことがあるが、それから見直しが始まっている。あらためて、後日また関係者とともに懇談の場を作りと思っている。

     <高野パチンコ店出店問題の現状>

 また左京選出の有志の議員が集まって、高野のパチンコ店出店問題を巡って、都市計画局の担当者から最近の動向について懇談。中高層条例に基づいて、住民と事業者との間で「調整」がされているとのこと。今後は「調停」に持ち込まれるとの予想。
 カナート洛北東側のホテルアバンシェル(旧ホリデーイン)にパチンコ店出店計画の看板が出たのは昨年の夏。あれから1年、市会で請願の採択もして、市長にも要望書を出したりしてきたが、業者は強引に事業を進めようとしている。今やホテルは解体されて跡形もない。反対運動を進めている住民は建築確認取消を求める審査請求の準備中。
 
     <議員団会議 地震緊急通報>

 4時半頃から久しぶりの議員会。海外視察から中野、安井両議員も無事に帰京。今後の日程や市会改革推進委員会での議論の報告に参議院選挙と中京補欠選挙の感想など。いずれにせよ意気消沈。いずれ1年半先の市会議員選挙に向けて議員団として、意思統一を図らないといけないよ。

 ところで5時前か、議員団室にいるメンバーの携帯が鳴り響く。緊急地震速報や、と誰かが叫んだ。ぼくのは鳴らんようになっているのかなあ。ちょっと構えたが、揺れはこない。即、テレビで速報を見るが震源地は奈良のようだとのこと、しばらくして落ち着きを取り戻して会議は続行されたが、誤報だったという。人騒がせな音や。
 会議終了後は、ビアホールで議員団暑気払い。


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焼却灰溶融炉工事契約解除! 8月5日ー7日

2013年08月11日 | 日記
●8月7日(水)

     <電話人権相談日>

 朝、9時半荒神橋を渡って京都地方法務局に。今日は電話人権相談の担当日。人権擁護委員は、人権侵害などの相談や適切な処置を講じたり、人権啓発の普及にも努めるということで、市町村長が推薦し、議会の議決を得て、法務大臣から委嘱をされていて、責任も重い。
 昨年来、市会の会期中ではないときなど、この1年で数回、電話相談の担当を経験している。電話の前に座り各種の人権関係の書類など目を通しながら電話を待つが、午前中は一本もかかってこない。

 昼休みは、荒神口を下がったところの居酒屋「よしなが」にて定食。鯖の煮つけ定食で腹いっぱい。
 それから朝方、末松よしみつさんのフェイスブックを見ていたら、鴨沂高校の講堂で軽音楽部の「昼コン」に出演するとか、書いてあったので近くなので見に行く。引っ越し準備が進んでいるなあ。3階の講堂では女子のバンドが「夏まつり」を熱唱中。末松さんの出番を待つことができなかったが、出会えてよかった。これが鴨沂の現校舎でのラストイベントかな。ジュリーこと沢田研二もこの講堂で唄っていた。もう45、6年ほど前の話。
 
 午後も地方法務局の人権相談で電話の前で時間をうつらうつらしながら過ごすが、結局、相談電話は一本もなし。なんとなくほっとする。もし、日常生活において、これは人権問題ではないだろうかと感じたりされたらお電話ください。

     <民主党府議団 議会報告会>

 夜は、山科アスニ―での民主党京都府議団主催の第5回議会報告会。民主党府議団の市内選出の議員はもちろん、福知山、八幡、城陽、長岡京、木津、京田辺の選出議員らほとんどが出席。遠いところたいへんやね、と思いながら報告を聞く。
 府の予算・決算、6月議会で話題になった公務員給与の削減、亀岡に建設予定のサッカースタジアム、宇治茶の世界遺産登録、土砂災害対策、そして山科区の犯罪情勢と対策などについて説明があり質疑。
 二重行政と言われることもあり、また府市協調として連携を図られている課題もあるが、京都市内において京都府が権限をもっている行政分野は、警察、一級河川、高校、労働行政など少ない。
 参加者は50人ほどで、質疑で興味を引いたのは、山科でも指定箇所がある土砂災害警戒区域のことでのやり取りや山科警察署の治安状況や交通事故発生状況のことなど。ともあれ府会議員も色々と頑張ってることは確認できました。お疲れさん。

●8月6日(火)

 ヒロシマに原爆が投下されて68年。朝、テレビ中継を見ながら黙祷。当時、学徒動員で広島にいた親父は被爆している。被爆者手帳を持っている。マダラ症候群だが94歳になる今も元気。
 ぼくは被爆2世。「早死にする」と思っていたが64歳になって、頭髪は薄くなったが、お蔭さんでいまだ元気。
 
     <くらし環境委員会 焼却灰溶融炉工事 契約解除!> 

 今日は第2週の火曜日なので「くらし環境委員会」。理事者席に座っている職員は今日も暑いのに背広姿。

 まずは、先日新聞記事にもなった焼却灰溶融炉整備工事の契約解除について、溶融炉整備計画の始まりからの経過と住友重機工業との契約内容や着工以降の工事遅延の経過、そして試運転開始以後のダイオキシンの検出や耐火レンガの亀裂、ダストの不備など様々なトラブルが発生、総点検や性能評価会議なども開催されてきた。その結果、住友重工が約束していたこの8月31日までに引き渡しが不可能であることが明らかになったので、8月5日付で契約を解除した、という報告。
 
 ぼくがくらし環境委員長の時に住友重工の責任者を参考人として招致して意見聴取をしたこともあった案件。22年5月から工期遅延一日につき200万円の延滞損害金が支払われてきてすでに22億円が収入済額になっている。プラント整備工事費114億円など総事業費174億円がパア!
 「京都市に一切の負担をかけないように真摯に対処」するとした約束の履行を住友重工に強く求めることになる、という報告。要は、解体もして更地にしてもらい、支払った金額も返してもらうということだ。各委員から、色々と意見が述べられる。ぼくも埋め立て処分地の延命の必要性から建設には賛成してきた立場から経過を振り返りながら総論的な質疑をする。
 今後、天下の住友重工がどう対処するのか、同時に、東部山間埋立地の延命策をどうするのか、見守りたい。

 それからもう一つの報告案件は、まち美化職員がとあるマンションごみ集積所に電化製品や紙類などを不法投棄して、書類送検されたというアホみたいな案件。開いた口がふさがらん、とはこのことか。
 先日の委員会では、職員のわいせつ物なんとかで陳謝したとこ。またもやみなさん起立して陳謝。委員会での質疑は昼前に終了。

     <大阪へ フェスティバルホールを視察>

 午後は、委員会視察ということで、京阪電車に乗って大阪フェスティバルホールへの視察。築50年経った旧フェスティバルホールが取り壊されてこの春、新たに中之島フェスティバルタワーとして甦った。39階建、高さ200mの高層ビルには朝日新聞社やテナントが入り、8階までが2700席の座席のあるフェスティバルホールになった。

 委員一同、担当者の方に案内されてホールや舞台、楽屋などを見せてもらう。赤い絨毯の正面入り口から長いエスカレータ―で日常から非日常の芸術の世界へ誘われるという。舞台も広い!高所恐怖症の人には無理でしょうが、巣箱のようなバルコニー席では、某委員、ビビってました。さて、京都会館が再整備されるが、さてどんなホールになるのか、お楽しみに。
 視察終了後、同僚議員と別れて京橋で降りて、どて焼きと串カツで喉を潤して帰途に。
 
 夜は、八瀬に。関西広域小水力利用推進協議会の友人と、かつて八瀬にあったという発電所跡とケーブルカーの横にあったいう水路跡を見学してから、八瀬で小水力利用の実現を考えているグループのメンバーと懇談。何回か勉強会が持たれてきているようだが、地元のみなさんの協力が不可欠。ぼくが協力できることもありそうで色々とアドバイス。自転車の車輪を改良、利用して発電するものなど色々とあるようです。いちど実験できたらいいなあ、と思っている。

●8月5日(月)

      <岩倉出張所 今後のこと>

 事務所で雑務をしていると文化市民局の某課長が暑い中、自転車で来所。岩倉の出張所の今後のことで報告に。
「岩倉出張所の存続」を求める請願が採択されたのは、平成22年5月市会のこと。岩倉出張所が開設されたのは昭和53年。その後地下鉄烏丸線が国際会館駅まで延長され人口も増えたが、23年に左京区役所が松ケ崎に移転したので、請願は採択されたものの5年ほどの経過措置をもって左京区岩倉出張所の廃止が検討されてきた。
 で、今後の方向性として、右京区の嵯峨出張所の廃止とともに、岩倉出張所は、証明書発行センターとしての機能を残すとともに、地域住民が会議などで活用できるコミュニティセンター的な建物として残すし、出張所は廃止したいという報告。今後は、地元との協議が行われるだろうが、一定の合意ができるまでは、条例で廃止を拙速にすべきではないと進言しておく。委員会でも質疑をしようと思っている。
 
      <人権啓発活動に参加>

 午後4時からは人権擁護委員として北大路ビブレで啓発活動に参加予定でいたが、我が家近くは大したことはなかったが、京都駅地下街などは浸水したようだが、猛烈なゲリラ豪雨。しばし動けず。それで少し遅れたが、北大路ビブレで買い物客や通行する学生らに「世界がひとつの家族のように」と書かれたポストイットのメモカードを手渡す活動。民主党のビラと違って、みなさん、快く受け取ってもらいました。なおキャラクターマスコットの名前は「じんくん」です。偶然、通り過ぎる知人に久しぶりに会い、相談ごとも。

 それから今枝徳蔵議員の後援会主催の「徳ちゃんと乾杯」のビア・パーティに。今年は三夜連続とのこと。参加していた役所関係者らと色々と御喋り。

 それから二条城前の掘川遊歩道での京の新しい夏の風物詩「京の七夕」を見学。以前は、堀川はコンクリートの川?だったが、水辺に親しむ遊歩道ができてそれを活用した「京の七夕」は今年で4回目かな。芸術系の大学や企業の協賛を得て、多くの観光客が来るようになった。アイデアやね。LEDを利用した「天の川」は見ごたえがある。
 
 府庁前の友人の居酒屋「はなふさ」で一服して帰宅。

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「ふるさと森都市フェスティバル」 8月1日ー4日

2013年08月08日 | 日記
●8月4日(日)

    <花背で「ふるさと森都市フェスティバル」>

 朝8時半、車で一路、鞍馬から杉木立の峠道を走る。花背峠は24度。涼しい!峠には「花背峠トンネル化 早期実現」の看板。請願書の準備もされているようだが、峠以北の住民にとっては長年の悲願。別所の集落や花背山の家を過ぎて大布施から八桝の「山村都市交流の森」での「ふるさと森都市フェスティバル」の会場に着いたのは10時前。この地も左京。毎年この時期に開催されていて、ほぼ毎回参加してきた。
 自然の豊かな京都北山にある久多、広河原、花背、百井、別所の各住民自治振興会のみなさんが中心となってのイベント。まちから自家用車や京都市がチャーターした京都バスで来場する人らで開会式。門川市長は、イタリアはトリノへ関西広域連合ワールドマスターズの視察でイタリアはトリノへ行っているので塚本副市長が挨拶。正副議長や経済総務委員会、左京選出の議員に前原議員も来場。
 花背小中学校の児童・生徒による演奏などがあり、各地域の団体の特産の食べ物の店が並ぶ。鹿肉のハンバーガーは美味かった。また米粉を使ったスイーツなどの品評会。チマキなど並んだ品物を食べてお腹一杯。河原では家族連れが水遊び。北山クラフトの知人らとしばし懇談。
 それからぼくは広河原に向かい、広河原に移り住んだ元京都市学校職員労働組合の中原さん宅を訪ね、さらに左京区最北の地の喫茶店「庄兵衛」にてハニーレモンで喉を潤すのがぼくの定番コース。「庄兵衛」は開店してもう37年だとか。シニアライダーが常連客。冬は、時には1メートルの積雪があるところ。先日近くで山火事もあった。高校時代は山岳部で山を歩いた。佐々里峠を行けば美山町で芦生の原生林。
 しばしゆっくりして能見峠を山岳ドライブ。久多の集落に降りると、淡紫色の北山友禅菊が一面に咲いている。これを見るのがぼくの楽しみ。山に囲まれた久多には、真冬にスノーバスターズで来たことも何回かあるが、2メートルの積雪の時もあり、秋には猿の集団と出くわしたことも。左京は広い!
 帰途は、梅ノ木に出て安曇川を国道367号線を花折峠、途中、大原を通って帰宅。久しぶりのドライブを楽しみました。

 夜は北白川の「万朶花」にてタコ焼き屋「親指小指」(東山二条イオン横)の看板娘、ジャズシンガー中尾雅美ちゃんの「真夏の夜のBossa Nova Live」で夏の夜のひと時を過ごしました。櫻井武清さんもギター、矢野克宏さんのベースで雅美ちゃんは、ボサノバ定番の「イパネマの娘」やディズニィーのメドレーなど熱唱。ええかんじになってきたね。ご両親も応援に来てアットホームなコンサート。料理も美味しかったよ!

●8月3日(土)

     <国際会館で「こども夏まつり」アンパンマンショー!」

 昼過ぎ、宝ヶ池の国際会館イベントホールに。大木工務店主催の「こども夏まつり」に。広いイベントホールには縁日のようにわたがしやヨーヨー、スパーボールなど子供たちが喜ぶゲームコーナーや焼きそばに生ビールなど屋台が並び、黄色いTシャツを着た若いスタッフが100人ほどスタンバイ。ゆるきゃら観光アイドル「どすえちゃん」も待機して開場。

 暑い陽射しの中、次から次へと子ども連れの家族が続々と入場。神輿が場内を一周しぼくは子ども神輿の先導役。平安女学院のバールンクラブや同志社の音楽サークル「パス・ムシカ」な学生諸君も応援。江藤ゆう子さんの子どもたちと一緒につくる舞台や「かっぱ座」の着ぐるみショー。
 そしてメインは「それゆけ!アンパンマンショー」。舞台の前に500人ほどの幼児や児童が集まって、「アンパンマンショー」の舞台を見つめる。えらい人気や!
 「アンパンマン」と「バイキンマン」は知っていたが、「おくらちゃん」「クリームパンダ」「ドキンチャン」「ホラーマン」などが登場!多彩なキャラクターがあるんやな。知らなんだ。ストーリーは、最後にみんなで仲良くサツマイモを引き抜いて大団円、そのあとは握手会、長蛇の列。こどもたちは大喜び。いい夏の思い出になったことでしょう!みなさんお疲れさんでした!

●8月2日(金)

     <麻生副総理、ナチス発言に思う> 

 このところマスコミを賑わしているのは、失言癖のある麻生副総理が「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語ったこと。
 日独平和フォーラムで20年ほど前、旧東ドイツの収容所跡を訪ねたことがあるが、ユダヤ人ら多くの人々が犠牲になり、ナチスとそれに加担した当時のドイツ国民の反省が戦後の歴史の始まりだったことを彼は知っているのか。安倍政権は、憲法改正を目指しているが、まさに本音が出たとぼくは思っている。二度とナチズム、いや日本の軍国主義の台頭を許してはならないのだ。最近の日本社会の動向をぼくは憂いている1人。

 夕方、私鉄議員フォーラムの総会とビア・パーティに。参議院選挙の敗北のことにも触れられたが、市民の足を守るために公共交通としてのバスや私鉄の役割は大きい。中京の補欠選挙で敗北した古沢君が横に座ったので、30歳で選挙に初挑戦をして、3度目の正直でようやく当選できたこと、その間、中央市場で働いていたことなどウンチクを傾けて、がんばれとアドバイス。また私鉄労組の親しい役員さんらと懇談。陽が落ちてようやく涼しくなり、ビールも美味かった!夏はビアガーデンがいいなあ。

●8月1日(水)

      <焼却灰溶融炉、工事契約解除に> 

 今日から8月。京都新聞の朝刊に「京都市が工事契約解除へ。トラブル続発、伏見の焼却灰施設」との見出し。昨夜某新聞記者からも問い合わせがあったが、この焼却灰溶融炉施設は、東部山間埋め立て処分地に2005年から住友重工がプラント建設工事にかかっていたが、試運転中にダイオキシン類が検出されたり、ご難続き。2010年には、ぼくが委員長をしていたとき「くらし環境委員会」に住友重工の役員を参考人招致して意見聴取したこともあったし、現地視察したこともあった。
 先の委員会で最新の状況の報告がなされたが、トラブルが相次ぎ稼働のめどが立っていないことで、住友重工との契約を解除する方針を固めたとの記事。契約金額は114億円。
 この施設は、東部山間埋め立て地の稼働を20年程度延長するため整備されてきて、建屋は完成しているが、同社に撤去を求める方針。今年6月中旬から試運転を行ったが、溶融炉内でダストが堆積する不具合が見つかり、試運転を中断。市は原因調査と改善策を点検・評価するため、学識経験者らと「性能評価会議」を設置し、同社が示した改善策を検討してきたが、「有効性を確認できない」と判断した。8月末の期限までに引き渡せない見通しとなり、契約解除を求めることにした。この間、遅滞損害金として一日200万円が支払われてきたが、その合計約22億円がすでに市に支払われているのだ。次の委員会では詳細な報告があるだろうが、紛糾するだろうな。
 
 久しぶりに両親を訪ねて、右京区のケア付き住宅に。行きつけの医院に車で送り、主治医の先生の診察に同席。この春、おやじは転倒して頭部に傷を負い10針ほど縫う手術をしたが、見事に快復。元気なものだ。もっとも「まだら症候群」で車中には同じ会話の繰り返し。お袋は、難聴で、仲良くしているのはいいが、二人の会話は漫才みたい。大腸がん手術をしてもう4年か、貧血気味だというので今後のことを聞きに相談に行ったのだが、数値がもとに戻っていて当分は心配ないでしょうということで、一安心。
 また叔母が、大腸がん手術をしたので、見舞いにも行く。86歳になるという叔母は術後にも関わらず、思いがけず元気。口は達者で痛みもなさそう。凄い回復力と生命力。医療技術は、進んでいるのだなあ。

 その後、事務所に籠って汗を出しながら、年に一度の資料の整理などに没頭。色々と面白い資料が出てきて、時には再読しながら、捨てる作業。2、3日かかりそうや。
 
 夕方、とある知人を宇治の病院に見舞いに行くが今回も面会はできず。病状はどうなのだろうか、心配。

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夏まつりシーズン 7月26日ー31日  

2013年08月04日 | 日記
●7月31日(水)

    <危険な空き家対策は>

 午前中、近所の方から隣の家が空き家になって老朽化して、今にも倒れそうになっているとの相談ごと。お家に上がらしてもらって現状を見せてもらうが、確かに危なそう。地権者との話がどう進むのか、分からないが、わが近所にも空き家が増えてきた。

 他都市でも空き家対策の条例制定などが行われてきているが、京都市でも、平成20年住宅・土地統計調査によると空き家率が14.1%,約11万戸に達しているという。そこで「京都市空き家対策検討委員会」を立ち上げ検討もされてきて、「総合的な空き家対策の取組方針」を策定し、「京都市空き家の活用,適正管理等に関する条例(仮称)」骨子(案)も示されているので、担当者と対策を協議したいと思う。なお現在、市民意見募集中です。色々な相談ごとが次から次へとありますよ。

    <京都会館再整備、工事着工にむけての説明会> 

 夜は、京都会館再整備についての地元説明会がみやこめっせで開催されるので見に行く。ロームからの多額のネーミングライツ料が入り、会館の名前も「ロームシアター京都」と名前も決まり、保存云々の議論もあったが、解体作業は順調に終わり、埋蔵文化財の試掘もされていよいよ工事着工に向けて進むということで、今後の工事工程のことなど京都市と施行業者から説明。
 岡崎学区の諸団体の役員を中心に市民が集まり質疑。主には工事中の車両の搬入、搬出経路や下校する児童への安全対策など、柳の保存を訴える人もおられたのは印象的。紛糾することなく順調に終わったかな。平成28年1月が開館予定。オープニング事業検討委員会の座長は小澤征爾さんです。

 それから、吉田東通の夜市の実行委員会に。盆踊りも今年はやるそうで賑やかになりそう。また東山花灯路で使われている「行灯」を借りようかといこうこなどアイデアが次々に出てきて、相談役のぼくの宿題も多い。地域の活性化に大いに協力したいと思っている。


●7月30日(火)


    <山中伸弥京大教授の「京都市名誉市民表彰式」> 

 朝10時に国際会館に。全国コミュニティ・スクール研究大会。全国からの参加者で会場は満員。それに先立ち、ノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥京大教授の「京都市名誉市民表彰式」が行われる。京都市名誉市民第一号は湯川博士。山中博士が50人目。ちょうど50歳だとか。大阪に住んでいることを披露しながら、中学校、高校の頃に出会った先生との出会いや自由な発想で研究できたこと、そして若い世代に伝えたいことなどユーモアを交えながら話されました。これで京都市民の一員ですよ!

 で、コミュニティ・スクールとは、学校と地域が連携・協働しながらこどもたちの健全育成に努めるようと地域の人が学校運営協議会に参画して、地域ぐるみで教育を進めようという試み。平成14年に京都では始まり、現在197校にまで広がっている。全国では1570校とかで約5%らしい。貸切バスで来られたグループもあり各県の取り組み報告が予定されていたが、冒頭アイ・ビー・エムの相談役の人が講演したが、自慢話と概論でつまらなかったので途中退席。
 
 帰途、昨日相談を受けた上高野の宅地造成現場を見に行く。斜面地で畑があり、街の眺望が良いところだが、すでに開発許可の看板も出ていて造成が始まっている。擁壁が直ぐ横に立てられたらたまったもんじゃないな。
 
 午後は、左京ライフのリニュアルのことでコムペイジの牧野君と相談。それから「吉田東通の夜市」の開催のことで川端署と左京土木事務所の担当者らと相談に。今年で3回目ということで安全面には十分配慮して、楽しい夜市になるようにしたいね。

●7月29日(月)

    <市会改革推進委員会>   

 今日は毎月一回のペースで開催されている市会改革推進委員会。まずは議会基本条例の制定に向けての検討部会でまとめた市民説明会での市民からの意見について、今後条文化にあたって検討するものと、すでに実施されているなど検討しないものとの分類されて、提案がある。おおむね前回の委員会でも話題になっていたことでもあり、市民の意見をできるだけ条文化に活かそうという方向で合意。

     <議員定数及び議員報酬について意見書>

 次に、議員定数及び議員報酬について立命館大学の駒林良則教授から意見書が提出されたので、議論。意見書の結論めいたことを記しておくと、他の政令指定都市と比較しても現在の69人は多すぎることはない。最低必要な議員数は61人。議員の報酬については、2月と3月の議員の24時間の日々の議会活動や生活状況のアンケート調査が実施されてそのデーターをもとに市長の公務時間と比較してされた結果、妥当な水準といえる、と報告されるとともに、市民の理解が必要であるから、議会の活性化と一層の透明化が求められると結んでいる。

 現在、京都市会の議員報酬は。この間10%の減額措置を継続していて86万4千円だが、ここから所得税、住民税が約20万円控除され、議員団の運営費なども引かれて、手取りで60万円を切り、そこからさらに国民健康保険料や介護保険料を支払うことになる。我が家は住宅ローンも教育費も今では必要ないが、選挙資金も貯金しないといけなし青色吐息。なお市長のように退職金はないですよ!
 なおこの意見書作成のためにアンケート調査にわが「ひとくち日記」を読み返して、ぼくは回答を寄せたが、我ながら議会活動はもちろんのこと、地域活動や市民相談などよう日々動いていると思ったのだ。駒林教授といちど意見交換をしたいと思っている、という趣旨の発言をしておいた。
 選挙疲れもあり、この日の委員会での議論はちょっと低調だったかな。
 
 午前中に終わったので、議員団室で資料の整理など。また午後は、錦林小学校に「タコとケンタロー」の小田君と出向き、8月31日の「吉田東通の夜市」の開催について校長先生に説明に。
 

 事務所への来客は、上高野で宅地造成に関わり、住宅のすぐ横に擁壁が建設されるということで、なんとかなりませんか、という住民からの陳情。法的には違法開発ではないようだが、隣接地への配慮が全くされていないようだ。左京区選出の他の議員のところにも陳情に行っているということなので左京の議員で対策を練ることにしよう。
 
     <経糸の会 運営委員会> 

 夕方は、この6月に開催した「ヒューマンふれあいコンサート」の会計報告などの運営委員会。司会の岩崎絵美さんも可愛い御嬢さんと一緒に来られる。1400人を超える参加者があり、賛助金としてご協力いただいた広告収入も予算を超えてあり、運営的にも大成功でした。収益をいくつかの福祉施設に寄付をすることになる。ありがとうございました。なお著作権協会から予想を超える請求が来ているようだが、ちょっとその算定基準がぼくには理解できないなあ。ともあれ実行委員会を開催して、寄付の贈呈式や反省会を近日中にすることを決めた。
 
●7月28日(日)

     <朝粥の会 生ごみ処理のこと>

 朝8時過ぎ事務所に。毎月第4日曜日に開催しているわが事務所の「朝粥の会」。カミサンが頑張っていて今回で第38回。
 今朝の話題提供者は、市原在住、セブン環境の中村貴司さん.環境問題で色々と活動されていて、話も面白い。テーマは「クープ菌を用いた生ごみ処理のシステム」。このクープ菌は生ごみを水と炭酸ガスに分解するという優れもの。淡路島の玉ねぎの処理にも活用されたとか。
 今回の参加者は少なかったが、剣鉾仲間の子息、小学生4年生の児童が熱心に話を聞いているのが実に印象的でした。将来は科学博士だね!楽しみ。

      <左京区民ふれあいまつり>

 ぼくは中座して、吉田神社へ。今日は神輿や祭具の「虫干し」の日。ほぼ終わっていたが、神輿の担ぎ手である今宮会の東会長らが、京大の学生さんらと神輿担ぎの練習。

 それから岡崎の「みやこめっせ」での「左京区民ふれあいまつり」に。オープニングは「京炎そでふれチーム」のよる踊り。男女の学生が汗を流して舞台で躍動。オープニングセレモニーは実行委員長の山岡景一郎平安女学院学長と市長が挨拶。岡崎中学校のブラスバンドや大奈のコンサートが午前中にあり、ぼくは各ブースのみなさんに挨拶をして、別の会場で開催されていた「みやこめっせサマーフェスタ」にも顔を出す。各国留学生などのお国自慢の料理の出店があり、丸太列車やハンバーガーを模ったふわふわエア遊具など子供にも人気。

 関係者にと喋って、また「左京ふれあいまつり」に。第四錦林小学校の児童による「剣鉾・和太鼓」が披露されるということで吉田剣鉾保存会の一員としてお手伝い。子どもたちは日頃の練習の成果を発揮できました。それからぼくも大ファンの歌手、ヒャンハ改めKANATUちゃんの舞台をしば見る。彼女は在日三世。小さなときからの知り合い。ますます綺麗になってきたし、歌も上手くなってきたし、踊りもいいよ!がんばりや!

      <「グレイトアース京都」>

 それから市役所に。去年は開催されなかったが、真夏の京都での自転車ライダーの祭典、「アースライド」と今までは呼ばれていたが、今年から「グレイトアース京都」と名付けたイベント。全国から400人近い参加者が、嵐山や下鴨神社、岡崎公園などのステーションを回って市役所前にゴール。主宰者の坂口君は、京都精華大学のヤンチャ学生だったという。縁あって、ぼくは実行委員会の相談役。京都サイクリング協会の面々の支援があって実施できる。
 公務多忙な中、市長も激励に駆けつけてくれて感謝。熱中症にかかるライダーもいなくて、また事故もなく無事に終了。来年は、真夏は止めようね。

 閉会セレモニーまで付き合ってから、第三錦林小学校の夏まつりに自転車で行く。ぼくはママチャリライダーだよ。昨年から始まったこの第三錦林の夏まつり。浄楽学区と東山錦林学区の各種団体やおやじの会やPTAのみなさんが活躍。いった時には雨が降り出したが、なんとか止んでよかった。

 30分ほど知り合いと喋って、次は吉田剣鉾保存会の直会(なおらい)に。昨日の吉田区民ふれあいまつりでの剣鉾を披露したのと今日の子ども剣鉾の手伝いを終えて京都造形大学の女子学生も参加しての直会。缶ビールを飲みながらのお疲れさん会。次は10月13日の吉田は今宮社の神幸祭に向けてまた練習しないといけないなあ。

 またこの直会も途中退席して京阪丸太町駅のクラブメトロでの「グレートアース」のアフターパーティに。遅かったので残っているメンバーは少なかったが、ゴールドスプリント選手権とかいうそうだが、舞台の2台の自転車が置いてあり、背景には競輪場の風景が流れて、その脚力を競う大会。安田大サーカスの団長、自転車芸人安田団長や京都生まれのトライアスロンの白戸太郎君が奮闘。それにしても主宰者の坂口君の脚力はすごいな!ぼくもチャレンジしようと思ったが、酔っ払い気味だったのでやめた。やってたら救急車を呼ばないかんかったよね。朝から晩まで今日もよく我ながら動きました。ああシンド。

●7月27日(土)

     <参議院選挙 反省会?>

 選挙終わって1週間。午後1時から緊急の民主党京都府連幹事総会。
 正面には山井会長、前原、泉、福山、松井議員ら国会議員と執行部役員の府市会議員と北神候補が並び、会場には、民主党所属の府市会議員に政策委員ら50人ほどが集う。北神候補の敗北を受けて重苦しい雰囲気が会場に漂う。
 山井会長のお詫びから始まり、北神候補からは、心強い仲間に支えられてこれ以上の闘いはできなかった、と感謝の言葉と力不足で勝てなかったお詫び。元気そうな顔でほっとした。
 また中京補欠選挙に出て敗北した古沢君は、いちから出直し、これからもがんばる!と挨拶。蛮勇だったけれどようがんばった。まだまだ若い、これからだよ!
 松井孝治議員は13年間のお礼と北神さんにバトンタッチできなかった悔しさをにじませたが、大学教授の仕事も決まっていてよかったね。福山議員は、民主党本部の執行部の責任問題にも言及した議員総会での発言の意図などについて報告。前原議員もお詫びと厳しい視線の中で再生に向けてどうするのか発言。大学時代からの付き合いのある北神候補を落選させてその胸中はいかに苦しいか、とぼくは思う。

 そして参加していた各自治体議員や元議員から10数人の参加者が、それぞれの思いを発言。

 ぼくも発言する。社会党時代から政治経験30年を超える。当時は、負け戦が続き、笹野選挙で参議院京都選挙区で自共の指定席を崩し、その後、民主党京都が結成されて、以降は勝ってきた。しかし、今回の選挙は、全国の民主党はともかく、京都の民主党は前原、山井議員を先頭に、なんとしても勝つという思いで闘ってきた。この敗北は、実に厳しい結果だ。ここからどう出直すのか、再来年の統一自治体選挙に向けて、地道にがんばるしかない。現職の国会議員120人が真剣に今後のことを考えて欲しい。
 そして京都の4人の国会議員は、結束して、今後動いてほしいなど、その他苦言も交えて、きっちり総括して、どう立て直すのか、考えていきたい、と締めくくった。
 3時過ぎまで各参加者から率直な意見が出された。問題は、ここからどう出直せるのかだ!陽はまた昇ることを信じて、ネバーギブアップ!

      <吉田区民夏まつり>

 4時前には、わが母校第四錦林小学校グランドでの「吉田区民夏まつり」。ぼくが剣鉾差しとしてデビューしたのは59歳のときか、今回は選挙や出張で練習をしなかったから不安だったが、なんとか差し切れたかな。京都造形大学の女子学生も頑張り晴れ姿を披露して、第四錦林小学校の児童たちもクラブ活動で練習してきた成果を披露して保護者の皆さんから拍手喝采。会場では各種団体が焼きそばや餃子、パンやおにぎりなどの出店を出しPTAの皆さんによるゲームコーナーなど吉田の夏まつりのいつもの賑わいでした。
 高城左京区長も来てくれていていました。感謝。

      <夏まつり 3か所をハシゴ>

 剣鉾を差し終えてから各ブースのみなさん挨拶して着替えてから次の夏まつりに。大忙しだよ。まずは、この4月に小学校が統合されて児童が錦林小学校に通うことになった元新洞小学校に。新洞学区の夏まつり。前校長の松下先生や地域の役員さんらと缶ビールを飲みながら懇談。地域の結束は固そうです。

 しばし喋ってから、左京東部サマーフェスティバルに。去年は嵐の中での開催だった。今年は好天に恵まれて、舞台ではカラオケ大会。女性の自治会長さんが頑張っているよ。以前は行政の関係者が多かったが、地域に根差した夏まつりとしてええ雰囲気。焼きそばなど食べてもう満腹!地元のお寺のご住職から色々と要望をお聞きする。

 それから、錦林小学校で開催されている聖護院学区の夏まつりにも行く。消防団やまち美化事務所の職員、女性会のみなさんなど諸団体の役員さんらが大活躍。たくさんの子どもたちも大喜び。今年は、「タコとケンタロー」がタコ焼きやを出店。店主のケンタロー君、必死の形相で格闘中。常連客のみなさんがお手伝いしているのはよかった。ハープ奏者の上野円さんもい浴衣姿でお手伝い。ご苦労さん!なんやかんやで帰宅したのは午後11時前。くたびれました。明日も忙しいぞ!


●7月26日(金)

 午前中溜まった郵便物なので整理などの雑用。
 昼過ぎ、宇治の方の病院に知人の見舞いに行くが、面会できず。また夕方には、京大病院に親しい人の見舞いに。少し元気になられた様子でほっとした。選挙のときのお疲れもあったようで申し訳ない。

 午後8時前には、吉田神社の境内での剣鉾の練習に。明日の「吉田学区ふれあいまつり」に向けて1週間ほど前から集中練習が始まっていたが、選挙と出張で参加できなかった。夜空を見上げながら、汗だくになって5回ほど差す。もう足腰がパンパン。もう5年目ぐらいになる足の運びが全く上達せず。ぼくにとってはぶっつけ本番。
 京都造形大学の女子学生たちが実に元気に練習を繰り返しているのに驚きました。


 参議院選挙が終わってからの政界の動きについて。まずは、わが民主党、細野幹事長が辞任。海江田万里代表はそのまま。「万事休す」という4字熟語があるが、「万里休す」なのに、辞めませんか?また東京選挙区で公認候補を応援せずに無所属で出馬した候補を応援したと菅直人元代表の処遇を巡って右往左往しているのも滑稽だ。また一議席しかとれなかったわが古巣の社民党は、福島みずほ代表が辞任。もう消滅やな。

 ところで、京都市の2012年度の一般会計と公営企業会計の決算概況が発表された。一般会計の実質収支は、人件費の削減や市税の徴収率向上などで19億円のプラスで、3年連続で黒字となった。公営企業などを含む全22会計の連結実質収支は、地下鉄や市バスの経営改善などで、黒字が前年度の85億円から170億円程度に拡大した、と京都新聞に書かれている。9月中旬から始まる決算市会で議論されることになる。

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