元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

台風18号の被害対策に補正予算が提案  9月28日ー30日

2013年09月30日 | 日記
●9月30日(月)

   <本会議 補正予算を可決>

 9月市会定例会。10時から本会議。冒頭、過日のまちづくり委員会で採択された出町柳駅前の「河合橋の歩道の安全対策」の請願を全会派賛成して採択。24年度決算やその他の議案については委員会付託することを決めた後、市長が登壇して、「台風18号による大雨などに係る被害に伴う追加議案」として緊急的な補正予算を提案。被災者支援、被害を受けた社会福祉施設への支援、中小企業者への緊急融資、道路などの復旧、観光PRなど。融資制度の預託金として20億円、その他に21億円の大型補正。
 
 それから、先週予算委員会で質疑したグリーンニューディール基金による事業などの補正予算の審議について委員長報告が行われた。共産党の議員が、認定こども園の設置になどについて異論を唱えたが、補正予算そのものについては原案可決。焼却灰溶融炉の付帯決議は、共産党はもともと反対していたので賛成しなかったが、他の議員で多数で可決。
 その後、関西広域連合の議会議員に投票により、公明党の曽我修議員を選任。

   <台風18号被害対策の緊急補正予算を審議>

 本会議終了後、3つの分科会に分かれて、今日提案された台風18号の被害対策の補正予算について審議に入る。ぼくは第2分科会。
 環境政策局は、浸水ごみ等収集運搬処理費に1千万円、南部クリーンセンターの仮置き場におよそ500トンの浸水ゴミが置かれているが、その処理のためなどの費用。行財政局は、予算編成についてなどの質疑。
 文化市民局は、桂川の久我橋東詰と宇治川公園の泥土の撤去とグランドの整備などに1億2千万円。
 それから産業観光局は、被害を受けた中小企業者への復旧支援に預託金を20億円、また嵐山をはじめとする京都の観光PR、「元気です京都キャンペーン」に800万円。伏見の十石船運行再開、嵐山での「風響夜舟」などのイベントや東京・京都館でのPR事業に予定。
 ぼくは、緊急融資制度の対象事業者の把握や周知、また被害は、嵐山だけではなく、ぼくが見聞した銀閣寺や大原の様子を伝えて、観光社寺で被害にあった箇所や今後のテレビを活用したPRの大切さを力説。なお農林業関係への補正予算は今後の課題。

   <左京区の台風18号による被害状況>

 午後4時半からは、副議長室に左京の議員有志6人が集い、高城区長、左京土木所長らと台風18号に係る対応状況について報告を受けて意見交換。
 それによると9月15日21時51分に大雨洪水警報が発令、1号体制で職員らは待機。翌16日の未明「特別警報」が発表されて3号体制で職員らがさらに待機して対処。久多では時間雨量は46ミリだが、総雨量は383ミリに及ぶ降雨量だったという。
 鹿ケ谷では近くのノートルダム女学院に自主避難した人が25所帯57人。左京区内では、床下浸水52戸、床上浸水16戸。道路陥没や倒木、水路の溢水、土砂流出など70か所ほど。とりわけ鞍馬以北の花背峠の手前での道路陥没による大型車の通行禁止は、早急な対策がされて、この月曜日にはバスも通るようになった。唯一、広河原では一部不通のところもあるが、ほぼ復旧したようだ。
 土木事務所、左京区役所、そして各関係者のみなさん、ご苦労様でした!

●9月29日(日)

   <岩倉北と八瀬の区民運動会>

 秋の日曜日は、10月半ばまで左京区の各学区の区民運動会が開催されるので休みなし。11時前に岩倉北小学校に。体育振興会の会長は、北岡ちはる府議。コロコロとした体で来賓の接待などでウロウロ、がんばってはりました。それから八瀬に。ちょうど昼休み前で、町内対抗のリレーで盛り上がってるとこ。おいしい弁当をご馳走になりました。新築される小学校の工事順調も順調に進んでるようで、何よりです。

   <講座「ルネサンス岡崎をめざして> 

 それから、みやこめっせでの講座「ルネサンス岡崎をめざして」に。文化庁支援で、知となごみのまち京都・東山における文化遺産活用事業ということで、京都生涯教育研究所が主催。
 京都市歴史資料館館長の井上満郎氏が「よみがえる岡崎、六勝寺の賑わい・崩壊から古都再生へ」、また元武庫川女子大教授の山内潤三氏が「黒谷に眠る敦盛・直実と会津・新撰組」と題してそれぞれ講演。
 大昔、岡崎は白河と称されて、円勝寺、法勝寺、成勝寺、延勝寺、尊勝寺、最勝寺と六つのお寺があったのです。応仁の乱で焼けたらしい。動物園には、その遺物が展示されてますよ。山内潤三先生は、「平松家本平家物語」を朗読されたが、ぼくにとっては驚きでした。その後、寄田真見乃さんの尺八演奏の後、冨士谷あつ子さんが進行役となって、平安神宮の神官、細見美術館の吉川さん、動物園の秋久園長、みやこめっせの岡田氏、そして、起工式が終わったばかりのロームシアター京都(旧京都会館)の支配人にこの夏就任した蔭山陽太さんらがこれからの岡崎を熱く語る。冨士谷あつ子さんのパワーにはいつも敬服。ええ会でした。

 それからウエスティン都ホテルで開催されていた松下真蔵議員のパーティ「しんぞう名月の会」に。前原議員ら来賓の挨拶も終わった後、会場は300人ほどの参加者。岸本哲(あきら)さんが、民主党として再来年の春に府会議員選挙に立候補をするべくデビュー戦。
中野洋一議員が乾杯の音頭でした。ぼくは参加していた府市会議員を紹介する役。その後、親しい前原後援会の山科のメンバーなどに挨拶した後、退席。

    <米澤鉄志さんの「ぼくは満員電車で原爆を浴びた」の出版を祝う>

 8時前には、米澤鉄志さんの「ぼくは満員電車で原爆を浴びた」の出版を祝う会に遅れて参加。米澤さんは、ぼくが世話人となって1981年から1996年まで毎月一回続けた「核と戦争はごめんだ!市民定例デモ」を一緒に歩いたひと。9歳の時、ヒロシマで市内電車の乗っているときピカドン、原爆で被爆、地獄を体験した人。語り部として被爆を語り続けている。1950年代、若くして共産党に入党、原水爆禁止運動や立命館大学の2部学友会委員長として60年安保闘争を闘い、その後共産党を除名。時を経て、1984年の京都での「原爆の図」展で、ぼくは知り合った。立命の当時の同志、平和運動の仲間、川柳の仲間のひと、高雄病院の関係者など
多彩な人々が集い出版を祝うとともに、反原発と反核を誓う会でした。79歳かな、今後も原爆の悲惨さを訴えて続けて欲しい。

●9月28日(土)

 朝、9時過ぎ、南区のテルサでの京都水道労組、京水労の定期大会に走る。長年、委員長をしていた松田委員長が勇退して河村書記長が委員長に就任。ちょっと挨拶は慣れてないけれど、デビュー戦。執行部も若返ったかな。市民の水を守るためにがんばってや!

 来賓紹介が終わると、地元の錦林小学校の運動会に。好天に恵まれて児童が玉入れにがんばってました。ぼくの住んでいるのは、吉田下大路町。小学校区は錦林小学校なので子どもたちがお世話になった。されど、下大路町は、元学区となると吉田学区になる。ちょっとややこしいのです。
 校長先生や地元の諸団体の人に挨拶して、昼前には、京都府立体育館での関西フットサル大会に。今年で第15回大会。田中けんじ府会議員と激励の挨拶。京都産業大学のチアリーダーが躍動して大会を盛り上げてくれました。女性や児童のチームがずいぶん増えたね。実行委員長の大橋昭さんの努力でここまで盛大になってきた。ほんまにお疲れ様!

 それからわが母校の第四錦林小学校の運動会に。左京区役所跡が見事に解体されて、更地になり風景が変わった。第四錦林小学校のグランドからなんと大文字山が見える。京大の新しい大学院の建物が建てばまた見えなくなるなあ。絶好の運動会日和で5年生の騎馬戦、また6年生の組体操には感動しました。

 その跡、吉田山に。過日、京都市が管理する公園内で、とある業者が松の木を伐採するときに、それなりに配慮して作業が進められたようだが、吉田山の里山を再生する会として、われわれが植樹した桜の若木を折ってしまったのです。担当した業者に来てもらって、経過を聞き、来春一本植えてもらうことになってやれやれ。それから、参道でしばし剣鉾の集中練習に参加。バテ気味です。

 夜は、自治労京都府本部と京都交通労組の統合レセプション。
府本部の橋元委員長と京交の瀬戸委員長は、それぞれの単組の委員長になったのも同時期。体育会系で体格も同じぐらい。親しい組合役員と懇談。

 それから地元は、吉田神社参道前のチェルキオにてのサロン、チェルキオの会に遅ればせながら合流。ワインを酌み交わしながらご近所のメンバーやマスターの福井君と談笑して、近くの居酒屋チッパーで焼酎飲んだら、久しぶりに酔いが回った。


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2日にわたり議員会  9月26・27日

2013年09月29日 | 日記
●9月27日(金)

    <吉田幼稚園の運動会>

雲一つない快晴の朝!近くの吉田幼稚園の運動会に。吉田神社の境内が会場。ぼくは法人の役員をしているので、福井講社長とともに来賓で挨拶。空を見上げれば、お月さんも見えたよ。2歳児から5歳児まで200人を超える園児が入場行進。可愛いね。年長組の園児たちによる組体操はスゴイよ。砂の埃にまみれながら裸足で練習の成果を披露。拍手喝采だ。

    <議員会>

 しばし見てから市役所に。議員会はすでに始まっていたが、山本理事から他会派の動きなど随時報告があり、梨の木神社のマンション計画についての決議については、結論を先送り。自民党からは焼却灰溶融炉の付帯決議案が提出されてきたので、民主として賛成することに。文案の調整などは、第二分科会で議論になった経緯でぼくが調整役になることに。また台風18号の被害対策と復興対策について政府に出す意見書案も提出されていたので賛成することに。また議会基本条例の文言のことについて検討部会で議論されている項目などについて片桐議員から報告があり方向性を決める。

    <討論結了  補正予算を可決に>

 そして予定されていた討論結了の予算特別委員会が例によって本会議場で開催されたのは予定通りで午後2時。各会派、補正予算については、賛成。共産党は、認定こども園について、ひとこと異論の意見を述べた。
 その後、焼却灰溶融炉の減額補正についての付帯決議を調整。ぼくの提案で少しだけ修正したのを賛成多数で可決。共産党は、もともと溶融炉に反対していたので付帯決議には賛成せず。

 なお追加議案として、台風18号の被害対策と復興のための補正予算が上程された。中小企業者等への融資制度の預託金20億円を含む総額で42億円の補正予算。30日の本会議で上程され、引き続き予算特別委員会を開催し、10月2日の代表質問の後に可決されることになる。迅速な対応です!
 
 議員会散会後、みやこめっせへ。12月16日に開催することを決めた議会報告会の会場申込みに。
 それから、国際交流会館に。韓国生まれの「華真」こと李恵順さんの個展に。観音像や牡丹やざくろを描いた絵と、お友達の陶芸家の作陶された、お地蔵さんのような
仏像が展示されていた。何か安らかな気持ちになりました。夜は事務所でなんやかんやの雑務。随分涼しくなったなあ。
  
●9月26日(木)

 朝ドラ「あまちゃん」もいよいよ後3回か、小泉今日子と薬師丸ひろ子の花嫁姿は最高。

    <議員会>

 10時から議員会。理事の山本議員から今後の日程など報告。補正予算を審議した予算特別委員会での議論になったこと、問題点を各分科会の委員から報告。賛成することに決める。過日、新聞記事にもなった御所の東隣にある梨の木神社の境内に計画されているマンション建設問題で自民党から決議案が提出されたので、担当者を呼び込んで経過報告を聞く。
 それからこの間、京都バリアフリー連絡会のみなさんと相談に乗ってきた「京都市リハビリテーションセンター再編に関する請願書」の取り扱いを巡って議論。まあ色々な議論があったが、ぼくひとりで紹介議員になることを了承してもらう。
 その他、12月に開催する第6回議会報告会は、12月16日に左京区で開催すること、議員団として毎年提出している予算要望書づくりの日程、また市会改革推進委員会で議論されている様々な案件について対応の方向性をなど決める。

     <東北楽天 優勝!>

 ニュースは、東北楽天がパリーグで球団創設9年目にして初めてパリーグで優勝を決める。快挙だ!開幕以来22連勝のマー君こと田中投手が原動力だろうが、闘将星野監督の名采配もあったのだろう。巨人優勝のビールかけは見る気にもなれなかったが、見ていて気持ちよかったよ。「ビールは飲むものではなく、かけるものだ」と誰かが言っていたが、おめでとう!東北復興のシンボルだ!

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9月市会始まる  9月24・25日

2013年09月26日 | 日記
●9月25日(水)

    <補正予算を審議、どうなる焼却灰溶融炉>

 補正予算を審議する予算特別委員会が三分科会に分かれて開催。ぼくは第一分科会。
 グリーンニューディール基金による国際交流会館や市バス営業所、学校体育館などに太陽光発電や逐電池などを3年間に渡って設置する事業についてと焼却灰溶融施設関連事業で住友重工との契約を解除したことに伴う23億円を減額する予算案について各委員が質疑。

 ぼくは3年前のくらし環境委員会で委員長をしているときに住友重工の役員を委員会に参考人として呼んで意見を聴取したことを披露して、今後の住友重工とのやり取り、とりわけ無用の長物となる建物の管理や撤去、今後の交渉や訴訟になる場合の対策などを質疑する。果たして損害額はどうなるのか、また住友重工は今後どういう対応をしてくるのか、見守りたい。
 行財政局は、補正予算編成の考え方や財政調整基金のことについて委員から質問。また文化市民局は、京都労働者総合会館の耐震工事が住民からの苦情で半年遅れることになるという繰越明許費の設定。ぼくひとり手を挙げて、ぼくの学生時代、労館は高島屋裏に会ったことも言って、なんで行程が見直しになったのかと質問。夜に工事をして近所から苦情が出たという答弁。そらあかんがな!と一喝。また勤労者学園のことも触れておいた。

 産業観光局とは、各委員がコンテンツ産業推進事業や京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクトについて、雇用対策の効果も含めてそれぞれの委員が質疑。
 その事業の中で、チャップリンの『ライムライト』をモチーフに、5万回斬られた男・福本清三さんが主演するという映画「太秦ライムライト」は、寄付金の活用で制作されるらしいが、面白そうや。見に行こう!

     <左京北部山間地の道路復旧など市長に要望!>

 委員会は5時前まであったが、4時30分から左京の有志の議員6人で市長応接室に行き、台風18号による被害が大きかった広河原地域など左京区の北部山間地域で発生した護岸流出・道路陥没について早急に復旧工事を行うこと、また花背峠での土砂崩れにより、京都バスの速やかな運航の再開と復旧するまでの代替交通の確保について、左京区長と建設局部長も同席で市長に要望。
 山田防災減災担当局長は、この週末、28日29日に仮復旧工事を行いますと、言明!さすがや、これで大型車通行止めも解除になり、京都バスも通るようになる。朗報です!早い対応に地元の皆さんもハイカーも喜ばれるでしょう!感謝!
 
 台風被害から10日。復旧は各所で進んできた。この教訓を大事にして今後の防災対策に活かさないといけないと思う。
 ところで、ぼくのブログ「ひとくち日記」。この間、台風被害のことを書いているが、銀閣寺・台風と検索するとトップに来る。そして日頃は100人ぐらいの人に見てもらっているようだが、17日にはなんと500人近い人がアクセスしていてびっくり!
 これからは、復旧してもとに戻ったこと、そして秋のシーズン到来なので、多くの人に京都に来てもらうように色々と発信しないといけないね、と思う秋の夕べでした。

●9月24日(火)

     <9月市会が始まる>

 今日から9月市会定例会が開会。10時から提案説明の本会議。
 冒頭、門川市長は、台風18号に触れて、被害にあった市民への見舞いと消防団員や水防組合員の奮闘に敬意を表した後、1500戸の浸水があったこと、地下鉄が不通になったことなど被害状況の報告。
 この定例市会は、24年度の決算22件と、補正予算、「歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」など条例の制定・改正に関する54件、契約の締結・変更に関する6件、市道路線の認定・廃止に関する2件、訴えの提起・その他2件など89件。
  一般会計補正予算では、・子育て支援、高齢者福祉等の更なる充実に6億7000万円、災害から市民のいのちと暮らしを守る耐震、エネルギー対策に8億1100万円、「オール京都」体制で取り組む雇用の創出など産業振興対策に9000万円。
 そしてこの間、くらし環境委員会で質疑していた焼却灰溶融施設関連事業で住友重工との契約を解除したことに伴う23億円を減額する補正予算。

 24年度の決算については、市長2期目のスタートの年で、実施してきた事業の報告や一般会計では収支については、4億円余の単年度黒字になったこと、水道事業では、配水管の破損事故もあり、55億円の赤字、下水は、使用料収入は落ちているものの34億円の純利益。バスは、26億円の黒字。地下鉄は5千人の乗客増で現金収支は黒字になり、経営完全化に向けて順調。一般会計は、7265億円、国保会計など特別会計は6872億円、上下水、バス、地下鉄など公営企業会計は、2606億円の総額1兆6744億円、これが京都市民の暮らしを支える総額です。
 明日は、補正予算を審議する予算特別委員会が開催されるので委員長らを選任。会期は10月28日までの35日間。

     <議員研修会「文化首都・京都の発展に向けて」>

 午後からは、本会議場で議員研修会。大阪市立大学都市研究プラザ所長・創造都市研究科教授の佐々木雅幸さんが講演。テーマは、「文化首都・京都の発展に向けて」と題され、破産したデトロイトの教訓やユネスコが推進する「創造都市ネットワーク」のこと、ボローニャ、バルセロナ、ナント、サンフランシスコ、金沢などの例を挙げて、 文化首都の役割について話された。
 「文化芸術創造都市」とは、文化芸術のもつ創造性を、市民一人一人が日常生活で享受し、新たな産業の創生に活用し、世界やアジアでの文化交流のハブとなり、世界から尊敬される都市。京都市に対して「2017年東アジア文化都市事業の京都開催をめざして、文化芸術と新産業の育成を融合的に所管し、推進する担当(機構)を設置する。」「ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟を実現し、中心的役割を果たすべく、創造都市研究所を設立する」必要性を訴えれました。「寛容性のある社会・都市」というのが、キーワードです。ええ言葉ですね。
 
 その後、左京選出の有志の議員が集い、台風18号による被害が、北部の山間地では、花背峠でのバスの通行止め個所もあり、広河原などで堤防の崩壊など早急な復旧工事が必要とされるので、市長に申し入れることを確認。
 夜は、来客は保育園関係者、認定こども園の新設置のことなど意見交換。
 その後、明日の予算委員会で質疑をするべく資料を読む。

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ロームシアター京都(京都会館)起工式

2013年09月23日 | 日記
●9月23日(月)

 朝、吉田神社第二鳥居横にある祖霊社に。今日は秋分の日なので、秋の大祭。大元講社のみんなとテントを立てたり椅子を並べたりの準備。

    <ロームシアター京都 起工式>

 10時前には、京都会館に。「ロームシアター京都」という名前で再整備がされることになったので、その起工式。第一ホールのあったところは解体も終わり更地になり、二条通り側にはフェンスが張られて着工の準備が進んできた。
 京都会館が開館したのは1960年、ぼくの小学校の5年の時か、以来、色々なコンサートや芝居など鑑賞したし加藤登紀子さんのコンサートを主催したこともあり色々な思い出のある会館。
 ネーミングライツでロームから多額の寄付を受けて再整備することになった。保存をせよ、というう声もあったが、バリアフリーや音響の問題もあり、再整備は必要だとぼくは思っている。
 挨拶で設計者の香山壽夫氏は、「伝統を保存して収蔵するだけでなく、生かして育てていくことこそ、歴史都市京都の公共建築において求められているのである。この困難な問題に正面から挑む日本で最初のチャレンジになると考える」と書かれている。大いに期待したい。
 2015年の夏に竣工し17年の春にはこけら落とし。世界の小沢征爾さんがその委員長。タクトを振ってほしいですね。
 
     <祖霊社 秋の大祭> 

 午後は、祖霊社に。今年から参拝者の陽射しをよけるために簡易なテントを三張り導入。大元講社が管理している吉田神葬墓地や神楽岡墓地に祀られている先祖の霊を敬う神事。吉田神社の澤井宮司さんら祝詞をあげて、参拝者で「遠都御霊祝詞(とおつみたまのりと)」を唄い玉串奉天の儀。ぼくは大元講社の役員をしているので後片付けも手伝い。鈴鹿道治さんが代表して、吉田神道も基礎を築いた吉田兼倶生誕500年ということなど交えてええ挨拶でした。ぼくは若い時は、先祖や宗教のことを何も考えなかったが、還暦を過ぎて少しは信心深くなったのかな。

 夕方は、とある長老を見舞い、またこの10月12日に巡幸する十二提灯子ども神輿の案内を持って、各町内会長さんを回る。

 夜の来客は「笑いの内閣」の高間響君。この10月12、13、14日の三日間、「京都国際舞台芸術祭」の向こうを張って「高間響国際舞台芸術祭」なるものを企画!元オウムの上祐史浩や審査委員として元文科副大臣の鈴木寛前衆議院議員も来るという。会場は下鴨の劇研。ぼくも見に行くよ!

 暑さ寒さも彼岸まで、昼間はちょっと暑かったが、ようやく涼しくなったなあ。

<追記>9月19日から22日は、追って書き込みます。



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台風一過、議員会が連日開催  9月18日ー22日

2013年09月23日 | 日記
●9月22日(日)

   <朝粥の会「楽しきかな、わが剣鉾人生―京都の伝統文化に関わって」>

 8月は休んだが、毎月第4日曜日はわが事務所での吉田文化サロン「朝粥の会」。第39回目は「楽しきかな、わが剣鉾人生―京都の伝統文化に関わって」と題して、わが剣鉾の師匠でわが応援団の元気者で吉田剣鉾保存会会員の柿阪宜孝君が話題提供。
 吉田で剣鉾が復活したのは、平成5年、3年後の8年から彼は剣鉾を差し始めたので、17年か。今では吉田だけではなくて大豊神社や粟田神社、八大神社などにも剣鉾を差しに行き、伝統文化の担い手として大活躍。剣鉾の由来、技術的な話、また京都市内の剣鉾の風景や熊本県人吉市の「おくんち祭」の「ちりん旗」、また沖縄の旗頭フェスティバルや秋田の竿燈まつりの映像も紹介して、剣鉾の楽しさ語る。
 10月13日の吉田今宮社、14日の粟田神社の神幸祭で2日続きで剣鉾を差しますよ!ぜひ見に行ってください。で、ぼくが剣鉾を初めてもう6年かな、10月13日には吉田今宮社の神幸祭でぼくも剣鉾を差します。神輿を担ぐ議員はたくさんいるけれど、剣鉾を差す(今だ上手くならないですが)のは、唯一ぼくだけでしょう!
 
   <各学区運動会、始まる> 

 体育振興会主催の各学区の区民運動会のシーズンの開幕。左京区は27学区あり回るのもたいへんだよ。第一弾は、地元、錦林小学校のグランドで聖護院学区。久しぶりに秋晴れの暑い陽射しの中で、老若男女が障害物競争などで汗を流す。前原議員も激励に。友人らに声をかけて、一路、北に向かう。
 癒しの里、静原小学校。田畑も少し黄色に染まってきた。小さな学校だけれど、今年から近くにグランドがある両洋高校の女子硬式野球部の生徒たちがユニフォーム姿で参加。賑やかでした。
 また貴船口にある鞍馬小学校では、グランドの土も新たになって、各種団体のみなさんが玉入れのゲーム。児童も保護者も地域住民が一緒の家族的な雰囲気の運動会。しばし体育振興会役員さんらと喋って、午後1時半には鞍馬を抜けて花背に向かう。

    <花背山の家 開所20周年>

 杉木立を抜けて百井別れの先に行くと先の台風で道路が崩落しているところがあり、ブルーシートが崩落個所にかかっていて警備員が待機。バスも通行止め。ここにも台風の傷跡。
 午後2時半から京都市野外活動施設「花背山の家」の開所20周年記念式典。山はもう秋、空は澄み木々も色づき始めている。
 この花背山の家は、教育委員会が子どもたちのために野外活動や共に寝泊りすることで友情を育む施設としてオープン。阪神大震災の時は一時留学で被災した児童を受け入れている。今では長期宿泊・自然体験推進として全小学校の児童が参加している。藤田副市長が市長代理で挨拶。彼は教育委員会当時、開設前夜、式典の準備で泊まり込んだエピソードを交えて挨拶。マスコットキャラクターの名称を花背と蛙の鳴き声を掛け合わせて、「ハナコロ」と命名した生徒に感謝状贈呈や花背小中学校金管バンドによる演奏も。北部の自治会の役員さんらから、台風被害についてお話を伺う。広河原方面は川の堤防など崩落しているところも随分あるらしい。左京選出の議員としてみんなで京都バスの通行確保など早期復旧を要望しないといけないなあ。なおぼくの車がガス欠寸前だったので、所長にお願いしたところ、ガソリンスタンドが20キロ先の京北にしかないそうで、いつも余分を置いてあるということで分けてもらいました!無事に帰れました。感謝です!

 夜は、福山参議院議員が委員長の民主党京都府連の選対会議。1区から6区の幹事長が集合して、参議院選挙の惨敗を受けて、今後の地方選挙、とりわけ再来年4月の統一自治体選挙についてのどうするか、真剣な議論。重苦しい雰囲気だが、ここで踏ん張らないと!
 プロ野球も秋、巨人優勝。関西は何にも面白くない。タイガースよ、クライマックスシリーズでひと泡ふかせたれ!

●9月21日(土)

 午前中、10月12日に吉田の地元を巡幸する「十二提灯子ども神輿」の案内をもって町内会長宅を回り回覧と子どもたちのいる所帯へはビラの配布をお願いに回る。


  <市民・地域共同発電所全国フォーラム2013>
   
 昼過ぎ、伏見は龍谷大学深草キャンパスに。「市民・地域共同発電所全国フォーラム2013~市民・地域でつくるエネルギーの未来~」に参加。
 「2011年3月の福島原発事故により、原子力発電に依存しないエネルギー政策が求められています。2012年7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度も始まり、各地で市民を主体にした再生可能エネルギーの利用が進み始めています。地域の自立や経済の活性化のために、再生可能エネルギーを活かした地域・まちづくりの取組も広がっています。再生可能エネルギーの普及をさらに進め、市民や地域が望むエネルギー政策を実現していくことを目的にさまざまな視点から検討、交流を行います」という開催要項。

 和田武実行委員長が「市民・地域が担う自然エネルギー」なる基調報告。 ディスカッション1は、「脱原発、温暖化防止と自然エネルギー」で、パネリストは、浅岡美恵(気候ネットワーク)、佐々木健洋(福島県農民連)、竹村英明(エナジーグリーン)、和田武(元立命館大学、自然エネルギー市民の会)
ディスカッション2では「ひろがる市民・地域共同発電」で、パネリストは、谷畑英吾(湖南市市長)、深尾昌峰(龍谷大学)、豊岡和美(徳島再生可能エネルギー協議会)、豊田陽介(気候ネットワーク)ら。
 300人ぐらい参加者かな。全国で多様な取り組みを進めている人らが参加。隣に座ったのが、わが友人で尼崎市議の弘中信正君。この6月の選挙で3期目の当選を果たした。おめでとう!
 ぼくが報告で一番興味を持ったのは、湖南市の取り組み。湖南市地域自然エネルギー基本条例」を昨年制定、太陽光共同発電を推進。蝶ネクタイ姿の谷畑英吾市長も楽しそうな人そうやね。いちど湖南市へ視察に行ってみよう。

 夜は、市役所北側の島津製作所跡のフォーチュンガーデンで韓国料理の店「しるら(新羅)」の娘さんの結婚式。素敵な結婚式でした。おめでとう!ヨンミ!参加していた常連客と2次会。

●9月20日(金)

     <京都交通労組 定期大会>

 朝、9時過ぎ、京都交通労組の大会に。この6月には都市交が自治労と統合したので、自治労傘下での大会となった。瀬戸委員長は、委員長に就任して10年、組合員らにありがとう!と連呼?来賓の門川市長は、地下鉄の復旧に努力したこと、また臨時に市バスを走らしたことなど台風被害の対策に組合員が対処したことを評価した挨拶。そして昨年の衆議院選挙と参議院選挙でお世話になった民主党の山井、前原、福山議員はお詫びとお礼の挨拶。

 昼前、中央リハビリセンターの見直しを巡ってこの間署名を集めて請願を出そうとしているメンバーが来所。わが議員団の教育福祉委員会の中野、松下議員と懇談の場に同席。事故などで頸椎損傷などリハビリを余儀なくされた利用者のみなさんが中央リハビリセンターの在り方について切々と訴える。

     <議員会 議案の勉強会>

 昼からは、議員会。決算など議案に対する勉強会の3日目。総合企画局・環境政策局とは1時間、選挙管理委員会、監査事務局、人事委員会、会計室に対しては各30分。
 環境政策局は、焼却灰溶融炉の工事契約が解除されたので、23億円の減額!その他、国の再生可能エネルギー等導入推進基金(グリーンニューディール基金)活用事業に7億3千万の補正予算。避難所や防災拠点になる公共施設に太陽光発電や蓄電池などを導入する予算。
 その後、10月2日の代表質問で登壇する今枝、山岸、山本議員が、質問項目の要旨について報告。議論少々。まあ、それぞれ個性がありますよ!

 なお民主・都みらい議員団として、台風18号による大雨洪水被害対策に関して、生活再建に向けた最大限の支援や、道路・河川・橋梁等の復旧・今後の対策等を求めた要望を門川市長に提出。

●9月19日(木)
 
     <議員会2日目>

 10時から議員会の2日目。産業観光局・保健福祉局・文化市民局・消防局・教育委員会の順番で決算や補正予算、その他の議案について説明と質疑、また資料要求。
 各局の決算以外の議案は、産業観光局の補正予算は、国の「戦略産業雇用創造プロジェクト」に京都府と京都市が連携する「次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト」が採択されたので、コンテンツ産業や伝統産業などの活用するという補正予算。保健福祉局の補正予算は、保育所待機児童ゼロに向けた取り組みなどで、市内初になる「認定こども園」の設置は論議を呼びそう。
 文化市民局の議案は、体育館など運動施設などの供用時間の拡大や文化施設の障害者の利用を促進するために駐車場料金の減免措置など。消防局は、住宅用防災機器の設置に関わり、火災予防条例の一部改正など。台風18号の特別警報発令についてやその対処についても報告があった。教育委員会は、こどもみらい館の障害者の駐車場料金の減免や元陶化中学校跡の凌風中学校の敷地に廃棄物などが埋設されていたので掘削、搬出するために4億円余の工事契約の議案も。
 決算は決算特別委員会で、補正予算は予算特別委員会で、各議案については各常任委員会で審議することになる。

 夜、事務所には京都生涯研究所の冨士谷あつ子さんらが来所。29日に開催される「ルネッサンス岡崎」の講座のことや環境文化都市宣言案についての打ち合わせ。

 台風18号で御陵駅が浸水して不通になっていた地下鉄東西線も夜にはようやく開通したらしい。作業に当たられたみなさん、ご苦労さんでした!大津と結ぶ京阪京津線は当分の間、動かないらしい。

●9月18日(水)

   <台風一過3日目 銀閣寺前と大豊神社のこと> 

 昨日9月市会定例会が告示されたので10時から始まる議員会の前に台風一過、3日目の朝、銀閣寺門前に。作業員が精力的に土砂を取り除き綺麗になりました。観光客も戻ってきました。観光客のみなさん、お待ちしていますよ! 
 それから銀閣寺前から哲学の道を南の大豊神社に。狛犬ならぬ狛ねずみが祀られてて子年の初詣はにぎわい、春の祭事では友人らが剣鉾を奉納する大豊神社も台風で境内入り口付近が、大文字山から流れ出た水が暗渠にはいるところで、流木や土砂が暗渠をふさぎ、土砂や濁水が付近に流出している。復旧工事も進んでいたが哲学の道周辺は泥道。銀閣寺前もそうだが、山に放置された朽ちた木が原因なのかな。されど、秋の紅葉シーズン、ぜひ大豊神社にもお参りくださいね!

    <議員会 始まる 24年度決算や議案について>

 10時過ぎ市役所に。議員会では、行財政局、上下水道局、交通局、都市計画局、建設局各局を順番に呼び込んで、24年度決算や補正予算、またその他の議案について説明を受けて、質疑や資料要求。

 午後4時過ぎまで。その後、連合京都で議員フォーラムの幹事会。
総会のことや日帰りの研修会のことなど。この10月末には、連合京都の細田会長が勇退して新会長に代わるらしい。誰が新会長になるのかな?

 夜の来客は、とある住宅問題で相談ごと。

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台風一過、左京の被害状況を見て回る  9月17日

2013年09月18日 | 日記
●9月17日(火)

 台風一過、涼しくなった。テレビでは嵐山 福知山など浸水の台風被害の模様を大きく伝えている。

 午前中の来客は、京大前から吉田本町から今出川は農学部前まで間に予定されている下水道管路整備工事について下水道部の担当者。10月に行う吉田今宮社の神幸祭で神輿が巡幸すること、また2月の吉田の節分祭のときの工事の対応について協議。以前は、台風など大雨が降ると東山通、京大、吉田界隈でも以前は水がついたこともあったが、東大路に下水の幹線が通るなど下水が整備されて浸水することもない。この台風による被害もなかった。

    <左京区の台風被害を見て回る>

 その後、昨日の台風で被害を受けた個所を回ることに。昨日に続いて銀閣寺前に。八神社横の水路にはユンボが入り、流木も取り除かれて土砂も掘り出す作業も順調に言っている様子。
 錦林市営住宅には土砂が流入していたが、地元住民や作業員で撤去作業。車が来ると砂塵が舞い上がる。この砂塵対策は、他のところでも大きな課題やろと思う。
 山中越えは、ペット霊園の近くで山崩れの傷跡。道路から奥まったところだったので事なきをえたかな。
 八瀬に向かう。トンネルを抜けると友人の解体業者の倉庫の土地。山から土石流が流れてきて、国道に流れ込むのを防ぐのに必死だったとのこと。お疲れさんでした。
 それから大原に、昨日は倒木などで一時不通だったらしいが、取り除かれていた。
 バスプールから三千院に向かう土産物店などが並ぶ細い道路の入り口では、ユンボが入って崩れかけた個所を応急工事中。この箇所は、落石して怖い、ということで、地元の人からの要請で、現地を見に行ったのは5月のことだったか。土木事務所にも対処をお願いしていた箇所。住民の人の危険だという直感があったのだ!昨日崩落したと電話があって、とりあえず土木事務所には連絡をしておいたが、一夜明けて作業が始まっていた。崩落しそうな土砂を取り除いて当面シートをかけてしのぐことになるのか。観光客も行きかう中での作業でした。
 帰途、友人に会い江文峠を越えて静原、市原野、岩倉へ。2年前か、集中豪雨で浸水など被害を受けたお宅に伺い、今回の様子を聞くが今回はどうもなかったということでほっとした。
 その足で、左京土木事務所に行き、疲労困憊の気味の所長を激励して、各地元から要望を受けていた土砂の撤去のことなど要請。ほんまにご苦労です。

 
 夜は、吉田神社、祖霊社横の大元講社社務所にて、この10月12日(土)に吉田のこどもたちと一緒に十二提灯子ども神輿を巡幸するので世話人会。復活してもう20年ぐらいかな。夜店もあるし楽しいよ。賑やかに練り歩きたいね。

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台風18号、銀閣寺前で土砂被害! 9月16日

2013年09月17日 | 日記
●9月16日(月・休日)

   <台風18号 銀閣寺前に土砂被害!>

 昨夜夜半から猛烈な雨が降り出す。台風18号が接近。朝9時過ぎ、銀閣寺前の友人から電話。えらいこちゃ、直ぐに見に来て、ということで飛んでいく。
 日頃は観光客で賑わう銀閣寺門前の参道に土砂が流れ出て堆積している。銀閣寺の正面のところの道には川のように水が流れている。大文字山の登山道の入り口の水路のところに土砂と樹木が埋まり、道路上を水が流れている。
 警戒に当たっていた浄楽消防団の人に聞くと未明に土石流が一気に流れ出たらしい。駐車場は50センチのほど土砂が埋まり、車もタイヤ部分などが埋まり、周辺には土砂の山。早速、左京土木事務所に電話するがつながらず、高城左京区長に連絡。各家では、スコップで土砂を取り除く作業が始まっていた。けが人などはおられなかったのは不幸中の幸い。知り合いに声をかけたり被害状況を聴いたり、1時間ほど同級生で消防分団の井上君とウロウロ。

   <経糸の会> 

 11時過ぎには社会福祉会館で予定されていた経糸の会の集い。この6月に開催した「ヒューマンふれあいコンサート」の報告会。西宮から李広宏さんも地下鉄が不通にも関わらず駆けつけてくれる。事業報告や会計報告や監査報告などの後、収益金を宮城県の女川町の「きらら」など、京都市内や周辺の20の社会福祉法人などに寄付の贈呈式。そしてコンサート当日のビデオを見ながら食事。

   <左京区の台風被害> 

 ゆっくりみなさんと懇談したかったが、台風被害が気になって、銀閣寺前に引き返す。ちょうど前原議員も現場の状況を見に来ていて一緒に回る。水の流出はほぼ止まっていたが、道路上には、土砂を入れた砂袋や家の庭や駐車場が土砂で埋まってご近所の人が総出で土砂を撤去したり積みあげる作業中。左京区長らも現場に到着して対応策を講じる。ともかく、土砂が流出した水路の緊急な整備と土砂の撤収をお願いする。

 それから、鹿ケ谷通りを南下、第三錦林小学校前あたりは、土砂が流れ出て撤去作業が進められていたが、猛烈な砂塵が舞う。哲学の道近くのノートルダム女学院の横、霊鑑寺のある谷は、大文字山への登山道があるところだが、谷筋の道路の横が崩落。元々危険な場所で以前にも相談に乗ったことがあるが、駐車していた2台の自動車が谷に転落している。けが人はおられなかったようです。各地で被害に会われたみなさん、お見舞い申し上げます。

 なお4時からは、民主党京都府連の常任幹事会があったが、民主党としての災害対策本部を設置して、被害情報などを収集して、現地にも飛ぶことなど確認。その後、連合京都の役員らを交えた参議院選挙選対本部が開催されて、中小路幹事長から「選挙総括」が提案され、某市会議員のフェイスブックの記述について苦言もあったが、多くの意見もなく承認。選対本部もこれにて解散。敗北からどう立ち直るのか、これが大きな課題だが、果たして展望は開けるのか。

 終了後、みたび銀閣寺前に。土砂が流れ出た水路の応急対策に業者が来てくれていて、ほぼ流木などの撤去が終わり水が正常に流れていたので一安心。

 各地で大きな被害をもたらした台風18号。京都市内では嵐山周辺などでの冠水をはじめ、右京区や伏見区では避難命令も出され、床上浸水541件、床下浸水1285件の被害をもたらし、地下鉄東西線も不通だという。人的被害は自転車で転倒した女性が一人ということで不幸中の幸い。被害にあわれたみなさんにお見舞い申し上げます。






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くらし環境委員会やなんやかんや 9月10日-15日

2013年09月17日 | 日記
●9月15日(日)

 台風接近、鞍馬学区と花背峠を越えた左京の最北部、広河原で運動会に行く予定にしていたが、雨で中止。午前中はゆっくり将棋を見る。

 昼は、岡崎公園で開催中の「京都特B級グルメフェスタ」で食べようと小雨降る中、チャリンコで出かける。先週のレッドカーペットも雨。このところ日曜日は雨降りばっかりやないか。誰や雨男は。雨にもメゲズニ、お客さんもぼちぼち来られていて、稲荷ずし、富士宮とひるぜん焼きそば、から揚げ、牛肉巻おにぎりや津山ホルモンうどんなど20店舗ほどが出店。テントの中で、なんとかバーガーとひるぜん焼きそばとビールで昼飯。

 午後、小雨降る吉田山に。この3年ほど前から、「吉田山の里山を再生する会」が中心となって、桜を植樹してきたが、業者が松の伐採をした時に、一本の枝垂れ桜をどうやら切り倒したらしい。前にも同様のケースがあったが、せっかく心を込めて植樹した桜の若木が切られて腹が立つ。

 夜は、カミサンと娘とで一乗寺の焼肉屋さんで久しぶりの家族サービス。夜半、雨が激しく降り始めてきた。台風18号が接近。被害が出なければいいのだが、と思いながら就寝。

●9月14日(土)

    <吉田「高齢者ふれあい福祉大会(敬老会)」> 

 午後、わが母校の第四錦林小学校で「高齢者ふれあい福祉大会(敬老会)」の集い。山田栄一吉田学区社会福祉協議会会長の挨拶。わが吉田学区には、大正14生まれの人で88歳の米寿を迎える人が50人おられるという。会長から一人一人に「お祝いの言葉」が述べられて記念品の授与。そして左京福祉協議会のゆるきゃら「あかりちゃん」が登場してみんなで記念撮影。その後、吉田児童館学童クラブや第四錦林小学校の音楽クラブの児童の演奏や女性会の民踊などで盛り上がった。今後ともどうぞご長命であられんことを。ぼくは米寿まであと24年か。おふくろは来年が米寿です。
 
 午後3時から参議院選挙が終わってから初めての民主党2区総支部の常任幹事会。参議院選挙の結果を受けて総括をについて論議。また山科で前原後援会のメンバーとして頑張っている岸本哲さんを山科府政対策委員長として幹事に就任してもらうことになった。その後、幹事会も開催。幹事のみなさんから参議院選挙についての色々とご意見をいただく。前原総支部長からは、民主党本部の動向や今後の国会情勢、福島原発の放射能汚染水処理のことなどで論陣を張ることなど報告。

 午後7時半から川端二条の頂妙寺での前原誠司国政報告会。新洞学区の人や前原後援会のメンバーが50人ほど参加。ぼくも末席で暫し拝聴。日本の人口問題、少子高齢化が進む中での今後の課題をパワーポイントを活用して、分かりやすく講演形式での報告会。
これから左京だけではなく山科、東山の各学区で国政報告会を再開するということ。これが政治活動の原点。
 
 話が佳境に入る頃に、吉田神社の境内に走る。10月13日に行うわが地元の氏神さんの吉田今宮社の神幸祭で剣鉾を差すので練習に参加。7月末以来で、足はヨタヨタ。冷や汗も出て汗びっしょり!がんばろ!

●9月13日(金)

    <人権相談日>

 朝、荒神橋を渡って京都地方法務局に。人権擁護委員として電話相談日。高齢者・障害者の人権あんしん相談強化月間ということで大澤勇先生とコンビで担当。大澤先生は、わが地元で母校の第四錦林小学校の校長先生だった人で旧知の仲。新採の時、教員としての出発が美山町の芦生の分校から始まったことや同和教育に携わったときのことなど、色々とお話をお聞きする。相談電話は一本だけでした。なお常設の人権電話相談は、TEL0570-003-110です。通常は平日8:30~17:15です。

   <民主党京都府議会議員団主催の「事業仕分け」>

 担当の時間終えてから、ちょっと時間があったので、民主党京都府議会議員団主催の「事業仕分け」を見学に。「公共空間活用推進事業」について議論の最中。要は、河川や道路敷きの公共空間を活用して地域の住民団体やNPO団体などの連携で、助成金を出して
地域を再生しようという事業。府内のいくつかの河川での事業などが紹介されている事業シートが配布されて、構想日本のメンバーや府議が、担当者と丁々発止のやり取りを垣間見る。結果を見ることなく短時間で退出したが、結果は「要改善」だったという。11月には民主・都みらい議員団も「事業仕分け」を開催しますよ。ぜひ来てや!

    <八瀬で小水力発電を>

 それから八瀬に。小水力発電の推進を願っている八瀬グループの若い夫妻と関西小水力発電推進協議会の事務局の女史と現場を見て回る。八瀬小学校の児童たちが植えた田んぼには穂が垂れて、案山子が見守っている。秋ですよ!少年たちが灯篭を頭の上に乗せて舞う「八瀬赦免地踊り」は10月13日。「外井戸」という湧水があるところも発見。そして、自治会の会長の玉川さんと懇談。この11月ぐらいには、自転車の車輪のフレームを利用した簡易な発電機を水路に設置しようということで一歩前進。

 夕方、事務所への来客は、9月市会の議案の説明と保育所の待機児童対策のことで報告に。色々と協議。

 来週から9月市会定例会が始まるので忙しくなるなあ。


●9月12日(木)

    <グランドの砂塵対策は>

 午前中、松ヶ崎の妙法の麓にある宝ヶ池公園スポーツ広場に。この広場は、軟式野球発祥の地ということで、「夢みる季節」という記念像が立ち、オープンした当時の市長だった桝本頼兼さんの書が書かれていたのは知らなんだ!平成15年に開設され、スポーツ少年団の児童たちが軟式野球やサッカーをしているのだが、この秋にグランドの土の改修がされることになっている。
 過日、以前からこのグランドの砂埃で喘息のアレルギー症状が発生して洗濯物を干すのも困り、家の中にも砂塵が飛ぶという問題があり、改修を契機に芝生グランドにできないか、という友人から相談を受けていた。教育委員会の担当者に現地に来てもらって対策を協議。芝生化すると野球ができないことや予算面もある。色々と担当者も知恵を絞ってくれていて、砂塵を押さえる砂や砂塵を防御する網状のフェンス?の設置やまた樹木を植える対策など協議。
 それから、深泥が池近くの山間部にあるお家に行き、今度はナラ枯れ対策の相談もついでに受ける。まあ色々な課題に出くわすよ。なお中国から飛来するPM2.5(微小粒子状物質)の速報を常時気にしながら、街に出るというアレルギーの人の話は深刻だ。

 午後は、資料読みなど。
 夕方は、わが事務所でこの11月に開催される「ユイハート福祉まつり」の実行委員会。京彩都の石井岩吉さんが中心となって、昨年秋と今年の4月に京都国際交流会館の前庭で過去2回開催された。趣旨は、福祉施設で作られた授産製品の販売と地域福祉の向上を目指すこと。お茶席やピアノなどの演奏なども計画。左京や東山の福祉施設の代表者が10人ほど集まり打ち合わせ。みなさんぜひ協力してね!

●9月11日(水)

 午前中、水道局の担当者が来所。吉田神社鳥居前から京大正門付近で始まった水道管の敷設替え工事について説明に来てもらう。10月に執り行う吉田今宮社のおまつりで神輿の巡幸に差支えがないように配慮してもらうことを要望。

 午後は、民主党京都府連で自治体議員ネットワーク幹事会。この11月に開催する近畿ブロック自治体議員研修会の開催について協議。山本正宇治市長には、市長になって1年近く宇治市の取り組みと、経済学者の塩沢由典中央大学教授には「今よりマシな日本社会をづう作れるか」と題して講演をしてもらう。翌日は、宇治市やジョブパークなどの視察することに決定。

 議員団室への来客は、中央リハビリセンターの今後の在り方のことで、請願の提出を予定している車イスで来られたメンバーと懇談。他会派の議員にも説明に行くことや請願の項目などについても検討。

 夕方は、前原事務所の齊藤所長が来所。参議院選挙についての2区総支部としての総括をするべく、4月以降の活動メモや総括文をどうするか打ち合わせ。

 そして夜は、久しぶりに街にでる。吉田東通の夜市の実行委員会の打ち上げ。三条木屋町は以前、学生時代に行った記憶がある「立体ギャラリー射手(いて)座」があったところ。 「AURA」というカフェバー?吉田東通りの夜市で写真を撮影していた吉崎孝介さんがスタッフ。彼の撮影した写真を見ながら実行委員一同ワイワイと打ち上げ。若いメンバーと飲むのは楽しいね。

●9月10日(火)

 中川六平君とのお別れで、東京から帰った翌朝、百万遍の交差点で、前原議員が朝の街頭演説をするというので、左京の民主党の議員、隠塚市議、島内府議も一緒に街頭行動。体も精神的にもバテバテだけれど、気力を振り絞って付き合う。9月になったとはいえ陽射しが眩しく暑いなあ。
 市会改革のことなど少し喋って、事務所の戻って「くらし環境委員会」の質問に向けてのメモづくり。通勤のバスの中から街頭演説を見てましたよ、とメールが届いていた。ありがとう!

    <くらし環境委員会>

 今日は第2週の火曜日なので10時から「くらし環境委員会」

 文化市民局からは、理事者報告が、「京都市キャンパス文化パートナーズ制度の見直し」と「“京都をつなぐ無形文化遺産”「京の食文化―大切にしたい心,受け継ぎたい知恵と味」(案)」「祇園祭後祭巡行の復興について」の3件。

 「京都市キャンパス文化パートナーズ制度」とは、京都の大学生が、文化芸術に親しみやすい環境を提供するため、平成22年度から動物園や美術館等の文化芸術施設への優待を進めてきたが、9大学のみの学生が対象であったので、それを50大学に拡大しようという見直し。スマホ・携帯で簡単に登録できるようになり、優待施設も多く増えたよ!学生諸君、大いに活用してや。委員からは、他局との連携、学生への周知、費用負担、優待施設及び優待内容、学生の自主的な参加についてなどの質疑があった。

 「“京都をつなぐ無形文化遺産”「京の食文化―大切にしたい心,受け継ぎたい知恵と味」(案)」とは、「京の食文化が育まれた背景」「京の食文化が持つ特質」「暮らしが育む食文化」「暮らしを支える食文化」「暮らしを彩る食文化」「もてなしの食文化」など論点整理をして、京の食文化を守り普及しようというもの。白味噌の雑煮から始まる行事の食べ物に、おばんざいと呼ばれる季節のおかず。漬物や和菓子や豆腐に清酒、ほんまに京都の食文化は多彩ですよね。お宅の自慢は何ですか?お聞かせください。ぼくもこの取り組みの趣旨について簡単に質疑。

 「祇園祭後祭巡行の復興について」は、来年の祇園祭から、7月17日の祇園祭の山鉾巡幸とともにとともに、7月24日に150年ぶりに巡行をする「大船鉾」を含む10基の山鉾が、当面は、「御池通~河原町通~四条通」を巡幸する計画。花傘巡行も同じ日にされる予定。
 各委員から、この時期に決めた理由、祭の形態、市の観光への影響、露天商の安全対策、必要な予算措置について、巡行路について、後祭の宵山について、花笠巡行についてなどの質疑があった。

 続いて一般質問では、再生エネルギー、考古資料館、ミュージアムショップ、路上喫煙禁止条例と喫煙場所の確保、京都市美術館の将来構想、自転車安全利用講習会について質問があった。

    <犯罪被害者支援と人権擁護委員の役割>

 ぼくは、先の質問者のやり取りを聞いて、喫煙場所の設置と京都市美術館の将来構想の経過について簡単に質疑した後、予定していた犯罪被害者支援と人権擁護委員と京都市の関係について質疑。
 京都では、大谷實先生の尽力で民間による犯罪被害者支援センターが設置されて15年。わがカミさんもボランティアで電話相談に行っているが、条例化もされて、京都府警などのとの連携も進み、京都市では相談窓口など業務など委託をして運営されている。格段の前進。この間の経過と現状について質疑。
 また昨年来、議会選出として法務省から委嘱を受けた人権擁護委員として、過日の研修会で出た話題などを紹介して、京都市としての人権啓発の取り組みや京都法務局や人権擁護委員との連携や懇談の場の設定を提案。

     <多難な環境政策局>

休憩の後、環境政策局との質疑。暑いのにネクタイ・背広姿。
不祥事を起こすアホな職員のために、これで3回連続!陳謝が続く。

 理事者報告は、3件。
 ひとつは、不祥事問題で、「職員の分限処分等,監察体制の強化及び市民の信頼回復に向けた取組について」と外郭団体に採用されたアルバイト職員が採用前の詐欺罪で逮捕されたこととゴミを不法投棄した職員を分限処分したこと、委員からはこれらについて、不祥事の抑止と管理監督責任について質疑。

 また石油類やスプレー缶や乾電池など、「有害・危険ごみ等の移動式拠点回収事業」の実施についての報告。市内各所で、日にちを決めて回収をするという計画。今年度実地予定箇所や危険物取扱いの有資格者について質疑あった。
 そして、この間、大きな話題になっている「焼却灰溶融施設整備工事の契約解除通知後の状況について」
とりわけ、契約解除後の住友重工の主張について報告があり、損害額や訴訟になる可能性などについて質疑があった。なお北区での公衆トイレの設置の請願は留保。

 その後、一般質問では、再生エネルギー政策、南部クリーンセンター第二工場の建替え、カラスネット、レアメタルの回収、そして住民監査請求がされたペットボトル回収につい質疑があった。
ぼくは、ごみ収集業務在り方検討委員会の議論についての委員会への報告を要望した。
夕方6時までかかりました。ちょっと精神的にも肉体的にもほんまにバテ気味。

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さらば友よ!中川六平、ありがとう! 9月8日9日

2013年09月09日 | 日記

 さらばわが友、中川六平、心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りします。

●9月9日(月)
 
    <中川六平君を送る>

 朝、目覚めてシャワーしてビジネスホテルの前の喫茶店で、弔辞をどういうか。考えながらワシノ、カヤシタ、黒田氏らとモーニング。
 そして東小金井に戻り10時過ぎに告別式会場に。わがカミさんも今朝の新幹線で無事に到着。ぼくとカミさんが出会ったのは「ほびっと」だったのだ!
 祭壇の前列に座り、井上迅さんの読経が終わり、祭壇の前に立つ。
 弔辞を述べる。2週間前に見舞ったこと、多くの友人が集まって送っていること、ぼくとの出会いのこと、「ほびっと」のこと、奥さんと六平が戸隠で出会ったこと、「どうも、どうも」というの口癖だったこと、元気になったら鶴見俊輔先生の本を出版する予定だったことなど、途中、ちょっと号泣しかかってマイッタが、なんとか弔辞を述べることができたかな。辛いね。もう二度と友を送る言葉を述べたくないな。
 それからご家族、御親戚からのご焼香。参列者の焼香が始まる。岩国で当時牧師をされていた岩井健作さん、東京のベ平連の吉川勇一さん、小中陽太郎さん、山口文憲、掛川恭子さんらも六平君を見送りに。そして、「アサヒグラフ」の記者だった長沼岩根さんとは30年ぶりか。「地方政治家」という連載が当時されていて、落選したがぼくの2回目の選挙を取材していただいた。お元気でよかった!
 最後に、子息の文如君が父を想うスピーチ。涙が出そうになった。
 
 出棺後、マイクロバスに乗って斎場に。武蔵野の面影のある公園を過ぎて、多摩霊園のよこにある日華斎場へ。驚いたことには、株式会社が運営しているのだ。係りの人に聞くと東京都ではほとんどが民間による斎場の運営だという。だからか、次々にご遺体が来て、実に機械的に炉に送る感じ。ともあれ、涙をこらえて、「さいなら、またな!」と声をかけて最後の別れ。

 別室で缶ビールを飲みながら待つこと1時間ほど。骨になって六平君は出てきました。あの世に旅立ってしまったんやな。
 骨壺に入った六平君と一緒に太陽寺斎場に戻って、初七日。井上迅さんが読経しての法要。迅さんは、読経の中に胸が詰まり泣きそうになったと、最後にご挨拶。
 彼の追悼集をみんなで出しませんかと、挨拶させてもらって、ぼくが献杯の役。みんなで、暫し六平君を偲びながら会食。
 そして関谷夫妻、カヤシタ、ぼくとカミサンの4人で。5時の新幹線は「ひかり」で、六平の思い出をしながら帰京。
 がっくり、喪失感かな。

●9月8日(日)

 雨で吉田自主防災会主催の防災訓練は中止の電話。準備されたみなさん、ご苦労さま。

 昼前、新洞学区の知的障害者支援施設「テンダーハウス」での「ベル・フェスタ」に。バザーや利用者が作る陶器や鈴華織の販売やバザー、喫茶コーナーに模擬店など4階の建物を使っての盛大なイベント。顧問の高崎さんの案内で会場を回らしてもらう。野村理事長やスタッフのみなさんにご挨拶。
 
 午後2時前、吉田下阿達町の和田鉄治さんの告別式に。長男の英男君とは第四錦林小学校の山内光男先生のクラスメート。近衛中、鴨沂高校も同じ。市職員だった弟の隆夫君とも親しい。享年96歳。心よりご冥福をお祈りいたします。
ご焼香して京都駅へ。

      <中川六平君の告別式、通夜の夜>

 3時の新幹線で東京へ。
 車中、わが友、中川六平君の遺作「ほびっと 戦争を止めた喫茶店」(講談社刊)を再読。「マサホさん」という実名のぼくとの出会いから始まって、ベ平連運動に関わり、岩国での反戦喫茶「ほびっと」建設に向けての準備のこと、そして初代マスターとして1年余、「ほびっと」での反戦米兵とのやり取りや、常連客のことなど、当時の日記を引用しながら、青春時代の日々を綴ったドキュメント。
 まさにわが青春!その時々のことや六平を思い出しながら読む。「あとがき」に、岩国を再訪したときに、「ほびっと」があった場所を訪れたときの文章を読んでいるとき、人目をはばかることなく、ふいに涙がでた。
 
 東京駅から中央線に乗って東小金井駅下車。ちょうど2週間前、武蔵境の赤十字病院を見舞ったのが、今生の別れになった。

 駅近くの太陽寺斎場というところが告別式の会場。小雨が降りテントの中でしばし待つ。
 久しぶりに会う吉岡忍や室謙二さんら東京のベ平連のメンバーらと顔を合わす。受付は、彼の友人の編集者や出版社関係者が手伝いをされていた。出版のお祝いの会をしたときお世話になった京都は四条の徳正寺の若き住職井上迅さんの読経が流れる中、焼香。200人ほどの参列者。
 とある部屋には、ニコニコと笑う元気な頃の遺影とともに彼が書いた本、「ほびっと」はもちろん「歩く学問の達人」や晶文社から出版された鶴見俊輔先生の何冊かの本は彼が編集者だったし、また「マージナル」という雑誌の編集にも関わっていたので本が展示してあった。編集者としてもええ仕事をしてきてたたんだね。

 弟のカッペイ君こと基君をはじめ子息の文如君(朝日新聞のスポーツ記者)と娘さん、そして愛妻の文子さんら家族と御親戚、そして受付を手伝っていた出版関係の彼の友人、そして岩国からきた「ほびっと」二代目マスターのトミさん、児童文学作家の岩瀬成子さん、京都からは関谷夫妻、カヤシタ。福岡からは「ほびっと」のメンバーだったワシノ君、松山からは、彼の同志社時代の友人、武井さんもお悔やみに駆けつけ、そして東京のベ平連のメンバーだった吉岡忍や名古屋から来た黒田光太郎、鎌倉から作家の黒川創、そして遅れて「ほんやら洞」の甲斐さんが京都からやってきた。
 その後、近くの居酒屋で思い出話。高橋タケトモさんとも久しぶりに会った。すっかり痩せてはりました。
 
 しばし飲んで、中央線に乗って二駅、国分寺のビジネスホテルにて4人が宿泊。明日は、六平君と最後のお別れの日。友人を代表してぼくが弔辞を述べることになっているので、何をいうか考えるが、原稿なしでやろうと思う。

 テレビでは、東京が2020年のオリンピックの開催地決定のニュース。安倍さん、また有頂天やな。


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中川六平、死去の知らせ  9月1日ー7日 

2013年09月07日 | 日記
●9月7日(土)

 <京都国際マンガ・アニメフェア2013>

 9時過ぎに「みやこめっせ」での「京都国際マンガ・アニメフェア2013」のオープニングセレモニーに。今年で2回目、朝5時からファンが長蛇の列だったらしい。すごい人出。びっくりや!式典では魔法少女なんとかの声優に囲まれて市長は鏡開きでご満悦。ぼくは小学校の時「鉄腕アトム」「赤胴鈴之助」からマンガを読んでるが、ビッグコミックも今でも読むが、最近のマンガやアニメは正直わからん!色々なキャラクターのところにも人が並び、販売コーナーも大賑わい。地元の聖護院八つ橋と大安の漬物もアニメの包装で売ってました。

 11時過ぎには、事務所に戻る。高野パチンコ店の出店問題で、友人の紹介で保育園の関係者が来所。昨年来の請願の採択や市会の動き、また中高層条例にもとづく「調整」の経過や住民運動と市会議員の関わり、また今後の見通しなどについて意見交換。計画が発表されてほぼ1年。これからが正念場。

     <夜回り先生、水谷修先生の講演>

 昼過ぎには、児童文学公開研究会の講演会に。「永遠に捨てない服が着たい―太陽の写真家と子どもたちのエコ革命」の著者、今関信子さんから案内をいただいた。教育評論家の水谷修氏が「明日、笑顔になあれー夜回り先生、いのちの授業」と題して講演。
 東海林太郎のように直立不動の姿勢で、やんちゃな高校生との葛藤や命を救う話をされた。児童文学者が昼の世界だとすれば、夜の世界の怖さ、薬物依存やリストカットする少女のこと、東日本大震災の時のこと、またいじめの対象となる子どもたちの両親のこと、闘病生活をしている時の棺桶の話など、迫力ある講演。世の中には、スゴイ人がいるなあ。会場には、岡部達平君も来ていて久しぶりに会う。今関信子さん、ありがとうございました。

 午後3時には、岡崎公園にまた戻り、平安神宮の前でレッドカーペットとグルメフェア。この「レッドカーペット」は平安神宮の前の神宮道にまさに赤いカーペットを敷いて、賑わいを作ろうという試み。今年で第2回目。市内の「ゆるきゃら」が揃う。塔南高校のブラスバンドの演奏でオープニング。門川市長の挨拶が終わったとたんに雨が降り出しました。誰や、雨男は!

     <杉山廣行さんを偲ぶ会>

 4時前、この6月に63歳で急逝した杉山廣行さんを偲ぶ会に。ぼくが議員になる前、京都北山に残土を埋め立てるという「大見総合公園計画」に反対して一緒に活動した仲間。大文字山のゴルフ場計画や鴨川ダム計画などに反対して当時「京都・水と緑を守る会」が結成された。その中心人物の1人。ヒュームテックという会社を経営しながら、その後も京都の環境問題や「緑の党」の運動に関わってきた。ぼくと同時代を生きてきた1人。
 岩倉のまつたけ十字軍でも頑張っていた。この夏の参議院選挙に向けて緑の党の立ち上げにも頑張ってきたと聞く。緑の党の参議院候補だった長谷川ういこさんら選挙に関わったメンバーらが追悼。共産党系の活動家や社民党、新社会党、またかつての新左翼の党派のオールド活動家、そして「まつたけ十字軍」のメンバーら、久しぶりに出会う人もいた。「緑」と「赤」の連携を彼は目指していたのだな。かつてはよく議論した仲だ。
 ぼくも思い出話をした。同世代が逝くのは辛い。また議論したかったなあ。心よりご冥福をお祈りいたします。

 帰途、岡崎に戻り、レッドカーペットを垣間見て、公園内でグルメフェアに。アジアなどの屋台も出ていたが、地元岡崎自治連のみなさんががんばって「岡崎うまいもんや」で蕎麦と稲荷ずしを食しながら会長さんらと懇談。消防分団のみなさんらもご苦労さんです。
 夜は、吉田神社参集殿で吉田氏子講社の理事会。神事世話人会や常任理事会で議論されてきた結果を受けて、各町内の理事さんたちに10月13日に執り行う神幸祭の巡幸などについて説明。いよいよ秋の吉田の祭りに向けて動き出すことになるなあ。


●9月6日(金)

 京都新聞の朝刊に中川六平さんの訃報の記事。またネットでも「おくやみ」欄に彼の訃報が流れている「編集者・ライターの中川六平さん死去 中川六平さん(なかがわ・ろっぺい=編集者・ライター、本名中川文男〈なかがわ・ふみお〉)が5日、食道がんで死去、63歳。通夜は8日午後6時、葬儀は9日午前11時から東京都小金井市東町3の18の6の太陽寺で。著書に「ほびっと 戦争をとめた喫茶店」など。「アエラ」の「現代の肖像」なども執筆した」と朝日デジタルニュース。あらためて彼の死が現実であることを思う。
 
 午後、昨日の氏子講社の会議を受けて、吉田で下水工事を施工している会社の事務所に行き、祭り当日、近衛通の一方通行になっている箇所の拡幅をお願いする。
 
 また、熊野神社近くの京都財務事務所に立ち寄り、市民相談を受けていた聖護院のとある路地、細街路の土地の所有と道路管理のことで相談に。さて、京都市の担当者とも相談をしてみよう。
 
 それから情報労連NTT労働組合京都総支部第12回(解散)大会に。かつては全電通として社会党系労組として大きな組織を誇っていたが、NTTの分割以降、組合運動も随分変わってきた。この10年程は滋賀、奈良、京都が京都総支部として活動してきたと思うが、今後は。関西支部ということになると聞く。山井議員らが来賓挨拶。府市会議員が紹介してもらう。小林正委員長、ご苦労さんでした。
 
    <民主都みらい議員団 議会報告会>

 夕方、伏見区は丹波橋の呉竹文化センターに。わが議員団の第5回「議会報告会」。伏見の3人の議員の支持者を主に60人ぐらいの参加者。6月臨時市会の報告を松下議員が、この間、話題になっている敬老乗車証の見直し、また空き家対策のことを青木議員が、ぼくは市会改革のことで、議会基本条例と議員報酬、定数問題などについて簡単に報告。伏見の3人の議員は3人三様、山岸議員は、桃山城のこと、山本議員は産業廃棄物の岡田山のこと、安井団長は団長あいさつとともに地域のことなど報告。
 会場からは、トイレの設置、竹田駅の自転車駐輪場、観光振興、ゴミの減量、敬老乗車証、こども虐待、そして民主党議員への激が飛ばされました。次回は、12月にわが左京区でやる予定!来てや!

●9月5日(木)

    <わが友 中川六平 逝去>

 朝、9時前、携帯の留守電メッセージを聞いたら、わが友、中川六平が今朝7時に亡くなったとのメッセージ。その覚悟もしていたが、足が震えた。8月24日に東京は武蔵境の日赤に見舞いに行って会ったのが、今生の別れになった。無念だ。涙をこらえながら、また落ち込みながら、岩国の反戦喫茶「ほびっと」やベ平連時代の友人らに逝去の報告を電話やメールで知らせる。
 久しぶりに声を聴く人もいて、彼の死を知らせるのは辛い。享年63歳。心より哀悼の意を表し、冥福を祈りたい。
 
 来客は、教育委員会のメンバー。松ヶ崎のこどもたちが野球などで使っているグランドの整備について、ご近所の人から砂塵が舞い体調を崩しているので、なんとかして欲しいという要望を受けていたので、その対策について説明を受ける。
 最近では、水ハケが良くて砂塵が舞わないように改良された土(砂?)があるそうだ。芝生にするのはちょっと予算が大変みたいだね。
 
 夜は、吉田神社で氏子講社の役員会。先日の世話人会を受けて、講社長と澤井宮司さんも参加のもと、巡幸のこと、コースのことなど決めて行く。問題は、神輿を担ぐ100人ほどのメンバーが食事をするところ、また下水工事が行われていて、片側通行になっているところもあり、当日の神輿が通れる幅員の確保など。以前から施工業者には伝えているので、ぼくが再確認する役に。
 
 夜、六平君との記憶が走馬灯のように思い出し寝付かれず。

●9月4日(水)

 11時頃、議員団室に。とある団体の後援名義申請や市長表敬訪問の日程など打ち合わせで庁内をウロウロ。

      <市会改革推進委員会 意見聴取>

 午後1時からは、市会改革推進委員会。議員定数と報酬について意見書をいただいた8月の駒林立命館大教授に続いて、京都府立大学の窪田好男准教授と龍谷大学政策学部の土山希美枝准教授、お二人から意見を聴取して意見交換。
 
 窪田氏は、公共政策学の視点から、法律の規定、財政状況、人材の確保、他都市の議会の動向、人口と面積、民意、執行部役員の給与など考察しながら、「議員定数は現状維持、報酬は執行部職員の減額に平仄を合わせる」と結論づけられた。「削減を前提にするのではなく、市会の存在感を高め市民理解を深めることを優先するべき」とも言われている、肝に銘じたい。「一票の格差是正」についても、行政区を幾つかのブロックに統合して選挙区を再編するという考えも披露された。

 龍谷大学政策学部の土山希美枝准教授とは7年ほど前に京都で自治体学会が開催された時、一度会っているので、委員会室に入られる前にご挨拶。覚えてもらってました。
 彼女は、議員の実態をよく御存じで、議員定数・報酬については「正答はない」、また、「財政難を理由にした定数・報酬削減という立場にはない」とした上で、削減論ではなく、市民に資する価値を発揮するためのあり方を志向するべきで、常任委員会等での合意形成をするにあたり議論する人数などを考察して、定数を論じられた。また生活給としての議員報酬も直視してもらっていることはうれしいね。もっとも「議員活動の可視化」も大切であるとも指摘されている。この委員会には、直接傍聴できるので議員インターンの学生さんが傍聴に来てました。感想はいかがかな?

 ちょっと休憩して、条例案について検討部会で議論されてきた市会の位置づけと役割について各会派の意見調整。押したり引いたりのやりとり。ぼくも意見を述べる。民主主義は、時間がかかるのです。
 終わったのは6時を過ぎていた。夕焼けが久しぶりに綺麗。

●9月3日(火)

 9月になって最初の民主・都みらい議員団の議員会。
 伏見で6日に開催する議会報告会や11月に実施する事業仕分の日程や役割分担、また諸々の日程などの報告。また市会改革推進委員会での課題について議論も。
 そして、この間、くらし環境委員会でも報告、審議されてきた焼却灰溶融炉の工事契約解除のことで、担当部長から、解除に至るまでの経過報告と今後の見通しについて説明があり質疑。要は、住友重工が技術の未熟さゆえ、試運転中にも色々な問題が起こり、また約束期限までに竣工できなかったので解除されたのだが、今後は訴訟も含めて長期化しそう。委員会でぼくは質疑したい。

 午後は、民主党府連で京都自治体議員ネットワークの幹事会。この11月に予定している総会と近畿ブロック自治体議員フォーラム研修会の開催について、予算や日程、講師、視察先のことなど協議。元大阪市大、現中央大学教授の塩沢由典さんと山本正宇治市長に講演をお願いすることに決定した。
 
 夕方、事務所への来客は「みやこめっせ」の某氏ら。ちょっとした相談ごと。
 また、民主党2区総支部幹事長として、とある人と面談。またその時が来たら、書きましょう。
 
 夜は、吉田神社参集殿でこの10月13日に行われる神幸祭のことで世話人会。剣鉾や神輿の巡幸について打ち合わせ。いよいよ秋のお祭りに向けて準備が始まる。去年は、ぼくは、宝剣を持つという栄誉を仰せつかって行列を歩いたが、今年は剣鉾を差すで!神輿巡幸については、昨年までは元左京区役所跡と消防分団器具庫横で昼食タイムだったが、京大の大学院の建設が進み、いつものところが使えないのでどうするか、思案のしどころ。

●9月2日(月)
 
 今日は、盛況に終わった「吉田東通の夜市」の後片付け。まず、東山花灯路で使われている行灯を借りていたので、中央市場近くの倉庫に返しに行く。倉庫の中には、「京の七夕」にも使われた行灯などが整然と倉庫に収まっていた。一基200円で貸出をしています。地域振興などで活用されたらいいですよ!その後、断続的に降る雨の合間に、錦林小学校や吉田神社の倉庫に机の返還。また松井酒造さんにも酒樽を返しに行き、出町柳駅近くの自転車屋?ナミイタレイにも立ち寄る。おもろい場所や。また行こう!
 それから川端署にもお礼かたがた報告に。交通問題など色々と課題や反省点があるので、問題解決を図り、来年につなげたいと思っている。
 
 夜は、自治労教育支部のビア・パーティ。いつもながら、今年採用になった組合員の初々しい司会でスタート。末永支部長、住田書記長は、ぼくが当選した1987年、昭和62年の生まれとかで、若い執行委員が元気!「明日、行きたくなる職場」がキャッチフレーズ。がんばりや!

 夜、ニュースで埼玉や千葉で竜巻。映像を見ていると、その凄まじさに驚く。映画「ツイスター」を思い出した。被害に会われた方々にお見舞い申し上げます。

●9月1日(日)

    <阪東嘉昭君を偲ぶー英語広場自習ネットと市民協働発電所>

 午後、新洞学区の故・阪東嘉昭君宅に。過日、彼が亡くなったことを聞いたので、ご焼香に。

 阪東嘉昭君は、新洞消防分団の分団員で出会ったのはもう20年ほど前かな。分団の新年会などで盃を交わしながら、色々なことを喋っていた。
 色々とアイデアを持っていて、2007年だったか、「英語広場自習ネット」というサイトを立ち上げるということで、色々と相談に乗り、関係者を紹介した。全国の高校入試の英語の過去の受験問題、彼は、過去問?とよく言っていたが、それを各公立や私立高校や各都道府県の教育委員会の働きかけて、ネット上で公開をする許可を取り、この「英語広場自習ネット」を立ち上げた。本人は英語の達人でもなく、またパソコンを駆使できるオタクではなかった。彼の友人たちが色々とサポートしてできたと思う。阪東さんは「英語のコミュニケーション能力を身につけ、世界の飢餓や戦争の解決のために働く大人になってほしい」と京都新聞の取材か何かで答えている。多くの中学生たちが、当時、この自習ネットにアクセスしてくれていると喜ぶ彼の姿を思い出す。当時、色々と御世話になった京都市教育委員会の関係者のみなさん、ありがとうございました。
 そして、2011年東日本大震災と原発事故。彼は、体調を崩しながらも、エネルギー問題を憂慮して、勉強して市民による太陽光発電の里親制度をぼくに提案する。

 その年の10月5日の本会議で、東日本大震災と原発問題に触れた後、彼のアイデアについて提案をした。長くなるが、引用しておく。

 「福島原発事故は,エネルギー問題についても真剣に考えなければならない契機となりました。私の友人でNPO自習ネット英語広場を立ち上げている阪東嘉昭君という青年がいます。大病を患いながらも,太陽光発電について色々と勉強をして次のような提案をしています。住宅用太陽光発電には,国や自治体によるソーラーパネルの設置費補助や余剰電力買取制度があります。この制度は,発電して余った電気を電力会社が買い取る制度で,標準家庭なら10数年で設置費用を回収できるように設定されていますが,同一構内,同一名義人であることが条件となっています。つまり,日当たりが悪い家に住む方や,マンション等の集合住宅居住者等は対象外であり,電力会社が余剰電力を買い取るための費用として,太陽光発電促進付加金を負担するだけの存在となっています。
 そこで,全ての人が天の恵みを享受することができるシステムを提案したいと思います。例えば,市が保有管理する公共施設等にソーラーパネルを設置して里親を募り,余剰電力売却益相当分の市民税が減額される,あるいは税金が還付されるなどの方法はいかがでしょうか。京都市が本年3月に策定した地球温暖化対策計画の中にある市民協働発電制度にも合致すると考えます,というのが阪東君の提案です。つまり太陽光発電の里親制度を作ろうという提案であります。僕は彼の提案はすばらしいと思いますが,市長のお考えをお聞かせください。」

 門川市長は、
「太陽光発電の促進についてでございます。全ての人が天の恵みを享受することができるシステムをという御友人の思いを受けた鈴木マサホ議員の御提案を,共感しながらお聞きしました。誰もが再生可能エネルギーの普及に関わることができる太陽光発電の里親制度は,本年3月に策定いたしました新しい京都市地球温暖化対策計画において,再生可能エネルギーの導入拡大に向けた大変重要な施策として位置付けております市民協働発電制度と思いを一にしているものでございます。
 本市では,京のアジェンダ21フォーラムをはじめ市民,NPO,企業などが協力し合って環境問題に取り組むという,他都市には見られないすばらしいネットワークがございます。こうした強みを最大限に生かすとともに,国に対しまして必要な要望も行い,国における電力の買取価格や期間等の検討状況を見極めながら,公共施設等への設置や御協力いただいた市民の皆様への還元方法も含めまして,太陽光発電の更なる普及につながる京都ならではの市民協働発電の仕組みを来年度構築してまいります。」と答弁。(議事録より)

 そして、この春から、「市民協働発電制度」を創設され、「一般社団法人びっくりエコ発電所」と「一般社団法人市民エネルギー京都」が運営主体となって、市立西京高等学校や市民エネルギー京都によって山科まち美化事務所や道の駅ウッディー京北で稼働し始め、新年度もさらに錦林小学校などの公共施設に設置がされようとしている。阪東君、君の提案が実現したよ!阪東君を見舞いに行ったのは、この春だったかなあ。彼は、若い時に芝居もしていたという。享年50歳。若い時の遺影の前でしばしお母さんと喋る。心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りします。
 

 帰途、みやこめっせでの「市民すこやかフェア」を覗く。児童や高齢者の美術展や健康機器のブースや老人クラブのコーラスの発表会や健康チェックコーナーも。国民健康保険団体連合会の血管年齢測定コーナーでは、年相応の欠血管年齢は62歳。肥満度は26!肥満度1やね。もうちょっと痩せないと。それから血圧は、115と77。至極健康です!

 夕方、事務所への来客は、京都市身体障害者リハビリセンターのことで署名運動を集めている京都バリアフリー連絡会のメンバーらが車イスで来所。過日、社会福祉審議会からリハビリセンターの在り方について答申が出されているが、センターは障害者の社会復帰や二次障害の予防に役立つ、地域医療連携の要として今後も活用するよう、署名運動を展開。この市会で請願を出す予定なので、色々と懇談。

 夜、話題のテレビドラマ「半沢直樹」を見る。「やられたら倍返し」とかが流行語になっているらしいが、勧善懲悪、おもしろいね。倍賞美津子さん、老けたのがショック。

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吉田東通の夜市  8月30日31日

2013年09月04日 | 日記
●8月31日(土)

       <京都市総合防災訓練>

 今朝は京都市総合防災訓練。毎年11の行政区を順番で行われているが今年は中京区の番。市役所前広場と通行止めにした御池通がメイン会場で、御池中学校や御所南小学校でも避難所も設置されての訓練もあったが、中京区民の参加で実施。
 今年の目玉は、京都ホテル屋上にヘリコプターがレスキュー隊員を降ろして、17階のビルの屋上からロープで隊員が壁面を滑り下りる。いやあ、映画「ミッション・インポシッブル」を見ているようでスゲエ!消防分団や自主防災会など訓練に参加された関係者のみなさん、お疲れさんでした。門川市長は、さすが和服姿と違って防災服姿。凛々しかったよ?!

 解散後、大文字保存会の長谷川さんと岩倉は長谷の「まつたけ十字軍」の里山に。もう7年ほどになるのか。学生部隊も参加して賑やかでした。代表のまつたけ博士、吉村さんとはもう40年来の付き合いか。

       <吉田東通 夜市>

 午後1時からは、台風接近を気にしながらわが地元「吉田東通の夜市」の準備を見守る。わが事務所は出演者の楽屋。近くの近衛広場にはヤグラが設営されて本部のテントも立つ。

 午後3時過ぎには吉田郵便局前では、剣鉾仲間が子どもの遊びコーナーや風媒館や佐野酒店、「ひよこ」など出店の準備が進む。美容室「bizou」ではお化け屋敷。ちんどん通信社のメンバーも街を練り歩き始め祭り気分を盛り上げる。

 午後4時過ぎ、近衛広場で松井酒造さんの銘酒「神蔵」の酒樽で鏡開き。公務多忙な中、前原議員も激励に来てくれる。近衛のファミリーマートから吉田東通を南に国際学生の家近くまで、店舗の店先などを借りて、60店ほどの出店が出る。交通警備には「おにだるま隊」のボランティアのみなさんが、大きな声を張り上げて「車、とおります!」と交通整理。最高の警備陣でした。
 台風接近なので心配していたが、日が暮れるころ雨!近所の井上君の三線による沖縄民謡のライブが佳境に入っているときだった。残念。されでも雨の中、褌姿の同志社相撲部の学生と出町柳駅近くの「ナミイタアレイ」の自転車屋さん?柴山留佑さん二人による「ちゃんこぽんちー」による土俵入りパフォーマンスは、もう最高!傑作でした!
 元ほんやら洞にいた屯風亭とん平君の落語や上野円さんのハープ演奏は聴けなかったのは残念。チッパーのうどんやチェルキオのオムライスも美味かったし、ビールも飲んで、フラフラ。ヤグラの周りでフィナーレは、雨の中の盆踊り。

 近所のおじさんたちもご機嫌で参加してくれてよかった、よかった!ケンタロー君、赤尾さんご苦労さんでした!ご協力いただいたみなさん、ご近所の皆さん、ありがとう!

 おまけは、「おにだるま隊」で交通整理に頑張っていた女性陣3人とわが事務所で缶ビール飲みながらワイワイ。KBSで放送している「月面クロワッサン」制作している劇研の浅田さん、辻企画とかで怪しい芝居の演出してるという司辻さん、kikikiというダンサーの3人。楽しかったよ!

 無事に夜市、終わりました!夏も終わり。明日から9月や!



●8月30日(金)

 毎週金曜日の朝9時30分から、近衛広場で公園体操。気持ちのいい汗を流す。今日も快調!

 その後、事務所にはコムペイジの牧野君が来所。「左京ライフ」の9月のお知らせなど、新たな書き込みをすることなど相談。左京ライフには、明日の「吉田東通の夜店」のお知らせを掲載しているが、この2,3日でアクセス数が一気に増えている。コミュニティーウエッブサイトとして、「夜市」の宣伝にも大いに貢献してるよ!
 
 で、昼からは、「吉田東通の夜市」の準備。まずは、丹波口中央市場近くの倉庫に京都花灯路推進協議会が管理している「行灯」を取りに行く。「東山花灯路」や「京の七夕」で使われる「行灯」。1基200円!で貸し出してもらえるので利用しようということ。また吉田神社の倉庫や錦林小学校の体育館に机を、また松井酒造さんのところでは銘酒「神蔵」の酒樽を借りに行く。この酒樽は、アイデア賞もの!色々な方の協力があってこそ、「夜市」を成功に導くことができるのです。
 ぼくは、実行委員会の相談役ということで、車の運転から荷物運びまで、こき使われているのだ。それにしても台風接近で雨が心配。「タコとケンタロー」の軒先にはテルテル坊主が釣られていた。

 夕方、ちょっと時間が出来たので、いきつけの「ひげ床」さんで久しぶりに散髪に。ちょび髭はもう1年以上生やしているが、7月の参議院選挙が終わったあと、北九州に行った時から、アゴ髭を伸ばし始めた。剃るかどうか、悩んだがもう少し伸ばしておこうと思う。散髪の後、髭をバリカンで整えてもらい、さらに体を解してもらう大サービス。いつもながら感謝!タコとケンタローでビールを飲みながら明日の夜市の最終打ち合わせも。

 ニュースは、アメリカが中東はシリアの化学兵器の使用で爆撃など介入するか、どうかという瀬戸際。きな臭い。

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ちょっと涼しい夏の終わり、8月25日ー29日

2013年09月01日 | 日記
●8月29日(木)

    <空き缶持ち去りへの対応手引き>

10時過ぎ議員団室に。空き缶の持ち去り禁止のことでこの間、色々と取り組みを進めてきた反貧困ネットワーク京都の関根隆晃君と夜回りの会のH氏が来室。3年前の市会で喧々諤々、条例を制定した。
 この春トラブルが発生している。過日もぼくが同席して、関根君や弁護士さんらが、市職員の対応についての要望など申し入れる懇談の場を持ったが、その後、「資源物の持ち去り行為への対応に関する手引き」を当局がまとめたので、担当者から説明を受けて懇談。職員が持ち去り行為を目撃した場合、市民からの通報があった場合、また行為者がホームレスの場合は、福祉施策のビラを手渡すことも含めて、現場における対応について手引きが作成された。行為者とのトラブルを防ぎ、職員の安全確保も含めての対策が明記された、この手引きを今後は各まち美化事務所での職員研修が必要になる。ホームレスの福祉施策の充実ともに、地道な対策をすることで、条例の趣旨を生かせるとぼくは考えている。
 
    <人権擁護委員交流研修会> 

 午後は、京都地方法務局へ。京都府の人権擁護委員会の城南、乙訓、そして京都の南部3協議会交流研修会。冒頭、法務局の課長さんが基調講演。
 ひとは「人権」と聞けば「かたい、厳しい、苦しい、権威的、怖い」、すなわち「かきくけこ」と言われるが、「明るい、生き生きと、うれしい、笑顔で、おもしろく」、すなわち「あいうえお」といわれる啓発行動になるように、ということが印象に残った。おっしゃる通りです!
 その後、こどもの人権、啓発活動、擁護委員活動の在り方の3分科会に分かれて意見交換。ぼくは啓発活動についての第2分科会に参加。駅前などでの啓発行動はどこも同じようなものだが、自治体行政と連携がうまくいっているところと、ちょっとイマイチのところ、また地域に根差した取り組みがあるところと希薄なところなど温度差はあるなあ。ぼくは街頭で政党ビラを撒くときの苦労と違ってみなさん取っていただけるから楽ですよ、とか、フェイスブックに載せたことなども披露。インターネットの活用なども話題になった。ともあれ「21世紀は人権の世紀」と呼ばれるが、課題は多いね。
 
 4時過ぎ、京都府庁に久しぶりに行き、とある御願いごとで、知事室にお邪魔する。入室したら、職員のみなさんが全員起立して迎えていただき、びっくり!来客のときはいつも起立されるとのこと。ちょっと恥ずかしいね。

 阪神・巨人、阪神3連敗。もう終わった!

●8月28日 (水)

   <滋賀県は朽木に>

 朝、事務所で色々と電話連絡した後、一路国道367号線を、大原、途中、花折トンネルを抜けて、さらに北上、安曇川を北に走り、梅ノ木から稲が色づいてきた市場を過ぎて、山道を朽木は能家の集落の手前にある友人宅に着いたのは正午前。
 娘が世話になったペスタロッチ保育園の元園長の糸井國男さんを囲みながら、当時の保護者会「ぶどうの会」のメンバーが5人そろい、涼しい山里の一室で麻雀で遊ぶ。15年ぶりぐらいかな?眼も悪くなって相手の牌も見にくい。歳やなあ。
 まあ糸井園長も元気でよかった。みんな根気もないし1時間ほど遊んで、囲炉裏のある部屋でわが同級生の某君が打ってくれた蕎麦と庭で取れたトマトなどを堪能。美味かった! それに涼しくて幸せな気分で昼寝。束の間の夏休み気分。3時半には、みんなと別れて、山道を百里ケ岳の登山口を通り、生杉に抜ける。

   <生杉にて>

 針畑川の一番北にあるこの生杉には高校時代山岳部で来たところ。友人の今北哲也さんが、この生杉で定住したのは、もう40年近く前かな?「杣(そま)の会」を立ち上げて炭焼きや野菜作りをしてきた。ぼくが生杉に来たのは、15年ぶりぐらいかな。風景は変わっていなかった。
 約束もしていなかったので、彼とは会えなかったのは残念。近くには山水人とかいう昔でいうとヒッピー村のようなものがあったが、時間もなく立ち寄らず。さらに高校時代を思い出して京大演習林の方に行こうと山道を行くと、なんと二頭の鹿と遭遇!車を止めてアイフォンを手に取って写真を撮ろうとしたが、驚いて谷を降りて行った。これまた残念。生杉をUターンして一路、帰宅の途についたのは4時半頃か。久多のオートキャンプ場前から梅ノ木に出て367号線を来た道を通って6時前に無事に事務所の戻る。

    <議員インターン生と同窓会>

 しばし休憩して、チャリンコで京都駅前に。忙中閑あり、女子会に乱入?!議員インターンで学生さんを受け入れていたのは、もう10数年前。京都市会で受け入れたのはぼくが最初でした。4,5年に渡って全部で20人ほどの学生諸君が来たかな。みんなどうしてるかな?第一期生の薮木さんは、京都市職員、今は芸大で頑張ってる。エステシャンになった常盤さんは3期生かな。当時20歳前後の彼女たちも今やアラサー。そして福山事務所の益井さんも呼んでインターン生の同窓会。ぼくは彼女たちの親の世代、親父気分で娘たちと楽しく過ごした次第。それぞれがんばりや!

●8月27日(火)

 ぼくの日課は、「あまちゃん」を見て新聞読んで、家から事務所まで徒歩3分。事務所でメールやフェイスブックや資料など見て、ひとときが過ぎる。

     <この秋、岡崎でイベント満載>

 資料で興味深く読んだのは「岡崎手帳」。わが地元、平安神宮、動物園、美術館、みやこめっせ、疏水記念館、国際交流会館などのある岡崎地域は、京都会館の再整備を含めて、活性化のために色々なイベントが催されている。この秋も色々と企画されているが、「京都岡崎魅力づくり推進協議会」が発行元。9月7・8日のレッドカーペットとグルメフェスタから始まって、マンガアニメフェアや10月25・26日には今年で3回目になる美術館のプロジェクション・マッピングなどあかりとアートのプロムナードもあり、そして時代祭は、10月22日。この手帳を持っていくと割安になる特典付のサービスをする飲食店などの紹介もあるよ。http://www.kyoto-okazaki.jp/に、ぜひアクセスしてみてください。

 それからこの夏、ちょこちょこ進めてきた資料整理もようやく目途がついた。この間、年二回の割合で発行してきた「市民派議員レポート」を合本にする準備の作業や、古紙回収業者に出す雑誌などの整理もようやく終わり。
 夜は、京都大学正門前のレストランで京都生涯学習研究所の冨士谷あつ子さんらと懇談。9月末に予定されている「ルネッサンス岡崎」の集いや環境文化都市宣言のことなど色々とお聞きする。

●8月26日(月) 

 地蔵盆も終わり、朝夕涼しくなってきた。
 午前中、今週の土曜日に迫ってきた「吉田東通の夜店」の案内を持って実行委員長のタコとケンタローのケンタロー君と周辺のお家や町内会長さんらに挨拶回り。
 
      <京都迎賓館を参観>

 午後は、京都迎賓館に。毎年行われている一般参観に先立ちリハーサル参観ということで市会議員に案内が来ていたので申し込んでいた。勝手知ったる御所なのでチャリンコで行ったら御所内には止められませんと言われて、びっくり。京都迎賓館の建設を巡っては環境を守れと反対派もいて議論があったが2005年にオープン。中に入るのは開館セレモニーの時以来やね。

 今では、風景にマッチしたかな。外国からの賓客をもてなすということで、建設されたが、京都を代表する職人さんらの技が生かされた建物。入場するときは空港並みに金属探知機を通り建物内に。ボランティのみなさんが参観者に丁寧な説明をされていた。わが友人のひとりも頑張ってました。「夕映えの間」には日本画家箱崎睦昌氏の下絵にした、比叡山を月を照らす「比叡月映」と愛宕山に夕陽が沈む「愛宕夕照」の織物の壁画は圧倒された。正面玄関や庭園で写真が撮影できなかったのは残念でした。どのくらいの頻度で国賓が来て使用されているのか、知らないが、無用の長物にはなってないやろなあ、とふと思う。蝉しぐれが夏の終わりを告げてました。
夕方、サボっていた歯の歯石を取ってもらうために浄土寺の吉田デンタルクリニックに。久しぶりの快感だあ!

 夜は、これまた久しぶりに銀閣寺近くの「おかえり」にて、わが応援団のメンバーが、綾部に引っ越しをするということで送別会。参議院選挙のこと、民主党のこと、ぼくの選挙のことなども含めてワイワイ。

●8月25日(日)

 毎月第4日曜日は、朝粥の会を開催しているが、今日は夏休みでなし。家でゆっくりした日曜日。NHKの将棋番組を見るのは定番。たまにパソコンで将棋を画面相手にしているが、ぼくはヘボ将棋が好き。高橋道雄九段と若い中村太地六段の対戦。中村六段、ええとこまで行ったが地力の差やな。高橋九段の勝利。

 それから「新婚さん、いらっしゃい!」を見るのも好きやね。梓みちよ、片平なぎさの時代から見ていたが、それにしても文枝を襲名した三枝さん、元気やね。もう40年ぐらい続いている長寿番組。まあオモロイ夫婦がいやはりますね。

     <城陽市長選挙のこと>

 午後3時には、宝ヶ池のプリンスホテルに。昨日の民主党京都府連の常任幹事会でも議論された城陽市長選の候補者の推薦を巡って、選対委員長の福山参議院議員を交えての議論。6区総支部幹事長の松岡府会議員らから経過報告と奥田候補への推薦決定をしてほしいという提案。多少の議論はあったが、奥田自民党府議を推薦することに決定。これで、9月8日が投票日の城陽市長選挙は、現職の市長と自公民推薦の奥田、共産党の候補者と市会議員の候補者の4人で争われることになるという。ややこしい構図だが、さて市民の判断はどうなるのか、見ものだ。

     <隠塚議員、副議長就任パーティ>

 午後 午後6時からは、同じプリンスホテルで京都市会第88代副議長に就任した隠塚議員の副議長就任を祝う会。同じ選挙区なので彼のパーティにはいつもは出席しないが、副議長就任ということで参加。
 京都市立芸術大学の音楽学部の演奏でスタート。会場には、民主・都みらい議員団の同僚や府会、国会議員に、市の局長級や連合京都の役員、前原後援会の役員さん、各種団体の来賓らも参加、多くの隠塚議員の後援会や彼の友人らが500人ほどのお祝いの会。
 発起人を代表して、京都在住のラオス人民民主共和国名誉領事の大野嘉宏さんが、出会いから始まってラオスとの交渉が進んでいる京都市の動物園へ象の寄贈の経過の話。前原議員は、秘書時代の話と彼が左京で取り組んできた成果など披露。来賓の門川市長も象の話など。山田知事も来賓として挨拶され、正副議長としてコンビを組む橋村議長もエールを送る。
 そして、隠塚副議長は、過去の経歴とともに、阪神大震災のときのことから議員に立候補しようとしたこと、初挑戦で落選したが、そのときのおくさんの励ましもあり、もういちど挑戦して当選した苦労話や、また印象に残ったのは、災害ボランティアセンターに尽力したことなど披露して、今後も安全安心のまちづくりに寄与したいと、彼らしい実直な挨拶でした。3期目の49歳、民主党府連の幹事長代理としてもがんばっている。まさに油の乗り切っている年齢。もうひとまわり大きくなってほしいね。
 ところで、ぼくが副議長を経験したのは、2006年5月から。第81代だった。京都市会では、副議長になったら選挙は落ちる、というジンクスがあるのだが、有頂天になって07年の選挙では、惜敗。奇跡の繰り上げ当選をしていまがあるが、二の舞にならんように気をつけや!

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