元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

永遠に捨てない服が着たい  8月23日ー26日

2012年08月27日 | 日記
●8月26日(日)

     <朝粥の会>

 二日酔い気味。朝9時から毎月開催している「朝粥の会」。大文字保存会の元役員でぼくと鴨沂高校で同級生の井上雅茂君が「大文字送り火・裏方奮闘記」雑話―と題して話題提供。
 浄土寺村の成り立ち、昔の人々の生活、子供への送り火の継承、大雨で点火が早まった時のこと、精霊送りとしての送り火の由来、現在は保存会会員の46軒で一家総出で継承していることなど苦労話を聞かせてくれました。その後、15人ほどの参加者は大文字のことを朝粥を食べながらワイワイ。9月は第4日曜日の予定です。
 
 昼過ぎ、岩倉は幡枝へ。大木工務店の「おおきに!こども夏まつり」に。焼きそばやかき氷を食べてワイワイ。ヨーヨー釣りやスパーボールすくいで子どもたちは大はしゃぎ。
 
 午後は、京都オレンジの会のメンバーが来所。「ひきこもり地域支援センター」のことと9月に開催される全国ひきこもり家族会・支援者代表交流研修会の案内に。20歳以上の若者と家族をサポートすることを目的に文化活動や就労経験を積むことで自立した生活ができるように色々と支援活動をしている団体。1時間ほど活動や考え方など聞く。
 
     <近藤良男先生を偲ぶ会>

 3時過ぎには、京都府医薬品小売商業組合会長だった「近藤良男先生を偲ぶ会」に。この7月に亡くなった。享年90歳。1980年代半ば、市民平和運動で出会っている。中国での従軍の戦争経験があり、反戦の思いを語り、日中友好運動とともに薬屋さんたちのグループのリーダーとして量販店の進出に対して反対運動をしつつ、「VANシステム」を構築。まちのヘルスステーションとして薬屋を目指された。「人民の星」の旗開きなどでよくお会いした。
 5年ほど前か市役所近くの延寿堂ビルを訪ねてお会いしたのが最後かな。ご冥福をお祈りいたします。司会をしていたのは、喫茶店「駱駝館」時代からの古い友人、ローザ薬局の木尾君でした。


    <山岸議員、副議長就任を祝う会>

 午後6時からは、山岸たかゆき君の第87代京都市会副議長就任を祝う会。平安高校、大阪大学を卒業後、大阪ガス労組で活躍して、「こう見えても39歳!」をキャッチフレーズに伏見区で初当選したのが10年前。
 国会議員はもちろんのこと、民主党3区の幹事長ということで向日市長や大山崎町長も来賓。365歩のマーチで17歳年下のおくさんと4歳になる息子さんと登場!泉ケンタ議員の挨拶や伏見の清酒で鏡割り。
 今枝徳蔵団長の相撲甚句「幸せ光をはなちつつ世の中明るく照らします」には拍手喝采。楽しい会でした。
 そやけど副議長になって有頂天になったらあかんで!副議長は落ちるというジンクスもあり、誰かのようになるで!気を引き締めて行こう!





●8月25日(土)

     <日本PTA全国研究大会の閉会式>

 10時過ぎ、国際会館での日本PTA全国研究大会の閉会式に。記念講演講師の加藤登紀子さんと控室で久しぶりに会い挨拶。大会宣言決議など、粛々とセレモニーがあって最後は次回開催地の三重のPTA役員さんたちが壇上で決意表明。
 登紀子さんは「スマイルレボルーション」と題して、歌とお喋り。3・11東日本大震災のときの避難所などで唄う映像が流れ「今どこにいますか」と津波で亡くなった父の形見の時計をもつ少年を歌った「青いこいのぼりと白いカーネーション」は涙が出そうになった。

     <「体操着!いってらっしゃい、おかえりなさいプロジェクトを応援する集い」>

 12時過ぎ、京都ホテルオークラへ。「体操着!いってらっしゃい、おかえりなさいプロジェクトを応援する集い」。今関信子さんの児童文学の作家や出版社や友人のみなさん、主人公の岡部達平君がこの間出会った学校の先生や体操着を引き取り再生するテイジンと旭化成や岡山からはメーカーさんに販売店の人、環境問題の取り組む青年たちに、門川市長に田辺地球環境政策監や生田教育長、そして滋賀県は守山市の宮本市長も来場。
 開会は、午後2時。ぼくが呼びかけ人として冒頭あいさつして、70歳になる今関信子さんのパワフルな挨拶に続いて、岡部君がパワーポイント使ってプロジェクトの説明をして、アイトワの森孝之さんの司会で、門川市長を交えての鼎談。「永遠に捨てない服が着たい」という子どもの思いをスタートにしたこのプロジェクトの意義や環境問題について、また今関さんと岡部君の出会いと本ができるまでのことなど闊達な鼎談でした。


 その後、ティパーティで、宮本守山市長やメーカーの人や校長先生、今関さんの児童文学のお友達や出版社の人が交互にスピーチ。司会は、わが友人の児童文学作家の越水利江子さん。日頃は決して出会わないであろう人たちの出会いの場で「交差点」になったと思う。世話人として気配りしながらの2時間だったが、意義のある集いになったと思う。ご参加いただいたみなさんありがとう。岡部君、よかったね。二次会はキエフにみなさんをお連れしてビールも飲まずに地元に戻る。

      <吉田東通り夜市>

 地元は「吉田東通り夜市」の日。昨年はぼくの市政懇談会を開催したので参加できなかったが、今年は2回目。たこ焼きの「タコとケンタロー」の小田君が呼びかけて、近所の人たちの理解と協力も得られて、雨も降らずに素晴らしい催しになった。
 近衛広場では、上野円さんのハープ演奏や近所の井上夫妻「あじまあー」の沖縄民謡。郵便局では局長や剣鉾仲間がゲームコーナー。色々な手作り品やフリーマーケットの店もあれば、タイラーメンもあったし、チェルキオのカレーや風媒館ではから揚げ、佐野酒店ではもちろん生ビール。「ひよこ」では、近所のおっさん連中がたむろしてワイワイ。
 ちんどん屋さんも大阪からきてくれてあのなつかしのメロディーが街に響き、お化け屋敷も出現して子供たちも大喜び。こどもから学生さん、近所のおっちゃん、おばちゃんらみんな楽しそうでした。よかったよかった!いやはや飲みましたよ。




●8月24日(金)

    <日本PTA全国研究大会> 

 朝、岡崎道のところのスリーシスターズが昨夜火災の記事。まったく気づかなかったよ。
 9時過ぎ「みやこめっせ」での日本PTA全国研究大会の第6分科会に。京都市内や宇治や長岡京など府内を会場に10の分科会が開催されている。この大会が京都で開催されるのは初めて。8千人の参加者だという。
 第6分科会は「人権教育―子どもたちの未来のためにー家庭と地域と社会で共に育もうー」がテーマ。ジュニア京都観光大使の児童の歓迎のスピーチや来賓の挨拶の後、書家の金澤翔子さんと母の泰子さんの書のパフォーマンス。
 ダウン症の翔子さんは、舞台で「飛翔」とダイナミックにパフォーマンス。踊りが可愛かったよ。

 午後の分科会では、桶谷守先生らの討論とPTA役員らの実践報告。いじめのことや読書の取り組み、携帯電話のことなどが話題になった。

 昼休みに、昨日の火災現場に行く。マリア幼稚園が隣で信徒の知人や園長さんに火事のお見舞いに。昨夜9時半頃に出火、鎮火した後、また深夜3時ごろに再び火の手があがったという。けが人がなかったのは、不幸中の幸い。

 夕方は、明日の「吉田東通り夜市」の準備で机を運んだりでバタバタした。
 ニュースは竹島問題を巡って野田首相が会見。ぼくはこの秋に仲尾宏さんらと韓国は木浦と京都市のパートナーシティ晋州に行く予定をしているが、両国政府の冷静な対応を願うのみ。

●8月23日(木)

     <「永遠に捨てない服が着たいー太陽の写真家と子どもたちのエコ革命」>

 地蔵盆を過ぎても暑いなあ。
 事務所で雑務をしながら児童文学作家の今関信子さんが書かれた「永遠に捨てない服が着たいー太陽の写真家と子どもたちのエコ革命」(汐文社刊)の出版を記念して、25日の土曜日に「体操服!いってらっしゃい おかえりなさいプロジェクトを応援する集い」で世話人と総合司会をすることになっているので改めて再読する。
 環境プロデユサー岡部達平君を主人公に、清水小学校や粟田小学校、また御所南小学校に高倉小学校など環境学習で子どもたちと接し、写真家の卵としてとして苦労し、体操着のリサイクル運動に取り組む岡部君を描いたノンフィクション。200人ぐらいの参加者になりそう。



     <クラウド体験>

 夕方は、スマートフォン活用講座に参加。「ビジネスに活かすクラウド体験」と題して、JPDインフォメーションの田中良典さんが講師。「クラウド」という聞き慣れないシステムのこと、このクラウドサービスを使って、パソコンやスマフォを活用する方法などを伝授してくれるが、ようわからんよ。誰か、ぼくにでも分かるように教えてちょーだい!

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残暑厳しい日々  8月19日ー22日

2012年08月23日 | 日記
●8月22日(水)

     <教育福祉委員会、敬老乗車証の利用実態把握調査の実施における抽出誤りで陳謝>
     
 今日は第4週の水曜日なので教育福祉委員会が10時から開催。まずは報告案件で保健福祉局から、敬老乗車証の利用実態把握調査の実施における抽出誤りについての説明。冒頭高木局長はじめ理事者が陳謝。久しぶりのチョンボ。
 この7月に敬老乗車証の実態調査をするべく、12万余の交付枚数のうち各学区30人、6500名を対象に無作為抽出したところ、プログラムの設定ミスがあって「男性のみ」にアンケートが届いたという。返事が戻ってきて、それに気づいたという。
 発送は委託業者がしたらしいが、名簿を抽出したのは、データを管理している情報化推進室のチョンボと保健福祉局の担当課が点検しなかったというチョンボ。まるで笑い話。結局、再調査されることになるが、100万円の損失だそうだ!しっかり点検せえよ!ぼくも含めて各委員から質疑。
 その他の報告案件は、9月1日から実施される 不活化ポリオワクチンの導入に伴う対応について。医療機関で接種できるので、母子健康手帳をもって行ってください。
 また京都動物愛護センターの京都府との共同の設置運営について報告。京都市の南区にある家庭動物相談所が改修されることもあり、現在、西京区の大枝にある京都府の動物愛護管理センターと今後は役割分担して管理しようというもの。府市協調の一環やな。
 また地方独立行政法人京都市立病院機構の平成23年度の決算及び業務実績評価結果についての報告も。独立法人化については議論があったが、独立法人化したことで経営面もずいぶんと改善された。京北病院も常勤の医師が確保できて順調のようだ。

 一般質問では、アルゼンチン蟻の発生、児童デイサービスについて、父子家庭の医療費助成について、国保事業の安定化計画の策定について、生活保護の医療扶助についてなどが議論された。


     <養徳小学校プールでの水死事故>

 午後2時半から教育委員会から、京都市立養徳小学校の夏季休業期間中の水泳指導における事故についての報告がある。 プールで一年生の女児が水死するという痛ましい事故があり、その経過と保護者説明会でのやりとりなどなの報告と質疑。当時、3人の教員が監視と指導に当たっていたが、空白の5分ぐらいの間に女児が溺れて懸命の救命も翌日亡くなった。委員も沈痛な思いでの質疑。
 学校における水難事故防止のための授業や教育委員会の責務、ビート板の使用について、監視の役割、事故の原因、監視担当の教員が受ける講習、過去の事案、ご家族に対する今後の対応、現場で指導にあたっていた教員への対応、子供達へ対応など、当日の水位についてなど質疑があり、二度と悲しい事件が起こらないようにという願いを込めたやり取り。心よりご冥福をお祈りいたします。
 それからぼくもこの間なんどもやり取りをしているが、京都市・乙訓地域公立高等学校教育制度に係る懇談会のまとめについての報告も。要は、色々な課題を抱えつつ総合選抜制度が廃止されることになるのだが、われらが高校時代と大きく時代も変わったが、さてどうなるか、京都府教委と市教委がどういう改善策を示してくるのか注目したい。午後5時までの委員会でした。

 夕方は、高野川ライオンズクラブの会長として、ライオンズクラブの諮問委員会に参加。10月に行われるアイバンクキャンペーンのことなど決めて懇親会。蕎麦づくしでした。

●8月21日(火)

   「体操服!いってらっしゃい。おかえりなさいプロジェクトを応援する集い」
    
 午前中、京都ホテルで今週25日に開催する「体操服!いってらっしゃい。おかえりなさいプロジェクトを応援する集い」の打ち合わせ。「永遠に捨てない服が着たい」(汐文社刊)を出版された児童文学作家の今関信子さんと主人公の岡部達平君を中心にアイトワの森孝之さんらと進行やテーブルの配置などを相談。門川市長、守山市は宮本市長をはじめ教育関係者、メーカー、また岡部君の友人に今関さんの多くのお友達など200人ほどの集いになりそう。新しい人々の出会いがあり交流が図られるのか楽しみだよ。

    <人権啓発指導者養成研修会>
 
 午後は、人権啓発指導者養成研修会に。京都府内の各自治体の人権啓発担当者が多いが、ぼくは人権擁護委員として出席。人権問題の研修はえてして退屈な会が多い。「差別する可能性のある日常をどう生きるか」などというタイトルを聞くと気後れするが、好井裕明日本大学教授は、ご自分の家庭での話も交えて気楽に喋ってはりました。
 二部の京都教育大学の鈴木悦子さんは、全国外国人教育研究集会で出会っているが、15年ぶりぐらいかの再会。「府民の人権意識と行政の課題」と題して府民調査の結果をもとに現状と課題を述べた後、小さなグループに分かれて、外国人を理由に賃貸マンションの入居を拒否と自宅近くに精神科病院が建設されることをテーマに短時間のワークショップ。
 20年ほど間には留学生の住宅拒否問題は露骨だったが、最近はだいぶ改善されたと思う。また精神病患者のケアハウス建設では反対運動があって色々と議論したことがあるが、某大学の教授が反対意見をのべたことはショックだったね。
まだまだ差別事象も多くあり、人権文化が根付くには先が遠いなあ。

 夕方は、府庁前近くに開店した家庭料理の店「はなふさ」へ。元府会議員の鈴木源太郎さんらと一献。源さんは、大正の生まれ87歳というが信じられんくらい元気や。社会党時代のことで盛り上がる。

●8月20日(月)

 事務所で昼過ぎまで資料の整理など。大事な行政資料もあれば、民主党関係の諸々の資料もあれば、色々な団体から送られてきている冊子やニュース類など何を残して、何を捨てるか、それが問題だ!汗だくになっての作業。


     <民主党代表選挙のこと>

 午後、民主党京都府連に前原事務所の齊藤君と行って、この9月に予定されている民主党の代表選挙に向けての2区は左京区、山科区、東山区の党員、サポーターの名簿の点検作業。
 政権交代から3年か。迷走する民主党政権は支持率も最低になってきているなかで、代表選挙が行われることになる。
 振り返れば2年前、10年には、2002年以来の地方議員、党員、サポーターによる代表選挙が行われたが、昨年の8月は国会議員だけの投票による代表選挙で、前原議員も立候補したが野田さんがドジョウの話をして代表になった。
 この10年、岡田、前原、小沢、鳩山、菅、そして野田氏が代表になってきたが、さて、どうなるかな?意気上がらん代表選挙になりそう。おそらく野田さんが再選を目指すのだろうが、解散総選挙になって、責任を取って辞任したらどうなるのかな、と考えながら点検作業。ともあれ、代表選挙に党員、サポーター、地方議員が投票できるのは、2002年以来10年ぶり。さて対抗馬は誰になるのや。


●8月19日(日)

     <吉田下大路町東部の地蔵盆>

 今日は朝からわが家の町内、吉田下大路町東部の地蔵盆。昨日の雨で準備ができなくて朝7時からテントはり。眠たいよ。この数年、古い家が2軒解体されて、数軒の新築の家になって若い家族が住み始めて賑やかになった。ぼくは事務所から机と椅子を運ぶ作業。
 9時半には近くのお寺のご住職がお念仏をしに来てくれる。お釈迦さんの話を子供たちは聞いていたよ。わが町内のお地蔵さんは子持ち地蔵。当番の組の世話人さんたちが子供のおやつや福引の景品集めに奮闘。
 ぼくは家に戻ってテレビで高校野球を見ながらうつらうつら。桐光学園の2年生投手、松井祐樹投手が三振奪取でヒーローの誕生。坂東英二の凄さが改めて話題になっているなあ。
 午後は、相談ごと一件。家主として借家人の立ち退きと家賃の改定をどうするかという相談。知人の不動産鑑定士と相談してみよう。

      <京都会館解体工事説明会>

 その後、「みやこめっせ」での京都会館第一ホール解体工事の説明会。地元の岡崎学区の諸団体の方を中心に、建て替え反対派の人も来ているみたい。説
 明の後質疑になったが、アスベストの飛散対策のこと、ダンプの通行路の安全確保のこと、また京都会館再整備そのものの説明会の在り方など反対派と思われる人の質問が多い。この9月から解体工事に着手して、来年3月には埋蔵文化財調査に入り、来年の秋には再整備の工事に着手。2016年にリニュアルオープンの予定。世界に誇る市民ホールになることを願っている。

      <「TPP参入に議論は無用。即参入すべし」出版記念会>

 午後5時過ぎ、地蔵盆の方付けを手伝ってから、京都政経交流会の呼びかけによる清水三雄さんの「TPP参入に議論は無用。即参入すべし」(発行ルネッサンス・アイ)出版記念パーティに。
 清水さんは多彩な経歴の持ち主の元気なおじさん。農業法人京都府北部天田郡みわ・ダッシュ村を設立をして7年。曰く、「私は農業歴7年の新参者の百姓です。今年の5月10日で71歳になりました。日本人の寿命からすれば明日死んでもおかしくないと年齢です。死ぬ前にTPPについてこれだけは言っておきたい」書かれた本。
 公務多忙なとき、福山哲郎参議院議員が駆けつけ、当時菅首相とTPP交渉を始める頃、反対派からメールなどで猛烈な抗議を受けたことなど裏話などを披歴。門川市長はTPPそのものの是非については話をしなかったけれど清水さんとの付き合い、とりわけヘリコプターに乗った時の話は、面白かった。
 消費税問題が一段落したらこのTPP問題は再燃するだろう。ぼくも勉強しておこう。

 テレビでは、尖閣に地方議員らが上陸、一方、中国の各地で反日デモが行われ日中間は険悪な関係になりつつあるニュース。いやな雰囲気やな。

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臨時市会と地蔵盆   8月17日18日

2012年08月20日 | 日記
●8月18日(土)

      <吉田中大路町西部町内会 地蔵盆>

 朝8時前に事務所に。今日はわが事務所のある吉田中大路町西部の地蔵盆。
 2年前からわが事務所の一階に弥勒地蔵を安置して前のスペースにテントを立ててご近所の子どもを中心に賑やかに夏の終わりを告げる地蔵盆をしている。
 テントを立てて9時30分には安寿さんがお参りに来ていただき、子供たちも念仏を神妙に聞いている。輪投げやビンゴゲームに福引など子供たちは大喜び。
 3時ごろには雲行きが怪しくなってきたので大急ぎでテントを撤収。なんとか猛烈な雷雨に見舞われる寸前に撤収できほっとした。お世話いただいた当番のみなさん、ご苦労さんでした。




 夕方、錦林は高岸町の左京東部サマーフェスティバルに。雨が降り強風が吹き、ぬかるみにも係らずの悪天候の中、舞台では歌謡ショウ。この数年、錦林の夏まつりは途絶えていたが、自治会も結成されて復活したのだ。会長や副会長は女性。女性の力はすごいね。以前は行政関係者が多く参加していたが、ほとんど姿を見ず。これでいいのだ。カラオケ大会も行われてました。来年は天気になったらええね。  

   

●8月17日(金)

    <臨時市会>
 
 五山の送り火も無事に終わってもうちょっとしたら秋の気配がするかな。
 9時から議員会。中野副団長の進行で理事から諸々の報告など。
 午前10時から関西広域連合議会議員の選挙をすることが目的で臨時市会が開催された。議長から諸般の報告があり、JR西大路駅のバリアフリー化の請願を全会派賛成して採択。
 そして京都市会を代表しての関西広域連合議会議員に自民党の井上与一郎前議長が全会派賛成して選任された。15分ほどで散会。

    <市会改革推進委員会>

 しばらくして、市会改革推進委員会が開催。議会の在り方や理念について検討委員会で議論されてきた文案が提示されたので議会基本条例の制定に向けての基本的な素案が示されたもの。
 今後、各会派でさらに議論をして、また学識経験者らの意見を取り入れながら京都市会らしい基本条例を策定することになる。市民の意見などをどう取り入れるか、など今後の検討課題。またそう簡単にはいかんが、議員定数問題なども協議する方向に。まあぼちぼちやりましょう。

    <不登校支援センター>

 午後、事務所への来客は不登校支援センター泉ちあきさんと名古屋の本部から理事長の瀬尾大君。瀬尾君は30代半ばで、不登校支援センターを立ち上げてまだ3年ぐらい。
 この春、この4月に京都支部が立ち上がり、ぼくのブログを見て泉さんが議員団室に挨拶に来てくれた。両親は奄美の徳之島出身で長寿の泉重千代さんの親族。
 全国に10か所のセンターがあり、不登校や引きこもりの生徒や青年、そして家族とカウンセリグ・コーチングを中心に問題の解決を図るために取り組みを進めているという。
 公共の教育や児童福祉機関ではない、民間の発想で、若いスタッフが相談に乗っている。予約制で料金は発生するが、それでも多くの予約があるという。最近の傾向は、私立高校や大学生が増えている傾向にあるという。詳しくはホームページを見てください。不登校問題はそう簡単に解決できる問題ではないが、いずれ京都でもシンポジウムでもする予定。協力をしましょう!

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松上げと大文字の送り火 8月12日ー19日

2012年08月18日 | 日記
●8月16日(木)

 今日は五山の送り火。午前中、関東から大文字を見に来たお母さんが急病になってたいへんという友人が一人。色々と打ち合わせをするが、早く元気になられることを祈ってますよ。

    <大文字山に登る>

 午後2時過ぎには、浄楽消防分団の器具庫に立ち寄って銀閣寺横の八神社へ。
 ボーイスカウトや前原議員らと一緒にボランティアとして、大文字山の火床まであえぎながらおよそ40分、休み休み火床まで登る。体力が衰えてるなあ。京都造形大学の学生さんたちの中に、剣鉾を差した女子学生もいて、再会を喜ぶ。
 去年は被災松騒ぎでテレビカメラがたくさん来てたが、今年は地元テレビだけ。暑さに耐えながら、薪とポリタンクを火床にバケツリレー方式で配る。1時間弱で100人ほどのボランティアで70数箇所の火床に置くことができた。4時頃、膝が笑う寸前だったが、ぼちぼち山を下りる。すれ違いに銀閣寺町の保存会のみなさんが火床に向かう。みなさんの力で送り火が続いているのだ。ほんまにお疲れさんです。
 山を下りて、最初に口にした冷たい缶ビールが美味かった!



この4年ほどは送り火は毎日新聞支局で見ていたが、亘英太郎さんも亡くなったこともあって、我が家でゆっくり過ごすことにした。
 午後8時には点灯。2階のベランダからは、残念ながら上半分だけしか見えないので、神楽坂に出て近所の人と一緒に東の空を見る。街灯の光が気になったが、東山の夜空に赤々と大の字が燃えた。しばらくして近衛通りに移動すると火の勢いも衰え消えかけていた。去りゆく夏の夜空に亡くなった友を思いちょっと感傷的な気分。もう夏も終わりです。



 
●8月15日(水)

     <両親と>

 終戦記念日。戦後67年目の夏。
 娘と一緒に嵯峨のとある高齢者マンションで暮らしている親父とおふくろを訪問。耳の遠くなったおふくろとトンチンカンナ会話。94歳になる親父は年齢を忘れたか、多少マダラだが、されど元気。ここで暮らし始めて3年目の夏。結婚生活66年。二人して100歳まで行くかな。

 午後、我が家には従姉夫妻が墓参帰りに立ち寄ってくれる。日本経済の今後の行く末を案じている経営コンサルトの旦那は70歳代だが元気。従姉もスペイン語のクラスを持っていて元気。彼らがベルギーに赴任中にぼくが訪問したのは20年ほどの前の思い出。叔母はショートステイで元気にしているとのこと。

 夕方5時過ぎ、同世代のおっさん3人で左京区は花背の松上げを見学に一路鞍馬街道から花背峠を越える。花背峠は23度。涼しい!
 八桝町のふるさと森都市交流センターのところの河原で場所取り。暗闇になる午後9時前、前原議員も参加して、松明を持って地元の青年たちが河原に並べた千本ほどの松明に点火。幽玄の世界。



 そして、鉦と太鼓の音が静寂な闇の中に響いて、高さ約20メートル?ほどの木柱の先の籠の大きい松明に向けて、縄の先に付けた小さな松明を放り上げるのです。暗闇に浮かぶ火のまつり。なかなか入らないのですが、入れば拍手喝采。
 前原議員の秘書の斉藤君は初めて成功したそうです。夏の夜の星空もきれいでした。それにしても元気な女児が、がんばれ、がんばれとカナきり声を上げてうるさくて最後に頭にきて、うるさいぞ、と一喝。真夏の星空も綺麗だったよ。
 来週には、広河原と久多でも松上げが行われる。左京区は伝統行事の宝庫です。保存会のみなさん、ご苦労様です。


 帰ってきたのは午後11時過ぎ。叡電元田中の「さかなやのあとの串かつ屋」でビールを飲んで直会。
 
 テレビでは、尖閣に香港の活動家を名乗る集団が上陸。テレビのやらせやないか。毅然とした対応を政府はとれよ!尖閣の漁船衝突事件は2年前か、あれから政府の対応にケチがつき始めた。

●8月14日(火)

 朝方雨音が激しい。宇治の方面で洪水。浸水した箇所も多いし、炭山の山間部では孤立地域も出ているようだ。お見舞い申し上げます。
 
    <墓参り>

 午前中、近くの公安院さんの鈴木家の先祖の墓に墓参。100年ほど前の祖先の朽ちかけた墓が3対並んでいる。
 それから同じ町内にある吉田神葬墓地に。この墓地には、わが祖父増次郎爺さんのその前の先祖の墓がある。京都の街が眺望できる吉田山山麓の墓地。ぼくもいずれここに入ることになるのだ。
 日和さんのお墓にも行って煙草を一本供える。

 午後は、今年亡くなった友人宅、北白川は浦野宅に。浦野康博君は鴨沂高校の同級生で左京消防署長、消防局予防部長をつとめ消防局を退職後、市民共済組合で仕事をしていたが、病に侵されて5月に亡くなった。よく飲みに行った。この2月に電話で喋ったのが最後だった。奥さんと暫し思い出話をして線香を供えて合掌。

 それから岩倉の亘さん宅に。毎日新聞記者だった亘英太郎さんは、享年69歳。ぼくが同志社時代にはすでに毎日新聞記者と活躍されていた。弟の大二郎さんはぼくの高校時代の山岳部の先輩。彼もすでに鬼籍に入っている。
 この春に手術後、急逝された。毎年恒例の大文字の鑑賞会が毎日新聞京都支局で開催されて、そこで亘さんに会えるのを楽しみにしていたが、今年はもう会うことができないのだな、と思うと無念でならない。心よりご冥福をお祈りいたします。

 夕方は、伏見へ。宇治方面の洪水で京阪の特急は運休。大手筋のとある居酒屋で脱原発運動に取り組み、「小水力、さぁ関西で!」という集会を企画している里中女史と懇談。9月1日(土)に龍谷大学アバンティ響都ホールで関西広域小水力利用推進協議会設立総会と講演会の集いを開催するとのこと。また八瀬での可能性を探るべく地元関係者とも会合を持ったとのこと。面白そう。集会には行くつもりだよ。

●8月13日(月)

 盆休み。午後、近くの浄土宗公安院のご住職にお参りに来てもらう。粛々とお盆の行事。

    <京の七夕>
  
 夕方、二条城前の堀川は「京の七夕」に。今日が最終日。この「京の七夕」が始まって4、5年かな。京都の夏の新しい観光資源として、観光客も多いし、市民は家族連れで大賑わい。堀川の河川敷に行燈など光の作品が並び「天の川」のイルミネーションがひときわ人気。

 帰途、府庁前の道を西にいったところに一か月ほど前に開店した家庭料理の店「はなふさ」に立ち寄る。京都市学校給食労働組合の委員長を長く勤めていた丹波さんが女将。伊勢から取り寄せたウニを白御飯に乗せて食べたのは絶品だった。近くに行かれたらぜひ立ち寄ってね!

●8月12日(日)

 10時から吉田下阿達町の「きくや」の速水愛蔵君のご母堂の告別式。自宅での告別式は最近では珍しいが、ご近所の方がお見送り。心よりご冥福をお祈りいたします。

       <日本とウクライナの若きアーティスト達―バレエコンサート」>

 午後は、京都造形芸術大学内の京都芸術劇場春秋座にて、日本とウクライナ外交関係樹立20周年を記念した「日本とウクライナの若きアーティスト達―バレエコンサート」に。高尾美智子さんが率いる寺田バレエアートスクールの可愛いプリマドンナたちとキエフバレエ団のダンサーたちによる「眠れる森の美女」や「クルミ割り人形」などの名場面の踊り。可憐で素晴らしい踊りの数々。中でも寺田宜弘のダイナミックな踊りには拍手喝采。そしてフィナーレは、向日葵を背景にしてコザックダンス。素晴らしい!のひとこと。

 オリンピックでは南京都高校出身の村田諒太選手がボクシングのミドル級で金メダル! ニューヒーローの誕生。確か八幡市議の田辺勇気君の母校ではなかったかな。おめでとう!



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夏バテ気味、消費増税法可決   8月11日・12日

2012年08月17日 | 日記
●8月11日(土)

 夏バテか、昼飯も食べずに夕方まで爆睡。夕方、荒神橋近くのうどん屋「きくや」の速水愛蔵君のご母堂の通夜。享年95歳。あいちゃんとは、小学校5、6年が同じクラスで祭りのときなど一緒に飲む仲間。川端麺類組合の役員さんたちや町内の人たちがご焼香に。ご冥福をお祈りいたします。帰途、近くの「満佐留」でカミさんとビールを飲んでオムライスを久しぶりに食べる。若い息子さん夫婦が、がんばってる。

 ロンドンオリンピックは、女子バレーが銅メダル。28年ぶりだとか、卓球など女子チームが大活躍。オリンピックももうすぐ幕。

●8月10日(金)

 午前中、事務所にて雑務。2,3日京都を留守にしていたので資料や手紙の整理。

 午後、来客はNPO京彩都の石井さん。この6月に国際交流会館で福祉のイベントをされたのだが、この秋にも左京区内の障がい者施設で制作された製品の展示・販売会を企画、福祉まつりを開催したいと相談に。左京社会福祉協議会の事務局長に会いに行く。
 秋は11月に国際交流会館の広場での予定だが、ぼくの友人たちにも声をかけて楽しいイベントができたらいいな。

 夕方には、体操着のリサイクル運動に取り組んでいる岡部達平君が来所。彼女と奄美大島に旅行をしてきて名瀬にいる愚息とも一緒に飯を食べたという。
 8月25日に予定している集いの準備。門川市長をはじめ守山市長もお見えになるらしい。児童文学作家の今関信子さんのお友達も多く参加されそうで賑やかな会になりそう。

夜は、友人の紹介で韓国から来た実業家で楽焼を趣味にしている夫婦と水炊きでワイワイ。李韓国大統領が竹島に上陸したようだが、話題にはならず。

それから国会では、消費増税関連法案が参議院で民主、自民、公明などの賛成多数で可決。2年先の14年4月から8%。15年10月には10%になる。
 「近いうち」に解散総選挙になるのだろうが、有権者はどういう審判を下すのか。民主党の旗を立てて街頭で演説をする気にはなれないなあ。暫し塹壕に籠っていようか。

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教育福祉委員会他都市調査で福岡、広島に  8月6日ー9日

2012年08月13日 | 日記
●8月9日(木)

    <教育福祉委員会 他都市調査 3日目>

 朝9時過ぎに広島駅から山陽線に乗って新井口駅で下車。
 タクシーで広島市衛生研究所に。生活科学部と微生物科学部、環境科学部の3分野に別れて疫学情報や食品化学の業務、また残留農薬の検出に当たり、広島はカキの産地だが、貝毒試験も行われている。説明の後、館内の分析機器類などを見せていただく。
 そして、午前11時2分。館内放送で黙祷。今日はナガサキの被爆から67年目の夏。わが大学時代の友人で被爆2世の黒岩君のことを思いながら黙祷。元気にしてるかな?
 もちろん京都市には、衛星環境研究所があり市民生活の安全確保のために同じような取り組みがされている。新型インフルエンザやO157など、何か事件が発生するとたいへんだ。がんばってちょうだい。

 昼食は駅ビルでもちろん広島焼きを食す。行列の店を避けて入ったら老婆が一生懸命焼いておりました。美味しかったよ。

 午後は、広島市役所議会棟に。教育委員会の担当者から少人数学級の取り組みやスクールソーシャルワーカー活用事業について説明を受ける。4年前から全ての小中学校の少人数学級の導入を開始。35人以下としているが、一学級の場合非常勤講師を加配してティームティーチングを実施している。現在は99・3パーセントの実施率。
 また「いじめ・不登校対策」としてスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、生徒指導アドバイザー制度などを活用して取り組みにあたっている。専門的な知識技術をもつソーシャルワーカーが問題を抱えている児童や家族に支援を行う。昨年は5人の担当者が140件ほどの問題解決にあたったという。どこの都市の教育委員会もあの手この手で問題解決を図ろうとしているのだね。
 およそ2時間近く説明を受けて質疑。その後、市内電車で広島駅に。

    <わが友、加藤裕史と再会>

 そこで一行と別れて、ぼくは、友人の加藤裕史と再会。7年ぶりかな?
 ぼくが社会党推薦で初当選したときの選挙参謀。一期目、市民センター左京のメンバーと衆議院選挙で複数擁立運動をしてぼくが除名になったり、まあ色々なことがありました。
 彼は自治労清掃支部を立ち上げ書記長として活躍、また組合運動を離れてからは、東山花灯路の立ち上げに尽力。定年前に退職して故郷の広島に帰り悠々自適かと思いきや大病を患い大手術。されど手術も成功して病魔に打ち勝ち、
今では焼酎も飲めるし元気。髭に白髪が混ざったな。駅ビルの中の居酒屋でおよそ4時間近く四方山話。ぼくも元気をもらったよ!友よ、お互い元気でもうちょっとがんばるか!東京行きの最終の新幹線で帰京。 


●8月8日(水)

    <修猷館高校を視察>

 教育福祉委員会の他都市行政調査の2日目。地下鉄で福岡県立修猷館(しゅうゆうかん)高校に。まずは立派な校舎にびっくり!なんと!黒田藩の藩校として天明4年1784年に設立されたという歴史ある学校。
 生徒自らが企画運営する伝統ある多くの行事などを紹介したビデオを見て、びっくり。とりわけ大運動会が凄い!もちろんクラブ活動も活発。そして九州大学に100人、東大に15人など進路実績なども抜群。
 校則もないのが素晴らしい!自由な校風で自立心を育む教育がなされて高校生活を謳歌しているのだ。体育館も講堂も立派。資料館もあり、同窓会ももちろん活発なのだろう。政治家では廣田弘毅や緒方竹虎をはじめ荒巻元京都府知事もあの山崎拓の出身校。
 夏休中だったが、運動会の準備や卓球やバドミントン、書道や吹奏楽などクラブ活動で汗を流す生徒たち。青春時代はええなあ!高校制度の改善を巡って京都でも色々と議論がされて答申が出されたところだが、この視察を踏まえて今後も議論していきたい。

    <九州国立博物館に>

 午後は、西鉄大牟田線と大宰府線に乗って大宰府は天満宮直ぐ近くの九州国立博物館に。暑くて熱中症気味。九州国立博物館の入り口は山裾にある長い長いエスカレーターで登ると巨大な建物が現れる。ようこんなところにデカい建物を作ったものだ。特別展として「15人の京の絵師」展が開催されていたが、視察目的は学校に貸し出す「きゅうぱっく」の説明と体験的展示室「あじっぱ」の視察。
 「きゅうぱっく」とは、ひとつのトランクにテーマ別の学習用具が収納されていて、学校の教材としてこともたちが楽しく学習できるもの。京都市の埋蔵文化財研究所でもこんなものを開発したらどうやろか!
 この博物館はアジアに視点を向けているが、「あじっぱ」と名付けられた展示室は、屋台風にアジア各国の遊び道具や楽器が並べてあって誰でもが触って遊べる場。早速、ベトナムのブースで天秤を担いだり、モンゴルの楽器を鳴らしてみたりで、アジアを体験。子どもたちも楽しそう。
 博物館そのものを見るには数時間かかりそう。見学はまたの機会ということでちょっと残念。西鉄で博多に戻って新幹線で広島に。ハードスケジュール。夕食は中華料理でした。某議員の楽しい雑学話を聞いて和気あいあい。

 テレビでは野田総理と谷垣総裁が会談して「近いうちに国民の信を問う」ことを確認したというニュース。時期を巡っては色々と取りざたされているようだが、いずれにせよ、選挙が近いなあ。

●8月7日(火)

      <教育福祉委員会の他都市調査で福岡へ>

 9時前に京都駅へ。教育福祉委員会の他都市行政調査で一路博多へ。市会事務局の吉田愛ちゃんが引率者。自民4人、共産3人、民主2人、公明2人、京都党1人の12人の委員と2人の部長。
 博多に着いて昼食の後、福岡市市民福祉プラザの中にある「介護実習普及センター」に。施設を運営している福祉サービス協会の方から説明を受けて場内を見学。福祉用具展示では、車いすやおむつや食器類や靴、押し車、トイレなど高齢者に必要な品物が展示されていて、ぼくも車いすに試乗。また高齢者が暮らしやすい住宅のモデルルームもあり、ベッドにぼくも寝転んでみたりする。あと何年かしたら、両親にはもちろんだが、ぼく自身のためにも必要になるのだろうな。介護講座も行われていた。最近では男性の受講者も多くなっているとのこと。わが身のことを考えた視察でした。

 それからタクシーでヤフードーム近くの福岡市こども総合相談センター「えがお館」に。
 このセンターは20歳までの子どもや保護者を対象に様々な問題を保健、福祉、教育分野から相談を受けて支援しようとする施設。京都でいうと児童相談所と子ども相談センターパトナが合体した感じかな。相談事業、虐待児童への一時保護所もあり、不登校対策として適応指導教室も開設されている。またスクールソーシャルワーカー事業についても説明を聞く。 どこの都市も不登校児童や問題行動を起こす児童・生徒に対して色々と工夫がされているのだ。およそ1時間半ほど説明と館内の見学をして投宿。夕食の後は、やっぱり博多ラーメンで締めました。

●8月6日(月)

     <ヒロシマから67年目の夏>

 昨夜の疲れが出てぐったり。ヒロシマから67年目の夏。学徒動員で広島に行っていて被爆した親父も93歳か。多少マダラだがおふくろと仲良く暮らしている。
 被爆2世のぼくも63歳の夏を迎えた。青春時代、白血病で早死にすると想像していたが、頭髪はすっかりなくなったものの大病を患うこともなく元気だ。よう生き延びてきたなあ。反核と反原発と不戦と平和を誓う日。

     <未来づくり教育フォーラム>

 10時前、国際会館へ。未来づくり教育フォーラムに参加。京都の教育関係者や全国からの参加者で満員。特別講演は作家での国文学者の林望さんの講演「子育て、私の考え方」を拝聴。リンボウ先生として色々と著書がある人。中学時代のことや両親との家族のこと、読書のこと、いじめのこと、子育てのことなどご自分の経験に照らして、淡々と語られる。慶応出身ということで慶応ボーイのスマートさをもった人。ぼくと同世代で同じ時代を過ごしてきた人だが、学者一家のお坊ちゃん育ちのお話でした。

     <未来への手紙プロジェクト・生まれくる君へ、育ちゆくあなたへ>

 午後は、議員団室に来客。30年ほど前、ぼくが京都イングリッシュセンターでバイトをしていた時の学生だった毎日新聞の記者。「未来への手紙プロジェクト・生まれくる君へ、育ちゆくあなたへ」のことで京都市の担当部長とともに懇談。社団法人「日本フィランソロピー協会」が主催して、「赤ちゃんへの手紙」を募集。「君が生まれたあの日」を歌う加藤登紀子さんが選者になりFM放送で彼女が朗読し、また毎日新聞紙上で紹介されるというプロジェクト。
子どもを産む世代にぜひこのプロジェクトを知らしてほしいとのこと。なんらかの形で協力しましょう。ぜひ書いてみてね。


 午後4時からは、北大路ビブレで人権擁護委員として啓発活動。「私は私らしく今を生きる」と書いた附箋を配る。全国共通の人権相談ダイヤルは0570-003-110です。人権侵害にあっている人、ぜひお電話を。およそ1時間弱5、6人のメンバーで配る。ビラを配っても普通はとる人は少ないけれど、みなさん気持ちよく受けとっていただきました。

     <徳ちゃんと乾杯!>

 6時からは、夏恒例の今枝団長の「徳ちゃんと乾杯!」のビアパーティ。市長や国会議員秘書そして同僚の議員らが参集。会場は、納涼会の雰囲気。
 今枝団長は、中央市場は青果、バナナ屋さん出身の議員で8期目。京都市会の最年長だが元気や。なんと4夜続きのパーティですよ。ぼくは当選する前、4年間中央市場の塩干部は「山本水産・山安」で丁稚車を引きモートラに乗って走り回っていた。山本水産も倒産したが、今はその当時の売り上げや店舗数は半分。
さみしくなったが、中央市場周辺には、水族館もできたし、すし市場もできた。よかった、よかった。

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議員在職25年記念の市政懇談会  8月4日・5日

2012年08月06日 | 日記
●8月5日(日)

 朝7時半に近くの近衛広場の草引きに。アブラゼミが五月蠅いぐらいに鳴いている。早い人は6時半からきて雑草を刈り取る作業。この緑地は京都市の緑の里親制度で「近衛広場緑の会」として活動をしているのだ。ご近所の寿会のメンバーが元気。9時前には雑草は刈られて綺麗になって散会。ええ汗を流しました。その後、事務所で議員在職25年の市政懇談会の最後の準備。

 
     <議員在職25年記念!鈴木マサホと未来の京都を語ろう!市政懇談会>

 午後3時には会場のウエスティン都ホテルへ。広い会場では50近いテーブルが並び壮観。寺田バレエアートスクールとブルート演奏の「湖笛(うみぶえ)の会」のメンバーらがリハーサル。司会の岩崎絵美さんと打ち合わせして受付の段取りも整い、4時過ぎから受付。400の方の参加者。

 議員在職25年記念!鈴木マサホと未来の京都を語ろう!市政懇談会の開会。「どすえちゃん」を伴って入場、柿阪正夫会長の挨拶から始まって来賓として、門川大作市長、前原誠司議員夫人の愛里さん、福山哲郎議員、松井孝治議員からそれぞれぼくとの出会いなどを語っていただく。過分なる言葉をいただき恐縮です。
 それから今枝徳蔵民主・都みらい議員団団長を先頭に同僚の市会議員と府会議員に登壇してもらってそれぞれひとこと挨拶をしてもらう。

そしてぼくが「過去、現在、未来」と題して、この30年ほどのぼくの顔の移り変わりようのスライドを流して回顧。そして京都市政の課題とこれからの抱負を語る。テーブル席には昨年の10月の本会議での質問の議事録を配り、環境や原発問題についても言及したよ。

 それから、特別演目として「湖笛の会」のフルート演奏。サウンドミュージックの歌や唱歌もあり楽しい演奏会でした。そして寺田バレエアートスクールのプリマドンナたちが可愛いバレエを披露してくれる。花束までいただいて感激。高尾美智子さんはじめみなさんに感謝。連合京都細田一三会長の発声で乾杯して食事タイム。各テーブルを回る。

 しばらくして、ゲストスピーチで平安女学院の山岡景一郎さん、大学時代からの友人で府会議員だった角替豊君が激を飛ばしてくれて、そして韓国民国京都府本部団長の王清一さんからぼくが多文化教育のことなど提案してきたことについてスピーチしていただく。それからお楽しみ抽選会で盛り上がり、最後は大木常勝後援会副会長の挨拶と「ふるさと」をみんなで歌ってお開き。



 
 多くの人に支えられて、思いがけず遠くまで来たものです。 これも皆さんのご支援の賜物です。 京都市政や左京の街づくりにどこまで寄与できたか自省しながらも、初心を忘れずにもうひとふんばりするぞ!みんなおおきに!

●8月4日(土)

      <情報労連NTT労組京都総支部定期大会>

 朝10時前にウエスティン都ホテルでの情報労連NTT労組京都総支部の定期大会に。
 冒頭、いつものように1年間の取り組みを映像にして流れるのは、いい感じ。小林正委員長らが挨拶。12年度のメインスローガンは、「育んだ組織、培った活動、礎の結集と総力の発揮で次代につなぐ時機は今」。重要な課題は、65歳まで安心して働ける雇用の確立。そして参議院選挙では、わが同志社総合政策科学研究科の修了生である吉川さおりさんの必勝が政治課題。
 来賓には、府市会議員はもちろん、京都、滋賀、奈良の国会議員もたくさん参加して挨拶。久しぶりに滋賀県選出の田島一成議員にあいさつできてよかった。がんばってや!

 午後は、明日の集いの最後のテーブル席を決める作業をしつつ、途中、山中越えで比叡平の中村宅に。前原誠司浄土寺後援会のメンバーが集まり、公務多忙な中、前原議員も駆けつけて挨拶。政権交代の成果として日航の再建問題や今後の政局の行方を親しく話し、夕方の飛行機で沖縄へ行く直前までメンバーと意見交換。そして庭で中村宅の特性のバーベキューで英気を養う。比叡平は涼しいな。

 夕方は、「京の七夕」のオープニングセレモニーがあったが、今回はサボって明日の準備。
 サッカー男子、メキシコオリンピック以来44年ぶりに準決勝に進出。快挙だね。当時は京都出身の釜本選手が大活躍だったなあ。

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灼熱の8月  8月1日ー3日

2012年08月04日 | 日記
●8月3日(金)

     <京都自治研集会>

 午後、自治労京都府本部主催の京都自治研集会に。「クリーン経済への歩みーポスト東日本大震災の日本経済」と題して佐和隆光滋賀大学学長が、日本のエネルギー使用のグラフなどを示しながら、講演。原発依存度を減らしてグリーン経済に転換させようという論調。
 もうひとつの講演は、京都新聞記者の佐分利恒夫さんが「震災に見る京都の歴史」と題して、古文書などの記述を紹介しながら京都を襲った地震について講演。1596年慶長伏見地震では、伏見城が崩壊、有馬温泉が噴き出たという。1662年寛文の地震では、死者200人。大津市は葛川の町居で山崩れがあったそうで、現在の写真を見比べる。1830年には文政の地震。本願寺が傾き、死者は280人だったいう。この地震から200年近いのか、いつ大地震が来ても不思議ではない。

     <議員インターン生と再会>

 夕方は、10年程前にぼくは大学生を議員インターンとして引き受けていたが、当時の女子学生からフェイスブックで連絡が来て、新羅で焼き肉を食しながら親父と娘の気分でデイト。卒業してからマクドナルドで仕事をして、今はエステシャン。がんばってるね。フェイスブックのやり方などを教えてもらう。インターンは、2000年頃から5年ほど受け入れていて、20人ほどかな。みんなどうしてるかな?楽しいひと時でした!

 帰宅して、なでしこジャパンのブラジル戦を見る。1点入れたところで寝てしまった。

●8月2日(木)

 剣鉾を差したからか、このところ腰に違和感があって、ギックリ腰になりそうだったので、 午前中、聖護院にある「みどり鍼灸院」に。ローラーで体を伸ばして、電気をあてたあとわが友人の子息の吉澤拓馬君が体をほぐしてくれる。マサホさん、体がバシバシですね、と言いながら懸命に体をほぐしてくれて、ようやく一息ついた。久しぶりに近くの「らんたんラーメン」へ。開店してもう35年ぐらいか、後期高齢者になったという親父さんは元気。
 
 午後は、8月5日の集いの席決めに集中。色々と配慮しながらテーブルを決める。
 またわがパソコンの師匠に登場してもらって、「25年の軌跡」を編集しなおす。ぼくのホームページに「25年の軌跡」を載せているが、見てください。髭面の顔のとき、髭を添って可愛いげな!とき。土井たか子さんと一緒に写っている写真も、デモをしている写真など、その時代時代のぼくがいます。ともかく黒い髪がふさふさしていたのは。、10年程前かな。見といてね。
 そんなこんなで終日を過ぎる。もちろん夜はオリンピックに見入る。

●8月1日(水)

 今日から灼熱の8月。メチャ暑いね。10時から議員会。今後の日程や市会改革推進委員会の報告など。ぼくからは政令指定都市協議会の役員会と自治体議員ネットワーク研修会のことを報告。 また来夏の参議院選挙に共産党の中京区選出の市会議員が出馬を表明しているので、補欠選挙になりそう。来年のことを今頃から言うと鬼が笑うが、さて候補者をどうするか、これからの大きな課題。

 午後、地球環境政策監の部屋に体操着のリサイクル運動に取り組んでいる岡部君を連れて挨拶に。最近、喫煙室で会わなくなった某氏は、煙草を止めたという。それは立派なことだが、なんとムチャムチャ太って太鼓腹。これはええことないやろ!他山の石にしよう。

      <吉田山の里山を再生する会>

 夕方、百万遍を上がった欧風食堂「マ カンティーヌ」にて京大の准教授、深町加津枝さんを囲んで課題や今後の取り組みについて「吉田山の里山を再生する会」の懇談会。昨年「左京区 大学と地域の相互交流促進事業」支援対象事業として認定されて、京都東ロータリーの協力も得て、間伐や桜を植えるなど里山の再生に地域住民としてぼくも関わっている。今後は、ゾーニングなど吉田山の管理計画などを本格的に作る方向で盛り上がる。欧風食堂「マ カンティーヌ」のお昼のワンプレートランチは安くて美味しいという評判。今度食べに行こう。

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鴨沂高校オープンスクール  7月30日31日

2012年08月03日 | 日記
●7月31日(火)

    <鴨沂高校 オープンスクール>

10時過ぎ、わが母校の鴨沂高校のオープンデーに。同窓会の理事のみなさんや見学にきた中学生や保護者のみなさんと一緒に体験授業やクラブ活動の様子を見る。卒業して45年、校舎の風景はまったく変わっていない。
 新聞を活用した授業や自転車部、演劇部、書道部などの活動ぶりを見学、愚息が世話になった先生方から愚息の近況を問われたり。図書館にも卒業以来初めて入ったよ。食堂の前川夫妻らに会って、理事のみなさんと昼食。高校時代に戻った気分。


    <すし市場、開店!>

 午後4時過ぎに中央卸売市場にオープンする「朱雀すし市場」の内覧会に。中央市場の活性化を図るために京都市が土地を提供して、京都府寿司生活衛生同業組合のみなさんが運営、日頃の腕を振るわれる。新鮮な魚でお手軽に本格にぎりが味わえるのだ。平日は朝7時から、祝祭日は10時から。梅小路公園の帰りなどにぜひお立ち寄りください。

 閑話休題。ぼくは2回目の選挙に落選したのち、4年間、中央市場は塩干部の山本水産でモートラに乗ったりデッチ車を引いて朝の5時過ぎから仕事をしていた、わがホームグランド。あの頃は活気があった。店舗数も売り上げも当時の半分だ。ぜひ美味しい寿司を食べにお行きやす。

 夜は、鴨沂高校同窓会の理事会。校舎の建て替えの方向がほぼ決まる中で、洛北高校の事例を参考にして記念事業として何をするかなどの議論。上野民夫会長が熱心で頼もしい。
 解散後、近くの居酒屋「よしなが」に。7月で閉店ということで、焼酎のボトルをみんなで飲み干す。20年近く営業されてきたという。ご苦労さまでした。

●7月30日(月)

 暑いね!さすがのぼくもこたえるね。このクソ暑い日に外に出る気分にはならず。8月5日に予定している集いの準備で右往左往、ホテルの担当者と打ち合わせ。

 ちょっと涼しくなってから岩倉は木野の精華大学前の住宅地に。去る7月15日未明の局地的豪雨で浸水した箇所。知人の紹介で現場を見に行く。10数年前に宅地開発された住宅で、長代川に架かっていた農業者の橋が流されて堤防が決壊。周辺が浸水したという。ぼくの友人のお兄さん宅の地下の駐車場も浸水したという。河川管理者は京都府で府の土木事務所に要望書を提出する段取りをされているが、下水のこととか色々と京都市にも対策を申し出ないといけないかもしれないなあ。暫し現場でご近所の皆さんと懇談。

 夕方は、わが後援会のメンバーに集まってもらって5日の市政懇談会の受付や進行について打ち合わせ。350人ほどの方にご参加いただけそう。夜は、家でオリンピックのニュースを見る。柔道の女子松本薫選手が金メダル第一号。夜更かしになっていかんなあ。

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