●3月27日(火)
<本会議 新年度予算を可決>
長かった2月市会定例会もいよいよ会期末。10時から本会議。冒頭、教育福祉委員会で審査した伏見の児童館の請願については不採択になったので共産党の議員が討論。予算特別委員長から審議された内容について委員長報告が30分ほど。予算について、各会派代表が7人が討論に登壇。わが議員団からは山岸議員が賛成討論。共産は予算関連で反対する議案もあったので、起立表決するのもあれば、共産も賛成した議案については簡易表決。付帯決議もついたが、新年度予算は可決されました。
<副市長に塚本、平口氏>
それから各常任委員長が付託されていた議案審議について委員長報告。順次淡々と可決されていく。昼休みの後も審議は続行されて、副市長に塚本行財政局長と総務省から平口愛一郎氏を選任。それぞれ挨拶。共産は反対。細見、由木副市長が退任。細見さんはご高齢でもあったのでご苦労されたことでしょう。お疲れさんでした。それから教育長には生田教育政策監が選任。市会議員の議員報酬の10パーセントカットも決めました。
<被災地のがれき受け入れ決議可決 傍聴席は騒然>
それから意見書については、共産の議員が順次討論に立つも起立表決で可決されていくのもあれば、共産だけが賛成して否決されていくのも。
東日本大震災のがれき受け入れの決議に自民の議員が登壇したら傍聴席が騒然。議長が静粛にと言い、退場して下さい、と発言する場面も。
なお文面には放射能の影響の検証や測定などの十分な体制と費用は国が負担し、安全な最終処分地の確保と安全と判断される災害廃棄物として、情報開示、説明責任、理解を求めることを明記していることをここでは書いておく。ともあれ、そうは簡単にことは運びそうにはない。科学的な検証を第一に、これからも冷静に大いに議論していくことが大切だとぼくは考えている。
京都党が提案した技能労務職への職員の採用の再開に関する決議については、自民党の議員が委員会での議員同士のやり取りを説明して、経過を知らない京都党らの若い議員をタシナメタのは面白かったよ。わが議員団は、採用の再開が必要だと考えているので、凍結する条例にもこの決議にも反対した次第。
本会議が散会したのは2時半ごろ。
その後本会議場で常任委員会の正副委員長の互選などの儀式も。
しばらくして、各会派に市長以下、新旧の副市長、そして葛西交通局管理者と西村京三水道局管理者が退任の挨拶に。
こうして2月定例市会に幕が下ろされました。
なお、ぼくは教育福祉委員会の委員と市会改革推進委員会の委員を新年度もすることになったので、よろしく。なお議員団の団長は今枝議員のままで副団長にはマラソンを完走した中野洋一君が大抜擢された。大丈夫かいな。
夜は深夜までかかって<こぺる>の原稿、<同和行政と向き合って>を書き終える。
ぐったりです。
●3月26日(月)
<意見書・決議の調整で右往左往>
いよいよ明日が2月市会定例会の会期末なので、意見書と決議の調整でぼくと山本ひろふみ議員が他会派との調整役。文言の修正をお願いしたりのやり取り。政権与党の立場なので、賛成できないものもあるし、しんどいね。随時進行状況を議員団に図りながら集約を図る。
で、共産は取り下げた意見書案もあったが、民主も賛成して提出するのが「介護保険のショートステイの食費の一食単位での設定義務付けを」「父子家庭支援策の拡充」、「介護保険制度の安定的な運営のための対応」、「若者雇用を巡るミスマッチ解消」の意見書は全会派が賛成。「戸別所得補償制度の見直しなど農業政策の立て直し」は、民主と共産は賛成せず。
決議は「介護保険料軽減に向けて国及び京都府に対して取り組み強化」は全会派賛成。自民、公明から提案のあった「東日本大震災で発生したがれきの受け入れ」の決議は、文言訂正もあり民主も共同提案で可決されることに。共産党は対案を出してこの決議には反対。
技能労務職への職員採用の再開に関する決議は、民主と共産は反対。子ども医療費支給制度に関する決議は、民主は賛成、共産反対。原子力発電に依存しないエネルギー政策への転換と再生可能エネルギーの普及拡大の決議は、自民、公明、京都党が共同提案して民主は賛成。共産とみんな・無所属は反対。
以上が押したり引いたりお願いしたりで右往左往した結果です。
<討論結了、市会運営委員会は夜10時前>
午後4時過ぎにこれらの意見書、決議の取り扱いが決まったので、5時前から各常任委員会が開催されて付託されていた議案について各会派態度表明。
そして、6時前から本会議場で予算特別委員会が招集されて一般会計予算などその他の予算関連議案について態度表明。共産は一般会計や自動車運送事業会計などは反対を表明。
その後、付帯決議について調整に時間がかかり、明日の本会議での日程や誰が討論に立つのかを表明する市会運営委員会が開催されたのが9時半頃。こうして長丁場だった2月市会もようやく目途がついたのだ。
いつもながら討論結了の日は疲れます。同僚議員とホッピー飲んで手羽先を食べて帰ったら12時前でした。市会事務局の議事課は徹夜だろうな。
●3月25日(日)
<朝粥の会 高齢者の防火安全対策>
日曜日の朝、久しぶりに事務所で「朝粥の会」。「高齢者の防火安全対策」をテーマに左京消防署の宮下警防課長に出前トークをお願いした。近くの高齢者の方や自主防災会のメンバーら10人ほどが集まっていただく。
火災の実態ということで、ストーブ、たばこ、天ぷら鍋、ローソク、電気コードによる火災の実例など上げ、その対策。また救急体制のことなど懇切丁寧にお話いただき質問。朝粥を食べながら参加者でわいわい。今年の左京は火災件数が増加している。ちょっと心配ですね。
<震災がれき処理の勉強会>
午後は、民主党の府市会議員が集って、環境省の近畿地方環境事務所廃棄物・リサイクル対策の林里香課長から「震災がれきの各地域における処理について」の勉強会。 3・11から1年余。津波被害による岩手と宮城県の災害廃棄物を各自治体で受け入れて、東北復興のために協力してほしいということ。
確かにそうなのだが、問題は、原発事故による放射性物質による災害廃棄物の汚染の危惧。市長も受け入れを表明しているが、安全性の確認や最終処分地のことや住民合意など課題は山ほどある。市会でも決議を巡ってやり取りをしている所で、思案のしどころ。
舞鶴市でも受け入りを表明したということで高田舞鶴市議や城南衛生管理組合出身で廃棄物処理に詳しい米沢京田辺市議らが質問。 ぼくも大文字の送り火の被災松のことなど例に挙げて、安全性確認の説明責任のことなど質問する。
夜「こぺる」の原稿書き。未だ悪戦苦闘中。
●3月24日(土)
昼過ぎ、社団法人京都鴨沂会の理事会。公益法人に移行の準備を進めてきているが、京都府の担当者から指摘を受けていたことについて協議。色々とややこしいことがありますね。
午後3時から左京西部いきいき活動市民センターに。「居場所づくり」の3回目。生活環境づくり認定アドバイザーの佐々木厚司さんが「コミュニティの話」。養正田中まちづくりの会の公開自由討論も。参加者の数は少なかったけれど、かつての隣保館を拠点に自主的なまちづくりへの新しい芽がでることを期待したい。若いスタッフのみなさんがんばれよ!
<「社会保障と税の一体改革について」>
その後、前原事務所に。2区の府市会議員がそろって、政調会長として苦労している前原議員から「社会保障と税の一体改革について」講義を受ける。
人口減少と少子高齢化、債務残高900兆、国民所得の伸び率の減少などを要因としたわが国で、社会保障制度の安定財源として消費税を5パーセント引き上げようということ。1パーセント分2兆7千億円で、子育てや医療・介護、年金制度の改善、貧困格差対策の強化を図り4パーセント分の10兆円ほどで年金国庫負担や後代への負担のつけ回しの軽減などを図りたいと政調会長。
連日の民主党での意見集約の状況をテレビで見ているが、消費税断固反対の小沢派とのやり取りや今後の国会審議のことなども聞く。まとまるのやろか?
<本会議 新年度予算を可決>
長かった2月市会定例会もいよいよ会期末。10時から本会議。冒頭、教育福祉委員会で審査した伏見の児童館の請願については不採択になったので共産党の議員が討論。予算特別委員長から審議された内容について委員長報告が30分ほど。予算について、各会派代表が7人が討論に登壇。わが議員団からは山岸議員が賛成討論。共産は予算関連で反対する議案もあったので、起立表決するのもあれば、共産も賛成した議案については簡易表決。付帯決議もついたが、新年度予算は可決されました。
<副市長に塚本、平口氏>
それから各常任委員長が付託されていた議案審議について委員長報告。順次淡々と可決されていく。昼休みの後も審議は続行されて、副市長に塚本行財政局長と総務省から平口愛一郎氏を選任。それぞれ挨拶。共産は反対。細見、由木副市長が退任。細見さんはご高齢でもあったのでご苦労されたことでしょう。お疲れさんでした。それから教育長には生田教育政策監が選任。市会議員の議員報酬の10パーセントカットも決めました。
<被災地のがれき受け入れ決議可決 傍聴席は騒然>
それから意見書については、共産の議員が順次討論に立つも起立表決で可決されていくのもあれば、共産だけが賛成して否決されていくのも。
東日本大震災のがれき受け入れの決議に自民の議員が登壇したら傍聴席が騒然。議長が静粛にと言い、退場して下さい、と発言する場面も。
なお文面には放射能の影響の検証や測定などの十分な体制と費用は国が負担し、安全な最終処分地の確保と安全と判断される災害廃棄物として、情報開示、説明責任、理解を求めることを明記していることをここでは書いておく。ともあれ、そうは簡単にことは運びそうにはない。科学的な検証を第一に、これからも冷静に大いに議論していくことが大切だとぼくは考えている。
京都党が提案した技能労務職への職員の採用の再開に関する決議については、自民党の議員が委員会での議員同士のやり取りを説明して、経過を知らない京都党らの若い議員をタシナメタのは面白かったよ。わが議員団は、採用の再開が必要だと考えているので、凍結する条例にもこの決議にも反対した次第。
本会議が散会したのは2時半ごろ。
その後本会議場で常任委員会の正副委員長の互選などの儀式も。
しばらくして、各会派に市長以下、新旧の副市長、そして葛西交通局管理者と西村京三水道局管理者が退任の挨拶に。
こうして2月定例市会に幕が下ろされました。
なお、ぼくは教育福祉委員会の委員と市会改革推進委員会の委員を新年度もすることになったので、よろしく。なお議員団の団長は今枝議員のままで副団長にはマラソンを完走した中野洋一君が大抜擢された。大丈夫かいな。
夜は深夜までかかって<こぺる>の原稿、<同和行政と向き合って>を書き終える。
ぐったりです。
●3月26日(月)
<意見書・決議の調整で右往左往>
いよいよ明日が2月市会定例会の会期末なので、意見書と決議の調整でぼくと山本ひろふみ議員が他会派との調整役。文言の修正をお願いしたりのやり取り。政権与党の立場なので、賛成できないものもあるし、しんどいね。随時進行状況を議員団に図りながら集約を図る。
で、共産は取り下げた意見書案もあったが、民主も賛成して提出するのが「介護保険のショートステイの食費の一食単位での設定義務付けを」「父子家庭支援策の拡充」、「介護保険制度の安定的な運営のための対応」、「若者雇用を巡るミスマッチ解消」の意見書は全会派が賛成。「戸別所得補償制度の見直しなど農業政策の立て直し」は、民主と共産は賛成せず。
決議は「介護保険料軽減に向けて国及び京都府に対して取り組み強化」は全会派賛成。自民、公明から提案のあった「東日本大震災で発生したがれきの受け入れ」の決議は、文言訂正もあり民主も共同提案で可決されることに。共産党は対案を出してこの決議には反対。
技能労務職への職員採用の再開に関する決議は、民主と共産は反対。子ども医療費支給制度に関する決議は、民主は賛成、共産反対。原子力発電に依存しないエネルギー政策への転換と再生可能エネルギーの普及拡大の決議は、自民、公明、京都党が共同提案して民主は賛成。共産とみんな・無所属は反対。
以上が押したり引いたりお願いしたりで右往左往した結果です。
<討論結了、市会運営委員会は夜10時前>
午後4時過ぎにこれらの意見書、決議の取り扱いが決まったので、5時前から各常任委員会が開催されて付託されていた議案について各会派態度表明。
そして、6時前から本会議場で予算特別委員会が招集されて一般会計予算などその他の予算関連議案について態度表明。共産は一般会計や自動車運送事業会計などは反対を表明。
その後、付帯決議について調整に時間がかかり、明日の本会議での日程や誰が討論に立つのかを表明する市会運営委員会が開催されたのが9時半頃。こうして長丁場だった2月市会もようやく目途がついたのだ。
いつもながら討論結了の日は疲れます。同僚議員とホッピー飲んで手羽先を食べて帰ったら12時前でした。市会事務局の議事課は徹夜だろうな。
●3月25日(日)
<朝粥の会 高齢者の防火安全対策>
日曜日の朝、久しぶりに事務所で「朝粥の会」。「高齢者の防火安全対策」をテーマに左京消防署の宮下警防課長に出前トークをお願いした。近くの高齢者の方や自主防災会のメンバーら10人ほどが集まっていただく。
火災の実態ということで、ストーブ、たばこ、天ぷら鍋、ローソク、電気コードによる火災の実例など上げ、その対策。また救急体制のことなど懇切丁寧にお話いただき質問。朝粥を食べながら参加者でわいわい。今年の左京は火災件数が増加している。ちょっと心配ですね。
<震災がれき処理の勉強会>
午後は、民主党の府市会議員が集って、環境省の近畿地方環境事務所廃棄物・リサイクル対策の林里香課長から「震災がれきの各地域における処理について」の勉強会。 3・11から1年余。津波被害による岩手と宮城県の災害廃棄物を各自治体で受け入れて、東北復興のために協力してほしいということ。
確かにそうなのだが、問題は、原発事故による放射性物質による災害廃棄物の汚染の危惧。市長も受け入れを表明しているが、安全性の確認や最終処分地のことや住民合意など課題は山ほどある。市会でも決議を巡ってやり取りをしている所で、思案のしどころ。
舞鶴市でも受け入りを表明したということで高田舞鶴市議や城南衛生管理組合出身で廃棄物処理に詳しい米沢京田辺市議らが質問。 ぼくも大文字の送り火の被災松のことなど例に挙げて、安全性確認の説明責任のことなど質問する。
夜「こぺる」の原稿書き。未だ悪戦苦闘中。
●3月24日(土)
昼過ぎ、社団法人京都鴨沂会の理事会。公益法人に移行の準備を進めてきているが、京都府の担当者から指摘を受けていたことについて協議。色々とややこしいことがありますね。
午後3時から左京西部いきいき活動市民センターに。「居場所づくり」の3回目。生活環境づくり認定アドバイザーの佐々木厚司さんが「コミュニティの話」。養正田中まちづくりの会の公開自由討論も。参加者の数は少なかったけれど、かつての隣保館を拠点に自主的なまちづくりへの新しい芽がでることを期待したい。若いスタッフのみなさんがんばれよ!
<「社会保障と税の一体改革について」>
その後、前原事務所に。2区の府市会議員がそろって、政調会長として苦労している前原議員から「社会保障と税の一体改革について」講義を受ける。
人口減少と少子高齢化、債務残高900兆、国民所得の伸び率の減少などを要因としたわが国で、社会保障制度の安定財源として消費税を5パーセント引き上げようということ。1パーセント分2兆7千億円で、子育てや医療・介護、年金制度の改善、貧困格差対策の強化を図り4パーセント分の10兆円ほどで年金国庫負担や後代への負担のつけ回しの軽減などを図りたいと政調会長。
連日の民主党での意見集約の状況をテレビで見ているが、消費税断固反対の小沢派とのやり取りや今後の国会審議のことなども聞く。まとまるのやろか?