元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

9月市会定例会 閉会! 10月25日ー28日

2013年10月30日 | 日記
●10月28日(月)

    <錦林小学校で稲刈り>

 今日は9月24日から始まった35日間に渡った9月市会定例会の会期末の本会議。本会後の始まる前に、市役所に行く途中、錦林小学校に。小さな田圃でコメの収穫! 2年生の児童たちが、聖護院の島田さんの指導で稲刈り。 田植えから見てきたので、ちょっと感動しました。

    <会期末の本会議>

 10時から本会議。各付託されていた議案について各常任委員会の委員長報告があり、順次粛々と可決していく。24年度歳入歳出決算については、各会派の賛成討論ないし反対討論が続く。民主は山岸議員が登壇。決算は賛成多数で認定。条例の制定や改正に関する63件を可決し、平成24年度決算に関する22件を認定、追加で提案された人権擁護委員の推薦も可決。
 可決した意見書は、
「地方税税財源の充実確保に関する意見書」、
 「公共事業における国産材の活用を求める意見書」、
「鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書」は全員一致で可決。
「認定子ども園の認定権限等の移譲を求める意見書」、
 「地域の中小企業へ更なる支援を求める意見書」、
 「福島原子力発電所の汚染水対策の強化を求める意見書」は、賛成多数で可決。
 民主は反対したが、
「若い世代が安心して就労することができる環境等の整備を求める意見書」
「新聞への消費税の軽減税率の適用を求める意見書」は自民、公明で可決。

  青木芳香議員ががんばって提案説明した「高校授業料無償化制度への所得制限の導入に反対する意見書」。中野洋一議員が提案説明した 「一括交付金制度の復活を求める意見書」については賛成少数で残念ながら否決。与野党が交代したら、しゃあないが、筋は通さないと!ようがんばった!立ったり座ったり。終わったのは午後2時でした!
 この市会は、当然のことながら台風18号の被害を受けての論議が中心。総括して災害に強い京都にするのがこれからすること。

 本会議終了後は、「京都市会神輿を担ぐ愛好会」の結成総会。自民、民主、そして公明、共産も参加。趣旨は、神輿を通じて地域の活性化の為ということ。ぼくは剣鉾差しだよ!会長は繁議員、顧問は髭の今枝徳蔵議員です。
 
    <ソニック電動蹴球団、市長表敬訪問>

 午後4時前には、市長応接室に。日本電動車椅子サッカー選手権に出場するソニック電動蹴球団の代表の吉村伸さんと選手と保護者とチェアガールのみなさんらが市長表敬訪問。ぼくが場の設定をお願いした。藤田副市長、正副議長、教育福祉委員会正副委員長らとともに激励しました。4年程前からぼくは応援団だが、みんなたくましくなりました!がんばって!
 
 夕方、下水道問題で相談ごと。
 夜は、予算要望作成に向けて準備と、過日あの世に旅立った六平君を偲ぶ会「中川六平を語る会」の呼びかけ文案づくり。12月8日に徳正寺で行います。友人のみなさん、ぜひ彼の青春を過ごした京都へ。

●10月27日(日)

    <朝粥の会「天災は忘れたころにやってくる>

 毎月第4日曜日の朝に開催している吉田文化サロン朝粥の会。第40回か。今朝は、わが町内会長で元消防職員の若狭静一さんが 「天災は忘れたころにやってくるー災害に備える活動と文化」と題して、 古本屋で手に入れたという関東大震災の写真集を見せながら、寺田寅彦さんの伝説的警句「天災は忘れたころにやってくる」の言われや阪神大震災のときの救援に行った時の話や 危機管理の意識ープロアクティブの原則など話していただきました。 我が家近くにある花折断層が動かないことを祈るのみ!
 
 それから先週雨で延期になった北白川学区の運動会。ちょっと曇天模様で寒かったが、スポーツの秋を楽しんではりました。左京区は27学区があり9月中旬から毎週日曜日に各学区で開催されてきたが、これにて打ち止め!ぼくは20か所ぐらい回ったのかな。
 
 さらにわが地元の近衛中学校の南側にある社会福祉施設、吉田学園のオータムフェア。毎年行っているのです。今年もバザーに野菜やパンの販売など。そして舞台では、黒い服を着た吉田学区の民生委員さんによる手話と園生のみなさんの歌の競演。よかったですよ!地域との交流も進んで何より。みなさん、ご苦労様。

 午後は、平安女学院での「京都SEELフェア」に。平安女学院の学園祭と同時に、クリーニング、麺類、喫茶組合などの団体と、わがカミサンも手伝っている「住みよい京都をつくる婦人の会」のバザーとのコラボ。貴品女性は誰?という平安女学院ミスコンテストで盛り上がってた!

 夜は、朋あり四国より来る。同志社出身で松山で牧師と幼稚園の園長をしている武井サンが奥さんと上洛。もう一組の牧師夫妻とぼくと5人で「キエフ」で会食。京都イングリッシュセンターのことや教戒師として叙勲を受け皇居に行ったときの話とか、旧交を温める。

●10月26日(土)

 この数週間、週末も休みなしでさすがにバテ気味。午前中は、ゆっくり。午後は、とある環境問題のシンポジウムに行く予定にしていたが、しんどいのでやんぺ。ぼーとして、夕方、事務所で雑務。

 で、台風28号か、この2,3日前から接近ということで、特に先日の台風の土石流の被害で多くの犠牲者を出した伊豆大島の住民の避難のことが話題になっていたが、昨日と今日に予定されていた「岡崎ときあかり」が中止になった。雨も止んでいたので、どんなもんかと散歩がてら見に行く。担当者のメンバーが寒い中、「中止」の看板をもって立ってました。ご苦労さん。台風には勝てんわな。されど岡崎のこの秋の行事は、雨にタタラレタ。吉田の節分に厄払いにどうぞ、とフェイスブックに書き込んでおきました。
 
 帰ってテレビ付けたら日本シリーズ。東北イーグルスの新人の則本投手が、巨人打線に立ち向かい力投!負けたけど、清々しかった!がんばれ!東北!

●10月25日(金)

    <9月市会、いよいよ大詰め>

 10時から議員会。青木、片桐コンビが意見書の調整役。随時、調整の模様を聞きながら、他会派の提案の意見書に賛成するか、共同提案にするか、はたまた取り下げるか、攻防?が続く。また議案についても付帯決議が出されてきているので、その対応策も検討。また、24年度の決算に関して、認定することを決めて賛成討論をするためにバッターとなる山岸議員を中心に原稿作り。なんやかんやで時間が過ぎる。
 料金の改定の議案や不規則なことがあれば紛糾することもあるが、まあ順調に意見書調整も進み、午後5時過ぎか、各常任委員会の討論結了の委員会が順次開催されていく。ぼくはくらし環境委員会。いつものように「民主・都みらい議員団は、慎重に審議した結果、各議案に賛成します」と意見表明。その後、共産党から提出されていた南部クリーンセンター工事請負契約の議案の付帯決議について調整。他の会派は、賛成しないと表明。委員長報告となる。
 午後6時、本会議場で全議員が集まり、決算特別委員会の討論結了の委員会。共産党は認定しない決算もあったが、他の会派は、認定。可決されることになった。その後、市会運営委員会が、行われることになっているが、ぼくはメンバーではないので、早々に退出。久しぶりに、わが事務所近くのタコとケンタローでたこ焼きで軽く飲んで、事務所で雑務して帰宅。くたびれました。 

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会期末を控えて議員会  10月23日・24日

2013年10月27日 | 日記
●10月24日(木)

   <9月市会、会期末を控えて議員会>

 議員会の2日目。午前中、行財政局を呼び込んで技能労務職の採用凍結のことで、その考えを聞き、やり取り。24年度の決算は認定することに。人権擁護委員の選任の追加議案も賛成。
 意見書は自民から2本、共産から8本、公明から2本、そして民主からは6本出したので、それぞれの意見書に対して方向性を議論。意見書調整の役は、青木芳香議員と片桐直哉議員のコンビに任せて、随時経過報告を受けて、議員団としての考えをまとめて行く作業。また賛成討論の原稿を分担を決めて進め、さらに予算要望案を作成する作業も。なんやかんやで、バタバタ。大きく紛糾することもなさそうかな。

 議員会終了後、予算要望作成チームでミーティング。例年とは違い、台風18号の被害を総括して、災害対策、防災対策が新年度の予算要望の柱にするつもり。みなさんご意見をお寄せください。
 
 夜は、朋あり遠方より来る。香川県はさぬき市から十河章ドクターが入洛。ベ平連運動で出会った人。四国86番目の志度寺の住職でもあり、地域医療に貢献、多彩な活動をしているドクター。25年ぶりかな?色々と思い出話や今後のことを語りながら楽しい秋の夜長。讃岐うどん食べがてらいちど行ってみたいね。

●10月23日(水)

    <哲学の道 宅地開発を巡る請願の紹介議員に>

 朝、事務所にて、法然院は哲学の道の前の斜面地の土地の木を伐採して宅地化するという計画があり、過日現場にも行き、相談に乗っていたが、急遽、今日の午後5時までに出せば、請願が28日の本会議で上程されることになるので、電話とメールでのバタバタとやり取り。昼には、哲学の道の宅地開発に関する請願を地元の人が持って来られて、色々と相談。左京選出の議員らに根回しなどで右往左往。そして2通の請願に紹介議員となる。また請願の趣旨説明に委員外委員として出席をしないかんなあ!

    <会期末を控えて議員会> 

 10時からは、議員会。理事から今後の日程など報告がある。その後、付託されていた各議案についての審議状況を各所属している議員から報告。南部クリーンセンターの工事請負契約や文化会館やスポーツ公園の減免制度、また利用時間や休日を条例で決めるという議案などは問題なし。また急遽、哲学の道の開発計画に対して地元から請願が出されるので、ぼくが紹介議員なることを提案。了解を得る。
 24年度の一般会計や公営企業会計などは、各分科会の審議状況の報告があり、おおむね認定する方向に。
 また夕方5時までには、国に送る意見書を提出しないかんので、民主党本部から通達の来ている意見書案を参考に担当者を決めて作業をすることに。その結果、民主から提出する意見書としては、高校無償化、福島原発問題、自動車取得税、公共事業における国産材の活用などを提出することになった。若手の議員が張り切ってるよ。いつもの会期末の議員会の光景。

 夕方は、京都府医師会政治連盟のみなさんと民主党議員との「デンタルミーティング」。懇談会だけの参加になったが、髭の藤田直哉先生らと親しく懇談。京都市民の口腔の健康に寄与されているみなさん、ご苦労様です。ぼくの主治医の吉田民夫先生が会長をされていたのは、もう10年程前かな。お蔭さんで、入歯にならんでよかった。80歳になっても20本の歯が残ってるようにしたいね。それが健康保持の秘訣!

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時代祭を歩く  10月22日(水)

2013年10月23日 | 日記
●10月22日(火)

 この週末から週明け、バタバタして、ひとくち日記更新できません。ごめん!
 22日は、京都は時代祭。
 朝7時半に平安神宮に。例によって深緑の装束を着付けてもらう。ぼくは平安講社第七社で地元吉田と聖護院、浄楽、錦林東山学区の人と一緒に御鳳輦「ごほうれん」前の神幸列
の前列を歩く役。
 9時前、平安神宮からを歩いて丸太町通を西に行って御所は堺町御門から入場。
 神事が終わって行列の出発は正午なのだが、第7社の神幸列は最後。弁当を食べたり、一緒に歩く行列のメンバーや白川女の列に参加している高校時代の同級生の細川寿美枝さんや、また馬車に載る市長や隠塚副議長の着替えている所に行って挨拶にして時間を過ごす。 3時間ほど待機して、ようやく1時半頃になって出発。ちょっと暑かったが、曇天でちょうどいいぐらい。いつものように烏丸から御池、市役所前では小学生や留学生が応援、外国人観光客が昨年より増えていたかな。市役所前から三条通を東へ行って神宮道から大鳥居をくぐって無事に平安神宮に戻ったのは4時前。無事に終わりました。
 とりあえず写真だけアップしておきましょう。


 なお夜は、四条の徳正寺にて、わが友、中川六平君の49日の法要。若き住職、井上迅さんが、読経。六平もあの世で、ぼくらのことを見守ってくれているのだろう!なお12月8日に100日の法要と偲ぶ会として「六平を語る会」を開催することにしました。ご参加いただける方は、鈴木までご連絡ください。 

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総括質疑とくらし環境委員会 10月15日ー21日

2013年10月20日 | 日記
●10月21日(月)

   <くらし環境委員会>

 長かった9月市会定例会も最後の週。今日と明日は、付託されている議案などについて審議する常任委員会が開催。ぼくは、くらし環境委員会。

 まずは環境政策局から。付託されている京都市南部クリーンセンター第二工場の新設請負契約。共産党さんは、学習施設などいらんという趣旨。理事者報告は、「京都市エネルギー政策推進のための戦略」の策定状況について、報告があり各委員から質疑。原発に依存しない持続可能なエネルギー社会を目指して、産官学の連携と市民力、地域力で省エネの推進と再生可能エネルギーの飛躍的な普及拡大に取り組もうとする計画。がんばってや!みなさんも意見をお寄せください。
 請願審査は、北区の鴨川河川敷での公衆トイレ設置の請願。文言訂正もされたので、全委員が賛成して採択することに。

 一般質問で、ぼくはメダカや熊、鹿のこと、また吉田山里山の再生の取り組みのことなど紹介しながら、生物多様性のプラン策定の現状と今後の取り組みについて、質疑。

   <教育福祉委員会 委員外委員として請願の趣旨説明> 

 文化市民局との質疑が始まると、教育福祉委員会が行われている別の委員会室に。保健福祉局との審議を見ながらしばし待機。
 ぼくがただ一人で紹介議員となった「リハビリセンター再編に向けての機能充実」について委員外委員として、その請願の趣旨について、15分ほど説明。
 リハビリセンターが宮城まりこさんのテレソンや市民の寄付が集められて開設されたことから始まり、社会福祉審議会からの答申とその方向性、また利用者の切ない想いで、充実を求める請願への署名活動が始まったこと、そして障害者の避難受け入れ施設になることなど10項目にわたる項目について説明。
 脳梗塞などで倒れたら我々も世話になる、ということも付け加えました。
 モニター室には、車いすのバリアフリーの会のみなさんが傍聴。ようやくここまでこぎつけて、ぼくもほっとした。委員のみなさん、真摯な議論をよろしく!
 
 説明の後、直ぐに退出して、くらし環境委員会に戻る。付託されていた議案のNPO法人に寄付をしたら税の控除になるのだが、環境市民ともう一団体がその対象という議案と、文化会館やスポーツ施設の利用時間、利用料の減免などを条例で決めるという条例の改正案。
 それから「京都市美術館将来構想」の検討状況について、各都市の美術館との比較や来館者へのアンケート調査報告も交えて、80周年を迎える美術館の今後を議論していくと報告があり質疑。

 また「京都をつなぐ無形文化遺産「京の食文化―大切にしたい心、受け継ぎたい知恵と味」の選定について報告。過日の委員会で話題になった「おばんざい」と「おかず」のこと、また衣笠丼も入りました。終わったのは、午後6時前だったかな。
 
 夜は、高城左京区長と奥園副区長を囲んで左京の有志の議員が集い懇談会。台風18号の被害と復旧のことなど、左京の諸問題について意見交換。有意義な秋の夜長やった!また、やろいかいな。
 東北イーグルス、クライマックスシリーズでライオンズに勝ち日本シリーズに。ジャイアンツに勝ってよ!応援するぞ!

●10月20日(日)

    <吉田神楽岡社、神幸祭>

 小雨降る日曜日。左京区最後に予定されていた北白川学区運動会は延期になった。10時過ぎには吉田神社境内に。
 参集殿前には、神楽岡町のハッピ姿の面々が集まり、子ども神輿が置いてある。雨で今日は居まつり。残念。本殿横で神楽岡社に向かって神事が執り行われる。神楽岡町地主の神さんで、古くより水を司る神・雷除の神さん。だから雨が降るのかな。
 この日は、日吉神社、八神社も神幸祭。雨が恨めしいね。神事の後、同志社の留学生たちも交じって、女神輿が小雨に濡れながらワッショイワッショイと20分ほど練り歩く。晴れたらよかったね!
 午後、参集殿でお神酒と二重のお弁当で「直会(なおらい)」。神楽岡の人たちは、節分の時の追儺式のときの主役。追儺保存会でのご苦労をお聞きする。昼間のお神酒は回る。家に帰って、夕方まで高いびき!

 夜、事務所に出てきて、明日の「くらし環境委員会」で審議される付託されている議案の説明資料を読み、さらに同時刻に開催されている教育福祉委員会で中央リハビリセンターの請願について、紹介議員として説明をしなければならないので、メモづくり。どこまで請願者の切ない想いを伝えれるかな。

●10月19日(土)

     <鴨沂高校同窓会・理事会>

 朝10時、鴨沂高校に!と言っても実はこの秋から烏丸通上立売上がる相国寺北にある旧成安女子高校跡に移転。校舎建て替えに向けて、新校舎ができるまでこの地が仮校舎として鴨沂高校の生徒たちは学ぶことになる。
 鴨沂高校同窓会の理事会。藤井校長も来ていただき、この間の改築問題の経過について、また諸課題について報告。校舎の保存を巡って色々と意見を述べている人たちがいるようだが、そこで学ぶ生徒たちの環境を良くすることが優先すべきだとぼくは思っている。耐震も考えて、建物か、人か、どっちが大事か。答えは簡単。生徒たちが快適に学ぶ環境を整備するのが優先するのは当然のこと、自分たちのノスタルジアで保存を願うのは、不可解。これがぼくの考え。ぼくの後任の上野民夫会長が色々とご尽力いただいていることに敬服。感謝です。次回、総会の開催のことなど諸々のことを決める。

    <中央リハビリセンターのこと>

 午後、事務所への来客は、京都バリアフリーの会のメンバーが来所。「リハビリテーションセンター再編に向けての機能充実」の請願について、ぼくだけが紹介議員になっているので、21日の月曜日の教育福祉委員会で委員外委員として、請願の趣旨を説明しなければならないので事前の勉強会。リハビリセンターの創設から、社会福祉協議会委員会からの答申、また請願署名の経過やその項目についてその思いを聞きメモづくり。リハビリセンターを利用している人たちの切ない想いをどのように教育福祉委員会の委員に伝えるか、それがぼくの任務。責任重大。がんばろ!

 それから、京彩都の石井岩吉さんが夕方来所。11月17日に国際交流会館で予定されている「ユイ・ハート福祉まつり」のことで打ち合わせ。この秋で3回目。福祉施設で制作されている製品の販売と交流を進める企画。ぜひ来てくださいね!
 
 夜は、吉田山は東山麓の神楽岡町、銀閣寺横の八神社、そして錦林車庫の西側の日吉神社の宵宮3か所をハシゴ。
 神楽岡町は、路地のところにテントを張った宵宮。台風18号で土砂が流入した八神社では、ご近所の人も元気に参加。神輿と剣鉾が飾られていた。日吉神社では、小雨降る中、ビンゴゲームの真っ盛り、それぞれビールやお酒、うどんやおでんをいただき満腹。

 吉田山を越えて帰る途中、久しぶりに伝説のスナック「白樺」に立ち寄る。高瀬泰司さんが亡くなって27年か。毎週土曜日の夜のみの営業のようだが照美さんが元気に応対。青春時代を思い出す。

●10月18日(金)

 昨夜は遅くまで総括質疑のメモづくりをしていて眠たいのに、早起きして8時半から新幹線で東京から帰ってきた福山参議院議員を交えて民主党府連の選挙対策委員会。舞鶴、福知山など京都北部の5区の次期衆議院選挙に向けて、この間頑張ってきた小原舞さんを5区総支部長として党本部に公認申請することを決定。しんどいけれどがんばってね!
 また京丹波町議会選挙で現職の北尾潤さんが推薦の依頼を受けて協議。推薦する方向で調整をすることになった。急いで市役所に走る。

    <市長総括質疑に立つ>   

 決算特別委員会の総括質疑2日目。ぼくは3番バッター。それなりに緊張するよ。答弁を入れて持ち時間は20分。(以下は、質問メモを付けておきます。議事録は先になります。またインターネットで録画中継を見れます。ぜひご覧ください)

 以下質問要旨!

 「2012年が、時代の背景としては、東日本大震災から1年、日本社会も少しは明るい兆しが見え始めた。金環日食やロンドンオリンピックもあり、また山中伸也教授にノーベル賞を受賞された年。政治の世界では、残念ながら3年余の民主党政権に終止符が打たれた年。
 
◎2012年平成24年は、門川市政2期目のスタートで、10年平成22年に市会で議決した京都市の基本計画「はばたけ未来へ!京(みやこ)プラン」のスタートして、3月に実施計画が策定されて、その初年度としての取り組みが始まった年。京都市にとっては、大きな災害もなく、この決算特別委員会でも話題になった不祥事も続発することなかった。亀岡や花見小路の車の暴走で児童や市民が亡くなるという事件もあり、緊急に児童の交通安全対策などに取り組まれたが、平穏な年であったといえる。
 24年度の決算については、一般会計では収支については、4億円余の単年度黒字になったこと、水道事業では、配水管の破損事故もあり、55億円の赤字、下水は、使用料収入は落ちているものの34億円の純利益。バスは、26億円の黒字。地下鉄は5千人の乗客増で現金収支は黒字になり、経営完全化に向けて順調。まずまずの決算。
 この間、行政評価や事務事業評価を実施し、市民に財政状況も分かりやすく報告するようになってきた。
 市長に伺う。2期目のスタートとして、24年はどんな年であったのか。決算の数字を説明するのではなくて、政策や施策を実施してきたことで何点の自己評価をされるのか、「はばたけ未来へ!京(みやこ)プラン」の進捗をどう評価されるのか、伺いたい。

◎2012年はどういう年であったのか。原発とエネルギー問題が大きく浮上した年。
福島原発事故から、2年、今も放射能汚染水問題をコントロールできていないし、福島の人たちは、帰ることもできない。3・11福島原発事故から1年、2月の市長選挙では原発問題が争点になり、春には、市会で「原発に依存しないエネルギー政策への転換と再生可能エネルギーの普及拡大」を決議。がれき処理のことで本会議場が騒然となったことを記憶されているだろうが、大飯原発の再稼働、また節電対策が言われた年であり、モニタリングの設置など、原子力防災に向けての取り組みが始まった。
 関西電力の株主総会で脱原発依存社会に向けて株主として京都市が提案。
今年の株主総会での提案について、関西電力の経営の透明性、取締役の報酬の開示、脱原発と安全性の確保及び事業形態の革新、代替電源の確保、電力需要の抑制と新たなサービスの展開、脱原発依存と安全性の確保など提案。評価して、その提案に対して市長の考えを問う。

◎またこの総括質疑でも多くの委員が質疑をされているが、同時に、再生可能エネルギー対策がスタートした年。
 2年前の10月の本会議で、この夏に亡くなった阪東嘉和君の提案を受けて、本会議でぼくが訴えた太陽光発電の里親制度から始まったといえる、市民協働発電について、過日開催された市民・地域共同発電所全国フォーラムに参加したことを踏まえて質疑。そして具体的な取り組みとして、水垂地区にあるメガーソーラーの現状、小水力発電の可能性も交えて質疑。
 そして、新聞記事に「京都市<原発依存ぜず>推進委に提案、明記政令市初」と見出しに載ったエネルギー政策推進戦略の素案を評価。原子力防災と、原発依存からの市長の決意は、またエネルギー戦略策定と様々な再生エネルギーに対する取り組みとエネルギー戦略への今後の策定に向けた取り組みについて、市長の決意はいかがか。

◎そして、1978年に策定された「世界文化自由都市宣言」を読みあげて、世界文化自由都市とは,全世界のひとびとが,人種,宗教,社会体制の相違を超えて,平和のうちに,ここに自由につどい,自由な文化交流を行う都市をいうのである。
 京都は,古い文化遺産と美しい自然景観を保持してきた千年の都であるが,今日においては,ただ過去の栄光のみを誇り,孤立して生きるべきではない。広く世界と文化的に交わることによって,優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市でなければならない。われわれは,京都を世界文化交流の中心にすえるべきである。
 もとより,理想の宣言はやさしく,その実行はむずかしい。われわれ市民は,ここに高い理想に向かって進み出ることを静かに決意して,これを誓うものである。」

 国際化推進プラン 多文化が息づくまちを目指して、外国籍市民が暮らしやすく活躍できる街づくりの推進など、おもてなしのこととともに、京都に住む外国籍市民の4万人のうち2万人が特別永住者であることや外国人教育基本方針も例に挙げて、多文化共生社会の大切さ訴え、過日の京都地裁が「ヘイトスピーチ」に対して、「差別的で人種差別に該当し名誉を毀損する」という判決が出たことを評価して、市長の考えを求めたのです。

 以上、このまま読み上げたのではないので、あくまでも要旨です。

その後、民主・都みらい議員団からは、山本ひろふみ議員(伏見区)・中野洋一議員(東山区)・片桐直哉議員(北区)が登壇。合計22人の委員が発言。終わったのは6時半かな。バテました。市長、副市長さん、ほんまにお疲れさんでした!



●10月17日(木)

 台風26号で伊豆大島では土石流により死者や行方不明者など甚大な被害が出ている。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。特別警報や避難のことが問題になっている。

 京都市会は、9月市会定例会もいよいよ大詰め。この間、三つの分科会に分かれて決算が審議されてきたが、本会議場での決算特別委員会。市長、3人の副市長と管理者との総括質疑。

 多くの委員が台風18号水害に触れた。各地域によって、その被害が違うことを改めて思う。警戒体制からゴミ処理問題、道路など復旧工事、連絡体制のことなど危機管理のことが様々な視点で議論。

 その他、平成24年度決算については、市バス・地下鉄の経営健全化、不祥事の根絶、雇用の改善、関西広域連合、二重行政の解消、認定こども園、水防団・水防事務組合、京北ふるさと公社、中小企業振興条例、文化・芸術の振興、災害時の情報伝達、京都マラソンの今後、敬老乗車証、自転車の安全対策などなどについて、22人の委員が質疑に立った。答弁する市長らも大変や。お疲れさん!

 夜は、事務所にて明日の総括質疑のためのメモづくり。
  
●10月16日(水)

   <市会改革推進委員会>

 10時から月一回のペースで開催されている市会改革推進委員会。
 まずは、議会基本条例の制定について、各条文について検討部会でまとまった案を基本に順次合意をしていき、だいぶ煮詰まってきた。
 議会報告会については、条文に入れるべきと主張するが、なかなか合意が得られないのが残念。もう少し議論が必要か。条例案そのものは、ほぼ見通しがついてきた。

 また、議員定数・議員報酬についても議論。定数問題は、まだ煮詰まっていない。議員報酬は、削減すべきと提案する会派も。わが民主は、条例は改正せず、運用で、その時の時勢に合わせて検討するという説。
 
 午後、哲学の道は法然院前の開発について、都市計画局の担当者と風致や景観、また開発そのものあり方について考え方や業者との協議の状況など懇談。

 夕方は四条河原町へ。連合京都の「ディーセント・ワーク世界行動デー」ということで藤川剛前議員らとティッシュ配り!島内研君が演説! 「ディーセント・ワーク」とは、「働きがいのある人間らしい仕事」。ILOの活動の主目標で、 (1)雇用の促進、(2)社会的保護の方策の展開及び強化、(3)社会対話の促進、(4)労働における基本的原則及び権利の尊重、促進及び実現の4つの戦略的目標を通して実現されると位置付けられている。男女平等及び非差別は、これらの目標において横断的な課題とされていると、いうことです。
   
●10月15日(火)

    <自治記念式典>

 10時からコンサートホールにて、京都市自治記念式典。有効者表彰として、在職10年の市会議員を代表して山岸たかゆき議員が受けました。ぼくが25年表彰を受けたのは、2年前?30年表彰までがんばろか!?市政協力委員のみなさんはじめ800人余、300余団体が表彰されました。おめでとうございます。

    <山田啓二京都府知事にインタビュー>

 午後は、コムペイジの牧野君と京都府庁に。ぼくが主宰しているコミュニテイサイト「左京ライフ」のインタビューで山田啓二知事を訪問。生い立ちから大学時代、自治省時代、そして京都府に来られて知事に就任してもうすぐ12年、左京のことなども気さくにお話していただきました。


 
 午後4時前には人権擁護委員として、修学院保育園に。人権啓発活動として「人権の花」運動ということで、園児たちに球根を贈呈する式。年長組の園児たちが迎えてくれました。髭を生やしているので、サンタクロースの話をして、「お友達と仲良くしてくださいね」と挨拶。先生方にご協力もいただき、お礼の歌まで歌ってくれました。可愛いね!

 夕方は、浄土寺の吉田デンタルクリニックに。例によって歯石を取ってもらう。夜は、「ひとくち日記」の打ち込み。

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防災訓練、粟田の剣鉾、高間響国際舞台芸術祭   10月14日

2013年10月16日 | 日記
●10月14日(月)

    <左京区総合防災訓練>

 朝、まつりで疲れ気味で眠たいが、松ヶ崎小学校での左京区の総合防災訓練に。松ヶ崎学区の自主防災会のメンバーら300人と左京区の区役所、消防、警察、学生らが好天の下、
参加型の訓練。新聞紙で紙食器を作るコーナーや人形劇や紙芝居におもちゃの交換会など子供たちも楽しめる訓練として工夫がされていた。
 また近くの京都工芸繊維大学では災害ボランティアセンターが設置されて運営訓練も。ぼくも一市民として参加。受付登録して依頼されたところにボランティアに行くグループが結成される。ぼくのチームはとある保育所へ行くという設定。指示された機材などを受け取り、いざ5人組で出発。といっても模擬訓練なので大学キャンパスの落ち葉拾いをしばしして帰還。なるほど、災害ボランティアセンターの受付から資材の手配、またチームワークのことなどいい経験をさせてもらった。みなさん、ご苦労様。

 解散後、哲学の道は法然院の前の友人宅に。とある会社の保養所になっていたところが、突如、木の伐採と建物の解体をするという説明会が過日行われて、ご近所の人が環境と防災の面から不安に思われている。この間の業者側の説明や開発や風致に係る京都市の対応など経過を聞き、今後の課題について懇談。何しろ哲学の道のあるところ。今後の成り行きを見守りたい。

 それから哲学の道を少し南に行ったところに画家「たけさん」のギャラリー「哲学の宙そら」がオープンしたので挨拶に。脳梗塞の後遺症で失語症や右手のまひなどを抱えながら、画家としてがんばっている「たけさん」の展覧会を「カルチャーガーデン吉田の森」で開催したのは3年前かな。「ありがとう」の絵など素敵で、生きる勇気をもらえる。ぜひお立ち寄り下さい。

 それから神宮道は、「きねや岡崎店」で開催された「ミモロの世界 写真展 大好きなクラフト作家さんといっしょ」。2年前か、時代祭で出会ったネコのミモロという小さな人形で京都の風景を撮影する小澤さんという写真家?さんと彼女のお友達のクラフト作家たちの展覧会。面白い空間で、ミモロが可愛いのですよ。

 そして粟田神社の神幸祭に。この祭りは、神輿も勇壮だが、剣鉾が6基、三条通りや白川の柳の並木道を秋空に差されて、鈴の音が響くのを、毎年見るが感動する。粟田神社のメンバーはもちろん、大豊神社、八大神社、そしてわが吉田の剣鉾保存会の柿阪、河村の両君は、昨日の吉田今宮祭りでも差していて二日連続。ほんまにお疲れさん!神輿では中野洋一議員もがんばっていたらしいが、遭遇できず、残念。

 それから、安井金毘羅宮の横にある「風の倶楽部」に。オーナーの海原清子さんは、わが地元の第四錦林小学校の元校長先生。リタイアしてこのギャラリーをオープン。今日は、松ヶ崎在住の猫イラストレータ―の岡田千夏さんの個展「百花猫乱」を見る。実は、ぼくは猫好きではないのだが、彼女の描く猫は、ほのぼのとしていいのですよ。バス停で待つ猫たちの絵がいいなあ!がんばってね。彼女のブログhttp://blog.goo.ne.jp/amoryoryoは、ネコ好きの人、必見!

    <笑いの内閣「高間響国際舞台芸術祭」 

 そして、今日の最後は、下鴨のアトリエ劇研へ。笑の内閣『高間響国際舞台芸術祭』。京都の演劇界の奇才、高間響が、京都国際舞台芸術祭の向こうを張って企画。三日間にわたって各演劇集団が審査委員を呼んで、それぞれの芝居に点数をつけるという。なんと!この夏の参議院選挙で落選した鈴木寛参議院議員が審査委員長。彼は東大生時代、演劇に凝っていたらしい。
 「劇団愉快犯」、「友達図鑑」、「笑いの内閣」の三つの劇団の芝居を一気に見る。劇団愉快犯は京大生かな、コント風。友達図鑑の丸山交通公園は、役者としておもろい奴です。そして社会派「笑いの内閣」は、作品タイトル「ツッコミ不足のオウム選対」と題して、参議院選挙に麻原某が挑戦するときの話。上祐某や尊師麻原の嫁のなんとかなどそれぞれ似ている役者が演じるが、ちょっとツッコミ不足。中途半端やった。で、友達図鑑が最高得点。終了後、劇場法について鈴木寛さんら審査委員がトークしたが疲れてぼくは帰りました。嗚呼しんど!

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吉田今宮社 神幸祭  10月12日・13日

2013年10月14日 | 日記
●10月13日

   <区民運動会 4か所回る>

 今日は、各学区の運動会が10か所ある日。されどぼくは吉田今宮まつりで剣鉾を差すので、運動会回りは南部の4学区を回るのが精一杯。
 まずは新洞小学校に走る。この4月に学校は錦林小学校に統合されて廃校になったのだが、地域の運動会はもちろんいつものグランド。ちょうど開会式。今年はインターナショナルスクールの生徒たちも参加して国際色豊か。テンダーハウスの施設利用者も元気に参加。それから錦林小学校での川東学区、そして第三錦林小学校での浄楽学区、さらに百万遍近くの養正小学校グランドでの養正学区の運動会を駆け足で回る。ゆっくりすることなく直ぐに退出してみなさん、ごめんなさい!

   <吉田今宮まつり、剣鉾を差す>

 そして吉田今宮社に到着したのは11時前、剣鉾が「サイアレ、サイアレ」と拝殿の周りの最中。急いでハッピに着替えて、京大時計台前に走る。ほぼ剣鉾の披露は終わったところ。副学長さんらが迎えていただく。市長に来てもらったのは5年前かな。松本総長が誕生したときだった。運動会回りで多忙な中、前原誠司議員も激励に来てくれた。感謝。

 京大前からいよいよ剣鉾の巡幸に合流。去年は宝剣をもつ名誉ある役を仰せつかったなあ!本町から農学部前、今出川通を西へ。百万遍ではしばし車を止めて3本の剣鉾が雲一つない秋空に差されて鈴の音が響いた。万里小路を下がり、東一条、旧白川通から川端荒神橋から近衛通を通過して、京大会館から上阿達、泉殿から区役所跡から松井酒造さんの前で駐輿祭という儀式が行われ、吉田自治会館で弁当。区役所跡が京大の大学院の建設で更地になっていて風景が変わったのを実感。

 第四錦林小学校前では、児童の剣鉾と和太鼓演奏で多くの保護者らが見学に。その後万里小路を下がって、下阿達町から医学部横を通る。ちょうど下水工事が行われて片側通行になっていたのだが、業者が配慮してくれて、通りやすくしてくれました。感謝。それから
 東山通を渡って近衛町から二本松を巡幸。近衛広場、ファミリーマート前では、ぼくも差したよ!第四錦林小学校の児童の和太鼓演奏に子ども剣鉾、そして造形大学の女子学生と吉田剣鉾保存会の剣鉾が秋空に鈴(リン)の音を見事に響かせて、神輿も勇壮に差し上げられた。
 
 そして午後3時過ぎ、第四錦林小学校のこども剣鉾先頭に、十二提灯とこども神輿を参道を通って祖霊社まで無事に巡幸することができた。子どもたちと三々七拍子で締める。早速、後片付けしてしていると、剣鉾と神輿が帰ってきて、今宮社の神殿の前で還幸祭。
神輿に乗って町内を回った神さんが、御社に戻る儀式。
 
 6時半からは、直会(なおらい)。澤井宮司さん、福井講社長らの挨拶の後、宝剣も持った進藤さんに、大きな鯛が贈呈。去年はぼくがいただいたのだよ。神輿を担いだ京大の学生諸君や夜店を手伝った女性陣なども含めての直会は大いに盛り上がる。これにて3日間にわたる吉田のおまつりも幕が下りた。心地よい疲れ、筋肉痛になるかな?


●10月12日(土)

 朝10時、吉田神社第二鳥居前の祖霊社にて剣鉾の仲間など世話人が寄り、倉庫から十二提灯やこども神輿を出して飾り付け。

   <白河総合支援学校 地域感謝祭>

 昼過ぎ、我が家から徒歩1分。白河総合支援学校の地域感謝祭に。オープニングは生徒たちの和太鼓演奏。生徒たちが作った野菜の販売やバザーもあり多くの地域の住民のみなさんが買い物に来られて、パンや焼き芋などを御馳走になりました。生徒たちの実習を兼ねたいつもは「ミルキーウエイ」という喫茶店も開設されてパンも美味しいよ。

   <京都・日本酒サミット>

 それから「みやこめっせ」での「京都・日本酒サミット」に。1月に「日本酒で乾杯の条例」を施行したのでその盛り上げイベント。
 会場には京都はもちろん、福島、長野、滋賀、宮城などから150ほどの酒蔵のブースが設けられ、京料理や餃子やパーティ料理などが売られて、お酒でワイワイ。
 わが地元の松井酒造さんの神蔵、友人の子息が勤めている北川本家の富翁、そして共同保育をしていた時の友人の伏見の招徳、それから福島の酒などを試飲。ほんまは、ゆっくり飲みたかったが、子ども神輿の巡幸を控えていたのでほどほどに退散。委員会の質疑も終わり、市役所の呑み助グループが楽しそうにしてました。

   <十二提灯こども神輿の巡幸>

 午後3時から十二提灯こども神輿の巡幸。いつものように今宮社に飾られている神輿の前で神官に祝詞をあげてもらい子どもたちと神妙に玉串奉天。榊をささげて子どもたちの安全と健全な育成を祈願。
 そして青い秋空の元、京都造形大学の女子生徒たちの剣鉾を先頭に本町から、中大路、下大路のコースと二本松、近衛の二つのコースに分かれて元気な子供たちとワッショイ、ワッショイの掛け声をかけながら5時過ぎには無事に吉田祖霊社前に戻る。
 事故もなく無事に帰還。沿道ではローソク代のご寄付をいただき感謝。

 そして、夜は今宮会主催の夜店の手伝い。和太鼓が鳴り響き、子ども神輿も次々にやってきて吉田の鎮守の森の御祭り風景。「なでしこ会」の奥さんたちが焼きそば作りなどに大活躍。輪投げやスパーボールも子どもたちは大喜び。夜9時までがんばりました。
 そしてテントの片づけなどみんなの力を合わせて終わったのは10時過ぎか。そして神輿の横でワイワイと一献傾けて帰宅したのは12時前か。もうフラフラや。いつもは炭で暖を取ることもあるが、今年は暑い夜でした。

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決算特別委員会、環境政策局、文化市民局と質疑 10月10・11日

2013年10月12日 | 日記
●10月11日(金)
 
   <吉田今宮まつり始まる>

 朝、6時過ぎ起床して、わが地元の氏神さん、吉田今宮社に。13日の神幸祭を迎えて、神輿を出して飾り付け。長老や今宮会のメンバーが手際よく作業、また隣の大元講社の資料館では、剣鉾の頭家飾りも始まる。今日から3日間、吉田はまつりの季節!!

   <決算特別委員会 局別質疑 文化市民局>

 10時から決算特別委員会第2分科会は6日目。他の分科会はなし。文化市民局との局別審議。

 ぼくは、12番目で4時前から20分ほどの持ち時間。かつての隣保館、コミュニティセンターが23年から「いきいき市民活動センター」と名前を変えて指定管理者が運営、貸室として13箇所ある。多くの市民が文化 サークルや演劇の練習などに活用している。旧屋内体育館、地域体育館の稼働率のことなども聞く。同和行政は遠くになりにけり、同和行政の遺産とでもいうべき施設が市民に活用されるようになったことを評価。
 続いて路上喫煙等の禁止のこと。条例ができたのは19年、市内中心部を「過料徴収区域(路上喫煙禁止区域)として、昨年からは京都駅周辺などにも拡大。 ぼくは喫煙派として、市役所内の喫煙室の環境の悪さ、タバコ税として90億円の税収入が京都市にあることを述べながら、指導員の人数、過料を支払った人 の現状、そして喫煙できる場所の確保を訴える。
 それから、今朝は早起きして剣鉾の頭屋飾りをしたことや練習していることを披露して22年から文化庁の委託で始まった京都の民俗文化総合活性化プロジェクト、剣鉾調査について質疑。調査の成果について質疑、市民に広く報告されることを期待。
 さらに「真のワークライフバランス」に取り組みについて、企業への啓発等について質問。

 各委員から、区役所の区民提案型、共汗事業のこと、鳥獣被害、美術館の将来、美術品の購入、市民寄席、二条城、自転車マナー、地域コミュニティー自治会活動、勤労者青年施策、文化政策、NPO、ボランティアセンター、市立浴場、引きこもり、DV、動物園の再整備、消費者行政など18人の委員が質疑。
 これにて一週間開催された決算特別委員会第2分科会もこれにておしまい。わが同世代の宮本徹議員、主査として進行役、ご苦労さんでした。疲れたよ!

    <「不登校、その知られざる現実と正体」>

 散会後、市役所近くで不登校支援センターの理事長の瀬尾大君と京都支部の泉さんと久しぶりに会う。瀬尾君は、このたび扶桑社から「不登校、その知られざる現実と正体」を出版。桶谷守先生が推薦。
 ぼくのブログ日記を読んだ泉さんと出会ったのが2年前の春。若い感性でカウンセリングを中心に、不登校の児童、生徒、保護者と向きあってきて成果を上げている。テレビの「情熱大陸」も取材をしているという。短時間だったけれどええ話を聞けてよかった。

 そして夜は、吉田今宮社の神輿の横にあるテントで今宮会やわが剣鉾仲間と神幸祭に向けて秋の夜長、一献傾ける。今日から3日間、非日常の祭りの世界に入るぞ!

●10月10日(木)

    <決算特別委員会 環境政策局と質疑>

 決算特別委員会は5日目。第2分科会は環境政策局との質疑。
 
 昨年は3・11福島原発事故から1年、2月の市長選挙では原発問題が争点になり、春には、市会で「原発に依存しないエネルギー政策への転換と再生可能エネルギーの普及拡大」を決議したし、がれき処理のことや大飯原発の再稼働、また節電対策が言われた年であったが、再生可能エネルギー対策がスタートした年だとして、
 関西電力の株主総会で脱原発依存社会に向けて株主として京都市が提案。今年の株主総会での提案について、関西電力の経営の透明性、取締役の報酬の開示、脱原発と安全性の確保及び事業形態の革新、代替電源の確保、電力需要の抑制と新たなサービスの展開、脱原発依存と安全性の確保など提案したことを評価して、その提案に対して会社側の反応など質疑。
 また、2年前の10月の本会議で、この夏に亡くなった阪東嘉和君の提案を受けて、本会議でぼくが訴えた太陽光発電の里親制度から始まったといえる、市民協働発電について、過日開催された市民・地域共同発電所全国フォーラムに参加したことを踏まえて質疑。
 そして具体的な取り組みとして、水垂地区にあるメガーソーラーの現状、小水力発電の可能性も交えて質疑。
 さらに、新聞記事に「京都市<原発依存ぜず>推進委に提案、明記政令市初」と見出しに載ったエネルギー政策推進戦略の素案を評価して、今後の策定に向けた取り組みについて質疑。最後に、公共下水道が供用された貴船で観光トイレの助成金について要望。
 委員からは焼却灰溶融炉、ごみ収集、分別ゴミ、低炭素のまちづくり、資源ごみの持ち去りとパトロール、、公衆トイレ、事業ごみ、グリーンイノベーション、ごみ減量推進、有料ゴミ袋、消費税と見直し、環境先進都市、再生可能エネルギー、エコまちステーション、アルゼンチン蟻、レジ袋、資源ごみの減量、台風ごみ、南部クリーンセンター、大気汚染、大岩街道の環境対策のことなど18人が質疑。6時過ぎまでみっちり審議があった。

    <仲尾宏さん、喜寿の祝い>

 散会後、久しぶりに韓国料理の店「しるら」に。親しい常連客が集い、わが先輩、仲尾宏さんの喜寿のお祝い。60年安保闘争の前後の同志社の学生運動の闘士の1人。京都イングリッシュセンターの事務局長の時、ぼくも世話になった。その後、朝鮮通信使の研究を始めて、今やその道の第一人者。在日コリアンの人権問題などに真摯に取り組みを進めてきた人。お元気で何より、今も革命の夢を語る人。

 途中で抜けて、粟田神社に。14日の神幸祭に向けて、剣鉾の練習の追い込み。20人程のメンバーが集い、最後のチェック。境内にリンの音が響く。

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決算特別委員会 産業観光局と 10月9日

2013年10月09日 | 日記
●10月9日(水)
  
  朝刊には、東北楽天の田中投手、開幕無敗の24連勝!の記事。神の子やな!

   <決算特別委員会4日目 産業観光局との質疑> 

 決算特別委員会4日目、第2分科会は産業観光局。
 一般会計、中央市場第一市場、第二市場、さらに雇用対策特別会計などの説明のあと、なんと19人の委員が挙手。各会派の持ち時間は決めっているが、遅くなりそうや。

 ぼくは12番目、左京の選出の共産党のとがし君が、ぼくの前のバッターで銀閣寺や鹿ケ谷での台風18号の被害について質疑したので、それに関連して、なぜ土砂災害が起きたのか、川の水が暗渠に入るところで流れてきた倒木などで水がせき止められたことなどを説明して、東山の山の治山治水対策を質疑。
 そして、2008年のリーマンショック以降、緊急雇用対策として取り組んできた成果、また24年度の雇用対策で17億円を投入して1500人の雇用を確保してきたこと、不用額に計上された事業の内訳や求人率や失業率の変化などを質疑。安倍政権になって今後、雇用対策はどうなるのかなあ。
 それから、この夏に開催した「吉田東通の夜市」で、東山花灯路で使用される行灯を借りたこと、丹波口の倉庫に保管してあることを披露して、貸し出し状況や行灯の市民の活用について、さらにスマートシティとして取組が始まる岡崎界隈の進捗状況と市民に対して「見える化」を進めることなどを質疑。
 各委員からは、経済活性化、林業、京の七夕、伝統産業、用水路、コンテンツ産業、第二市場、商店街の空き店舗対策、新産業創出、観光、治山治水、キリンビール跡のイオン進出、熊や有害獣対策などなど多岐にわたる質問が続いた。
 終わったのは、6時を回っていた。連日、座り続けると腰が痛いよ!
 なお昼前、同級生のご母堂が亡くなったので告別式にも参列。
 夜は、連日の練習でバテ気味だが、剣鉾の練習に。最後の追い込み。剣鉾の鬼の柿阪君に叱られながら、冷や汗をかく。そして明日の環境政策局との質疑のために資料を読んでメモづくり。

 台風23号は、日本海方面に抜けて、大雨もふることなく通過したようだ。
 

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決算特別委員会が続く  10月7日・8日

2013年10月08日 | 日記
●10月8日(火)

   <決算特別委員会3日目 総合企画局と質疑> 

 決算特別委員会3日目。第2分科会は市会事務局と総合企画局。市会事務局は5分ほどで説明が終わり、二人の委員から市会の活動の発信やポスターの効果などについて質疑。

 続いて総合企画局。
 説明の後、ぼくがトップバッター。総合企画局と質疑するのは久しぶり。昨年は門川市政2期目のスタートで、22年に市会で議決した京都市の基本計画「はばたけ未来へ!京(みやこ)プラン」の進捗状況と19年に可決された行政評価条例にもとづく政策評価による各政策と施策の評価結果と第三者員会の役割、
 また2003年に制定された市民参加推進条例と推進計画の取り組み状況について、ぼくが初当選した頃は、密室市政で市民に閉ざされていたことを言いつつ、審議会などへの市民公募委員の登用やインターネットを活用した情報の公開、またNPO団体との協働での取り組み、出前講座など積極的な取り組みが進んでいることを評価し、答弁を求め、また市職員が一市民として地域での活動などに参加することを質疑。
 それから、わが左京の岡崎地域活性化ビジョンの取り組みについて、9月のレッドカーペットのときは雨が降ったので誰が雨男か、次のイベントの時はテルテル坊主を飾ったらいいよ、と冗談をいいつつ、この間の取り組みやイベント案内冊子「岡崎手帳」の活用などを楽しく質問。
 そして、時間がほとんどなくて早口になったが、昨日京都地裁が「在特会」なる集団の「ヘイトスピーチ」に対して、「差別的で人種差別に該当し名誉を毀損する」という判決が出たことを評価して、京都に住む外国籍市民の4万人のうち2万人が特別永住者であること披露して、多文化共生社会の大切さ訴える。持ち時間の30分を使い果たした。

 各委員から、留学生受け入れ、道州制、姉妹都市とパートナーシティ、大学政策、平和の取り組み、人口問題、東京事務所の役割、歴史都市連盟や自治体交流、岡崎地域や下京の活性化、御池シンボルロードのことなどが質疑。なお2回目の質疑もしようと思ったが取りやめたので委員会は5時半に散会。
 
 その後、神式で執り行われた地元の大元講社の長老鈴庄英之さまの通夜に参列。享年89歳。心よりご冥福をお祈りいたします。
 
 そして、今夜も剣鉾の練習。13日の神幸祭に向けて最後の追い込み。
なにしろ20キロ余の重さのある鉾を立てるところから始まって、下ろすのも細心の注意とチームワークが大切。冷や汗が出る。夜空には飛行機の点滅もたまに見える。

●10月7日(月)

   <長岡京市議選 4人全員当選>

 朝刊には昨日投票が行われた長岡京市議選挙の結果が載っていた。民主党の公認の堤君、大伴さん、推薦の進藤さん、綿谷さんら4人の全員が当選してよかった!

 7時半、三条京阪へ。ぼくが幹事長をしている民主党2区総支部で月一回朝の街頭行動をみんなでしようということを決めたのでサボるわけにもいかず、眠たいけれど参加。総支部長の前原誠司議員を筆頭に、島内研府議、隠塚議員、藤川剛前市会議員、岸本哲(あきら)山科府政対策委員長に中野組のみなさんと朝の陽射しを浴びながらの街頭演説。

    <決算特別委員会 2日目 行財政局>

 午前10時からは、決算特別委員会の第二分科会は二日目。会計室は説明だけで質問なし。直ぐに行財政局との2日目の質疑。交付税や市税徴収率や技能労務職員の採用、地籍調査、土地開発公社の先行買収で塩漬け土地のことなど話題になったが、台風被害のことで、防災危機管理室との質疑がどうしても多くなる。山科の全壊した家屋に対する対応については某議員が厳しくやり取り。

 ぼくは、金曜日に続いて行財政局とは2回目の質疑。
 この春の地元の火災で深夜区役所に毛布を取りに行った話をして、避難所での毛布などの準備、東日本大震災被災地へ送った救援品の補充、それから、京都市公正な職務の執行の確保に関する条例に則した対応と、空き缶持ち去り禁止で逮捕された市民の例を挙げて、不正な要望及び不正な言動を伴う要望への対処の方法。
 また職場におけるセクハラ、パワハラ事象を絡ませながら、不祥事が続発して以降に制度化された公益通報制度、さらに「真のワークライフバランス」に触れながら、男子職員の育児休暇、また心の病で休職している職員とメンタルヘルスの対策、それから原子力防災について質疑。委員会は6時前までみっちり。

 夜は、吉田神社境内での剣鉾の練習。足腰が痛い!

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各学区区民運動会を回る  10月6日

2013年10月06日 | 日記
10月6日(日)

<スポーツの秋 左京区民運動会など10箇所を回る>

 スポーツの秋。台風で雨が心配されていたが、真夏日の中での、今日は朝から左京の9か所での区民運動会回り。
 わが母校の第四錦林小学校での吉田から始まって、わが母校近衛中学校での「京都手をつなぐ育成会」のみなさんの親睦運動会の開会式。来賓には、公務多忙にもかかわらず、伊吹衆議院議長も来られていてご挨拶。白河総合支援学校の校長先生など市内各支援学校の校長先生も来賓。各行政区に別れての開会式でした。
 
 それから、錦林小学校での岡崎学区、第三錦林小学校の錦林東山学区では、国際交流会館の留学生や南禅寺のお坊さんも走ってました。修学院学区では大先輩の青木よしお元議員も来られていて、梨の木神社のマンション問題で決議に民主都みらい議員団が反対したのは正論だった、とお褒めの言葉を頂戴しました。お元気です。
 それから大原に。道念踊りを見ながら弁当をご馳走になって、台風被害で役場橋という歩道橋が通行止めになっていることや地区計画の見直し、はたまた大見にグランドゴルフ場の建設の要望などを聞く。
 そうこうしていると山科の運動会を12か所回ってきた前原議員も登場。昼からは岩倉明徳、岩倉南、そして松ヶ崎から下鴨の各学区運動会を前原議員と前後しながら回る。下鴨では、下鴨体振60周年の写真展を見て、地元の四錦小に戻ったのは3時過ぎ。大抽選会が終わったのは4時を回っていた。
 
 ぼくら議員にとって運動会とは運動会を回ることなり。熱中症気味や!暑さで疲れました。各体育振興会の役員のみなさん、お疲れさんでした。
 
 その後、過日、友人から連絡のあった法然院前の宅地造成の計画があるところを見に行くが、フクロウもいる法然院の森や哲学の道の素晴らしい環境が破壊されそうな計画なのかな。調べてみよう。
 
 事務所に戻って飲んだ缶ビールは美味かった!ビールを飲みながら明日の決算特別委員会での質問のために資料読み。明日は月一回の2区総支部の朝の街頭行動もあるし、早く帰って寝よ。

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決算特別委員会始まる 10月3日ー5日

2013年10月03日 | 日記
●10月5日(土)

 昼過ぎ、御池大橋に。ライオンズクラブの「アイバンクキャンペーン」に、御池大橋から四条河原町から烏丸まで明徳高校の吹奏楽部のマーチングバンドを先頭にパレード。学生時代デモばかりやっていたぼくにとって河原町や四条の車道を歩くのは大好き。新景観政策が施行後、ビルの屋外広告物も落ち着いた雰囲気になり、京都のメインストリートにふさわしくなりつつある感じ。
 
 午後3時には、吉田神社境内での剣鉾の集中練習に。京都造形大学の女子学生たちもがんばってるよ!2時間ほど汗を流す。夕方、相談ごと一件。お茶会の会場の話。
 
 夜は、近くの旧重森三玲邸に。 「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2013~パリ白夜祭への架け橋~-現代アートと過ごす夜」というイベント。姉妹都市パリとの絆を感じながら,秋の一夜を,現代アートとともにお過ごしください、ということでワインを飲みに行き、邸内での暗闇の中でのなんともいえんパフォーマンス。ぼくの感性が鈍ったかなあ!ライトアップされた庭はよかった。この庭、昔、吉永小百合さんがシャープのテレビのコマーシャルの撮影に使われた庭でしたよ。

   <(惜別)中川六平さん編集者・ライター>

 わが友、中川六平君が亡くなって一カ月。9月28日の朝日新聞夕刊に彼を偲ぶ記事が書かれていたので載せておきます。

 <(惜別)中川六平さん編集者・ライター>
 ■自由愛した「ハラッパ的編集者」
 単行本編集は45歳を過ぎてから始め た「素人」。だが「ストリートワイズ」(坪内祐三著)、「アメリカ野球主義」(芝山幹郎著)、「古本屋 月の輪書林」(高橋徹著)など滋味あふれる本を晶文社でつくった。
 最後に手がけた「古本の時間」(内堀 弘著)は、亡くなるのとほぼ同時に書店に並んだ。
 ただ、名編集者との評判は聞いたこと がない。相手の懐に飛び込み、自分のペースに巻き込む。本人が言うには「行き当たりばったり、勘だけ」だった。 親交のあった故山口昌男さんは一度 「ハラッパ的編集者」と評したという。ハラッパでは、遊び方のルールもメンバーもその都度、自由に決められる。脱線を許さない考え方や、「――ねば ならない」という堅苦しい物言いが嫌いなのは、歩んできた体験からだろう。
 同志社大学時代に、ベ平連の運動に参加した。成り行きで、山口県岩国市の米軍基地近くにあった反戦喫茶「ほびっと」の初代マスターに。慣れぬカネ勘定をしながら、たこ揚げで戦闘機の飛行に抗議したりした。
 当時出会った哲学者の鶴見俊輔さんを終生、慕った。暮らしの実感を手放さない思想、肩書や権威にこびない思想を好んだ。東京タイムズの記者を経てフリーになり、歴史の闇 や周縁に光を当てる雑誌「マージナル」の編集委員もつとめた。
 「いつもヤアヤアと笑いながら現れた」(友人の京都市議・鈴木正穂さんの弔辞)。人懐っこい笑顔。だから、1992年冬、編集に深く関与した「朝日ジャーナル」の休刊 決定を知って酔い、東京・銀座の真ん中で悔し泣きした顔は忘れがたい。
 「六平」は学生時代、当時の漫画の 「いい加減な会社員」の主人公に似ていると、仲間がつけた。本名の文男より、誰にもしっくりきた。(中島鉄郎)

 中島鉄郎さん、ありがとう!
 
 なお12月8日、六平君を偲ぶ会を京都は徳正寺で行う予定です。友人みなさん、ぜひご参加ください。  

●10 月4日(金)

    <決算特別委員会、局別審議が始まる>

 今日から3つの分科会に分かれて決算特別委員会の局別質疑。第2分科会では、選挙管理委員会、監査委員会、人事委員会、そして行財政局の一日目。

 監査委員会とは、ぼくは住民の福祉の増進と最小の経費で最大の効果をあげているか、という監査の役割、この間の行政監査の意見に対する具体的な対応に ついて質疑。京都では平成11年から外部監査が実施されていて、補助金などの財務事務などの執行について報告がされているし、行政監査では、随意契約についてされているが、これらの指摘に対して具体的な対応について問う。

 行財政局とは、ぼくは、決算年度の24年を回顧。門川市長2期目のスタートの年。東日本大震災から1年経ち、亀岡などの暴走車の事件があり安全対策に緊急に取り組まれたことや政権交代があったこと、交通局が経営健全化団体から脱却したことなど評価。
 そしてこの間、続いている職員の不祥事について「京都市職員倫理憲章」に書かれている「公私にわたり高い倫理観を持って行動します。市民の目線に立って仕事に全力 投球します。法令等を遵守し、不正を許さず公正に仕事をします。情報を市民にわかりやすく伝え、説明は丁寧に行います。自己研鑽に励み絶えず改革に取り組みます」を示しながら、この憲章を胸にしっかりせよ!と発言して質疑、

 また全庁きょうかん実践運動や職員提案制度、トライ!京舞台のここと、また過日、右京区役所を訪れたとき総務課の職員が起立して挨拶したことなど市民サービスが向上したことなど評価。
 そして、公契約条例制定に向けての取り組み状況を問う。庁内での検討委員会から8月に中間報告が出されているが、公契約条例の制定を求める立場で、課題や今後のスケジュールなどを問う。
 各委員は、行財政局に防災危機管理室が所管されているので台風18号の被害対策などに集中、防災計画、水害対策、避難所運営、原子力防災、さらに外郭団体のあり方、技能労務職の採用、市税の収入など質疑があった。

     <長岡京市 市議候補の陣中見舞いに>

 委員会、散会後、長岡京市へ。10月6日が投票日の市会議員選挙に出馬している民主党公認の大伴、堤、推薦候補の進藤、綿谷候補の陣中見舞いに。大伴まさのりさんは、ちょうど個人演説会中、小田市長も応援弁士に。その後、綿谷正己、堤じゅん太候補の事務所に栄養ドリンクをもって激励に。進藤ひろゆき事務所では前原選挙の時に頑張ってくれたウグイス嬢に再会、勝利の女神になりや!
 聞けば、28人立候補していて24人の定数。民主党への逆風で厳しいなか、強くない新人候補もいるようだから、なんとか当選できるだろう、最後の一日がんばれ!なお補欠選挙で当選してこの2年ほど市議としてがんばってきた高見良一君は、立候補せずに大伴候補の事務長としてがんばってました。

●10月3日(木)

   <決算特別委員会 書類調査>

 2日間にわたる本会議も終わり、今日から24年度決算を審議する決算特別委員会の始まり。まずは、書類調査。以前は、委員会室に各局の領収書などを貼りつけた出納書など書類が山のように積み上げられていたが、2年前からか、テーブルの上にノート型パソコンが配備されて、各自が、書類調査用支出情報検索システムを利用して、区役所を含む市長部局はもとより、交通局・水道局のすべての公金支出情報一覧が、つまり各局各課による支出の支払日、事業名、件名、支払金額、支払先などが、一目瞭然。検索もできる優れもの。
 但し、パソコン画面の中のフォント、文字が小さくてメガネをかけて見るも見にくい!肩がこる。書類の山を一枚一枚見ていたアナログ時代が懐かしいね。工事契約の支払先やコピー用紙など文具費、新聞や図書の購入費など細かいものもあるし、タクシー代や市長や局長、区長などの交際費も載っている。
 この書類調査は、他の政令指定都市で実施しているところはないと思う。準備する担当者もたいへんだが、公金が適正に支出されているのかどうか、議会としてチェックするよい機会。なお大口市税滞納者のワースト10も匿名で報告されているが、不動産業が多かったね。

    <元関脇麒麟児関・現北陣親方ら市長表敬訪問> 

 なお午前中、今枝徳蔵議員と一緒に市長応接室に。来年4月、久し振りに大相撲京都場所が開催されることになり、元関脇麒麟児関・現北陣親方が、実行委員長の荒巻前京都府知事、本部長の四方前綾部市長と門川市長を表敬訪問。麒麟児関は、花のニッパチ組。70年代半ばから80年代半ば、土俵を沸かせてました!もう還暦とか、男前やね!ちょっと縁があってぼくも委員に名前を連ねることになりました。



    <京都市身体障害者リハビリテーションセンターを視察>

 また書類調査の決算特別委員会は3時過ぎに終わり、四条御前にある京都市身体障害者リハビリテーションセンターに教育福祉委員会の中野、松下議員と飛び入りで京都党の佐々木君と一緒に視察に。
 昭和53年に開設されたこのセンターは、身体障害者更生相談所、障害者支援施設、補装具制作施設、附属病院の4部門があり、多くの市民の社会復帰に寄与してきたが、この間、センターの在り方が見直されようとしていて、議論を呼んでいて、利用者などバリアフリーの会のみなさんが出された「京都市身体障害者リハビリステーションセンター再編に関する請願」の紹介議員にぼくが一人だけなったので、現場を見ておきたかった。
 訪問したのは10数年ぶりかな?次長や管理課長や病院長から説明を受けながらセンター内を視察。建物の老朽化が進んでいるが、リハビリに励む利用者にとって色々な思いはある施設だと思う。教育福祉委員会では紹介議員として請願趣旨の説明をすることになるので責任重大や。
 夜は、明日から始まる決算特別委員会での質疑に向けて資料を読みメモづくり。

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代表質問2日目 台風被害対策の補正予算を修正可決! 10月2日

2013年10月02日 | 日記
●10月2日(水)

    <代表質問2日目、今枝、山岸、山本議員らが登壇!>

 10時からKBS京都放送でテレビ中継のある本会議の2日目。わが民主・都みらい議員団から、まずは市会最長老の髭の今枝徳蔵議員。まだまだ若い!本会議では必ず和服姿。元学生相撲出身なので腹を出ていて和服が良く似合う。風邪気味らしく、ちょっと調子悪かったかな。石浦元京北町長も傍聴に来られていた。
 今枝議員は、台風18号対策に奮闘した市職員のことに触れて、職員資質の向上や東京オリンピック開催における対応、栗尾トンネルももうすぐ開通するので京北地域の活性化。また梅小路公園や中央市場など地元の下京西部エリアの活性化、また京都駅東の崇仁地区への京都市立芸術大学の移転、そしてゼスト御池の活性化、とりわけ子どもたちをターゲトにした店舗展開など、いつものように原稿なしで、市長の方を見ながら自在な質問。時には脱線しかかってハラハラするもさすがです。

 続いて、伏見区選出の山岸議員は、几帳面な性格なので原稿をきっちり読むタイプ。台風18号の取組や平成24年度一般会計決算の総括と今後の財政運営について行った後、3年前か、彼が京都市会で最初に発言したこともあり今話題になっているリニア中央新幹線の「京都ルート」について。また過日の海外行政調査における市政への政策提言と、環境自治体協議会、イクレイなど東アジアにおける環境問題の取組について、そして自身の副議長時代の「こども議場見学」のことを振り返り、政治や地方議会への関心を高める教育、自分で撮影したお城の写真を持ち込み、熱心にこの間アピールしている伏見桃山城のこと。そして、来年の大河ドラマで伏見とゆかりのある「黒田官米兵衛」のことにちなみ「黒田節」を唄い、びっくり。歌を唄う代表質問は、珍しいね。
 
 そして答弁は昼からになったが、同じく伏見選出の2期目の山本ひろふみ議員が、上下水道、交通事業の公営企業の決算にふれた後、発達障害児のことで、熱の入った質問。そして、長年、埋め立て処分地となっていた伏見区の水垂運動公園の早期着工についてとりわけグランドゴルフ場の建設についてイメージ図を持ち込んでの質問。最後に、最近特に木屋町界隈で目立つ居酒屋などへの強引な客引きの規制について新宿などの例を挙げて、規制を求める提案。三人三様、がんばりました。

 その後、公明党の谷口、井上、青野議員が粛々と質問し、さらに最後に京都党の佐々木、江村議員が持ち時間15分でそれぞれの質疑。

   <台風被害対策の緊急補正予算、修正可決>

 代表質問が終わったのは、4時過ぎ。その後、日程追加ということで、30日の月曜日に緊急上程され、その日に審議した台風18号被害に迅速に対応するための補正予算について委員長報告があり、財政調整基金を取り崩して作った補正予算の財源に、議員全員の報酬1割カットで生じた7900万円を充当して、財政調整基金の安定運営に寄与しようとする修正案を自民党の議員が提案に立ち全員で可決。
 また京都市会として、国に対し、14項目からなる被災者の生活再建への支援の強化を求めた「台風18号による豪雨災害に関する意見書」を全会派一致で可決。
 最後に、梨の木神社のマンション建設計画に対して出された自民から提案された「京都御苑周辺の環境保全に関する決議」が共産、公明、京都党の賛成多数で可決成立。なお民主は賛成せずでした。
 長いこと議員やってるけれど、台風被害対策で緊急的な補正予算を可決したのは、初めてやね。記憶に残る本会議でした。明日からは決算特別委員会が3つの分科会に分かれて始まるので、頑張らなくっちゃ!

 夕方、とある病院に友人の見舞い。その後、藤川剛前議員らと秋の夕べ、一献傾けて激励をする。しんどい時だが、ここが踏ん張りどころやで!

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今日から10月、市会本会議代表質問 1日目

2013年10月01日 | 日記
●10月1日(火)

   <市会本会議 代表質問 1日目>

 今日からもう10月だあ!10時からKBS京都放送でテレビ中継のある本会議。
 午前中は、自民党からは、小林、寺田、そして吉井議員が昼休みを挟んで1時から続行して、椋田議員の4人が登壇。共産党は、くらた、井上、玉本議員が登壇。
 前年度決算、不祥事、森林整備、地域活性化、エネルギー政策、ワールドマスターズ誘致、台風による地下鉄運休問題、刑務所敷地活用、ごみ屋敷、ペット霊園、教科書採択、焼却灰溶融炉、保育園、バス待ち環境、京都駅南口、台風被災者支援、オスプレイ、原発問題、国保料、生活保護費の切り捨て、屋外広告物、消費税増税、企業立地促進助成制度、敬老乗車証見直し問題、リハビリテーション病院の廃止、子育て支援制度問題などについて、各会派の視点で質疑が行われた。
 野次合戦になることもなく淡々と進んだが、この定例会本会議から全ての質問を終えた後に答弁を求める一括方式もありだが、分割方式も採用された。最初はちょっと違和感があったが、この分割方式も聞いているものにとっては、分かりやすくなったかな。
 なお市長が、地下鉄東西線が浸水で不通になったことでの損害額について7億円と発言したが、3億円と訂正。原因は、府が管理する安祥寺川から溢れた泥水が京津線を伝って地下鉄御陵駅に流入したという。散会したのは、午後4時半。

 議員団では、自民党から提案されていた梨の木神社境内に計画されているマンション計画への決議についての対応を協議。決議がなじむのか、という議論が大勢を占めたが、肝心の上京選出の某議員が優柔不断な態度で結局、賛成しないことになった。いずれにせよぼくは釈然としない。
 で、台風18号被害に対する補正予算について討論結了の予算特別委員会が本会議場で開催されたのは、午後6時前。議員報酬の10%削減分約7900万円を「財政調整基金」を2億3600万円取り崩して編成された補正予算に対して、その財政調整基金に繰り入れる修正案を全議員が賛成して可決することになった。要は、われわれ議員の報酬カット分が災害対策に充てられるということです。
  夜は、吉田神社境内での剣鉾の集中練習が始まっていたので参加。13日の神幸祭に向けて京都造形大学の女子学生たちも去年に続いて頑張ってます。ぼくもがんばろ!

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