元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

2013年回顧   12月28日ー31日

2013年12月31日 | 日記
●12月31日(火)

 今日は、大晦日。今年も色々な方にお世話になりました。お蔭さんで風邪も引くことなく健康に過ごせて、元気に議会や地域活動に励んだ一年。みなさんに感謝です。
 
 昼前から、昨日来の事務所の整理を続行。午後は、吉田神社に。師走大祓式。「祓い給ひ清め給う」と神主さんと参列者とで大祓詞(おおはらへのことば)を詠みあげる。これで気分新たに新年を迎えようということです。迎春の準備も進んでいましたよ。明日は元旦、朝7時半から歳旦祭。いい天気になりますように。

 夜は、「左京ライフ」の1月の予定を書き込んだり。ひと段落したら家で紅白歌合戦でも見ながら、一杯飲んで、歳を越します。年が明ければ、65歳に。じぇじぇじぇ!前期高齢者に仲間入りだ。されどもうひとふんばりするぞ!
 みなさん、良いお年をお迎えくださいね!

 さて、恒例の鈴木マサホの「この1年・2013年回顧」

 2013年、京都は、9月16日未明の台風18号の大雨で、左京区も銀閣寺前参道など東山山麓の住宅地に土砂が流出。山間部でも道路崩落などの被害も。また嵐山渡月橋や右京区梅津、伏見区小栗栖など浸水、そして地下鉄東西線も不通になりちょっと大変な年でした。天災は忘れたころにやってくる!いや災害は思いがけないところで起こる!ことを実感した年でした。
 ところで、2013年は3年余続いた民主党政権に代わりアベノミクスで景気浮揚を図ろうと安倍政権がスタート。民主党は野に下り海江田代表のもとで再生を目指すが、京都では、参議院選挙に公認決定していた某女史が出馬を辞退して、急遽、北神圭朗前衆議院議員を公認候補として、夏の参議院選挙を闘うが、12年守ってきた京都選挙区の議席を明け渡すことになって、もうがっくり。民主党は惨敗。
 そして安倍政権は、数の横暴により、12月に特定秘密保護法を制定。民主・都みらい議員団として、断固反対の意見書を提出して、ぼくが久しぶりに登壇して討論に立つ。この先、「知る権利」がないがしろにされて「監視社会」になることを憂慮。また日中、日韓の関係がますます悪化しそうな気配。
 
 京都市会は、2月定例市会は予算審議、5月市会は補正予算、6月臨時市会は市職員の給与削減、9月市会は補正予算と12年度決算審議、11月市会は台風被害の補正予算などを審議可決。
 5月市会での橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に対する決議」も印象に残る決議であり、11月市会では、わが民主議員団が提案した「特定秘密保護法並びに強引な国会運営に対し断固抗議する意見書」についてぼくが討論に立ちました。

 委員会活動としては、4月から、それまで「教育福祉委員会」から「くらし環境委員会」に所属が代わり、再生可能エネルギー、新エネルギー戦略やロームシアター京都会館の再整備、焼却灰溶融炉の契約解除問題などが大きな話題に。

 また昨年に続き「市会改革推進委員会」では、議会基本条例の制定に向けて骨子がまとまり、6月には画期的な議会報告会も開催。来年2月市会で、ようやく京都市会として議会基本条例が制定されることになりました。定数是正や議員報酬問題は年明けの宿題。
 8月には、くらし環境委員会で札幌、旭川、秋田市を視察。10月末には三重県、宮城県、会津若松市議会を視察。

 左京の話題としては、2月の吉田で大火があり深夜右往左往。新洞小学校が廃校になり錦林小学校への統合、ロームシアター京都会館の着工、二ノ瀬トンネル貫通式などがありました。京都・ケルン姉妹都市50周年記念事業で、ドイツ文化センターで第四錦林小学校の児童と剣鉾を差せたのはうれしかったことのひとつです。
 
 で、今年の話題は、朝ドラ「あまちゃん」と「じぇじぇじぇ」。プロ野球では田中将大投手24連勝、東北イーグルス優勝、阪神タイガース、今年もアキマヘンなあ!
2020年のオリンピックは東京に決定したが、有頂天になっていた猪瀬都知事、徳洲会から金をもらって自滅。
 
 そして、今年は同世代の友人たち数人が、先にあの世に旅立った。とりわけ反戦喫茶「ほびっと」の初代マスターであった、わが友、中川六平君の死は辛かった。さみしくなった。心よりご冥福を祈り、あの世から見守っていてほしい。
 以上、2013年回顧でした。

●12月30日(月)

 昼前から事務所にこもり、資料などの大整理。バッサバッサと捨てる作業。この1年お世話になった高橋美充さんがパソコンのメンテナンス。
 来客は、求人の相談や、イラストレーターの斎藤尚子ちゃんが名古屋土産のお菓子や友人がかまぼこなど持ってきてくれたり、うれしいね。
 2013年の回顧の文章を書いたりして、家で映画「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」を見る。ポップな映画。面白かった!脚本はあまちゃんの宮藤官九郎。それから新日本やドラゴンゲートにノアのプロレスを焼酎飲みながら見てぼんやり。いつもの歳末の我が家。

●12月29日(日)

 昼過ぎ、松ヶ崎の友人宅に。この6月に「ヒューマンふれあいコンサート」を開催した経糸の会のメンバーらが集まり餅つき。いつもはお酒もいただくが車で行ったのでサイダーでおでんとつきたての餅をいただき、早々に退散。


   <寺田宜弘さんとキエフ・バレエ団のアナスタシア・ソルダチェンコさんの結婚式>

 午後3時前には、吉田神社に。日本晴れの日曜日の昼下がり、寺田バレエ・アート・スクールの寺田宜弘さんとウクライナのキエフ・バレエ団のプリマドンナ、アナスタシア・ソルダチェンコさんの結婚式。
 天気が心配だったが、風もなくそれほど寒くなくて、バレエの生徒さんたちも見守る中、厳粛に神前結婚式。白無垢の姿の新婦の綺麗なこと。またご両親も紋付と着物を着られて良く似合ってました。その後、ウエスティン都ホテルで披露宴。門川市長、千玄室大宗匠が来賓でご挨拶。ぼくがウクライナ語で「プジモ!(乾杯)」。
 花嫁の綺麗なこと!素晴らしいカップルの誕生です。お幸せに!

●12月28日(土)

   <児玉日出夫氏の納骨>  

 朝、西院の高山寺に。この11月に亡くなったおふくろの弟の児玉日出夫さんの納骨式。副住職さんにお参りしていただいて、西山や北山が雪化粧して寒い日だったが、おやじとおふくろ、一番下の弟夫婦と米子から来てくれた従妹でしめやかに焼香して納骨。
 誰しもが骨になる。それまで精一杯生きることです、と若いご住職。ぼくもあと何年か、10年か20年か先には、骨になるのだなあ、とふと思う。
 昼は、嵐山の料理屋で、亡き児玉家の祖父や祖母の思い出話をしながら、湯豆腐などで会食。嵐山から望む比叡山もいいものです。従妹を大覚寺、大沢池など案内して家路に着くころ、霙交じりの雨。冬到来。
 
   <髭を剃る>

 夕方、近くの「ひげ床」に。サンタクロース役も終わったので11月中旬からはやしていたむさくるしい顎ひげとこの2年間ほどはやしていた口ひげをバッサリ!ちょっと複雑な気分だけれど、いつでもはやせるので、ここは新年を迎えるに当たり気分一新!
 若返ったのかな!外に出たら寒い寒い!
「ひげ床」のマスターとは同世代。いつものようにマサージのスペシャル付。感謝です。お孫さんたちも来ていて賑やかな家族です。
 そして、タコとケンタローに立ち寄って、今年最後のたこ焼きとビールで一服。来年も「吉田東通りの夜市」、やろな!

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消防分団回り      12月26・27日

2013年12月28日 | 日記
●12月27日(金)

 午前中、京都市リハビリセンターの今後の在り方のことで請願の紹介議員にぼくは一人でなっているが、委員会のでの審議の様子について、関係者に説明。この請願の取り扱いについて相談。さてどうするか、悩みどころ。

 午後、左京を所用でウロウロ。北白川の王将で久しぶりに遅い昼飯。犯人はいまだ逮捕されていない。
 午後は、議員レポート新新春号の原稿書き。なかなかはかどらないな。

   <消防団回り 3日目 大原で火災発生>

 夕方7時前、左京区役所に。消防分団回り今日が最終日。ジャンボタクシーに左京の府市会議員と今夜も呉越同舟、まずは市原野に。雪が舞う中での激励。PTAの役員さんと子どもたちも寒い中、参加していたよ。
 それから、鞍馬から静原に。江文峠は、少しだけ路側に雪が見られたが、凍結もしていなくて安全走行。大原、八瀬と雪は少しチラホラ舞っていたが、それほど寒くなくて、順調に進んでいた。
 次の上高野に向かうべく一行が進んでいたところ、消防車がサイレンを鳴らして、北に向かっていく。火事や!どこやろかと皆が心配しながら、上高野に着くと、署長から大原でとある漬物屋さんの倉庫から火災発生とのこと。じぇじぇじぇ!えらいこっちゃ!
 されど上高野、修学院、修二の各消防分団への激励は続行して、終わったのは午後10時。色々なことが起こります。類焼などないことを聞いて、少しは安心したが、なんとか年内の火災発生はゼロになることを願っていたが、残念なこと。みなさん、くれぐれも火の用心、火の用心!消防団のみなさん、ほんまにご苦労様です。

 こうして消防団回りは、これで今年は終了したので、呉越同舟したメンバー8人の府市会議員で打ち上げ。ご苦労さんでした!各自が車で行くよりもこの方法は、グッドアイデア。来年も一緒に回ろう!
 
●12月26日(木)

 昼前、浄楽の吉田デンタルクリニックへ。今年最後の歯の大掃除。
 吉田民夫先生には、もう20年近くお世話になっている。ありがとうございます。

 それから過日とある市民から「舗装が凸凹になっていてバイクで走ると危険だと」と電話で相談があったので、現場に行く。おっしゃる通り、道路の状態がかなり悪い。早速、左京土木事務所に連絡して、とりあえずの改修を要望する。

 午後は、聖護院の「みどり鍼灸院」にコムペイジの牧野君とわが友人の子息、吉澤拓馬君を訪問。新年から「たくま鍼灸院」として開業することになり、ちょうど看板が付けられたところ。地域ウエッブサイト「左京ライフ」の人物紹介に登場してもらうべくインタビュー。がんばってや!

    <消防団回り 2日目>

 夜は、消防団回りの2日目。小雨模様。旧左京区役所跡の隣の器具庫に行く。雨なので激励は器具庫の中。吉田の自治連や自主防災会のメンバーらが見守る中、梅景団長らが激励の挨拶。吉田からは、ジャンボタクシーに乗り、左京の府市会議員と呉越同舟。
 以下、新洞、川東、聖護院、岡崎、錦林東山、浄楽、養正の左京南部の8つの消防分団を回る。前原議員は秘書の小島君が運転する車で同行。
 それにしても長年、歳末警戒中の消防団を回ってきたが、雨の日は珍しく器具庫の中での激励も今まであったかな?

 ニュースは、安倍首相、靖国参拝。政権が発足してちょうど1年、日中、日韓関係が最悪の状況下で、参拝とは!米国も「失望」と表明。戦前の歴史をどうとらえているのか、右傾化する安倍首相に危惧をするのは、ぼくだけではないだろう。そして、ますます関係が悪化するのだろう!嫌な時代になった。

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今年最後のくらし環境委員会  12月24・25日

2013年12月26日 | 日記
●12月25日(水)

    <「京都スポーツの殿堂」認定式並びに「京都市スポーツ賞」表彰式>「

 午後、八条口のアバンティホールに。今は「龍谷大学アバンティ響都ホール」に名称変更されているのでした。
 そこで「京都スポーツの殿堂」認定式並びに「京都市スポーツ賞」表彰式。「くらし環境委員会」の委員として出席したのだが、正副議長と天方委員長は壇上の来賓だが、どういうわけか、委員の出席はぼくひとり。市長も橋村議長もぼくも出席していることを紹介していただき恐縮。
 で、スポーツの殿堂には、日本の女子陸上の名選出輩出しているワコール女子陸上競技部監督の藤田信之さんと名ラガーマンの坂田好弘さん。お二人とも洛北高校出身だとか。「ラグビーの栄誉は分かちあうもの」という坂田さんの言葉が印象に残る。
 京都市スポーツ賞では、オリンピックや全国大会など活躍した社会人、大学生、高校生などスポーツ選手の表彰。京都市スポーツ最高栄誉賞が1名、スポーツ栄誉賞が13名、スポーツ特別賞が2名、スポーツ大賞が70名と16団体に与えられました。わが同志社の学生たちも何人か表彰されて、また高校生として100mに好記録を成し遂げた洛南高校の桐生選手も陸上部の一員として記念楯を受け取る役でした。これからの活躍が期待されるね。

 帰途、議員団室に立ち寄り机の上の整理。ごみ屋敷議連から脱退することにした。これで気分良く新年を迎えられるかな。

 夕方は、生涯学習研究所での冨士谷先生や理事長の岡本民夫先生らと環境文化都市宣言のことで暫し懇談。

    <消防団激励 1日目>

 そして夜は、左京消防団の年末特別警戒の激励に、区長、署長、消防団長に同行して、左京区選出の共産党以外の府市会議員7人がジャンボタクシーで呉越同舟、北白川分団から始まり、養徳、松ヶ崎、下鴨、葵、岩倉南、明徳そして最後に岩倉北分団を回る。
 今までは各自が自分の車でカーチェイスしながら回っていたが、これはグッドアイデア。少年消防クラブの児童たちもがんばってました。
 そして最後の岩倉北分団では猪汁を御馳走になり温まりました。各消防団員のみなさんに感謝です、なお11月には4件、12月に入って5件の火災が左京であり、現在31件とのこと。くれぐれも火の用心をお願いします!

●12月24日(火)

    <今年最後の「くらし環境委員会」> 

 今日はクリスマスイブ。10時から今年最後のくらし環境委員会。
 まず、文化市民局から京都会館再整備工事に伴う土壌汚染対策法上の不適合土壌への対応について報告。
 京都会館の第一ホールの解体跡地から、自然由来による低濃度の不適合土壌が確認されて、法律に従って要措置区域に指定されて、適切な処理をすることになるという報告。そのために、工期は1か月、費用は約6億円かかるという。
 地元議員として、この間説明会になんども参加してきた立場から、この想定外の問題にどう対処するのか、地元に配られたビラを資料要求して、地元への説明や安全な搬出方法について問いただす。
 かつてこの地は六勝寺があり100年余前に内国博覧会場になったところで、工場が立地して事実や瓦礫の処分状場になったことはない。自然界に存在する物質に対して、処理をする必要があるという法規制はちょっと厳しすぎるのではないか、と思うよ。
 ロームシアターとして開館するのは2016年1月だが、こけら落としに支障がないように余裕ある準備も指摘をする。
 一般質問は「映像アーカイブ」や「自転車安全利用講習会」のことなど某議員が張り切ってやってはりました。
 
 昼からは環境政策局。報告案件は、「京都市エネルギー政策推進のための戦略」に関する市民意見募集に関する結果と戦略案について説明。144人と5団体から372件の意見が寄せられた。「原発に依存しない持続可能なエネルギー社会」を目指すという理念に対して多くの評価をいただいている他、省エネの取り組みやバイオマスエネルギー、太陽光発電、小水力の普及など再生可能エネルギーの促進にも評価と提案が寄せられている。実現に向けての今後の取り組みが課題。

 また「ごみ集業務のあり方検討会議」における検討状況についての報告は、民間にいかに委託化をしていくかが課題だが、ゴミ処理は自治体の責務であることを前提に考えて、委託業者からは、低価格入札の弊害や、従業員の安定雇用のためなど単価の引き上げの意見があること、そしてぼくの友人が委託業者の従業員として働いている例を挙げて質疑。
 さらに「ごみの更なる減量に向けた取り組み」や「焼却灰溶融施設工事に係る損害賠償請求」を過日京都市は住友重工にしているが、11月市会の市会決議も踏まえてのその後の対応について報告。住友重工は、請求に応じる気配はさらさらなくて、国交省が所管する中央建設工事紛争審査会に調停を申し入れるとのこと。結局は、訴訟になるのかな。なお一般質問もあり、終わったのは4時前でした。次回の委員会は1月21日。
 
 それから民主党京都府連での「二重行政の在り方検討委員会」の「施策部会」に。市議と市内選出の府議による共同作業。若い議員が頑張ってるが、河川関連施策と住宅施策についてぼくも担当することになったようだ。
 
 今夜は、クリスマスイブ。久しぶりに家でカミサンと晩飯。ケーキなどはなし。フェイスブックに、過日のクリスマス・パーティーでのサンタクロース役の写真を掲載したら、山ほど「いいね」が押されてました。

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民主党京都府連のこの1年  12月21日ー23日

2013年12月26日 | 日記
●12月23日(月)

    <大原寂光院 「かぼちゃ焚き」>

 師走の連休。天気が良かったので、朝はドライブがてら、大原は寂光院での「かぼちゃ焚き」で甘いかぼちゃをご馳走になり、今年の厄払い。温まりましたよ。門前の知人の土産物展では、大原に観光トイレをつくるときの話など思い出話。
 で、天気もよくて途中峠まで行くと、比良山は真っ白!冬到来ですね。昼ごはんは、大原里の駅で親子丼。いつもながら美味しいよ。それから「志野」によってポン酢と白餅など買いました。大将の辻美正さんはお留守でした。
 
    <クリスマスパーティー>

 夕方は、とあるホテルにて大木工務店の恒例のお客様感謝の集い・クリスマスパーティー。「やる気、元気、大木」と岩倉、上高野地域を中心に良好な住宅建設にがんばってる会社。この11月からこの日のために生やしておいたアゴ髭でぼくがサンタクロース役。子どもたちは大喜びでした。福島からの避難者のご家族も来られていて楽しまれていました。江藤ゆう子さんの歌やオールデイズのバンド、平安女学院のバルーンアート、同志社のボランティアサークル「パスムシカ」による楽しい子どもコーナーなど、一日早いクリスマス・イブを楽しく過ごしました。

●12月22日(日)

 朝、久しぶりに吉田山から真如堂、黒谷金戒光明寺を散歩。つい2週間ほど前までは、見事な紅葉で散策する人も多かったが、人はまばら。落葉してモノトーンの冬の風景。季節の移り変わりを想う。

    <全国高校駅伝>

 午後は、京都の冬の風物詩、都大路を駆け抜ける全国高校駅伝の男子を応援に近くの東山通は近衛に。銀杏並木が綺麗だった東山通を往路、そして40分程後に宝ヶ池を折り返し復路を走る選手たちを近所の人たちと応援。
 NHKの実況放送にぼくの後ろ姿が映ったらしいが、近所の人も映ったらしく、見たよ、と電話があったそうな。山梨チームが優勝。京都代表の洛南高は、健闘したが入賞できず。
 また1月には、全国女子駅伝が都大路を走り、2月16日は京都マラソン、さらに車イス駅伝も今年は3月に開催される。

 その後、事務所で雑務。愚息が帰京していたので、我が家で久しぶりに晩御飯。あと2年は奄美で修行を積むらしい。

●12月21日(土)

 昼前、哲学の道の宅地開発の請願のことで地元住民の方と懇談。
 
    <民主党京都府連の会議 山田知事のこと>

 午後、民主党京都府連の常任幹事会。諸々の案件について議論。続いて、連合京都の役員もオブザーバーに自治体議員や政策委員など、幹事総会。続いて懇親会。
 振り返れば、ちょうど一年前の衆議院選挙では、京都では、かろうじて前原議員と山井議員が選挙区で勝利して、泉ケンタ議員も復活当選を果たしたが、自民が圧勝して安倍政権が発足。夏の参議院選挙でも北神候補が敗北して12年間守ってきた議席を共産党に渡し、全国的にも民主党は危機的状況。苦難の1年でした。
 5区の小原舞さんが次の総選挙を目指して、民主党本部から公認候補として内定したことはよかったが、京都は、この状況下で、反転攻勢に出られるのか、ここが踏ん張りどころ。そして何よりも再来年春に行われる統一自治体選挙をどう闘うのか、これが最大の課題。死に物狂いでがんばらなあ!
 そして話題は、知事選挙のこと。山田知事が推薦の依頼に山井会長らに来られたとのこと。4年前は、政党の推薦を受けられなかったが、今回は政党の推薦を受けられる。4期目ということで多選のことと相乗りのことが課題。府議団からはこの4年間の政策評価もされて「良」とのこと。年明けには民主党京都府連として推薦を決めることになりそう。投票日は4月6日。
 
 散会後、藤川前議員と一緒に一献。色々と今後の選挙活動のことなど相談。必死でがんばれよ!

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議会報告会、市会改革推進委員会など  12月16日ー20日

2013年12月22日 | 日記
●12月20日(金)

    <市会改革推進委員会 市民の意見を条例に反映>

 10時から今年最後の市会改革推進委員会。この間、議会基本条例案について、市民の意見を聞くパブリックコメントを実施したところ、条文案に対する修正を求める意見や条例の評価、また議会の在り方など222名の方々から446件の意見があった。
 そのすべての意見を市会事務局が整理した項目を点検して、条文に反映させるもの、或いは、質問や感想に対して回答をする項目など、委員長の采配で検討。各委員が意見を述べてまとめて行く作業。市民から指摘された項目で実際に条文修正をするものもありましたよ。各会派でもういちど検討する項目もあり、1月には取りまとめて2月定例市会で上程され、条例が制定されることになります。
 なお議会報告会については、開催すべし、という意見もありましたが、残念ながら全会派が一致できずに先送りです。でも条例が制定されたら説明会をしないかんやろな。
 議員定数については、各会派の考え方が出そろい、年明けに精力的に調整が図られることになりそう。

    <人権擁護委員研修会>

 散会後、京都地方法務局に。人権擁護委員の研修会。「人権侵犯事件処理事務」について担当の係長さんが講演。
 法務省に人権救済の考え方、また役割、人権侵犯事件の概要、調査処理や救済手続きの方法など丁寧な説明。電話相談など何回かぼくもしているが、実際の侵犯事件にはまだ出会ってない。その時のためにどうするのか、色々と勉強になりました。
 「人権」とは、「全ての人が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で生まれながらに持つ権利」。

    <左京小学生バレーボール大会>
    
 夕方は、左京区役所の会議室で京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会の実行委員会。スポーツ少年団の指導者や小学校の先生方の参加で実行委員長の小林先生の進行で色々な注意事項や抽選も。来年3月1日(土)2日(日)。宝ヶ池のこども体育館を中心に40チーム弱が参加予定。17回目の大会です!

    <消防団市長激励に>     

 6時半には岩倉北小学校に。来年、左京代表で京都市消防団総合査閲に左京代表で出場する岩倉北消防分団に市長、正副議長、交通水道消防委員長が激励に。左京選出の府市会議員も参加。前原議員や地元岩倉の諸団体長のみなさんが激励に。体育館内だったので、寒くなくて助かりました。
 今年は台風18号で消防団のみなさんは大奮闘。また火災件数については、市内で現在233件で昨年より-29件。死者は17人。左京区は29件でマイナス5件。死者は3人とのこと。無火災都市をめざし、寒い歳末ですが消防団のみなさん、よろしくお願いします。

●12月19日(木)
 
 朝、嵯峨に両親を迎えに行き、千本丸太町のかかりつけの医院に。2週間前に採血されたその結果を聞く。94歳の親父の検査結果はすべて良好。おふくろも問題なし。100歳まで生きそうかな。
 
 午後は、同志社総合政策科学研究科の同窓生の真下氏と久しぶりに食事をしながら政策研究会の立ち上げのことなど懇談。彼は、コンサルの仕事も始めていて元気。良き同窓生。
 
 ニュースは、山科にある餃子の王将の本社前で社長が射殺されとのことで現場からの中継。学生時代から王将で餃子をもちろんよく食べた。左京には、つい1年程前、百万遍の書店跡にも出店されているし、北白川や宝ヶ池の店にもよく行く。京都では、大衆中華料理屋として人気。ご冥福を。

     <猪瀬都知事、辞職>

 また、ようやく東京都猪瀬知事辞職を表明。5千万借金問題が発覚、東電病院と徳洲会との関係など、余りに不透明。東京オリンピック誘致して有頂天になっていたら奈落の底だ。
 そして早速、都知事候補に、東国原や舛添や橋本聖子議員や滝川クリスタルさんの名前まで挙がってるらしい。いずれにせよ、自民党主導で決まるのだろうね。都民のみなさん、良識あるご選択を。それにしても政治は一寸先は闇。何が起こるかわからんね!

●12月18日(水) 
 
 午前中、知的障がい者施設の役員さんが来所。今後の運営について報告に。また年末の挨拶で久しぶりに会う人も。

 午後は、議員団室に。雑用した後、とある墓地の管理のことで関係者と協議。進展がみられよかった。
 
 夜は、特別養護老人ホーム「心の家族・故郷の家」の田内基理事長など関係者と忘年会を兼ねて今後の展開のことなどお聞きする。昨年秋は、韓国孤児の母、田内千鶴子生誕100周年記念で、元府会議員の角替豊君らと木浦の共生園に行くこともできた。
 思えば、とある縁で、京都の東九条に「故郷の家」の建設計画が持ち上がったのは、7年前だったか、福祉に熱情を燃やされる田内理事長に出会った。色々とご苦労があったが、建設にこぎつけられた。日本と韓国の市民交流と福祉の拠点として京都になくてはならない施設になった。
 焼き肉を食べながら、色々なことを思い出し、また今後の日韓の友好をどうつくるのか、わが大学時代からの友人、角替豊君らとワイワイ。
  
●12月17日(火)

    <民主党 自治体議員局発足> 

 朝、新幹線で東上。丸の内から皇居を散策しながら、国会近くの市町村会館で、民主党の自治体議員局の立ち上げの会議。
 局長は長野選出で県議経験のある寺島義幸衆議院議員。そして自治体議員の各ブロックごとの代表世話人、また政令指定都市政策協議会の役員3人が副局長。ぼくは近畿ブロック代表として参加。
 民主党は、これまで国会議員が中心に運営されてきて、自治体議員の存在がないがしろにされてきたとぼくは思っているが、今や国会議員がいない県連もあり、色々と苦労している現状なども報告がある。
 今後の自治体議員局の運営方針や行政区支部のことなども話題になったが、全国には1800人弱の自治体議員が頑張ってることを忘れてもらっては困るのだ。2015年の春の統一自治体選挙目指して、地域で断固踏ん張るぞ!

 解散後、地下鉄で神保町の日本教育会館に。日教組本部を20年ぶりぐらいに訪問。とある問題のことで、担当役員と懇談。民主党から自民安倍政権に代わって、教育界も多難。こどもたちのために頑張ってほしい。
 近くの居酒屋でホッピーを飲んでワイワイ。京都に戻ったのは午後11時でした。


●12月16日(月)

     <民主・都みらい議員団 議会報告会> 

 朝から事務所で民主・都みらい議員団として左京で初めての開催する議会報告会なので、友人らに電話で参加の呼びかけ。

 午後6時過ぎ「みやこめっせ」に。若い議員が色々と会場の準備をしてくれる。松下議員が司会で、団長の挨拶から、経済総務、くらし環境、教育福祉、まちづくり、交通水道消防委員会、市会改革推進委員会での議会基本条例のことなど順番で各所属議員が、各委員会で話題になっている京都市政の課題について報告。
 ぼくは、左京の諸課題について、台風18号の被害と対応、委員会で河合橋の安全対策や哲学の道の宅地開発など請願紹介議員として各委員会で説明したこと、岡崎地域の活性化のことなどを報告。
 
 会場には、80人ほどの方に寒い中ご参加いただきほぼ満席。参加者から色々とご意見をいただき、各議員が分担して答弁。観光シーズンにおける渋滞問題や、トイレの問題、さらに寺社仏閣との連携、スポーツ施設の充実、児童館の職員さんの処遇改善、発達障害者に対する療育手帳の発行、桂川松尾橋から渡月橋間の整備、民主党の在り方について、吉田山の環境保全、高齢者の社会進出、女性議員の増強、市民と行政の距離間、災害時における車椅子などの障害をお持ちの方の対応、などなど、本当に多岐に渡る質問をいただきました。
 終了後、近くの居酒屋で議員団の忘年会。

 ニュースは、「みんなの党」から離党した江田憲司衆院議員ら衆参議員15人で新党「結いの党」を結成とのこと。離合集散は、政界の常。いつまでもつのかな。そして政界再編につながるのか、はなはだ疑問。渡辺個人商店の「みんなの党」もさてどうなるのか。
 また、民主党の細野豪志議員らは、日本維新の会とみんなの党を離党した議員らによる勉強会「既得権益を打破する会」を過日結成して、野党再編を目指してるようだが、さてこれもどないなるのか、どうぞお好きなように。

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師走にうろうろ  12月12日ー15日

2013年12月21日 | 日記
●12月15日(日)

       <高野ひろっぱ> 

 昼、高野公団住宅の赤レンガの広場に。向かいはカナート洛北、アバンシェルホテル跡で今は空き地になっている。ここにパチンコ店出店計画が浮上して1年余。住宅地にパチンコ店はいらない!と月一回の「高野ひろっぱ」を開催。市会の動きなどぼくも挨拶。
 12月は、炬燵談義。豚汁や御餅、オムレツなど食べながら、オカリナを聴いたりして、「まちづくり高野赤レンガ憲章」の説明などもあり、寒い昼下がりでしたが、住民のみなさんが親睦の輪を広げられてました。

 その後、民主党京都府連の選対会議。2月に開催する大会での議案になどについて協議。参議院選挙での北神候補の敗北は、ほんまに厳しい結果だった。これを受けて、どう再来年の統一自治体選挙に向けて今後、候補者の擁立を進めて行くのか、定数是正のこともあり、大きな大きな課題。

 夕方は隣の会場で京都日韓親善協会の忘年会。11月にみやこめっせで開催された日韓交流フェスティバルの映像が流され、またソプラノ歌手の酒井玲子さんの歌も。アメージンググレースやアベマリアも素敵だったが、さだまさし作曲で韓国女性の作詞の「人生の贈り物」には、会場みんなにジーンときた。この2,3年、日韓関係が冷え込む中での市民の交流は大事だと改めて思う。

●12月14日(土)

      <「平和となごみ・衣服の変化と文化創造」>

 昼過ぎ、知恩院前の華頂大学に。京都生涯教育研究所主催の文化庁支援・知となごみのまち京都・東山における文化遺産活用事業「フォーラム知恩院と京都華頂大学に学ぶ」と題して「平和となごみ・衣服の変化と文化創造」に。主宰者の冨士谷あつ子さんは、確か80歳を超えられているが、お元気。つい1週間前には、同志社で環境と文化・京都会議2013~食と農-環境と食育・食文化の視点から」の講座を開催したばかり。次から次と驚きます。
 冒頭、ぼくの役割は、市長のメッセージを読む役。そして、冨士谷さんが「女性たちの活躍と衣服―十二単と小袖が支えた女性たちの活躍」、出雲路敬直氏が「平安時代の女性の盛装と日常着」と題して講演して、黒田装束店の黒田夫妻が十二単衣をフランス人のダブルの可愛い御嬢さんに着飾るデモンストレーション。ほんまに12枚の着物を重ねて行き、色鮮やかな平安時代の紫式部が誕生。そして解説で驚いたことひとつ。十二単を脱いだあとのことを「もぬけの殻」というのだと。

 帰途、近くの彩ギャラリーにも立ち寄り、「エイプル・アート 京。まちの彩」と題した新明塾工房ソラの障がい者の作品を見る。見事な彩に感動する。そのソラのどら焼きも美味しいよ!喫茶室もあるのでぜひ行かれたらいいよ。
 
 夜は、祇園のモジョーウエストで左京育ちの「KANATSU」ちゃんのライブ。オモニのリファさんも太鼓を熱演。楽しいひと時でした。

●12月13日(金)
 
 朝、小雨模様。毎週金曜日は、近衛広場で公園体操の日。今日は、正月も近づいてきたので、京都市の街路樹サポーターとして登録している「近衛ひろば緑の会」のメンバーと落ち葉掃除。ぼくは集まった落ち葉を車に積んで近くの白河総合支援学校へ運ぶ役。生徒たちの野菜づくりのたい肥になります。

     <高野パチンコ店出店問題の現状>

 午後は、市役所に。高野はカナート洛北アバンシェルホテル跡にパコ店出店計画問題が起きて請願が採択されてちょうど一年。この間、膠着状態が続いているようだが、反対運動を頑張っている住民の代表のみなさんと左京選出の議員が集い意見交換会。顔を見ながら色々と情報を共有することが大切だと思う。
 中高層条例に基づき、この間、調整が何回か行われてきたが、業者は出席を拒否しているようだ。また一方、住民のみなさんは、より良いまちづくり努めようと「まちづくり高野赤レンガ憲章」を策定。昔この辺りはカネボウの工場があったところ。そこが公団住宅が立ち、ぼくの友人らも多く住んでいる。秋の銀杏並木は見事。パチンコ店出店、なんとしても止めたいね!

     <同志社校友会クリスマスパーティー>

 夜は、わが母校の同志社校友会京都支部クリスマスパーティー。去年は衆議院選挙のときで出席できなかったなあ。あれから1年か。
 クリスマス礼拝が厳粛に行われた後は、石田支部長、大谷総長、村田学長らの挨拶。もちろん話題は「八重の桜」。来年の入学試験の応募者は増えるかどうか、だな。
 参加していた佐川府議、市議は先輩の井上議員とぼくと桜井、中島議員。壇上に上がり挨拶させてもらう。顔見知りの諸先輩らに挨拶して、同志社出身の市職員のみなさんと同じテーブルでわいわい。全国大会で優勝したゴルフ部、カヌー部、弓道部 ボートセーリング部らが表彰。抽選は、正月用の菓子が当たりました。某局長には大きなクリスマスツリー。 
文学部を卒業するのに9年、総合政策科学研究科に社会人入学して修了するのに3年。されど未だスクールソング、唄えず。

●12月12日(木)

 11月市会定例会も終わり、ほっと一息。午前中は多少ゆっくり。新しい手帳に年明けのスケジュールを書き込む作業。元旦の吉田神社の歳旦祭に始まって1月6日からは各種団体の新年会や互礼会に連合京都や自治労関係などの組合の旗開き、そして地元自治連などの新年会などが続く。我ながら、毎年ようやるよ。
 また「ひとくち日記」を読み返しながら、この1年の議会活動を振り返えり、議員レポートの新春号の編集に取り掛かる。夕方、久しぶりに浄土寺の吉田デンタルクリニックに。なんと2か月ぶりだとか。サボり過ぎだね。歯石をとってもらう。

 ニュースは、徳洲会から金をもらった猪瀬東京都知事のこと、東京オリンピックを誘致できたと有頂天になってて、足をすくわれた。もう持たないやろなあ。

 閑話休題。深夜、11月市会も終わったので、テレビで映画「スタートレック」を見る。学生時代からテレビでカーク船長とスポック博士らのエンタープライズ号の宇宙の旅は好きでよく見ていた。劇場映画も何本か見ているが、飽きないね。

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中川六平を語る会と秘密保護法に断固抗議の討論に立つ!12月6日ー11日

2013年12月12日 | 日記

寒くなりましたね。これからあわただしい日々ですね。
 中川六平を語る会のことなど12月7日ー10日の日記書き込みました。
 ご高覧ください。
  
 それから本日12月16日(月)午後7時から、岡崎公園の「みやこメッセ」で民主・都みらい議員団主催の「議会報告会」を開催します。ぜひご来場ください。


●12月11日(水)

    <11月定例会 本会議 台風被害の復旧対策の正予算など可決> 

 10時から16日間に及んだ11月市会定例会の会期末の本会議。配られた本会議の順序を見ると六つの委員長報告や討論に立つ議員が13人もいて時間がかかりそう。
 まずは、消費税増税の反対の請願を不採択にした後、補正予算について予算特別委員会の審議の委員長報告。京都党は、関西ワールドマスターズ大会の誘致費用の予算と伏見小栗栖地域の排水機の人災により浸水被害が出たので市内の排水機の集中管理システムの構築を立ち上げる予算が計上されていたが、これに補正予算そのものに反対。
 この小栗栖の事案について自民党が「警告」とつけ、民主、公明は賛成しなかったが、多数で可決。また付帯決議については、項目によって賛成や反対が入り乱れて、なにがどうなってるのやようわからん。こんなケースは珍しいが、ともかく台風18号によるこの浸水事故は、人災でもあり補償問題も含めてあまりにも課題が多すぎるのだ。

 経済総務委員会は、新観光振興計画を策定する審議会の設置や宝くじの発売金額を決める条例を可決。
 くらし環境委員会で審議された右京区の嵯峨出張所の廃止は共産が反対したが多数で可決。 教育福祉委員会では、八瀬小学校の校舎建て替え用地から岩盤が出てきたので工事契約の変更をする議案など可決。児童館など指定管理者の指定には共産は反対。
 まちづくり委員会で審議された「空き家条例」については、共産は修正案を出したが、もちろん原案が可決。財産権とも絡むので、市民への説明など必要という付帯決議も可決。

 昼からは、交通水道消防委員会審議された消費税増税に伴う市バス・地下鉄の運賃改定については、共産がもちろん反対したが、算定基準の説明やバス待ち環境の整備促進、ICカードの導入など図ることとする付帯決議を付けて可決。その他、人権擁護委員の推薦など粛々と可決。

 そして意見書である。
〇「ウィルス性肝炎・肝硬変・肝がんの患者に対する医療費助成の拡大を求める意見書」は全員の議員が賛成して可決。
〇民主が提案した、「出生届の記載事項から嫡出子・嫡出でない子の別を削除することを求める意見書」は、自民が反対したが賛成多数で可決。
〇「中国による防空識別圏の設定の即時撤回を求める意見書」は、共産が対案を出したが、可決。
〇「公共工事の入札不調を解消する環境整備を求める意見書」は全員賛成で可決。
〇「介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る意見書」は、共産反対したが可決。
〇「消費税の軽減税率制度の導入を求める意見書」は、自民、公明、無所属1で可決。


 そして「特定秘密保護法並びに強引な国会運営に対し断固抗議する意見書」である。ぼくが久しぶりに意見書の賛成討論で登壇。自民の某議員がなにやらわめいて野次を飛ばしていたが、10分ほど粛々と演説。野次には怒り心頭だ!
民主の同僚からは「ソウダ!」と激励の声も飛び、うれしいね。表決で起立したのはわが会派だけ。否決されました。(演説文については、下記に貼りつけておきます。またネットで録画を見ることができますよ。)

 決議は、東部山間埋立地に建設されていた焼却灰溶融炉の契約解除に関して決議を採択。さて住友重工はどう出てくるかな?
 最後に、共産党から「特定秘密保護法の撤廃を求める決議」が出され提案説明もあったが、起立したのは共産党だけ。

 午後2時前に閉会。ともあれ、立ったり座ったままであったり、ややこしいことでした。この市会は、台風18号の災害復旧、伏見小栗栖地域の人災による補償、「空き家条例」が成立したことが大きい成果かな。
 そして否決はされたが秘密保護法に警鐘を鳴らし反対する表明をぼくができたことは、ぼくにとっても意義があったと思う。

      <特定秘密保護法には反対だ!>

 以下、演説文を貼りつけておきます。ご高覧下さい。
「民主・都みらい京都市会議員団は、「特定秘密保護法ならびに強引な国会運営に対して断固抗議する意見書」を提案しています。議員団を代表して、賛成討論を行います。

 2013年12月6日、深夜、参議院において特定秘密保護法案が可決されました。
この特定秘密保護法とは、「防衛」「外交」「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」の4分野の情報で、漏えいがわが国の安全保障に著しい支障を与える恐れがあるため、特に秘匿が必要であるものを特定秘密として指定する。有効期間は、武器や情報収集活動の手法、暗号など7項目を例外として、60年超の延長を可能としています。また特定秘密を扱う民間人でも、犯罪歴、精神疾患、飲酒の節度、経済的状況などを「適正」か、どうか調査するともいわれています。

 京都新聞は社説で、「国民の知る権利手放せぬ」として、「この国の前途になんとも言えぬ不安と不気味さを感じてしまう。日に日に高まる反対の声に耳をふさぎ、議席数に物を言わせて押し切った与党の横暴は国会の負の歴史として記憶されねばなるまい。政府の活動を、闇のベールで隠させてはならない。国民が事実を知り、判断できてこそ民主主義は機能する。主権者である国民は、声を上げ続けてほしい」と書いています。
 また三大全国紙は、「憲法を骨抜きにする愚挙」(朝日)、「民主主義を後退させぬ」(毎日)と審議が不十分なこと、今後の国民生活への脅威があることなどを指摘しています。唯一、肯定的な読売新聞でさえ、「疑念招かぬよう適切な運用を」と指摘をしています。

 この秘密保護法については、「知る権利」と「表現の自由」を脅かすとして、女優の吉永小百合さんや大竹しのぶさん、山田洋次監督ら映画人の会、ノーベル賞を受賞された益川敏英京都大学名誉教授ら学者の会、日本ペンクラブ、日本弁護士連合会、多くの市民団体、環境団体が反対を表明し、国会周辺や各地で多くの市民が反対の声を上げました。
日本ジャーナリスト会議は「土壇場で安倍首相が唐突に持ち出した『第三者機関』は、官僚の権限を強化する以外の何ものでもない。国民の知る権利が大きく侵害され、取材・報道の自由が深刻な制約を受ける」と批判しています。
 
 ところで、この法案の参議院で審議に奮闘した、わが民主党の福山哲郎参議院議員は、次のような問題を指摘しています。   一つは、法案を審議する委員会運営において、野党側の発言を封じ、議員の質問権も制限し、地方公聴会の開催も前日の夕方に強行採決で開催を決定、憲政史上初めて 周知・準備期間もなく「国民の知る権利」を侵害したこと。
二つは、会議の前日に「保全監視委員会」「情報保全諮問会議」という機関名が出されたが、その権限・機能などについて議論できないまま審議を打ち切り、強行採決、法治国家とは思えない数の横暴で押し切ったこと。
三つは、秘密の内容について、行政機関による特定秘密の指定や有効期間の延長が恣意的になされる恐れがあり、廃棄のルールも曖昧。「第三者機関」「有識者会議」など権限、機能、法的位置づけなどが明確でなく法定化すべきであること。
四つ目には、取材・報道について「著しく不当な方法」という概念が曖昧であり、委縮により、表現と取材の自由が侵害され、ひいては「国民の知る権利」が侵される可能性があること、などです。
 福山議員と同様に我々もまさに怒り心頭でありましたが、怒って当然であります。

 「平和の党」と言われている公明党が、賛成したのは残念です。またかつての自民党においてもリベラル派があり、真摯に協議をされる風土があったと思いますが、いまや安倍総理の下でその声も上がらない状況に失望しました。
 法の可決後、昨日、12月9日には、安倍総理は、自ら「私自身がもっともっと丁寧に説明に時間をとって説明すべきだったと反省している」、「今後とも国民の懸念を払拭すべく丁寧に説明していきたいと」記者会見で、述べていますが、なにをいまさら、であります。

 共同通信が同日発表した世論調査の結果によると、本法律に「不安を感じる」という回答は70パーセントを占めています。また、本法律を「修正または廃止すべき」という回答は、実に80パーセントを超えています。これほどの国民の声が届かない自公政権のおごりを、見過ごすことは到底できません。
 
 民主党本部は、「『国民の知る権利』や『報道の自由』を守り監視するために対策本部を設置し、「問題を指摘して政府をチェックし、国民運動を盛り上げ、その先頭に立つ覚悟がある」と表明しています。

 第二次大戦の敗戦直後に生まれた、団塊の世代の私は、憲法に書かれた基本的人権の尊重・国民主権・平和主義を理念として、人生を過ごしてきたと言っても過言ではありません。わが学生時代のベトナム戦争に反対する活動もその理念に基づいていたと考えています。また市会議員として、開かれた市政を追及してきましたが、国会での暴挙は、まさに「国民の知る権利」を奪う何者でもなく、許されません。

 今回の秘密保護法の問題と強行採決は、民主主義の危機的状況であると考えます。物言えぬ社会、監視社会の到来を恐れます。私たち議員団は、原点に立ち戻って、この秘密保護法の廃案も含めて改正を求めるとともに政権与党の数の横暴による国会運営に対して、断固抗議するものです。
 
 以上、賛成討論といたします。」
  

 議員団室には市長副市長らが挨拶にきて、11月市会定例会もこれにておひらき。

 友人のお母さんの告別式に走る。享年95歳。心よりご冥福をお祈りいたします。学生時代、反戦脱走米兵を匿っていただいた方。当時、ベトナム戦争に反対してベトナムに行くのを拒否したアメリカの若者たちを日本の普通の主婦らが生活などを見ていた。もう40年前のこと。今頃、彼らはどうしてるのだろう?

     <前京都市長桝本兼氏の旭日中綬章受章祝賀会>

 夜は、11日の夜は、前京都市長桝本兼氏の旭日中綬章受章祝賀会に。3期12年京都市政を担い、立ち向かう楽観主義で、新景観政策や観光客5千万人構想、同和行政の改善に尽力されました。
 呼びかけ人の梅原猛先生と乾杯は堀場雅夫さんは、それぞれお元気。桝本前市長はまだ72歳ということで、ずーと若い。市役所や教育委員会の大先輩らとも再会できてよかった!なお読書家の桝本前市長らしく、本を2冊チョイスするという粋な引き出物でした。



●12月10日(火)

     <11月市会 会期末の議員会と討論結了の委員会>

 11月市会もいよいよ明日が会期末。討論結了に向けて、意見書や決議、そして付帯決議について態度を決めて行く。いつもの風景。またぼくが書いた意見書への草稿について色々と意見が出されて、訂正する作業も。
 補正予算については、京都党から関西ワールドマスターズ大会と排水機施設の管理システム構築に対して反対ということで修正案も。共産党からは、空き家条例についても修正案が提出。各意見書については、賛成するもの、共同提案するもの、反対するものなどややこしいこと。なんやかんや言いながら、思いのほか早く意見書や決議の調整が終わり、まずは常任委員会が順次開会されて討論結了に。くらし環境委員会は、3本の議案があったが、共産党は嵯峨出張所の廃止には反対を表明したが、残余は賛成。

 それから午後5時半頃、予算特別委員会が本会議場で開会されて討論結了。以降、付帯決議の調整は、担当の議員に任せてしばし待機。ぼくは、討論原稿を仕上げてほっこり。

 午後7時過ぎには、近くのホテルで行われていた自治労京都市交響楽団音楽家労組の懇親会に行く。京都市の直営から財団が運営することになった京都市交響楽団は、年金問題などいくつかの課題は残っているようだが、このところ演奏会はお客さんの入りも良くて好調のようで何よりです。
 OBの間さんや島本町で町議をしていたホルン奏者の藤原さんらともこの会で会えるのがうれしいね。


●12月9日(月)

 毎月一回、民主党2区総支部で朝の街頭演説を前原総支部長を先頭にやっていうのだが、今朝は完全にダウン。昨夜の弔いの酒で二日酔い。

 10時にはなんとか議員団室に登庁。11月市会定例会の会期末を控えて、各会派は議員会を開催。

 冒頭に民主党京都府連の選挙対策委員長である福山参議院議員が議員団室に来て、来るべき再来年の春の市会議員選挙のことで、議員団と意見交換。落ち目の民主党として、どう市会議員選挙を闘うのか、擁立方針のガイドラインをこれから作る作業の参考に、それぞれが選挙区事情や思いを各議員が意見発表。市会の定数是正の問題もあり、また京都党を含めて第三極の候補者も出てくるであろうから、予断を許さず、守りの選挙になる。どう采配していくのか、これからが問題。

 終了後、本来の議員会を再開。まずは、昨日夕方に各会派から出された意見書や決議案などを読み、賛成するもの、反対するものなど大筋の方向性を決め、また補正予算や各議案について態度を決定していく議論。小栗栖の排水機事故による台風18号の浸水事案については、付帯決議が色々と出されているし、焼却灰溶融炉の契約解除もしかり。意見書の調整は、青木、片桐議員に任せて随時、調整の様子を聴きながら、断続的に議員会が続く。

 民主としては補正予算や人権擁護委員の選任など追加議案も含めてすべての議案に賛成することに。特定秘密保護法案に関わる意見書に対してぼくが討論に立つことになったので、夕方から夜にかけて、参議院で特定秘密保護法案のことで奮闘した福山議員と電話やファックスでやりとりしながら、原稿書き。ぼくの思いも全面的に出した演説をしたいと原稿作成に四苦八苦。特定秘密保護法の危険性や横暴な国会運営について一発、かましてやれ、という心意気なのだ。  

●12月8日(日)

      <「吉田学区防災の集い・ふれあい餅つき大会」>

 ちょっと二日酔い気味。されどわが母校、第四錦林小学校での「吉田学区防災の集い・ふれあい餅つき大会」に。今年は、いつものように餅つき大会とともに、避難所訓練ということで、吉田は本町、上大路、中大路、下大路、近衛、二本松の各町内の住民が体育館のなかに町内ごとに集まって避難所を設営。救命訓練などをする。本番が来ないことを祈るのみだが、実地訓練をすることも大いに意義がある。参加者も真剣。給食訓練として豚汁がふるまわれて、これも楽しみのひとつ。

      <中川六平を語る会>

 昼過ぎ、四条河原町下がるの児童書店の「メリーゴーランド」に。「六平さんの時間・古本の時間」と題して店内で彼が編集した鶴見俊輔先生など数々の本が書架に並べてあった。編集者としてもいい仕事をしてたんやな。
 そして午後1時から、四条富小路下がるの徳正寺にて、この九月に亡くなったわが友、中川六平君の百か日の法要。若き住職井上迅君とぼくの鴨沂高校の先輩、井上等ご住職が読経を挙げられて焼香。友を弔う。

 そして「中川六平を語る会」。東京からは彼の家族と編集者時代の友人ら、また京都ベ平連時代、そして岩国の反戦喫茶「ほびっと」のトミさんら、彼と付き合いのあった多くの友人50人余が集う。ぼくが進行役。トミさんは、岩国の反戦活動や「ほびっと」の写真をスクリーンに映し出して、1970年代前後を振り返り、六平の人柄を語る。また彼が最後に編集した本が小沢信夫さんの『捨身なひと』。著者の小沢信夫さん、装画のミロコマチコさん、そして彼が手がけた『古本の時間』の著者の内堀弘さんらにお話ししてもらう。
 ひととき食事をしてから、今度は車座になって、一人一人が、彼との出会い、エピソード、想いを語る。東京タイムス時代の友人、朝日ジャーナルやそして晶文社の仲間らから、「六さん」と呼ばれていた。六平君の面白おかしいエピソードが披露される。
 
 思えば、闘病生活中でもこれからまだまだ本を出したいとぼくに言ってた。「マサホさん」の本も出版しようかとも行ってくれていたなあ。あの世に行くのはちょっと早すぎたなあ。夕方6時前には、ようやくお開き。そしてそのまま二次会で8時前頃まで仏壇の前で延々喋り、さらに京都ベ平連と「ほびっと」のメンバーで近くの居酒屋で、また思い出話も尽きることなく、また飲み喋りもうフラフラ。
 友よ、これからあの世でみんなを見守ってなよ。

●12月7日(土)

    <学校用務研究会の研修会>

 朝、京都市学校職員労働組合の京都市学校用務研究会主催が、毎年この時期に学校現場でがんばっている管理用務員さんたちが行っている「防災研修」、女性役員さんが活躍。去年は、飛び出し注意のボーイとガールの看板が披露された。
 今日は京都盲ろう者ほほえみの会の協力があり、盲ろう者の方が来られて、手の平に書く手話で、コミュニケーションをとられる様子と当事者のお話を聞く。二重の障がいを持っている男性が災害時などの不安を語られた。ぼくも初めての経験。また簡易トイレや救急訓練も行われた。熱心な取り組みに敬服。役員のみなさん、がんばりや!

 その後、みやこめっせでの京都市児童館学童連盟が主催の「やんちゃフェスタ」に。子どもたちの各種団体やNPO団体などがブースを出し舞台では子どもたちが喜ぶ催しも。地下鉄運転手や消防士コーナーも人気。人権擁護協議会のブースで委員の皆さんとぬいぐるみの「KEN君」に挨拶。隣の「エコまちフェスタ」では、エコで遊ぼう、と工作や子供服のフリーマーケットも。

 昼、近くの善正寺で、中田幸夫氏の告別式。同年代。奥さんが鴨沂高校の同級生なので同期のメンバーや近所の人が参列。こういう時に同級生と会うのは辛いね。心よりご冥福をお祈りいたします。

 それから、これまた我が家近くの吉田神葬墓地に。この間、擁壁の工事が進んでようやく完成して、次に斎場などを建設するための地鎮祭。厳粛に工事安全を祈願。大元講社の役員らが参列。わが鈴木家の墓があり、いつかぼくもここで骨になって納骨されることになるのだ。

     <環境と文化・京都会議2013>

 午後は、同志社大学烏丸キャンパスに新しく建った良心館へ。京都生涯教育研究所主催のフォーラム「環境と文化・京都会議2013~食と農-環境と食育・食文化の視点から」に。パネルデイスカッション「食と農と人をつなぐ」が行われている最中。
 コーディネーターは、総合地球環境学研究所教授の 嘉田良平さんで、美濃吉の佐竹力総さんや月桂冠会館名誉館長の栗山一秀さん、関西フランセ学院理事長のソフィー・水鳥らが、ユネスコの世界文化遺産に「和食」が登録されたところでもあり、話が弾んでいた。ぼくに興味深かったのは、フランスの食事が、コミュニケーションとして実に大事にされていること。また和食の奥深さともちろんお酒のこと。

 夜は、高瀬川のほとりにある創作中華「一之舟入」にて、吉田氏子講社常任役員会と忘年会。美味しい料理に美味しいお酒を堪能しました。ちょうどテレビ番組の「魔法のレストラン」の取材チームが来ていた。ひょっとしたら映るかも?

 それから、明日の中川六平君の百か日の法要で京都に来た弟のカッペイこと中川基君と、信州は戸隠に縁のあった友人と三人で一献。基君とは、学生時代に大丸の配達で一緒に仕事をしたこともある仲。我が家に泊り、また一献。

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11月市会、もうすぐ会期末  12月4日ー6日

2013年12月09日 | 日記
●12月6日(金)

    <11月市会、会期末を控えて議員会>

 11月市会定例会も大詰め。議案に対する態度や意見書提出などを議論する議員会を各会派が開催。わが民主も10時から議員会。理事から2月市会の日程も含めて諸々の報告。そして、各付託された議案の審議状況を各委員会のメンバーが報告。
 この市会では「空き家対策条例」と市バス・地下鉄の消費税増税による運賃改定も特に話題になったかな。また補正予算では、台風被害に係り、復旧などの予算は良しとして、小栗栖の排水機の人為的ミスにより、多くの家屋が浸水したが、その賠償額は大きく色々と原因追及もされたようだが、補正予算については賛成する方向に。
 くらし環境委員会で審議された嵯峨出張所の廃止のことは右京区選出の議員も賛成ということで、議員団として賛成することに。また意見書については、国会は参議院で今にも強行採決されようとしている特定秘密保護法案に対して意見書を提出しようということで青木議員が草案作り。ようがんばります。会期末のいつもの風景。

 夕方は、急な知らせだったが、近くの善正寺へ。高校時代の同級生のご主人、中田幸夫さんの通夜。この3年ほど闘病生活を送っていたが、帰らぬ人になった。節分などいつも二人で仲良く参拝されていたのを思い出す。享年65歳。同世代が亡くなるのは辛いなあ。心よりご冥福をお祈りいたします。

    <「ベトナム通信」のこと>

 夜、8日に予定している「中川六平君を語る会」に資料として彼が生前に書いていた文章を読んでもらうべく、京都ベ平連が発行していた「ベトナム通信」復刻版(不二出版)に目を通す。
 1967年から京都べ平連が解散するまでの1973年までの終刊号(63号)まで、さらにエピローグ号と復刻版を出すにあたって1990年に行った鶴見俊輔先生と今は亡き小田実さんと飯沼二郎先生と北沢恒彦さんとぼくとの座談会が載っている。ぼくは数年間、編集にかかわり、何度も投稿している。わが青春の軌跡がそこにはある。もちろん中川六平が「ほびっと」について書いたページがありコピーすることに。
 それにしてもすでに亡くなった仲間が多いことに愕然とした。

 深夜、国会の参議院本会議で秘密保護法が国会周辺を埋め尽くした人々の声をよそに、自民、公明の数の力により強行採決!国民の知る権利をないがしろにして、罰則は最長で懲役10年、また秘密にすべき期間が60年だという法律。許せない!

●12月5日(木)

     <両親を連れて病院に>

 11月市会は会期中だが、今日は委員会が休み。たまの親孝行で、朝から親父とお袋を迎えに嵯峨のケア付き住宅に行って、車でかかりつけの医院に。大正8年生まれ94歳のマダラの親父と大正15年この12月で87歳になる難聴のお袋。漫才コンビですな。仲良く暮らしていてくれてなにより。ぼくも来年、前期高齢者になるので、そのうち老老介護か。

     <久多、花背・広河原の消防団を激励に>

 夜は歳末特別警戒が始まった左京は山間部の久多と広河原・花背の消防分団の激励に高城左京区長、梅影団長や隠塚、国本、桜井市議、石田、北岡ちはる府議も一緒。我が家から大原、途中、梅の木から渓谷を抜けて1時間。花折峠は3度。今年はまだ暖かい。
 久多では女性消防団員の手づくりの栃餅のぜんざいで温まりました。冬は1メートルほど積雪があります。能見峠の山岳ドライブはいつもながらスリル満点。帰途、花背峠から夜空を見るとオリオン座やカシオペア座が満点の空に輝いてたよ。なお台風18号で奮闘されて市長表彰の授与も行われ、また路肩が崩壊して一時通行止めになっていたところも仮復旧されてました。消防団のみなさん、ほんまにご苦労様!

●12月4日(水)

     <くらし環境委員会>

 今日と明日は11月市会の会期末なので、付託された議案などを審議する常任委員会が開催。今日は、経済総務委員会、くらし環境委員会と教育福祉委員会の日。ぼくは「くらし環境委員会」。

 文化市民局は、戸籍事務が電算化されることで右京区は嵯峨出張所の廃止条例。ぼくは、関連して左京区は岩倉出張所のことについて質疑。22年に存続の請願が採択されこと、また地元岩倉自治連などへの説明の経過などについて質疑。左京区選出の桜井議員も手を挙げていたので、彼も質問できるようにちょっと配慮しましたよ。27年からは、証明書発行センターになりコミュニティー活動の拠点になるように会議室などは活用できるようになります。

 その他、市立浴場で回数券の発売をする条例、中京区の児童が通学している朱雀第三小学校は、道を隔てた下京区にあるのだが、この敷地を中京区に編入する議案も。淡々と議事は進む。

 報告は、再来年2015年の京都マラソンのコースを宝ヶ池の狐坂を止めて、植物園内と御所の南の丸太町通、また河原町を市役所前広場までコースを変更しようという取組について報告があり、各議員は思い思いのアイデアを開陳。ようは街中を走ってもらおうということだが、交通問題など課題は多いし予算もだいぶかかるようです。

 続いて、環境政策局からは、「市民協働発電制度」について報告。
この春から、NPO法人の2団体が市民から出資を募って西京高校など3か所で太陽光の市民協働発電を開始しているが、これをさらに小学校など31か所の市の施設に太陽光発電を設置する第2期の公募をするのと、「太陽光発電屋根貸し制度」を作って、市内に事業所のある法人などに有償で屋根に太陽光発電設備を設置して関西電力に電気を売却してその利益で、環境学習など地域に貢献活動を実施してもらおうというプラン。ぜひ応募してみてください!もちろんぼくも質疑しました。

 またこの間、色々と議論もしてきた焼却灰溶融施設建設に関して、住友重工に契約解除がされたが、今後の損害賠償などの請求について報告も。総額200億円を請求するとともに、プラント施設などを解体・除去せよということ。果たして住友重工はどう対応してくるのか、見守りましょう。それぞれの質疑はされたが、紛糾することなく終わりました。

     <二重行政の在り方検討委員会> 

 午後5時からは民主党京都府連で府市会議員が集い、「二重行政の在り方検討委員会」。京都府と京都市は府市協調という言い方とともに類似した行政施策や施設もあり、これらの問題を考えてみようということで、施設や施策の点検を始めようということになった。
 なおぼくの主宰している地域ウエッブサイト「左京ライフ」に山田知事とのインタビューをして、知事の考え方も披歴されているのでぜひご覧ください。
 
 解散後、友人と喫茶店で某労働組合の今後のことについて相談を受ける。まあ色々な悩みがありますなあ。

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もう師走ですね   12月1日ー3日

2013年12月05日 | 日記
●12月3日(火)

    <補正予算を審議>

 今日は補正予算を審議する予算特別委員会が3分科会に別れて開催。ぼくは第2分科会。

 行財政局は、台風18号を教訓として、防災情報発信機能の強化として、ポータルサイトの充実などに4千万円。
 産業観光局は、農林業の台風被害に対する助成制度や災害復旧費に1億4千万円。そして東京オリンピック開催が決まったので新観光振興計画の策定を前倒しするための審議会の立ち上げの予算。観光振興についてウンチクを傾ける委員がいて思いがけず時間が長引いた。
 また総合企画局は「関西ワールドマスターズゲームズ2021」の準備委員会の立ち上げに100万円の予算が計上されたが、これは随分先の話。ぼくは、関西広域連合が誘致をした経過、広域連合議会での意見を紹介しつつ、大阪市・府が協力的でないこと、また今後の見通しなど質疑。
 最後に一念発起して練習をしたらぼくでも参加できるのか、と問う。各自治体7千万ほど負担することになりそうだが、まあこれからの話。
 選挙管理委員会は来春4月に執行される知事選挙の期日前の投票やはがきの郵送などの予算。これは質疑はなし。

 夜は、11月10日に国際交流会館前庭で開催した「ユイ・ハート福祉まつり」の反省会。主宰者の石井さんから会計報告など。今年は好天に恵まれ、多くの参加者があり各福祉施設の売り上げもまあまあだった。協力いただいたみなさんに感謝!

 散会後、久しぶりに「六曜社」に。12月8日に開催する「中川六平を語る会」の打ち合わせ。反戦喫茶「ほびっと」のマスターで編集者として鶴見俊輔先生の本などを出版した中川六平君が亡くなり100日。法要をして、偲ぶ会として「語る会」を徳正寺でするのでその打ち合わせ。もう100日か。ご家族も来られて、昔のベ平連の仲間や東京から編集者仲間など50人ほどの会になりそう。    

●12月2日(月) 

     <本会議 代表質問>

 11月市会定例会、代表質問の本会議。
 自民は、内海、中川、島本議員が、昼からは共産の加藤、西村議員が質問した後、わが議員団からは、安井議員が、 水防団の現状と今後の課題、 水害時の給水体制の強化、 京都動物愛護センター、 元弥栄中学校の跡地活用、 水害時の一時避難場所、地域公共交通の需要拡大について質問。
 そしてわが民主のホープ、青木芳香議員が、台風18号被害を受けて、地元の梅津地区で浸水したときの写真を数枚パネルにして議場で見せながら梅津地区の浸水対策について臨場感のある気合の入った質問をして、市長から前向きな答弁。そして分割質問ができるようになったので、続いて、 指定管理者制度の検証の実施と制度の充実、 男女共同参画社会実現のための,セクハラ・パワハラなどハラスメント対策の推進、街路樹政策・緑あふれる都市づくりについて質問。がんばりましたよ!
 民主の後は、公明の大道、国本議員が質問して散会したのは、午後4時半頃。

 この市会の代表質問は、台風18号の被害を受けての復旧・復興対策や水防団など水災対策、また小栗栖の排水機事故による浸水問題など多くの議員が質問したのが特徴的。また、バイオマスや再生可能エネルギーや地下鉄・バスの消費税転嫁問題に関わり料金改定と経営健全化のことなどにも言及が多かった。野次が飛ぶこともなく淡々と質疑は進みました。
 ぼくは年明けの2月市会で代表質問に立つことになるかな?そうなれば、気合を入れて頑張らなくっちゃ!

 夕方は、左京選出の有志の議員と左京区長らと懇談会。区長懇談会で各学区からの主だった要望事項について説明を受ける。鹿、猿、猪などによる獣害対策、熊も出没していたので熊対策も。左京は何しろ山間部もあり深刻なのです。また台風18号の被害による復旧対策、また岩倉出張所の廃止と証明書発行センター化と地域コミュニティーの拠点としての会議室の確保のことなど、議員と意見交換。意義ある会でした。

 テレビニュースは、今年の流行語大賞の発表。「今でしょ!」「お・も・て・な・し」、「倍返し」などだが、なんといっても「じぇじぇじぇ」ですなあ。
 特別賞の「被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう」もいいね!

●12月1日(日)

 今日からもう師走。一年が経つのは早い!

    <鈴木マイクロ研究所のこと>

 行事もなくてちょっとゆっくり。11時前から弟が代表取締役の鈴木マイクロ研究所の会議。祖父、増次郎が東一条に鈴木マイクロ研究所を設立したのは戦後。京大の先生方の学術写真やスライド、レントゲン、美術関係の撮影などで経営が成り立ってきたが、技術革新に追いつかずパソコンの普及でスライド作成など仕事がガタ減り。世界のコダックも倒産しているから、当然の成り行きだが、経営アドバイザーの親戚のものに助けられて、青色吐息ながら、なんとか持っている。決算や今後の方針を聴き、ともかくもうちょっと頑張てもらうしかないなあ。美術品の撮影などの技術力はあるから、仕事あればぜひ声をかけてやってください。

 午後、市原野に走る。知人が農業用水路からしみ出る水で困っているということで現地を見る。まあ、色々な相談ごとがありますよ。

    <十二提灯こども神輿保存会の直会> 

 夕方は、事務所でこの10月に巡幸した十二提灯こども神輿の世話人に集まってもらい直会(なおらい)の反省会。
 今年は天気も良くて十二提灯と子ども神輿を二つのコースに分かれて順調に巡幸し、また神幸祭当日はファミリーマート前から第四錦林小学校児童のこども剣鉾とともに先生方の協力もあり無事に吉田神社まで巡幸することができてほっとした。
 会計報告と改善すべきことなど話してから懇親会。おっさん連中も盛り上がっていたが、剣鉾を差してくれた京都造形芸術大学の歴史遺産学科の女子学生たちも参加してくれて華やいだ直会になって嬉しかったよ。

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11月市会始まる  11月15日ー30日

2013年12月01日 | 日記
●11月30日(土)

    <民主党京都府連 常任幹事会>

 朝10時から民主党京都府連の常任幹事会。つい1時間ほど前、読売テレビの辛坊某の番組に出演していた福山参議院議員が会議に出席。特定秘密保護法案の参議院の委員会での質疑で自民党の横暴について、怒りの発言。そうや!怒らないかんぞ!徹底的に法案の危険性を暴露するのが使命だ!ふんばりどころ!
 中小路幹事長から諸々の報告。ぼくも京都自治体議員ネットワークの総会、近畿ブロック研修会、民主党本部での全国世話人会の報告などをする。天方議員から、再来年春に行われる府市会議員選挙の候補者擁立の方針について意見が述べられたことが印象に残る。このご時世、候補者擁立を巡ってこれから色々と調整はたいへんだよ。

 途中で退席して福祉工房P&Pの理事会に。新たな作業所の場を作ることで合意。食事をしながら、今後の更なる夢を施設長らから拝聴。2年先が楽しみ。

 午後1時半には、上高野は崇道会館での前原誠司衆議院議員の国政報告会。地道に地元選挙区で思いを語る議員の姿勢には敬服。冒頭。アベノミクスの政策の功罪、また本の株高、円安の経済問題について講演。

 途中退席して、「きょうと介護保険にかかわる会」主催の講演会「これからの社会保障制度―老いの保障について考える」と題して西村周三国立社会保障人口問題研究所所長が講演。西村周三先生の話はいつも刺激的だ。わが両親のこと、また来年になれば前期高齢者になるわが身の今後のことを想いながら身につまされながら拝聴。休憩の合間には、視覚障碍者の梶寿美子さんの琴の演奏も。


     <民主党京都府連「京のつどい2013」。


 夜は、リーガロイヤルホテルで民主党京都府連の恒例の「京のつどい2013」。落ち目の民主党にも関わらず大勢の人にご参加いただき感謝!感激!会場は満員。そして立食にもかかわらず、途中に帰られることなく最後まで多くの方が残られてうれしいね。ここから反転攻勢だ!渋滞に巻き込まれてちょっと遅参された山田知事の挨拶が面白かったよ。また乾杯の音頭での福山議員の特定秘密保護法案についての委員会審議でのやり取りは政府自民党への怒りを素直に表現したスピーチ。
 府市会議員団、府内の市町村議員団も壇上にあがって紹介。2015年春の統一自治体選挙、なんとしても勝ち抜くぞ!

 散会後、9時前には吉田神社参道前のチェルキオに。中尾勇さんが主宰。ご近所のメンバーらがワイワイ。二次会は近くの「チッパー」にておでんで一献。明日から12月。朝晩寒くなったなあ!

●11月29日(金)

    <11月市会 本会議>

 10時から本会議。冒頭、26日の本会議で上程された補正予算など議案41件を委員会付託することを自民党の椋田議員が発言。12月3日から開催される予算特別委員会、また各常任委員会で審議することに。その後、共産党の北山議員が、地下鉄・市バスの消費税増税に係る料金値上げについて質疑。まずは淡々としたやり取りがあり散会。

    <海外行政視察団 報告会>

 11時過ぎからは、本会議場にて、この夏に海外視察を行ったメンバーが前に座り、パワーポイントを活用して、「人と動物が共生できる都市・京都」の推進強化に向けた「京都動物愛護センター(仮称)」の整備充実と有効活用に関する海外先進事例の取組調査の報告会。
 中村三之助議員が団長として、また吉田議員、またわが会派の中野洋一議員がドイツの動物愛護の法制度やベルリンの地下鉄に乗る犬の写真を見せながら、公共交通機関等での状況調査、広大なティアハイム・ベルリンという動物保護収容施設の紹介やドイツ動物保護連盟との懇談、パリの市役所環境衛生局との懇談、またイギリスはバーミンガムでは王立動物虐待防止協会・バーミンガム支部訪問などの報告し、京都は南区に計画されている動物愛護センターに向けて提言。
 昔は、こんな報告会もなかったが、各議員、その報告を拝聴。実りある視察でしたね。

 昼休み、カミサンがメンバーとして奮闘しているソロプチミスト葵のバザーを往復。

    <議員研修会 「大都市制度~道州制の在り方~」> 

 そして午後1時からは、今年度2回目の議員研修会。 講師は同志社大学大学院総合政策科学研究科教授の新川達郎さんが「大都市制度~道州制の在り方~」をテーマに講演。新川先生は、ぼくが修了した後に同志社総合政策科学研究科に赴任されて、講義を受けたことはないが、総政会の会長として付き合いがあり、また京都市としても審議会の委員などしてもらい、何よりも髭仲間であることも親しみを感じている。
 パワーポイントを活用しながら、この間の地方分権、道州制の議論を丁寧に講義していただく。要は、府県を廃止し、道州制を確立して、 現在の基礎自治体である市町村に府県の権限を移譲していくのだが、政令指定都市との関係など国や府県と市町村との利害関係の調整もあり、今後5年で一定の結論をだすとされているが未だ不透明。終了後、市会事務局長室でご挨拶。関西広域連合は、観光政策など広域な政策実現に成果を挙げつつあるが、さて道州制の論議はこれからですな。
 
 午後4時過ぎ、わが民主・都みらい議員団の教育福祉委員会の副委員長の松下議員と中野議員とともに京都市身体障害者リハビリテーションセンターの今後の在り方についての請願を提出しているバリアフリーの会の障害者団体の皆さんと懇談会。請願を採択してもらうにはどうするか、リハビリセンターの利用者である請願者の思いやまたリハビリセンターの現状を聞き、色々と意見交換。

 夕方、出町の文化交流センター 京都画廊に。「 三浦利江子・森田直正・金愛子 三人展」に。金愛子さんが左京は大原を描いた作品はいいなあ。大原は里の駅に飾ってある彼女の作品もぜひ見て下さいね。

 事務所に戻って9時前には来客。友人とともに同行者、息子さんが市内の某学校でいじめに会っているという相談。学校とのやり取りなど経過を聴き、対応を考える。教育委員会の担当者に相談してみたい。色々な相談ごとが舞い込みますよ。

  
●11月28日(木)

 午前中の来客は、哲学の道法然院前の宅地開発計画のことで今後の請願審議の状況のことなどで懇談。12月2日(月)午後6時から毎日放送のニュース番組「VOICE」で取り上げられるらしい。ぜひご覧ください。

 また昼前には、近所の幼稚園の頃からの友人が来所。目の調子が悪くて医者に行ったが原因が分からんと、ぼやきに。彼と一緒に近所のてんぷら屋さん「かふう」で、お昼限定の海老と穴子と鱚のミックス天丼、ボリューム満点、低価格で美味しかったよ!
 
    <象嵌師、上田雅一さんのこと>

 午後は、出町柳駅前駐輪場建設計画のことで、養正学区の上田自治連会長宅に。違法駐輪対策の要望が出されているので、その経過をお聞きするとともに京都市の計画に対してのぼくの考えを述べ、ご意見を聞く。上田雅一さんは、京都の伝統工芸である象嵌師さん。
 ネットを見ると、<象嵌(ぞうがん)は、工芸技法のひとつ。象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味がある。象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等がある。その中の金工象嵌は、シリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされる。江戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、日本刀の拵えや甲冑、鏡や根付、文箱、重箱などに腕を振るった>と解説されている。貴重なお話を聞き、作品を見せていただきました。これからもお元気で頑張ってください!

    <出町柳駅前 駐輪場計画のこと>

 その後、柴山君が頑張っている不思議な空間「ナミイタアレイ」、また駅前のジャズ喫茶「Lush Life(ラッシュライフ)や名曲喫茶でぼくも学生時代はよく行った「柳月堂」の駐輪場を訪ねたりして(柳月堂のパンも美味しいよ!)、出町柳駅前駐輪場計画に対して意見を聞く。
 みなさんの意見の一致するのは、違法駐輪を無くして、駅前を活気のある街にしたいのと安全の確保と広場のこと。出町柳駅前のことには、タクシーや自転車の不法な駐車・駐輪問題、また放置自転車撤去で文句を言う人もいたり、長いこと議員をしていると色んな市民要望がありその時々、問題解決に奔走し、選挙の時にや前原衆議院議員とともに朝の街頭演説をする定番の場所。合意を得て、最善の解決策を見出したいと思っている。

●11月27日(水)

    <大垣市を散策>

 名古屋の朝は、久しぶりに二日酔い!栄地区の地下街は広いなあ。テレビ塔も下から見上げて、さあ帰ろかいなと名古屋駅へ、忙中閑あり、ふと思い立って東海道線に乗って大垣へ。水の都とも呼ばれる晩秋の大垣市をレンタサイクルで1時間ほどうろうろ。俳人、松尾芭蕉のゆかりの地。大垣城も見学。駅前はさびれていたが、いい街ですよ!まあ急ぐこともなかろうと米原で新快速に乗り換えて戻りました。

    <グスタブ・スエーデン国王陛下、上洛>

 夕方は、平安神宮会館に。「ワールド・ベーデン・パウエル・フェローシップイベント」京都市長歓迎レセプション。京都市会スカウト振興議員連盟の一員として参加。ベーデン・パウエル氏がボーイスカウトを創設。ボーイスカウト運動を支援する団体として世界スカウト財団名誉総裁、グスタブ・スエーデン国王陛下らが上洛。
 市長の子息もボーイスカウトに入っていて団の役員などもしていたという。そして平安神宮は京都でのボーイスカウト発祥の地だという。ぼくの愚息はマリア教会の24団でお世話になったので今も育成会の会員。メキシコやサウジアラビアからのメンバーと拙い京都弁のスペイン語と英語で懇談。日本酒で乾杯。

 夜8時過ぎ、事務所に来客。出町柳の町内会長でフリースペース「ナミイタアレ」の柴山君、来所。吉田東通の夜市で雨の中でパフォーマンスした「ちゃんこぽんち」のリーダー。出町柳駅前の駐輪場計画のことで広場に対する色々な思いがあり意見交換。同志社の後輩とのこと。うれしいね!

●11月26日(火)

     <11月市会定例会 始まる>

 10時から11月市会定例会の冒頭の本会議。会期は12月11日まで16日間。

 市長から台風18号被害の復旧事業、とりわけ農林災害復旧、水害対策に、とりわけ伏見区の小栗栖排水機場周辺の補償に9億4千万円、国の元気臨時交付金を活用して民間保育所の整備助成、それから東京オリンピック開催決定を受けて新観光計画の前倒しでの策定費用、関西ワールドマスターズゲームの準備委員会負担金など総額41億円の補正予算、また空き家に関する条例制定と消費税増税に係り市バス・地下鉄の運賃改定等市長が提案説明を行い、その他の議案については塚本副市長が嵯峨出張所の廃止条例など説明。論議を呼びそうなのは、地下鉄・市バスの料金改定やね。空き家対策も話題になりそう。
 本会議は30分ほどで散会。本会議終了後、議員会。理事の山本議員から今後の日程や市会改革推進委員会での争点の報告、天方議員からは事業仕分けの結果と対処のことなど報告と意見交換。

     <名古屋で政令指定都市政策協議会役員会>

 
 午後、民主党政令指定都市政策協議会の役員会に出席するために名古屋に。名古屋市議会の民主党は、先の統一自治体選挙で減税日本の旋風に飲み込まれて、27人の議員団が11人になり、また議員報酬も800万円になり悪戦苦闘中。されどまあ元気に再生を期して意気軒昂。
 札幌、仙台、横浜、川崎、名古屋、神戸、北九州市の世話人の議員が集う。名古屋市会事務局から市会改革の取り組みの状況など説明を受けて意見交換。その後、この間の活動報告や来年の総会や研修会の持ち方や日程、また民主党自治体議員局が設置されたのでその対応。またこの間、行われた川崎市や堺市、神戸市などの市長選挙の報告など盛りだくさん。

 会議の後は、懇親会。なんと明治時代創業のお肉屋さん「スギモト」で「すき焼き」!格別でした!そして〆は麺処「龍」で名古屋名物「煮込みうどん」。これまた格別でした!奥村議員、加藤議員に感謝! 名古屋の夜は、活気があるなあ!

 国会では、特定秘密保護法案が自民、公明、みんなが賛成して衆議院通過。国民の知る権利などがまともに審議されないままに強行採決!数の横暴で、権力が大手を振って小数意見を抹殺するようないやな時代が来そうだ。

●11月25日(月)

 昨日までの秋空だったのに雨模様。朝から事務所の資料の整理。ゴミダメみたいなっていたのが少しはすっきりしたかな。

 午後は、来客応対。左京保育園の園長会の役員さんらが来所。この9月市会で可決した補正予算で、新設される認定こども園のことで諸問題が起きていたので、経過や今後のこと、また今後の保育行政や待機児童の対策のことで懇談。
 
    <出町柳駅前 駐輪場計画について>

 また建設局の自転車政策課の担当者が出町柳駅前の広場に計画している自転車駐輪場の整備計画について説明に。先週、金曜日に開催された地元町内会への説明会に出たこともあって、改めて議論。放置自転車対策として、鴨川河川敷に放置することも禁止され、また民間の駐輪場も開設されているが、撤去作業もされているが、いたちごっこ。
 地元の養正学区の諸団体長のみなさんから違法駐輪対策の要望が出されていて、設置が計画されて、事業者の募集も始まっている。しかし、思うに、説明会で町内の参加者から出された歩行者の通路の確保や安全面など心配もあり、また市民が集合する広場としての機能も残しておいて欲しいというのが僕の考え。
 絶対反対ではないので、なんとか改善策を検討するように伝える。ぼくも関係者と協議し意見を聞きながら、合意を得られるように汗をかきたいと思っている。
 
 夜は、市民派議員レポート新春号を年明けに発行できるように作成の準備を始める。

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