●3月27日(水)
<鎌倉市の交通政策の取り組みは>
8時のこだまで静岡駅発、小田原で下車して東海道線で大船駅で降りるところをぼくと今枝団長は居眠りをしていて乗り過ごして気づいたら戸塚。慌てて大船駅に引き返して、若い議員らに冷やかされるが、横須賀線で、いざ鎌倉へ!小雨ふる駅前の鎌倉市役所に。
担当者から鎌倉の交通政策について説明を受ける。鎌倉市は、人口17万人、年間訪れる観光客はなんと1700万人だという。海に面し三方は山に囲まれて、道路が狭いうえ、観光客が多数詰めかけて交通渋滞の解消が以前から大きな課題。行楽シーズンやアジサイの季節など 「特異日」と呼ばれる、車が動かない状態に陥ってしまう日が年間で20日くらいあるとのこと。
パーク&ライドなどの取組など交通問題に取り組んだのは15年ほど前か。ぼくは、その頃、交通政策の視察で鎌倉を訪れているが、その頃、平成13年からパークアンドライドは実施されているが、ロードプライシングも、山を越えて入れる道の9つの地点で課金をしようと検討されたが、商業者等の強い反対があり、結局議論は凍結されてしまったという。
再び、鎌倉市の交通政策を検討する中で、再びロードプライシングの議論がはじまりそうである、とのこと。特に今回は商業者はもちろんのこと市民とも協力していただきながら議論を丁寧に積み重ねられるだろうが、担当者曰く、最後は市長の決断にかかっている。この2月にロードプライシングを海外視察に行ってきた同僚議員が熱心に質問をしていましたよ。
雨だというのに観光客は多いなあ。
<横浜サイエンスフロンティア高校を視察>
昼食後、横浜駅に出て鶴見線に乗り換えて鶴見小野駅で下車。京都市では洛陽工業と伏見工業の統合再編が検討されているので、市立横浜サイエンスフロンティア高校を視察。この高校は従来からあった鶴見工業高校の見直しが議論される中で、当時の中田市長の一声で、工業高校ではなくサイエンスに特化した高校を作ろうという結論にいたり、「先端科学技術の知識を活用して世界で幅広く活躍する人間」育成のテーマのもと、大学や、民間企業、民間の研究施設などと連携をし、平成21年4月に開校した新しい学校。
広々とした立派な建物。理科教育を95分授業など新しい取組が行われている他、表現力やコミュニケーション能力、英語力を高めるための国際交流などにも熱心に取り組んでいる。校内を見学、鶏が飼われているのにはびっくりしたなあ。実験機器も立派。東大や慶応、横浜市大の科学系の先生方も熱心に支援されているとのこと。
鶴見川やレインボーブリッジを見れる屋上には、天体望遠鏡も設置されていて、一番人気のクラブは天文部だとか。見晴らしのいいサロンスペースもあり、常任スーパーアドバイザーの和田昭允(わだあきよし)東大名誉教授らと直接対話する機会もあるという。生徒たちは、科学系オリンピックでも優秀な成績を収めてその教育効果は十分に上がっているようでした。
5時前横浜市は関内近くのホテルに同僚たちは投宿。晩飯は、もちろん中華。ホテル近くのフカヒレがリーズナブルに食べれるところで一緒に食事をして、ひとり9時前の新幹線に飛び乗って帰京。終バスは出た後だったが、地下鉄とタクシーで帰宅したのは、12時前でした。ちょっと疲れ気味や。
●3月26日(火)
<豊田市エコフルタウンを視察>
民主・都みらい市会議員団の他都市調査。朝8時前の新幹線で名古屋経由名鉄に乗って豊田市へ。世界のトヨタの企業城下町。人口は40万余。駅前の道路はすべて電線地中化されている。 豊田市は環境モデル都市に選定されていてスマートシティの実証実験の認定を受けていて、昨年オープンしたエコフルタウンなる低炭素社会モデル地区を視察。
ガイド嬢が紹介のビデオを見せながら施設内を案内してくれる。太陽光発電の設置はもちろんのこと、施設の外壁は苔で緑化されているのも興味深い。館内には、色々と最新の機器を取り入れて、いかに環境に負荷の少ないまちを目指すかゲーム感覚で子どもたちにもわかるように工夫されている。
電気自動車の充電器や水素ガスの充填施設、それに、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)という最新機器が設置されトヨタホームが建てたモデルハウスを見学。「おいでんバス」なるコミュニティバスも走らすなど面白い交通政策も取り入れている。いずれは広大な駐車場に緑化地域を作るらしい。地元企業の協力があってこその施設だね。
<アクトシティ浜松を視察>
駅前で昼食後、愛知環状鉄道に乗って岡崎経由東海道線に乗り換えて豊橋から今度はこだまで浜松へ。浜松は駅前の45階で200mを超える高層ビルの横にあるアクトシティ浜松を見学。バブル期後半に再開発されたところで、大ホール、中ホール、大展示場、ホテル、オフィス、ショップが一体となった超大型施設。
大ホールは2300人規模のホールだが、4面もとれる巨大な舞台には驚いた。奈落の底を見たら4階か5階のビルの屋上から見るような光景。浜松はカワイやヤマハなど楽器のメーカーも多く幼少期から音楽教育も盛んで、高校の吹奏楽などは凄いらしい。稼働率も高いし、立地条件もいいので有名なオーケストラの演奏会も盛況でオペラも歌舞伎もできる。
中ホールは、京都コンサートホールのように正面にはパイプオルガンも設置されている。展示場は、みやこメッセの2倍ぐらいはありそう。この夏はとある催しがキャンセルになって厳しい運営らしい。そして向かいにある楽器博物館も見学。古いピアノやバイオリンなど貴重な楽器はもとより、アフリカ、南アメリカ、アジアの各種楽器も展示されていて壮観ですよ。同志社と学生時代に交流のあったという立教大学出身の浜松市文化振興財団の事務長さんが丁寧に説明をしていただいた。ありがとうございました。
<静岡の夜>
浜松からはこだまに乗って宿泊地の静岡へ。ホテル投宿後、居酒屋で静岡名物おでんと「はんぺん」のフライを食した後、同僚議員と別れて駅前で同志社入学時のクラスが同じでキューバにも一緒に行ったナベさんと後輩の多田君に会い、いかやカツオの新鮮な刺身を堪能。わさび巻は辛かった!ご馳走さんでした!持つべきものは友。ナベさん、ちょっと痩せろよ!
なお静岡では、市会議員選挙が24日にあったとこで、わが友人の松谷清君が、緑の党で中位当選したとのこと、おめでとう!お互いしぶといね。その後、ホテルでワールドカップのヨルダン戦を観戦。遠藤選手がPKを外したのは痛恨だろう!
<鎌倉市の交通政策の取り組みは>
8時のこだまで静岡駅発、小田原で下車して東海道線で大船駅で降りるところをぼくと今枝団長は居眠りをしていて乗り過ごして気づいたら戸塚。慌てて大船駅に引き返して、若い議員らに冷やかされるが、横須賀線で、いざ鎌倉へ!小雨ふる駅前の鎌倉市役所に。
担当者から鎌倉の交通政策について説明を受ける。鎌倉市は、人口17万人、年間訪れる観光客はなんと1700万人だという。海に面し三方は山に囲まれて、道路が狭いうえ、観光客が多数詰めかけて交通渋滞の解消が以前から大きな課題。行楽シーズンやアジサイの季節など 「特異日」と呼ばれる、車が動かない状態に陥ってしまう日が年間で20日くらいあるとのこと。
パーク&ライドなどの取組など交通問題に取り組んだのは15年ほど前か。ぼくは、その頃、交通政策の視察で鎌倉を訪れているが、その頃、平成13年からパークアンドライドは実施されているが、ロードプライシングも、山を越えて入れる道の9つの地点で課金をしようと検討されたが、商業者等の強い反対があり、結局議論は凍結されてしまったという。
再び、鎌倉市の交通政策を検討する中で、再びロードプライシングの議論がはじまりそうである、とのこと。特に今回は商業者はもちろんのこと市民とも協力していただきながら議論を丁寧に積み重ねられるだろうが、担当者曰く、最後は市長の決断にかかっている。この2月にロードプライシングを海外視察に行ってきた同僚議員が熱心に質問をしていましたよ。
雨だというのに観光客は多いなあ。
<横浜サイエンスフロンティア高校を視察>
昼食後、横浜駅に出て鶴見線に乗り換えて鶴見小野駅で下車。京都市では洛陽工業と伏見工業の統合再編が検討されているので、市立横浜サイエンスフロンティア高校を視察。この高校は従来からあった鶴見工業高校の見直しが議論される中で、当時の中田市長の一声で、工業高校ではなくサイエンスに特化した高校を作ろうという結論にいたり、「先端科学技術の知識を活用して世界で幅広く活躍する人間」育成のテーマのもと、大学や、民間企業、民間の研究施設などと連携をし、平成21年4月に開校した新しい学校。
広々とした立派な建物。理科教育を95分授業など新しい取組が行われている他、表現力やコミュニケーション能力、英語力を高めるための国際交流などにも熱心に取り組んでいる。校内を見学、鶏が飼われているのにはびっくりしたなあ。実験機器も立派。東大や慶応、横浜市大の科学系の先生方も熱心に支援されているとのこと。
鶴見川やレインボーブリッジを見れる屋上には、天体望遠鏡も設置されていて、一番人気のクラブは天文部だとか。見晴らしのいいサロンスペースもあり、常任スーパーアドバイザーの和田昭允(わだあきよし)東大名誉教授らと直接対話する機会もあるという。生徒たちは、科学系オリンピックでも優秀な成績を収めてその教育効果は十分に上がっているようでした。
5時前横浜市は関内近くのホテルに同僚たちは投宿。晩飯は、もちろん中華。ホテル近くのフカヒレがリーズナブルに食べれるところで一緒に食事をして、ひとり9時前の新幹線に飛び乗って帰京。終バスは出た後だったが、地下鉄とタクシーで帰宅したのは、12時前でした。ちょっと疲れ気味や。
●3月26日(火)
<豊田市エコフルタウンを視察>
民主・都みらい市会議員団の他都市調査。朝8時前の新幹線で名古屋経由名鉄に乗って豊田市へ。世界のトヨタの企業城下町。人口は40万余。駅前の道路はすべて電線地中化されている。 豊田市は環境モデル都市に選定されていてスマートシティの実証実験の認定を受けていて、昨年オープンしたエコフルタウンなる低炭素社会モデル地区を視察。
ガイド嬢が紹介のビデオを見せながら施設内を案内してくれる。太陽光発電の設置はもちろんのこと、施設の外壁は苔で緑化されているのも興味深い。館内には、色々と最新の機器を取り入れて、いかに環境に負荷の少ないまちを目指すかゲーム感覚で子どもたちにもわかるように工夫されている。
電気自動車の充電器や水素ガスの充填施設、それに、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)という最新機器が設置されトヨタホームが建てたモデルハウスを見学。「おいでんバス」なるコミュニティバスも走らすなど面白い交通政策も取り入れている。いずれは広大な駐車場に緑化地域を作るらしい。地元企業の協力があってこその施設だね。
<アクトシティ浜松を視察>
駅前で昼食後、愛知環状鉄道に乗って岡崎経由東海道線に乗り換えて豊橋から今度はこだまで浜松へ。浜松は駅前の45階で200mを超える高層ビルの横にあるアクトシティ浜松を見学。バブル期後半に再開発されたところで、大ホール、中ホール、大展示場、ホテル、オフィス、ショップが一体となった超大型施設。
大ホールは2300人規模のホールだが、4面もとれる巨大な舞台には驚いた。奈落の底を見たら4階か5階のビルの屋上から見るような光景。浜松はカワイやヤマハなど楽器のメーカーも多く幼少期から音楽教育も盛んで、高校の吹奏楽などは凄いらしい。稼働率も高いし、立地条件もいいので有名なオーケストラの演奏会も盛況でオペラも歌舞伎もできる。
中ホールは、京都コンサートホールのように正面にはパイプオルガンも設置されている。展示場は、みやこメッセの2倍ぐらいはありそう。この夏はとある催しがキャンセルになって厳しい運営らしい。そして向かいにある楽器博物館も見学。古いピアノやバイオリンなど貴重な楽器はもとより、アフリカ、南アメリカ、アジアの各種楽器も展示されていて壮観ですよ。同志社と学生時代に交流のあったという立教大学出身の浜松市文化振興財団の事務長さんが丁寧に説明をしていただいた。ありがとうございました。
<静岡の夜>
浜松からはこだまに乗って宿泊地の静岡へ。ホテル投宿後、居酒屋で静岡名物おでんと「はんぺん」のフライを食した後、同僚議員と別れて駅前で同志社入学時のクラスが同じでキューバにも一緒に行ったナベさんと後輩の多田君に会い、いかやカツオの新鮮な刺身を堪能。わさび巻は辛かった!ご馳走さんでした!持つべきものは友。ナベさん、ちょっと痩せろよ!
なお静岡では、市会議員選挙が24日にあったとこで、わが友人の松谷清君が、緑の党で中位当選したとのこと、おめでとう!お互いしぶといね。その後、ホテルでワールドカップのヨルダン戦を観戦。遠藤選手がPKを外したのは痛恨だろう!