奇跡への絆

図師ひろき

雑感674

2014年03月17日 23時29分24秒 | Weblog

 “ブルーオーシャン”という言葉を知りました。

 正確には、ブルーオーシャン戦略という取り組みですが、直訳すれば“青い海”戦略となりますが・・・意味は、未開拓分野に進出することにより、独占的事業展開をするというものです。

 対義語には、レッドオーシャン(赤い海)があり、激しい競争状況であることを指します。

 ブルーオーシャン戦略で成果を上げている企業として、“ユニクロ”が知られています。

 低価格競争が激化する衣料業界において、ユニクロは常に他メーカーとは違う着眼点を持ち、低価格ではありながら高品質アイテムを提供し続けています。

 私の身近にもポロシャツやGパン、カーデガンなどのユニクロ商品はありますが、特に気に入っているのはメッシュ生地やシルクタッチのアンダーウェアーです。

 これらの商品は、汗っかきの私にとっては大変有り難いアイテムで、発売されたときには、“こんなの欲しかったんだ”とまとめ買いをしたものでした。

 この商品が、ブルーオーシャン戦略により開発されたものなのかは定かではありませんが、同じTシャツでも今までにない素材を使用した新感覚商品なので、以来ずっとユーザーです。

 また芸能界においては、人気も影響力も留まるところを知らない、“AKB48”は、今までのアイドルの概念を根底から覆すまさにブルーオーシャン戦略を象徴するかの活躍です。

 行政においては、ブルーオーシャン戦略は、敬遠される傾向があります。

 いわゆる前例なき取り組みには手を出さない体質があり、故に参入を試みた時には、すでにそこはレッドオーシャンだったと言うことが少なくありません・・・

 日本一の宮崎牛の販売戦略もまさにその通りで、ブランド牛が飽和状態になっている国内市場での苦戦していることをはじめ、香港を拠点とした東南アジアへの販路拡大にしても、他県の追従状態であることは否めません。

 費用とリスクは伴うものの、宮崎牛を飛躍させるためにはブルーオーシャンを求め、戦略展開していかなければならないと考えます。