ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

読んだ本「手のひらの音符」

2018-09-10 18:43:06 | Book&Art&TV

藤岡陽子 『手のひらの音符』、どこで見つけて図書館予約したのかも記憶になく(新聞広告だったかな)、忘れたころに順番が回ってきた。
1980年代京都市の近郊の向日市を舞台に、団地住まいの貧しい暮らしの家族2つ、水樹と信也の子ども時代から大人になって再び巡り合えた物語。
発達障害の弟をめぐるいじめ、肉親の精神障害、友情、経済的な行き詰まりで離ればなれになって…など子どものころの話はこれからどうなるどうなる?
重松清のような読みやすい文章で、ぐいぐいと引き込まれて没頭。久しぶりの読書疾走感。
後半1/3は日を置いて続きを読み始めたからかもしれないけど、なんか、話がありきたりな薄っぺらくなって、え?これで終わり?
読後感動感は物足りない。