白馬岳稜線のケルン（山頂や登山路に石を積みあげて、記念や道標とするもの）
今日も蒸し暑い。
スイカと無花果を買ってきた。
子どもの頃、家の庭には無花果も柿の木もあったので、長らく、こんなんもんお金出してまで買う？という気がなかなか抜けなかったけど、ここ10年くらいはせっせと買うようになった。
無花果なんて、なんの手入れもせんでも勝手に生るのに、なんでこんなに高い？
柔らかいのと傷みが早いのとで流通が限られてるからやろか。
昔、鶏小屋(とりごや)の横に無花果の木があって、熟れているのをひとつふたつ採って皮をむいてムシャムシャ。
皮は小屋の網の間から投げ入れてやると、鶏がコココッと喜んで食べる。
ほんとに田舎の子だった。
高校1年のときの現国の先生は気難しくって怖くて、居眠りしそうになるのを必死に我慢してたら、突然隣の席の男の子が当てられて、この句の無花果の季節は？って問われてしどろもどろ。
私が秋、秋…とささやいたけど、夏なんやろか、無花果って。
（今、調べたら、季語は夏です）
無花果ってなんか懐かしいのね。この季節になると、思い出す。