市民の森 鏡伝池
黒い、でかい、古い、傷だらけのテレビ台は、捨てるかどうか思案していたが、アクリル絵の具で傷部分を塗ったらちょっと新しっぽくなった。
で、2階の寝室でミシン台にしていた娘の学習机を処分して、引き出し付のテレビ台をミシン台にすることにした。
枕元に覆いかぶさっていたかさ高い学習机もなくなってスッキリ。
「○○子は次から次へ買いそろえて、古ものの使い道とか処分するのは親ばっかりや」と文句言いながら、夫が鍬の踵?でガンガン打ち下ろして解体、無料の粗ゴミに出せた。(明朝収集たぶんOKでしょう)
学習机はそのまま出すと、大型ゴミの300円券が要る。(この項訂正箇所あり)
経済の基本は消費であるからして(ホンマ?)案外に、娘なんかは経済活動に寄与しているかもしれないなぁ。
買うな、買うな、ばかりでは景気も良くならんし、何にも買わないのがいちばん、社会に貢献している、というエコ考え方もどうなんやろう。山奥で仙人暮らししているわけではないし、リサイクルだって、方法によったらよけいにCO2が増えたりするのもあるし、エコも経済も何事もバランスが第一か。
そして、テレビ台が退かされた私の部屋はぐーんと広くなり、ますます快適な居室になった。
今まで、パソコンするだけだった部屋が、今ではテレビも見るし、本も読むし、昼寝もするし、一ヵ所しか開けなかった雨戸も毎日きちんと開けて、「うふふ…」と何度も覗いたりする。
もう、だれにもこの部屋やらへん。
なんかあってもここに篭城する。