
ズダヤクシュ kissデジN・TAMRON18‐250mm DⅡ
尾瀬の木道際などにたくさん咲いていたこの花、名前がわからず、今、手持ちの図鑑で調べてみた。
見当つけてすぐに名前を特定できるなんて、私も腕が上がったね。
ズダヤクシュは地味だけど群れると可愛い。
山小屋は9時消燈、寝坊すけの私でも朝5時前には目が覚める。
明けて30日、シトシト霧雨が降っているので、山小屋出発は8時にした。
尾瀬沼湖岸を行くうちにみるみる青空が拡大してきて、対岸の沼尻(ぬしり)に着く頃はスカッとした夏空になり日差しがきつい。こんなことならサングラスを持ってくるんだった。
真夏は大混雑の沼尻の休憩所も数えるほどの人しか居ない。

尾瀬沼をあとにして、山道を2時間下っていくが、ひとり2人しかすれ違わなかった。
30分歩いては10分休憩、3時間半で行くコースに6時間もかかってしまい、見晴の山小屋に着いたら、皆、部屋で伸びてしまった。
10分後、「さぁ、午後の散歩に行くよー」
「エエッ?今からぁ?」渋る皆を急きたてて、東電尾瀬橋までウォーキング。
「そこに立って並んで、こっち向いて、もうちょっと、後ろ後ろ」
カメラマンは忙しい。
だって、だれもデジカメ持ってこないんだよ。
子どもの頃から、旅行とカメラは切っても切れない。
おやつ忘れてもカメラ忘れんな!が刷り込まれている私にとってはカメラを持ってこない人っていうのが不思議でしかたがない。
ひらりんが撮ってくれるもん、と言うけど、自分で撮りたかないんかね。
前方に至仏山、振り返れば燧ヶ岳。
草原に木道が伸びていく。


湿原を照らす陽の光がときどき雲に隠れて、遠くのワタスゲが幻想的に白く浮かび上がった。

ワタスゲの原
夜の散歩は星を見に。
頭上にダイヤのような星がきらめいていたが、消灯時間になって締め出されては困るから、玄関前でちょっとしか見れなかった。
本当は開けた所まで行きたかったんだけどなぁ。残念。
明日もいい天気、朝霧が出るだろうから早く起きよう。