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ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

DVD【妻よ薔薇のように】

2018-12-14 17:08:01 | 映画

三千院の観音さんには程遠く

難聴サークル12月の例会は字幕付きDVD鑑賞、「家族はつらいよ3 妻よ薔薇のように」

山田洋二監督作品なので、ベタなところはあるけれど、楽しく面白く見ることができてよかった。
三世代同居の嫁(夏川結衣)が泥棒にへそくりを盗まれたことをきっかけに、夫(西村まさ彦)から責められ、優しい妻も傷心のプチ家出する。
個人的には大家族なんてとてもじゃないけど無理無理の私なので、結婚後ずーっと家事と育児だけ、よくやれるわなぁと感心するだけ。
大家族でも、現実は凄惨な事件が起きたりするし、家族形態は、ま、いろいろ。

映画【日日是好日】

2018-10-29 16:52:12 | 映画

見たかった映画、樹木希林や黒木華の茶の湯の映画、ちょうど、京都で日本語字幕付上映があったので、朝一番に見に行った。
字幕付邦画も上映日が限られていて、なかなか都合が付かないことも多いけど、今回はドンピシャ、2件こなせた。

私の習っているのは裏千家、映画は表千家のやりかたなので、部屋に入るときの足の出し方(右足か左か)、お茶の点て方(裏千家は泡立てて表面がぷっくり)袱紗さばきも違うところがあるけれど、お茶をやってる人にはとても面白い映画です。
お茶に興味のない人にはかなり退屈かも。
二十四節気の詞を拾いつつ、、茶室の外のお庭の季節の移ろいや、掛け軸の書なども、そうそう…と思いながら見入ってしまう。
お茶はまず形から。
習うより慣れろ。
樹木さんの演ずる武田先生がお弟子さんにお茶を教えるとき、順序を教え間違える場面、お稽古のとき、ついつい水差しの蓋を取り忘れる場面、お茶席ではだれもが正客に座りたくないなど、すごくリアルで、サークルで長い間教えてもらった亡きアベ先生を思い出す。
黒木華の手の動きが武骨なのでもっと優しく見えるように…と言われていたが、私もこの前のお稽古で柄杓を扱う時も手が優しく見えるように先生から言われたばかりなのだ。

黒木華の家族のエピソードがなんか取って付けたみたいで、ドラマとしてはありきたりでもうひとつかな。
遺作ということで評価は高いけど、樹木希林さんならもっとすごみやとぼけ感満載の演技が見たかったような。
俳優としても惜しい人を亡くしたと改めて思う。

そのあと、もう1件、近くの画廊で水彩教室の元生徒さん4人の水彩画展(本日まで)を見た。


2L版ほどのクリスマスマーケットの絵

一昨年の教室展ではいっしょだったのでお名前と顔も憶えていて、当番のお2人と話もでき、素敵な絵を見せてもらって私ももっと頑張ろう!

映画館の前のパンの田島でピロシキとコーヒーでランチ。

お土産に買った黒豆きな粉クリームのコッペパンも栗餡パンもとっても美味。
たくさん買ってくればよかった。

秋日和、まさに「日日是好日」の1日だった。

映画【バッド・ジーニアス】

2018-10-09 21:54:17 | 映画

本日もフル回転の1日3件。
サークルに行って手話劇の脚本印刷用の原稿を渡し、梅田まで行って映画見て、夕方に娘のマンションにお土産届ける前に、友だちとにお茶付き合ってもらって、時間つぶし。
結局、6時前に娘が帰ってこなかったので、マンションの宅配ボックスに入れておいた。
今どきのマンションは郵便受けの場所もわからず、見つけても郵便受け口が小さくてお土産も入れられず、友だちと2人で宅配ボックスのモニタ画面を恐る恐る操作する有様。
友だち曰く、「こういうハイテク機器も使いこなせるようにならんとね」

さて、映画は、タイの名門高校に通うお金持ちだけどおつむが弱い生徒と、貧乏だけど秀才の生徒が織りなすカンニング模様。
カンニングはもちろん不正だが、主人公のリンは「寄付金名目の入学金の多寡による判定は公正なのか」と問う。
つい、この前、日本で男子受験生の有利操作があったばかり。
鉛筆にバーコード?なるほど…
仕事場でも使っているけど、バーコードって簡単にできちゃうのです。
たかだかカンニングといえども、それぞれ持てる技と力を総動員して、サスペンスな展開でどうなる?どうなる??
リンの表情と内面の葛藤が見ていていじらしい。
結末は…見てのお楽しみ。
タイ映画の「すれちがいのダイアリーズ」 も秀逸だったけど、すごいぜタイ映。

映画【オーシャンズ8】

2018-08-19 16:05:17 | 映画

この、2、3日、朝晩が信じられないような涼しさで、昼間が暑くても夜が25度以下なら夏も快適なんだけど。
朝いちばんに9時に映画へ。

映画レビュー評価は先日に見たミッションインポッシブルのほうが良いんだけど、やっぱり、女としては絶対にオーシャンズ8のほうが面白い。
レビューを書くのは男性が多いだろうし偏るのかも。
出所したばかりの詐欺師のデビー[サンドラ・ブロック]が旧友ルー[ケイト・ブランシェット]を訪ねてカルチェのダイヤのネックスレスを盗む計画を立てる。
メトロポリタン美術館のパーティー会場で売れっ子女優のダフネ[アン・ハサウェイ]が身に着けるように画策。
アン・ハサウェイって名前はシェイクスピアの奥さんなんだけど、本名らしい。
ハリウッド映画は出演者には必ず様々な人種の俳優を入れるお約束みたいなのがあるのか、今回も黒人系、アジア系、インド系と多人種の仲間7人で周到な計画を立てる。
ストーリー的には「そんな簡単に?!」な都合良すぎる場面もあるけれど、ミッションインポッシブルのように精巧に組み立てられた筋書きでも、見るほうは話に付いていくのがせいいっぱいか、結局よくわからなかったりするし。
オーシャンズ8というから、シリーズ8作目なの?という全然映画マニアでない私にはオーシャンズの美学がどうとか監督がどうとかより、単純に面白ければそれでいいのね。

オーシャンズはダニー・オーシャン[ジョージ・クルーニー]主演で3作シリーズになっています。
今作のデビー・オーシャンはダニー・オーシャンの妹という設定。
今までのスマート、クールさがなく泥臭く仕上がってるのかも。

映画「ミッションインポッシブル」

2018-08-13 22:13:24 | 映画

お盆休みなので、映画館も盛況。
トム・クルーズ主演のミッションインポッシブルのシリーズ6作目。
1や2は面白く見た記憶があるが、そのあとは見ていないものが多い。
今作は評判が良いので、見にいった。
(トム・クルーズのは「トップガン」が好きだった)
しかし、登場人物や組織、誰と誰がどんな関係で…ストーリーがこんがらがって最後までよくわからず。
あらすじをおさらいしてから見るほうが良いです。
わからないままに、カーアクション、ヘリ、山岳アクション、核爆弾のスイッチカウントダウンと、ド派手に展開するので、すっきりした。
そのあと、実家にお供えを持って行って、本日も熱く暑く。
日常の些細な鬱屈ごとなど、もうどうでもよくなって、映画効果はあったかも。

映画【オンリー・ザ・ブレイブ】

2018-07-10 21:49:17 | 映画

ただ雨が降り続いたというだけなのに、自然の脅威におののく。
日本の河川は堤防でガチ固めして川としての情緒がないというけれど、やっぱり川は頑丈な堤防で守るしかないのかなと思う。

大水も怖いが、山火事も怖い。
アメリカアリゾナ州の森林火災消防隊の火と戦う20人の男たちの物語。
出だしは快調、ヤク中なりかけの若者が奮起して消防隊に入って頑張る。
山火事のまだ燃えてない部分をあえて燃やして防火帯にしてしまうとか、すでに燃え尽きたところにはもう火は襲ってこないとか…
実話に基づく話は好きだけど、結末は衝撃だし、途中経過もハラハラして心臓に悪い、これ。
なんか爽やかな映画見たくなった。(^_^;)
消防隊員って警察官より危ない仕事なのね。

映画【ワンダー 君は太陽】

2018-07-04 12:43:15 | 映画

7/2 万博公園のシネマの上映スケージュールぴったりで、運よく見ることができた。
オギー少年は生まれつき顔に見た目障害があり、外出するときはいつも宇宙飛行士のヘルメットをかぶり、ずーっと家庭で母(ジュリア・ロバーツ)と勉強を続けていて頭脳は抜群。
私はこの写真を見て、紫外線アレルギー障害のある少年の映画だと思い込んでいた(笑)
10歳になって地元の小学校に通うことになり、当然、いじめや軋轢が起こり、それを一つずつクリアして、めでたしめでたし。
いじめっ子の心理、障害児を持つ姉の心理なども細やかに丁寧に描かれている。
特にお涙頂戴もないが、まさしく王道の映画、もう少しひねったストーリーでもいいかなと思う。
理想の家族、理想の先生、現実はこんなにうまくはいかないだろうと。
校長先生がいじめっ子にこのようなことを言ってた。
「オギーは自分で見た目を変えることができないのだから、周りの者が見る目を変える必要がある」
外見の見た目障害というのは案外見慣れてくるもんだと思う。
でも、やっぱり本人にとっては辛いでしょう。

映画「君の名前で僕を呼んで」

2018-05-07 18:09:34 | 映画

1日中雨にもめげず、映画の日。

内容的にはキワモノ系統かもしれないけど、きれいな景色の映画だった。
水彩画で描きたいなぁと思う情景が次から次へ流れていく。
美形の2人なのでそれはそれは絵になるし。
北イタリアの田舎の別荘で、繊細な17歳のエリオと、招待されて夏休みを過ごしにきたアメリカ人大学院生のオリバーとの6週間の禁断の出会いを美しく切なく描く。
考古学教授の父もインテリで優しい母もエリオの気持ちを咎めず、尊重するのがすごいです。

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」

2018-04-14 20:11:11 | 映画


「チャーチル」が消化不良だったので、昨日、友だちが帰ったあと、再びシネマ。
5日間で3本も見て映画三昧。
「ペンタゴン・ペーパーズ」は1970年代という時代設定が身近なので、導入部からグーッと入り込めた。
メリル・ストリープ演じるワシントンポスト社主とトム・ハンクスの編集長が、ベトナム戦争時の政府国防省の極秘文書の掲載に奔走する。
メリル・ストリープは何をやらせても上手く、トム・ハンクスも熱く渋く反骨の人に。
朝刊発行までのギリギリの攻防と、新聞の活字を拾って版を組んで輪転機が勢いよく回る画面から、インクの匂いが流れてきそうな迫力があった。
このあと、ワシントンポストはウォータゲート事件に繋がっていくという場面でエンド。
面白かったです。

映画「ウィストン・チャーチル」

2018-04-13 18:24:15 | 映画

前半30分以上、アカデミー賞主演男優賞チャーチルの一人舞台でひたすら眠たかった(笑)
チャーチルの特殊メイクはさすがによくできています。
映画レビューがとても良いのに、見たい映画の判断を誤ったかと思ったほど。
後半になってようやく少し動きが出てきて、見終わってみれば、大戦のイギリスの立場やチャーチルのことがよくわかって、それなりに印象に残る映画ではあった。
しかし、ナチスドイツに徹底抗戦、チャーチルの演説をもって国民を鼓舞するって、まかり間違ったら、とんでもない道に行ってしまいそうな気もする。
日本だって一億玉砕といわれて沖縄戦や空襲で多大な犠牲を払ったんだし。