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ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

『星の旅人たち』

2012-07-11 13:00:46 | 映画


星のヒトデ 京都水族館

昨日、水族館のあと、四条烏丸へ出て映画を見た。
京都シネマは初めての映画館なので場所がはっきりわからない。
チラシ配りの兄ちゃんに聞いてもわからず、ビルの入口のガードマンのおじさんに訊いたら、烏丸通りを挟んだ向かいのビルだって。
ビルの外観には映画館の看板も何もなく、入口まで行ったら、館内案内の表示に3F「京都シネマ」と。
古いビルなのか、階段が古びたタイル張りでレトロだった。
星の旅人たちのチケット買って、館内に入ると、おおっ!ちっこいスクリーン。家庭用でいちばんでっかいテレビくらいの大きさ?(笑)
それでも席は半分くらい埋まって40人近く居たような。

フランス西部からスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで800kmの徒歩巡礼の旅、たまたまのきっかけでいつのまにかいっしょに歩き始める4人。
1.団塊世代のアメリカ人眼科医は、巡礼のスタート時点で嵐のために亡くなった息子の遺体を引き取りに来て、そのまま巡礼路を歩き始める。
俳優はマーティン・シーン。よく見る顔だと思ったら米テレビドラマ「ホワイトハウス」の大統領役してた。
監督は息子のエミリオ・エステヴェス
ちなみにチャーリー・シーンも息子だそうだ。
2.ダイエットのためにのみ歩こうという陽気なオランダ人
3.到着時の禁煙を目指すも、道中ひたすらすぱすぱのヘビースモーカーの女性
4.スランプのために書けなくなったアイルランド人旅行作家
同じ巡礼のロードムービー『サンジャックへの道』も面白かった。
ストーリー的にはサンジャック…のほうが盛り上がり感はあるけれど、星の旅人…もしみじみと良い。
四国八十八か所巡りと似たような巡礼道。
何もない原野をひたすら歩け歩け、完歩したら、きっと何かが変わるんだろう。
しかし、4人が4人とも、たいしてしんどがりも嫌がりもせず、平気で本当に元気に歩いていたなぁ。
歩きたくなる映画でもあります。

『ヘルプ~心がつなぐストーリー』

2012-04-21 22:15:52 | 映画

『ヘルプ~心がつなぐストーリー』
大阪国際会議場で開催の書展を見に行くついでに、映画を1本。
見たかった映画がまだ昼に1度だけ上映していて、ラッキー。

1960年代のアメリカミシシッピ州、大学を卒業したばかりの作家志望のスキーターという白人女性が、故郷に戻ってきたら、自分を育ててくれた黒人メイドが母親の都合で解雇されていた。
それから、黒人メイドの置かれている状況に興味を持つ。
最初は話をすることに渋るメイドを説き、いろいろ聞いて、本を出版するまでにまでの話。
黒人の女性たちが裕福な白人家庭のメイドとして働き、そして、ただ、自分の話をするというだけで命の危険も感じるほどの社会通念。
ケネディ大統領の時代、自由の国アメリカで、まだ、こんなに黒人差別が残っていたのかと改めて思う。
声高に差別を糾弾するわけではなく、メイド専用トイレは屋外に別に作るとか、子育てはメイドにまかせっきりとか、白人女性たちの家庭のありさまをも映し出す。
2時間半の長さが退屈もせず、1時間半かと勘違いするほどの中身の濃さ。
ヒューマンストーリーも感激だけど、私は女性たちの華麗なファッションも素敵だった。

【映画】『マーガレット・サッチャー』

2012-04-03 17:56:37 | 映画
曇り→ショボ雨→嵐→快晴
すごいお天気の移り変わりだった。
昨日見た映画

ええ意味、悪い意味でサッチャーの映画でなくて、メリル・ストリープの映画です。
認知症を患っているサッチャーの演技は迫真だけど、やっぱり、もっと、若い時の元気なサッチャー首相時代のドラマチックなストーリーが見たい。
見終わっても平板な印象しか残ってない。
「カーネーション」も若い時のストーリーのほうが面白かったもんね。
しかし、11年も政権の座にあったとは、やはり偉大だったのだ。

映画【ものすごくうるさくて…】

2012-02-20 16:03:42 | 映画

お天気いいし、特に用事もないので、朝いちばん、自転車飛ばして20分の枚方シネプレックスに映画を見に行った。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
こんな長いタイトル覚えられないし、チケット買うときにもつれる…(笑)

発達障害があるオスカー少年は理解があり仲の良かった父親(トム・ハンクス)を9.11テロで失い、母(サンドラ・ブロック)と近所に住む祖母と何とか暮らしている。
そして、1年後、父の部屋で見つけた封筒に入った鍵がどこの何の鍵なのかを探すための行動を起こした。
封筒に書かれていたブラックという名前を手掛かりにニューヨークのブラックさんを訪ね歩く過程はミステリアス。
最後までじっくり引き込まれた。
発達障害という障害になじみがないと、少し違和感があるかもしれないけれど、仕事場には障害を持った子どもたちもよく来るので、私にはオスカー少年の心の動きがよくわかる気がした。
アカデミー賞候補になってるようだけど、単に泣ける映画、感動もんドラマではないと思う。

オカンの嫁入りDVD

2012-02-10 21:50:42 | 映画

伊勢志摩


難聴サークルで年に1度の日本語字幕付きDVD上映会。
大竹しのぶ、宮崎あおい主演の「オカンの嫁入り」のロケ地はうちとこの枚方市と京阪電車であるというのは知っていたけれど、どうせチョロっと映るだけやと思っていたら、見知った場所や電車がこれでもかというくらい出てきてびっくりした。
オカン(大竹しのぶ)の陽子が突然ひと回り以上若い金髪ヤンキー兄ちゃんと再婚すると言って、娘の月子(宮崎あおい)を驚かす。
月子はある事件のせいで電車に乗れないというトラウマを抱え、母の陽子は重大な問題を抱え…
最後、月子の白無垢結婚シーンも見慣れた石清水八幡宮の参道であった。


午後のお茶の会、今日の主菓子は黒ゴマの目のウグイス。
写す角度のせいでなんだか青苔まみれのラッコみたいだけど。
菓子切りでウグイスの胴体を筒切りにして、パックンパックンと口に入れちゃうのは、これってちょっと残酷ではないかえ。

映画【再会の食卓】

2012-01-26 23:58:49 | 映画

年末に買ったクリスマスローズ¥380(鉢カバーは別)

市民会館の映画券があったので、夜、仕事が終わってから見に行った。
そのために朝からおでんをこしらえておいた。起きてから1時間15分で朝食、洗濯、おでん、お弁当をパパッとこなす私って…エライなぁ。それは手抜きというもんです。


「再会の食卓」2010年度ベルリン国際映画祭銀熊賞の作品。
中国共産党と国民党の台湾に生き別れた元夫が、40年数年ぶりに台湾から上海にやってきた。
お互いに現地で別の相手と結婚したが、元夫が上海の元妻を訪ねてきて、いっしょに台湾で暮らそうと。
これってちょっとソフィア・ローレンの「ひまわり」っぽくない?
離婚に同意する現夫、反対する子どもたち。揺れる女心。すすけた煉瓦の家並を取り壊してマンション群になっていく上海の街。
3人で食卓を囲み昔の歌をうたって、三人三様のつかのまの再会の時を過ごすのがせつない。
今の生活を捨てて、愛していた人と台湾に行ったとしても、夢も愛もあきらめて、埃っぽい靄のかかった上海に住み続けるにしても、どっちにしても後悔してしまうだろうなぁ。

帰宅したら、おでんは味がしみ込んで充分に美味しく、パクパク。体重は昨日より500gオーバー。

『探偵はBARにいる』

2011-09-18 22:53:29 | 映画

ネムノキ

今日も暑くて、33度越え。
この前探偵ナイトスクープに出ていた大泉洋がカッコよかったので、主演映画の『探偵はBARにいる』の映画レビュー調べたら、評判良さそうやん。
ちょうど、大阪で日本語字幕付上映もあるので、娘をさそって見に行った。


昼ごろになると、梅田界隈はめちゃ混みになる。
朝一番上映のために朝8時半過ぎに家を出て、大阪駅上のステーションシネマに9時半に到着。
チケットを買うときに念のために「字幕付きでやってますか?」と尋ねたら、
「いいえ…これからも今までも字幕付きはありません」って。
えーっ!?
確か、ネットで調べたらステーションシネマと書いてたのになぁ。
どないしよ?せっかく来たのにぃ。他に見られそうな面白そうな洋画もないし…
娘がケータイで検索してくれたら、同じ梅田のブルクで第1回目の上映のみ字幕が付いてるって。
始まるまで1時間以上時間あるけど、とにかく、目当ての映画は見られる!
というわけで、梅田の地下街横断して1時間半遅れで見ることができた。
映画は、期待していたほどではなかったけど、おもしろかったです。
私としてはもっとシニカルな大泉洋を見てみたいけど、はちゃめちゃにぎやかな大泉洋とぼーっとした松田龍平がのコンビがとってもいい。雪原を走るおんぼろ車が絵になる。
血がドバドバ、やたら殺しがある。ストーリーがちょっとこじつけっぽくて付いていきにくい。
西田敏行がえらくまとも役。高嶋政伸が異様に怖い。
松田龍平がソフトバンクCMの人(これは弟の松田翔太)かと思ってた。

映画はヒットしたので、シリーズ第二弾制作が決まったそうだが、これ以上漫画チックにならないでほしい。
:帰宅してから調べたら字幕上映はブルクと書いてあり、私の見間違いだった。トホホ

ローラーガールズ・ダイアリー

2011-08-19 21:19:54 | 映画

千日紅 山田池公園

市のメセナ女性フロアでビデオ上映があったので、見にいった。
毎年良い映画をやるので楽しみに。

ローラーガールズ・ダイアリー は母に美少女コンテストに出場させられ続けるブリスはあるとき、親に内緒で隣町のローラーゲームの選手になって、チームメートと一丸となって大活躍。
やせっぽちで小さな17歳のバイタリティ、元気になれる映画でした。

映画『水曜日のエミリア』

2011-07-03 21:05:26 | 映画

大阪駅 時空(とき)の広場 NEX-5

友だちと梅田に出たついでに、初めて大阪駅を見てきた。
大天井の中を風が吹き抜けてなかなか快適だった。けど、やっぱり、デパートの中のほうが涼しいや。
伊勢丹、大丸もバーゲンが始まってすごい人出だった。疲れた。
これといって見たい映画もなかったけれど、見るならこれかなと。
「水曜日のエミリア」
職場の上司(弁護士)と略奪婚して先妻の子どもと3人で暮らすエミリア。
著名な産婦人科医である先妻のいじわる、こまっしゃくれた継子との諍いや、結婚後にできた赤ん坊を生後すぐに亡くしたりで、神経の休まるときがない。
赤ん坊は病死ではなく、エミリアの不注意で窒息したのか…
このことが元で、再び、家を出ていくことになったエミリア。
そんなエミリアを先妻が助けてくれたり、継子が慕ってくれたり。
家族の関係というより、親でも子でも結局は人間対人間勝負。
しかし、アメリカというのは、いい意味でも悪い意味でも議論して言い争ってナンボの社会だなぁ。
言い合いしてお互いをとことん理解するのがアメリカ流なら、そら、疲れるわ。
言外の言とまではいわんけど、いちいち話すの面倒やし、わわわっとがなり立てる前に、別にどうでもよくなってしまうし。
全て理解せんでも、それなりに穏やかに暮らせるんちゃう?というのは日本的考えなんやろね。

映画『卒業』

2011-07-01 23:49:21 | 映画

山田池のスイレン

お昼までヒマがあったので、ケーブルテレビの映画「卒業」を見た。
教会の大窓から「エレーーン!」とベン(ダスティ・ホフマン)が叫んで、ウェディングドレス姿のエレーン(キャサリン・ロス)と逃げ出すシーンは有名。
誰もが知ってる青春映画なのに、レンタルビデオでもテレビ洋画劇場でも見たことがなかった。
って、見たくせに内容忘れただけかも。たぶん。
ダスティ・ホフマンが若い!
テーマ曲の「サウンド・オブ・サイレンス」や「ミセス・ロビンソン」はサイモンとガーファンクルの有名な曲で、高校の同級生がLP版を貸してくれて何度も耳を傾けたので、今もメロディは頭の中に残っている。
その同級生も50歳半ばで亡くなったと去年の同窓会で聞いたのだった。
時は帰らず。
しかし、1967年制作のこの映画、当時の服に関しては全く違和感がない。今とおんなじ。
細身のジャケットにパンツ、ブーツ、スモック風の上衣…
流行は巡る。
80年代のあの肩パッド入りの逆三角形スタイル大流行りの時代のドラマなどを見ると、滑稽でしかたがないんだけどね。
だのに、洋服ダンスの中に、そんなスーツやジャケットがまだいくつか釣り下がっているわけで…
もう、早よ、処分しいぃなぁ。