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ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

映画 『岳』

2011-06-02 18:08:45 | 映画

白馬岳 5/15

今日と明日、「岳」の日本語字幕上映があるので、梅田まで見にいった。
大きいシアターは後ろのほう、小さいシアターだと前の席がいいのに、勘違いして、小さいシアターで後ろの席にしてしまった。
これだと、家庭の大型テレビくらいなもんだわなぁ。
メガネも忘れたけど、字幕は読めた。

冒頭シーン、「山で失くしたらいけないものは…ゴミと…」すぐにわかっちゃったけど。
淡々と遭難者を助ける無敵の山岳救助ボランティアの三歩(小栗旬)と、やる気満々のガッツな新人隊員の久美ちゃん(長澤まさみ)の遭難者に対する温度差から始まる。
無茶してケガした人にも、幼い息子を残して滑落死した人にも、クレバスに落ちて瀕死で助けられた人にも、三歩はただただ優しく、「よく、がんばったね、また、山へおいでよ」と呼びかける。

スニーカー履きの中高年おじさんが捻挫して、久美ちゃんに怒鳴られるシーンの場所、これって、西穂高山荘から西穂独標への尾根道では?
ちらっと眼下の梓川と上高地も映ったし。
絶対そうや!って、「ロケ地マップ」なるものを検索したら、やっぱり当たり。
2年前に歩いたばかり、私の記憶も冴えてるな。

大河ドラマで石田三成役の小栗旬はなんだか馬面が変だったけど、岳ではさわやか青年がよかった。
歯が真っ白。足も長い。(笑)
長澤まさみは好きだったけど、ちょっとふつーっぽかったかなぁ。
雪山が存分に出てくるし、ストーリーも最後までドキドキはらはらうるうるで面白かったです。


『ツーリスト』

2011-03-26 23:50:46 | 映画
梅
京都植物園 3/10

‘花びらも散れずに枝にしがみつく‘ ような雪のちらつく冷たい1日だった。
友だちが書展を見に来てくれたので、ランチとシネプレックス枚方で映画を見に行った。

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの『ツーリスト』
たあいのないスパイメロドラマ?なので期待はしていなかったけど、10年前にその友だちと旅行した舞台のベネチア風景が懐かしかったなぁ→これ
組織の金を盗んで組織と警察に追われている男に会うために、元恋人=アンジェリーナが行きずりのツーリスト(観光客)=ジョニー・デップを巻き込んで…
ジョニーデップがの町の屋根を逃げるときの格好はジャック・スパロウそのままで笑えた。
彼が居ると何となく全てがコメディっぽくなってしまって、「いったい何やねん、この映画は?」だけど、ボーっと見ていてもわかりやすい筋書きなので、それなりに楽しめるかと。

1日遊んだ日の夕食は真面目に作らんとね。
圧力鍋で適当にブリ大根作ったら、私にしては上々の出来栄えで美味しかった。

『英国王のスピーチ』

2011-02-28 21:16:51 | 映画

ニセコパークホテルで 2/21 SONY NEX-5

朝から雨。
がんばって朝一番の8時半に家を出て、半年に1度の骨密度測定のために整形外科へ行った。
下手すると2時間くらいかかる受診が検査・診察・薬局までたった30分で終わった。
早く行ってみるもんやわ。
ここ3年ほどずーっと、骨粗しょう症予防の薬を飲んでいるので結果は、同年齢に比較して99%の骨で、まずは合格。
スキーでこけても大丈夫なわけだった。
早く済んだので、予定通りに映画も見に行けると、そこから小雨の中、33分歩いてシネプレックス枚方へ。
歩いて行けるところに映画館があるシアワセ。。。
だれが歩いていくねん?ふつうはこんなとこまで歩いては行かへんやろ。
ポイントが貯まっていたので今回は無料だったが、大きなシアターなのに朝の上映は20人も居ないし、映画館がつぶれへんやろかといつも心配になる。
雨も本降りになって、さすがに帰りはバスに乗った。
晴れてたら、歩いて帰ったかも。
帰宅したら『英国王のスピーチ』がアカデミー賞4冠受賞!
早々と見ておいて正解です。

現エリザベス女王の父君のジョージ6世が生来の吃音障害を克服して、第二次大戦に向けてのスピーチをするという英国王室の実話ヒューマン物語である。
英映画は好きです。
英王室も好きです。
子どものころ読んでいた「りぼん」にしょっちゅう、エリザベス女王や妹のマーガレット王女、チャールズ皇太子にアン王女の写真が載っていた。

世紀の恋といわれたシンプソン夫人との恋を遂げるために、王位を捨てた兄国王に代わって、望まぬ国王の座に着いたジョージ6世。
国王と自称言語聴覚士のライオネルは、時には大声を張り上げて言い合いしても、深刻な状況の中で呟かれるユーモアなやりとりに、お互いの信頼は厚い。
最後に、生放送ラジオを通じての重大で長いスピーチは、本当にちゃんとしゃべれるのか、見てるほうもドキドキしてきた。
現在みたいに、とちった、取り直しってなわけにもいかへんし。

ただ、もうひとつ、どもっている重苦しさが感じられないのは、言葉が英語だからか、はたまた、人工内耳という半端な耳で聞くからか?なのかもしれない。
英国の国威を出さないように、音楽はベートーヴェンやモーツァルトを使っているそうだ。
最新映画館の音響は人工内耳の耳にも心地よく聞えてきて、もちろんメロディは聞き分けられないけれど、これは交響曲だなというのはなんとなくわかった。
「眺めのいい部屋」のヘレナ・ボナム=カーターが妃殿下役、ライオネル役のジェフリー・ラッシュはどこかで見たなぁと思えば、「パイレーツ・オブ・カリビヤン」の海賊キャプテン・バルボッサをやってた俳優でした。

DVD『南極料理人』

2011-02-18 17:15:23 | 映画

大阪城上空のANA機 kissX3 EF-S55-250mm f4-5.6 IS


難聴サークルの2月例会のDVD上映会で、『南極料理人』を見た。
以前は要約筆記のボランティアに、日本語字幕を付けてもらっていたが、最近は邦画DVDには字幕が付いているのも多い。
映画はやっぱり、楽しくハッピーなのに限る。
海上保安庁船で調理人をしている西村(堺雅人)が急遽同僚の代わりに南極越冬隊のコックとして赴く。
1年以上に渡り、マイナス70度の厳寒の極地で隊員8人の賄いを作ることになる。
豊富な冷凍食材の中から伊勢海老が見つかったとき、全ての隊員は「エビフライ!」という希望だったので、テーブルの上に巨大なエビフライが並んだり…
隊員の誕生日にはフランス料理のフルコースが運ばれてきたり…
ラーメンが底を尽いてがっくりの隊長のために、ベーキングパウダー使って麺を打ったり…
外界と閉ざされたところでは、食事がいちばんの楽しみなんやね。
オーロラの映像などが入っていたらもっと南極ぽかったのに。

せめて、雪と寒さの実体験してこようか。
ANA機に乗って、明日から北海道に雪遊びに出かけます。
まぁ、怪我せんように…だけど。
ヒマがあればケータイ投稿しますが、コメント返信はできません。すみません

『ジュリー&ジュリア』

2010-12-19 22:49:37 | 映画
市のイベントで無料の映画『ジュリー&ジュリア』を見に行った。
メリル・ストリープ演じる1950年代の料理家ジュリアの物語と現代のジュリーのお話が同時進行していく。
何の才能もなく仕事にも飽き飽きしているジュリーが、一念発起して料理ブログを始める。ジュリアのレシピを見て毎日毎日フランス料理と格闘、ブログのコメントも気にしながら、料理ブログにのめりこんでしまって夫と大喧嘩したり…
料理のためのブログなのか、ブログのための料理なのか。カメラとブログの関係でもある。
2人とも実在人で実話な分、ちょっと、波乱万丈な部分に欠けるが、美味しそうなお料理と、サクセスストーリーは見ていても楽しかった。

『クリスマス・ストーリー』

2010-12-12 15:27:34 | 映画

ドウダンツツジ

昨日、地下鉄東梅田から映画館のあるスカイビルに行く順路がわからへん。
大阪駅に行けば何とかなるやろ。地下街を早歩きしてたどりついたものの、今、大阪駅は大改造工事中でますます方角がわからへん。
道案内専門員みたいな警備のお兄さんに尋ねたら
「うーん、スカイビルはややこしいですよ、まずはここをまっすぐ行って、突き当りを右に行くと、北と東に通路が分かれているので、そこを北に進むと、ヨドバシに出て、それから…」
「あ、ヨドバシまで行けばあとはわかってます」
で、スカイビルには行けたけど、絶対に地下街を遠回りしてしまったと思う。
梅田界隈のややこしさはホンマ疲れる。
大阪駅完成のあかつきには、こんな私にも迷わず歩けるようになるんやろか。

そして、見た映画というのがフランス映画の『クリスマスストーリ』
Yahooの映画レビューでは4点以上あったので面白いと思ったのに、すごく肩が凝った。
心理群像劇というか、セリフも多くて、最初は家族構成や名前や筋を追うのに必死。
一家の母のカトリーヌ・ドヌーブが再生不良性貧血という難病になって骨髄移植が必要になったが、家族の中で骨髄の型が合うのが不仲の息子と心身病弱の孫の2人だけ。
昔、白血病のために5歳で亡くなった息子のことや、そのあとの親子兄弟間の葛藤がこれでもかこれでもかと入り組んでくる。
しかし、この映画の時代設定は現代なんやろか、やたらに喫煙シーンが出てくるので違和感あり、見てるほうが肺がん大丈夫かいな?と。
それとも、フランスは禁煙が進んでないのん?
久しぶりに、不発というか消化不良な(私が受け付けないだけですが)映画に当たってしまった。

ここまで書いてたら、夫が熱いお茶とでっち羊羹を持ってきてくれた。
文句言いの人ですが、ありがたく頂戴。

『小さな村の小さなダンサー』

2010-09-11 21:10:49 | 映画

都会のど真ん中 小さな畑の小さなダンサー 新梅田シティ里山 kissX3 EF-S18-55mm

久しぶりに映画行かへん?というお誘いで梅田スカイビルの映画館へ。
上映作品の中から良さそうなのを探すのは私の役目で、スカくらわんように責任重大。
2週間の通常上映期間が終わって、今日から朝10時と夕方しか上映せーへんし、もうガラガラでは?とギリギリに行ったら、8割方席が埋まっていた。
英国の『リトルダンサー』も好きな映画だったけれど、これも中国版のリトルダンサー。
小さな村の小さなダンサー
1970年代初め、中国山東省の山村、貧しい家庭の六男のリー・ツンシン11歳が、共産党の舞踊団育成のためスカウトされて北京舞踏学院に行くことになる。
小さな少年が厳しい訓練と努力で認められ、米国ヒューストンバレエ団に招かれて才能を発揮していく。
そして、2年の研修後に、中国当局から帰国命令が出る。亡命すれば、中国に居る家族が危ない…
バレエダンサー、リー・ツンシンの実話に基づく感動ストーリー。
あらすじは全く知らなかったので、途中からどうなるかとドキドキハラハラしました。
少年期、青年期、成人期と3人の俳優が演じているが、風貌が似ていて違和感なく、小さなリー少年が筋肉たくましいダンサーになって、素晴らしい踊りを見せてくれる。
最後のとっておきシーンが感動もの。映画はやっぱりハッピーエンドでなくっちゃね。

映画→カメラ点検→ランチ→買い物、地下街で友だちが孫のベビー服を買うと言うので、私も1枚買って、ちゃんと自分たちの服も1枚ずつ買って、6時帰宅。
1万歩も歩いて疲れ、すねがこむら返りになった。
本日35.4℃

「リリイ、はちみつ色の秘密」

2010-08-21 23:59:02 | 映画

雄国沼 7/18

本日ももちろん、猛暑日。日盛りのお昼過ぎに出て行くのはちょっと勇気が要る。
市広報に載っていた映画上映会に行った。
『リリィ、はちみつ色の秘密』は、まだ黒人差別がひどかった1960年頃のアメリカ南部の話。母に捨てられたと思い込んでいる幼いリリィが、自らの銃の暴発で母を亡くしたあと、父と心通わぬ暮らしから、母のふるさとを訪ねて家出するところから始まる。
使用人の黒人女性と2人で行き着いたところは、はちみつ作りの黒人3人姉妹の住むド派手なピンク色の家だった。愛に飢えてかたくなだった少女リリィが温かい姉妹と暮らしていくうちに少しずつ癒されていく。
黒人というだけで、差別され、白人が黒人と付き合っているだけで非難された時代に、何の偏見も持たないリリィのまっすぐな瞳、不屈の精神を秘めた黒人姉妹など、人間というのは良くも悪くも染まり易く、弱くもあり、強くにもなれるんだなと。
(まじめに感想を書こうとしたら、なんだからわけわからんように。リリィ役の子が聡明でかわいいです)
それにしても、いくら猛暑といえども、会場の冷房がきつ過ぎて落ち着かなかった。
ウチの職場とえらい違いだ。
そのあと、5時から高校同窓会の幹事会の打ち上げへ。礼状・名簿・クラス写真送付の封筒入れして、88人分をクロネコメール便で送ろうとコンビニまで持っていったら、送り状用紙が10枚くらいしかなくてアウト。
重たい目ぇして封筒と写真を持ってきたし、また家まで持って帰ってコンビニへ持ち込むのはイヤやわ、と会計担当の人にお任せした。
あとは、9時半まで楽しく飲食歓談。
還暦前後になったら、同窓会の絆が強まるらしいけど、ウチとこもホンマにそうなりそうだ。来年の幹事飲み会の日付も決めて、再来年は幹事の1泊旅行しよう、まで決まってしまった。
まだまだ、私もがんばります。

DVD『プール』

2010-05-03 15:18:29 | 映画

ウチのハナミズキ

連日、よいお天気が続いて、今日は夏日になった。
こんなに晴天の日に外出しようものなら、たちまち紫外線まみれになるわぁと引きこもりの1日だった。
3、4年前まではよくレンタルビデオを借りていた。
それも当日返却だと安いので、朝から2本借りて夜までに返却したり。
最近は、ゆっくり見るヒマもないので、ご無沙汰していたが、娘がいくつかDVD借りてきたので、ご相伴を。
小林聡美の『プール』邦画でもDVDに日本語字幕が付いているものが多い。
タイのチェンマイの郊外で暮らす京子(小林)のところに、日本に置いてきた娘が旅行でやってくる。
町はずれのキレイなプールのある居心地の良さそうな住まい。
いっしょに暮らしているタイの少年ビー君、ゲストハウスの仕事を手伝ってくれる日本青年の市尾君、療養中の女性(もたいまさこ)。
母と娘のぎこちない会話。
「どうして、私を置いていったのか」と問う娘に、言い訳もせず、自分が好きなようにしただけだと。
これといった出来事もなく、熱帯の物憂いゆるやかな時間が流れていく。
カメラワークがとってもいい。どの場面で止めても絵になり、素敵な写真をスライドショーで見ているような気持ちになった。
そして、小林聡美好きです。

『しあわせの隠れ場所』

2010-04-16 18:13:28 | 映画
高瀬川
京都三条高瀬川 雨に打たれた桜 ケータイカメラ

お昼前、外の寒暖計が7.5℃だった。
雨なので、友だちとのお出かけはキャンセルして、1日大人しくしているつもりだったけれど。
banchanのブログを見て、あ、この映画見たかったんやわ。で、上映が今日まで。
冷たい雨が降っている。どうする?ひらりん。
エイヤッ!
クリーニングに出すはずのセーターとコートを紙袋から引っ張り出して、京都へ。

それにしても、邦題はなんでやたら幸せという言葉をつけたがるのだろう。
原題の『The blind side』はアメフト用語らしい。
『しあわせの隠れ場所』
幸せという単語を入れるといっぺんに三流映画のように品下る。

子どもたちと同じ学校に通う身寄りのない貧しい黒人青年マイケルを引き取って、服とベッドを与えるリー・アン(サンドラ・ブロック)、家族として支え、マイケルが一流のアメリカンフットボールの選手になるまでになったサクセスストーリー。
アメフトのルールがわかればもっと面白いかも。
しんみりから入って笑いありで、安心して見られたが、こんなに理想的家族って嘘っぽいような気もするけど、これも事実なんでしょう。
事実に基づいた話であるのがすごい。
ラストに実際の本人やリー・アンとその家族の写真が何枚も出てきて、配役ととても似ているのがよかった。
家庭教師役のキャシー・ベイツも本人さんそっくり。
この映画でサンドラ・ブロックがアカデミー主演女優賞を獲得した。
詳細はbanchanのブログにも載ってます。

美人なんだろうけど、ときどき、鼻と口の大きな魔女みたいな顔にも見えるキュートなサンドラ・ブロック好きです。