日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「まぶたの重き」1首

2022年12月28日 | 日記
 各地で大雪になっている年の瀬、関東地方ではよく晴れた日が続いています。いつも散歩する公園や遊歩道では、夕日に照らされた木々や住宅が、静かにたたずんでいます。
 通り過ぎる団地の壁にも、ちょうど夕日が当たるころです

入りの日に 映ゆる白壁 ひそかなる 仏のごとく まぶたの重き
(白い壁に夕日が当たり、あたりは静まり返って、目を半ば閉じた仏眼が見る世界のようです)

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