きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

長期避難場所と食料の備蓄

2013年05月29日 09時49分55秒 | 日常
南海地震というより、南海トラフで起こる巨大地震というべきですが、この地震は、いつ起こってもおかしくはない状況です。

研究者は、いつ起こるとは、予想はできないと言っています。

では、なんのために、研究を続けているのか分からなくなります。

素人でも、なんとなく分かることは、東日本大震災が発生したので、南海トラフの地震は、東側から起こるのではないかということです。

南海トラフの地震の前には、関東大震災、東海地震が起こり、その次が、東南海地震だろうと思います。

南海トラフの地震はあまりも巨大すぎて、その影響は、日本全土におよびます。

生き延びるためには、津波から逃げるしかないのですが、運よく、山とか、津波避難タワーに逃げたとしても、その後は、逃げた場所で長期間、避難生活をすることになります。

問題は、避難生活のできる建物はあるのかどうか。食糧はあるのかどうかということです。

室戸市は、全住民が避難生活をすることになります。

住居は、津波と、地震そのものの揺れで倒壊する確率が高くなり、仮に、倒壊しなくても、その後の余震で、倒壊する可能性が高くなります。

基本的に、自分の家では、余震が収まって、建て直す以外に、住むことはできません。

生活の基盤を失ってしまうだろうし、他の安全な場所に生活の場を移すことになります。

山への避難道は造ったとしても、その後の長期避難生活をする場所はどこにあるのでしょうか。

とりあえず、最低限、一週間分の食糧を備蓄するべきだということですが、どこに備蓄するのでしょうか。


住居は津波で流れてしまうので、自宅に備蓄しても意味はないとなると、長期避難場所に備蓄するべきなのですが、その長期避難場所とは、どこなのでしょうか。


住民は、長期避難場所がどこなのかは知らないはずです。


余震と繰り返し襲ってくる津波のために、住民は、数年間、あるいは、永遠に、自宅には戻れません。



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