きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

ワイングラスのように

2007年11月21日 20時49分48秒 | 風景写真

冬型の気圧配置で天候が悪くて、きれいなだるま朝日も夕日も見られないのですが、だるま夕日になる様子をちょっと、紹介します。撮影した日は、水平線に雲がかかっていて、きれいなだるま夕日は見られないだろうと思っていました。

しかし、雲があっても、それなりに、イメージを持って撮影すれば、作品は作れます。雲があるからといって、あきらめる必要はありません。

寒気が流れ込んで、海水温と、大気の温度差が大きい時には、だるまの海面に映る下の部分が大きくなります。だるまができる気象条件の時は、夕日が海面に近づくにしたがって、夕日が海面に映り込むようになります。

こういう場合は、必ず、だるまになります。夕日が海面に着水する瞬間に、夕日の下の部分が海面とつながって、まるで、夕日と、海面に映ったもう一つの太陽の間に、橋ができたようになります。

この瞬間がもっとも、心躍ります。肉眼ては、その瞬間はあまり大きくは見えないのですが、合焦点距離が1000ミリを超えるレンズを通してみると、圧巻です。

落ちてくる夕日から見ると、夕日に足ができて、海面に映っている夕日は足の台座のように見えます。

落ちてきた夕日の上部の半分くらいが、うまく雲で隠れると、“ワイングラス”のように見えます。それを狙って、撮影したのですが、夕日の上部の雲が薄くて、きれいなワイングラスにはなりませんでした。雲がある時にまた挑戦します。

それにしても、α700のDレンジオプチマイザーの機能はすごい。太陽の質感を残して、海面だけが明るくなっています。





海面にもう一つの太陽が現れます



海面の太陽との間に足ができてワイングラスのようになりました


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“舞妓はん写真展”
★場所 室戸郵便局
★期間 2007年12月3日(月)~12月7日(金)


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秋を探して

2007年11月21日 13時36分21秒 | スナップ

室戸には、秋がないです。でも、なんとか、秋を感じられるものはないものかと、探してみました。

室戸広域公園にわすかですが、紅葉している樹木がありました。木全体がきれいに紅葉しているのではなくて、一部分が紅葉しているだけですが、その中で絵になる紅葉を見つけて撮影してみました。

太陽は、右斜め後方から照り付けています。このような状況ですと、露出がアンダーになるのですが、α700ですと、露出補正なしで、適正になります。

α700は露出が進化しています。斜め後方に太陽があるので、紅葉の葉のまわりが明るく輝いています。これを“ライン・ライト”といいます。

こういうふうに撮るとなんとなく作品風になります。室戸には紅葉がないので、今週末、遠くまで紅葉の撮影にでかけます。



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★期間 2007年12月3日(月)~12月7日(金)


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