冬型の気圧配置で天候が悪くて、きれいなだるま朝日も夕日も見られないのですが、だるま夕日になる様子をちょっと、紹介します。撮影した日は、水平線に雲がかかっていて、きれいなだるま夕日は見られないだろうと思っていました。
しかし、雲があっても、それなりに、イメージを持って撮影すれば、作品は作れます。雲があるからといって、あきらめる必要はありません。
寒気が流れ込んで、海水温と、大気の温度差が大きい時には、だるまの海面に映る下の部分が大きくなります。だるまができる気象条件の時は、夕日が海面に近づくにしたがって、夕日が海面に映り込むようになります。
こういう場合は、必ず、だるまになります。夕日が海面に着水する瞬間に、夕日の下の部分が海面とつながって、まるで、夕日と、海面に映ったもう一つの太陽の間に、橋ができたようになります。
この瞬間がもっとも、心躍ります。肉眼ては、その瞬間はあまり大きくは見えないのですが、合焦点距離が1000ミリを超えるレンズを通してみると、圧巻です。
落ちてくる夕日から見ると、夕日に足ができて、海面に映っている夕日は足の台座のように見えます。
落ちてきた夕日の上部の半分くらいが、うまく雲で隠れると、“ワイングラス”のように見えます。それを狙って、撮影したのですが、夕日の上部の雲が薄くて、きれいなワイングラスにはなりませんでした。雲がある時にまた挑戦します。
それにしても、α700のDレンジオプチマイザーの機能はすごい。太陽の質感を残して、海面だけが明るくなっています。
海面にもう一つの太陽が現れます
海面の太陽との間に足ができてワイングラスのようになりました
【PR】
“舞妓はん写真展”
★場所 室戸郵便局
★期間 2007年12月3日(月)~12月7日(金)
人気ブログランキングに参加しています。このブログを気に入ったらクリック御願いします。