きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

ヤッコソウ

2007年11月18日 21時01分44秒 | 地元の特産・名物

この時期の名物というか、天然記念物の『ヤッコソウ』です。

室戸市では、最御崎寺(東寺)と、金剛頂寺(西寺)で見られます。牧野富太郎博士が名づけたもので、沖縄、九州、四国などの温暖な地域で見られということです。

形が大名行列の『奴』に似ていることからこの名前になったということです。ヤッコソウは、11月頃から見られるということで、今が旬です。

けっこう小さくて、見た目は、とても可愛いです。撮影場所は、東寺(最御崎寺)です。山門をくぐってすぐに右手に看板があるので分かると思うのですが、かなり小さくて、高さが3㎝ほどしかありません。

撮影は、マクロレンズを使うのですが、光の状態もよくないし、ファインダーから覗いて撮れるようなものでもありません。

こういう場合は、ライブビュー付きのデジタル一眼レフだと便利です。一眼レフよりも、ケイタイのほうが撮影は簡単だと思います。






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★場所 室戸郵便局
★期間 2007年12月3日(月)~12月7日(金)


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伊達ではない伝統の『7』

2007年11月18日 14時28分08秒 | カメラ関係

α700を使用して、まだ一週間程度ですが、α-7Dからは、AFと、ホワイトバランスと、露出と、1200万画素の高精細な絵柄など、いろいろと進化しています。

他の機能は別として、AFと、露出だけは改善してほしかったのですが、その部分は、改善されていたので、α700を所有するだけの価値はあります。その他の機能、絵柄などを含めて、α700はα-7Dとは、別物のカメラです。リアルに使えるカメラになりました。

海外では先行発売されていたのですが、あまり評判がよくなかったようですが、個人的には、とてもいい、『使えるカメラ』だと思います。国内的には、価格が他のメーカーの中級機種に比べてやや高い感じがして、今ひとつ人気はないようですが、発売から一週間すぎて、ネット上では、価格が異常ともいえるスピードで下がっています。

こんなことなら、一週間待って購入すればよかったと思うのですが、価格の下落は予想外のスピードです。α700の機能からすると、ネット上での最低価格は安すぎです。

α700の機能とか、画質はいいのですが、問題がひとつあります。それは、画素数が多すぎることです。レンズの性能が画素数の多さに対応しきれていないように思えます。

1200万画素というのは、APS-Cサイズでは、α700だけで、他のカメラはせいぜい1000万画素です。想定外の画素数の多さだと思います。そのため、レンズの解像力が1200万画素には追いついていない感じです。

ですから、ネット上でのα700のサンプル画像の解像感が足りないように思えるのは、レンズの性能がボディの進化に追いついていないからでしょう。

1200万画素のα700の実力を100パーセント発揮するには、純正のフルサイズ対応のレンズを使用するべきでしょう。ミノルタの時代から、レンズの描写は他のメーカーを凌ぐといわれながら、デジタルカメラに移行してから、αレンズの実力を生かせるボディがなかったのですが、α700の登場によって、やっと、αレンズの真価を発揮させることができます。α700はレンズを選ぶボディです。 

α700の数ある機能の中ではDレンジオプチマイザーにはかなり期待しています。この機能を使ってだるま朝日を撮るとどうなるだろうかと、期待していたのですが、天候が悪くて朝日は撮影する機会がないので、夕日でこの機能を試してみました。

その結果は、予想を超えるものでした。 画像は、シグマの170-500に2倍のテレコンをつけて、合焦点距離は700ミリになります。APS-Cサイズですと、700×1.5=1050ミリの焦点距離になります。クリエイティブスタイルは、『サンセット』でシャープネスを+1に設定していまいす。露出は補正なしです。

1枚目は、Dレンジオプチマイザーは使用せず。2枚目はDレンジーオプチマイザー・アドバンストレベル3。3枚目は、アドバンスト・レベル5です。

ふつうに撮影すると、手前の海の部分は、真っ黒につぶれます。Dレンジオプチマイザーを使用すると、手前の海の部分だけが、明るくなり、太陽の露出はそのままになります。

これと同じことは、フォトショップでもできるのではないかと思い、やってみましたが、トーンカーブで、シャドウ部分を持ち上げるにしても、いくら、持ち上げても、海の部分の露出だけを明るくして、太陽の露出はそのままにはできません。

全体に露出を上げておいて、さらに海の部分だけ選択して、選択部分だけの露出を上げたとしても、Dレンジオプチマイザーのようには、見事な絵はできません。

それに、フォトショップでこれだけ大幅にレタッチすると、おそろしく画像は劣化して使い物にならなくなります。通常、これだけ海の露出がつぶれていると、救えないはずなのですが、Dレンジオプチマイザーは、まるで、魔法のように一瞬にしてこのような画像を作り出します。

だるま朝日を撮影する自分にとってみれば、Dレンジオプチマイザーの機能があるだけで、α700はミノルタ伝統の『7』の番号を継承するにふさわしい、エポックメイキングなカメラです。




Dレンジオプチマイザー・オフ




Dレンジオプチマイザー・アドバンスト・レベル3



アドバンスト・レベル5


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