ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

1982年初めてのオランダ 4

2008年02月28日 | 旅行記

今も活躍するおなじみのデヨング社。
透かしユリの育種では目を引くものが沢山ありました。

 ブラッシュマークリリー
一時期注目された品種群ですが、今はあまり見られません。
これは多分、まだ名前のつく前の「グランドクルー」でしょう。

栽培圃場は広大です。そのころは種球用の「網室」がありました。

先の「ブライン社」は畑が移動するシステムでしたが、ここはハウスが移動するシステム。
畑にレールが敷いてあり、切り終るとハウスが移動するのです。
でもこれは古いシステムとの言でした。
          
そして「フロリアード82」花博デス。

皆さんアフロヘアーに気を取られていますが、注目は飾り方です。
「カズXXさん変わらないね~」と言った人。あれは田○さんです。

立体的な飾り付けがその後の花消費拡大につながった頃だと思います。

後に輸入される「ネパール」や「プロミネンス」でしょう。まだ№です。

「モンテロー」かな?  その後ブレイクする「アルストロメリア」も沢山展示されていました。

町の花屋さん。束売りです。一般家庭の花消費もかなりあるようでした。

オランダ土産と言えば「木靴」。
ポプラを削って造ります。「桐」と同じように軽くて加工しやすい。
今でも時々はいてる人がいるそうです。
           
ずーとずーと若い頃のこと。
広い畑に驚き。進んだ育種に驚き。豪華な飾り付けに驚き。
歴史ある町並みに驚いた旅でした。
アムステルダムの町は200年位前とほとんど見た目は変わっていないそうです。
レンガと石畳に囲まれた生活で、自然に花文化が発展したのでしょう。
そして平らな国土が花の国オランダを作ったのだと思いました。    つづく
           

コメント (2)
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