ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

この木なんの木気になる木

2018年10月31日 | 発信

ハウスの中に何やら怪しげな木が茂ってしまってる。

枝を整理してみると宝物が、、、、アイコちゃんじゃないか。

春から夏まで食ってたミニトマトが秋になってまたなりだしてる。

植木鉢に堆肥と土の半まぜで育てたもの。堆肥って長く利くんだねぇー

雨なので早々とハウスを片付けてウルイ仕様に似てます。トマトはそのままでもうしばらく楽しみます。

今年は思い切って明かりをLEDに交換。

20w10個セットで11000円。明かりも安くなったね。

まずまずの出来でした。

11月第1週から抑制株の出庫が始まって12月から収穫開始ですw。頑張ります。

 

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仕事がどんどん進む君

2018年10月28日 | 発信

来年春ウルイを植える畑ですw。

なんと家のすぐ前。堆肥撒いて準備完了。

去年終盤苦戦したので1週間出庫を早めたら2週間採花が早まってもう鉄骨ハウスのユリも終わりそう、、、、

またも計画を練り直さねばいけません。でも、陽気によってはどうなるかわからない。それは夏秋産地なのです。

切り終った畑はハウスを撤去して堆肥を撒いて耕起。あとは土壌消毒を待つばかり。

すごい勢いで仕事がはかどってます。ニンジン掘りは11月終盤予定。

夏の猛暑でほとんど枯れあがったウルイも秋には葉色が復活。

いい天気のうちにと掘り取り開始。

心配された株の大きさもそこそこ。このところの晴天続きで土の落ちもまずまず。

それほど低温に遭遇していないのでしっかりした眼が出来てる。

とりあえず短期冷蔵分6列で150箱ほど掘り上げて冷蔵開始。全部で52列分あるので先はまだまだ長い君。

昨日は一転して冷たい雨。恒例の車屋さんのコンペ。

今年は晴れ男返上で雨男なのだ。

ペリアにはまりまくってハンデ32.4。  26年ぶりに優勝しちまった。

 

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エンケンの仲

2018年10月25日 | 発信

 園研(園芸研究センター)です。

 指導農業士会の園芸部会研修で園芸研究センターを訪問。

 指導農業士会と園芸研究センターはとても仲良しなのです。このところ1年おきの訪問。

 まずは職員を1匹紹介します。一昨年も紹介したと思うが、、、、

 https://blog.goo.ne.jp/hikarabinotiti/e/1f541049ba60160ccceac7ae87d9afe7

最先端の農業はすさまじくシステマチックになっている。

かかるコストと採算性まですべて数値化されて、さあやってくださいと言わんばかりに。

いちご(越後姫)はCO2コントロールで増収益。

画像ではわかりづらいかもしれないがキュウリの溶液栽培。

1株4本立ち上げで弦が伸びたら誘引クリップをずらしながら下げて行く栽培。

 

まったく同じ位置で花が咲いて同じ位置で収穫、常に同じ光量を当て続けるので同じ実がなる。

温度と養分が続く限りずっと収穫し続けられそうなキュウリ工場。

自分は花卉農家だが柿は好きだ。木に成るものがとても気になる。

感銘を受けたモモの斜立仕立て。

ヒョロッと伸ばした1年苗を植えて翌年からもう収穫。

南向きに斜めに幹を伸ばして短い枝で仕立てるので全ての葉と実に同じように陽が当たる。

なので同じ糖度の実が育つのだそうだ。

蜜植多収穫なのでそつも無く高収益。

もう先祖代々の果樹園なんて時代じゃないんだね。

ぶったまげたのは梨のジョイント栽培。

こんなに蜜植に植えられたル・レクチェ。

幹を横に伸ばして隣の木に接ぎ木する。1列の梨を1本の木として養分コントロールする。

枝は小ぶりに仕立てて十分に陽に当てる。実の大きさや糖度が揃うのだそうだ。恐れ入った。

ル・レクチェは大変病気に弱い梨。

園研では病気の葉をかき集めて土に埋めて蔓延させ無いと言う物理的防除法を農家に普及することによって

病気でのロスや防除回数を大幅に減らした実績があるのだそうだ。

これって我々露地栽培農家にも当てはまるよなぁ。

南向きに幹を仕立てるって我々で言えば南北向きにハウスを建てて均一な日当たりを確保すること。

花栽培に相通じることを果樹から学ばせてもらった。

お約束のシャインマスカット食べ放題。(えげつなく催促しておいたので)

残しておいたと言うくらいなので糖度も熟度も満点、甘いっ。

 このハウス、実は稲の育苗ハウスなのだ。

育苗中は弦だけなので苗に陽が当たる。苗が出ると葉が開いてブドウが育つ。

つまり二毛作ハウス。どちらかと言うと中規模複合農家向けだろうか。

 

 さて、我らがユリの畑。おびただしい品種数。

よく見るとマイプレティ、エンジェルリップ、駒の春、秋葉錦、紅姿、あかつき、越の紅、清津紅、、、、

今の後継者たちは全く知らないだろうが昭和50年代我々が育てた懐かしい品種たち。

大事に保持してくれてたんだねぇ。涙が出るほどうれしい。これらが花開くころ訪れてみたい。

室内研修、研究員たちがそれぞれの成果を発表。気合の入り方が半端ない。

質疑、意見交換も盛り上がって1時間近く延長。

 当然飲みながらの情報交換会も永遠に続きそうな感じだった。

 エンケンと農業士たちはとてもとても仲良しなのです。

 

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5度

2018年10月22日 | 発信

5度の朝、ついに本格的な晩秋。

朝かな何やら訪問者が、、、、

冷えた朝の日はだいたい晴れます。

いよいよ最終作が佳境に。シスト、球根サイズの割にはちょっと細かったかな。

きびしかった今年の夏、鉄骨ハウスの中でもフェーン現象の時のなごりのスレが有る。

さらに遅れているやつは石蕾。咲いてみると八重なのだ。

花芽分化時に異常高温を食らうと雄しべが花びらになっちまうのだ。どこまで猛暑を引き連れば良いのか、、、、

 恒例の切り花共進会。賞には予定通り絡めなかったが学習のため見に行った。

今年は出すタイミングの花が無くて混じりのコンカドールを出品。

かなり立派なコンカドールなのだがやはり賞をもらえる品種では、、、、、

おまけのもう1品、初切りのシストを出したのだがまだ咲いていない。

 水曜の切り前のものが日曜まで飾っていてもまだ開きかけ。

 開花してないとまず賞には絡めない。

 ここまで咲き足が遅いと花屋さんも使いづらいのかもしれない。

優勝は部会長のカサブランカ。カサブランカの大臣賞は久しぶりなのでは?

それにしても田澤家ではこれで4度目の農林水産大臣賞。さすが。5度の朝に4度目の受賞。

ユリ以外のもいろいろの切り花が出品。しかし輪菊が1点も無し。どうなっちゃったのかね。

過去の大臣賞受賞者はさすがにしっかりしたものを出品。金子さんのバラ。

佐藤さんのトルコ。

熊島さんの菊が出てないのはすごく残念だ。

同時開催の盆栽展で眼を引いたのは樹齢100年の松。

気抜けしてないで来年はもう少し気合入れます。

 

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売る具合

2018年10月17日 | 発信

いやぁー夕べのウルグアイ戦、よく動けてたな。枠を捕える率が上がったのが良かった。

露地作がほぼほぼ終了に近づくタイミングでハウスのフェニスが始まった。

フェニスですから、、、FをPに変えないように、、、

咲けば結構なボリュームなのだが蕾は小ぶり。ホームユースにはこれくらいの方が売る具合がいいかも。

シストも始まります。こちらはボリュームたっぷり。

作った記憶はないけどコンカドールが32本。

相変わらず特大のボリューム、しかも昔より蕾がもげなくなった。

もったいないのでこれ明日からの共進会に出品します。何か賞に絡んだら笑おう。

ほかのマザーリーもすごいボリュームなので1本売りで地元スーパーマルイの直売へ。

大きすぎるので売る具合が悪いかも。

 

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名前の覚え方

2018年10月15日 | 発信

 春にルビアーノとベルビアーノとブライアーノがあると書いたけど、ユリの名前もネタ切れ感があって同じような名前。

覚えるのが難しい。

これはビナスコ。ナビスコと憶えますw。

これはバリスタ。当然ネスカフェですね。

関係ないけど八重シスト。

花粉の着かないベンドーム。  花粉 ?、、、子種だな、、、〇ンドームで覚えよう。

親父ネタはつまらんと寝てます。

 

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あかまるちあおまるちくろまるち

2018年10月13日 | ぼやき

かつて無い気象災害連続の年ではあるが、今まで考えられなかったこと、、、、

今年は芋が採れなかった、、、、、大好きな安納芋は数個しかなってない、、、、ショック。

今年の販売はシルクスイートのみになります。しかも大きいのは少ない。

うちのハウスはすべて34mで統一されている。

余った畑の有効活用として芋畑はあるのだ。

今年の芋畑は一番高い位置、よく乾くサラサラの土で最高の条件だった。

ユリ植えと同時進行で芋植え。薦められたグリーンマルチ、地温は上るけど草ははえない。

去年はサンプルにもらったブラウンマルチ。これも地温が我上って草が生えないタイプ。

でも去年は雨続きで結果はよくわからなかった。

その前までは黒マルチだった。地温を下げて草も生えない。

黒マルチ時代はこんなに安納芋が豊作だった。

今年の猛暑でまず安納芋が枯れだした。苗が悪かったのだと思っていた。

しかし、、、、よく考えてみると今年の猛暑は7月7日から8月6日までの1か月間雨が降らずの30~35度の日が続いた。

昔は30度を超す日はそんなには無かった。今は毎年こんな暑さがやってくる。魚沼は昔とは違う気象なのだ。

安納芋は種子島の安納地区に渡来した芋。暑さには強いはずだと思っていた、、、、

以前、沖永良部島の陽に焼けた友達が来たとき、「 夏は30~32度がてっぺん。35度なんてあまりない 」 と、、、、

そうか、魚沼は鹿児島県より暑いんだ。

我が芋の師匠は毎年透明マルチ。今年は思った収量ではなかったようだ。

https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47/e/edf62bcb5887a35ca7f62a11c134a885

これからは黒マルチ。昔に帰ることが良いようだ。

 

昨日はウルイの圃場巡回、生育調査。

全組合員の圃場を手分けして回って生育状態の確認。

うちのウルイ畑は5段階評価で4点。上位から3番目との評価。

ちなみに調査始めて以来ずっと4点を通している。この安定度は組合内では最高の成績だと褒められた。

今年の猛暑でほとんど枯れあがった畑は秋になって新芽が吹いて青々した畑になっている。

でもそれは冬に収穫する芽が今吹いているので収穫時の収量はあまり期待できないとのこと。

出来のいい人の畑は夏の葉がしっかり残っている。聞いてみるとウルイには処女地だったとか。

ウルイは掘り取り時の土落ちが大問題。条件を加味するとどうしても連作気味になってしまうのだ。

気象判断と輪作体系。昔からのことを今突きつけられている、、、、

 

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何から話そう

2018年10月09日 | ぼやき

なに ? 唐花草 ? ホップに似た花ですけど、、、、

和製ホップはカラハナソウ、って言うか、ホップが西洋カラハナソウなのです。

どこもかしこも蔓草だらけ。

特に葛ヅルがすごい。

春から、大阪の地震で始まって西日本豪雨。一月余り続いた高温旱魃、、、

相次ぐ台風の襲来、北海道の地震、、、、これでもかこれでもかと痛めつけられてます。

道を行けば大きな落石まで、、、

ようやく工事が進んでいるのは去年の豪雨のあと始末ですw。

こんな人口の少ない所に大掛かりな工事と思うかもしれないが、次の土砂崩れを防がないと下流に土砂が流れ、町がまた泥の海になってしまうのだ。

果てしなく続く、、、、災害ニッポン。

土曜日のフエーン現象から日曜日の雨で花が一気に進んで大忙し。

この分だと11月には花が無くなってしまいそうだ。

 この花知ってるかな?

今年手が回らなくて草の中に埋まっていたのは????

そう、ツル作物、サツマイモでした。初めて見たサツマイモの花。ヒルガオ科なので朝顔と同じ花でした。

夏が熱かったってことかな。

シルクスイートはちょうどいいくらいの大きさ。安納芋は苗が悪かったのかほぼ全滅でした。

 サツマイモでも雑草と暑さにはかなわなかったようだ。と言うぼやき、、、、

 

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秋の花

2018年10月05日 | 発信

 早いもので日の出はもう未丈ヶ岳まで南下している。

今年は花を見る余裕が無かったけど、気が付けばもう野の花は秋仕様だ。

 寒くなったのでやたらボリュームアップしたザンベジ。

上品な白だけど大きすぎないかい?

1~2輪が多かったので切らなかったパタゴニア。

いい球になってましたねぇ。でもこれも大きすぎかなぁ。うまく作らないと丸焼けか。

 

毎週台風に怯えてます。今度は日本海を通過予報。どうなりますやら。

 

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山に感謝

2018年10月01日 | 発信

 2時ごろゴーゴーと風の音で目覚める。しかし木の枝はそよそよと揺れる程度。雨もしぽしぽ。

この時期ではありえないほど家の前を片付けて挑んだ台風24号。

どうやら事なきを得たようだ。

川の水も増えていない。

ユリの倒伏も今回は皆無でした。

3時頃中心が魚沼を通過している。しかしどうやら旧湯之谷村、銀山から奥只見あたりだったようだ。

そこから魚沼側には、朝日岳、巻機山、八海山、兎岳、荒沢岳、中之岳、駒ケ岳、未丈ヶ岳、守門岳、飯豊山と

高い山々がまるで屏風のように新潟平野を守っている。

吹き付けた風は山に当たって巻き上がって魚沼盆地を風のスポット(吹き溜まり)のようにしてくれたようだ。

逆に冬にはこの山に湿った北風が吹き付けて舞い上がり、雪雲となって大雪を降らせる。

山に苦しめられたり助けられたり。今回は助けられた。

被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。

 

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