ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ハロウィン

2008年10月30日 | 発信
今朝は4.7度。
10月3日の6.1度以来の記録更新の冷え込みだった。

10月はずっと晴天が続いて暖かだったのだが、24日に雨が降って以来冷たい雨の日が続いたが今日は久しぶりにお日様を見た気分だ。

ちょっとだけ覗いた駒ケ岳。かなり下まで雪が降っている。
この景色を見るもう冬が来るなととあせりだします。

一日儲けた気分で最後の土壌消毒を終わらせた。

で、タイトルの写真は9月11日に大田市場で撮影した産地プロモートのかぼちゃ。
明日のハロウィンの出荷プロモートをその頃からやっているのですね。早っ。

で、これから夜行バスで組合の市場訪問です。
まづ、JFIトレードフェア、そして幕張メッセでIFEX.
その後JFTAのセミナーとレセプションに参加して土曜日の朝一で帰ってきます。
結構ハードな出張です。それでは。


コメント (2)
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ぬるでもみじ

2008年10月29日 | 家族
雪国に住む人で「初冬が好き」という人は少ないと思う。

冷たい雨が一日中降り続いてとても寒かった。
最低温度は6度。 でも、最高温度は11度。
まだ本当の寒さではないが、体が慣れていない分だけ寒く感じるのです。


白黒の景色の中でひときわ鮮やかな「ぬるでもみじ」。

もみじと名はついているが「うるし科うるし属」
真夏にこんな花が咲きます。


耕作放棄畑に真っ先に生える木。

ハウスの中はあったかいので、サンテンダー、シイラ、リアルトが盛り。
でも今週いっぱいでほぼ終わりそう。
みんな寒いのでさっさと切り終えたら作業終わり。
早仕舞いの日が続く。
いつになったら晴れるのやら。
ハウスの解体、球根掘り、まだ外仕事はたっぷりあるのです。
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マムシ草(実)

2008年10月27日 | ぼやき
春に紹介したマムシ草http://blog.goo.ne.jp/hikarabinotiti/e/56e80b55113600e802cb136f7af269d3
赤い実をつけてますます不気味になってます。

この時期は、雷が一回なると季節が急変する。
夜中の雷と強風でまた眠れなくなった。

朝一番にハウスが飛ばされていないかを確認。まずは一安心。

リアルトが切れています。
今年一番苦戦した品種。
花はとてもよいのだが、、、どうすればきれいに作れるのだろうか?

火事からもう一週間がたった。
ユリ以外にも火事の被害。
ハウスの奥に冬用の菜っ葉を作っていたのだが煙でただれている。
今日は全部抜き取って新しい種をまいた。
生き残ったユリにも同様のダメージがあるはずなのだが、、、
元気付けに液肥をやった。
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初冬

2008年10月25日 | 観察
ずっと暖かい日が続いていたが木曜日に南風が吹いたら急に雨になった。
でも温かい雨だ。

朝日も弱弱しい感じです。

暖房しているサンテンダー。いくらも燃料を使わないうちに切れ始まった。
いよいよ彩花も終わり間じかです。

明日は前線が通過、風が吹きそうなのでハウスのビニールをはいだ。

早いもので雨よけハウスもカサブランカが切り終り、シーラも最後のものが切れ始まった。

女心のように変わる天気と相談しながらの作業が続きそうだ。

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おもいのほか

2008年10月23日 | 家族
驚くほどたくさんの方が見舞いに来てくれました。

「おかげさまで、 思いのほか 被害が少なくてすみました」
「これですんで良かったと思います」

多くの方に励まされて生きているのだなと実感します。

当日は無我夢中、その夜からは30分おきに目が覚める。
緊張と興奮が冷めるのと同時に力も抜けているのを感じましたが、そうもいっていられません。

すっかり手動のみになってしまったハウス管理。
水くれもポンプで手動です。

花は最後の最盛期。
カサブランカは千秋楽を迎えます。
15週連続の出荷が終わります。

今日は中越地震から4年目。
あの日も我が家は思いのほか被害が少なかった。

ヒカラビ君と「結の灯り」を灯しました。

食用菊。
こちらでは 「おもいのほか」 と呼んでますが。「もってのほか」と呼ぶところもあるようです。
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出火お詫び

2008年10月21日 | ぼやき
人生 いろいろなことがある中で、最もあってはならないこと。

「火事」 を出してしまいました。

昨日朝、変な音で目がさめると同時に玄関のチャイムがなり、新聞配達の人に「火事だ」と起こされました。

裏のハウスの入り口付近から火の手が上がり、すぐに119番通報。
パジャマのままホースを伸ばして必死に消化しました。
カーテン材を伝わりハウスの中ほどまでトロトロと火は広がっていましたが、近所の人の応援もあり、消毒ポンプのホースを伸ばして何とか消火することができました。

現場検証の結果、出火場所は入り口付近の 「配電盤」 とのことです。
地中暖房機と屋根材2スパンほど、2重のカーテン材、そして内装の制御装置類のすべてを失いましたが温風暖房機は何とか無事でした。
わずか3mしか離れていない作業場も無傷です。

何よりもうれしいのは中のユリの8割くらいは出荷できそうです。

花農家の若手有志とJA職員が後片付けを手伝ってくれて、業者の方も速やかに対応していただいたおかげでその日のうちに応急処置ながらハウスはふさぐことができました。
また暖房機も基盤を交換するだけで正常に動きました。
おかげで生き残った花は寒さに当たることなく後1月ほどで出荷できるでしょう。
まだつぼみも小さくどれほどダメージを受けているかはわかりませんが、早朝から駆けつけてくれた消防署、地元消防団の皆さんそして近所の皆さんや仲間の応援に答えるためにも何とか育て上げて出荷したいものです。


考えてみれば、ハウスは高圧の電源があり、燃料タンクがすぐそばにあり、暖房し続けていながら人がいない。
とても危険と背中合わせの施設であることを気づかされました。
普段からの点検が必要でした。

協力していただいた皆さん本当にありがとうございました。
早々にお見舞いに駆けつけてくれた皆さん、ご心配をおかけしました。

このブログをごらんの皆さん、そしていつもコメントをいただく皆さん、少し不義理をしますが少し落ち着いたらまた生き残ったユリの成長具合などをお伝えしたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。
コメント (11)
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しらかば

2008年10月18日 | 家族





ここに引っ越してきた30年ほど前に小さな白樺の苗をもらった。
雪の重い魚沼ではなかなか白樺は育たない。

長い間、我が家のシンボルだったがついに枯れた。

原因はアリの巣だ。

いろいろ殺虫剤は撒いてみたのだが、ついに小さなアリが大きな木を枯らした。

でも、死ぬ前に子を遺して逝った。

この子をまた30年育てようと思う。
コメント (3)
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プードル草?

2008年10月17日 | 観察
ワラ集めの頃撮影した花。水路脇に咲いてました。
どこで調べても名前がわからない。
「しそ科」 であることは間違いない。
「ハッカ」か「しろね」の一種だと思う。

「プードル草」なんて名前でないことは間違いない。

3ヶ月ぶりに床屋さんに行ってきた。
てっぺんは散髪など必要ないのだが、脇がもじゃもじゃで「お茶の水博士」みたいになってウザかったのだ。
耳の裏がスースーする。

満月から2日たった。赤い月が昇った。

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ネマキング

2008年10月16日 | 発信
ネマキングって花、知ってるかな?

昨日みかんちゃんからコメントいただきましたので紹介します。
ネマトーダ(線虫)を駆除するために開発されたマメ科の一年草。
これを栽培して緑肥として畑にすきこむことにより土壌線虫を駆除するのです。

満開の時は津南のひまわり畑みたいにきれいですよ~。

見た目は千代萩に似てますが千代萩は宿根草です。

マリーゴールドも線虫駆除のために植えられることもあります。
花壇に植えれば花としても楽しめて一石二鳥ですね。


寒冷紗が次々に帰ってくる。
花が終わるたびに帰ってくる寒冷紗。
厚手薄手、いろいろあるのですごい枚数だけど仕舞っておく場所も大変なのです。


今日でリゾバの大吾君がバイト終了です。
去年より少し早いけど本職に帰っていきます。

彼の本職はスキー場。スノボのコース作りなのです。
まだ雪は無いが圧雪車の整備点検から開始するのでもう夏のバイトは終わりです。

仕事の飲み込みのいいやつでちょっと指示しただけで任せておけるやつだったのでおしい気はしますが、彼にはあちらが本職なのです。
夏の間がんばってくれてありがとう。

夏だけの付き合いでこちらの仕事も成立するのです。

秋になって帰ってくる寒冷紗。
秋になって帰っていくバイト君。

来年また会えるよな?
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満月

2008年10月15日 | 観察
朝、沈む巨大な満月を見ながら仕事を始めます。

日が落ちて、冷え込む空気の中、満月の写真を写して仕事が終わります。

月の写真ってほんとに難しい。ハンディーカメラじゃ無理なのかね?
その割に、誰が撮っても同じだし。

天気予報がはずれて、いい天気。
昨日植えたところのベト掛けや切下の処理がはかどった。

長年切った芍薬の株を植え変えるのに何年かぶりに温湯消毒をしてもらった。
古い株はネマトーダ(根こぶ線虫)の巣になっている。

昭和45年に島根県の大根島(ボタンの産地)に次いで日本で2番目の温湯消毒施設を組合で作った。
ずいぶん前の施設だが当時としては画期的な技術の施設だったと思うが、今でもかなりの稼働率で活用している。
これはとてもすごいことなのだ。

温湯消毒とは農薬を使わずに微妙な温度のお湯につけることによって植物細胞は殺さずに動物(線虫)の細胞だけを死滅させる技術だ。
最近は農薬を使わないことが注目されて、種籾の消毒などが広く行われてきているがこちらではずいぶん昔から行われている。

すごいでしょ。

施設はもう老朽化が進んでぼろぼろだが、無くてはならないのだ。
満月のような古い燃料タンクが歴史を物語ってますね。
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