蓼食う虫も好き好き
品種の多いタデの中でもこんなに愛らしい蓼もある。
桜タデ わら集めしながら田んぼのあぜで撮影。
ちょっと怖いデーターが発表された。
50歳で結婚暦のない男性の比率、生涯未婚率が40年前の10倍で約16%にも達しているそうだ。http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000007744?vos=nr25alsaz08071701
30~35歳の未婚率は約50%。
花の需要どころか日本の将来を心配してしまう数字ではないだろうか?
周りを見ても結婚に貪欲でない男女が多いように思うのだ。
春に村でも結婚式があったのだが、もうどんどん子供を生むにはがんばりのいるカップルだ。
記事では、「いい結婚しかしたくない」 というのが主な理由のようだが、昔のように世話好きなおじさんおばさんがいなくなったのも原因のように思うのだ。
いい結婚とか、幸せとかってのは、自分でどう感じるかだけなんだけどね~
何とか世の中の空気を変えることってできないもんですかね。
好きだった東尾理子ちゃんが婚約。
相手はオラより年上。なんか腹立ちますね。
世の中の独身男女、 がんばってその気になってよ。日本が終わちゃうよ。
白花桜タデ ってのもありますけど、、、色白がいいなんて言ってないでさぁ
稲刈りが終わってようやく顔を出す草。
田んぼの雑草ってなぜこんなに奥ゆかしい花を咲かせるのか?
わら寄せも3日目。
いつもいただく田んぼのとなりの家から、「オラうちのわらも寄せてくれやー、毎年ぶち込んでるとわいてかなねぇ」
(毎年すき込んでいると異常な発酵からガスが沸いて、根腐れの元になるから我が家の田んぼもわらも持っていってくれー)
てなわけで今年はふんだんにわらが集まってきます。
来年は買わなくてすむかも。
でも、わら集め用にすじ状にわらを落とすコンバインの設定でないとなかなか集まらないのです。
そこで、今日は魔法の熊手のような機械を酪農家さんから借りてきました。
こりゃ、早い。
湿田では無理にすきこむといろいろ障害も出るそうだし、肥料の効き方の調整も難しくて、わらはないほうが管理がしやすいようだ。
わらのしたからは、いろいろな草が顔を出してくる。
除草剤のしっかり効かせた田んぼはきれいで、集めたわらも草の種入りではないようだ。
初めて見つけた黄色いつり船草。
これは珍しい。
黄色の生えている斜面には黄色しかない。
ピンクの釣り船草とはまったく違う群落を形成するようですね。
村から下りる斜面はどちらの道もピンクばっかりだが、今が満開。
毎年この時期にここで仕事をするのに、去年も一昨年も発見できなかったのはなぜ?
この時期恒例のわら集め。
一日中ロールベーラーを操作して、テクテクと。
いったいどれほどの距離を歩いただろうか?
田んぼ1往復で150mくらいだから、たぶん20kmくらいか?
もう足がくたくただ。
雨陽気の割りに田んぼは硬くて、わらもよく乾燥していたのでトラブルも少なく、まあまあでした。
このロールベーラー、ご近所さんからの借り物で、新しい機械ではないけど始めてみる人には大変感動する機械の様だ。
コーギーを連れたコーギーのような体系のおばちゃんがあぜ道まで入ってきて 「すごい、すごい」 と大はしゃぎ。
ではお見せしましょう。
どうでした?元気が出ません?
今日で彼岸も終わり。
シルバーウィークとETC効果も手伝って、観光地はどこも大はやりだったようだ。
彼岸の連休なので行楽ついでに墓参りの人も多く、花の消費も活発で単価もまずまずだったようだ。
彼岸前ずっと低温続きで花は遅れ、残念ながらこちらの出荷量はいまいちだった。
暑さ寒さも彼岸までと言うが、逆に彼岸からは夜温も上がり、昨日今日と暑いくらいの陽気だった。
子供たちは5日間休みで、2日学校に行って、又明日から2日休み。
昔で言えば 「稲刈り休み」 ってところだろうが、みんな連休と祭りの疲れでグロッキー。
なんとも贅沢な感じだ。
最近までは黒い寒冷紗が畑一面に広がっていたが、今度は保温用のビニールで覆い尽くされている。
我が家でも16棟のハウスに被覆した。
もう少しすると今度は霜の心配も必要になってくる。
本当に季節の変わるのは早い。
年のせいかどんどん早くなっているように感じる。
今日は久しぶりの響の森コンサート 「ブラームスの夕べ」だった。
数日遅れだが、奥方の誕生日を記念してダニエルホールが来日してくれた。
結構激しい曲が多かったが、、、
眠たかった。
やっぱブラームスだよなぁ。
あとの連中は良く寝てました。
世界の一流どころを生で聴きながら、寝る。
なんとも贅沢な。
夏に咲くシシウドに似てるけど、これはシラネセンキュウ。たぶん。
こんな大きな花があるとは今までシラネかった。
ようやく野の花をめでる余裕が出てきました。Thenk you.
今日は彼岸の中日。秋分の日。
だいぶ日が短くなってきまして、疲れも手伝って朝はなかなか眼が覚めません。
例年よりずいぶん遅れて芍薬の初出荷でした。
連休最後の日、みんながそれぞれ何処かに行ってしまったので、Qをつれて畑廻りに。
憧れのMAXに初のご対面でした。
写真では同じくらいに見えるけど実際はマックスのほうが2回りほど大きい。
お調子者のQちゃん、目の前でウンコをしたりシッコをしたり。
ちょっと、ひんしゅくだったかな?
シルバーウィークって気が付いたら今年から突然表れたような気がするけど、そう思いません?
敬老の日を中心にした連休なのでシルバーウィーク。
ネーミングはgooかな。
6月30日に露地作方の採花が始まって以来、出荷のない日が1日もありません。
ズーーーーーっと切れ間なしに継続出荷をしています。
それはそれでいいこととは思うのだが、、、さすがに疲れている。
出荷量は少し落ち着いたのだが、今度は晩秋や来年に備えての仕事が始まる。
10月半ば以降採花のハウスには雨よけのビニールを張ります。
夜露を避けるだけで花の遅れはだいぶ防げるのです。
我が家のもうひとつの主力品目である、芍薬も平行して掘ります。
以前に比べだいぶ減っているものの、世間では壊滅的に量の減っている品目だけに矢のような催促をされているのです。
割って出てきたくずを植えて2年、形や芽付きのまちまちな株を3~4芽、根も2本以上の株に割る作業は熟練を要し、今ではお年寄りの仕事になってしまっています。
実際には元でのあまりかからない品目だけに残るお金は切花より多いかもしれないが、秋の需要期にこれ専門で手をかけるには今の切花農家には手間隙かかる産物なのです。
つまり、宿根草花農家同様に高齢化が進んでいて、気が付けばある日突然無くなってしまう心配があるのです。
しかも今年は極端に出来が悪い。
夏までの長雨と日照不足は相当影響しているようです。
世間では稲刈りが盛んだが、みんなが口々に今年は不作だと嘆いている。
低温、長雨、不作。
これで思い出すのは平成5年の米騒動だ。
冷夏で、標高の高いところではほとんど稲に実が入らず、米不足となった。
タイ米が輸入されて大騒ぎとなった年があった。
翌6年は一転して100年に一度と言われる大干ばつとなった。
でも、その時の教訓は今の農政に生かされているだろうか?
政権が変わって農業政策も見直されようとしている。
今度の政府は直接払いを中心とした保護政策に変わるようで、補助金は大幅に見直しが図られるようだ。
農業補助金と聞くと、なんだか無駄遣いの温床のようなイメージができてしまって、誤解されている部分が多いように思う。
直接払いでは昔掛け金の80%をもらって解約した農業者年金のように、気が付いたらいつの間にか家計費に消えてしまうことになりはしないだろうか?
旧堀之内町は田んぼが少なく、高台の畑地帯に花産地ができた。
昭和40年代の県営事業で開墾された畑だ。
我が集落も50年代の基盤整備事業があったればこそ今の農業基盤がある。
平成6年の干ばつから計画を進め、この大地にも10年がかりで潅漑施設ができた。
町場を見れば相変わらず住宅の間を縫うように田んぼがあるし、畜糞の臭いが問題になるようなスーパーマーケットがあったりする。
どれも住宅のほうが後から出来た物ばかりだ。
今は食料自給率や農業そのものが重要視される機運が盛り上がってはいるが、農業者は高齢化が進み減るばかりなのだ。
実際には農政は農業を盛り上げてはいないように思う。
重要なのは農家が継続できること、後継者が出きるような経営基盤作りの応援をしてくれることなのだ。
中には企業が農業に乗り出すこともあるが、企業は採算が合わなければ撤退することも早い。
球根輸入の隔離権益が緩和されたときも多くの異業種が輸入に乗り出したが、今では老舗の種苗会社の一部と農家から育った種苗会社しか残ってはいない。
消費者から盛り上がりを見せているものに、農産物直売所がある。
いまや全国に1万5千もの直売所がおよそ1兆円ほどを売り上げているらしい。
小売業日本一のセブンイレブンが2兆7600億ほどだから大変な躍進と言える。
直売所を利用する消費者をひきつけているものは、鮮度、農家との親しみ、そして安心安全の意識等々。
でもその他多くの加工食品やその材料が輸入されていることも忘れてはいけない。
直売所に消費者をひきつけておくには、農家も直売所専門に納品する農家にならないと品揃えが安定しない。
後継者がいるような大型農家は市場流通が主力で、小売のパッキングは芍薬の株同様、手間隙かかって間食にあわないものだと思う。
つまり、いずれは転職農家や年配の人のポジションとなることが想像出来てしまうのだ。
日本の農業ってもっともっと先を見越した政策と消費者の理解が必要なことなのではないかね~と。
畑のマタタビがあまり豊作なのでつい当ても無いのにもいでしまった。
お酒にでもしましょうかね。
何年か前に菌庄を埋めておいた舞茸が出ていた。
今年はナメクジにやられないうちに採った。
気が付いたらいつの間にか無くなったなんてことにならないうちに。
昔、三国街道の宿場町だった堀之内。
祭りの姿は祇園の流れを汲む。
和南津で川を渡った街道は堀之内で西に折れ、西又川沿いに栃原峠を抜けて八色へ抜ける。
川の集まる小出は通らずに六日町へ向かったのだ。
その辺の歴史に興味のある方は、「三郎次のコシヒカリ」をゆっくり時間をかけて読破してみてはいかがでしょうか。
今の252号線、昔の妻有道から会津に抜ける交通の拠点でもあったのでいろいろな事柄が祭りの姿となって今に残っている。
駅伝もそのひとつではないだろうか。今年も50チームを超える参加があった。
ヒカラビ君たちテニス部1年生チームも参加した。
応援に行ったのだがなかなかやってこない。
かなり後ろのほうからようやくやってきた。待ちかねたQも帆走しちまった。
もともと参加することに意義があったようで、「俺らは陸上部じゃないから」などとお気楽に言っていたが、、、
ほんとは連日の神輿担ぎでヘロヘロなのだ。
お~なんと同級生が走ってる。
やるもんだね。
毎年十五夜を境に夜温がぐっと下がる。
今まで寒冷紗で日よけをしていたハウスもこれからは冷たい夜露を避けて、地温を上げる対策が必要になってくる。
次々と寒冷紗が帰ってくる。
結局子供たちの送り迎えがあったので3夜連続の祭り見物へ。
3日目の夜もやっぱり「おどらにゃ損損」なようで。
楽しげな踊り子がたくさん。
十五夜が終わると秋は晩秋へと向かう。
寒さも手伝ってなんだが物悲しい気分になるお祭りなのだ。
イカ焼きは醤油が甘くていまいちでした。
祭りの姿は祇園の流れを汲む。
和南津で川を渡った街道は堀之内で西に折れ、西又川沿いに栃原峠を抜けて八色へ抜ける。
川の集まる小出は通らずに六日町へ向かったのだ。
その辺の歴史に興味のある方は、「三郎次のコシヒカリ」をゆっくり時間をかけて読破してみてはいかがでしょうか。
今の252号線、昔の妻有道から会津に抜ける交通の拠点でもあったのでいろいろな事柄が祭りの姿となって今に残っている。
駅伝もそのひとつではないだろうか。今年も50チームを超える参加があった。
ヒカラビ君たちテニス部1年生チームも参加した。
応援に行ったのだがなかなかやってこない。
かなり後ろのほうからようやくやってきた。待ちかねたQも帆走しちまった。
もともと参加することに意義があったようで、「俺らは陸上部じゃないから」などとお気楽に言っていたが、、、
ほんとは連日の神輿担ぎでヘロヘロなのだ。
お~なんと同級生が走ってる。
やるもんだね。
毎年十五夜を境に夜温がぐっと下がる。
今まで寒冷紗で日よけをしていたハウスもこれからは冷たい夜露を避けて、地温を上げる対策が必要になってくる。
次々と寒冷紗が帰ってくる。
結局子供たちの送り迎えがあったので3夜連続の祭り見物へ。
3日目の夜もやっぱり「おどらにゃ損損」なようで。
楽しげな踊り子がたくさん。
十五夜が終わると秋は晩秋へと向かう。
寒さも手伝ってなんだが物悲しい気分になるお祭りなのだ。
イカ焼きは醤油が甘くていまいちでした。
ついに朝の気温が10度を切った。
彼岸相場だと言うのにパタッと花が進まなくなちゃうんですね~
スペシャルプレゼントを一箱。
市長さんが水の郷工業団地に進出が決まった、冷凍食品でおなじみのカトキチさんへの手持ちに花を用意して欲しいとのことで、カサブランカとマレロの一番良いところで一箱作った。
花束を期待していたかもしれないけど、我々が頼まれると農家パッケージ、つまり出荷スタイルになちゃうんすよ。
悦子市長さんは初めてかもしれないけど、前市長さんにはちょくちょく使っていただいて、単にお手持ちというより魚沼がユリの産地であることのPRをしていただいていたわけです。
花束をもらうとただ飾るだけだけど、ユリだけをドサッともらうと、もらった側に又一工夫が必要になってくる。
心得のある社員が飾ったり、花屋さんに依頼して飾ってもらったりと、その先の広がりがあるわけです。
飾った花屋さんが、「これは良いユリだ」 と思ってくれれば、そこから又ファンが増えていくわけです。
いつだったか、「謙信公祭り」 の入り口に立派に装飾されたユリの脇で前市長さんとNHKの荒木アナウンサーのツーショット写真入りで礼状が送られてきたことがあった。
花には 「寄贈 魚沼市」 と札がかけてあって、とてもうれしくなったことがある。
花束ではなくて花を贈る。
文化ってのは人から人への広がりってことですよ。
カトキチさん、魚沼の農産物での商品開発を考えているそうですが、
期待してますよ。
日中は暑かったので夕方はドサッと切れた。
金曜は出荷休みなのに。