
天気予報にうそつかれて、吹雪でした。
野沢温泉スキー場へはこんな道路事情でも2時間。
弟3日曜はスキーこどもの日。野沢では中学生も子供なのです。
大正12年に発足した野沢スキー倶楽部から発展したスキー場開発。
歴史、ゲレンデ規模、村が運営する経営スタイル、温泉街と一体になった観光。
どれをとってもうらやましいほど立派ですが、
歴史に名を残した立派なスキー選手も多く輩出しています。
近年で有名なのはノルディック複合の河野孝典選手。
リレーで金、個人で銀メダルは記憶に新しいところです。
彼はまだちびっ子のときに、飛べそうだからといきなり仲間とシャンツェに登って飛んだそうです。
昔ならではの野放しの時代だったのかもしれませんが、一番伸び盛りのときのどんどん滑らせる、一番の上達法はこれじゃないかなと。
スキーを好きにさせること、雪国で暮らすことを楽しませること、これが大事かなと。
中学生もただ、野沢のスキーヤー育成の姿勢はこんなご時勢には助かります。
頂上の山彦ゲレンデは、吹雪でガスってましたが今まで経験したことも無いようなパサパサの粉雪。
踏むと、キュッキュッと鳴き砂のような音がします。
「今日はマイナス6度だすけまだあったこいよ」 と言っていたのは、我が家の球根を育てる津南の球根農家の人。
彼は冬だけ山彦ゲレンデで働いているのです。
あまりの寒さで顔が痛くて3本滑って退散。

懲りずにまたスカイラインコースの一気すべり。
昨日の雪堀疲れもあって「今日はやんねぇ」と言っていたのに、またやっちゃいました。
今回は左に折れて柄沢ゲレンデのほうへ。
30年も野沢に通っていながら初めて滑るから沢ゲレンデ。
斜度はゆるすぎず飛ばせるくらい、長さは十分、なかなかいいコースだった。
このコース取りだと6キロくらいノンストップで滑れる、しかもきついところが無くて、楽だ。
山と林に挟まれているプライベートなコース。
風もなくアベックで滑るには最高の雰囲気だ。
こんな感じ。
写真(勝手に引用)向かって右の沢が柄沢コース、隣の峰がスカイラインコース。
長坂、日影、そして有名なシュナイダーコースとビッグゲレンデの魅力は尽きない。
でも、上の平、パラダイスなどの人気ゲレンデ以外は日曜なのに空いてました。
日影ゴンドラは乗ってる人もまばら。
長だの列でリフト待ちした昔が懐かしいね。
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