ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

オリハルコンの剣

2008年11月30日 | Weblog

みぞれと強風の日曜日、借りていた 「海のトリトン」 をやっと全部見終えた。
全27話、途切れ途切れに見ていたので長い期間かかった。

ずっとずっと長い間、心に引っかかっていた。
中学の時、欠かさず毎週夢中で見ていたのだが、夏休みの廃品回収にぶつかってたった1回 「イルカ島爆発」 の話だけ見過ごしてしまった。
あの頃はビデオなどあるはずもなく、1回見過ごした事実だけが心残りだった。
それほど「海のトリトン」には夢中だったのだ。

最後は急ぎ気味のどんでん返しだったのだが、いまさらながらに「手塚治虫」の偉大さに気づく。
「サイボーグ009」や「地球へ(竹宮恵子)」のキャラクターにそっくりのところがある。もちろんトリトンのほうが時代が前だ。

自分は正義だと信じていたトリトン。
実は作り出された正義だったという結末。

なんだかよく解らないストーリーで終わったのだが、、、

今日は市長選挙だった。
ん~~~~  複雑な思いが残るな。

40年近く前からの心残りのシーンを見ることができた。
比べちゃ失礼なささやかな思いがかなったのだが、、、
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真央ちゃん やったね

2008年11月29日 | 発信

「雪降り前に何の肥やしを撒いたら無駄にならずに効く?」
と爺に聞くと。
「昔は下肥を撒いた。」と帰ってきた。

確かに子供の頃、初雪の上に下肥を撒いていたのを見た記憶がある。

いい天気なので来年から切れ始まる芍薬に下肥の追肥をした。うそ。

撒いたのは下水汚泥から作った有機質肥料。
長効きして発色も良い実績のある肥料だ。
水分を含むと粘る感じがするので雪水での流亡も少ないと思う。
しかも安価だ。
人間様が一番「ごっつぉ」を食っているのだ、よく効くんじゃないかな。

夕方南風が吹いて雷が鳴った。うまく写せなかったが。
ひょっとして雪になるのでは?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修理

2008年11月27日 | Weblog

採花が終わり、仮復旧から本格復旧へと工事が始まった。

驚くような修理見積もりをもらって、正直ビビッている。

被覆材はトロトロ溶けながら燃えるのでたいした火力ではないのだが、火元は配電盤、キャプタイヤの被服ゴムの火力は驚くほど強く鉄骨さえも曲げてしまっていたのだ。

真新しい亜鉛メッキの柱と骨材が入って、ここだけ新品。


腰と目と頭皮も新品に交換してくれるとうれしいのだが。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I pot

2008年11月25日 | 家族
昨日のドライブの帰りにお姉ちゃんのアイポットのボリュームを大きくして聴いてみたら、、、

バンヘイレン、ディープパープル、キッス、クラプトン、ボンジョビ、クイーン、、、

なんだこれ?ってほどの懐メロのロックばっか。
今の中学生ってこんなの聴いてるのか?
親も聴かなかったキングクリムゾンまで、、、

ハイウエイスターを日本語で歌ってやったらびっくりしてた。
ちょっと新しいと知らないんだな。


いまはYou Tubeからダウンロードするので懐メロも簡単に手に入るのだ。
でも、子供たちにはこれが懐メロじゃないようだ。
ほんとはみんな持ってるんだけど、、、

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イクスカーション

2008年11月24日 | 家族

毎年、この時期にならないと家族で出かけることのできない生き物相手の因果な商売です。

天気予報を見て晴れているところへ出かけよう。
まずは軽井沢から攻めてみたのですが、にっちもさっちも動かない渋滞にはまってしまった。
かなりのタイムロスをした挙句、脇のスーパー林道に逃げ込んでみると、そこはさすがに軽井沢、山肌を縫うように別荘が点在している。
こんな家がひとつ欲しいね(本宅で)

この土地の人はこんな景色の中で暮らしているのかと思うとなんだかうらやましくなった。

暮らしの風景の中にシンボル的な存在があることは、どんな宗教にも勝る心の拠り所だと思う。
だから都会の金持ちはここに別荘を買うのだろう。

われわれも魚沼三山、守門岳、権現堂、未丈ヶ岳、別の平らに移れば巻機山から旭岳まで見える。
山には事欠かないのだが、独立峰ってのは存在感ありますね。

どうせ別荘を持つのなら南の島がいいですね。
どうせ夏は休めないし。

25年ぶりくらいだろうか?鬼押し出し。

ギアナ高地のような景色は昔とまったく変わっていない。
背丈ほどの松でも樹齢は100年以上たっているらしい。
変わりようがないほど土も水分も無い所でよく木々は育つものだ。

溶岩は意外にもろく、パンチやチョップで簡単に割れる。

この山が夕日で赤く染まるまで見ていたかったのだが、凍るような寒さで退散。




やっぱり25年ぶりくらいだろうか?草津温泉へ。
ここも昔とあまり変わっていない。


お地蔵さんもさぞや寒いのでしょう。

下手な管理釣り場ほどもあるような巨大な露天風呂に入って帰った。
泉源は96度。さすがにあったまる。

石楠花の咲く頃にもう一度来て見たいコースでした。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビビアナに感謝

2008年11月22日 | 家族

焼け残ったビビアナも今日で最後の出荷となった。
ビニールの焼けた煙のかかったところが黒い傷となり残ったが、とりあえずほとんどが出荷できたことに感謝したい。

この時期になると一度には切れないし、被害の程度で難しい選別だったので、全部奥方一人での出荷作業でした。

曲がった鉄骨や天窓、冠水設備などの修理は採花が終わった後でないとなかなか手が付けられないが、満杯に花があるうちに内貼りカーッテンの修理をしてくれたハウス職人たちも、感謝感謝なのだ。


雪ももうすぐ融けそうだしこれで一段落。
明日は勤労感謝の日。どこかへ出かけたいね。
その前に今日は11月22日。いい夫婦の日だそうです。感謝感謝。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しののめ

2008年11月21日 | 家族



-1.7度、冷え込んだ朝。
雪は畑を覆い、水分を保ったままゆっくりと冬の眠りに付かせる。

朝日はずいぶんと南に移動している。

球根はこれからゆっくりと冬の眠りに入る。
乾いて体力を消耗せぬよう十分な水分を保たせるために湿ったピートで保護してやる。

夕方、みんなでインフルエンザの予防注射を打ってもらった。
冬に弱らぬことは、冬を乗り切るためにも、春に備えるためにも重要なことだ。

その足で市長選挙の候補者後援会の決起集会へ。
現職と反市長派の女性議員が立候補しているのだが、、、

政策一つ一つへの意見には賛同できる部分もあるのだが、重要なのは市長の職が務まる人は誰か?ってところだと思うのだが、、、

投票率のほうが気になりますね。

お日様はいつも東のほうから昇るんだよねぇ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリとキリギリス

2008年11月20日 | 発信

初雪がいきなり25cm。
大方の予想を上回っていた。

男はいつも二通り。
ついているやつ、いないやつ。
生き方も二通り。
賭けをしながら生きるやつ、保険をかけながら生きるやつ。

「どういうほうべんだったろぅのぅ」と、爺婆も不思議がるほど準備万端だった。
昨日、真っ暗になってから軒下に散らばっているものなどをすべて片付けておいた。
降ってもたいしたことはないと思っていたのだがなんとなく仕事を回しておいたのだった。


この季節になると、いつも平成14年10月29日を思い出す。

秋陽気が悪く、花は遅れ気味だったところに思いがけない雪が降った。
産地全体ではまだ30万本ほどのユリがハウスとともに初雪の下敷きになった。

まったくつぶれたわけではなかったのでほとんどは出荷出来たのだが、品質低下とハウスの損傷。
大きな被害はまだトラウマとなって思い出す。

今日の初雪も何人かの遅れ気味のユリには被害があったようだ。
去年も初雪は18日の夜だった。
22日には30cmも積って除雪車が出動している。
今年とほぼ同じ日程だったのである。

いまさらながらだが生産計画が一番重要だなと思えるのである。
いや、それ以上に計画通りに仕事をすることのほうが重要なのだ。

キリギリスの経験もたくさんあるのだが今年は何とかアリですんだ。


日本は四季の国というが、雪国の農家には 「二季」
雪の降る季節と雪の無い農業の季節。
季節の変わり目までにどれだけ仕事を進めるかで損得に差が出てしまうのだ。

雪の遅い年はそのままのタイヤで格納となるトラックも今年はタイヤを代えた。

なるべく 「アリ」 のように生きないと厳しい時代だと思う。

ちなみに、女も二通り。
宝石を欲しがる女、欲しがらない女。
だそうです。あなたは?
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初雪

2008年11月19日 | ぼやき

一日のうちにガラッと季節が変わる季節。
朝、雪がちらちらと。ついに初雪だなぁと。
凍るような風が吹くも、日中は晴れ。

昨日暗くなってから屋根をおろしておいたので安心して寝坊をしてしまった。

切り始めてもう1週間、この時期の花はそろわなくて奥方一人の作業で間に合う程度。
今日は雪囲いまで全部終わらせた。

夕方から本格的な雪。
フォークリフトが使えなくなるのが困りもんですね。
球根選別はまだまだ。それにしても寒い。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もみじ

2008年11月18日 | 発信



「春が来るのを疑わず」 スバルさんの日記から引用。

何千年も前から、雪国の人は春が来るのを疑わず、来る冬を覚悟を決めて受け入れるのです。

それぞれ色は違っても、もうすぐみんな白い色に包まれる。

注射が効いて今日は摑まらずに起き上がれるし、仕事もできました。

撮影は、小出の「成田山」
囲いの道具など買いながら、、、

大丈夫とは思うが、去年も18日が初雪だったので、一日あたりを片付けて、小屋をたたみました。

女たちは焼芋しながら球根分け作業。
サンテンダーがいい球だ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする