ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

どたばたと 2がつがにげる

2013年02月28日 | 発信

週末のたびにきつい寒波がやってきた2月。24日の吹雪は強烈だった。

昔から、 地蔵天神大っ吹き  と言って24日は吹雪の得意日なのだ。

この日に吹雪くと3月は穏やかな日が続くと言われているが今年はどうだろうか。

節荒れ とも言って節季ごとに荒れる。

そういえば、雪中花水祝い も大荒れだった。この調子だと3月3日の浦佐裸押し合い祭り辺りはまた危ない。日曜だし、、、

坂の上り口当たりはこの村でも最も雪の多いところで3mを優に超す雪の壁、しかも日に日にせり出してきたが、、、

 

今日はきれいに崩してもらった。これで雪庇に潰される心配はなくなった。

全層雪崩の心配があった坂の斜面もこの通り、見晴らしも良くなった。

村の中も排雪が進んで人が住んでいるげの見通しになった。

 

 さて、何もしないうちに2月が終わってしまった。

本当に何もできなかった。やや体調不良、やややる気減退、会議会合多数、、、言い訳は多くあるのだが確定申告にもほとんど手がついていない。

3か月雪が降って、、、2か月かかって融ける。 

花農家としての7か月のために5か月間にすべき仕事は山ほどあるのだ。

この雪原には2m50cmのポールが立っているはずなのだが頭すらまだ見えない。

除雪をすれば雪下にんじんが育っているはず。まずはその辺から始めないと。

 

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グレートハンティング

2013年02月23日 | 観察

 朝から猛然とダーッシュ。

 この小さな足跡は、、、きっと子熊に違いない。

雪の消えた地ぎわに冬眠から覚めた小熊が出没することもある。

いた!

 やっぱり子熊だ。

 お見事、さすが猟犬だ。

でも、こんな時にちょっかい出すと噛まれます。

こいつはQが仕留めた獲物で、飼い主にも渡せないのだ。

おやおや、クマだと思ったらモグラじゃないか。なんで出てきたの?

雪の中どころか土の上にも滅多に出てこないやつが、、、なぜ?

何かの前触れか?はたまたぼけたのか?

嗅覚の発達した長い鼻。土を掘る鋭い爪。

ビロードの毛皮は値打ちものだけど。ここが死に場所だったのかもね。

 雪は今日も多いけど気温は高くなってきた。

本物のクマが冬眠から覚めたころに熊狩りに行こうぜ!なァQちゃん。

 

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電線またぎ

2013年02月22日 | 発信

もうすぐ電線またぎができます。去年はできたのに今年はまだ、、、、ってことはこれでも去年より雪が少ないってことだ。

昨日の農業新聞にこの前の台湾からのお客さんの記事が載った。

これだけの豪雪の中でもしぶとく生産を続ける雪国の農家の姿にはきっと驚いたのだは無かっただろうかと思うのだが、、、、

今日はそのウルイ組合の圃場巡回。6軒の生産者のハウスを見学。それぞれ考えがあっての生産方法、、、意見交換は盛り上がった。

雪国のハウスは大きく分けて2種類、地下水で融雪するハウスとそうでないハウス。

地下水の豊富なところでは降雪と同時に水を回すので最低温度がある程度保障される。

そうでないハウスは暖房をしない限り室内が氷温になることもある。

構えと対処が違うのは分かるが、換気や遮光の考え方がまるで違うのに驚かされる。

それでも、それぞれ成績を上げている。

やっぱり自分流のデーターを積み上げて技術を上げていく必要があるのだ。

奥深さは雪山より高いのだろうか。

 

 

 

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登れないトカゲ

2013年02月21日 | 発信

夜に50センチ、日中に30センチの新雪。ここに来てこの豪っ降りには参ったなぁ。

旧暦ではまだ新年早々なので降ってもしょうがない時期。雪消えは遅れそうだが焦ってもしょうがないね。

遅ればせながらうちにも光が入った。最近のYou TubeはLIVEがそっくり乗ってたりするので夜長を満喫している。

 って訳で、確定申告は全く進んでいない。仕舞いに登れないトカゲになるかも。

 

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最後の寒波?でしょう。

2013年02月20日 | 発信

 何がいたのかねぇ?

何者かが雪を突き抜けた跡。林の中には足跡が点々と。

冬も長いと犬も猿のようになる。いろんな動物が現れるようになった。春が近づいたたってことですね。

雪国は大きく分けて、 豪雪地、雪国、雪の降るところ、、、、の3地域に分けられる。

魚沼はもちろん豪雪地、南魚沼はここよりずっと雪が少なくて軽い雪だ、なので早く消える雪国だ。

車で30分も走るとおじやと長岡の境に妙見関がある。そこを境に雪はぐっと減って高床式住宅も雪下ろしの光景もな見られなくなる、そこはもう 雪の降るところ でしかない。

その長岡も今年は雪が多くて、今日は吹雪だった。

平野部は大雪のような気がするが魚沼は去年よりは80センチほどこれでも少ないのだそうだ。

手術から2か月目の検診で病院へ。

めでたくコルセットを外してもいいと、、、分厚いコルセットを2か月締め続けていたのですっかり腰が細くなった。の反対で、まったく力仕事をしないでいたのですっかりメタボに拍車がかかってしまった。

マリーアントアネットもきっとこんなコルセットをしていたんだろうなぁと思いつつ、、

ずいぶん太ったような気がするが去年の冬とは1キロ程度しか違わないのだ。

でもこれで終わりにしたいね、雪も肥満も。

 

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Pia-no-jaC

2013年02月17日 | 発信

1月末からやや忙しい量の出荷が切れ目なく続いていてまったく暇がありません。

2月はなかなか相場の出ない月で落ち着いてしまった価格だが、それは仕方ないもの。

ついに下の村の空き家が雪でつぶれてしまった。丈夫なものでここ3年続きの大雪に耐えていたのだがついにだ。

県道が通行止めになってしまったのは不都合だね。まあ、これも仕方ないもの。

こんな家が市内には200軒以上あるそうだ。山間地だけではなく、、、、

昨日ショウゴがピアノジャックのLIVEに行ってきたそうで、すごかったとか。

ずっと忙しいので疲れもストレスもちょっと溜まってますね、余裕ができたらどっか遊びに行きたくなってきたぞぃ。

 

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フラワーバレンタイン

2013年02月15日 | 発信

 

昨日はバレンタインデイ、、、でした。 一日中ラジオを聞きながら仕事をしているのでこの話題で持ちきりだったけどねぇ、、、、

花業界ではフラワーバレンタインのプロモートを盛んに行っていたのだが聞こえてくるのはチョコレートの話題ばっかり、花を送ったとかもらったと言う話は昨日今日と聞いている範囲では一件も無かった、、、残念。

それよりも友チョコとか感謝の意味を込めてとか絆とか、、、お菓子業界の巻き返しの方が強かったように思えた。

去年はずいぶん話題になっていたのだが今年も何度かは紹介されてはいたが、「チョコレートの代わりの花を送ろう」 などと紹介するパーソナリティーもいたりして、話題性も2年目になるとこんなものかと。

本来の意味が浸透するにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

 奥方からは、愛情とか義理とか人情とか愛想とかいろいろこもったチョコと、よその奥様からは「ウルイの御礼」と、合計2個のチョコをいただいた。

 

2月も中盤、そろそろ雪も終わりかけで湿った雪になってきたが6回目の雪降ろし。

もう我慢しても良いのだが小屋が壊れても困るので、、、、

救済してやった。この作業もこの冬3回目。 

道路も崖の雪庇落としが始まった。緩んでくるとヅルヅルせり出してきて、そのうちに雪崩になる。 

こんなふうに雪国は信じられないほど余計な金がかかるのだ。

 

三寒四温、、、、今はまだ四寒三温と言う感じだが直に春がやってくる。

 バレンタインの記念と言う訳では無いが髭剃りを新調した。

気に入ったものはとことん使う方なので、今までの髭剃りはかれこれ20年近く使った。

何年か前にありったけの替え刃を買い込んでいたのだがついに在庫がなくなった。

今度のは5枚刃だ。時代の進歩か?すばらしい剃り味だ。

 物日にはつい買い物をしてしまう。日本の消費形態ってこんなものだろう。

来年こそはフラワーバレンタインの健闘を、、、

 

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激闘!!雪中花水祝い

2013年02月11日 | 発信

冬中1番か2番目かの大雪の日にぶつかってしまった雪中花水祝い。

 午前中に新婿を迎えに来る儀式から始まるが、、、、すごい雪だ。

巫女は二十歳の娘さんたちだ

イクちゃんかわいぃぃぃ~

同級生の息子さんでした。  いつかうちにもこんな日が、、、、

 この祭りは元旦未明の若水取りの儀式から始まる大掛かりなものだ。

祭りが復活してからもう25年。最初の夫婦はもう銀婚式を迎えている。

出店はおなじみ青年花き研究会によるチューリップをはじめとした農産物の販売。

 町のきれいどころ。

25年前に最初の祝い水をかけられた人の奥さんもいる。町を挙げてのお祝い祭りだ。

 山伏役は代々消防団ラッパ隊。我々がラッパ隊だったころこれは無かった。

でもまだ当時からのメンバーがやってくれている。

 婿もさぞかし凍えているだろうと思っていたら、、、、いたぁ~

 我らが あんさ!!君の応援に来たのだ。

 昔からの仲間、俺より2歳年上、、、、、命がけで水かぶるのか。

 「骨は拾ってやるぞぉ~」 と、訳の分からぬ掛け声で送り出してやった。

 お見事。よくぞ耐えてくれました。これで子宝ばっちりだ、、、そん時はそん時だ。

水をかけているのは還暦の人たち。もう数年でかける側の役がやってくる。

無事15人の新婿が祝い水をかけてもらいました。なかには学校の先生もいましたね。

祝い餅を拾って今年の花水祝いも終了。来年はもう少しおだやかな夜にしてあげてほしい。

 

 

 

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イノシシの肉

2013年02月10日 | 発信

ついに獲れたそうでイノシシの肉をいただいた。

悩んだ挙句、汁にしたのだが、、、、すごい油と独特の匂い。

生姜や梅干しも入れたのだがやっぱりすごい個性だ。

爺さん婆さんも初めての桜肉。子供たちも一口食べたが、、、やっぱり。

雪国には住めなかったイノシシがなぜ?ウサギやカモシカは木の皮でも何でも食べるのだがイノシシの餌になるようなものは全部数m下の雪の中のはずだ。

今は生ごみだって外に捨てる人はいないのに?

 

やっぱり温暖化のせいだろうか、、、あるいはスーパーイノシシ?

平野部は吹雪だそうだがこちらは時々日がさして散歩のチャンスありの日でした。

 

 

 

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奥が深い

2013年02月09日 | 発信

 

ウルイは7ベッド目。ようやく思ったようなものが取れるようになった。

毎年失敗続きではあるのだがこの収穫の終った4ベッド目は、中心部の株が茹った状態で腐ってしまった。

シートをすべてはいで電熱線を点検してみると中心部の線が混みすぎている。

温度の上がらない端の部分は密にし、中心部分は疎にするのだがセオリーが徹底していなかったし、センサーの位置も端すぎた。

大事なのは理論的にやるべき決まりをしっかりやること、それだけでいいのについ気配りが足らずに徹底できない。

1~4ベッドは早掘り促成冷蔵。これが極端に細かった。

秋の気温低下が足らずに芽の充実が遅かったのが原因だが、早く肥え切れさせて株の充実を早めるような追肥の使い方があるのではないだろうか?

去年は冷蔵が足らずに発芽本数が少なくて失敗だった。

5ベッド目からは普通掘りで冷蔵処理をした作型。驚くほど太い芽にはなったが部分的の温度の上がったと思われるところがある。

7ベッド目からは設定温度を少し下げて温度の一番上がるところを温度の中心にしたところ驚くほどボリュームが出てきた。

9ベッド目からは雪中貯蔵株。芽の充実には一番適した冷蔵方法だ。

今日伏せ変えたのは通算12ベッド目。電熱線のセットをすべてやり直した。

このベッドの収穫からきっと完璧になるのではないだろうか。と言っているうちに春が来る。

ますます奥が深いですね。

最近、箱犬。なんとなくウルイのベッドに似てないかい?

 

 

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