ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

チューリップ

2008年02月02日 | 発信
雪国チューリップhttp://blog.goo.ne.jp/yukiguni_tulip
魚沼の雪の中で栽培しているチューリップ。
ブログは娘さんと猫が力を合せて更新している。

高い燃料を焚いたからといって高く買ってもらえないのが花のきびしいところだ。
来週堀之内で行われる 「雪中花水祝」 で若い衆による即売会が行われる。
モノトーンの雪国で鮮やかなチューリップは大変人気があってすぐに売れてしまうのだ。

ここ数年、新潟産のチューリップがロシアに向けて輸出されている。
ロシアでは3月8日が国際婦人デー。祝日だそうだ。
会社でも小学校でも男性は女性に花などを贈るそうだ。
調査によると、ロシア男性が予定する女性へのプレゼントのトップは花で47%にもなるそうだ。
しかも大半が夜は家庭でお祝いをして過ごすらしい。
ロシアの男というとみんなプロレスラーみたいにいかつくて、ウオッカをあおっているようなイメージを持ってしまうが、結構家庭的なんだね。

いいマーケットがあるじゃないか。

先ごろのオランダ研修報告では、
「オランダの花といえば、低コスト、大量流通と思っていたら最近はヨーロッパもバブルで、高品質商品による新たなマーケットが誕生している。
それを支えているのがロシアの富裕層だ」。

全農さんに会うといつも「ユリもロシアに輸出しろ」と尻をたたくのだが、なかなか乗ってこない。

農業全体に蔓延している「ジリ貧感」。
必要なのはやる気を起こさせる刺激なんだがなぁ。
めざせモスクワだ!http://29g.net/html/081101.php

コメント (2)
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