そうなんだ。

外国語で知ったこと。

竹林   英語

2015-03-23 13:00:00 | 旅行
先週、観光で京都へ行ってきました。
宿泊地は嵐山(あらしやま)です。

話は飛んで・・・
年齢的にロードショーで観た方は少ないでしょうけれど
テレビの洋画劇場やDVDで観たことがありますでしょうか?

『ローマの休日』

オードリー・ヘップバーン扮する王女の最後の記者会見。
各国を歴訪している王女に記者がした質問です。

記 「もっとも印象に残った訪問地は?」

王女は用意された無難な答えを言い始めます。

王 「いずこも忘れ難く、良し悪しを決めるのは難し・・・」

記者の中にいたグレゴリーペックを見つけて、感極まり

王 「ローマです。 もちろんローマです」

ここは観ている私達の鼻の奥がツーンとくるシーンです。

前ふりが長くなりましたが、 この “ローマです” の箇所に
“嵐山です” と入れたくなるほど、素敵な場所でした。
ロマンス無しであってもです。

私 「今まで旅行した場所でどこが一番なんて決められない。
   ううん。 やっぱり “嵐山。 嵐山です。”」

映像では川と山を背景にした “渡月橋(とげつきょう)” 
を目にしたことがありました。 実物は何倍も素晴らしいです。
緑掛かった幅広い清流に架けられた、一直線の橋。
その後ろに深い緑色の嵐山。

橋の名の由来は 
舟から観上げた月が、橋の上を渡るように見えたことから
名付けられたとのことです。 なんて風情のある名前でしょう。

平安時代の雅(みやび)なる貴族の方々も、風光明媚なこの地を愛し
隠れ住んだことに頷けます。

一日中、川べりに座って景色と同化していたかったのですが
貧乏性なのでしょう。 クルクル動き回る・動き回る。

欲張ってトロッコ電車にも乗りましたし、世界遺産の “天竜寺”や
『源氏物語』・『平家物語』 ゆかりの “野宮神社
竹林の散策もしました。

翌日はメインの京都観光。

嵐山も銀閣寺辺りもそうでしたが、京都といえば竹林です。
英語で紹介されるガイドブックによれば

「bamboo grove」(バンブー グローブ)・・・竹林

~ 森や林は (フォレスト) じゃないの? と言う方へ ~

「grove」 は、フォレストより規模が小さく、
下草を刈ってあったり、手入れがされている林を指します。
神社を取り巻く竹林は、バンブー・グローブと表現されています。


         ・・・つづく



コメント (4)
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