そうなんだ。

外国語で知ったこと。

副操縦士   英語

2015-03-30 13:00:00 | 語学
昨年の3月にマレーシア航空機の行方不明という事態に
驚いたあと、続けてマレーシア航空機がウクライナ上空で
撃墜されるという信じられない事故が続きました。

今回のドイツ航空機墜落事故の原因が、若い副操縦士による
意図的墜落の可能性が高いという、想定外の結果になりそうで
世界をあ然とさせています。

・・・怖いです。

ところで
日本では、パイロット不足が深刻な問題になっているようです。

航空需要の高まりや格安航空会社の参入でパイロットが不足しています。 
パイロットが確保できずに欠航するケースも出ているほどです。 
しかし、各社が若手を独自で育てようにも
パイロットの養成には時間と1人当たり数千万円の費用がかかります。

そこで、国土交通省がどうしたかというと・・・
現在は64歳の年齢制限を67歳に引き上げる方針を固め
この4月下旬から実施することになりました。

そっちですかい。

私の若い頃は花形の職業だった気がしますが、現在は簡単に海外に
行けるので、日本の若者にとっては憧れの職業ではないのでしょうか?
目指している知り合いは1人もいません。

受付パート仕事をしているクリーニング店に、航空会社社員の方も
いらっしゃいます。  以前彼が言っていました。 

航 「パイロットはたくさん貰えるよー。 コウパイだってすごいから」

私 「へ~、 息子をパイロットにすればよかった」

実はこの時、“コウパイ” の意味がはっきりしなかったのですが
パイロットの一種だろうと、ウヤムヤのままにしていました。

今回ドイツ航空機墜落のニュースを副音声の英語で聴いていると
(コーパイロット) (コーパイロット) と言っています。

「copilot」(コウパイロット)・・・副操縦士

彼が言ってた “コウパイ” は、 (コウパイロット)の略だったのですね。

先日来店した時に

私 「ドイツ機は大変なことになってますね」

航 「あぁ、コウパイでしょ?」

ね・・・。 やはり副操縦士のことでした。

そういえば
“操縦士” は “パイロット”。 “客室乗務員” は “CA”。 
その他 “クルー”や “パーサー” など、日本語より英語の呼び名で
親しまれる名称が多い中、 副操縦士は、“副操縦士” と日本語で呼ばれます。
「コウパイ」 は、 音的にイマイチなのかもしれません。





コメント (2)
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