私の死ぬまでにやりたい事リストにあったのは
①高野山参拝
②宿坊に泊まる
③写経体験
④座禅(瞑想)
叶いました(^^)/
友人ゴンと旅した「高野山レポート」の第一弾として、宿坊を紹介させて下さい。
8か月前に宿坊に直接電話して、予約をしました。
「一乗院」は人気の宿坊です。
立派な門をくぐると、宿坊の玄関があります。
イメージしていた通りの磨かれた廊下。
右手は、「上段の間」。
皇族関係や大名の休息に使われた部屋だそうです。
襖絵・緒掛け軸・調度品が見事です。
左手は中庭です。
昼もライトアップされた夜も、素敵です。
二人部屋として予約した「梢月亭」が、広くて感激しました。
窓を通して見える緑に癒されます。
禅宗で言うところ「禅(ぜん)」を、真言宗では「阿字観(あじかん)」と呼びます。
丸い中に書かれた文字は、梵字の「あ」です。
この月のような丸ごとを体に取り込んで、宇宙くらい大きくしたり小さくしたりする瞑想法です。
宿泊者は「阿字観」の導入編にあたる「阿息観(あそくかん)」を
住職に指導して頂けます。
この瞑想法を家でも練習できるように、テキスト(?)を持ち帰れます。
家でも練習して習得します!
食事は部屋食で、豪華な精進料理。
17時半とちょっと早めです。
見た目もキレイで豪華です。
白飯はお断りしたほどのボリュームでした。
もちろん、胃もたれはしません。
宿坊には大浴場もありました。
たくさん歩いた足を伸ばして、疲れを癒せます。
夜は部屋で心静かに写経。
翌朝6時半からの朝勤行(あさごんぎょう)に参加の際に、お坊さんに渡して
願い事を祈ってもらえます。
朝勤行の時だけ、宿泊者の特権で本堂内が見学できます。
ガイドブックにも載っていた一乗院秘蔵の品を、間近で見れました。
勤行は45分位で、住職と3人の僧侶で行われました。
私たちは椅子に座れるので、足は痺れは心配しなくて大丈夫です。
お経が唱えられている時に、順番に焼香をします。
最後に般若心経を、宿泊者も一緒に声を合わせ
「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」と繰り返して終了。
私も友人ゴンも真言宗宗徒ではありませんが、とても厳かな気持ちになりました。
翌朝の朝勤行用には、お土産屋さんで買った数珠を左手にかけて参加したほどです。
本堂の撮影は禁止されていたので、写真でお見せできないのが残念です。
うれしいことに
滞在中に一人のお坊さんと話が弾み、互いのインスタをフォローし合いました(^^)。
皆さんも高野山宿坊を検討されてるなら、一乗院をお勧めします。