自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(61)~ヤマトシジミ~

2019-11-14 | ヤマトシジミ

曇り空の日。草地にヤマトシジミを発見。気温が低めなのか,動きはいたって鈍そう。近寄ってもすぐ逃げようとはしません。

 

そのうちに舞い上がって,近くに咲くハキダメギクに。

 

できるだけ近寄ってみたものの,遠景がずいぶんぼけてしまいました。 

 

また移動。遠景を写し込むことを考えつつ,撮影。

 

夕方もいました。別の個体のようです。ここをねぐらにするのかもしれません。

 

 

ヤマトシジミの活動期が過ぎていきます。これで撮り収めになるかも。

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(60)~アキアカネ(続)~

2019-11-13 | 昆虫

トンボの左側から撮ればよかったのですが,なかなか思うようにはいきません。陰ができてからだの様子がわかりづらくなっています。 稲刈りの終わった水田を目の前にして,アキアカネじっとしていました。棒はダイズの茎先です。トンボはこのように独立した先端がお気に入り。

 

道理で,獲物が視野に入るとさっと飛び上がっていきます。そうしてまた元に戻って来るのです。茎先は監視塔にぴったり。

 

 

 

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(59)~アキアカネ~

2019-11-12 | 昆虫

拙宅脇の畑にて。

イノシシ・シカ除けのネットを張るために金属パイプが立てられています。その先端こにアキアカネが何匹かとまっています。そっと近寄って撮りました。いつもこんなふうにうまくいくわけではありません。慎重に近づこうとしてもちゃんと察知される方が多いです。それに負けじとばかりに,こちらはもっと慎重に近づかなくてはなりません。

 

レンズの影が写り込まないように,うんと気をつけて写します。

 

遠景が写ってこそ,アキアカネのすむ環境が見えて来ます。 

 

見上げることで澄んだ秋の空とトンボのくらしを表せるのでは? そう思いながら撮りました。 

 

秋のトンボをもうすこし追いかけようと思います。  

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(58)~オオカマキリ(続)~

2019-11-11 | 昆虫

澄み切った秋空が広がります。塀の上をオオカマキリが歩いていました。

 

レンズを向けると,脅すしぐさをしました。

 

警戒しているようです。

 

 

近づいてみました。きょとんとしてみたいに見えますが,なにを思っているのでしょうか。

 

少し歩いてから,鎌の掃除をし始めました。

 

時間をおいてそこに行くと,まだカマキリがいました。身づくろいの最中でした。

 

 

前方向からも。後脚を盛んに舐めています。

 

晴れた日は,やはりこのレンズは力を発揮します。

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(57)~コバネイナゴのカップル~

2019-11-10 | 昆虫

草で覆われた畑の一角。そこにコバネイナゴのカップルがいました。イナゴはいたって落ち着いたもので,わたしの気配にはまったく無頓着。

 

小指を持って行くと,その上に移って来ました。

 

それで,指の向きを変えて撮ったのが下写真です。左から射す日がからだの凹凸を際立たせています。

 

イナゴの季節が過ぎ去ろうとしています。

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(56)~ツマグロヒョウモン(幼虫)~

2019-11-09 | ツマグロヒョウモン

玄関先にスミレが生えています。そこにツマグロヒョウモンの終齢幼虫がいました。この時期になんとまあ。

 

写真を撮っていると,葉から離れかけました。

 

しばらくしてから見ると,葉から30cmほど離れたところに植わるツツジの枝にいました。さらに時間をおいてから見ると,元の葉に戻っていました。スゴイ! そして葉を食べていたのです。

 

葉には食痕がくっきり。

 

ところで,寒くなる中,この幼虫,このあとどうするのでしょうか。  

 


ダンゴムシの死骸を運ぶアリ

2019-11-08 | 昆虫

庭で作業中のこと。足元で,アリが一匹なにかを懸命に運んでいるのが目に入りました。見ると,どうやらダンゴムシの死体をくわえている様子。 

 

あごでしっかり挟んで,ときには持ち上げながら運んでいる最中でした。

 

日が当たるところに出たら,ダンゴムシが干からびていることがよくわかりました。

 

運ぶ方向は定かなのでしょう。

 

指先でダンゴムシをつまみ上げてみました。アリはダンゴムシから離れようとはしません。大事な捕獲物なのです。いったいなにに使うのでしょう。 

 

ごく小さな世界の出来事です。アリの生活ぶりが見えてくる行動です。 

 

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(55)~続 ヤマトシジミの産卵~

2019-11-07 | ヤマトシジミ

前回の産卵風景を撮った翌日のこと。同じ場所にヤマトシジミがやって来て,産卵。葉にとまった様子を見ていると,翅を前後に擦り合わせてもぞもぞしています。もうこれは明らかな産卵行動です。

観察を続けていると,やっぱり!

 

 

角度を変え,近づいて行きました。すると,さっそく産卵。

 

 

レンズをもっと近づけました。ヤマトシジミはそこから離れようとしません。 

 

 

すぐ傍の葉で,また産卵。 視野を遮る葉はなし。こころに残る画像になりました。欲をいえば,向こうに人影でもあれば申し分ないのですが。

 

そのあと,近くでカップルを見かけました。なんと幸運なことか!

 

 


"魚露目"でパチリ(2) ~ハバビロカマキリ~

2019-11-06 | 昆虫

ブロック塀の上にハバビロカマキリがいました。晴れた秋空が心地よい日だったので,色彩も鮮やかです。

 

カマキリがレンズに向かってきました。

 

カマキリの動きに合わせ,カメラを引き寄せながら撮りました。 

 

威圧の姿勢をとりました。脚の棘がじつに逞しく見えます。

 

カマキリは塀の側面に移動しました。 触覚も入れると,視野いっぱいにからだが広がっています。

 

カマキリは魅力的な被写体です。

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(54)~ヤマトシジミの産卵~

2019-11-05 | ヤマトシジミ

N公園にて。

ヤマトシジミが地面付近をしきりに気にしている様子。わたしの足元からも遠ざかりません。「ははーん,産卵するな」と直感。見ていると,間もなくカタバミの生えている地面に着地。さっそく産卵を開始。こういうときの撮影は,葉が視野を遮るので理想的には行えません。

 

舞い上がって,すぐ近くの葉に移動。そこでも産卵。 

 

また舞い上がって移動。 

 

もちろんそこでも産卵しました。 

 

小さな花でひととき吸蜜も。

 

あとで調べると,葉の表側に一粒卵がありました。

 

ヤマトシジミにも冬支度が始まります。