曇り空の日。草地にヤマトシジミを発見。気温が低めなのか,動きはいたって鈍そう。近寄ってもすぐ逃げようとはしません。
そのうちに舞い上がって,近くに咲くハキダメギクに。
できるだけ近寄ってみたものの,遠景がずいぶんぼけてしまいました。
また移動。遠景を写し込むことを考えつつ,撮影。
夕方もいました。別の個体のようです。ここをねぐらにするのかもしれません。
ヤマトシジミの活動期が過ぎていきます。これで撮り収めになるかも。
曇り空の日。草地にヤマトシジミを発見。気温が低めなのか,動きはいたって鈍そう。近寄ってもすぐ逃げようとはしません。
そのうちに舞い上がって,近くに咲くハキダメギクに。
できるだけ近寄ってみたものの,遠景がずいぶんぼけてしまいました。
また移動。遠景を写し込むことを考えつつ,撮影。
夕方もいました。別の個体のようです。ここをねぐらにするのかもしれません。
ヤマトシジミの活動期が過ぎていきます。これで撮り収めになるかも。
トンボの左側から撮ればよかったのですが,なかなか思うようにはいきません。陰ができてからだの様子がわかりづらくなっています。 稲刈りの終わった水田を目の前にして,アキアカネじっとしていました。棒はダイズの茎先です。トンボはこのように独立した先端がお気に入り。
道理で,獲物が視野に入るとさっと飛び上がっていきます。そうしてまた元に戻って来るのです。茎先は監視塔にぴったり。
拙宅脇の畑にて。
イノシシ・シカ除けのネットを張るために金属パイプが立てられています。その先端こにアキアカネが何匹かとまっています。そっと近寄って撮りました。いつもこんなふうにうまくいくわけではありません。慎重に近づこうとしてもちゃんと察知される方が多いです。それに負けじとばかりに,こちらはもっと慎重に近づかなくてはなりません。
レンズの影が写り込まないように,うんと気をつけて写します。
遠景が写ってこそ,アキアカネのすむ環境が見えて来ます。
見上げることで澄んだ秋の空とトンボのくらしを表せるのでは? そう思いながら撮りました。
秋のトンボをもうすこし追いかけようと思います。
澄み切った秋空が広がります。塀の上をオオカマキリが歩いていました。
レンズを向けると,脅すしぐさをしました。
警戒しているようです。
近づいてみました。きょとんとしてみたいに見えますが,なにを思っているのでしょうか。
少し歩いてから,鎌の掃除をし始めました。
時間をおいてそこに行くと,まだカマキリがいました。身づくろいの最中でした。
前方向からも。後脚を盛んに舐めています。
晴れた日は,やはりこのレンズは力を発揮します。
草で覆われた畑の一角。そこにコバネイナゴのカップルがいました。イナゴはいたって落ち着いたもので,わたしの気配にはまったく無頓着。
小指を持って行くと,その上に移って来ました。
それで,指の向きを変えて撮ったのが下写真です。左から射す日がからだの凹凸を際立たせています。
イナゴの季節が過ぎ去ろうとしています。
玄関先にスミレが生えています。そこにツマグロヒョウモンの終齢幼虫がいました。この時期になんとまあ。
写真を撮っていると,葉から離れかけました。
しばらくしてから見ると,葉から30cmほど離れたところに植わるツツジの枝にいました。さらに時間をおいてから見ると,元の葉に戻っていました。スゴイ! そして葉を食べていたのです。
葉には食痕がくっきり。
ところで,寒くなる中,この幼虫,このあとどうするのでしょうか。
庭で作業中のこと。足元で,アリが一匹なにかを懸命に運んでいるのが目に入りました。見ると,どうやらダンゴムシの死体をくわえている様子。
あごでしっかり挟んで,ときには持ち上げながら運んでいる最中でした。
日が当たるところに出たら,ダンゴムシが干からびていることがよくわかりました。
運ぶ方向は定かなのでしょう。
指先でダンゴムシをつまみ上げてみました。アリはダンゴムシから離れようとはしません。大事な捕獲物なのです。いったいなにに使うのでしょう。
ごく小さな世界の出来事です。アリの生活ぶりが見えてくる行動です。
前回の産卵風景を撮った翌日のこと。同じ場所にヤマトシジミがやって来て,産卵。葉にとまった様子を見ていると,翅を前後に擦り合わせてもぞもぞしています。もうこれは明らかな産卵行動です。
観察を続けていると,やっぱり!
角度を変え,近づいて行きました。すると,さっそく産卵。
レンズをもっと近づけました。ヤマトシジミはそこから離れようとしません。
すぐ傍の葉で,また産卵。 視野を遮る葉はなし。こころに残る画像になりました。欲をいえば,向こうに人影でもあれば申し分ないのですが。
そのあと,近くでカップルを見かけました。なんと幸運なことか!
ブロック塀の上にハバビロカマキリがいました。晴れた秋空が心地よい日だったので,色彩も鮮やかです。
カマキリがレンズに向かってきました。
カマキリの動きに合わせ,カメラを引き寄せながら撮りました。
威圧の姿勢をとりました。脚の棘がじつに逞しく見えます。
カマキリは塀の側面に移動しました。 触覚も入れると,視野いっぱいにからだが広がっています。
カマキリは魅力的な被写体です。
N公園にて。
ヤマトシジミが地面付近をしきりに気にしている様子。わたしの足元からも遠ざかりません。「ははーん,産卵するな」と直感。見ていると,間もなくカタバミの生えている地面に着地。さっそく産卵を開始。こういうときの撮影は,葉が視野を遮るので理想的には行えません。
舞い上がって,すぐ近くの葉に移動。そこでも産卵。
また舞い上がって移動。
もちろんそこでも産卵しました。
小さな花でひととき吸蜜も。
あとで調べると,葉の表側に一粒卵がありました。
ヤマトシジミにも冬支度が始まります。