ウォーキング中に見かけたのが,キチョウの群れ。ある畑のうえを群れて舞っていました。ざっと見たところでは10頭ぐらいはいたでしょう。盛んに舞っているので,「なにかあるのかも」と思い,畝を見ました。そこには野菜苗が植えられ,化成肥料が置かれて,そうして灌水がなされていました。
もしかすると,吸水行動中の最中,わたしが近づいてきたのを察知して一斉に舞い上がったのでしょうか。そうなら,あまりにも敏感な行動に思えてきます。敏感すぎるかも,です。
その後の動きを追っていると,そのうちの1頭だけが湿った畝に降りました。ただ,すぐに舞い上がっていきました。他のチョウは,辺りを適当に舞っていて,ときには複数が接近することがありました。吸水に執着しているようには見えませんでした。
そのうちに,畦に生えたシロツメクサの葉に降りて休憩する個体がありました。3頭がかたまったのを捉えたのが下写真です。しばらくこのままの状態が続いて,他の1頭が現れました。
おしまいに,その場には1頭だけが残されました。
これらのキチョウを見てから,ウォーキングを続けました。道端にはアメリカセンダングサが生えて,黄色い花をたくさん付けていました。その花にも,複数のキチョウが訪れていました。群れると,キチョウにとっても安心感が抱けるのかもしれません。のどかな昼下がりの風景でした。