自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ラッキョウの花と昆虫たち(続々々)

2017-11-15 | 昆虫と花

北風が吹いた日。畑に行きました。「こんな日は昆虫はいないだろうが,確認だけは」と思い,見ることに。花が風に揺れているので,昆虫など見つかろうはずがありません。ところが,そのうちに風の中を飛来した昆虫がいたのです。

はじめに目に留まったのがホソヒラタアブ。警戒心が強くてなかなか花に降りようとしませんでした。辛抱強く待って,やっと写せました。

 

 

吻が葯を舐めています。

 

複眼にも脚にも毛にも,花粉が付着しています。

 

ホソツヤヒラタアブもやって来ました。花の中を覗き込むようにしてご馳走を舐めています。お気に入りのご馳走なのでしょう。 

 

ハナバエの一種のようです。動きはとてもゆっくりしたもの。

 

冬を間近にして昆虫たちのお蔭でラッキョウの花が受粉に成功。すでに子房が膨らみつつある花がたくさんあります。畑でも花と昆虫との関係はしっかり成り立っています。 

 


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