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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"で見たロウバイ(続々々)

2023-02-13 | ロウバイ

公園のロウバイが満開です。といっても,すでに満開を過ぎて花が萎れてしまったり,まだ蕾であったりする木があるのですが,全体としては真っ盛りという感じです。ウォーキングをする人が近づいて匂いを嗅ぐ風景が頻繁に見受けられます。

 

これだけ咲いていると,嗅ぐまでもなく近くを通りかかると芳香が漂って来ます。すてきな公園を見つけたなあと我ながらうれしくなっています。

 

日を浴びて,精一杯に咲いています。

 

やっぱり青空が最高。

 

いずれの写真にも人影を入れました。

 

多くのいのちがひと休みしている季節,ロウバイが春先を謳歌しています。ふしぎに,昆虫は見かけませんでした。

 


"魚露目"で見たロウバイ(続々)

2023-02-05 | ロウバイ

この公園のロウバイは,一本一本はごく小さな木なのですが,構図に収めるのに程よいのでわたしは気に入っています。

花の中を覗き加減で脇を散策する人を入れることができます。

 

空もきれいに入ります。

 

 

向こう下を歩く人が花と同居します。空も雲も同居。

 

人が何人も通って行きます。

 

白い雲が入って,くっきりとした冬景色になりました。

 

写真を撮っている間,ロウバイが匂って来ました。

 


'23冬 虫の目レンズは友 ~ロウバイ(続)~

2023-01-26 | ロウバイ

晴れ渡った日にロウバイを撮りたくて,この日を待っていました。

花弁が輝き,遊歩道に木の影が映ります。空にわずかでも雲が浮かんでいれば申し分ないところです。人影は公園風景のたいせつな要素です。

 

肖像権を犯さないように写し込みます。上と同じ花を見上げて撮ると,蕊が入ります。

 

場所を変えました。この木には枯れ葉がかなり残っています。太陽がある位置は真っ白。逆光下で撮ると,人影がこちら向きになります。

 

蕊と周りの環境が同居。

 

撮影場所を変えました。頭上を見上げるようにして撮りました。花と,並木の梢,人が同居。

 

度々ここを訪れて撮り続けようと思います。併せて,わたし自身の体力づくりを兼ねてウォーキングもする予定です。同じテーマを,今後もお付き合いください。

 


"魚露目"で見たロウバイ(続)

2023-01-25 | ロウバイ

この木のところに来たとき,大きなハエが花にとまっていました。そっと撮影の準備に取り掛かったとき,パッと逃げていきました。なんとも敏感というか,撮り損なった後味の悪さというか。

 

蝋のツヤを持った花弁が光をはね返して光っています。

 

もちろん,散策する人を入れて撮ります。

 

よく晴れた日は花も気持ちよいでしょうし,散策する人もコンディションはばっちり。加えて,撮るわたしのこころも軽快です。

 


'23冬 虫の目レンズは友 ~ロウバイ~

2023-01-24 | ロウバイ

昨日の風景と同じところを,虫の目レンズで撮りました。これは奥行きを考え,遠近感を強調して撮ったものです。この歩道の両脇に,ロウバイがたくさん植わっています。

 

平日でも,散策する人が絶えません。写真を撮る前,このロウバイを嗅ぐ人がありました。

 

場所を変えます。向こうの歩道にも歩く人影があります。枯葉の見える低木はロウバイです。

 

わたしがこの種で写し込みたい人影は,ここにはいくらでもあります。人が写り込むのを極端に嫌う人がいますが,わたしはそんな写真にほとんど魅力を感じません。自動車だって,虫の目写真には重要な構成要素です。魅力的な自然は身近にいくらでもありますよといいたくなるぐらいです。

 

自分ならではの撮り方をずっと追い求めていきたいと思うのです。

 


"魚露目"で見たロウバイ

2023-01-23 | ロウバイ

写真はなにがしかのストーリー性を包み込んでいて初めて,ほ,ほーっと見る人のこころが動くような質に仕上がるのだと思います。自然風景だって例外ではないでしょう。自然風景を題材にしたジャンルは数多くありますが,たとえきれいでも,そのストーリー性がか弱くては見る人のこころが揺り動かないように思うのです。

ロウバイの花もそうです。花だけ撮るのだったら花図鑑と同じです。もちろん,割り切ってそのすがたを収めるのだといい切れば,それはそれでよいのですが,わたしの場合はもうすこしなんとかしたくなるのが常です。やはりおもしろみ,醍醐味というものをわたしなりに表現したいところです。

 

どんなところに咲いている? 周りの様子はどう? 人も環境の一要素。だから写り込んでほしい! ただし,あくまで肖像権を犯さない程度に。

 

晴れた日の影だって,環境を物語っています。落ち葉も環境を構成する重要な要素。

 

ロウバイは公園のたいせつな樹種。ロウバイが人の目を癒し,人がロウバイと同居して「もう咲いているのね」と感嘆します。ずっと下の歩道にも人が。

 

ロウバイの花がどっさり咲く頃は,春がそこに近づいているでしょう。

 

わんさか咲いたロウバイの歩道,そこで匂いを嗅ぎながら散策する人を,主役ロウバイの脇に写し込みたいなあと思っています。

 


開きかけたロウバイの花

2023-01-08 | ロウバイ

1月8日(日)。H公園にて。

公園にはソシンロウバイがあちこちに植えられています。どれもがまだまだ背が低く,花の写真を撮るには好都合です。そのロウバイが花を開きかけています(我が家はまだ!)。それも数本。しばらく見ていないと,知らぬ間に開花が進んでいるといった感じなのです。

もちろん,写真に収めました。

 

遊歩道に沿って植えられています。

 

ツヤのある花弁は厚みがあります。蕊をしっかり包み込んでいます。

 

花に昆虫がとまっていたら最高なのですが。いずれ目撃するのではとたのしみにしてます。

 

歩道をウォーキングする人が過ぎて行きます。

 

早春の気配が漂いかけました。近いうちに虫の目で撮ろうと思っています。

 


'22 ロウバイと昆虫(3)

2022-01-31 | ロウバイ

今回はコンデジで撮った画像のご紹介です。解像度はかなり落ちます。

1月26日(水)。ツマグロキンバエが3匹,視野に入りました。なかなか活発な動きを見せています。そのコマはピンボケでした。代わりの画像です。

 

ここではオスに着目。胸部の右が葯に触れています。

 

花から出て来たところです。右の胸に花粉がどっさり付着しています。

 

少し歩いて向きが変わりました。なんともすごい花粉量です。

 

しばらく蕾の上にいました。お蔭でじっくり撮影できました。

 

 


'22 ロウバイと昆虫(2)

2022-01-27 | ロウバイ

1月26日(水)。風のない比較的暖かさを感じる日でした。ロウバイのすぐ傍で作業をしながら,花を訪ねてやって来る昆虫に注目しました。確認できたのは,なんといってもたくましさ十分のツマグロキンバエ。そしてクロヒラタアブでした。同時に確認したので,クロヒラタアブは撮影できませんでした。

ツマグロキンバエ(メス)の画像をご覧ください。

花の中に入りました。

 

左の胸部上部が葯に触れています。お見事! これで花粉が付着。花がにっこりしているようです。

 

花から出て,また同じ花に入りました。お蔭で違った角度から撮影できました。極上の馳走が蕊の根元辺りにあるのでしょうか。

 

出て来たところを写しました。葯が触れた部分に花粉がたっぷり付いています。

 

前方向から撮るチャンスがありました。

 

細心の注意を払いながら撮影します。なんとか撮れました。

 

気持ちのよい第一報になったと思うのですが……。

 


'22 ロウバイと昆虫(1)

2022-01-26 | ロウバイ

1月11日(火)。前栽のロウバイ(ソシンロウバイ)を見ると、数輪開花し始めていました。各地の開花便りを見ると、すでに相当開花が進んでいるところがあるようです。これは品種,あるいは気候,風土によるのでしょう。我が家のロウバイは開花が遅い方だと思われます。

 

香りを嗅ぎたかったのですが,この雨粒では……。

 

そんなわけで、今季の本シリーズを始めます。昨季は訪花昆虫の目撃が少なくて寂しかったのですが、今年はできるだけ密に観察を続けようと思っています。