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Opened Zipper

100kmサイクリングリハーサル(前編)

2010-10-22 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年9月中旬)
100kmサイクリング再挑戦の準備のために、まずはリハーサルってことで50km走ってみることにします。
右足首の捻挫もかなり回復してきたので、時間が取れた祝日の9/20午後に実施。
この日、初めてSmarTubeも使ってみて、便利なんだかどうなんだかを確認します。

9月20日はまだ残暑が厳しく、最高気温は32度でした。
アクエリアスの500mlペットボトルの2本冷凍し、もう1本は冷蔵しておきました。
100km走る時は4本(=2L)持っていくつもりなので、50kmでは2本(=1L)で充分なはずですが、念のため3本。
冷蔵していた1本にSmarTubeをセットし、そのペットボトルはTHE NORTH FACEのヒップバッグDAY HIKERのサイドポケットに収納。
SmarTubeの飲み口を、左肩部分のDAY HIKERのストラップにクリップで留めます。
冷凍したペットボトル2本はメインフレーム上に装着したボトルケージと、ペットボトルカバー付きでサドル下のボトルケージにセット。
走っている間に徐々に解凍されるハズです。

その他の装備は普段と大差無く、アイウェア、パッド付きインナーパンツ、ドライハーフジャージ、SPDサンダル。
普段と違う部分はグラブ、キャップ、ヘルメットくらいかな。
トップはドライハーフジップか、ドライタンクトップにするか迷いましたが、何となく気分でタオル地のタンクトップを選択。
DAY HIKERの中身は携帯ポンプアダプター、予備チューブ、作業用手袋、ライト(日暮れまで走る予定は無いけど念のため)。
携帯ポンプやパンク修理キット、タイヤレバー、携帯ツール、携帯潤滑油スプレーはツールボトルに入れてあります。

予定では2時間半~3時間くらいで帰ってこれるはずなので、栄養補給用の食べ物は持参しません。
本番の100kmサイクリングとの差異は、ペットボトルの本数と、栄養補助食品の有無くらいかな。
念のため、小銭入れに2000円強を入れて持参します。

走り始める前に、SmarTubeを吸って試してみます。
飲み口には切り込みが入れてあり、平常時は閉じていますが、口で噛んでやると切り口が開き、ドリンクを吸えるようになります。
噛みながらチュルチュルと吸っていると、徐々にドリンクが上がって来て口に流れ込んできました。
ふーん、こんな感じなのね。

これまでペットボトルのドリンクを飲むときは、「(ペットボトル対応)ボトルケージからペットボトルを片手で取り外し、片手でペットボトルのキャップを回して開けて、そのままペットボトルのドリンクを飲み、また片手でペットボトルのキャップを閉めて、ボトルケージに戻す」という作業を行っていました。
ずっと片手で行うので不便でした…両手離しで走りながら飲めば良いと思うでしょうが、ハイユニ号は数々の改悪の結果、安定性が低く、両手離しでの走行はかなり困難なのでした。
カスタムを始める前から、両手離しでの走行は難しかったので、改悪のせいだけじゃないかも知れませんが…小径車ゆえのホイールベース長の問題か、小径なのでホイール自体の安定性も影響しているのか。
まぁカスタムによって重心が高くなったのも不安定さに拍車をかけてるんでしょう。

そんな状態なので片手で頑張って飲んでましたが、SmarTubeを使うと走行中の水分補給はかなり楽に行えるようになりました。
SmarTubeの飲み口は左肩のストラップにクリップ留めしているので、片手で飲み口を持って口元へ持っていき、咥えるだけ。
口で飲み口を噛んで吸い始めると、すぐにドリンクが口に入ってきます。
すげー便利。

失敗だったなと思ったのは、飲み口をストレートコネクターにした点でした。
ストレートだと口に咥えるためにチューブを口より前方から取り回した状態にする必要があるので、クリップ留めより先の部分を少し長めに設定しておく必要があり、その先端部分がプラプラして邪魔なんでした。
L型で良かったなぁ、コネクターだけ追加で買っとくか?
という反省点はあるものの、水分補給が簡単にできるので、便利さを実感しながら走りました。
SmarTube買って良かった。

そんなSmarTubeの便利さを実感しながらのリハーサルですが、13:15に出発しました。
まずはいつもの朝トレのルートから走ります…ただしいつもよりはペースダウン。
朝トレのときは、平坦な直線ルートでは30km/h以上キープで走っていますが、意識して25km/h程度に抑えるように心がけました。
12.5kmだけしか走らない前提でのスピードより落としておかないと、その4倍の距離を走るので持たないだろうと考えたため。
それでも追い風に乗って気持ちよく回せるところでは30km/h程度になっていましたが、なるべく意識してのんびり走ろうとします。

スタートしてから30分弱、いつもの朝トレコースの終盤となる10km強あたりでルートを変更し、海までの往復20kmコースに入ります。
途中までは気持ちよく走って行きましたが、海に近付くにつれて川が広くなり、川沿いのサイクリングコースに吹く向かい風も強くなってきました。
徐々にペースが落ちて、20km/h強くらいになってしまいます。
それでも以前100kmサイクリングしたときの、佐賀関手前の暴風に比べたら可愛いもんだなと思いつつ、ギアを落として脚に負荷をかけすぎないように回し続けます。
今は向かい風でツラいけど、海まで走ったらUターンして今度は追い風になって楽に走れるんだから、とりあえず海まで耐えよう…そう考えて、ひたすら回し続けます。

海(河口)に着いたら休憩するぞ~と思いつつ走ってようやく到着しますが、休憩しようと思った場所にはシティサイクルが4~5台駐輪してあり、中学生か高校生くらいの女の子達が和んでいました。
そこが川沿いサイクリングロードの北端の河口部分で、ここでハイユニ号も駐輪して写真でも撮りつつ休憩するかと考えていましたが、先客が居たので断念。
手前でUターンして他の休憩場所を捜しますが、近くには見当たりません。
走行距離的には20km強で、時刻は14時前。
「60分走って10分休憩」のサイクルで行こうと思っていたので、時間的にはまだ休憩には早いし、もう少し走ってから休憩するか。

そんな感じで走ってましたが、長くなったので続きは次回。