OZ.

Opened Zipper

風邪によるリバウンド

2005-11-15 07:51:03 | Opened Zipper
20代のころのベスト体重64kgに戻すべく、継続してダイエット(といってもいつもの筋力トレーニング+朝晩の犬の散歩)をやってました。
30代修正ベスト体重の65kgを切り、少しずつ目標に近づいていて、64.5kg程度になっていたと思います。

その矢先、風邪でダウン。
そして食いまくって栄養補給して寝る、という生活を数日間送っていたのですが、それだけで見事にリバウンドです。
今朝、計測してみると65.7kg…っきしょー、簡単に1kg増えてくれてるわい。

骨量は当然変化無しで筋肉量も前と同じ。
内臓脂肪指数が7から8にアップ、体脂肪率が17%前後だったのが18%超。
ってことで純粋に脂肪が1kg増えたようです。
そーだよなー、「エネルギーだ」っつって糖分結構摂ってたしなー、寝てただけで運動してないから消費せずに蓄積するよなー。

という訳で、またダイエットのやり直しです。
いつも64kgを目指す度に体調を崩して、同じような状態でリバウンドしてる気がします。
もしかして、ダイエットのせいで身体が弱って倒れてるのか?
無理なのか? もう64kgには戻れない? 65kgで生きていけということ?

無理なのか無理でないのか、とりあえず今年いっぱいは64kgを目指してチャレンジし続けてみようと思います。


ホネツギマン "THE NAKED MAN"

2005-11-14 08:01:53 | 映画
先日、映画「ホネツギマン」を観ました。

字幕版だったのと内容が内容だけに、ほぼ全編を倍速再生。
要所要所の無意味におバカっぽいシーンのみ、通常の再生にしてじっくり鑑賞。
おかげで50分程度で映画1本観れてしまいました。


邦題:ホネツギマン (1998年アメリカ)
原題:THE NAKED MAN
時間:98分
監督:J・トッド・アンダーソン
出演:
 マイケル・ラパポート (整体師エドワード)
 アリヤ・バレイキス (妻キム)
 マイケル・ジェッター (薬局チェーン店オーナー・ヴェローナ)
 ジョン・キャロル・リンチ (ヴェローナの運転手)
 レイチェル・リー・クック (ドロレス)

■ストーリー

人気の整体師のエドワードは、人体模型風模様の全身タイツに身を包んだプロレスラー「ホネツギマン」を副業として活躍していた。
妻キムが妊娠したのをきっかけに、インターンで勤めていた病院を辞め、プロレスからも引退して故郷へ戻ることにする。
考え方の違いからケンカして疎遠になっていた父がやっている薬局の向かいへ引っ越すことにし、実家へ挨拶に訪れる。
そこに現れた薬局チェーン店のオーナーのヴェローナとその運転手により、両親と妻キムが殺されてしまう。
錯乱したエドワードはホネツギマンとなって大暴れし、周囲の人々に大怪我を負わせ、警察から追われることに…

■感想

ウワサには聞いていたんですが、予想以上におバカで面白かったです。
もっとB級な暗く汚い映像かと思ってたんですが、意外にも明るい綺麗な映像だったんでビックリ。
ホネツギマンってどんなビジュアルなんだろうと考えてたら、全身タイツでしたか。
筋肉繊維や内臓やら骨やら剥き出し風で、これぞまさに皮膚まで脱ぎ去ったNAKEDな全身タイツがとてもステキでした。
パジャマとして是非1枚レプリカが欲しい。

悪者ヴェローナの歪んだ心のキャラクターと、あの仕込み銃の松葉杖がナイスです。
無意味にエルヴィス・プレスリー似な運転手の最期のシーンも最高。
飛行機のプロペラによって垂直に刻まれていく様は、B級スプラッターマニアの心をくすぐってくれます。

それにしても最後に「弁護士によると心身喪失で罪に問われないそうだ」ってあんまりじゃない?
プロレス仲間とかプールバーの連中とか、ボッコボコにヤリまくってたのにねぇ。
でもまぁ、こういった能天気っぷりが紛れも無いB級の証で大好きなんですけど。

家族4人総出で散歩

2005-11-13 18:06:05 | Opened Zipper
午後、自分の体調も回復してきたしってことで、嫁さんと2歳半の息子タイトと仔犬ユニの家族総出で散歩へ行って来ました。
行き先はすぐ近くの公園。
歩いて5分程度の場所なんですが、タイトのペースで歩くので10分程。
今日は嫁さんがユニを担当し、自分がタイトを連れて行きました。

公園に着くとタイトはまずブランコに乗りたがります。
まだ独りで乗るのは無理なので、ブランコに2人乗り。
タイトはブランコに乗せると興奮してはしゃぎまくります。

途中で分かれて歩いてきていた嫁さんとユニが遅れて到着。
自分とタイトがブランコで遊んでいる間、嫁さんはユニとサッカーボールで遊んでました。
タイトは自分のボールにユニが噛み付くのが納得いかず怒ってましたが、それをなだめつつ遊ばせてました。
途中で嫁さんと担当を交代し、自分がユニと遊んだりした後、今度は4人でボールを追うことに。

ユニは噛み付こうとするのであまりボールには触れさせず、主に自分と嫁さんがパス交換してる状態。
その中をタイトがひたすらボールを追って走り回ってます。
なかなかうまくボールが蹴れず、空振りしては追いかけるという感じ。
部屋の中でボールのパスとかやって遊んでるときは、かなり上手に蹴るんですけどね。
外だと広過ぎるせいもあって難しいのかな。

といった感じで、家族4人で絵に描いたような公園でのひと時を過ごしました。
週末にはできるだけいつもこんな時間を持ちたいもんです。

サンフレッチェ広島×大分トリニータ

2005-11-12 23:59:59 | サッカー
サンフレッチェ広島×大分トリニータの試合がNHK総合(大分)で16時から放映されました。
風邪がまだ治らずにフラフラしてましたが、せっかくTV放映されるのでガッツリ観戦させてもらいました。

広島と大分のNHKでのみローカルに放映されたようですが、制作はホームである広島NHKのようで、実況や解説者は公平に中立に語ろうとしつつも、やはり広島寄りな解説だったり実況になってる点に失笑させられつつ観てました。

試合は最初は広島に攻め込まれてヒヤヒヤしたんですが、次第に大分の最近の形ができてきて深谷からのパスにマグノがナイスな飛び出し&完璧なトラップとシュートで先制ゴール。
前半終了間際にもペナルティエリア前でマグノがシュートを狙うもディフェンダー陣に阻まれやむなく梅田へ渡すと、梅田のミドルシュートが突き刺さり2点目。
フカしてしまうことが多い梅田ですが、今回はうまくコントロールできたか、もしくはたまたま入ったかという感じでしたが、前半に2点差にできてラッキー。

後半になって拮抗した状態になってたんですが、高松が奪った瞬間にトゥーリオとマグノが同時に走り始め、高松はワンツー後にトゥーリオの前に絶妙なパス。
広島はキーパーとディフェンダー1人、そこへトゥーリオ、その右後ろにマグノという決定的シーン。
トゥーリオが脚を振り抜いてゴール右端に3点目が決まります。
コレでもう勝負あったという感じ。
その後も大分は攻め続け、ペナルティエリア内に持ち込んだ根本が倒されます。
この倒されたプレイも微妙ではあったんですが、レフェリーがPKを取ってくれました。
今回、アウェーの割りにレフェリングが公平っつーか、広島寄りな判定はほとんど無かったと思います。
このPKをマグノがきっちり決めて4点目。
結局アウェーで0-4で圧勝という結果でした。

これで大分は勝点3を加えて勝点38になりましたが、同じく勝点38だったFC東京が鹿島と引き分けて勝点39に伸ばしたので順位は変わらず11位のまま。
マグノは16得点で得点王ランク単独3位に浮上。

次の11/20(日)のホーム、ビッグアイでの鹿島アントラーズ戦が楽しみです。
しかし最近のトリニータの快進撃のお陰でチケットが残り少ないんだとか。
スタジアムへ観戦しに行こうかと思ってるんですが、当日券がある場合しか使えないチケットなんで、やや不安。




捏造ブログ

2005-11-11 23:59:59 | Opened Zipper
風邪により3日以上ぶっ倒れていたため、ブログの更新も止まっていた訳ですが、自分的はなんとなく毎日更新しないと気がすまない。
誰と約束した訳でもないのに、どうしても毎日更新したことにしたいのは、旧Opened ZipperでWeb日記をやってたときの名残なのかも知れません。

そういうときは、あらかじめある程度書き溜めておいたネタを使ったり、違う日の出来事を使ったりして、過去日の記事として更新してます。
そんな過去に遡って投稿したときは、時刻を23:59:59としてます。
逆に未来の分まで先に投稿するときは00:00:01と設定。
ちなみに旧Opened Zipperの記事を移転したものは12:00:00で。

そんな感じで、今回風邪で倒れて更新できなかた日の分も、過去日付で投稿して自分を納得させておきます。

たっぷり食って薬飲んでひらすら寝る作戦

2005-11-10 15:51:02 | Opened Zipper
風邪でダウンしてしまいました。

昨夜は夕食をたっぷり食べた後で薬を飲み、気分が悪いので風呂には入らず早々に(20時半過ぎくらい)寝入り、そのまま朝まで寝てたんですが…悪化してました。
のどの痛みは相変わらずですが、全身がダルくて寒気がします。
おかげで持病の腰痛も呼び覚ましてくれたので、腰も痛いし。

会社に休みの連絡をして朝食を食べ、薬を飲んで再度寝ます…昼過ぎに目覚めましたが、まだ悪いまま。
昼食後にまた薬を飲んで再度寝て…さっき寝疲れて起きたんですが、まだ良くないです。

髪が爆発したような状態になってて気持ち悪いんで洗いたいんですが、風邪を悪化させると悪いから洗えないしな~…うー、気持ち悪い。
たっぷり食って薬飲んでひらすら寝る作戦、もう少し継続してみます。

どん兵衛ダブル

2005-11-09 08:05:39 | Opened Zipper
昨夜、息子タイトを寝かせつけた勢いで自分も22時前に寝入ってたんですが、午前1時頃に目が覚めました。
のどが痛い…風邪をひいたようです。

最近、仔犬ユニの散歩をかなり早足でやっていて、最後に自宅マンションの9階まで階段を一気に登っています。
その際に汗をかいてるので、なるべくすぐに着替えるようにしていたんですが、数日前散歩後にちょっと色々あって着替えるのが遅れたことがあります。
あのときに風邪ひいちゃったかなーと思いつつ、何か対処しようと起き出します。

薬を飲もう。
風邪薬を飲むことにしたのですが、食後に服用すべきものでした。

何か食べねば。
自分は体調が悪いときは食べて食べて栄養を取りまくって治すタイプなので、とにかく食べます。

キッチンを漁ります。
収穫は裂けるチーズ、嫁さんが作ったバナナケーキの残り2切れ、どん兵衛、みかん2個、そして牛乳を暖めてホットミルクに。
ゲシゲシ食べていって、どん兵衛にお湯を注ぎます。
蓋をしようとしたとき、手がすべり、お湯がほぼ全部こぼれてしまいます。
キッチンカウンターは水浸し。
カウンターから落ちたお湯が床へボトボトボトッ。

風邪引きの深夜に一人でどん兵衛を作ろうとして失敗しお湯をこぼしまくった状況に呆然。
情けない気持ちいっぱいでヘコみつつ、雑巾を取ってきて掃除。
なんとか精神的にも持ち直し、今後の展望について思いを馳せます。
…このどん兵衛、どうしたら良いんだ?

うどんのつゆがほぼ全て無くなり、まだ堅いままの麺ときつねだけが残っています。
自力でつゆを作るかと考えていろいろと漁ってみましたが、つゆの素的なものが見当たらず。
これからダシを取ってつゆを作るなんてありえねーし…という訳で、最初のどん兵衛は諦めて、もう1個のどん兵衛を取り出して食べることに。
(非常食として2個買い置きがあったんでした)

どん兵衛を食べ終わりましたが、ふと見るとそこには最初のどん兵衛の麺ときつねが。
…勿体無いから食っちまうか。
今食べ終えたどん兵衛のつゆに、最初のどん兵衛の麺と狐を投入。
おー、替え玉だ替え玉。
さすがに2個食べると胃にずっしりともたれます。
このまま寝ると胃に悪いので、しばらく起きていてPCに録り溜まっていたバラエティ番組を観てから結局3時頃に再度就寝。

今朝、6時過ぎに起きたんですが、体調はやや回復傾向。
風邪薬と栄養補給が効いているようです。
どん兵衛2個も食ったんだから、コレで治ってくれないとなぁ。


砂の狩人 / 大沢在昌

2005-11-08 15:05:03 | 読書
最近、大沢在昌が自分の中でリバイバルしたので、「砂の狩人」を読んでみました。
前作「北の狩人」を読んだのはずっと前なので、記憶がおぼろげな状態で読み始めます。


題名:砂の狩人
著者:大沢在昌
発行:2005年8月 幻冬舎
ISBN:4344406788(上巻)/4344406796(下巻)
価格:上下巻各721円(税込)


■ストーリー

漁師町で暮らす元刑事・西野の元へ女性警視正の時岡が訪れ、非公式な調査を依頼する。
東京で発生している連続猟奇殺人の被害者は、公になっていないが暴力団組長の子息らであり、暴力団と対立する中国人グループが疑われている。
被害者の身元が公になれば暴力団による中国人狩りが発生することが懸念されるが、被害者の身元を知ることができるのは警察内部の人間だけと考えられた。
警察関係者が暴力団と中国人グループの対立を仕組んだ可能性があり、そのため時岡は過去がある元刑事だが捜査にかけては凄腕だった西野に調査を依頼する。
西野は知り合いの暴力団組長の娘サチの無事を確認するため古巣の東京へ戻るが、西野が会った直後にサチも殺害されてしまう。
依頼を受けるか迷っていた西野だが、サチを殺した犯人を見つけるため、調査を始める。

■感想

読み始めてから違和感が…北の狩人の続編なんじゃなかったっけ?
前作は、東北から新宿へ来た朴訥な刑事が、執念で父親の死の真相を暴いていく話にコギャルが絡んで、重くカタい設定と血なまぐさいストーリー展開の割りに軽く読めるという不思議なバランスの小説だった記憶があります。
でも西野って前回出てきてないよね?
西野の過去が前作に出てきた話なのかと誤解していて、思いだせんなーと悩みながら読み進んでましたが、そうじゃなかったんですね。

快楽殺人者の少年を追い詰めたが、「すぐに社会に出てくる」「次はもっと上手にバレないように殺す」と西野へ告げる少年。
それが本気だと分かった西野は、いずれ起きる事件を防ぐため、無抵抗の少年を射殺。

…って過去なんですが、このストーリーで1本書けたんじゃないかって感じです。
っつーかそっちのストーリーの小説読みたいよ。

そういった過去があって警察を辞めた経緯もあり精神的に死んでるものの、猟犬のように的確に犯人に迫っていく西野。
調査の過程で新宿署の刑事・佐江やサチの父親の組員・原と係わるようになり、時には敵対しつつも互いを認め合い、行きがかり上協力して調査を進めるようになります。
佐江は前作・北の狩人でも出てきたキャラですが、ヤクザの原もかなり強烈な個性で印象深いです。

中国人グループや暴力団の抗争で荒れる新宿で、我が身の危険を顧みず調査を続ける西野の姿は、佐久間公シリーズの「心では重過ぎる」にちょっと重なるイメージもあります。
ただ、佐久間公がギリギリのところで自身を護るつもりでいるのに対して、この西野は調査を優先させて身の安全を無視して最短距離で突き進んでいます。
それが過去、自分のやってしまったことに対する清算をしたいという無意識の現われだったのでしょうが、読む方はヒヤヒヤしながら見ているしか無い状態。

危険な状況下で調査を続ける西野の姿に、ヒリヒリとした乾いた熱さのようなものを感じつつ読みました。
いやー、面白かったです。

とても良かったので、久々に「北の狩人」を引っ張り出してきて再読することにしました。
全然違う雰囲気の話の気がしますが、佐江刑事も出てくることだし。
次はちょっと過去へさかのぼって、西野が少年を射殺することになった事件のストーリーを読んでみたいですね。
書いてくれないかなぁ。


ソウ "SAW"

2005-11-07 08:22:48 | 映画
昨日の日曜日、仔犬ユニの散歩のために6時前に起きたんですが、ユニはやってはいけないことをやってしまっていました。
お仕置きのため散歩中止。
二度寝しようか迷いましたが、そのままモーニング・ムービーへ突入することに。
「リクルート」「ソウ」のどちらにするか迷いましたが、時間が短い「ソウ」に決定。


邦題:ソウ (2004年アメリカ)
原題:SAW
時間:103分
監督:ジェームズ・ワン
出演:
 ケイリー・エルウィズ (医師ローレンス・ゴードン)
 リー・ワネル (アダム)
 ダニー・グローヴァー (刑事タップ)

アダムが覚醒したとき、バスタブの中に沈められていた。
慌てて起き上がるアダムに、暗闇の中から呼びかける医師ゴードン。
ゴードンがスイッチを見つけ明かりを点けると、2人は古びた広いバスルームの中にいた。
2人は足首に鎖を着けられ、それぞれ対角線上に繋がれていた。
そして2人の中央に、拳銃で頭を撃ち抜いて倒れた男の死体が転がっていた。
死体は両手にテープレコーダーと拳銃を握っているが、アダムとゴードンからは届かない距離。
必死で叫び、ゴードンの側にある金属製の扉を開けようとするが、まったく動かない。
2人のポケットに、それぞれに宛てた封筒が入っていることに気づく。
中身は「Play me」と書かれたテープと小さな鍵だった。
バスタブの栓と鎖を使って自殺死体のテープレコーダーを何とか取ることができ、テープを再生する。
すると男の声でメッセージが流れ、脱出するための道具のありかを示すヒントが与えられる。
またゴードンには、アダムを翌朝6時までに殺さなければゴードンの妻子を殺すと告げられた。

すげー良かった。
いきなり異常な訳分からん状況で「何? 何が起こってるんだ?」と引き込まれます。
更に理不尽なルールを押し付けられて「どうなるんだ?」「何故? 何のために?」とまさにハラハラドキドキ(←死語)。
そのまま最後まで目が離せずに観てしまいました。

閉じ込められた汚いバスルーム、中央に転がる死体から流れ出た血。
2人で協力して脱出すべきか、何とか出し抜いて相手を殺してしまうべきか。
犯人は何のために? 何故自分たちを選んだのか?
アダムとゴードンはお互いに情報は持っているのですが、共に後ろ暗い点があることと、相手を信用して良いか分からず、情報は小出しにする程度のために脱出はおぼつかない。
閉塞感、緊迫感、不安、絶望、打算、疑惑、復讐…色々な感情を揺さぶり続けてくれて、最後の最後まで楽しめました。

ほとんどのシーンがバスルームで展開し、登場人物も少なくあまりお金かかってなさそうですが、舞台芝居っぽく良いデキです。
汚く鮮烈で血なまぐさい映像も含めて、「レザボア・ドッグス」を初めて観たときの気持ちがちょっとよみがえりました。

刑事タップに見覚えがあったのにどうしても思い出せなくて、エンドロールの「ダニー・グローヴァー」を見るまで気づきませんでした。
そーか、リーサル・ウェポンだったかー。
ちゃんと応援を要請しないとか無線連絡しないとか、随所で行動が迂闊なのでお粗末な刑事に見えてしまってるのが残念。
最後はもっとブチギレて大暴れして欲しかったなぁ。

今度「ソウ2」があるらしいので、そっちにも期待してます。
早く観たいです。


リタイア後の父の趣味

2005-11-06 11:37:15 | Opened Zipper
1ヶ月程前に自分の父親は70歳になりました。
古希やんねー、コキ。(カタカナで書くと変だな)

父の仕事は大工だったんですが、60歳過ぎに退職して、今は年金生活。
リタイア後はしばらく場所を借りて、野菜作りに専念してました。
父の実家は農家だったので、子供の頃から色々作るのを手伝っていたそうです。
以前は家の庭でも色々な野菜を植えてましたが、増築したりしてスペースが狭くなったので、家の庭ではもうやってません。
それで、ずっと場所を借りて、玉葱や大根、人参、ジャガイモ、サツマイモ、白菜、キャベツ、ナス、キュウリ、スイカ…などなど、たくさん作ってました。
毎年、収穫された野菜をたくさんくれるので非常に助かってたんですが、どうも面倒になってきたので今年いっぱいで野菜作りはやめるそうです。

代わりに本格的にやり始めたのが釣り。
釣りも好きだったようで、子供の頃に父に連れられて川へ釣りに行った記憶があります。
以前、父の誕生日に釣竿をプレゼントしたこともありますが、その竿を使い始めたのがきっかけで、釣りにずっぽりハマったようです。
母に聞いたところ、最近は夜中や早朝に釣りに行っているようで、日中は寝不足でうたたねの日々のようです。
釣りは埠頭へ行っているそうで、アジとか太刀魚とか色々釣ってきてはおすそ分けしてくれます。
野菜も嬉しかったけど、魚も助かるんですよね、息子タイトもよく食べるし。
更にハラワタやウロコを取ってくれてたり、あとは揚げるだけでアジフライになる状態に下ごしらえしてくれたものを冷凍してくれてたりと、至れり尽くせり。

そんな釣りバカになってしまった父なんですが、最近日中は読書にハマっているそうです。
自分が読んできた本は捨てずに実家においてあるのですが、かつて姉の部屋だったところに本棚を並べ、そこにぎっしりと本を詰め込んでいます。(ウチでは図書室と呼称)
今までは姉や姪っ子達が遊びに来たときにそこから読みたい本を持っていったりしていたんですが、最近になって父も本を読み始めたそうです。
母によると一日中読んでいるのだとか。
父は「面白い本がいーっぱいあるもんでな」と言ってます。

いったい父はどんな本を読んでるんだろう? と疑問に思いました。
自分が買ってた本はSFやミステリーに偏りまくってるんで、父の趣味に合う本があるのが不思議でした。
なんとなく聞きそびれていたんですが、先日その図書室へ行ってみたところ、読みかけで開いている本がありました。
コレが父が読んでいる本なんだなーと思って見てみると、夢枕獏の「新・魔獣狩り8」でした。
うーん、夢枕獏だったかー。

もっとスタンダードな路線で大沢在昌あたりかなーと予想してたんだけど、エロスでヴァイオレンスでオカルトなSFアクション系だったとは。
もちろん自分自身も夢枕獏の大ファンだから本を買ってる訳なんですが、70歳になった父親が読んでると思うと、ちょっと何だろうなこの釈然としない気持ちは。
しかし70歳の年寄りまで虜にしてしまうとは、恐るべし夢枕獏。
自分的には夢枕獏はその中でも異質な山岳小説「神々の山嶺(いただき)」がとても良かったんで、今度父にアレを薦めてみようかな。

「痴漢男」にハマった夜

2005-11-05 19:01:10 | Opened Zipper
「ものすごい勢いで痴漢に間違えられたスレのまとめ」を読みました。

以前「電車男」にもズッポリハマって、まとめサイトで詳細を最後まで読み通してしまい、仕事と家庭に諸々の支障をきたしたもんでした。
「痴漢男」も気になっていたんですが、最近になって気が向いたんでまとめサイトで「だいたいの流れ」を読んでみました。

夜道を歩いて家へ帰る途中、前を歩いていた女の子(通称:勘違い)にストーカーと勘違いされて警察沙汰にされてしまう主人公(通称:痴漢男or痴漢)。
勘違いは以前からストーカーに悩まされていたという経緯が分かる。
その後、誤解が解けて勘違いの友人の女の子達(通称:関西、ロリ巨乳、執事)に紹介され、ストーカー対策の相談役として頼られるようになる。
童顔で小柄な爬虫類・熱帯魚・ゲーム・アニメオタクで女の子と付き合ったことのない痴漢男だったが、彼女達と親しくなって痴漢男の恋が始まる。

すげーハマって読んでしまいました。
電車男のときもそうだったんですが、2ちゃんねるの書き込みで展開する恋愛ストーリーってどうしてこんなに親近感が持てるっつーか、共感できるんだろうか。
書き込みしてる本人(電車男や痴漢男)の文章からにじみ出る人柄の良さってものあるんだろうけど、彼らのつい応援したくなるヘタレっぷりに惹かれるのかも。
そしてフツーの小説と違って一人称でも三人称でもなく、本人からの報告や相談と板の住人達のアドバイスなどのやりとりによって展開してるところなのかな。
青臭いストーリーを見て、自分の若かった頃の同じく青臭かった恋愛を思い出し、甘酸っぱく懐かしい気持ちにさせてくれます。

それにしてもイイ奴だなー、関西って。
読んでて惚れたよ。
まだ痴漢が自分の気持ちがはっきり分かってない頃から、「関西に行け、痴漢」と念じ続けながら読んでました。

読み終えた後、とてもハッピーな気持ちになれて安眠できました。
しかしもう彼らのストーリーを読むことができないってのが、ちょっと寂しい。

2日目にして早くも10分ロス

2005-11-04 08:08:17 | Opened Zipper
11/2(水)から開始した30分早起きによる1時間前出社作戦は、2日目にして案の定レベルダウンしてます。

11/3(木)は祝日なので対象外、でも一応6時には起きて仔犬ユニの散歩に行ってます。
さて2日目となる本日11/4(金)なんですが、起きたのは5時50分。
予定起床時間よりも30分遅いっつーか、以前と同じ時間になってしまってます。
一応コレには訳があって、昨夜22時半頃からいつもの筋力トレーニング(2時間コース)をやってたせいで就寝が遅くなってしまい、寝たのが1時頃だったのです。

寝過ごしたものは仕方ないんですが、2日目から断念するのも癪なので、まずユニの散歩時間を少し切り詰め、次に朝食はバナナと牛乳だけ胃に入れて着替えて出発。
バスは予定より10分遅れのに乗って、降りた後コンビニでおにぎり2個とアミノヴァイタルを買って出社。
しかしやはりバスの乗車時間の遅れ10分は取り戻せず、予定より10分遅れでの出社でした。

それでも以前より50分前に出社できてるんだから良いかな。
おにぎり食べつつ仕事メール読んで、今日以降の作業を進め方を検討してます。

最低でもこの早起きシリーズは3日は続けたい。
でないと3日未満坊主になるので恥ずかし過ぎ。
次回は週明けの11/7(月)なので、前夜11/6(日)は早目に就寝しないといかんですね。


茶の味

2005-11-03 22:09:03 | 映画
息子タイトが昼寝に入ったんで、嫁さんと一緒にレコーダーに録り溜めた映画を観ることに。
ずっと観る機会が無くて放置されていた「キル・ビル」にしようかというと、「もっとほんわかしたのが良い」とのこと。
と言う訳で、嫁さんの希望で「茶の味」を観る事になりました。
自分はどんな映画なのかよく把握できていない状態で鑑賞開始。


題名:茶の味 (2003年 日本)
時間:143分
監督:石井克人
出演:
 佐藤貴広 (兄ハジメ)
 坂野真弥 (妹サチコ)
 我修院達也 (祖父アキラ)
 三浦友和 (父ノブオ)
 手塚理美 (母ヨシコ)
 浅野忠信 (叔父アヤノ)
 土屋アンナ (転校生アオイ)


良かったです、期待以上に良かった。
良い味出してて、まったり面白い映画でした
おマヌケな映像表現の巧みな演出の仕方とか、とても良いです。
子供達の会話とかが、メチャメチャ自然なんですよね、すげーリアルなんだけど素朴で笑ってしまうような他愛も無い会話。

叔父アヤノが語る呪いの森の巨大卵の話とか、刺青血まみれ男の幻影とか、その種明かしとか。
妹サチコにだけ見える巨大なサチコ自身と逆上がりの話とか、兄ハジメの囲碁絡みの恋愛話とか。
母ヨシコが祖父アキラの協力も得て作るアニメとか。
どのエピソードも味わい深くて、ほんわかと楽しい話でした。

特に妹サチコの思い悩んだ表情はとても可愛かったです。
兄ハジメの素朴な顔立ちと笑顔もナイスだし。

それにしても続々と登場する変人達に惑わされまくって面白かったなー。
ハジメの自転車がリカンベントなのに失笑してしまった、そんな高校生居ないだろって。
ほぼ変態のマンガ家の叔父さんも良かったなー。
しかしあのレコーディングしてた「山よ」の歌と映像は鮮烈でした、悪い夢を見そうというか。

難点は尺の長さだけでしょうか。
約2時間半は長過ぎです、あのゆったりしたテンポを表現するためのものなんでしょうが、あそこまで長くする必要は無かったと思います。
そんなに長く要らないよって映像が多々あったから、もっとズバズバ切ってけば2時間以内に収まったはず。
そうすれば、映画を観ている途中でタイトが起きることは無かったかも。
その点さえ除けば、自分的にはほぼ完璧に近いほんわかおバカ映画でした。

石井克人監督の映画は「鮫肌男と桃尻女」を観たことがあります。
あの映画では浅野忠信も良いんだけど、我修院達也がメチャメチャ良いなーって印象がありました。
その縁もあってか、今回も我修院達也が大活躍というか重要なポジションの役で、嬉しかったです。
祖分の名前がアキラなのは、我修院の記憶喪失前の名前にかけてたのかなー。

石井克人のは「PARTY7」も観たっけなー、やっぱ良いなこの人。
レコーダーに録り溜まってる「SURVIVE STYLE 5+」にも確か石井克人は絡んでたはずなんで、今度観てみようと思います。

30分の早起きで1時間を手に入れる

2005-11-02 07:55:25 | Opened Zipper
いつもより30分早く、目覚ましのPHSバイブアラームをセットしておきました。
そしていつものように、アラームですぐには目覚めず、10分程してから起きました。(悪あがき+布団の上でちょっとだけストレッチなんぞやってるもんで)

いつもより手早く準備して、ゴールデン・レトリーバーの仔犬(生後約6ヶ月)ユニの散歩へ出発。
この時点でいつもより40分早い状態。
いつものコースで散歩して帰ってきて、身支度(前半)して朝食。
まだこの時点で6時過ぎなので、嫁さんは息子(2歳8ヶ月半)タイトと寝ています。
テキトーに自分で準備して、さっさと食べてしまいます。

身支度(後半)を済ませ、家を出て歩いて5分のバス停へ。
いつもより50分早いバスに乗ると、いつもより空いてる道路をハイペースで通過して行きます。
バスを降りてからは歩いて15分で会社ですが、いつもより早足で歩いて10分強で到着。
そしていつもより1時間早く出社したのでした。

30分の早起きに「てきぱきモード」を加えるとどんどん前倒しになって、結果1時間得したことになりました。
朝から1時間の時間外勤務扱いだし、人がいなくて静かなので仕事がはかどります。

問題は、この早起きがいつまで続くかだな。
早起きのためには夜更かしできないので、自分のための時間が取れないことになります。
3日坊主ならまだしも、1日で終わってしまう気がしなくもないですが、なんとかしばらく頑張ってみるつもりです。

夜明け前の寒さ

2005-11-01 17:20:45 | Opened Zipper
11月に入りましたが、寒さをヒシヒシと感じます。
特に朝、ゆにの散歩のときに。
5時45分にPHS端末のバイブアラームで起床して、準備をしてからゆにを連れ出すんですが、大体いつも6時過ぎです。
夏の間は全然明るいし、ちょうど良い気温で快適だったんですが、10月中旬頃からはもう夜が明けきってなくてバリバリ寒くなってしまいました。

深夜に散歩に行くときよりも、やっぱり早朝の方が寒いですね。
まだ身体が眠ってるせいもあるのかなー。
最近はスノボ用のニットキャップを装備して行くようになりました。

困るのは、散歩のときはゆにのために早足で歩いてるので、帰り着いた頃にはうっすら汗をかいてます。
うかうかしてると風邪をひいてしまうので、気をつけないといけません。
真冬になったらどれだけキビしい状態になるのか、とても不安…っちゅーか、寒くて起きられないかも。
ゆにのために頑張らないといかんので、まずは夜更かしせずに早く寝るってもんですね。