OZ.

Opened Zipper

「痴漢男」にハマった夜

2005-11-05 19:01:10 | Opened Zipper
「ものすごい勢いで痴漢に間違えられたスレのまとめ」を読みました。

以前「電車男」にもズッポリハマって、まとめサイトで詳細を最後まで読み通してしまい、仕事と家庭に諸々の支障をきたしたもんでした。
「痴漢男」も気になっていたんですが、最近になって気が向いたんでまとめサイトで「だいたいの流れ」を読んでみました。

夜道を歩いて家へ帰る途中、前を歩いていた女の子(通称:勘違い)にストーカーと勘違いされて警察沙汰にされてしまう主人公(通称:痴漢男or痴漢)。
勘違いは以前からストーカーに悩まされていたという経緯が分かる。
その後、誤解が解けて勘違いの友人の女の子達(通称:関西、ロリ巨乳、執事)に紹介され、ストーカー対策の相談役として頼られるようになる。
童顔で小柄な爬虫類・熱帯魚・ゲーム・アニメオタクで女の子と付き合ったことのない痴漢男だったが、彼女達と親しくなって痴漢男の恋が始まる。

すげーハマって読んでしまいました。
電車男のときもそうだったんですが、2ちゃんねるの書き込みで展開する恋愛ストーリーってどうしてこんなに親近感が持てるっつーか、共感できるんだろうか。
書き込みしてる本人(電車男や痴漢男)の文章からにじみ出る人柄の良さってものあるんだろうけど、彼らのつい応援したくなるヘタレっぷりに惹かれるのかも。
そしてフツーの小説と違って一人称でも三人称でもなく、本人からの報告や相談と板の住人達のアドバイスなどのやりとりによって展開してるところなのかな。
青臭いストーリーを見て、自分の若かった頃の同じく青臭かった恋愛を思い出し、甘酸っぱく懐かしい気持ちにさせてくれます。

それにしてもイイ奴だなー、関西って。
読んでて惚れたよ。
まだ痴漢が自分の気持ちがはっきり分かってない頃から、「関西に行け、痴漢」と念じ続けながら読んでました。

読み終えた後、とてもハッピーな気持ちになれて安眠できました。
しかしもう彼らのストーリーを読むことができないってのが、ちょっと寂しい。