OZ.

Opened Zipper

ホネツギマン "THE NAKED MAN"

2005-11-14 08:01:53 | 映画
先日、映画「ホネツギマン」を観ました。

字幕版だったのと内容が内容だけに、ほぼ全編を倍速再生。
要所要所の無意味におバカっぽいシーンのみ、通常の再生にしてじっくり鑑賞。
おかげで50分程度で映画1本観れてしまいました。


邦題:ホネツギマン (1998年アメリカ)
原題:THE NAKED MAN
時間:98分
監督:J・トッド・アンダーソン
出演:
 マイケル・ラパポート (整体師エドワード)
 アリヤ・バレイキス (妻キム)
 マイケル・ジェッター (薬局チェーン店オーナー・ヴェローナ)
 ジョン・キャロル・リンチ (ヴェローナの運転手)
 レイチェル・リー・クック (ドロレス)

■ストーリー

人気の整体師のエドワードは、人体模型風模様の全身タイツに身を包んだプロレスラー「ホネツギマン」を副業として活躍していた。
妻キムが妊娠したのをきっかけに、インターンで勤めていた病院を辞め、プロレスからも引退して故郷へ戻ることにする。
考え方の違いからケンカして疎遠になっていた父がやっている薬局の向かいへ引っ越すことにし、実家へ挨拶に訪れる。
そこに現れた薬局チェーン店のオーナーのヴェローナとその運転手により、両親と妻キムが殺されてしまう。
錯乱したエドワードはホネツギマンとなって大暴れし、周囲の人々に大怪我を負わせ、警察から追われることに…

■感想

ウワサには聞いていたんですが、予想以上におバカで面白かったです。
もっとB級な暗く汚い映像かと思ってたんですが、意外にも明るい綺麗な映像だったんでビックリ。
ホネツギマンってどんなビジュアルなんだろうと考えてたら、全身タイツでしたか。
筋肉繊維や内臓やら骨やら剥き出し風で、これぞまさに皮膚まで脱ぎ去ったNAKEDな全身タイツがとてもステキでした。
パジャマとして是非1枚レプリカが欲しい。

悪者ヴェローナの歪んだ心のキャラクターと、あの仕込み銃の松葉杖がナイスです。
無意味にエルヴィス・プレスリー似な運転手の最期のシーンも最高。
飛行機のプロペラによって垂直に刻まれていく様は、B級スプラッターマニアの心をくすぐってくれます。

それにしても最後に「弁護士によると心身喪失で罪に問われないそうだ」ってあんまりじゃない?
プロレス仲間とかプールバーの連中とか、ボッコボコにヤリまくってたのにねぇ。
でもまぁ、こういった能天気っぷりが紛れも無いB級の証で大好きなんですけど。